二次創作小説(新・総合)
- Re: 少女とファイター達の新たな冒険の旅立ち ( No.226 )
- 日時: 2021/05/02 08:07
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: qyjkJIJL)
第75話「一護とゴウ」
【香山家】
「はい、こっちはゴウくんと一護さんの分ですよ!」
ゴウ「おぉ〜。このクッキー、ワーヤさんが作ったんですか?」
プル「違うわよ。わたしと兄さんが誠意を込めて作ったのよ!」
スケアクロウ「ゴホン! 君たちも察しの通り、今のドールナイツは2人しかいないのだ!」
黒崎一護「要は敵軍に墜ちている彼女さえ助ける事が出来たら、ドールナイツは3体揃う事になる?」
ゴウ「そうですね。まあサトシがいたらあいつ、難しい話とかはチンプンカンプンになりますからね(汗)」
香山リカ「へぇ〜。ねえねえ! サトシお兄さんって、ゴウお兄さんにとってはどんな人なの?」
ゴウ「長い付き合いだからなぁ、互いに所長からの任務を遂行しているからなぁ」
ココ「簡単に言うと、サトシくんとゴウは大切な仲間って事になるんだよ? リカちゃん!」
香山リカ「それって、あたしやスミレちゃんたちもその大切な仲間って事になるんですか?」
黒ツチ「ああ。だけどリカ、今から私らがやろうとしている事はお前にとっては厳しい任務なんだよ!」
香山リカ「そんな……、どうして? どうしてなんですか黒ツチお姉さん!」
ゴウ「………」
いくらこの子がいい目をしていても、いつあいつらがリカを攫いに来るか分からない。
それとは裏腹に、俺はこの家で起きた事をアランさんから聞いた事があるんだ。
かつてリカのお婆さんの姉が、デボールに寄って支配されていた頃があったんだよな。
【家の外】
ゴウ「………」
「黒ツチの言葉を気にしているのか? ゴウ」
ゴウ「違うんです。正直サトシとの関係について聞かれた時、リカに言えなくてさ」
黒崎一護「その気持ちは、痛い程分かるよ」
ゴウ「い、一護さんもですか?」
黒崎一護「俺も死神という力を得るまでは、平凡な高校生だったんだ!」
ゴウ「俺は……伝説のポケモン・ミュウを見つける為にも、色んなポケモンたちと出会うきっかけがなかったら此処まで来なかったんですよねぇ」
黒崎一護「ゴウ………」
ゴウ「だけど、俺たちの知らない出来事を知ってしまったからにはやるしかないっしょ!」
黒崎一護「ああ。リカの件にしても、あいつらの事についてもやるべき事は1つだ!」
ゴウ「………。助けよう、もう1人のドールナイツを!」
黒崎一護「ああ!」
「その前に、一度本拠地に集まって下さい!」
ゴウ「か、加賀さん!?」
加賀「キスティスさんから報告がありました、相手側がついに動き出したそうです!」
まずいなぁ、ただでさえこっちはメンバーが不足しているのに。
カオス軍が動き出した、つまりスイーツ会場に現れる可能性もあるよな。
その話を察していたのか、黒ツチさんは頷いている。
あの合図は恐らく、「此処は私とココに任せてくれ!」と言う意味の合図だ。
76話に続きます。