二次創作小説(新・総合)

Re: 少女とファイター達の新たな冒険の旅立ち ( No.263 )
日時: 2021/05/11 08:11
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: qyjkJIJL)

第88話「意外な再会、バッツとティナ」

【スマブラ世界 選手控室】

バッツ「………」
リンク「バッツさん。今日の対戦相手、自信ある?」
バッツ「ああ。ピカチュウとマリオが相手だから、やりづらい相手なんだよなぁ」
更木剣八「へっ。確かにお前さんにとってはやりにくい相手だろうな、何たって片方はお前さんとよく行動しているあの電気鼠だ!」
砕蜂「待て更木、その一言では返ってバッツ殿にプレッシャーを掛けるではないか!」
更木剣八「何を言っているんだ砕蜂、俺様はこいつに事実を言ったまでだぜ?」
砕蜂「違うぞたわけ! 貴様の言葉で彼のやる気を削るなと言っているんだ!」
バッツ「………」
石田雨竜「ま、まあバッツくん。彼なりに君のことを応援しているつもりだから気にしないでくれないか!」
バッツ「あ、ああ……」

確かに、やりにくい相手なのは理解出来る。
ピカチュウはずっと俺の側にいてくれてるし、マリオは悩みを聞いてくれたりしていたんだ。
だからこそ、この悩みを吹き飛ばす為に大鳳に事情説明して乱闘する事を許してくれたんだ。
さあ行くぞリンク、この先のステージに。

ヒュウゥゥン……どかーん

マリオ「うわっ!」
ピカチュウ「!?な、何? 何が起きたの?」
「ケホケホケホ……、上手く転送出来た見たいね!」
マリオ「マンマミーヤ! ま、まさか君は……」
リンク「バッツさん。あの子はまさか!?」
バッツ「ティナ……、ティナなのか?」
ティナ「バッツ、会いたかった!」
立花仙蔵「!?こ……こら君、折角の戦いを俺たちの許可なく邪魔したら駄目じゃないか!」
七松小平太「そうだぞ。バッツと感動の再会は乱闘の後にしろ! なっ?」
ティナ「そんな……、バッツ! バッツーーー!」
リンク「2人共待って下さい、折角の再会を少しだけ果たさせて下さい!」
砕蜂「私も彼に同意見だ、頼む立花と七松! 私たちに免じて許してやってくれないか?」
リンク「砕蜂さん……」
立花仙蔵「……。いいだろう、今回は2人に免じて多めに見て置くことにしようか!」
七松小平太「分かった、大鳳先輩には事情を話して置くよ!」
立花仙蔵「さあマリオとリンク、君たちも一旦ステージから降りるんだ!」
マリオ「うん、分かった!」
リンク「はい、立花先輩!」

ピカチュウの名は挙げなかったと言うことは、30分間だけなら許すという事だ。
嬉しい筈だけど、今は言いたい事を先に言わなきゃ行けない気がするんだ。
そうとは知らずにピカチュウの方を見ると、ティナに飛びついてふかふかして貰っている。
大好きなティナに俺自身が説教をするなんてさ、流石に無理なんだよな。

89話に続きます。