二次創作小説(新・総合)
- チームで料理対決!!(その5) ( No.430 )
- 日時: 2024/02/25 16:05
- 名前: 夢見草(元ユリカ) (ID: 63Ha3w2c)
長い長い今回の料理対決もいよいよ終盤、佳境に入ってきました。今回から料理対決の進行を務める司会は夢見草サイドではお馴染み、世界樹リーダー組のロッシュ&ミシェル姉さんになります。…あと後半戦がある程度進んだこともあり読者さんの中には今まで出たチームの詳細や残りの挑戦者たちをチェックした方もいるらしいですが、果たして彼らの予想は当たっているのか…?
更新前にあらためてルールを。
【役割】
司会→SB69のリミックス姉妹、林檎&龍也、苗木&日向、ロッシュ&ミシェル(それぞれ1/4パートずつ担当)
固定審査員→作者夢見草、インクリング(イカ)、クロウ、翔、サツキ、矢島 、+α審査員3人
医療班→治癒四天王のみんな&治療班のみんなwith他サイドの救援の皆さん(基本は夢見草サイドの回復スキル持ちがメイン。ほか他救援の皆さんも受け付けております)
【今回の料理対決のルール】
・テーマはパン料理を作る。パン料理のカテゴリは下記の注意点を参照。
・準備期間は2週間。事前に予算とし挑戦チームへ5000円が支給される(材料や調理器具の持参はOK)。
・スマブラ屋敷の庭で栽培されている食材や個人で自生・栽培している食材は3つまで使用可能。後はクロスオーバーワールドの大型ショッピングセンターで購入した食材を用意すること。
・作者と固定審査員たち、プラスアルファ審査員が試食して評価。個人評価を元に総合評価を出す。
・総合評価が☆5のチームが優勝となり、作者とマスハン&クレハンがチームのみんなそれぞれにご褒美として属性宝石と欲しいもの、Am〇zonカード5000円分をプレゼント。ただし最低評価のチームにはきついオシオキが…!
【注意点】
・作る料理はパン料理なら何でもOK。菓子パン・惣菜パン・サンドイッチ・パイ・ベーグルと自由。ただし、生地は作者が用意した特殊な自販機で販売される物を使用(生地の種類は豊富であり、混ぜたり包んだりして焼くと簡単。素材で購入も可能だから、余計な買い物はしないで済みます。当然予算に入る)。
・余裕があるなら付け合わせの1品や簡単なデザート品も同時に用意しても構わないが、あくまでメインの評価対象はパン料理なので注意。
・+α審査員は司会や固定審査員や挑戦者に選ばれなかったキャラクターたちが抽選で1人ずつ、合計3人選ばれる(彼らにも属性宝石がプレゼントされる)
・当日に何かのトラブルの発生や材料の追加をする場合は申告をする事。時間内に戻ればセーフであるが、調理の時間や火の元には注意!(当日クロスオーバーワールドのショッピングセンターへのワープホールを用意)
・調理時に能力や魔法を使う際は限度をわきまえること。
・買い物の際に出たレシートはとっておき、司会から出すように指示された際には提出すること。
・挑戦者の食材を盗んだり既製品を誤った形で提出したり、予算を間違った使い方をした場合は強制失格。オシオキコース確定になる。
・今回はチーム戦。そのため勝手な行動や迷惑行為を働いた場合はその人のみ酷いオシオキコースに飛ばされる場合もあるので要注意。
「評価」※個人結果から総合結果が出される。料理が出される順番はくじで決まっており、誰が作ったかは分からない。
☆0その1:お前は悪くないよ…。アレを1人でどうにかカバーするって絶対に無理だろ。俺はもちろんだけど、これメシウマ組&地獄の迷宮を踏破したギルドリーダーのロッシュやミシェル姉さん2人がかりでも無理だと思う。とにかく俺の仲間と知り合いがマジですまなかったOTL(by翔)
☆0その2:あのさ、お前らが意図的にこうしようとした訳じゃないのは知ってるし、お前らが悪くないのは分かってる。伊達にお前らの片方との付き合いは長くないんだ。…だけど俺や仲間たちや先輩たちや友達や恋人や今後もしかしたら出来るかもしれない恋人候補や家族や共演者や知り合いや他サイドの救援も含む今回集まってくれたみんなのためにも、お前らは今後絶対にキッチンやキッチンスペースには立ち入らないでくれOTL(by翔)
