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第11話「安心と説教」

【バラムガーデン 医療室】

しゅうぅぅん……

「檜佐木さん、大分良くなりましたね！」
檜佐木修兵「ああ。カドワキ先生のお陰で、大分回復したよ！」
ベレス「本当に心配したよ、特にあの子が！」
檜佐木修兵「……。とわには随分、心配させてしまったな……」
リンク「はいはい。今はとわさんに会いたいでしょうけど、まずは自分自身が完治しないと行けませんよ？」
吉良イヅル「リンクくん……」
リンク「僕もピーチ姫には心配をかけましたから、似た様な事があったんです」
ベレス「彼女は強いなぁ、私も負けていられないよ！」
リンク「ベレス先生、あなたはそのままでいいですから(汗)」

初対面なのに、何処か懐かしさを感じるよ。
弟と7年振りに再開した時は、凄く嬉しかったなぁ。
最近彼を見かけていないけど、何かあったのかな。
ピーチ姫に気付かれたら、それこそ僕は怒られる。

タタタタタ……… ぎゅっ

「リンク、無事だったのね！」
リンク「ひ、姫！？」
ピーチ「良かったぁ〜、心配したんだから！」
リンク「ピーチ姫、ご機嫌麗しゅう！」
ピーチ「当たり前でしょ？ もしもリンク……、あなたに何かあったら私……私……」
「もう〜、ピーチお姉ちゃん！ 病人の前なんだから静かにしてよ！」
ピーチ「うふふっ、ごめんなさいねクルルちゃん！」
吉良イヅル「檜佐木さんの代役としてお礼を言うよ、彼を見てくれた事に感謝しているよ！」
クルル「ん〜ん。お兄さんたちの方こそ、ずっと側にいてくれてありがとう！」
檜佐木修兵「……。何か食べたくなったな、皆で食堂に行かないか？」
クルル「分かった、カドワキ先生には私から伝えて置くね！」
檜佐木修兵「ああ、いつも済まないなクルル！」
クルル「いいのいいの。たまには体動かさないと、返って鈍っちゃうからね！」
檜佐木修兵「……。確かにそうだな……」

吉良だけじゃない、他の仲間たちにまで心配を掛けてしまった。
日番谷隊長には、少し前に吉良が報告したらしい。
彼からの返答は、こんな感じだ。
「事情は分かった、まずはお前自身がよくなってから副隊長としての義務を果たせ！」と。
要するに今はゆっくり、英気を養えと言う事ですよね？ 日番谷隊長！

12話に続きます。

ゼットです！

７話あたりが良かったかなと思います。
ところで、ホワイトデーはもう過ぎてるんですけど・・・

明日辺りに、檜佐木編を更新しますよ。
まずは、リンク編から行く予定です。
リンクからピーチにお返しした瞬間、彼女の反応にご期待下さい。

それでは。

PS:お花見編も考えているので、近々応募内容を描きます。
皆さん的には、ほのぼの 恋愛のどちらがいいですか？

天竜です

恋愛でお願いします

ゼットです！

恋愛でお願いします！

恋愛、ですね。
花見編では、よく咲いている場所をメインにします。
出場者リストは、近くなってから発表しますね。

それでは。

第12話「それぞれの恩返し 前編」

【AM:8:30 すずらん公園】

「……。やあ、りんご！」
りんご「どうしたんですか？ こんな時間に私を呼び出すなんて」
ティ「ああ。これを君に贈ろうと思ってね！」
りんご「……！？ハート型のチョコ……」
ティ「遅くなったけど、りんごはいつも俺を支えてくれたからさ！その感謝を込めて作って来たんだ」
りんご「ティ……」

私も、同じ気持ちです。
一緒に勝負しては、時には私が負けることもありました。
エス登場時の時には、何もかも諦めていましたけど。
まだまだ、頑張りたいって気持ちが残っていたのを実感します。

