二次創作小説(新・総合)

チームで料理対決!!(その1) ( No.347 )
日時: 2024/01/21 16:34
名前: 夢見草(元ユリカ) (ID: MXL14IX2)

 チーム戦での料理対決がいよいよ幕を開けます!固定審査員たちは美味しいパンを食べられるのか!?何より死亡フラグの回避は出来るのか!?前回と同様ですが、料理対決のオシオキの募集はしていないのでご了承ください。
 あと読者の皆さんに前もって記載させて頂きますが、どんなに美味しくない料理や毒物を処理可能な「鋼の胃袋」を持つキャラなりポイズン処理班を所持しているサイドはどうかくれぐれも節度を守ったり空気を読んだコメントをお願いします。該当キャラや該当キャラを所持されているサイドの皆さんにとっては大変申し訳ないことを書くのですが、過去の料理対決内にて鋼の胃袋キャラやポイズン処理班の全く空気を読まないコメントや「うちのキャラなら鋼の胃袋で料理から出て来たモンスターを無効化出来るから全然問題ないですよ!」などのコメントや、「どうみてもこれはアウトだしこのお話で1番の山場として設定されただろ」という場面でポイズンクッキングを無効化してあっさり返ってきたコメントを残して作者さんを愕然とさせた…なんて事態が発生したケースがあります。それによりお話を書いていた作者さんがSAN値をゴッソリ削られたり作中の緊張感が大きく薄れたりしたことがありました。料理対決系の話題で表出したものとして(主に問題児や裸族に対する)暴力的なオシオキ、一方的なオシオキ、著しいキャラ崩壊などの問題もありましたが、個人的にはこのような類も十分問題行為にあたるケースだと思っております。読者の皆さんのキャラ情報や世界の仕様は詳しく分からないことが多いのですが、ここでは私の提示した意向や作中内での「これはヤバい事態だ」というサインにはちゃんと従ってください。あと今回は挑戦者が複数集うチーム戦で何が起こるか分かりませんし、挑戦者の組み合わせによってはポイズン処理班でも処理が厳しいヤバいブツが出る可能性はあります。ですので「うちのキャラはこんなのも処理できるよ!」という設定(もしくは公式でそういう設定になっている)にしているかもしれませんが、該当キャラが慌てふためいて逃げ出すなどの描写で進行するケースもありますのでどうかくれぐれもご了承ください。あまりにも目に余る場合には該当キャラの受付や救援キャラそのもののを停止する場合もありますので、どうぞよろしくお願いします。
 あと救援のキャラは特に扱ってないジャンルの子は一人称や口調が違うこともあるかもですが、どうか目を瞑ってくださいね;




最初にルールを



【役割】

司会→SB69のリミックス姉妹、林檎&龍也、苗木&日向、ロッシュ&ミシェル(それぞれ1/4パートずつ担当) 

固定審査員→作者夢見草、インクリング(イカ)、クロウ、翔、サツキ、矢島 、+α審査員3人
医療班→治癒四天王のみんな&治療班のみんなwith他サイドの救援の皆さん(基本は夢見草サイドの回復スキル持ちがメイン。ほか他救援の皆さんも受け付けております)



【今回の料理対決のルール】
・テーマはパン料理を作る。パン料理のカテゴリは下記の注意点を参照。


・準備期間は2週間。事前に予算とし挑戦チームへ5000円が支給される(材料や調理器具の持参はOK)。
・スマブラ屋敷の庭で栽培されている食材や個人で自生・栽培している食材は3つまで使用可能。後はクロスオーバーワールドの大型ショッピングセンターで購入した食材を用意すること。


・作者と固定審査員たち、プラスアルファ審査員が試食して評価。個人評価を元に総合評価を出す。
・総合評価が☆5のチームが優勝となり、作者とマスハン&クレハンがチームのみんなそれぞれにご褒美として属性宝石と欲しいもの、Am〇zonカード5000円分をプレゼント。ただし最低評価のチームにはきついオシオキが…!



【注意点】

・作る料理はパン料理なら何でもOK。菓子パン・惣菜パン・サンドイッチ・パイ・ベーグルと自由。ただし、生地は作者が用意した特殊な自販機で販売される物を使用(生地の種類は豊富であり、混ぜたり包んだりして焼くと簡単。素材で購入も可能だから、余計な買い物はしないで済みます。当然予算に入る)。
・余裕があるなら付け合わせの1品や簡単なデザート品も同時に用意しても構わないが、あくまでメインの評価対象はパン料理なので注意。

・+α審査員は司会や固定審査員や挑戦者に選ばれなかったキャラクターたちが抽選で1人ずつ、合計3人選ばれる(彼らにも属性宝石がプレゼントされる)
・当日に何かのトラブルの発生や材料の追加をする場合は申告をする事。時間内に戻ればセーフであるが、調理の時間や火の元には注意!(当日クロスオーバーワールドのショッピングセンターへのワープホールを用意)
・調理時に能力や魔法を使う際は限度をわきまえること。
・買い物の際に出たレシートはとっておき、司会から出すように指示された際には提出すること。
・挑戦者の食材を盗んだり既製品を誤った形で提出したり、予算を間違った使い方をした場合は強制失格。オシオキコース確定になる。

・今回はチーム戦。そのため勝手な行動や迷惑行為を働いた場合はその人のみ酷いオシオキコースに飛ばされる場合もあるので要注意。



「評価」※個人結果から総合結果が出される。料理が出される順番はくじで決まっており、誰が作ったかは分からない。



☆☆☆☆☆:めちゃめちゃ美味しい!アレンジや工夫なども凝らしているし、プロ級とも言えるレベル。お金を出してでも毎日食べたいです!


☆☆☆☆:レシピ通りや正しい手順で作っており、食べる人のことを考えているので美味しいです


☆☆☆:普通に美味しい。ちゃんと正しい手順で作った


☆☆:ちゃんと作ったつもりでも致命的なミスや初歩的ミスが目立つ。とはいえ、この程度ならまだ救いがある


反省する☆1:一生懸命作ったのは分かります。周りから色々教わって精進してね?
反省しない☆1:救いようのないポイズンクッキング。お願いだからキッチンに立つな
反省する☆0:君が悪くないのは分かるんだけど、一体どうしてこうなった…


反省しない☆0:このままだとお前のせいでお前以外のシリーズ所属キャラやまともな同一キャラの評判がガタ落ちしてみんなに迷惑をかける恐れがある。いい加減にしろ
贖罪:料理を愛する人に贖罪してください。食べる事が好きな人に贖罪してください。料理修行中の人に贖罪してください。生産者に贖罪してください。食材に贖罪してください。






今から開始!感想まだ

チームで料理対決!!(その1) ( No.348 )
日時: 2024/01/21 16:41
名前: 夢見草(元ユリカ) (ID: MXL14IX2)

料理対決開始30分前、ゲスト用の司会控え室にて…。



林檎「みんな、おはやっぷー♪…貴女たちがリックスちゃんとミックスちゃんね?翔ちゃんたちから話は聞いてるわ!私はST☆RISHやQUARTET NIGHTのみんなと同じシャイニング事務所のアイドルの1人で翔ちゃんたちの元担任教師の月宮林檎(つきみや・りんご)!音也ちゃんたちとは違ってクロスオーバーワールドに来るのは今回が初めてなの!貴女たちに会えるのを楽しみにしていたわ!今日はよろしくねー♪」
リックス「こっちこそよろしくねー♪リーはSB69の『ラペッジオート』のリックス!こっちは双子の妹のミックスだよー!」
ミックス「つまりアンタらはアイツらアイドルたちの先輩ってことね?ま、よろしくだし」
龍也「林檎と同じく、シャイニング事務所所属アイドル兼アイドル候補生担当教官の日向龍也(ひゅうが・りゅうや)だ。今日はクロスオーバーチームに属しているいつものST☆RISHとQUARTET NIGHTの奴らが挑戦者なり試食担当なりで全員手が空かないということだから、社長の指示もあり俺たち2人がお前たちと同じくゲスト枠として料理対決の司会を務める。よろしく。…ところで今回の料理対決だが、一ノ瀬や寿や愛島やカミュたちはともかく、あの四ノ宮が挑戦者の1人だと聞いたんだが。おい、大丈夫か…?;」
林檎「那月ちゃん、お料理は大の苦手だものね…;早乙女学園(ST☆RISHの母校)時代は確か、家庭科の調理実習で謎の物体Xを作って被害を食い止めようとした翔ちゃんが保健室送りになっていた記憶があるんだけど…;」
ミックス「うわあ…;でもこっちも人のことが言えないし;こっちの知り合いで選ばれたのがよりによってコズミック料理を作るモアと何かあるたびに黒魔術料理を作っていつもマングーにシバかれてるデーモンバットと超激辛料理好きのヨシテンだし……;」
リックス「あと確かスマブラの子たちにも数人危険人物が…;司会も何かあったらすぐ逃げろって。林檎ちゃんたちはスタリやカルナイのみんなと違って戦闘スキルがないし、もし変なことや緊急事態が起きたらあたしたちやあたしの仲間のDJたちが非常口に先導するからね;何事もなく無事に終わるといいけど…。ミックス、林檎ちゃん、龍也さん、何はともあれ頑張ろうね!」
林檎「…そうね!早乙女学園の教師や教官としてのイメージが強い私たちだけど、私や龍也にはベテランアイドル…。そして元の世界でもクロスオーバーワールドでもとても頑張ってるスタリやカルナイの先輩アイドルとしてのプライドがあるわ。何よりみんなが大好きで楽しいお祭りやイベントが台無しになっちゃうのはあり得ない…!龍也、楽しいイベントを最後まで楽しく終わらせられるように、司会の私たちも全力で頑張りましょう!」
龍也「そうだな林檎!何が起こるか分からんし、今回のヤバい事態は俺の長年のアクション術でもどうにかするのは無理そうだな;来栖、頼むからどうか生きて帰って来い…!……なあところで、ひとつだけ聞きたいことがあるんだが、いいか?」
ミックス「ん?何だし?」





龍也「林檎、お前いつものことだがその衣装は何だ?つか何でリミックス姉妹に自然と混ざってんだ;」
ミックス「?…え、何か問題あるし?」
林檎「ちょっと龍也ー?一々水差さないし、固いことは言わないの!あとこっちの方がカワイイし面白いでしょー?www」
リックス「だよねだよね、面白くてカオスな方がいいよねwww 林檎ちゃんの衣装、リックスたちとお揃いで嬉しー♪」



 知らない方のために一応説明しますと…。林檎ちゃん、文章や外見や口調からは分かりづらいですが可愛いものが大好きなキラキラ「男性」アイドルです(爆弾投下)。いや「男の娘アイドル」と言った方がいいのかな?あとうちの林檎ちゃんは重度のギャグとカオス大好物組でもあります(爆弾投下2回目&シャイニー社長と同じで裸族ファンでもあります笑)。あとリックスちゃんもギャグとカオス大好物組です(笑)。お前、林檎ちゃんファンやラペッジファンに殺されるぞ?
 なお今回のゲスト司会勢の衣装はリミックス姉妹と林檎ちゃんがリエさな(ポップン)が提供したお揃いのキュートなティアードワンピース(リックスが青、ミックスがピンク、林檎が黄色)。龍也さんは普通のパリッとしたスーツです(笑)。



ミックス「マジだし!?」



同時刻、医務室にて…。



ドクター「今回の料理対決は前回のポプって料理対決と異なり、複数ジャンル参加ということでゲストが多い!だからこそ気を抜かずに万が一に備えろ!本当なら固定審査員たちや+α審査員たちの医務室送りがなく無事に終わってほしいが、挑戦者の中に要注意人物が何人かいるから気を抜くな!他の場合でも怪我人や倒れる人がいるケースも聞く!些細な事でも油断はするな!」

マスハン「こっちもスタンバイ完了したぞ!スマブラ屋敷の規模は元々大きかったが、今回の企画にともなって待機室や医務室を増築した!あとは治療者用の解毒剤なども、それぞれのゲストの出身地や世界に合わせたものを用意したから大丈夫だ!」
クレハン「ドクターは言うまでもないが…。サイモン、マリー、芳佳、お前たち治癒四天王もずっと会場待機となるが無理はするな?何かあった時にお前らが動けないのが1番の痛手になるし、連携して休憩を取っておけ」
サイモン「ああ、もちろんだ。…マリー、芳佳、ドクター。僕たち治癒四天王が尽力し、何のトラブルもなく無事に今回の企画を終えるぞ!」
マリー「うん!サユリちゃんたちもギルド内で薬草やお薬の確認を終えたらすぐこっちに向かうって!料理が終わった後のセシルくんも!…司会のリーダーやロッシュや苗木くんや日向くんたちみたくカッコよく頑張るぞー♪」
宮藤「各チームの役職組のみんなもスタンバイOKですって!…ゲストの司会を前半に、私たちが属するWSTメンバーを後半に回したのも何かあった時にゲストが1番に退避できるようにとの配慮なんですって。でも前回みたいに前半に問題児大量発生コースもあり得るから、くれぐれも油断禁物で!」
MZD「他サイドからの救援や救援物資も既に何個か届いているそうだ。だがこちらの世界と救援のみんなが来た各世界の常識やルールは違うものもあるかもしれないからな…。特にこちらの悪性の高いものは抗体がない可能性が大だから、何かあったら無理せずすぐに元の世界に退避するなどの対策を頼む。ポイズン処理班でも無理なブツは俺たちが最上級消滅魔法で消滅させるなどの対応を取るから、決して無理はするな」
マスハン「ああ、今回は最初からポイズン処理班も待機しているのか…。まあ準備編のダックハントやリドリーたちの情報を見たら読者の皆さんが不安に思うのもやむなしだな…」(リエル、どうか無事でいろよ;)
クレハン「…だが、ポイズン処理班はポイズン処理班で料理対決内の問題を起こしたことがあったからな…;例えば遺言回や激ヤバ回や作中内に仕込んだギミックを鋼の胃袋やポイズン処理班に担当するキャラがあっさり食って遺言回の緊張感やラスボスクラスのブツや作中ギミックを勝手に無視されたとかで執筆者のモチベとSAN値がゴリゴリ削られたとか。読者の皆さん、うちの危ない事態を何とかしたいのは分かるが頼むから常識や良識の範囲を守ったコメントを頼むぜ;メタ発言になってしまうが作中の緊張感は保ちたいし、コメントでもそもそも☆2や☆1のメシの欠点の指摘はするのにそれ以上の問題を抱えてる☆0以下のブツは『変な味がする』程度で普通に食って終わりとかはマジで勘弁してくれ…;はっきり言わせてもらうと『お前空気読んでないだろ』という気分になるし、もしやりたいなら自分のスレやSSでやってくれよ;」
ヤキソビート「こっちも他サイドの料理対決系の話題にコメントするキャラは選んだ方がいいな;…そういやどこかのサイドの以前の料理対決では鋼の胃袋持ちのキャラが審査員に選ばれてしまった結果、ポイズンクッキングやラストポイズン(遺言回)の作中の緊張感がガタ落ちした事例があったんだよな…;コメント内でも『危険』と扱われている料理(という名のブツ)を軽く食べて無効化したりという事例もあったし…;そりゃ危険事態はない方がいいし何事もなくイベントが終わるのが1番いいけど、お願いだから作者やスレ主の意向には従って欲しい;空気って大事だからな…;」(愛用のPCで以前開催された料理対決の問題事例をリストアップ中)
アシッド「シュコー……;」



