二次創作小説(新・総合)

Re: 少女とファイター達の新たな冒険の旅立ち ( No.210 )
日時: 2021/04/28 08:21
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: M8lfW802)

第71話「仲間の様子と気付かない2人」

【空艦バトシエ 医務室】

「………」
コハル「あの、マーガレットさん。マリベルちゃんは大丈夫でしょうか?」
マーガレット「大丈夫。医者のマリオ先生に診て貰った所、峠は越えたみたい。でも、会場に到着するまでは油断出来ないって」
コハル「そ、そんな……」

いつもなら、この位は平気よ!って自信満々で言うのに。
そんな勇気自体、全くない様子だった。
現在のマリベルちゃんは、昏睡状態。
ショック死にはさせたくないけど、私に出来る事は仲間の回復を待つ事だけ。


【艦内】


キィィン……

「コハル、Dr.マリオたちの腕を信じろ!」
コハル「………。大丈夫なんですよね? マリベルちゃんは」
黒崎一護「馬鹿野郎。いつも元気いっぱいのお転婆娘が簡単にいなくなる訳ねぇだろ!」
コハル「……そう、ですよね……」
日番谷冬獅郎「おい黒崎、少しは言葉を考えてから言えよ!」
斑目一角「そうだぞ。何よりあのお嬢ちゃんを1番に心配してるのは、彼女なんだからな!」
黒崎一護「そ、それは分かってるけどよ……」
コハル「い、一護さん……。ご、ごめんなさい! カッコ良すぎな方はタイプじゃないんです〜〜〜!!!」
黒崎一護「!?お、おい! まてよ、コハル!」
ゴウ「……。一護さん、肝心な事に気付いてませんねぇ(汗)」
七海やちよ「ええ。コハルさんもそうだけど、お互いが気付くのももう少し先になりそうだわ!」
秋野かえで「マリオさん、応援してます!」
マリオ「うん。いい成果を出せるように頑張って来るね、かえでちゃん!」
暁美ほむら「マリオさん、あなたは今日の日の為に様々な修行を積んで来たわ! 後は、リラックスしながら自信を持つ事よ!」
マリオ「……。そうだね、君の助言はちゃんと僕の心に届いたから大丈夫だよほむらさん!」
暁美ほむら「よかった。後は聞くまでもないけれど、悔いのない結果にしなさい!」
マリオ「うん、そうするよ!」
秋野かえで「ほむらさん、後の出場者は誰がいますか?」
暁美ほむら「そうね……。肝心のマリベルさんがあの状態では難しいわ、彼女に代わって臨時を頼みましょう!」
加賀「そうですね。あのままでは戦いまで回復するとは限りませんし、此処は……暁のアイクさん! あなたをマリベルさんの代理者と認めます!」
暁アイク「いいだろう。だが、俺自身が動くのは例の開催が終わり次第だ!」
赤城「はい、その点に関しましては承知しています!」
ボア・ハンコック「な、何と言う事じゃ。マリベルが……、マリベルが昏睡状態になってしまうとは……」
マーガレット「へ、蛇姫様! お気持ちは分かりますが、今は医者のマリオ先生も全力を尽くしていますから!」

元王下七武海でありながらも、マリベルさんの身を案じていますね。
やちよさんとゴウくんも仰っていましたが、コハルさん達はいつになったら気付くんでしょうね。
バトシエの進行ルートは順調ですが、向かう先はサクラ王国の様ですね。
それはつまり、マリベルさんを匿うための交渉になると言う事でしょうか。

72話に続きます。