ぽたっ ぽたぽたっ ぽたんっ

ティ「！？りんご、どうかしたのか？」
りんご「そうじゃないんです。嬉しくて涙が出てしましました……」
ティ「……。大丈夫、俺が付いてるから大丈夫だよりんご」
「あのさ、そこは『俺が君を守る！』て言うんじゃないの？」
ティ「なっ！？ いつからそこにいたんだよ、サラダ！」
うちはサスケ「済まない、動くなと止めたんだが……サラダがどうしてもと聞かなくてな」
うちはサラダ「パパだって、ママの前では本心言えないんじゃないの？」
うちはサスケ「うぐっ……。仕方ないだろ、お前が気づくから言いたくなかったんだ！」
りんご「……。やはり自分の娘さんには、言い返せないんですよねぇ〜」
うちはサラダ「ほんとほんと、たまには照れてないでママに正直な想いを伝えなさいよパパ♪」
うちはサスケ「煩いぞサラダ、ティとりんごの大事な所を邪魔した罰だ💢」
うちはサラダ「！？ち、ちょっとパパ！ パパってば〜！」

サスケさん、私たちの為にやっているんですね。
確かにティの正直な気持ち、ちゃんと聞いてない気がします。
サラダさんの考えって、よく分かりませんね。
私たちも私たちで、前に進むしかないですね。

中編に続きます。

〜登場人物紹介 前編〜

コハル
本作の主人公であり、イーブイのトレーナー。
駆け出しトレーナーさんの為、サトシやゴウみたいに上手く知る事は出来ない。
2人とは良き相談相手だが、この所ある人に惹かれているらしい。

コハル「コラ、食べたらちゃんと自分の分は片付けなきゃ駄目だよ！」

CV:花澤香菜

本田 透
もう1人の主人公的ポジションのヒロイン。
特に家事全般はプロ並みの為、リンクたちにとっては良きお母さん的存在。
長く拠点としているバラムガーデン内では、少しずつ魔法の力に目覚めている。
何としても十二支の呪いを解きたい一心だが、それを阻止する者がいる。

本田 透「あわわわわ……。み……、皆さん……ご飯前に喧嘩は駄目ですよ……。」

ロック・コール
さすらいの旅人。
旅先で困っている女性を、見過ごせないのが彼の性格。
蒼炎アイクや時オカリンクの兄貴分というポジションでありながらも、エアリスに好意を抱いている。
しかし、ティナと良くしているバッツとは良きライバルでもある。

ロック「ふざけるな！ 俺がいる以上、エアリスやマリオたちには指一本触れさせないぞ！」

CV:小野友樹

檜佐木修兵
五帝十三隊九番隊の副隊長。
仲間想いで優しい一面を持つも、半妖の夜叉姫こととわに好意を抱いている。
彼女や仲間たちに何かあれば、冷静ではいられない性格の持ち主。

檜佐木修兵「大丈夫だクロノ、君の想いは好きな人に届く筈さ！」

今回は、此処までの紹介になります。
中編 後編と続けて紹介して行きますので、宜しくお願いします。

引き続き、本編をお楽しみ下さい。
それでは。

第13話「それぞれの恩返し 中編」

【バラムガーデン ロビー】

「はい、ルッカ！」
ルッカ「あら。珍しいわね、あんたが私にチョコくれるなんて！」
クロノ「酷いなぁ。僕だって今日の為を思って奮闘したのにさ、嫌なら渡さないよ！」
ルッカ「な〜んて、嘘嘘！ 冗談に決まっているじゃないのよクロノ」
クロノ「もうっ！ そういうとこって、昔から変わってないよね君は」
ルッカ「……。懐かしいなぁ」
クロノ「お互い大人になったからね、これからも僕がルッカを守るから大丈夫だよ♪」
ルッカ「……ば、馬鹿！(照)」

幼馴染、かぁ……。
ルッカさんとクロノさんにはちゃんと、お互いの気持ちを理解しあっています。
そんな私は、彼女たちみたいに勇気がありません。
少しでも夾くんを守れる様に、私も強くならないと行けません。