苗木「…シェゾさんたちから連絡がきたよ!あっちはもう始めて大丈夫だって!みんな、準備はできたかな?」
日向「おう!今ゲストの司会室に連絡したが、リミックス姉妹と音也たちの知り合いのあの人たちもスタンバイ完了した!準備OKだ!」
ミシェル「待機部屋の救援に来てくださった皆さんにも挨拶を済ませたわ!…作者が気まぐれに起こした企画に準備段階から集まってくださって、本当にありがたいことね;彼らにも属性宝石とお詫びの品を用意しましょう」
ロッシュ「…よし!なら、時間も押してるしそろそろ行くぞ!」





苗木「寒い季節だね。…みんな、温かくて美味しいパン料理を食べたいかな?」
夢見草サイドの待機者全員「おー!」
日向「挑戦者の女子諸君に野郎ども!『俺こそが1番パン料理を上手く作れる!』と証明したいかー!?」
挑戦者全員「おー!」
ミシェル「いいノリよ!…その調子で、あなたたちの実力をみんなの前で見せてちょうだいね?」
ロッシュ「よし!それじゃあ、今から『チームで料理対決!!』を始めるぞー!いくぞ野郎共おおおおおー!!!!!」
全員「イェーイ!!」





 時間が来ると、会場となるスマブラ屋敷の上空に花火が打ち上がった。大規模なイベントに会場は盛り上がる。今回の料理対決は多数のジャンル参加と大規模なのとチーム戦なので問題が発生しやすい。そのことも考慮してまずは司会一同が挨拶をし、ルール説明をする。





感想まだ

チームで料理対決!!(その1) ( No.349 )
日時: 2024/01/21 16:48
名前: 夢見草(元ユリカ) (ID: MXL14IX2)

リックス「今回の司会を務めるのはリーたち『ラペッジオート』のリックスとミックス、シャイニング事務所から林檎ちゃんと龍也さん、我らがWSTinYから苗木と日向とロッシュとミシェルさんだよー!みんなよろしくねー♪」
ミックス「司会の担当だけど、1番から4番まではミックスたち、5番から8番までは林檎先生たち。折り返し地点の9番から12番までは苗木と日向、ラストの13番から16番は世界樹リーダー組の2人が順番に担当するし」
林檎「まずは改めて、今回の料理対決の挑戦者の紹介よ!スマブラ組からの挑戦者は…デイジーちゃん、むらびとちゃん、ゲッコウガちゃん、マックちゃん、パルテナちゃん、パックマンちゃん、リュウちゃん、クラウドちゃん、カムイちゃん、しずえちゃん、リドリーちゃん、ダックハントちゃん、ジョーカーちゃん、ベレスちゃん、セフィロスちゃん、ホムラちゃん!この16人!」
龍也「次にSB69組だ。挑戦者はシアン、モア、ロージア、デーモンバット、シミースワンズ、ペイペイン、阿、ヨシテン、コリエンテ、ダイシゼン、チタン、カイ、キャンディラパン、しばりん、ヤス…となっている」(さっきリミックス姉妹が言ってたヤバい奴らの名前があるんだが;)
苗木「最後にST☆RISHとQUARTET NIGHTのみんなと第6アカデミーのみんなとうちの5人娘のみんな!ここからは…那月くんとトキヤくんとセシルくんと嶺二さんとカミュさんに、レオンくんとカイルくんとサンダースさんとリックくん、シャロンさんにユリさんにマラリヤさんにリエルさん、真理子さんと美園さん!そしてヘルプ枠として僕らのチームから十神白夜くん!…今回は彼らが挑戦者となり3人1組、合計16チームになってパン料理を作るよ!」
日向「審査員は固定審査員として作者、イカことインクリング、シンガンクリムゾンズのクロウ、ST☆RISHの翔、サツキ先生、矢島が担当するぞ!さらに各料理ごとに+α審査員が3人いるぞ!…+α審査員担当の奴ら、お前たちは1回の試食で出番は終わるけど、何があるか分からないから絶対に油断はするなよ?」
ミシェル「オシオキ対象のチーム以外の挑戦者たちと+α審査員に選ばれたみんなには属性宝石がプレゼントされるわ。まあ、チップのようなものだと思って気軽に受け取ってね?…総合評価が最高評価の☆5のチームが優勝となり、挑戦者たちには作者とマスハンとクレハンとMZDからご褒美としてAm〇zonカード5000円分とそれぞれ何か欲しいものがひとつ贈呈されるわ!みんな、優勝目指して頑張ってね?」
ロッシュ「ただし最低評価を取ったチームと不正などの問題行為が発覚したチームには罰としてキツーいオシオキが待っている!みんな、オシオキは嫌だろ?分かってるなら真面目にやれよ?…んじゃ、挑戦者諸君はキッチンのそれぞれのブースへ移動して調理を開始しろ!制限時間は2時間だ!それまでに完成させるんだぞ!」



 一通りルールの説明を終えると、固定審査員と司会と緊急班と挑戦者とそれ以外の人達はそれぞれ目的の場所へ移動。挑戦者に選ばれた48人はキッチンへと向かい、それぞれのチームで考案したレシピのパンを作ろうと調理に取り掛かる…。



夢見草「みんな、準備はいい?そろそろ始まるわよ!」
イカ「あたしは大丈夫だよ!スプラのいつメンのみんなに『何があっても大丈夫なように祈っててね、見守っててね』って、L〇NEを送った…!!」
クロウ「おう!もし死ぬことになっても死ぬ時は1人じゃない!ここにいるみんなが一緒だから怖くないぞ!…俺様たちの荒ぶり叫ぶ魂を家畜どもに見せつけてやらああああああああああー!!」
翔「那月たちヤバいのが作ったパンには死の危険があるけど、逆に言えばそのヤバいのを乗り越えれば絶対生き残れるはずだ!WSTのメンバーとしては新米の俺だけど、男としての意地とプライドがある!何より憧れの龍也さんの前で絶対死にたくねえ…!!」
サツキ「ユウ、サツキクラスの皆さん、アメリア先生、ロマノフ先生、DTO先生、ハジメ先生、ヴァイス先生、サイモン先生、全ての先輩教師の皆さん…!サツキは必ずやり遂げます、見守っていて下さいね…!!」
矢島「作者、イカ、クロウ、翔、サツキ先生、お前ら!!必ず生きて仲間や家族やダチや恋人の元に帰るぞ!!」



 遂に料理対決の時間が来たため、作者と固定審査員に選ばれたキャラは円陣を組んで気合いを入れる。



夢見草「翔ちゃん、最後に代表して音頭をよろしく!」
翔「分かったぜ作者!…みんな!男気全開でやり遂げるぞおおおおおおおおおおー!!!!!」
固定審査員一同「うおおおおおおおおおおー!!!!!」



彼らが男気全開で気合いを入れている中、調理中のキッチンの方からは…。





「ふん、このレシピをもってすれば固定審査員たちを唸らせるパン料理を作れるはず、だ…!?」
「4343ィ!?何をする…43ィィィィィー!?」
「翔ちゃんやクロウちゃんたちのためにも、僕がとーっても美味しいパン料理を…あれ?(ネタバレ)ちゃん?な、何かおかしいものを感じるんですけど…」
「えっと、これをこうして…えっ!?どうしてこうなったの!?」
「俺様のスーパーでアルティメットな黒魔術でクロウや固定審査員たちの度肝を抜いてやるぜー!これで☆5と俺様の嫁に来たいと立候補する女どもの大量発生は間違いねえはずだ!なんなら全員まとめて面倒を見てやるぜー!イヤッハー!!」
「準備期間中に調べたこのとっておきの材料なら先生や固定審査員たちも満足するはずよ?ふふ、うふふふふ…!!」
「ふふーん!これがワシおススメの世界一辛い唐辛子!さらにワシが用意した特製レッドホットチリペッパーはどんな料理にも合うんじゃーん!!」
「我が同胞たちとの議論の末に用意したこの食材!戦士諸君の健康には十分配慮した!これなら☆5の最高評価も間違いなしなのである!」
「おい貴様!?なぜパン生地がそれに変わった!?…おい、パン生地用の機械が作動せんぞ!?」
「知らねえよ!?俺だってこんなのは…っておいぃぃぃぃー!?なんか機械から黒い煙が出てんだけどぉぉぉぉぉー!?…うわっ、機械が勝手に爆発しちまった!?」
「最悪なことになった…!やむを得ない、不本意だが、パターンBに移行する!!」
「助けて園っちいいいいいぃぃぃぃぃー!!!!!カミュうううううぅぅぅぅぅー!!!!!」
「ちょ、ねえ、ちょっと待ってって!…うぎゃああああああああああー!!!!?」
「2人とも、本当にごめんっスううううううううううー!!!!!!」
「あ、あの!各ぶーすから悲鳴が聞こえるのですが!?一体、何が…!?」
「(ネタバレ)さん、お料理中によそ見をしたらいけません!…あれ?何だか焼き色が付いていない気がしますね?もう1度オーブンで熱した方がいいかしら?」
「そうですね…ぎにゃああああああああああー!!!!?」





ガシャーン!パリーン!ゴゴゴゴゴ!ドゴゴゴゴ!ガララララ!ザクザクザク…!ドンガラガッシャーン!…チーン!!!





日向「おい、なんかキッチンの方から不穏なオーラを感じるんだが…;」
苗木「聞いた?今、明らかに何かを壊した音がしたよね…?;」
ミシェル「あと絶対に聞いちゃいけないセリフを聞いたような気もするんだけど…;」





2時間後…。





龍也「…もう2時間経ったのか。パンが出来上がった時間帯になったな。では今から+α審査員をガラガラで決める。各サイドから1人ずつ、合計3人だ」
林檎「試食の時間まで+α審査員は誰になるかは分からないわよ?あと、+α審査員のちょっとしたコメントでお料理の製作者が分かることもあるから侮れないかも?…読者の皆さんも誰が誰のお料理を試食するのか、楽しみにしていてね♪」
リックス「じゃ、ここからはリーたちが司会を務めるね!…ミックス、早く行こう?」
ミックス「分かったし。…なんか場合によっては作者や読者の皆さんが<●><●>目になりそうな展開もあり得そうで怖いし…;」





次からいよいよ実食スタート!感想まだ

チームで料理対決!!(その1) ( No.350 )
日時: 2024/01/21 16:55
名前: 夢見草(元ユリカ) (ID: MXL14IX2)

トップバッターの試食者たちは…



ツキノ「ふんふ〜ん♪パン、パン、パンパパ〜ン♪」
奏「すみません、あの、ちょっとお手洗いに行っていて…!遅れてごめんなさい!」
キンクル「全然大丈夫クルよ〜。えっと、ツキノちゃんと奏ちゃんがワシと一緒クルな?」



 1番のパンの試食を担当する3人が会場横の通路に集合した。それはドンキーコングシリーズのヴィランのワニとクリティクリスタの青きスペードのキーボーディスト、夢見草サイドのオリキャラの1人でツインテールの心優しき少女だ。彼らは揃うと会場へと歩いて向かう。ちなみにツキノ(というか試食を担当するミューモン全員だが)は言うまでもなく人間態、DKシリーズのワニは擬人化薬の影響で暗い緑色の髪をした恰幅の良い愛嬌のあるおじさんに姿を変えている。



ツキノ「ツキノは今日をとってもとっても楽しみに待ってたの〜♪仲間のロージアや尊敬しているシアンさんたちはすっごく気合が入っていたし、ツキノもできればそれにあやかって美味しいパン料理が食べられるといいの♪」
奏「ロージアさんはとっても努力家ですし、シアンさんは恋人のクロウさんが固定審査員ですもんね!…凛音先輩が言ってましたが挑戦者に選出された私の先輩たちもWSTinYのギルド内はもちろん、お昼休憩の時間や学校の教室内でも何回も何回もレシピの確認をしていたようです。挑戦者に選ばれた他の皆さんも準備期間の2週間は各世界の図書館に足を運んだり個別に料理の特訓や試作品の製作を行っていたようで、とても忙しそうでした」
キンクル「イカちゃんたちから聞いたけど、クロスオーバーのギルドにはとにかく個性豊かなメンバーが揃ってるクルね。方や魔導師、方や冒険者、方やアイドル、方やバンドマン…。実はワシも今度ガオガエンと一緒にWSTinYの面接を受けようか考えてるクルよ(ヴィラン組の汚名返上&名誉挽回とSP組の同期が起こすカオスへの牽制的な意味で)。…色々なキャラクターが集う場だし、ワシも今回は張り切ってオシャレをしてきたクルよ!ふふん、ネクタイさえ変えればいいと思っているドンキーの奴とは違うクル♪」
ツキノ「それってキャプテンクルークをイメージした海賊衣装なの?ワニのおじさん、よく似合ってるの〜♪」
奏「マントやオリジナルの装飾も似合ってますね〜♪ギルド内にはキンクルさんと同じ水属性や氷属性の技を使う方、パワータイプの方も多くいますし、しっかりされてるキンクルさんなら皆さん歓迎されると思いますよ。あの、人数が多い分個性の強い方も多いですが、キンクルさんなら大丈夫…ですよね?;」



 このように和やかに会話を行う3人だが、ツキノが美味しいパンを想像してにこやかに即興鼻歌ソングを歌い出した途端、他2人が彼女に聞こえないようヒソヒソと小声で喋り出す。



キンクル「…奏ちゃん。もしワシらの番で酷いパンが初っ端から出てきたらツキノちゃんを連れて速攻で逃げるクル。ワシは会場に残って純粋な子の視界を塞ぐのとブツの足止めをするクル。純粋かつ食べることが大好きなツキノちゃんが食関係でトラウマを負うのは絶対にダメクル…;」
奏「キンクルさん、そんなのダメですよ!?キンクルさんも一緒に逃げましょう!?」
キンクル「ワシはもう十分長く生きたクル。若作りはちょいちょいしてるけどそれでも誤魔化しきれないお腹が出てきたし、いつ生命が燃え尽きてもおかしくないと覚悟は出来ているクルよ。だからこそ、華々しい未来ある若者がワシの代わりに犠牲になるのは御免被るクル……」



 確かに前回は初っ端からアウトだったからな…。そういや別サイドの料理対決でも初っ端から大ハズレの料理が出て阿鼻叫喚になったケースもあったような…;悲壮感漂う会話をする者がいる中、会場に到着したので固定審査員たちが3人を手招きする。