夢見草( Д) °°
イカ「☆ 0 の 評 価 が 割 れ る こ と っ て あ る ?」
サツキ「しかも2パターンあるのですが…;」
矢島「翔の書いた文章的にも、審査員相手に僻んだり八つ当たりとかはしないで反省する奴らっぽいのだけが唯一の救いだが…;」
クロウ「マジの堕天級の寒気がするんだが…。これ、今が真冬だからって訳じゃねーよな…;」
……コメントは暫くお待ちくださいOTL
- チームで料理対決!!(その5) ( No.431 )
- 日時: 2024/02/25 16:10
- 名前: 夢見草(元ユリカ) (ID: 63Ha3w2c)
…
ロッシュ「なんか俺らの待機部屋に戻ってきたと思ったら苗木と日向がマジ顔ですぐどこかへ向かってたけど、一体何があったんだろ?…来たぞ、作者!みんな!最後の司会は俺たちだ!」
夢見草「ロッシュー!ミシェル姉さんー!2人がいれば何があっても怖くないわ!よっ、地底の覇者と天空の覇者!」
ミシェル「調子に乗らないの。…ほら、お紅茶を淹れたからみんなで飲んでね。これ、ラクーナの実家の仕送りらしくてね?クロスオーバーどころか世界樹ワールドでも殆ど出回らないレアな茶葉だそうよ」
イカ「本当に!?やったー!ありがとう♪」
サツキ「では早速頂きますね?…はい、とても美味しいです…!しかもこれは今まで味わったことのない美味しさと味の深み、そしてお紅茶特有の癖のなさを持つ最上級のお紅茶ですね…!?QMAワールドのレアなお紅茶も美味しいですが、それとかなりいい勝負が出来ると思います!」
矢島「まあラクーナ姉さんはああ見えても上級貴族のひとり娘だからな。…確かうちのレギュラーの貴族系キャラだと最上位クラスだっけ?」(ラクーナは「侯爵」令嬢)
クロウ「えっ、マジかよ!?あの人は冒険者の盾役だし誰に対してもすげぇ気さくな姉ちゃんだから、普通に冒険者一家の生まれかと思ってたぞ!?」
ロッシュ「まあ、ラクーナは上級貴族の生活に疑問を抱いて冒険者になった異端児だからな;…俺らがまだクロスオーバーに来る前のことなんだけどさ、サイモンとアーサーが『ラクーナはミズガルズ図書館(サイモン&アーサー&ラクーナの前職場)へは親父さんと殴り合った足でそのまま来てた』って言ってたし;」
ミシェル「私もロッシュたち程じゃないにせよラクーナとの付き合いが長いからたまに忘れるんだけど、後に加わったユーリさんやシャロンや真斗やレンやカミュ、あとはバックアップなりで来てくれるアンや寿々姫たちなどを見ていると、ラクーナは本当に貴族系キャラの異端児なんだなって実感するわね…;彼女以上の生まれ、うちだと正規の王族や王族の正統後継者くらいなんじゃないかしら;」
翔「つまり、えーっと、彼女より家柄が上なの、WST全体でもマルスとかくらいってことか…;マジかよ…;」(一応セシルもアグナパレスの王子なんだけどさ。アイツは今の所アグナに帰る気はないし、そもそも俺らはアグナに関しては全然詳しくないし、アイツが次のアグナの王様になるかも分かんねーし)
イカ「うわぁ…;でもさ、事情が関係なく色々な人と友だちになれたり繋がりが持てるのがクロスオーバーのいいところだよね!それにラクーナ姉さんがみんなから好かれているのは家柄とかじゃなくてラクーナ姉さん本人に魅力があるからだと思うし!…あたしも一方的に憧れてたアオリちゃんやホタルちゃんたちとも友達になれたし!あたし、いつか緑チームのザップちゃんと共演するのが夢なんだー♪」
サツキ「あのシャロンさんのご実家より位が上とは;…ふふ、それは確かにそうですね。ロッシュさん、ミシェルさん。後でラクーナさんご本人にもお礼を言いたいので、彼女の連絡先を教えて下さいませんか?」
ロッシュ「むしろあいつなら直接こっちに来てニコニコお礼を聞くと思いますよー。…でもアイツ、酒癖だけは悪いんで絶対に飲みにだけは誘わないで下さい」(ピシャリ)
ミシェル「お酒を飲んだ時のラクーナ、ニコラスが真顔でフリーズショットやフリーズバラージをぶちかますレベルで酷いからね;ラクーナだけじゃなくて美緒(坂本少佐)と六にもだけど;…ねえみんな。それはともかく、そろそろ次の審査員の子たちを呼んできた方がいいんじゃないかしら?」