【デッキ】

「透ちゃんかい？ 此処には来ていないよ？」
草摩 夾「くそっ！ だったらあいつ、一体何処に行ったんだよ！」
アウィン「……！？も、もしかすると……」
佐々木まぐろ「どうかした……の？ アウィンさん」
アウィン「ええ、今のあなたを守る為の力を自ら身に付けようと彼女は必死なんじゃないかな？」
佐々木まぐろ「え〜、それは色んな意味で危ないんじゃないかい？」
草摩 夾「！？まさかあいつ、あの施設に1人で行ったのか？」
アウィン「その可能性は大いにあるわ、道中誰にも声を掛けずに1人で行った可能性もあり得るわね！」
草摩 夾「くそっ、余計な事を！」
佐々木まぐろ「夾くん。今なら間に合うからさ、早く追いかけな……よ☆」
草摩 夾「ありがとうまぐろ、あいつを連れ戻したらまた此処に来るよ！」
佐々木まぐろ「ご武運を……ね☆」

ふふっ、すっかり透ちゃん一筋ね。
突然彼がこのデッキに来た時、凄い顔をしていたわ。
要は、すれ違いって所かしら。
それ以前に透ちゃん、あなたには後程説教しなきゃ行けないわ。
彼の気持ちを阻止した罰、としてね。

後編に続きます。

天竜です

今気づいたのですが一番上のスレ藍染の名前
宗介になってますが正しくは惣右介ですよ

あ、本当ですね。
後程訂正します。

ありがとうございます！

第14話「それぞれの想い 後編」

【バラムガーデン 校庭】

「あの、コハルさん！」
コハル「炭治郎くん、どうかしたの？」
竈門炭治郎「禰󠄀豆子と2人で作りました、受け取って下さい！」
コハル「……？ 禰󠄀豆子ちゃんは？」
竈門炭治郎「今は箱の中で眠っています！」

よく分からないけど、大変そうだねぇ。
お父さんを病気で失い、弟や妹たちの面倒も見て来たんだ。
その家族をバラバラにしたのは、無惨って人……。
許せない……許せないよ、こんなの。

さすさす……

「ん〜♪」
コハル「ね、禰󠄀豆子ちゃん？」
「ん〜？ ん〜♪」

きっと、その時は来るって言おうとしている。
無惨って人は、人間でもかなり強そうだね。
わたしにも、やらせてね。

15話に続きます。

第15話「昏睡状態」

【バラムガーデン 医療室】

タタタタタタ……しゅっ

「透！」
加賀「間に合いましたね。何とか一命は取り留めましたが、彼女の意識は戻っていません！」
草摩 夾「……。……う言う事だよ、どう言う事なんだよ！」
佐倉杏子「……。まずはデッキに行こう、そこであたしが事の状況を伝えるからよ」
草摩 夾「透……」

あのとき、透はマジで俺の為に動いてくれようとしていた。
由希たちと過ごしてる時もずっと、彼女には助けられた。
あの頃に比べて、今回はどうしても納得出来ない。
怒りを維持しながらも、俺は佐倉の言うデッキに足を運んだんだ。