クロウ「おー、お前らが来たのか!まあ座れや」
イカ「キンクルたちが1人目の固定審査員なんだね〜!」
キンクル「そうクルよー。おっ、イカちゃん、今回の衣装もすごくイカしてるクルな!確かそれはスプラの有名ブランドのおニューのフククルね?」
リックス「3人は矢島ちゃんの横の席に座ってね!今からリーたちが1番のパンを持ってくるから、それまで座って待機しててね〜!」
矢島「…挑戦者ども、もし奏に変なブツを食わせたら掌底撃ちでぶっ飛ばすぞゴラ」
翔「おい矢島、初っ端からこえーよ!?まあ、気持ちは分かるけど…;」
キンクル「ヤバい挑戦者が数人いるから仕方ないクル;うちからもヤバいファイターが数人出てるし、そいつらのやらかしようと場合によってはプラズトマティックの使用も厭わんクル」
奏「私たちは使用上1回の試食で終わりますが、先輩は今回全ての料理を召し上がりますからね;美園先輩やマヤさんから淹れ方を教わったリラックスティーの差し入れを持ってきたので、お口直しをしたい時に皆さんで飲んで下さいね…;」
ツキノ「全部のパンを食べる…。えっと、クロウさんたち固定審査員はそうなんだよね?」
サツキ「ええ、そうよ?…ツキノさん、それがどうかしたの?」





ツキノ「えっとね!ツキノは食べる事が大好きだから、実はクロウさんの代わりに今回の固定審査員に立候補をしてみたかったの〜♪」

夢見草&イカ&クロウ&翔&サツキ&矢島&キンクル&奏「駄目です駄目です駄目です駄目です駄目です駄目ですry」





 





 ツキノのある意味ではとんでもない発言を全員が止める。☆3以上(最悪でも普通の失敗を想定されてる失敗作)の料理しか出ない普通の料理品評会ならともかく、このようなカオスな料理対決の固定審査員になると確実に地獄を見る。食べることそのものがアイデンティティーといっても過言ではないほど食べる事が大好きなツキノにトラウマを植えつけては絶対にダメだ。今の発言をロージアやホルミーたちが聞いてたら速攻で止めるのは間違いないだろう…。会場内にスタンバイしてあるおやつや他サイドから頂いた差し入れならいくらでも食べていいよと全員が言うので、訝しげな顔をしつつもクリクリのキーボーディストは頷いた。



ツキノ「むー…。残念なのー…;」
夢見草「ツキノちゃん、☆5のパンはもちろん、それ以下の評価でも評判が良かったり出来の良いパンは打ち上げで出るからねー;」(私のSB69嫁キャラランキングトップ10にいるキャラに変な真似はさせられません)
クロウ「俺んちの牛乳で作った寒天やプリンならいくらでも食っていいぞ;」(前々から思ってはいたが…ロージア、ホントに苦労してんだな…;)
ミックス「光バンド組は天然組が多いから大変だし…。ほら、1番のパンを持ってきたし」



 司会のリミックス姉妹が全員に1番のパンを持ってきたため、とうとう試食に移る。それは香ばしい香りが漂う1個のパイ。形はハート、スペード、クラブ、ダイヤの4種類がありどうやら試食者ごとにランダムで用意されているようだ。ちなみにパンを入れる器はデフォルメされた葉っぱを模したもの。



夢見草「トップバッターはパイ系統ね。私、パイは何でも大好きよ〜♪…まあポプってのアレみたいなのは論外だけど」
翔「作者、いい加減アレは忘れろ;俺のパイの形はダイヤ型だな!見たところ焼き加減もちょうど良くていい感じだ!…えっと、パイの中身は何だ?」
イカ「あたしのはスペードだった!カッコいいよ!今回は料理対決だし、先に中身を確認した方がいいね。イカした見た目だから切るのがもったいないなー;ううっ;」
ツキノ「その前にスマホでお写真を撮って…。じゃあ切るの〜。…あっ!リンゴさんなの〜♪」
奏「リンゴのフィリング(アップルパイの中身であるリンゴを小型のくし切りにして煮詰めたもの)ですね。つまり、これはアップルパイということですね」



 早速1番チームのアップルパイを試食する。焦げや生焼けになっている部分は全く無くパイの焼き加減は問題なし。パイの中身のフィリングは見たところ手作りであり、切られたリンゴは若干小さめ。砂糖の使用を最低限にして素朴なリンゴの甘みと風味を十分に活かしているようだ。



リックス「あと伝言だけど、アップルパイを食べるみんなにはお好みでシナモンとバニラアイスを掛けて欲しいって!」
ミックス「食べ終わった後には1番チームが淹れたコーヒーもあるし。ミルクと砂糖は個人の好みで入れるし」
クロウ「んじゃ、貰うか。…アイスも手作りなんだな。これはうめーし、俺様の用意した牛乳を無駄にしてねーな!パン料理系のミスのひとつになる余熱や焼き時間は全くミスってないみたいで、そこは評価ポイントだな。1番のチームには料理経験がある奴やしっかりした奴らが集まったみてーだ!」
キンクル「ワシから言わせて貰うと、切られたリンゴがちょっと細かすぎるような気がするクル。もしかして『細かく切った方がいい』と判断した子がちょっと小さめに切ったクルか?あともうちょっとフィリングは甘い方が好きクルね…。ま、そこは個人の好みというものクル。」
夢見草「あー、確かに。好みの問題はあるけど、アップルパイのフィリングのリンゴはおっきくてゴロゴロしている方が私は好きかな?実際にフィリングの一部が煮崩れしちゃってるし。アイスクリームを用意する余裕はあったみたいだし、☆5評価を狙うなら出来ればアイスクリームの他にも生クリームやカスタードクリームとかの他のトッピングもあった方が良かったかな」
サツキ「私にはこれくらいの甘さがちょうどいいわ。ごちそうさま!…このコーヒーも美味しいですね。これはインスタントのものではなく挑戦者さんが直挽きして淹れたもののようです。フレーバーは中挽き煎りのコロンビアブレンドのようですね」
翔「アップルパイの控えめな甘さにリンゴの酸味と、コーヒーの苦味と豆の酸味がいい感じにミックスされてるぜ!これはいい感じに美味い!試しに男気全開で砂糖・ミルクなしで飲んでみたけど、これはアリだな!」
イカ「あたしはミルクを入れて飲んだけど、十分美味しいよー!これ、苦いのが苦手な人でも美味しく飲めるコーヒーなんじゃないかな?」
矢島&ツキノ「……」



 料理は美味しく出来自体に致命的な問題はなかったものの、1番のアップルパイには惜しい点はあった。目立つミスとしては手作りのフィリングのりんごを小さく切り過ぎたこと。市販や喫茶店やスイーツ店のアップルパイを食べたことがある人はりんごが大きいなーと思った方がいるかもしれない。あれは食べる人がリンゴの食感を楽しむのとリンゴの煮崩れを防ぐためだ。食べる人の好みはあるものの、フィリングはりんごを煮詰めて作るので途中でリンゴが煮崩れしたりドロっと溶けてしまうことがあるのだ。1番のアップルパイはりんごを小さく切ってしまったことでフィリングが溶けかけている部分があった。次に挑戦するならそこを改善できれば十分最高評価が狙えるだろう。
 固定審査員に加えて+α審査員の全員が1番のアップルパイの試食を終えてコーヒーを飲むが、そこまで口を開かなかった格闘少女とクリクリのキーボーディストが突如口を開いた。





感想まだ

チームで料理対決!!(その1) ( No.351 )
日時: 2024/01/21 17:01
名前: 夢見草(元ユリカ) (ID: MXL14IX2)

ツキノ「ツキノ、これを作った子の1人が分かったの!ヒントはアップルパイの形なの!」
矢島「あたしも分かった。これ、絶対に『あいつ』が関係してるだろ。何よりリンゴやアップルパイはあいつの大好物だ…!」
イカ「あっ、なるほど!…あとさ、このコーヒーって、もしかして…!?」
キンクル「…そういえばこのお皿の形、「あのジャンル』で絶対見たことがあるやつクルね…!?」
翔「…あーっ!そっか!アレか!なるほどなー。じゃああっちの人の方かな?だってさ、ほら、だってもう1人は絶対に最高評価狙いだろ」
クロウ「そういやリンゴって『あのジャンル』の原作で問題なく取れるよな?ほら、通信交換で自分の特産品じゃない果物を全部揃えて果樹園を作るパターンがあるだろ?そうでなくても島に行ったり…。あの人なら関係者の1人だし、最高責任者に確認すれば余裕で採取できるだろ」
奏「コーヒーは喫茶店を営まれているあの方に教わったりオススメのものを教わったのでしょうね。…私も納得です!『あの人』ならいつもとてもしっかりしていますし、たくさん確認されてたレシピ考案や特訓の成果が出たみたいですね!」



 まず食器の形は製作者の1人の作品に関係している(スマブラでも出るマークをよく見て)。次にアップルパイの形はツキノの所属しているバンドに関係。そしてアップルパイそのものはオリキャラの格闘少女と関係ある「あるキャラ」の大好物だ(キャラデータ参照)。つまり1番チームは話し合いの結果として「あるキャラ」の好物である思い入れの品を作ることに決め、それをベースに色々とアイディアを加えたのだろう。





1番チームの総合評価:☆☆☆☆



夢見草の評価:☆☆☆☆
 トップバッター…。前回のポプっての悪夢が一瞬脳裏をよぎったわ。MY嫁キャラのツキノちゃんに変なことがなくてマジでよかった…;
 お料理の評価ね。アップルパイの焼き加減はちょうど良く、余熱もミスなくきちんと行われていたからパイはアツアツサクサクで美味しかったわ。リンゴのフィリングはとろみを付けるためにレモン汁と片栗粉を隠し味にしてるわね。あとはお砂糖を少し控えめにして本来の素材重視にしたのかな?私も甘いものは大好きだけど食べ過ぎると太っちゃうし、それでなくても砂糖の大量使用は生活習慣病の恐れがあるからね。女子チームらしい気遣いと手作りの特徴が出ていて面白かった。最高評価じゃなかったのはフィリングのミスかな。ちょっとドロっと溶け過ぎていたところがあったからね。ああいうのは作る過程が単純そうに見えても結構難しいからね;でも食べる人への気遣いときちんとした部分が多かったから審査員のみんなはとても喜んでいたわよ!



イカの評価:☆☆☆☆
 初っ端から大ハズレじゃなくてよかったー!
 それじゃ、早速評価を書くんだけど…。みんなの作ったアップルパイは美味しかったよー!パイを焼く時の余熱のミスや焼き加減のミスは無かったし、お砂糖は若干少なめだったけどリンゴの本来の甘さや甘酸っぱさとかの良さが伝わる味付けはいい感じだった!女の子にとって高カロリーは天敵だもんねー;でもリンゴのフィリングがもーちょっと大きかったらより食べ応えがあって良かったかなー、なんて。へへっ。見た目にも拘ってるし、審査員たちへの配慮もちゃんとしてるから高評価だよ!あなたはスマブラに来たばかりで分からないことが多くて不安だって言ってたけど、何か分からないことがあったら村長やSP組リーダーのあたしに任せてね!もちろん、女子組のリーダーのピーチたちのことも遠慮なく頼ってね!女子ファイターのみんな、みんなあなたに頼られる気満々でやる気十分だったから!あなたのことはみんな大好きだよ!結果発表は自信を持ってきてね!



クロウの評価:☆☆☆☆
 お前か!お前はミューモンどころかWSTinYメンバーの中でも随一の努力家だし、料理の特訓の成果もいい感じに出たみてーだな!付け合わせのミルクアイスは3人の中の誰か作ったのかはわかんねーが手作りだったな。俺様の実家の牛乳をきちっと無駄なく利用して美味く作った点はまさに高評価黙示録だぜ!…そういや中のリンゴの味付けが素材の風味重視だったのはお前らが女子オンリーのチームだからか?お前やシアンやチュチュも言ってたが、女子的には甘いもんとカロリーのバランスを取るのは大変らしいからな;でもここはもう少し砂糖や何かを増やして甘くしてもいいんじゃないかと俺は思ったぜ。あとでこれをシアンやホルミーやジャクリンにも持っていけよ?あとはニコラスやフレドリカとかのガンナー組にも。ほらお前ら、仲良いだろ?弟子の心を込めた料理を食ったらアイツら泣くかもしれねーぞ?



翔の評価:☆☆☆☆
 ツキノに大ハズレが当たらなくてマジで良かった…。食べることが大好きな奴や好物にトラウマはダメだからな。別の世界の料理対決では米やおにぎりが犠牲になったことがあるみたいだが、もし純粋組のセシルに米やおにぎり関係でヤバいものが当たっちまったら…;
 あっ、わりぃ。脱線した。お前らのアップルパイの評価な。これは美味いし高評価だったぜ。惜しかったのは中のリンゴかなー。俺個人の意見になるけど、アレはでっかくてゴロゴロしている方が美味いし風味や食感も楽しめるぜ?食べるやつの配慮として付け合わせにアイスクリームやシナモン、相性の良いコーヒーを用意したのは◯。見た目で所属バンドのアピールをしたのもいい感じだぜ、俺も見習おうかな?1番チームが料理対決や料理に対して真剣でしっかりしてるんだなーってことがよく分かったぜ!
 …あと(ネタバレ3)、俺のチームの奴や俺の先輩の1人がいつも天然ボケかましたりスプラッシュorアイシクル魂をかます過程で暴走したりで悪いな;いやあの2人は役職組だし俺らの中でもしっかりしてるし行動面では安定してるしかなり知能指数は高いと思うんだけど、突然なぜか突拍子のないことし出すことがあるし…;そこにタローとスク水の水ウサギミューモンのボケが合わさるとさすがの俺でも止めるのが無理になるって;毎度毎度全員に律儀に対応してるお前はすげぇよ;今度お前には俺の地元の美味いあんバターサンドを差し入れでやるから、これからもみんなと仲良くしてやってくれ…;



サツキの評価:☆☆☆☆
 トップバッターのお料理はどんなものかと緊張したけど、最初はいい感じで始めることができましたね。アップルパイの甘さが物足りないとおっしゃられた方もいましたが、優しい甘さが好みの私にはあなたたちのお料理の甘さはちょうどよかったです。そうでなくてもシナモンやアイスクリームである程度自分の好みの甘さや味付けに寄せることが出来るので試食した方は満足するでしょうし、食後の直淹れブレンドコーヒーも味わい深かったです。中身のリンゴの一部が少し潰れてしまっていたのはもったいないかな?フィリングは弱火でじっくり煮込みますが、時間をよく確認&火加減には注意して取り組むように。アップルパイで完成度の高いものができていますし、次回は中身のものを変えて別のスイーツ系パイやミートパイやキッシュなどにも挑戦してみるのもアリだと思います。あなたたちのような方ならチームの皆さんの信頼も集まるし、皆さんから慕われたり頼られるのも納得ですね!大人である私も見習うべき部分が大きいわ。ごちそうさまでした。



矢島の評価:☆☆☆☆
 お前か!お前は真面目にやるから絶対に変なものは出さないって信じてたぞ。挑戦者を見る限り、同じチームになったあいつから色々教わってできる限りやったんだな?もう1人の組んだやつもいつも真面目にやる努力家だし、いつもの料理の腕前よりランクアップできたのもその努力が実った結果だとあたしは思ってる。これが当たったキンクルやツキノや奏は大喜びしてたし、村の奴らやホルミーやジャクリンや真理子や凛音にも持っていってやれ。
 …にしても元は指揮者志望でクラシックが専門のお前が不定期とはいえバンドをやることになるとはな。しかもスイマーとかサーファーとかアイドルどもと共に…。音楽以外の共通点ほとんどないだろ。楽しんでるなら何よりだけど。この間のゲリラライブも告知されてすぐ真理子や凛音や奏と観に行ったが、何じゃありゃ;そりゃ演奏や歌は上手かったし、お前やアイツが大好きな凛音は大盛り上がり&大喜びだったし、真理子は案の定大爆笑してたが、あたしと奏はしばらく開いた口が塞がらなかったぞ;



キンクルの評価:☆☆☆☆
 とにかくツキノちゃんに大ハズレの料理が当たらなくて本当によかったクル…;いざとなったらツキノちゃんや奏ちゃんたちの代わりにワシが犠牲になる覚悟をしていたから…。
 さすが(ネタバレ1)ちゃん、ワシは君のことを信じていたクルよ!みんなのアップルパイは普通に美味しかったけど、最高評価には物足りないところがあったクル。だから☆を1個落としたクル、ごめん。1番の欠点はアップルパイの中身のフィリングクルな。これはパイ料理としてのメインの味わいはもちろんだけど、食感や風味にも関わる大事な部分だから、ここでミスをしちゃうとどうしても最高評価は厳しくなっちゃうクル。ワシは甘いものが好きだからなおさら厳しい目で見た部分はあったかもしれんクルな。…うーん、これだときっと多分次の健康診断でもフィットちゃんに怒られちゃうクルな…;ワシもダイエットは頑張るから、そしたらまたこれを作ってくれるクルか?☆5には物足りなかったってだけで、このアップルパイの全体的な出来は良かったクルからね。3人とも、結果発表には自信を持って来いクル!



