二次創作小説(新・総合)

Re: 少女とファイター達の新たな冒険の旅立ち ( No.260 )
日時: 2021/05/10 06:23
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: qyjkJIJL)

第86話「臆病な黒魔道士と少年の優しさ その1」

【DFFNTの世界 月の峡谷】

ビビ「………」
「君が、ビビ・オムニティアくんだね?」
ビビ「!?わわわ……、一瞬敵だと思ったよ。急にビックリさせないでよ、もうっ!💢」
竈門炭治郎「あはは、ごめんごめん!」
ビビ「……っで? ボクに何のようで来たんですか?」
竈門炭治郎「うん。禰󠄀豆子から君の話を聞いてね、ちょっとでも役に立てる事はないかなって思って声を掛けて見たんだ!」
ビビ「そ、そうだったんだ……」

変わった服装をしているけど、この人は鬼狩りをする人か何かかな。
確か後ろの重たそうな入れ物に、妹さんがいるって言ってたけど。
こっそり開けるのは駄目だ、まずは許可を貰わなきゃ!
よ、よし! ボクも頑張って話掛けよう!

BGM:Sonic heroes(ソニックシリーズより)

ビビ「あ、あの〜……」
竈門炭治郎「ん? どうしたんだい? ビビくん」
ビビ「え〜っと……。さ……、さっきから君の所有物が動いてる気がするんだけど。そ、そこに誰かいるの?」
竈門炭治郎「ああ! 俺の妹がこの桶の中にいるんだ、折角の機会だし…… 会ってみるかい? ビビくん」
ビビ「えっ!? い、いいの?」
竈門炭治郎「ああ。ただし、禰󠄀豆子はある出来事で鬼になってしまったからさ! なるべく日が入らない場所じゃないと顔を出さないんだ……」
ビビ「あっ! それならボク、いい場所知ってるよ!」
竈門炭治郎「えっ!? それは本当かい?」
ビビ「うん。まずはボクが加賀お姉ちゃんに事情説明するから、炭治郎お兄ちゃんたちも一緒に来てくれますか?」
竈門炭治郎「嬉しいなぁ。それじゃあ、お言葉に甘えようかな♪」

はう……、何て優しい人なんだろう。
一瞬だけ怖い人かと思ったけど、あれは何かを察している時だけみたい。
確か赤城お姉ちゃんや大鳳たいほうお姉ちゃんたちから聞いた話に寄ると、このお兄ちゃんには敵と味方の区別を見極める何かの呼吸法を得ているって。
それは多分、全集中の呼吸法じゃないかとボクは渋々思うんだ!

中編に続きます。

最新話、更新です。

天竜さん
やちよさんは出て来ませんでしたが、竈門兄妹と黒魔道士・ビビのシナリオを初めて更新したのでもう少しだけお付き合い下さい!