二次創作小説(新・総合)
- Re: 少女とファイター達の新たな冒険の旅立ち ( No.184 )
- 日時: 2021/04/21 07:59
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: M8lfW802)
第64話「それぞれの意見」
【サロニアの港】
「船長船長、せ〜んちょ〜」
ファリス「何だもぐ、そんなに慌てて」
モーグリ「クポ。ビルスさまたちがモグたちの所に用があるらしいクポ!」
ファリス「何だって!?」
「おや、物分かりのいい女海賊だねぇ君は!」
ファリス「び、ビルス様たちが直々にこのような場所にお越し頂けるとは驚きです! それで本題に戻りますが、お2人が私に何のようで参られたんでしょうか?」
ビルス「ああ。実は界王神から君にあるお知らせが届いたから、その招待状を持って来たんだよ!」
ファリス「あるお知らせ……、ですか?」
ウイス「ええ。日程も界王神殿直々に決めて下さったので、行くのか行かないかの返事を頂戴したいのです!」
ファリス「……。いいでしょう、丁度いい気分転換にもなります! つまり私を特別審査員として招待しているのではないですか?」
ビルス「ちょっと違うけどね。僕が言いたいのはファリス、君にもリンクたちがどんなスイーツを作るのかを観客席側で見て欲しいんだ!」
ファリス「……。ですが、私はその様な柄ではありませんよ! いつこの港が他の物に手を出すか分かりませんし(汗)」
ビルス「心配するなファリス、君の不在中は僕とウイスが死守するよ! もし此処を狙う悪が現れたら、僕のサンダガをお見舞いするからね!」
ファリス「ありがとうございます。そう言って頂けるなら、安心出来ます!」
ビルス様の雷魔法、いつか生で見られる機会が来るだろうか。
対する俺は丘の海賊という身分だ、こういうお偉いさん方やメーアの前でしか言葉を改めることは出来ない。
女らしくなれってギルガメッシュに言われたけど、そういうのは苦手なんだよ。
【バラムガーデン ロビー】
「御坂、今ビルス様たちがファリスに声をかけているみたいだぞ!」
御坂美琴「つまりファリスも、あの大会を耳にしたって訳ね?」
赤城「はい。ファリスさんも私たちと同じ観客席側としての参加になりますね!」
御坂美琴「作る側かと思ったら、応援側かぁ……」
宇髄天元「いい機会ではないか。料理対決を派手に行うより、俺たちと一緒に見守る側の方があいつにとっては都合が良いかも知れないぞ!」
加賀「……。いえ天元さん、ファリスさんの不安はそこではありません!」
御坂美琴「!?も、もしかすると……」
加賀「そう。ファリスさんがあの場所から離れるということは、警備も薄くなると言うことになります!」
赤城「それをビルスさんは考慮して、他の神様たちにも招集するかも知れないという事でしょうか?」
上条当麻「……。可能性はありますが、中でも第6宇宙のあの方は乗り気じゃないかも知れませんね」
ヴァトスさんは潔く受けると思うけど、シャンパさんの反応は大体察するわ。
力の大会って言う大きなイベント時では、結構乗り気だったけど。
別のイベント、それが今回の料理対決。
もしそんな反応を見せたら、1番偉いあの方が黙っていないかも知れないわね。
65話に続きます。
審査員のリクエストは、今日の17時までです。
応募してない方は、お急ぎ下さい。