ツキノの評価:☆☆☆☆
 美味しかったの〜♪これって(ネタバレ2)が作ったのね?焼き時間にミスはなかったからパイさんが焦げたり生焼けになってなかったし、付け合わせで用意されてたアイスクリームやコーヒーも美味しかったの♪ツキノはとても美味しく楽しめたし、パイの中身のリンゴさんがもう少し大きかったら最高評価をあげてたの。これをホルミーやジャクリンやシアンさんたち光バンドのみんなや他のミューモンのみんなにも持って行って一緒に食べるの〜♪(ネタバレ2)みたいな子がツキノと同じバンドメンバーでツキノはとっても幸せなの♪もちろん(ネタバレ1)や(ネタバレ3)のこともとっても尊敬してるし大好きなの♪キンクルのおじさんや奏もとっても褒めてたから、結果発表はみんなニコニコさんなの〜♪最高評価じゃないんだけど、打ち上げにはツキノがこれをオススメして出すから、みんなキュートでクリティーでハッピーになれるのⅴ



奏の評価:☆☆☆☆
 翔さんやキンクルさんに同じく、ツキノさんに大ハズレのパンが当たらなくて本当によかったです;…貴女が作られたんですね!料理対決なのはもちろんですが、自分の好きなものを作るとなると気合いが入りますもんね…!アップルパイ美味しかったです!評価が少し落ちてしまったのはフィリングの問題くらいですね。私普段コーヒーは苦いものがあまり得意ではないんで普段は飲まないんですけど、これはお料理と合わせたものもあってとても美味しく頂けました!あなたの村や島に遊びに行った際にはぜひ喫茶店に寄ってマスターのものもオーダーしてみようかな?これをぜひ村長さんやガオガエンさんや「クリティクリスタ」の皆さんや真理子先輩や凛音先輩、「パシフィカ」のみなさんにも持っていってください!貴女のような方が先輩でとても誇らしいです!私はまだまだ不束者ですが、これからもどうぞよろしくお願いします!
 …そういえばこの前の「パシフィカ」のゲリラライブ、皆さんお得意の水や氷を活かしたパフォーマンスや楽器の五重奏や見せ場のサビ終わりのお歌の5声ポルタメント(歌唱技術の一つ。ハモった状態をキープしながら音程を緩やかに変える。もちろん普通にハモるよりめちゃくちゃ難しい)はもちろんとても素晴らしかったんですけど、なぜか大型自動車を改造した移動式ステージで皆さんクロスオーバーワールドの1番の目立つ大広間まで爆走されながら演奏&お歌を歌われていたんで一見ものすごくカオスな状態になっていたんですが…。しかもノリノリの他の4人の方はともかく、(ネタバレ3)先輩は移動や演奏中に妙に穏やかな笑み&背後に謎の後光が出てたんでどこか悟られていたような…。きっと皆さんの暴走を止められずにあの状態でライブをすることになったんですね;あの、ライブが大成功したこと自体は分かったんですが、大丈夫でしたか…?;





雷那「人気アイドルバンドの『クリティクリスタ』は言わずもがな、例え即席の出来事がきっかけで結成したクロスオーバーバンドユニットでも実力は高いようね。シューティングゲームと音ゲー…『オンゲキ』を愛する私でも見習う点がありそうだから、後でメンバーそれぞれにインタビューしてみようかな?」
ブレディ「俺は夢見草さんとの付き合いがかなり長いから知ってるが、夢見草さんの世界には音ゲーとシューティングゲームがそれぞれめちゃくちゃ上手いゲーマーが2人いる。どっちもクロスオーバーのギルドメンバーだし、そこのツインテールのお前はそいつらとLI〇Eやメアドの交換をすることを勧める。あとは日向の彼女の超高校級のゲーマーの女子高生とかぷよぷよチームの1人も反応するかもな」
文香「あっ、それってさっき映像で流れてた『マリーニャ』ってクロスオーバーコンビユニットの女の子たちですかね?バ◯オの最高難易度を縛り込みでクリアしてたり、プ◯セカの『バグ』の最高難易度をフルコンでクリアしてた…」
迅「そういえばクロスオーバーバンドの3人が料理対決の挑戦対象者で1人は待機中、対象ジャンル外の残りの1人も救援として会場内にとちょうど全員いるらしいし、全員に突撃インタビューはアリですね。それ以外でも夢見草サイドはカップルが多いので有名だし、たとえカップル未満でもらーぶらーぶフラグが立ってるキャラがいるウワサもあるからそこら辺も聞きたいぜ!…つか、あの映像は何だよwww 水ウサギ族のスク水ミューモンと日焼けサーファー系DKと人気男性アイドル×2がノリノリで歌ったり演奏しながら改造選挙カー型ステージで大爆走は笑うしかないんだがwww 肝心の演奏や歌がめちゃくちゃ上手いのが尚更笑えるwww 残りのサイドアップの女の子も目は死んでたのに歌や演奏は完璧だったしwww」
山姥切国広「…先ほど救援の待機部屋で流れていた映像で観たが、俺と似た声をした黄金の髪の『あいどる』が謎の鉄の塊に乗って爆走していたのが信じられないんだが…。いや、音楽について素人の俺でも歌や合奏がかなり上手いのは分かったが。しかもアレがこの世界の人気歌手の1人なのか…;」(補足すると山姥切国広くんとカミュは中の人が同じです笑)



(※)救援の皆さんの待機部屋には夢見草サイドのキャラクターの紹介映像やクロスオーバーワールドの情報がCMや宣伝番組感覚で流れています。待機部屋にはメシウマ組お手製の美味しいお料理もあるから退屈しないで楽しめるよ?時々変なものが流れる可能性はあるけど、待機中の純粋な子たちのためにもアレな映像は流れないと思うので…まあ気にしないでください(笑)





ミックス「最初は平和なスタートでよかったし。最初から事故ると固定審査員の士気にも関わるし…;」
リックス「試食を終えたプラスα審査員のみんなは別室で待機しててねー!」





感想まだ

チームで料理対決!!(その1) ( No.352 )
日時: 2024/01/21 17:22
名前: 夢見草(元ユリカ) (ID: MXL14IX2)

 1番の試食が無事に終了し、続いては2番のパンを試食。さあ、2番のパンを試食する+α審査員は…?





ブラピ「俺らの出番になったな。…おい、行くぞお前ら」
音也「オッケー!できれば美味しいパンを食べられるといいなー!」
嵐「緊張するな…;拙者は普段ぱんなどの洋食を食べる機会は殆どないでござる。朧や燐の作る和食や神威の正露丸があるからな」



 パルテナシリーズの黒き堕天使と火属性の忍者バンドの見習い忍者とST☆RISHの輝く太陽が会場入り。打って変わり男子トリオになったが、接点はほぼないメンバーだ。 だがコミュ力が非常に高い音也が中心になって他2人に緊張しないように話しかけているようで、今回ほぼ初めて顔を合わせた割にはなかなかいい感じの雰囲気となっている。



音也「嵐たち忍汛の曲はカッコいいからよく聴いてるよ!だけど譜面はめちゃくちゃ難しいよね…;アレを☆8(最高難易度)でクリアできるの、うちのメンバーと先輩たちだとトキヤくらいだよ…。しかもゴーストモードはトキヤでも無理って言ってた;」
嵐「拙者らの譜面は演奏者の拙者ですらくりあが安定しない難易度でござるからな…;アレを平然とくりあする朧や燐や神威たちはやはり一流の忍びに相応しい実力の持ち主でござる…!うう、拙者も早くあの領域に辿り着きたい…!!」
ブラピ「あんまり焦るなよ。お前のペースで進めればいいだろ。ピットも危機感がない奴だが、ああいう生き方でも人生大体何とかなるぞ。」



 たかがゲームといえど立派なスキルのひとつであり、上手くいけば人間関係を円滑にしたり話題作りのひとつになり得る。侮ってはいけない。音楽ゲームの難易度ややり込みの奥深さ、焦らずにスコアアップを目指すことの大切さを話しながら彼らは席につく。



※ちなみにアイドルたちのSB69のスコア(つか音ゲースキル)ですが高い順から、
トキヤ>藍>蘭丸≧カミュ>那月(ここまで上級スコア)>音也≧レン≧翔(ここまで中級スコア)>セシル>嶺二>>真斗…となってます。



翔「音也!次の+α審査員はお前なんだな!」
音也「そうだよ翔!…ねえねえ、俺たちってまだ序盤の方なんだけど、さっきのお料理はどんな感じだった?」
夢見草「美味しかったけど最高評価とまではいかなかったわ。でも審査員のみんなに配慮されてて、いい感じに試食タイムを終えられたわ」
ブラピ「だが、料理対決で出される料理の2番はハズレ率が高いという噂もある。決して油断するな」
イカ「確かに…。そういやブラピ、なんかいつもより機嫌いいけど、どうしたの?」
ブラピ「…ああ、俺と一緒に来た+α審査員があの変態クソ蛇のような奴じゃなくてよかったと思ってるだけだ」(ギロリと空中を睨みつける)
サツキ「あっ…;」
矢島「アイツだったら席に着く前からサツキ先生やイカやリミックス姉妹にセクハラ発言ばっかするのは目に見えてるし、あたしも即座に空手でぶっ飛ばしてた。音也と嵐で良かった」
嵐「?…クロウ殿、なぜ拙者の耳を塞ぐのだ?」
クロウ「お前は何も気にするな」(嵐の耳を塞ぐ)
音也「り、リックスちゃん!ミックスちゃん!次のパンを持ってきてくれる?俺もうお腹空いちゃったよー!」(アイドルや芸能関係者じゃなくてもセクハラはダメだってー!…あの人、本当に伝説のエージェントなのかな…;スネークのゲームは学生時代にやってたから主人公が裸族化してて地味にショックなんだけど…;)
ミックス「分かったし;…今持ってくるから待ってろし」



 純粋組の嵐に変なことを聞かせるわけにはいかないのと、過去の嫌なことを思い出したブラピの機嫌が最底辺に落ちる前に試食に移る。2番のパンはシンプルなものであり、何かを包んだパンがシンプルな白いお皿の上に3個ずつ並んでいる。これらのパンの形には特徴があり、大まかに何かの動物を模した形のようだ。だがこれらのパンには見ただけでもわかる欠点があった。



翔「えっと、パンの形はざっくりとだけど動物だな?これを作った奴は1番のと同じように製作者アピールをしたみてーだな」
サツキ「そうみたいですね。えっと、動物は犬と猫かな?あとはデフォルメされた羽もありますね。何でかな?」
ブラピ「…おい、このパン、少し焦げてないか?」
嵐「ぱん…とは、こういうものなのか?噂によると美しい狐色だと聞いていたのだが…;」
夢見草「…これ、もしかして焼く前にパン生地に溶き卵を塗らなかったわね?焦げてないものでも焼き上がった時のツヤが出てないわよ」
矢島「1番は焼き加減系のミスが0だったが、こっちは焼き加減で結構ミスったみてーだな…」



 そう、2番のパンは一部が焦げかけていた。さらにパンの特徴である美しい狐色の焼き色やツヤが出ていなかったのだ。ちなみにパン生地に溶き卵を塗る理由は焼き上がったパンの表面にツヤを出すためである。溶き卵を塗るのと塗らないのとでは食感に多少の変化はあるが、溶き卵を塗ることでパン生地の味を変えることなく、完成したパンに美しいツヤと焼き色を付けることが出来るのだ。なお生地の表面に塗る溶き卵のことをフランス語で「ドリュール」または「ドリール」と呼び、これを塗る作業を「ドレ」といいます。2番チームはパンの焼き加減でミスったと分かり、実食に移る。だがパンには食べたことでもさらに問題があることがわかった。





感想まだ

チームで料理対決!!(その1) ( No.353 )
日時: 2024/01/21 17:30
名前: 夢見草(元ユリカ) (ID: MXL14IX2)

イカ「見た目についてはそろそろいいかな?んじゃ、いただきまー…かった!?」
音也「見た目でも何となく分かってたけど、これ、結構長いこと焼いてるね!?パンの本来のふわふわさがあんまり出てないよー…;」
翔「見ただけじゃ分かんねーから、パン生地自体は…これはえっと、米粉パンか!?あれ、結構珍しいものを使ったな?」
クロウ「普通の小麦粉ならまだしも、米粉パンなら尚更焼き加減に気を付けねーとダメだろ黙示録。フランスパンやバタールとかの敢えて少し長めに焼いて固さを活かすパンならあるが、これは丸パン状に何かを包んだパンだから、作業工程で無理に固くする必要はないパンだろ。つまりただのミスだな;…んで、パンの中身はカスタードクリームとチョコレートと餡子だな」
サツキ「餡子はこしあんでしたね。えっと、用意した小豆を自分で煮だして潰したのかな?この餡子に食感や味に問題はありません。餡子のほんのりとした和の甘さがよく出ていると思います。カスタードクリームは…あっ、一部がダマになっていますね;チョコレートは…えっと、どうやらこのチョコレート、テンパリング作業を行っていないみたいです。うーん、どちらも食感が…;」
矢島「パン系統の中に入れるものとしては定番のやつだけど、カスタードとチョコレートが妙に甘くて滑らかじゃないし、甘すぎるものが嫌いなあたしにはキツい…。なあ、これは残していいか?;」
嵐「なら拙者ら+α審査員が頂くでござるよ!固定審査員殿らはまだまだ食べなければいけないからな!…うーん、焦げの部分は取ってもいいでござるか…?;」
ブラピ「食べられることは食べられるが、☆3は無理だなこりゃ…」