【デッキ】

佐倉杏子「まずは証拠写真として、これをあんたに見て貰いたい」
草摩 夾「……！？透は……、あいつは本当に必死で戦っていたのか？」
東條 希「そうや。透ちゃんは戦いの最中、笑顔を絶やさずにウチらや君の為に全力を尽くしたんよ！」
鹿目まどか「うん。ほむらちゃんの話に依ると、彼女と激突していたのは眼鏡を掛けている茶色いショートヘアーの人だったみたい」
更木剣八「ま……、まさか……」
日番谷冬獅郎「藍染の野郎だ、俺たちが動けない事を知ってあいつを傷み付けたんだ！」
赤城「どうやら例の奴とは、お知り合いみたいですね？」
更木剣八「ああ。かつての仲間だった男だ」
浮竹十四郎「加賀さん、藍染隊長と剣を交える前に……透くんの回復に全力を尽くそうか！」
加賀「勿論。あなたに言われなくてもそうすると、決めていましたから！」
日番谷冬獅郎「……。暫くは戦闘禁止だ、各部隊に全フロアの警備に担当して貰うぞ」
佐倉杏子「なあ日番谷隊長さん、あたしら魔法少女は何処に行けばいいんだ？」
日番谷冬獅郎「そう急かすな佐倉杏子。お前と暁美ほむらには、保健室の警備にあたって貰うが大丈夫か？」
暁美ほむら「大丈夫、そこは何としても死守して見せるわ！」
草摩 夾「………」
更木剣八「夾、おめぇはあのお嬢ちゃんの側についててやれ！」
せつな「ああ。勿論我々も交代制で見回りに来るから、何も心配はいらないぞ」
草摩 夾「……。ありがとう、そうさせて貰います」

確かに今は、少しでも透を安心させてやりたい。
呪いのせいで我を失いかけた時も、透は怯まなかった。
最初あいつはかなり動揺していたけど、すぐに俺だと見切っていたんだ。
この力をコントロール出来たからこそ、俺にもやるべき事はある。
透の怪我が完治したら、あの藍染って野郎に一発ぶちかましてやる！

16話に続きます。

ゼットです！

藍染はとんでもない奴ですね。
フルバス勢や護廷十三隊や、それぞれ個性がありますね。
あと、クッパ軍団とかドクタケ忍者とか出てもおかしくないですね。

更新お待ちしてます！

あ〜、それは名案ですね。

ちなみに、ドクタケ忍者隊には味方と敵を分けています。

ー味方ー
しぶ鬼
いぶ鬼
ふぶ鬼
山ぶ鬼
風鬼
木野小次郎武隆
大木名栗乃樹ノ下

ー敵ー
稗田八方斎
雲鬼

こんな感じですね。
まずは、味方組編から出そうと思います。

それでは。

第16話「護衛志願と静止」

【バラムガーデン 学生食堂】

コトっ

「ねえいぶ鬼、加賀お姉さんたちの役目……僕たちもやらないかい？」
いぶ鬼「駄目だよ。これは大人の役目なんだからさ〜」
しぶ鬼「いぶ鬼の気持ちは分かるよ？ でもさ、もしあの人たちが疲れて来たら困るのは僕たちだろ？」
ふぶ鬼「確かにそうだけど、透お姉さんがあの状態だと無理じゃないかなぁ？」
山ぶ鬼「……。ほんっとにだらしないわねぇ、あんた達は！」
しぶ鬼「何だよ山ぶ鬼、何か考えがあるって言うのか？」
山ぶ鬼「だ〜か〜ら〜、それを私たちも分担してやるのよ！」
山ぶ鬼以外「……。へっ！？」

つまり、護衛ってことかなぁ。
確か日番谷隊長は、各フロアを警備しろって父ちゃんから聞いたけど。
こんなに休ませて貰ってると、何か落ち着かないなぁ。
動くと余計にお腹空くし、どうしよう〜。

しゅうぅぅん……

「そうですか、本田さんはまだ回復の最中なんですね？」
立花仙蔵「ああ。今は君と仲が悪い彼に任せてあるから、何も心配はいらないぞ！」
草摩由希「そうですけど、残った人たちが共倒れするんじゃないですか？」
立花仙蔵「う〜ん……」
「その役割、アタイたちが引き受けるよ！」
草摩由希「小鬼トリオの1人、アカネさん」
アオベエ「そうでゴンス、透お姉さんの為にもワシらも力を貸すでゴンス！」
キスケ「ピィ！？あ、アオ兄。アカ姉！」
アオベエ「ん？ どうしたでゴンス……ってききききき君たちは！？」
アカネ「あんたたちは確か、ドクタケ忍術教室の良い子たちじゃないかい！」
しぶ鬼「はい！ 今のお話を聞いてました。その役割、僕たちにも手伝わせて下さい！」
アカネ「駄目だよ。アタイたちは赤城さんからあんたたちの事も頼まれているんだよ？」
いぶ鬼「そ、そんな〜〜〜」

