二次創作小説(新・総合)
- Re: 少女とファイター達の新たな冒険の旅立ち ( No.206 )
- 日時: 2021/04/26 22:53
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: M8lfW802)
第69話「ベラミーとの初対面」
【本田 透の家】
がちゃっ
「おいお嬢さん、足りたくなった食材を買い足して置いたぞ!」
本田 透「ありがとうございます。あの、途中で空リンクさんを見かけませんでしたか?」
ベラミー「見たぜ。奴なら麦わらと仲間の命日に出かけるって聞いたからな」
ポップ「な、仲間の命日!?」
ベラミー「おめえだな? クロコダインさんが言ってたダイって言う餓鬼の仲間は!」
ポップ「な、なななななな何で俺を探してたんだよ?」
ベラミー「ハハッハハハ。そのビクビク感はかつての長っ鼻とそっくりだな!」
ラーハルト「!?貴様、何故ウソップ殿の事を知っている!」
ベラミー「おいおい、そこまで警戒すんなよ! 今の俺はあの黒髪の巫女様の専属だからな!」
ラーハルト「黒髪の巫女様?」
ポップ「そ、それってよ……桔梗って人じゃねぇか?」
桔梗さんは、由希くんとは少し違います。
何かを抱えているようにも見えますが、悪い人ではありません。
時々夾くんと出かけている時にお見かけしますが、彼女は私たちを応援していました。
「透、お前はお前のすべき事を最優先にするんだ!」と、頼もしいお言葉を頂きました。
ゴンっ
「私の目を盗んで何をしている? ベラミー」
ベラミー「き、桔梗様! お、お早いお付きで!」
桔梗「とぼけるな! 周りの状況をよまんか、馬鹿者!」
ベラミー「!?お、俺とした事がつい……」
桔梗「全くお前は……。ごめんね透、私が付いていながら迷惑を掛けてしまったね?」
本田 透「そ、そんなことはありません! ベラミーさんは本当に、いい人です!」
草摩 夾「……いや、そうとは限らないぞ?」
桔梗「そうだ。この男は表向きはそう見えても、何かを企んでいる!」
ラーハルト「ご心配はいりません、透お嬢さんは我々がお守り致します!」
草摩 夾「ポップ、お前も少しはラーハルトを見習った方がいいぞ?」
ポップ「う、うっせぇ! 言われなくても、そのつもりだ!」
強気に見えますけど、頼りになります。
必要な分の食材を受け取った後、ベラミーさんは桔梗さんに引き摺られて行きました。
確かに初めは、そんな感じには見えなかったんですけど。
またお会いしたいと、つい思ってしまいます。
70話に続きます。