 実食の結果、2番のパンは米粉のパン生地を使用したことが分かった。だが米粉特有のもっちりさとふわふわさの融合が焼き加減をミスしたことで台無しに。中身として入れられてものはカスタードクリームにチョコレートクリームに餡子という定番のものだったが、カスタードにはダマがあり、チョコレートはテンパリング作業を行っていないことで滑らかさが喪失。餡子以外は失敗しやすいミスや初心者が間違えやすいミスで残念なことに。ここで食べることが好きな作者が一言。



夢見草「…これを作った子たちは多分、カスタードクリームとチョコレートを一から作ったんじゃないかしら?カスタードクリームは一から作ると焦げやすかったりダマになりやすいから、そこでミスったのかも。テンパリングもお料理やお菓子作りをしない人から見るとマイナーな作業だし、調べないとわからないものだしね」
イカ「つまり、このチームは料理に慣れていない人が集まっちゃったってことかな?あとパワータイプに該当してない子たち!クリームを長く混ぜ続けるのって結構体力使うからねー」
翔「…あと俺さ、これを作った奴の1人の心当たりが付いたかもしれねえ。初心者用のパンを選んだのはこれを作った奴が料理に慣れてないからだろ?あいつは条件に当て嵌まってるし、特別パワータイプって訳でもない。あとあいつなら米粉に注目するのも何となく分かると思う」
音也「?…あーっ!そうか!俺も分かった!うん、何で小麦粉じゃなくて米粉のやつなのかなーって思ってたけど、そういうことか!!」
嵐「つまりこれの製作者はぱんがお題といえど、わざわざ和の食材に興味を抱くものということか?翔殿や音也殿には心当たりがあるようだが、拙者は…うーん;」
ブラピ「あと何で餡子だけ中身の出来がミスっていないのかも気になるところだな。餡子もきちんと煮てかき混ぜねーと味が微妙になるだろ」
矢島「…餡子だけは作るのに慣れていた、とかか?」
サツキ「そんなことってあるんでしょうか?…いや、今回はチーム戦なのでたまたま餡子の煮出しに慣れていた方がここの作業を行った可能性はありますね。様々な世界から挑戦者が集まっていますし、一から可能性を否定するのはやめた方がいいわね」



 少し製作者の検討は絞れたが、まだ序盤ということもありよく分からない。ある程度食べた後、全員評価用紙に評価を書き込む。





2番チームの総合評価:☆☆





夢見草の評価:☆☆
 あなたたちが作った今回のパンはツヤ出しが不要なメロンパン系ではないし、見た目の評価のためにもツヤ出しの溶き卵を塗る作業をして欲しかったかな。あと一からパンの中に入れるクリームを作ったのは偉かったけど、カスタードクリームのダマやチョコレートのテンパリング作業を行わなかった点が気になるわね…。もしリベンジしたいなら、次は市販品のキットを利用してクリームを作ってみるのはどうかしら?ほら、牛乳を混ぜて作るやつ。あれなら長く混ぜ続けなくても簡単に作れるし、クリームの固さを好きなように固定したり、定番の生クリームやカスタード系だけじゃなくて抹茶味やモカ味などのクリームも作れてお料理に工夫や遊びを入れることが出来るからね。…え?キットを使うと反則になるって?それくらいなら事前にコメントで知らせてくれれば問題ないわ。流石に既製品のお料理やお菓子を「自分で作った」とそのまま出したら即座に失格になるけどね?



イカの評価:☆☆
 そういや随分前の料理対決だと、たしかお店のケーキをそのまま料理対決に出して失格になったキャラがいたんだよね…;ちょっと調べれば分かることなんだし、悪いことは考えちゃダメだよー;
 評価だね。あなたたちのパンはちょっと焼き過ぎて長くが固くなっちゃってたし、一部焦げてたところがあったよー;余熱の問題もありそうだけど、もしかして「パンの焼き色が出てない!」と焦って追加で焼いちゃった?パン系統の熱するお料理にとって焼き時間のミスは致命的だから次やる時は気をつけてね?クリームの件も初心者がやりそうなミスが多かったから、もしかしてあなたたちは料理そのものに慣れていなかったのかなーってあたしは思った。みんな怒ってないから、結果発表にはちゃんときて話を聞かせてね?



クロウの評価:☆
 カスタードクリームがすっげえ甘ったりぃ…;クリームの中もダマになってるし、牧場が実家&牛乳が大好きな俺にとってはこの有り様は許せなかったから評価をかなり下げた。悪いな。一見簡単に見えるけどカスタードクリームは長い時間火にかけながら混ぜ続けるから慣れてない奴や女性や子どもキャラにとっては厳しい部分がある。作者の言うとおり、申請すればクリーム部分のキットの利用くらいなら認められるし、生かせそうな道具は上手く利用した方がいいぞ?



翔の評価:☆☆
 お前かー!お前、米は大好きだもんな!きっとパン生地を出す機械を見て「パンを作るならこの生地がいいです!」ってチームメイトに言ったんだろ;
評価な。厳しいことを言うようだけど、あんまり美味しくはなかったぜ。悪かった点をまとめると焼き時間をミスった、ツヤ出しの溶き卵を塗らなかった、中に入れるものも餡子以外は出来が悪かった。この3つだな。料理初心者がやりがちなミスも多いし、俺も今度お前の料理の特訓に付き合うから、次は一緒にやってみような。きっと聖川やトキヤや嶺二先輩や蘭丸先輩も付き合ってくれると思うぜ?つか、音也は特訓に付き合う気満々だしな!スイーツ系は苦手分野だからって辞退しそうなレンはともかく、何だかんだでカミュ先輩とかも…おい、嫌そうな顔はするなよ;また怒られるぞ;



サツキの評価:☆
 ツヤ出しがなく少し焦げてしまった固いパン、ダマが目立つカスタードクリーム、なめらかではなく固くなってしまっているチョコレートクリーム…。うーん、甘いものが好きな私だからこそ目につくマイナスポイントが目立ちますね;カスタードクリームにダマが出来てしまった場合は取り除いたりしっかりとこしましょうね?クリームを無駄にせずしっかり作れば美味しく食べられますし、たとえお料理の過程で失敗してしまってもお料理の経験値や次のレベルアップに活かせますし、試食者の皆さんも認めてくれますからね。そういえば、クリーム系統ってお鍋や火を使う作業が多いですね。大丈夫だった?火傷や怪我はしてない?



矢島の評価:☆
 カスタードとチョコがクソ甘い…。悪い、それだけであたしにとってはかなりキツい。テンパリングって確かチョコレートだけに行う作業だろ?あとパンに塗る溶き卵は卵白は使わないで卵黄だけ使うから、料理に慣れていない奴にとってはそもそも分からなかったのかもしれない。スイーツ系のパンに挑戦するならそこらへんももう少し勉強した方がよかったのかも。あと何で餡子の中身だけ上手く出来てたのかは分からないけど、もしかして製作者の中に和食関係者がいたのか?今回の挑戦者は多くいるから誰かは分からないけど…。



ブラピの評価:☆☆
 固い、甘ったるい、時々焦げに当たる…で美味くはない。このパンは中身を包んで焼くだけのシンプルなやつだし、お前らは多分全員料理初心者かあまり詳しくない奴だろ。調理過程において油断や詰めの甘さは致命的だから油断はするな。まあ今回の料理対決の作業時間は2時間だったし、もう少し時間があれば落ち着いて出来た作業もあったのかもしれないが。結果発表ではどうしてこうなったのかは固定審査員たちに知らせろ。
 にしてもデフォルメされた羽と、イヌと、ネコ…。おい、分かったかもしれん。



嵐の評価:☆☆
 拙者は修行や任務の影響で普段は和食しか食さないゆえ、初めてぱんを食したのだが、これは…。いやはや、何と言っていいのか分からなくなってしまうぱんでござるな;焦げは重篤な病気に繋がる例があると朧や燐も申していたゆえ、注意せねばならぬぽいんとであったな…。くりーむやちょこれーとの件も煮たりする過程で火加減に気をつけねばならないぽいんとであったようだな。拙者も火属性なのだが、調理中の火の扱いは苦手だから貴殿らの状況には同情してしまう…。だが、餡子はほくほく&優しい甘みでしっかりとした仕上がりになっていた!欠点は多いが、長所も見出せるぱんであったぞ!拙者も貴殿らを見習い料理の修行に励むゆえ、ともに奮闘しようぞ!



音也の評価:☆☆
 君が作ったんだね!おにぎりとかはともかく、多分パンは今回の料理対決で初めて作ったんだと思うし、慣れないなりに一生懸命頑張ったんだね!
 えっと、みんなの意見をまとめると今回の君たちのお料理のミスはオーブンの時間をミスったものと合わせて火加減関係が多いね…。俺も戦闘スキル関係で炎属性の魔法を使うから『普段からも火の扱いには十分気を付けろ』ってシェゾたちから散々言われてるから、もしよかったら君の火の扱いの特訓に付き合うよ!弱火とか中火とか強火とか色々あるけど、ただ強く(弱く)すればいいってわけじゃないからね…。料理の特訓の方はマサやトキヤや嶺ちゃんや蘭丸先輩も付き合ってくれると思う!君は素直で一生懸命で頑張り屋さんだしね!…俺や翔たちは怒っていないから、結果発表にはちゃんと来てね!





感想まだ

チームで料理対決!!(その1) ( No.354 )
日時: 2024/01/21 17:35
名前: 夢見草(元ユリカ) (ID: MXL14IX2)

次は3番のパン。3番のパンの試食者はというと…。





シュルク「次は僕らの番だね!…ラスク、キンタさん、準備はいい?」
ラスク「オッケー!僕はこの試食が終わったらすぐ医務室に戻るよ!アロエちゃんとミューちゃんが変な人たちに会わないようにする見張りもあるし!」
キンタ「ああ、どんな世界でも幼い子たちや純粋な子たちが裸族や不審者に遭遇するのは絶対にダメだからね;…俺は今日の料理対決のためにおニューの金Tシャツを下ろしてきたんだけど。ど、どうかな?」
シュルク「なかなかイカしてると思うよ!キンタさん、今回の固定審査員のイカちゃんに聞けば金Tシャツに合うジーンズや靴やアクセサリーも教えてくれそう!イカちゃんはすっごくオシャレさんだからねー」
ラスク(僕、金Tシャツの違いが分からないんだけど…;)



 ゼノブレ1のモナドの研究員と水バンドの実力派アコースティックバンドのリーダーのギターボーカルの獣人の青年と第6アカデミーのちょっと生意気な飛び級の緑髪の少年だ。



ラスク「そういやキンタさんって擬人化しても動物の特徴が強く残っている(キャラブロマイドのURを参考にしたから)んだよね…。大丈夫?」
キンタ「…正直、あんまり大丈夫ではないかな。獣人の特徴はいい場合に作用することが多いけど、今回は嗅覚や痛覚や味覚が…;できればポイズンクッキングや酷い料理に当たることは避けたいね…;」
シュルク「もし水バンドの中心的存在のキンタさんがポイズンクッキングにぶち当たったらガウガのみんなは言わずもがな、某スク水ギタリストをはじめとした水バンド全員が突貫コースになるな…;キツかったらすぐに言ってね;…おーい!イカちゃーん!みんなー!」



 モナドの研究員が声をかけると、スプラトゥーンシリーズのインクリングが手をあげて応える。さらに同事務所の顔見知り&知り合い(キンタさんのバンドのガウガと、SB69でお馴染みのプラマジ&シンガンは同じBRR事務所所属)の登場にクロウの顔が引き攣った。



クロウ「次の試食者ってキンタウルスか…;おい、もしヤバそうなのが来たらお前は真っ先に逃げろ;お前は擬人化状態でコレだし、もしヤバいブツが出ちまったら獣人のお前の被害はかなりデカくなるぞ;」
キンタ「うん、俺も+α審査員に選ばれた時点で覚悟はしてる;…そういえばみんな、聞いてもいいかな?大当たりのお料理って出たのかい?」
夢見草「☆4クラスは出たけど、☆5の大当たりクラスはまだ出ていないわ」
ラスク「あー、そうなんだ。でも大当たりの早期全滅は避けたいよねー;」
矢島「ああ、まともに食えるメシがなくなったら固定審査員の精神的ダメージがめちゃくちゃデカくなるからな」
サツキ「生徒の皆さんが被害に遭うのはとても嫌だけど、実弟と同年代の生徒が死ぬのはより避けたいです…!ここで大ハズレは来ないでほしい…!」
翔「++α審査員が全員来たな。んじゃリミックス姉妹、次のパンを頼むぜ!」
リックス「オッケー♪じゃ、持ってくるね!」



 3番のパンを司会のリミックス姉妹が運んできた。だが3番のパンが登場した時、その場にいた全員が固まった。一体何が出たかというと…。



サツキ「これは…キッシュですね?パイ生地を利用して作る…」
シュルク「そうだね。えっと、中に入っているのはお肉とチーズかな?」
キンタ「見たところ、他にはほうれん草とコーンも少し入っているね」
ラスク「…アカデミーの食堂で食べたキッシュより生地がちょっと茶色すぎるような気がするんだけど…。あのさ、これって焼き過ぎてない?」
矢島「予想だが、こいつらも2番のと同じで焼き時間をミスったんだな。だが…」



 3番のパン料理はミートキッシュだった。ちなみにキッシュはカットされておらず、審査員たちが個別に好きな量でセルフでカットする形にして提出したようだ。会場内にチーズとお肉の匂いが漂う。さらに少し野菜も入れており、3番チームが料理の栄養バランスに配慮したであろうことは伺えた。だが、ミートキッシュは少し焼き過ぎたのか、チーズとお肉と野菜の匂いの他にほんの少し焦げ臭い匂いがする…。何よりこのキッシュの1番の問題は…。





全員「何でペットボトルが刺さってんの!?」





 そう、ミートキッシュに現在進行形でミネラルウオーターのペットボトルがぶっ刺さっていたからだった(爆弾投下)。しかも最悪なことにペットボトルの中身は空ではなくたっぷりと冷たい水が詰まっていた。さらに料理対決でお馴染みの専用の機械で保管状態から取り出したことで料理内の時間が再始動したため、ペットボトルからはどくどくと水が噴き出す。溢れ出した水はそのままミートキッシュやそれを乗せた食器をどんどん水浸しにしていく…。



