二次創作小説(新・総合)

Re: 少女とファイター達の新たな冒険の旅立ち ( No.215 )
日時: 2021/04/29 06:35
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: M8lfW802)

第73話「コハルとロック」

【空艦バトシエ 医務室】

「……そうだったの。じゃあマリベルちゃんはあたしの時みたいにドラム王国に?」
御坂美琴「ええ。更に言うと、マリベルの容体はあの頃のあなた以上に高いと見ていいわ!」
ナミ「……。それがセリスさんならきっと、自力で脱出をする可能性も高いかも知れないわ!」
「いや、あの方はそんな事をする人じゃないぞ!」
御坂美琴「サーキースさん、斑目副隊長!」
サーキース「それよりも、例の会場に着くまでに出場メンバーを決め返せってベラミーからの伝言だ!」
ナミ「……。マリオと時オカリンクは変更なしね、後は蒼炎アイクも大丈夫だから……」
御坂美琴「ええ。後2人をどうするかって所ね!」
斑目一角「!?それだったら、本田さんを入れるといいぜ!」
ナミ「………!?そ、そうよね。それは名案だわ!」

後は、最後の人枠よ!
可能性があるとしたら、岩タイプを使いこなすあの人にお願いしたいわね。
会場に着くまでに、別の女性に視線を向けないようにしたい所だけどね。
要は監視役を3人と、護衛を2人入れた方がいいわね。

【コックピット 会議室】

ナミ「加賀さん、これでどうですか?」
加賀「……。出場者は問題ありませんが、護衛と監視をもう少し増やしたいですね!」
白井黒子「それは、どう言う事ですの?」
御坂美琴「要するに、これだけの監視や護衛だと敵との乱入に持ち堪えないって事!」
ナミ「じゃあ、監視役と護衛の人数をそれぞれ10人程に配置すれば!」
加賀「はい。何とか時間内に解決出来る計算、とも言えるわ!」
御坂美琴「簡単に言うと、その会場には既に襲来が起きている可能性が高いわね!」
赤城「はい。そのせいで、負傷者が出ています!」
加賀「……。アクアさんたち、大丈夫でしょうか……」

現に例の現場には、アクアとダクネスさん めぐみんが先行しているわね。
様々な能力を身につけているとは言え、瀕死状態の可能性もある。
勿論彼女たちの護衛には、クリフト神官やマルス王子 ベレス先生 ゼシカがいるわ。
後はコハルたちだけど、こんな時に何処行ってるのよ!

【ルイーダの酒場】

「……。じゃあ、ロックさんにもその時があったんですか?」
ロック「ああ。エアリスは何としても守らないといけない人なんだ」
コハル「長年神羅に追われ続けて来たけど、ちゃんと逃げ切っている!」
ロック「ああ。エアリスは強い人だよ、俺以上に勇敢な女性だ!」
コハル「………ッ! 何を言ってるんですか! エアリスさんが頼りになるのは、あなたがいるからですよ!!」
ロック「……俺?」
コハル「はい。それに私だって、一護さんやみんながいてくれるから安心出来るんですよ! 過去に何があったか知りませんが、1人で抱え込まないで下さい!」
ロック「ははっ。俺って何でか分からないけど、コハルには敵わないな!」
コハル「だって私たち、似た者同士ですからね!」
ロック「………確かに、そうだな!」
斑目一角「お取り込み中悪いけどお2人さん、大事な会議を始めるから会議室に集まれってナミのあねさんからの伝言だぜ!」
コハル「!?あっ、それってつまり例の出場者の決め直しが終わったってことかも知れないよ!」
ロック「……だろうな、その可能性は充分にあり得るかも知れないな! 行こうぜ、コハル!」
コハル「うん、ロックさん!」

本当はもう少し、お互いのいい話をしたかったけどね。
そんな悠長な時間はないって言うのも、分かっているんだ!
現にドラム王国には、悪夢にうなされながらも戦っているマリベルちゃんがいる。
頑張る彼女のように、私たちも勇気を出さないと行けない気がするよ!

74話に続きます。