だからって、このまま待機するのはよくないよぉ〜。
魔界之先生もきっと、同じような事を言うんだろうなぁ。
此処に来てから最近、きり丸や三治郎たちに会っていない気がする。
まさか！？ 僕たちの知らない所で乱太郎の身に何かあったのかなぁ。

17話に続きます。

第17話「現在の状況と少女の不安」

【香山リカ家 リビング】

コトっ

「このリングは、超スーパーコーリングリングと言う機械です！」
檜佐木修兵「！？青と緑しかないみたいですけど……」
香山おリエ「ええ。スバル君の報告によると、敵軍は赤のリングとコーリングチョーカー コーリングウォッチを所有しているの」
八重「ですから、今ガードとなっているのが2人しかいないのです」
日暮とわ「そ……、そんな………」

これから起きかけている事件に対抗するには、3体揃ってないといけない。
ドールナイツのケースを見た所、真ん中の枠だけ空いていたんだ。
現状からすると、ドールリカって人だけが戻っていないって事になるね。

「よかった、此処にいたのかとわ！」
日暮とわ「山田先生、尾浜勘右衛門さん」
尾浜勘右衛門「やあ。君たちが此処にいると聞いて、僕たちも滞在しているんだよ！」
檜佐木修兵「尾浜、黒崎たちからは何と？」
尾浜勘右衛門「ええ、引き続き警備を怠るなって！ 肝心の黒幕が分からないにも、こちら側が動くのは危険ですよ」
浦風藤内「尾浜先輩、俺にもその予習をさせて下さい！」
「藤内お兄さん、話を蒸し返したらいけないよ！」
浦風藤内「で、でもねぇリカちゃん！ 俺たちが今後君を守るんだったらもっと強化しないと行けないんだよ？」
香山リカ「分かってるわ、でも……」
プル「簡単に言うと、リカ様が心配しているのはあなたたちの体調なのよ！」
八重「リカ、この人たち用の部屋はちゃんと用意してありますから大丈夫だよ」
香山リカ「八重おばさん……」
香山おリエ「……。お母様、此処は他のみんなにも知らせた方がいいかと思います」
七重「そうだねぇ。では山田先生、そちらから頼れる人たちを連れてもう1度こちらに来て下さい！」
山田伝蔵「はい、私がいなくても後は藤内と勘右衛門にこちらの護衛を任せますので大丈夫です！」

そこは、言わなくても分かっているわ。
でも……、リカお姉さんが私たちの敵だなんて未だに信じられないから。
プルはちゃんと察してくれたけど、彼らがどう判断するのかが気になるわ……。
特に目の前にいる修兵お兄さんやとわお姉さんには、もう少し休ませてあげたいから。

18話に続きます。

第18話「最終会議」

【バラムガーデン デッキ】

「……。まさかと思いますけど、とわさんが再び奴らに狙われやすいのではないでしょうか？」
アウィン「その可能性は高いわ。彼女の中には、隠されている姿形があるの！」
佐倉杏子「多分ロケット団は単なる傭兵、て事になるな……」
摂津のきり丸「いや、そいつらを指揮してる元凶っすけど……心当たりがあるんですよ……」
佐倉杏子「おいきり丸、かなり青ざめているけど大丈夫か？」
摂津のきり丸「だ……、大丈夫っすよ……」

ドサッ

佐倉杏子「きり丸、しっかりするんだきり丸！」
アウィン「会議は一時中断します、彼をスコールかゼルの部屋に連れて行きなさい！」
竈門炭治郎「はい！」

忍者の卵でありながらも、相当無理してるみたいだ。
彼は倒れる前に、何か呟いていたけど。
とにかく今は、彼を安静にしなければいけない。
その近くで警備中の人と遭遇したけど、すんなり通してくれたんだ。