クロウ「おい、これってどう見てもダメじゃねーか!?」
イカ「せっかくサクサクのパイ生地が…。水でグチャグチャだ…;」
夢見草「食感が大事なキッシュと水って相性最悪じゃない?お料理のアレンジにしてはあまりにも無謀すぎるような…;」
翔「ん?あれ?…なあみんな、キッシュの中に何か入ってねーか?」
サツキ「そうね!私が魔法で取り出して解析しますね。えっと…これは毒物ではないわね。おそらくプラスチック製の何かと白いリボンの切れ端のようです。プラスチック製のものはやや大きめで四角く、ざっくりと何かで切られてますね。…あの、これってまさか…;」
シュルク「…ねえ。これってさ、料理で使うまな板なんじゃない…?;」
ラスク「そういえばまな板ってプラスチック製のものや木製のものがあって…って、何でまな板が料理の中に入るの…?;しかも切られた状態で…?;」
キンタ「…俺、これを作った子が分かったよ。悪気はないだろうし、この子は真面目に一生懸命やったと思うからどうかみんな許してあげて欲しい。それにこの子も何かトラブルに巻き込まれたみたいだし…;」
矢島「は?あんた、何でそれが分かるんだ?」
キンタ「いや、だって、これって…」



 そう言いながら水属性の実力派バンドの獣人の青年はキッシュにぶっ刺さっていたペットボトルを取り出し、ラベルを剥がして審査員一同に見せる。するとそのラベルには「美味しすぎる水」の文字が…。



リックス「あー、リーも分かった。あの子だ…;」
ミックス「そういや水バンドの会合や『あのバンド』の対バンでは毎回のようにそれが配られるし。キンタさんは同じ属性で共演機会も多いからすぐに分かったみたいだし…;」
サツキ「…それに今気付いたのですが、私はこのリボンには見覚えがあります。ラスクくん、あなたも分かるわよね?」
ラスク「え?…あっ!分かった!そっか、なるほど。うん…;」
翔「つまりお前らの知り合いが関係してるってことか;…そういやこいつらって、2番と同じであんまり料理が得意じゃないって言ってたような…;」
矢島「それにしてもだ、サクサクした食感が大事なキッシュに美味しすぎる水がビシャビシャになるまで掛かるって、ある意味ミラクル過ぎるだろ…;」
シュルク「しかもキッシュの中には切られたまな板とリボンが混入するって…。あれ?……ねえイカちゃん、まさか……;」
イカ「…シュルクも気付いた?あたし、何だか嫌ーな予感がするよ…;」
クロウ「少なくともスマブラ側の挑戦者はこの状況を回避できるほど指揮スキルや段取りや料理の腕はよくないってことだけ分かったぜ。あと、イカとシュルクのコメントがすげー不穏なんだが;」



 3番のチームは調理中に何かしらのトラブルがあり、それがある意味ではかなりミラクルな形となってこのようなペットボトルキッシュ混入事件に繋がってしまったのだろう。特に+α審査員の1人であるキンタはこれの製作者の検討がついているので空笑いしか出ない。試食しなくても一応味がどうなっているかは何となく分かるのだが、食べないと評価がつけられないので一応試食。味はもちろん…;



シュルク「まな板(?)は避けてっと。…うわっ、何かの欠片も混じってた!?」
ラスク「うえーっ、ビショビショ…;ぐちょぐちょだし、美味しくないよー…;」
キンタ「お肉の種類だけど、牛肉のひき肉だったね;…料理中にペットボトルとかが刺さっちゃって、作っている子たちは途中でパニックになっちゃったのかもしれないな…;」
夢見草「そうでなくても元のキッシュが焦げてるから生地がちょっと苦いわね;…私、キッシュは大好きなんだけど、これだと☆2も無理かな…;」
サツキ「そうですね;でも作った子たちはかなり落ち込んでいるでしょうし、特にあの子には新しいリボンを用意しましょう;えっと、できれば元と同じ白いものを…」



 ひと口だけ食べて試食をストップ。3番チームの挑戦者達は元から料理が苦手な子が集まった上に、調理中に予想外のトラブルに見舞われて仕上がりがある意味ミラクル状態になってしまった。
 読者の皆さん、3番チームの子たちは全員真面目にやったし反省するタイプなのでどうか大目に見てやってください;今までの料理対決の事例を見れば3番チームのミスはまだ軽い方だと分かりますし、何より今回は3番より酷いのが数ケースあるからね…。





うわあ;感想まだ

チームで料理対決!!(その1) ( No.355 )
日時: 2024/01/21 17:42
名前: 夢見草(元ユリカ) (ID: MXL14IX2)

実際にお料理に水がぶっ掛かって台無しになったケースってあるんだろうか…;




3番チームの総合評価:☆



夢見草の評価:☆
 あなたたちも頑張ったんだろうけど、これはちょっと無理だすまん;あなたたちはみんな料理が苦手だし、一生懸命頑張ってる中でも何かしらのハプニングが起こっちゃったんだろうね…。みんな怒ってないし、心配してるから結果発表にはちゃんと来てね;



イカの評価:☆
 これは随分と派手にやっちゃったね…;お料理がこれだと作った場所のキッチンも大変なことになってそう;多分話し合いとか練習はしたんだろうけど、料理対決の当日で混乱しちゃったのもあるのかな?この出来だと結果発表のあとに反省文とキッチンの掃除は避けられないけど、シュルクもキンタさんもラスクも分かってくれてるからね!結果発表にはちゃんと来てね!



クロウの評価:☆
 料理の出来がどうこう以前に、お前らはケガはしてないか?もししてるならまずはさっさとドクターに診てもらえ。…お前は料理対決の挑戦者になった時に不安もあったっぽいが、それなりに張り切ってたよな?本番でこんなことになってショックは大きいだろうが、まあ俺らもキンタもリミックス姉妹もお前がやる時は頑張ってやる奴だって分かってるしとやかくは言わねーよ:ただ、おふざけやカオスは自重しろ



翔の評価:☆
 1番の結果で何となく分かってたけど、お前、仲の良い俺の先輩の1人やあいつとは組めなかったんだな…;集会で「一緒に組んで自分のサポートをしてくれ」って何回も言ってたもんな…;出来がこんな感じだからオシオキは避けられないだろうけど、お前らはちゃんと反省してるだろうからかなり軽いものになるし、読者の皆さんもお前らが頑張ったことはちゃんと分かってくれると思うぜ。



サツキの評価:☆
 結果が伴わずに落ち込んでしまうのは分かりますが、皆さんあなたたちの努力は理解していますので泣かないで下さいね;…3番チームの皆さん、怪我はしていませんか?もし怪我をしてしまっていたら遠慮せずにドクターやサイモン先生やマリーさんや芳佳さんに診てもらって下さいね。軽いものでも怪我を放っておくと細菌が入り込んで大変なことになりますからね。…いつも付けているお気に入りのリボンがとんでもないことになってしまったようだし、運営側から新しいリボンを渡しますね。結果発表にはしっかり来て、落ち着いてお話を聞かせて下さいね?



矢島の評価:☆
 いや、仮に☆5クラスのやつでもこれの立て直しは厳しいだろ…。失敗したなら料理をやり直して2個目のキッシュを作ってもルール的にはなんの問題もなかったはずだが、時間がなかったのか?それか最後まではいい感じだったけど終盤や仕上げでハプニングが起きたとか…。一体お前らのブースのキッチンで何が起こったんだ…;



シュルクの評価:☆
 …もしかして、これを作ったのって君かな?だとしたら他の2人をとんでもないハプニングに巻き込んでしまってすごく落ち込んでいるのが想像できるよ…。僕は何も怒ってないし、それはラスクもキンタさんも固定審査員のみんなも同じだから、結果発表には来てちゃんと話を聞かせてくれないかな?あの人も君の頑張りは理解してくれるだろうから…。あっ、今回ばかりはあの人に当たらなくて正解だったかも…;もしこれがあの人に当たっちゃったら、君は今回以上に落ち込むのは間違いないからね……;



キンタの評価:☆
 キッシュにペットボトルが刺さっていたのを見た時は驚いたな…;料理に水が噴き出して注がれているのを見た時は一瞬何かの芸術作品なのかなと思ってしまった…。俺たちの出身地であるMIDICITYは音楽はもちろんだけど、絵画や彫刻や他の芸術もかなり発展してるし…。
 (ネタバレ)ちゃん、ケガはしていないかい?君たちもこの2週間で色々頑張ったんだろうし、俺たちも君たちを責めるようなことは何も言わないからね。汚してしまったであろうキッチンの掃除は俺やシュルクくんやラスクくんも手伝うからね。だから結果発表にはちゃんと来るんだよ?いいね?…あ、デーヤンやダイシゼンやウチュウラーに聞いてバケツやよく効く洗剤とか掃除用具の準備をしておこうかな?



ラスクの評価:☆
 あー、君かぁ…;そういえば君はあのリボンがお気に入りで、毎日結んで付けて教室に来てるもんね;あのキッシュは水浸しでビシャビシャで、正直料理っていえるものじゃなかったけど、でもこうなっちゃったのは仕方ないね…。僕も同じ状況になったら絶対立て直しは出来ないだろうし;…サツキ先生が君のために新しいリボンを用意してくれるって!これで髪を結び直せるだろうから、それは安心して!だから結果発表にはちゃんと来てね!!










シュルクとキンタとラスクが会場を後にし、今回のパートの最後の4番のパンを試食する+α審査員は…。





パックン「擬人化薬を飲んで…よし、行くっスよ!さーて、自分と一緒になる+α審査員の子たちは…」
蘭丸「…ハッ、テメェか。あのヤンキー男子校バンドの…」
ジョウ「…ふん、お前か。あの4人組アイドルの…」
パックン「どうどう。蘭丸さん、ジョウくん、ちょーっと落ち着くっスよ〜?」



 スマブラに衝撃の参戦を果たしたマリオシリーズのヴィランの花は互いにガンを付け合っていた不良男子校バンドのどこゆびのベーシストとQUARTET NIGHTのロッカーの間に入り、2人を宥める。そういやあんたら、準備編でドッタンバッタン大乱闘してたな。だがガラの悪さに反して根は真面目で常識的なところがある2人はパックンのコミカルな仲裁で落ち着き、ふうっと息を吐いて互いに謝罪した。



ジョウ「…その、俺らの学校はとにかく治安が悪くて。ケンカや大乱闘なんて日常茶飯事だし、俺らのバンドメンバーも悪い奴らじゃないんだけどみんな血の気が多くて。今更かもしれませんが、集会の時はすみませんでした」
蘭丸「マジか;テメェらの学校、DOSの奴らよりヤバくねぇか?…俺らも男しかいねえチームだから血の気の多さについては人のことは言えねえし。その…悪かったよ。あと普通の日常や学校生活やダチや今しかできないことは大事にしとけ。俺は家庭の事情で高校を中退したからな」
ジョウ「そうだったのか!?マジか…。それなのにクロスオーバーワールドを代表する人気アイドルになったって、凄いなあんた…」
蘭丸「!? べ、別にその、これくらい別に大したことじゃねえよ!///…おい、なんかテメェもベースをやってるって聞いたし、後でベースについて話すか?」
パックン「この間ケンカしてたからどうなるかと思ったけど、上手いことまとまって良かったっス。一件落着っスね。これもまたひとつの青春の形っスね〜!」



 冷静になり改めて話してみるとお互いの長所が分かる。苦しい過去を乗り越えてクロスオーバーワールド内のトップアーティストの1人として成功した蘭丸を素直に褒めるジョウに対して、全体的に少し素直じゃないところがあるQUARTET NIGHTのロッカーは顔と耳を赤らめテンプレツンデレを発動させる。さらにちょうど共通の特技であるベース演奏やベース関連の話もあってすっかり打ち解けたようだ。ドッタンバッタン大乱闘をしていた2週間前から打って変わり「雨降って地固まる」ような関係を築いた2人をニコニコしながら彼らを見守るヴィランの花。だが、蘭丸とジョウはそんなパックンフラワーを見て…。





蘭丸&ジョウ「…つかお前、本当にあのパックンフラワー!?;」
パックン「そうっスよ?ふふーん、擬人化した時の衣装も自分が尊敬するクッパ様から頂いたんスよ〜♪」





…うちの擬人化パックンフラワー、サングラス装備&男性用チャイナ服&高身長で赤髪と緑のメッシュが入ったちょっと胡散臭くて軽めだけど十分イケメンの青年になってますからね(笑)。





感想まだ

チームで料理対決!!(その1) ( No.356 )
日時: 2024/01/21 17:52
名前: 夢見草(元ユリカ) (ID: MXL14IX2)

……



パックン「イカちゃん、みんな、着いたっスよ〜!」
イカ「あっ、次はパックンたちなんだね!お疲れー!いやー、何回見てもあんたの擬人化状態には驚いちゃうよー!」
サツキ「うちの擬人化情報を知らないと誰もあなたがマリオシリーズのキャラクターの擬人化だとわからないでしょうし、特に何も知らない方から見たら『龍が◯く』などのゲームの登場人物の1人かと思われるのではないでしょうかね…;」
パックン「いやいやそんな〜!そもそも自分ら、そんな治安悪くないっスよ!何せ全年齢向けだし?」
ジョウ「クロウさん、お疲れ様っス。お薬は飲んだ方がいいですかね…?」
クロウ「キンタの次はジョウか…。身体が弱いお前も料理によったらヤバくなりそうだし、一応飲んどけ;」
翔「蘭丸先輩、お疲れ様です!+α審査員は矢島の横の端の3個の席に座って下さい!」
蘭丸「おう翔、お疲れさん。…なあ、今んとこはどんな感じだ?」
翔「1番目は結構美味いパンだったんですけど、2番目と3番目はぶっちゃけハズレでしたね。まあでも、真面目に頑張って作ってたしヤバいブツよりかは全然救いがありました」
矢島「2番と3番はどう見ても料理初心者がしただろってミスの多いパンだった。あと一部は何かトラブルがあったっぽい」
蘭丸「…おい、トラブルって一体何があったんだよ;」
ジョウ「ただパンを作るだけでトラブルって、あり得るのか…?特に今回のパン生地は専用の自販機から買うんだろ…?;」
夢見草「分かりやすい特徴があった子たちはいたけど、まだ序盤だから誰が何を作ったのかはイマイチ把握しきれてないのよね…。じゃあリックスちゃん、ミックスちゃん、次のパンを持ってきてくれる?」
ミックス「分かったし。じゃあ…ぎゃあああああー!?」
リックス「嫌あああああー!?これはあたしたち、ちょっと無理だってえええええー!?」
ジョウ「うぐっ!?目、目が…!鼻が…!?」
夢見草「目と鼻がすっごい痛いんだけど!?何この刺激臭は!?…世界樹リーダー組!ガスマスク付けてちょっとこっちに来て!!」
ロッシュ「すっげえ嫌な予感がする…!おいリックス、ミックス、下がれ!俺たちが運ぶ!…はあっ!?なんだよこれ!?おいミシェル、マズいぞこれは…;」
ミシェル「…みんな、覚悟して。4番目のパンは…;」