翔「そうだなミシェル姉さん!…よーし、頼むぜ!男気全開!!」
※貴族階級はざっくり纏めると上から公爵、侯爵、子爵、男爵…となります。ラクーナの実家はこの上から2番目ですね。カミュ様は言うまでもなく伯爵。シャロンお嬢は夢見草サイドの設定だと子爵令嬢のイメージでした。あとの子たちはお金持ちグループなり古くからある名家のお坊ちゃんやお嬢様。ユーリ様は…何なんだろう。メルヘンランドの統治者ってことは辺境侯〜辺境伯クラスなのかもしれないけど、ぶっちゃけユーリ様個人のカリスマ性があり過ぎてよく分からないや(笑)。
あと貴族系キャラの皆さん、親父と因縁ある(あった)奴が多いような気がするんですがそれは…。
(ラクーナ…のお父さんは単純に娘に危険な職業に就いてほしくなかっただけの殴り合いだったのでまだ全然マシですが、シャロンと真斗は親父との因縁がガチ。あと既に父親が死亡済みだけどレンも。むしろ因縁の中で1番胸糞悪いのはレン様かもしれん…;)
藍「…アンタたち、一体何してんの?もうとっくのとうに呼ばれたでしょ?どこで時間を潰してきてたの?」
ロム「悪い、リアルにこいつの格闘技論を聞いてたら遅れちまった」
ケン(スマブラ)「Sorry!…でもロムのリアルな格闘術の話や社会を生き抜く上でのスカルジャガー論も聞いていてタメになったぜ!大会に活かせそうなものもあったし、次のリュウとの戦いで試してみようかな?そして次の大会の優勝はリュウじゃなくて、俺が貰うぜ!」
藍「ふうん。僕は後衛特化型だからよく分からないけど…。まあ、ライバルに負けたくないっていう思いなら理解できるかな」
次の+α審査員は彼らのようだ。スマブラチームからはリュウの最大のライバルでもありダッシュファイターとしてスマブラ屋敷にやって来たストリートファイターシリーズの格闘家、SB69チームからはクロウの仲間の1人でもあるリアルに頼れるシンガンクリムゾンズのドラムのヒョウ属の青年、混合チームからは翔の直属の先輩でもありうたプリチームの最後の+α審査員枠になるQUARTET NIGHTの電脳アイドル。
ロム「そっちもライバルはリアルに多くいるからな。後輩たちスタリは言うまでもないだろ?あと他にもなんかいたような。…まあ、俺たち『シンガンクリムゾンズ』もクロスオーバーワールドに来た以上、全く負ける気はないが」
藍「そのセリフ、そのまま全て纏めて返してあげる。…クロスオーバーワールドのトップに立つのはショウやナツキたち『ST☆RISH』でもユーリたち『Deuil』でも、他のアーティストや音楽ユニットでもない。僕たち『QUARTET NIGHT』の4人だよ」
ケン(スマブラ)「Wow!なんだなんだ藍!クールそうに見えるけど、何だかんだでお前もバチバチじゃないか!」
藍「次のクロスオーバーワールドの春の音楽フェス。シンガンも出るんでしょ?僕はマリカとサキコとメウたちに薦められた次の限定ちくパを食べて英気を養っておくから、アンタたちはせいぜい僕らに勝てるようにいつもの絶叫の特訓でもしておいたら?…まあ、どんな方法で来ても僕とレイジとランマルとカミュで返り討ちにしてあげるけど」
ロム「絶叫って何だ!?あれは家畜たちへ響かせる魂の咆哮だ!…俺たちは必ず勝つ!音楽フェスのリアルな主役になるのはお前らでもスタリでも『あいつら』でもない!俺たち『シンガンクリムゾンズ』…っておい待て。何で今ちくパの話題が出た!?」
ケン(スマブラ)「? What? ちくパって、何だ…?」
常に明るく感情を表に出すタイプのケン(スマブラ)や熱い漢であるロムは言わずもがな、常に冷静でクールに見える藍にも何だかんだでライバルに負けたくない熱い思いはあるようだ。…っておい、いつの間にか藍ちゃん(と那月)がマジでシャイニング事務所のちくパアイドル担当になりつつあるんですが…。なっちゃんは原作でもちくパをニコニコしながら食べてそうなキャラだからいいけど、これ原作のまともな藍担や藍ちゃんファンにいつかマジで殺されるぞ作者。しかもいつかこの2人で「ちくわパフェだよ☆CKP」をカバーしそうな勢いなんですが…。ラスサビ前のあの高音がすごいことになりそうだ…。