【学生寮 ゼルの部屋】

「……。大丈夫、単なる過労状態だ！」
竈門炭治郎「よかった、異変が起きてからでは遅いですからね！」
石田雨竜「その様子では、一時中断になったみたいだね？」
竈門炭治郎「はい……」
ゼル・ディン「なあ雨竜、きり丸は一体何を言いかけたんだ？」
石田雨竜「彼は何かを言おうとしていた……、つまり例の奴らに指示を出していたのが彼の友人の1人だろうね……」
ゼル・ディン「……！？おいおい、マジかよ……」
ミツキ「……。馬鹿な、そんな事があるなんてとても思えないね……」
竈門炭治郎「そんな……、それだとやり方がケフカと似ていますよ」
ゼル・ディン「炭治郎……」
ミツキ「落ち着いて炭治郎、彼の友人とその人とは関係ないよ！」
竈門炭治郎「でも！」
奈良シカダイ「炭治郎先輩。あなたが仲間としてきり丸さんを心配するのは分かりますが、此処はもう少しだけ待ちましょうよ！」
竈門炭治郎「………」
ゼル・ディン「まあまあ。焦る気持ちも分からなくはねぇけどさ、此処はシカダイの言う通りだ！」
竈門炭治郎「……。そう……、ですよね……」

怒りに我を忘れようとした時、空いてる手に温もりを感じたんだ。
その手の持ち主は、妹の禰󠄀豆子。
更に彼女は俺を落ち着かせようと、頭を優しく撫でてくれる。
鱗崎うろこざきさんが言ってた、これは俺を安心させる為の行動だって。

19話に続きます。

本編更新の前に、リクエストを募集します。
4月4日当日から、花見編に入ろうと思います。

ーコンビ一覧ー
ゴウともろは
檜佐木修兵と日暮とわ
黒崎一護とコハル
草摩 夾と本田 透
バッツとエアリス
ロックとティナ
クラウドとセリス
ゼルとデイジー
リンクとピーチ
アイクとゼルダ

この中で、誰のお話を描きたいですか？
締め切りは、4月3日までとします。
皆さんからの応募、お待ちしています。

それでは。

ゼットです！

草摩 夾と本田 透コンビでお願いします！

コメントありがと……ファッ！
ままままままさかの、フルバス本命コンビリク来ました〜♪
またまた16話〜18話まで更新しちゃったんですが、中々倒しにいけなくて済みません。
気になるようでしたら、まずは本編を読んで見て下さい。

それでは。

天竜です

ゴウともろはでお願いします

ありがとうございます。
き、緊張しますが頑張りますね。

もろはがゴウに好いている自体、最初は気づいてないかもしれませんね。
お互い落ち着きのないコンビだから、よく似てますし。

それでは。

いえいえ、気にすることはないです！

つまり討伐軍と敵軍だとすると・・・

ー討伐軍ー
サムス・アラン
キャプテン・ファルコン
フォックス
ファルコ
ソリッド・スネーク
ソニック・ザ・ヘッジホッグ
カービィ
メタナイト
デデデ大王
ピット
リュウ
ケン
シモン
リヒター
ロロノア・ゾロ
トニートニー・チョッパー
フランキー
ブルック
田村三木ヱ門
潮江文次郎
食満留三郎
嘴平伊之助
宇髄天元
煉獄杏寿郎
伊黒小芭内
時透無一郎
冨岡義勇
悲鳴嶼行冥
甘露寺蜜璃
不死川実弥

ー敵軍ー
ガノンドロフ
リドリー
クッパ
クッパjr.
ラリー
モートン
ウェンディ
イギー
ロイ(マリオ)
レミー
カメック
クリボー
ノコノコ
ハンマーブロス
カービィのマルク
ガレオム
ドラキュラ伯爵
マスハンとクレハン
ドンキホーテ・ドフラミンゴ
キングクルール
ペテルギウス
ロケット団
奈落
鬼舞辻無惨