 司会のリミックス姉妹がパンを取りに行くために会場のドアを開けた瞬間、あまりにも強い刺激臭が会場全体を襲った。特にそれは原型が獣や獣人のキャラにとってはあまりにも厳しいものであり、リミックス姉妹とジョウはすぐに目や鼻を抑えて蹲ってしまう。嫌な予感がした作者がリミックス姉妹を退避させ、戦闘慣れしている世界樹のエトリア&ハイ・ラガートのリーダー組にガスマスクを付けさせた上で運ばせたが、手強いモンスターや修羅場を多く潜ってきた2人ですら思いっきり顔を引き攣らせている…。
 そんな中審査員たちの前に姿を見せた4番のパンは…。










真っ赤に染まった揚げたパンだった…。










全員( Д)          °°










 五感に余りにも強い拒否反応と危険反応を訴える刺激臭と、目に余りにも悪い色彩の暴力に、審査員たちや司会たちはただただ言葉を失った…。





イカ「えっ…。ねえ、これって、冗談だよね……?」
クロウ「俺様たちは動物の特徴が強いミューモンだから、擬人化した状態でもキツいんだが?…十中八九、うちの世界のバカがやらかした…!!」(無数の青筋ビキビキ&般若のような形相になる)
サツキ「あ、揚げパンって、普通は狐色や茶色のはずですよね…?何で赤い状態で出てきているんですか……!?」(顔面蒼白)
パックン「み、みんな!落ち着くっス!ただパンの色で自分たちを驚かせた可能性もあるっスよ!だから、だからまだ希望はあるっス…!!」(顔面蒼白&汗ダラダラ)
矢島「……」(無数の青筋ビキビキ&顔面が夜叉のようになる)
蘭丸「…揚げたパンつったら、中身はある程度予想付くだろ。おい、早くこれの中身を確認させろ」(無数の青筋ビキビキ&修羅のような形相になる)
翔「…まさか…;」





 なぜか素手でこれを割るのはどう見ても嫌な予感がする。数人が能力強化状態でパンごと皿を潰しそうになるのを何とか制して抑えながら、スプーンで揚げパンをしっかりふたつに割り、中身を確認する。すると、蛍光色の光をチカチカ放つ、ドロドロの真っ赤に染まったカレーが出てきた…。しかもカレーの中には何か黒ずんだ「何か」が見える……。



夢見草「カレー…。つまりこれはカレーパンってことね…。カレー、辛いもの、うん……;」
クロウ「俺、今すぐフジレイドとタケッパーとタクバに連絡を入れる。新アプリで初登場した俺らの後輩に被害が出そうになってるし、このままだと火属性バンドの会合やそれ以外のバンドみんなの会合やMIDICITYやクロスオーバーワールドのパフォーマンスの会場でさらに被害者が出てもおかしくねえ。マジで〆ねえと」(鬼のような形相でスマホを操作中)
蘭丸「カレーはカレーでも、音也やアルルの作るカレーは絶対にこうはならねえぞ…!?このバカ、メシや食材を完全に無駄にしてやがる…!!」(指ゴキゴキ)
イカ「その2人はカレー大好きなカレーガチ勢だもんね;個人の好みに配慮して強い辛さのものや中辛から甘口まで味付けを用意するし、ハーブや温泉卵とかのトッピングにもこだわるし…」
パックン「そういやこの間クッパ様が自分たちヴィラン組のために作って下さったカレーやカレーのアレンジメニューは絶品で…。自分らは夢見草ワールドの住人としては新入りだし、その2人の作るカレーならたくさん食べてみたかったっス」(白目)
翔「…おい、突っ込みたくなかったんだけどさ、このカレー、なんか光ってねえか……?;」
ジョウ「なぜカレーがチカチカ光るんだ…!?そもそもこのカレー、片栗粉を入れ過ぎたのかってくらいドロドロだし、なぜか昨日ハッチンがコンビニで買ってたね〇ねるね〇ねを思い出す…!ううっ…;」
矢島「ねるね〇ねるね…。おい、すげえデジャブを感じるし、嫌な予感しかしないんだが…!?」
サツキ「司会の皆さん!今すぐ4番チームの人たちにこのカレーパン(?)に何を入れたのか確認させて!それから、ルールに記載されてるレシートを持って来させて!!」
ミックス「分かったし!…みんな、これがアイツらの提出したレシートだし!!」
リックス「一応入れたものとか材料を読み上げるね?えっと、大型クロスオーバーワールドのショッピングセンターで売ってた市販のカレールゥ(辛口)とニンジンとジャガイモと…。えっ…!?」
クロウ「…リックス、ミックス。俺らに遠慮しなくていい。続けてくれ」
リックス「……うん。それから、ね……;」










リックス&ミックス「1600万スコヴィル(辛さを示す単位)の『ブレアの午前6時』(言わずもがな激辛食材であり世界一辛いソースのひとつ)、ピクミンシリーズに出てくる焼きチャッピーの肉とその燃焼性分を含むワックス、そして、えっと、馬の…アレです」
全員「」










 はい、いうまでもなく4番チームの奴らはカレーパンの中身のカレーとしてとんでもないものを混入させていました(爆弾投下)。
 補足すると「ブレアの午前6時」は前述通り1600万スコヴィルという辛さにおいてとんでもない単位を叩き出したソースであり、その余りの辛さからソースや隠し味に使うことすら躊躇われるブツ&使用時に「この商品を摂取したことで生じる障害についての訴訟を権利を持ちません」という免責事項すらあるほどのゲテモノ。これでも現代の辛さランキングとしては世界第2位らしいので激辛食材というのは本当に恐ろしい…。焼きチャッピーはピクミンシリーズに登場するチャッピー系統の一種であり、文字通り燃えながらステージを徘徊する恐ろしい敵。このモンスターの体表から出るワックスには燃焼成分が含まれている。最後に馬のアレは…そのまま、オス馬のアレです。他の子たちにもアレだけど言わせたのがリミックス姉妹だとさらにアウトじゃないか?確かに生物のアレは珍味&精力剤として昔から重宝されてきたらしいけど、シンプルに単刀直入にいうと下ネタだぞこれ?





や ら か し た。あ、感想まだ

チームで料理対決!!(その1) ( No.357 )
日時: 2024/01/21 18:36
名前: 夢見草(元ユリカ) (ID: MXL14IX2)

夢見草「」(混入された食材の余りの酷さにフリーズ)
矢島「…クソがああああああああああー!!!!!ふっざけんじゃねええええええええええええええええええええー!!!!!」(大激怒)
蘭丸「そもそも今回の固定審査員には女が多いってのに、料理に一体何入れてんだこんのクソ共がああああああああああああああああああああああああー!!!!!」(大激怒)
イカ「超激辛なのはもう論外だし、馬のアレもだけどさ、なんで焼きチャッピーなんかをカレーに入れてるの!?というか焼きチャッピーってまさか、これを作った人が自分で捕まえてきたの!?今回の挑戦者にピクミンシリーズのキャラはいなかったよね!?…まさかここがクロスオーバーの世界だからって、オリマーたちに聞いてわざわざ行って来たの!?」
パックン「…イカちゃん。確かチャッピーってピクミンシリーズに出てくる敵でモンスターの1体なんだよね?…自分、ものすごく嫌な予感がするんスけど……;」
イカ「……まさかパックン、これ作った奴の見当が付いてるの!?」
パックン「何となく…。アイツなら元の戦闘能力的に焼きチャッピーを倒して運べてもおかしくないだろうし…;ほら、原型的にも…;」
翔「そもそもデスソース以上の辛さで1600万スコヴィルで世界第2位ってどういうことだよ!?レンとかの辛党組ならまだしも、普通の辛さ耐性の奴らが多い中でこんな激辛兵器を出すとかホントに論外だし!?一体何を考えてんだよこいつらは!?…あれ?そういえばなんか、集会でみんなの健康に配慮したいとか何とかで料理に珍味系を入れたいつってた奴がいたような…;」
サツキ「…はい。いましたね。私の生徒に1人…。何で「彼」は自重しなかったんですかああああああああああああああああああああー!!!!?」(号泣)
ジョウ「…なあ、俺、こんなのを食べなきゃいけないのか…!?」(顔面蒼白&泣)
クロウ「自分の担任教師に何食わせてんだアイツ?」
ミックス「あとこいつら、さらに辛さが欲しい人のためにデスソースと七味唐辛子となんかオリジナルの激辛ソースを用意してるし;」
リックス「辛いもの以外はないの?そもそも必要ないって分からないのかな?」(真顔)





 カレーパンの中に入れた自分で用意した食材や採取食材の詳細を知った瞬間に全員が大パニックに陥った。ある者はこめかみにいくつもの青筋を浮かべて大激怒&絶叫、ある者は紙より真っ白な顔色をして震え、またある者は頭を抱えて大号泣…。しかも今回の+α審査員の1人は☆5クラスの料理上手キャラで、もう1人は辛いものが大の苦手(元が植物なので;)…。1人は一応辛いものが好きな辛党キャラなのだが、まさかこんな酷い辛さ&ヤバい中身の料理に当たるとは思っておらずただガタガタ震えるのみ……。
 これはみんなが余りにも可哀想なのでほんの一口、ごく少量だけ食べて終わりにしましょう。うん。間違いなく一口だけでも地獄を見るだろうし…。



パックン「自分が栽培したオッカの実(ポケモンワールドのきのみで炎属性のダメージ軽減効果がある)がたくさんあるけど、使うっスか…?;」

全員「くれください」





こんなヤバいものを食べたらダメなのは分かっている。だが、製作者への正当な批判を言うためにも試食はしなければならない。覚悟を決めると、全員はオッカのみを口にした後で真っ赤なカレーパンをごく少量のひと口だけ口にした。もちろん…。





サツキ「水ーーーーーーーーー!!!!!」(号泣&辛いものは大の苦手)
夢見草「誰か、水!!水を今すぐちょうだい!!」(泣)
クロウ「目と鼻と舌がぶっ壊れるわあああああーーーーーー!!!!!」(大激怒)
矢島「ハズレの次に大ハズレとかふざけんなああああああーーーーーー!!!!!」(大激怒)
翔「辛い!辛い!!辛い!!!…って、なんか口がすげえ痺れてんだけど…!?」(痺れ発生)







 激辛&ポイズンカレーパンを食べた人の反応は様々。水をがぶ飲みする人、口から炎を噴き出す人、五感にダメージを受けた人がいたりとまさにカオス。ちょっと辛いけど効果があるオッカの実でもダメージを和らげないってどういう事?馬鹿なの?死ぬの?(オッカの実も辛いんだけど、4番のパンの辛さの方が遥かに上だった)
 そしてそれに追い打ちを掛けるかのごとに最悪なことに…。





イカ「○×△□〒#$%&ーーーーー!!!!?」





イカちゃんことインクリングが元のイカ形態状態(スプラでインクの中に潜って移動する時のアレ)になってしまった挙句、全身からオレンジやら赤やら青やら緑やらピンクやら黄色やらなどのインクを吐き出しているだった(爆弾投下)!?






リックス&ミックス「イカちゃああああああああああーん!!!!?;」
クロウ「固定審査員の中でイカが1番重傷だあああああー!!!!?移動式の医療ポッドに入れて医務室に運べええええええええええー!!!!?」
夢見草「元が人外系キャラだから、あまりの激辛&ポイズン成分に耐えられなかったの!?イカちゃんはちゃんと擬人化してたんだけど…;まさか擬人化状態でも元のブツが拒否反応を起こしてこうなったの!?」










チュドゴーン!





ミックス「今の音は何だし!?」
翔「ぎゃあー!?蘭丸先輩の喉が爆発したあああああー!!!!!?」
矢島「蘭丸が爆発の衝撃で後ろに吹っ飛んで倒れんだが!?」
パックン「あ゛っぢゃああああああああああー!!!!!」(全身発火)
ジョウ「痛い!痛い!!体が熱い!!…って、身体から火が出てるんだがあああああー!!!!?」(全身発火)
リックス「イカちゃんと+α審査員のみんながヤバいって!!…ドクター、サイモン、マリー、芳佳!今すぐ来て!急患4名!?4人が死にかけてるー!!!!!」
サイモン「飛んで来たぞ!…ってなんだこれは!?試食で一気に4人急患が出るってどういうことだ!?』」
マリー「そもそもこの熱気は何!?痛い空気が目に染みるし、どれだけ辛いお料理を作ったの!?」
宮藤「この人たち、集会で注意されてたのにやらかしたわ…!とにかく早く皆さんを運びますよ!待機している皆さんは冷却水や聖水や氷の準備を急いで!!」





…ってイカちゃんもですが、+α審査員が特に大打撃なんですがー!?
 植物属性のパックンフラワーと元から体質の弱いどこゆびのベーシストは全身発火、QUARTET NIGHTのロッカー(アイドル&歌手)は人体の急所のひとつであり歌に関係する喉に爆発ダメージと完全にアウトです。しかもパックンはこれをやらかしたやつと同じ悪役組のメンバーだし、他の2人はどっちもベーシストなんですが…。やらかしたバ辛党の1人がギタリストという音楽関係者なのもあり、チームでの結果発表時は修羅場発生不可避だろう。





4番チームの総合評価:贖罪





夢見草の評価:贖罪
 殺戮兵器。お前らはまともな辛党のクッパ様や舞園さやかちゃんやレン様、カレーガチ勢のアルルや音也たちに今すぐ殺されろ。



イカの評価:贖罪
 辛い(からい)し、辛い(つらい)…。こんなの食べたらヒト形態でも干からびちゃうよ…;



クロウの評価:贖罪
人 の 話 は ち ゃ ん と 聞 け っ て 言 っ た だ ろ
(※キレているのか筆跡が荒い)



翔の評価:贖罪
 みんなのいる場なのに、自分の好きな要素ばかり好き勝手やるんじゃねーよ!?しかもコレが俺たちの先輩や火属性や辛いものが苦手なゲストにぶち当たったって…!マジで最悪だ…!!



サツキの評価:贖罪
 チーム戦の特徴が最悪な形で作用しちゃった…。
 ねえ、知らない人にも出すお料理なのに自分の好きな要素だけで大暴走って一体どういうこと?これを作った皆さん、後でリディア先生(第6アカデミーの家庭科教師)が話したいことがあると言っていましたよ?



矢島の評価:贖罪
 辛辛いものに耐性があるあたしでもすげえキツい。辛いものが大嫌いなサツキ先生やパックンたちは言うまでもない。ふざけんな



パックンフラワーの評価:贖罪
 氷や聖水で火が消えないんだけど……



ジョウの評価:贖罪
 辛い(つらい)…。喉や鼻を引き裂かれるかと思うくらいに辛い…;



蘭丸の評価:贖罪
 せっかくの食材やメシを無駄にするんじゃねえよ。つかこれ作ったバカ共の1人は俺と同じ音楽関係者だってのに何だコレ?俺や翔やQUARTET NIGHTを潰しに来たのか?







