二次創作小説(新・総合)

Re: 少女とファイター達の新たな冒険の旅立ち ( No.267 )
日時: 2021/05/12 06:04
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: qyjkJIJL)

第90話「それぞれの想い」

【空艦バトシエ ルイーダの酒場】

バッツ「………」
「ようバッツ、あんだが1人でいるのは珍しいな?」
バッツ「フェリシアにさなか、何か用かい?」
二葉さな「いいえ。別にバッツさんをからかうつもりで来た訳ではないんです!」
深月フェリシア「ああ。加賀さんからの伝言を伝えに来たんだよ!」
バッツ「加賀からの伝言?」
二葉さな「はい。今のティナさんは正常でいますが、いつ変異するかは分かりません!」
深月フェリシア「ああ。それにトワイライトのリンクが奴らに囚われてしまったんだ!」
バッツ「な、何だと!?」

やっとティナが帰って来たと思ったら、トワイライトのリンクが奴らに捕まった。
あいつらの狙いは間違いなく、ティナだ!
彼女の中に眠る魔導の力を悪用しない為に、今から臨時作戦会議が行われようとする。
コックピットに足を運ぶと、色んな仲間たちが集まっていた。

【コックピット】

アリーナ「加賀さん、バッツさんがお見えになりました!」
加賀「良かった、来て頂けましたね?」
バッツ「ああ。こういう臨時集会は悪くないからね!」
黒崎一護「そう。あんたにとっては集会だと思ってくれればいい」
ナミ「じゃあ、本題に戻るわね! あたしたちが戦うべきカオス軍の幹部たちなんだけど、睡骨からの情報に依ればティナの強奪を諦めてはいないという話みたいよ!」
ハッサン「!?つまり奴らはその力を更に強化する為に、あのお嬢ちゃんを捕らえる事を諦めない……か……」
加賀「その通りですハッサンさん、彼らはその作戦の為なら彼女を再び奪う事も可能なんです!」
鹿目まどか「アルスくんをどうにかする前に、他にも止めないと行けない人たちがいるなんて……」
土井半助「ああ。正に間髪入れずその物のようだな……」

要は奴らとの戦いを前に、ティナを奪われないよう強化しないと行けないのか。
その中で責任感が強い仲間がいれば、ティナを守れるという事だな。
一方のティナは何かを考えているように、辺りを見渡している。
落ち着くまでは透の家に滞在した方が、安心かも知れないな。

【本田 透の家】

〜♪〜♪〜♪

「や、やりましたです! ティくんに勝ちました!」
ティ「初めての逆転負けだ、最後の切り札を2度も使用するなんて聞いてないぞ!」
本田 透「はい、言い訳出来ませんよティくん! お約束です、りんごちゃんを守りたいというきっかけをお話下さい!」
ティ「少し長くなるけど、頑張って聞いてくれるかい?」
立花仙蔵「大丈夫だティ、俺と留三郎は心して聞くつもりだ!」
草摩 夾「ちょっと待て。いつから此処にいるんだよ、お前らは(汗)」
食満留三郎「赤城先輩からの命令だ。今バッツは俺たちの代表でバトシエに行ってるから、その間は俺と仙蔵がティナお嬢さんを護衛として派遣されたんだ!」
草摩 夾「あ〜。気持ちはありがたいが、当の本人はメーアの後ろに隠れてしまったぞ?」
ティナ「………」
本田 透「あはは、今は様子を見るしかないですね(汗)」

これでは、バッツさんと出会ったきっかけをお話出来る状況じゃない。
現にティナさんが震えているのは、留三郎さんです。
仙蔵さんは何度かお会いしているので大丈夫ですが、留三郎さんは初めて会う方です。
あんな様子では、バッツさんと出会ったきっかけをお話出来る状況以前に……仲間と少しずつ仲良くするしかないでしょうね。

91話に続きます。