二次創作小説(新・総合)
- Re: 少女とファイター達の新たな冒険の旅立ち ( No.253 )
- 日時: 2021/05/09 06:58
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: qyjkJIJL)
第85話「新たな作戦名、決定 仲間たちの想い」
【空艦バトシエ コックピット】
「いいか? 中でもあたしらにとって救うべき仲間はティナだ、これ以上彼女が抵抗しないようにあたしら魔法少女で徹底的に助け出さなきゃならない!」
二葉さな「で、ですがティナさんはバッツさんにお任せした方が?」
深月フェリシア「マジで言ってんのかよさな。そんな大事な役目を、あいつが出来るとは限らねぇだろ!」
佐倉杏子「まあフェリシアの言い分も理解出来るが、実はな……王子自ら別の提案を出して来たんだよ!」
環うい「あ、あのジャイワール兵を率いるツェザール王子様が?」
佐倉杏子「ああ。その提案だけどな、以前ラグナのおやっさんが言ってたのを少しアレンジしたらしいからな!」
暁美ほむら「!?つまり、その作戦名ってまさか!?」
佐倉杏子「ああ。王子様の考えた作戦名は、これだ! 「愛と友情、仲間との強い絆を込めた勇気の大作戦」てな!」
環いろは「悪くありません。この作戦で敵の手に堕ちた仲間たちを助け出しましょう!」
深月フェリシア「ああ、まずはティナからだ!」
秋野かえで「そうだね。やっぱりティナさんは、バッツさんにお任せするべきじゃないかな?」
七海やちよ「確かに。彼ならその資格はあるけれど、最初はかなり躊躇してしまう可能性があるわ!」
二葉さな「何とかして戦う覚悟を見せて貰わなきゃ、例えば! 今まで一緒だった頃の記憶を思い出すとかはどうでしょうか?」
佐倉杏子「おっ! それはいい考えだよさな。それこそ今回の作戦に相応しいぞ!」
私とまどかの出番が回る事ないまま、残りの魔法少女たちによって作戦は決まったみたい。
この作戦名を考えてくれたジャイワールの王子・ツェザールさんには、落ち着いてからお礼を言おうと思うんだ。
その前にまどかがいないなぁ、こんな時に何処に行っちゃったのかなぁ。
辺りを見渡していると、かなり泣き崩れているまどかを見つけたんだ。
【ルイーダの酒場】
ガラガラガラー
「おやさやか、ほむら達の作戦会議は終わったかい?」
美樹さやか「うん。決まりました、ツェザール王子の案で行く事に決まったよ!」
オルネーゼ「へぇ、凄いじゃないか王子様!」
ツェザール「この作戦に導くまではかなり時間がかかってしまったが、その時にパルテナ様の助言を頂いたんだよ!」
美樹さやか「それが、今の作戦?」
ツェザール「ああ。だからこの作戦で囚われている残りの仲間を助け出し、我々を敵に回したあの馬鹿を止めなければならない!」
美樹さやか「確かにね。現時点でティナとティファさん、ローザさん ユウナさんまで敵になっているからなぁ。それぞれの婚約者を想う人たちが可哀想だよ!」
ツェザール「ふっ、クラウドやティーダたちならそこまで躊躇しないだろう! 中でも問題なのは、あの馬鹿だ!」
美樹さやか「!?ま、まさかそれって!?」
そうだ、中でも嫌というほど戸惑っているのは間違いなくバッツ本人だ。
こうなる前は幸せそうにしていたけど、ある時に2人は離れてしまった。
今も彼女を想うなら、今更話し合いで解決するなんて無理だよ。
今回ばかりはバッツ、あなたも覚悟を決めて戦うしかないよ!
86話に続きます。