すみませんでしたOTL感想まだ

チームで料理対決!!(その1) ( No.358 )
日時: 2024/01/21 22:06
名前: 夢見草(元ユリカ) (ID: MXL14IX2)

医務室にて…





ドクター「治療班総員、被害者たちの患部に薬草や氷を当てろ!特にイカと+α審査員のダメージが特に大きいから彼らは今すぐ緊急治療室に運ぶぞ!イカは特殊な冷却水入りの医療ポッドに入れて容態を安定させる!+α審査員の3人は手術成功のためにまず彼らの血圧を安定させろ!パックンフラワーとジョウの生命と蘭丸の音楽活動の将来が関わっているから慎重に!全員絶対に回復させるからな…!!」
パックン「ああ、川の向こうに美しい花畑が見える…。クッパ様、クリボー、ノコノコ、マリオファミリーのみんな…。今まで自分によくしてくれてありがとうございましたッス……」
デイジー「パックンんんんんんー!?目を覚ましてぇぇぇぇぇぇー!?あたしたちはパックンがいないマリオファミリーはあり得ないって思ってるんだからー!?」
ゲッコウガ「パックン殿、気を確かにー!?貴殿がいなくなったらマリオ殿らはもちろん、クッパ大王もヴィランブラザーズみんなもみんな泣くでござる!?」
シモン「パックン、そっちはアウトだ、行くな……!」(冷やした聖水を掛ける)
リヒター「何故だ!?聖水を掛けてもパックンフラワーの火が消えないぞ!?」(シモンに続けて冷やした聖水を掛ける)
ガオガエン「パックンテメェ、SP組やヴィラン組から勝手に抜けられると思ってんじゃねえぞ!?…シンオウとカロスとガラルから氷をたくさん発注したから使え!!」(全部ポケモンワールドの寒冷地&物資の大量の氷を運ぶ)
キンクル「何でよりによってアイツに注意したパックンに…;クッパとデデデ大王にはワシから話を通しておくクルー!?」(物資の大量の薬草を運ぶ)
ジョウ「うーん、うーん…。死にたくない、死にたくないぃ……」
ヤス「ジョウ、目を覚ませ…!お前がいないどこゆびはどこゆびじゃない…!!」
ハッチン「何でオレらの仲間がこんなことになるんだよー!?コレを作ったバカは後でオレらと話し合い決定!!」
双循「…コイツ、2週間前の集会で知り合いにアホほど注意されとったろ?それなのにやらかすってマジでふざけとんのか?」(^ω^#)
ヒメコ「ちょっとジョウアンタ、パンを食べただけなのに身体から火が出てるって一体何があったのよ!?今度のあたしたちの対バンの約束を破るつもり!?そんなの絶対に許さないんだから…!!」(泣)
デルミン「雫のみなさんがたくさん用意してくれた冷やした医療用の美味しすぎる水を使うです…!ジョウさんがいなくなるのはデルミンたちもとても悲しいのです…!!」
ほわん&ルフユ 「ジョウくーん!!うわーん!!(´;Д;`)」(号泣)
蘭丸「もっと歌いたかった…。嶺二、藍、カミュ、後輩たちを頼んだぜ…」(声に出てない)
嶺二「そんなこと言わないでよランランー!!僕たちQUARTET NIGHTはまだまだたくさん歌えるし、ユーリさんたちに替わってクロスオーバーワールドの頂点を獲るんだよ!?プライベートでもアイアイやミューちゃんやまさやんやレンレンたちや後輩のみんなと一緒にセッションしたり、ギルドのみんなや茜おばあちゃんや大ちゃんや美結ちゃんたちと焼き肉食べに行ったり色んな場所に遊びに行ったりでやりたいこともたくさんあるんだよー!?」
真斗「黒崎さんんんんんー!!しっかりしてくださいぃぃぃぃぃー!!氷や冷却水を大量発注したのでぜひお使い下さいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃー!!!!!」(泣&水魔法使用)
レン「何でよりによってコレがランちゃんに…;ねえ先輩たち、これは俺も怒っていいよね!?みんなが嫌いな辛すぎるものを出すなって集会で散々注意されてたのに、こんなことをやらかすなんて…!」(新規発注された物資を運ぶ)
カミュ「言うまでもない神宮寺、お前もオシオキに参加しろ!…おい黒崎貴様、俺たちQUARTET NIGHTの4人でクロスオーバーワールドの頂点を獲ると誓っただろ!?約束を違えるのは許さんぞ…!」(氷魔法で氷を精製)
藍「…ねえ、今思い出したんだけど…。そういえばSB69組の『彼』って料理対決の集会の前にも、たしかクロスオーバーワールドの音楽番組で僕たちと共演した時にも、楽屋で変な赤い飲み物を飲んでいなかった……!?」(スキルでパックンとジョウと蘭丸の状態を解析中)
音也「そういえばあの時は収録してたテレビ局で変な異臭騒動があったんだっけ…!何で俺たちはその時に気が付かなかったんだよー!?」(頭を抱える)
那月「丸ちゃん先輩!?いつもはとっても元気なのに、一体何があったんですか!?…喉がとっても痛むんですね!?分かりました!僕、喉によく効くお薬を倉庫からたくさん持ってきますね!!」(物資の入った大型段ボールを運ぶ)
セシル「ランマル先輩、死なないでくださいー!!また一緒に歌いましょう!?うわああああああああああー!!!!!(´;Д;`)」(号泣&火傷対策用の薬草調合中)
凛音「蘭丸さん、しっかりしてえええええー!?茜おばあちゃんと大牙さんと美結ちゃんに連絡してポップンワールドの薬草を持ってきたからあああああー!?」(レア薬草を運ぶ)
トキヤ「すみません、業務用の氷の追加発注をお願いできますか!?…使用用途は火傷の患者の治療です!植物属性の被害者がいるので早くしてください!!」(業者へ連絡中)
サーニャ「アーサー君、氷海ちゃん、私たちの出番よ!今回ばかりは魔力が尽きるまでやり遂げるわ…!!」
アーサー「おうよ!魔力回復アイテムやアムリタや上位アムリタはありったけ用意したぜ!…サイモン、今回ばかりは遠慮なくぶっ放して構わねえよな!?」
氷海「呼ばれてきたわよ!あと、今ナカジくんたちがエッダくんたちにも声を掛けてるわ!今度は私がみんなを助ける番ね…!!」
サイモン「ああ、氷属性のエキスパートたちは別室を用意しているからそこで好きなだけやれ!」
美園「氷属性耐性がある人は別室前で待機していてください!!私たちの生成した氷塊の運搬を手伝ってくださると大変助かります!!」
ブレディ「相当マズいことになった…!確か夢見草さんの世界で激辛兵器爆誕ってこれが初めてだよな!?…救援の治療班の奴ら、激辛兵器対策の治療をするぞ!!」
優治「待機部屋にいたらもの凄い音のサイレンと一緒に呼び出されたんだけど、一体何があった!?…はあっ!?激辛兵器で急患が4人も出たんですか!?分かりました、こっちも治療を手伝いますね!」
森鴎外「『れんとげん』を撮って消化器系や内臓系にダメージがないか確認する…!救援の医療班総員、こちらも尽力するぞ…!!」
霧子「おろさん、派遣して下さった薬剤とふっかつそうをお借りしますね!皆さんを絶対に生かしてみせますから…!!」
凜世「そんな、私たちと同じアイドルの方まで犠牲に…!!誠に、異常事態でございます…!?」
琴歌「皆さん、大事なお仲間を泣かせてはいけませんことよ!?私たちも皆さんの状態回復のために尽力しますわ!!」
小糸「い、インクリングさんがポッドの冷たいお水の中でぷわぷわ浮いてますぅ…!?インクリングさんは泳げないのに…!?こんなの、こんなの、すっごく大変なことですぅ…!?」
マリー「小糸ちゃん、アレは私たち治癒四天王が開発した特殊な医療ポッドなの!あの冷却水は溺れたりしないし呼吸が出来る特別なぷかぷか浮かぶお水で出来てるし、泳げない人でも安心して使える奴だよ!!だから安心して作業にあたってね!!」
文香「重症・重体の皆さんは言うまでもないけど、比較的軽傷(?)の固定審査員の皆さんの治療もしないと!…夢見草さん、固定審査員の皆さん!大丈夫ですか!?違和感なく発声は出来ますか!?」
夢見草「ありがとう文香ちゃん…;声はちゃんと出せるんだけど、ちょーっと痛いかな…;」
夕美「辛いもので声が出なくなったりご飯が食べられなくなっちゃうのは絶対にダメですよ!?うちの世界のリフレッシュハーブを使ったお薬を喉に塗りますね!」
サクラ「軽傷の皆さん、少し冷やしたうがい薬でうがいをしてくださいね!そのあとに火傷対策のお薬を塗るので、準備が出来た方は手を挙げて、お口を大きく開けて下さいね…!」
翔「ガラガラ…ぺっ!…うえぇ、まだヒリヒリすんだけど…;」
エリーゼ「うちの世界の救援物資や差し入れを持ってきたんだけど、アオリちゃんたちからおススメされた大判焼きとポテトフライと串焼きって食べられるかな~…;辛い物のダメージの後に、熱いものや揚げ物って絶対にマズいよね…;」
クロウ「いや、ちゃんと美味いもんだって分かってるから、あとで食べるぜ…;特別な冷蔵庫に入れて保管しとくから安心してくれ;」
迅「そもそも何で誰が食べるか分からないカレーにデスソースの何1000倍もの辛さがあるソースなんて入れたんだよ!?…みんな、うちの世界の回復役のグレートって飲めますかね?これはハチミツ入りで甘くて飲みやすい奴だから遠慮なく使ってくださいね!」
矢島「サンキュ;…クソが…!!何であたしや仲間たちやゲストがこんな目に遭う必要があるんだ…!!」
雷那「しかも中にモンスターの肉とかどう見てもアウトなブツを入れるとかあり得ないんだけど…;あっ、会場の消臭ってした方がいいですよね。手が空いている救援の皆さん、ちょっとファブりに行きましょう」
信濃藤四郎「あのカレーパン(?)ってものすごくひどい臭いがしていたみたいだし、このままだと絶対に続きの進行が出来なくなっちゃうよね;…みんな、先に俺が行って換気をしてくるよ!」(持ち前の機動の速さでガスマスクを着用した後、会場へ)
山姥切国広「何かの香を焚く必要があるか?いや、料理の品評会場だから無臭の方がいいのか。万一のために掃除も一応しておくか…;」(無臭ファ〇リーズをあるだけ準備中)
ミスラ「ねえ、アレって残しといたら絶対ダメな奴だよね?食べた方がいい?」(ポイズン処理班)
シェゾ「救援のお前、能力を見込まれてきたってことは胃袋的に問題はないだろうが一応ゴーグルと鼻を覆うマスクを着けておけ;アレのせいで皮膚に何かしらの影響が出たらまずい;」
カービィ「そうなの?人外キャラでも付けられるものってあるかな?」(ポイズン処理班)
バルクホルン「そこのお前、ミニサイズのものなら問題なくあるぞ。うちも人外キャラが多いからな…;」
アルル「確か香辛料って皮膚にダメージを与える成分が含まれているケースが多いんだよね…;触った後で目を擦っちゃって、大惨事になったケースが世界中であるとか何とか;」
ミシェル「手が空いてる待機中のメシウマ組のみんな!みんなのために美味しい料理を作るわよ!ちょっとギルドのキッチンまで行くから、協力できる人はついてきてくれるかしら!?」
チョキュ「ドーリィドルチは全員スタンバイOKでちゅ!挑戦者側のリーダーも急いでこっちに来るっていってまちゅよ!」





 医務室がかなりヤバいことになってます…。特に固定審査員の中でも重症のイカは特殊医療ポッド行き、+α審査員は全員緊急治療室行きに…;
 読者の皆さんからは物資として大瑠璃さんから夢見の香水×100、夢見の香水×100、夢見の香水×100、志賀お手製コロッケ×100、ネロお手製ハンバーグ×100、ヴィル作解毒剤×1000、おろさんからはふっかつそう×1000、コックカワサキ提供のすき焼き弁当×500、薬子(ポップン)特製の薬剤×800、ラビットハウスのコーヒー×30、甘兎庵の和菓子×50、ラパンのハーブティー×20、ウルトラワールドサイドの方々の美味しい料理×5000、W683さんからはスタドリセット×1000、リフレッシュハーブ×1000、霧子お手製の回復薬×500、桃華厳選のハーブティー×500、鈴花特製ピザトースト×100、シルヴィー特製スープパスタ×100、恋鐘特製チャンポン×100、響子特製ハンバーグ×100、ゆめひめさんからは回復用の杖や世界樹のしずく、エリクサー、いのちのうどん、カンポー、マリオRPGのケロケロドリンク、ふっかつドリンク、お口直し用にコンガリくしやき(MOTHER2産)とアオリちゃんオススメのお店のポテトフライと大判焼き、HALさんからは回復薬グレート100個、ウチケシの実100個、いにしえの秘薬(調合分込):20個、・雷那のズボラなミニカップ麺が200食…贈られました。皆さん本当にありがとうございます&一部は抜けてるかもしれませんがご了承くださいOTL





ミックス「不吉な番号になる4番(死とも読める)で医務室送りになっちゃったし…;あの激辛ポイズンパンのせいでかなりダメージが大きい+α審査員のパックンフラワーとジョウと蘭丸は結果発表まで安静にすることになったし。3人は今治療中なんだけど、治療が終わったら舌や味蕾や消化器官を回復させるために甘い物や冷たい物や優しい味のものを食べさせるから、みんなへの応援メッセージや救援物資や差し入れがあるなら喜んで受け付けるし」
リックス「あたしは楽しいことや面白いことは大好きだけど、これはないよ。あと今さっき某火バンドの3人がものすごい形相で医務室へ歩いてるのが見えたんだけど。…リーとミックスたちが司会をやるのはここまでだよ!次回はスタリとカルナイの先輩アイドルの林檎ちゃんと龍也さんが進行と司会をやることになるからよろしくね!それじゃ、誰が作ったのかの恒例ヒントは下に載せておくね!Yビートとアシッドボムと一緒にみんなに食べてもらうシャーベットの用意をしようっと!!」





「ヒント」
・1番は挑戦者の1人の大好物を作った。その過程で本人たちなりのアレンジやアピールを加えた。この子たちは女子チームであり、出来に惜しい点があったため最高評価の獲得は出来なかったものの、食べる人への配慮がきちんとしていたため高評価。
・2番はあんまりパン料理や洋食に慣れていない子たちが多めで、特に火加減関係のミスが多かった模様。チーム戦なのもあって一部は分かりづらいキャラがいたかな?キャラを当てるヒントはパンの形、パワー系が少ない、パンの中身はミスが多かったが餡子だけはちゃんと出来ていた、翔と音也のコメント…など。
・3番は元から料理が苦手な子が集ってしまった上に、調理中にとんでもないハプニングが起こってしまった様子…;シュルクのコメントと、美味しすぎる水と白いリボンと言えば…?ただここは全員真面目に頑張ったのでオシオキは反省文と掃除で済みます。怒らないであげて下さい。
・4番は言うまでもなくやらかした。全員自分の好きな要素だけで大暴走と最悪です。つかこれ、いつか見たチーム戦の激辛料理よりひどくないか?(あっちは確か1人は真面目なキャラで暴走したチームメイトを止めようとしてたので)





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