とこんな感じですかね。

そうですね。
恐らく討伐軍だと、4つの部隊に分けて挑む事になります。

その中に、ベレス先生やもろは　とわにも参加しようと考えていますね。
しかし、彼女が行こうとすると檜佐木副隊長に止められる可能性がありますから・・・。

それでは。

第19話「艦コレリーダー・加賀の作戦 前編」

【バラムガーデン 学園長室】

「事情は分かりました、そのように実行して下さい！」
加賀「ありがとうございます、イデア様」
魔女イデア「それと、彼らにも今回の任務を手伝って貰います！」
デルタ「！？あ、あんたたちは……」
シド・クレイマー「その通りです。麒麟丸殿と是露殿が、本日より我々の味方になりました！」
麒麟丸「お初に光栄です、まだまだ下っ端の身でありますが……あなた方のお役に立てるように精進したいと思います」
是露「よろしく頼むぞ、2人共」
デルタ「………」

そうだと信じたい、だけど油断は出来ないわ。
いくら日番谷氏の決定でも、こいつらには厳重に気を付けないと行けない。
まずは敵か味方かを把握しながら、加賀さんと相談すべきね。
まず私は、麒麟丸の方から様子見しましょうか。

【ロビー】

麒麟丸「……。疑っているみたいだな、我々を！」
デルタ「居士の話は聞いてたわ、かつてあんたたちはとわ達とは敵対関係だったらしいわね？」
麒麟丸「ああ。それはもう前の記憶だ」
デルタ「仲間になったからには、条件があるわ！」
麒麟丸「何だね？」
デルタ「混沌側には、あんたの知らない敵たちが沢山いるわ。このガーデンでは魔法という力が各部隊たちに引き継がれているのよ！」
麒麟丸「成程、理玖からおおよその話は聞いていたが……まさか実現していたとはな……」
「デルタさん！」
デルタ「あんたは……、サラダじゃない！」
うちはサラダ「話は後です、急いでデッキに集合して下さい！」
デルタ「分かったわ、麒麟丸にも同席させてもいいかしら？」
うちはサラダ「はい、アウィンさんからの指示です！」
麒麟丸「先程の者は、火属性の使い手か？」
デルタ「ええそうよ、彼女はうちはサラダ！ これから活躍していく大切な戦力の1人よ」
麒麟丸「……。中々興味深い娘だ」
デルタ「………」

まさか、かつての頃と同じやり方をする気じゃないでしょうね。
そう言いかけようとしたけど、加賀さんと遭遇したわ。
勿論、是露や陸の海賊・理玖も一緒にいる。
シドさん達は彼らは大丈夫って言ってるけど、やっぱり危険過ぎるわ！

20話に続きます。

天竜です

麒麟丸達が仲間になるとは心強いですね。だけど裏切らないかが心配ですね。

コメントありがとうございます。
確かにそうですね、今回の話ではデルタがしっかり監視しています。
彼女も麒麟丸たちと同じく、前は敵でしたからね。
監視を兼ねて、これからの展開で麒麟丸たちが変化していくかも知れません。

後、是露ですけど……言語は間違っていませんでしたか？
それでは。

天竜です

大丈夫だと思います。僕も是露の言語はそんなに詳しいわけではないので多分それでいいと思います

第20話「戦士たちの羽伸ばし」

【バラムガーデン 女子寮 コハルの部屋】

「………」
秋野かえで「コハルさん、いつも髪のお手入れとかしてるの？」
コハル「まあね。最近戦闘とかあったからさ、たまには羽を伸ばしたいよ！」
秋野かえで「そうだね。私たち戦士は休む事も大事だからね！」

コンコンっ

「起きてるかにゃ？ コハルちゃん」
コハル「どうぞ！」
星空 凛「来る途中加賀さんに呼ばれたんだけど、暫くは戦闘無しになったらしいにゃ！」
コハル「そっかぁ、元気になってない人たちがいるからねぇ」
秋野かえで「そうだ。ベロニカちゃんからこのチラシを預かって来たんだけど、これから行かない？」
コハル「リーネ広場でスイーツ祭りを4月1日まで、開催中……」
秋野かえで「ねえ、行こうよコハルさん！」
コハル「……。駄目だよ、滞納過ぎて次の日から痩せなきゃ行けないから！」
「なら、任務の一環として参加すればいいんじゃねぇのか？ コハル！」
全員『！？ロックさん、いつの間に(にゃ)！？』
ロック「何だよその反応は。俺はせつなから聞いて知らせに来ただけなのに」

スイーツ祭り、色んな物が置いてあるんだろうなぁ。
気持ちは行きたいけど、表向きはあくまで任務の一環としてなんだから。
それを提供してくれたロックさんの元に行き、少しだけ沈黙する。
それ以前に、彼も行くのか聞いて見たの。

コハル「ねえ、ロックさん」
ロック「何だ？」
コハル「このイベント、あなたも参加するんですか？」
ロック「いや、俺は今回君たち3人の護衛部隊として行くつもりだ！ 現地でもいつ、今回みたいな騒ぎにならないとは限らないからな！」
ミツキ「うん、彼や僕の他にもリゼやリノアさんたちも向かう事になったからね」
ロック「……。そろそろ俺たちが出動する時間だ、急くぞミツキ！」
ミツキ「はい！」

つまり、加賀さんからの指示かな。
中々ゆっくり出来ない私たちのことを考えて、彼やミツキを護衛隊に指名したのかも知れない。
でも、透さんやきり丸くんの事を考えると悪くない気がするなぁ。
いい機会だから、私たちも参加しよう！

21話に続きます。

天竜です

かえでちゃん久しぶりに出て来ましたね。スイーツ祭りですか楽しみにしてます

はい、しかも今回3人のリアクションですけど。
天竜さんなら、ご存知ですよね？

それでは。

天竜です

おそらく3人だけだとついたくさん食べて任務のことを忘れてしまうかもしれないってことですよね？

ちょっと惜しいですね。

実はドラクエ8の、ヤンガスのリアクションを今回彼女たちにやって貰いました。
ちなみに「〜にゃ」は凛ちゃんで、それ以外がコハルとかえでちゃんです。

もしかして、知らなかったですか？

天竜です

ドラクエ8やってたのも何年も前なので覚えてないですね

〜次回予告 2章の雑談と3章の見どころ編〜

シュタッ

小野田坂道「いいなぁ、スイーツ祭り！」
真波山岳「確かにベロニカさんの情報は正しいね、坂道くん」
小野田坂道「作者さんはわかっていたんだよ、本家をやっているから彼女の良さが出ているし」
真波山岳「きり丸くん、あの時何を言おうとしていたんだろうね……」
小野田坂道「ゴウくんから聞いたけど、多分乱太郎くんを止めなきゃって言いかけたんじゃないかな？」
真波山岳「……。そうだね、それにティナさんも出ていなかったから心配だよ」
「まあ、珍しい組み合わせですね！」
小野田坂道「あ……、あなたは胡蝶しのぶさん！」
胡蝶しのぶ「此処でネタばらしです。実は坂道くん、あの頃の大会事はある人からの助言で上手くなったそうですよ？」
小野田坂道「えっ！？」
真波山岳「あ〜、巻島さんかな？」
小野田坂道「ち……ちちちちちょっと、胡蝶さん！(照)」
真波山岳「次章はいよいよ、敵幹部が動きそうだよ坂道くん！」
小野田坂道「はぁ……。僕……、自信ないなぁ……」
胡蝶しのぶ「次回第21話『スイーツ祭り、開催！』その前にロックさん、どんな判断を出すんでしょうか……」
真波山岳「そうですねぇ……」

第3章に続きます。