ケン(スマブラ)「Hey!来たぜ、イカちゃん〜!」
イカ「あっ!次の審査員はケンなんだねー!お疲れ!あんたもいつも元気だねー!」
ケン(スマブラ)「当然だ!俺はストファイ世界だけじゃなく、スマブラでも最強の格闘家になる男なんだからな!もちろんリュウにもガオガエンにも他の奴らにも負けねーぜ!」
イカ「あんたはガオガエンともバチバチのライバルだもんね(参戦PVのアレ)!テリーともだっけ?」
ケン(スマブラ)「Yes!テリーとはBest Friendでもあるぜ!」」
ロム「おいクロウお前、リアルに他の奴らに迷惑掛けてねーだろうな?」
クロウ「次の俺らの審査員はロムか!つか迷惑なんか掛けてねーよ!むしろ俺様の存在あっての今回の固定審査員って言えるんじゃねーの?…な!?」
夢見草「まあ確かにクロウちゃんは欠かせない存在ではあるわねwww何だかんだで今回1番厳しい審査員は生産者側のクロウちゃんだと思うしね」
藍「ショウ、お疲れ。来たよ。…ねえ、そういえば気になってたけどさ。まだ当たりの料理って残ってるの?」
翔「藍!俺たちのところはお前が+α審査員か!…えっとな。今回はチーム戦だから必ずしもって訳じゃねーけど、さっきの苗木&日向の司会パートで当たりが3個出て…」
サツキ「それらも合わせて、今まで☆5のお料理は5個出ましたね。それ以外だと☆4がふたつ、☆2がふたつ、☆1がひとつですね。…そして論外クラスの大ハズレが2個ですね;」
矢島「論外のバカ共はまだしも…。今回挑戦者自体には当たりは多い方だとは思ってるけど、その当たり枠もだいぶ消化されてきてるな。まああんたらにも救いはある…とは思いたい」
藍「…うわ、☆5クラスがもうそんなに…;」
ロム「マジかよ…。流石の俺もリアルに不安なんだが;」
ケン(スマブラ)「Oh,my god…;元の世界にいる嫁さんと子どものためにも、出来れば生きて帰りてーが…;」
ロッシュ「残りの当たりが少ないかもってなると不安になるよな;俺たちもよく分かるぜ…;」
ミシェル「1回だけとはいえ、+α審査員も命懸けだものね…;」
+α審査員は全ての料理を評価しなくてはいけない固定審査員たちとは異なり、上手くいけば普通に美味しい料理やプロ級の渾身の傑作だけを食べてニコニコと退出できる。そう、前回の9人の+α審査員たちのように。だが、最大級に運が悪いと医務室送りやSAN値の大減は確定だ…。現に今までの料理対決でも既に6人の+α審査員を担当したキャラクターが医務室送りになっている…。しかも全員まだ回復しきっていない…。
感想まだ
- チームで料理対決!!(その5) ( No.432 )
- 日時: 2024/02/25 17:08
- 名前: 夢見草(元ユリカ) (ID: 63Ha3w2c)
……
ミシェル「みんな、準備はできた?出来たならお料理を取ってくるわね!」
藍「…うん、僕たちも準備はできたよ」
クロウ「頼むぜロッシュ!ミシェル姉さん!」
ロッシュ「おう!次のパン料理は…」
司会進行者が変更され、パートが変わってすぐの折り返し地点。固定審査員一同の士気のためにも大事な局面だ。世界樹リーダー組が扉を開けた瞬間に飛び込んできたパン料理は…。
ふよふよ浮いている小型のブラックホールでした(爆弾投下)。
全員( Д) °°
全員が驚くのも無理はない。何で「パン料理」がお題の料理対決でブラックホールが出てきたの?え?マジで何で?
夢見草「えっ…?ねえ、これって冗談よね…?」
イカ「ぶ、ブラックホール型のパンってあるんだねー…」 ( ᐛ )
サツキ「私も初めて見ましたー。QMAワールドにはないものなのでしょうねー…」 ( ᐛ )
矢島「イカ!?サツキ先生!?変な形で現実逃避しないでくれ!?」
ケン(スマブラ)「…なあ、あのブラックホール(?)って、真っ黒じゃねえんだな…。ブラックホールなのにBlackじゃないのもあるんだな。俺、初めて知ったぜ…;」
藍「確かに色が付いているね。えっと、あのブラックホール(?)はピンク色だね…;」
翔「…あとさ。あのブラックホール(?)、何だかフワフワしてねーか?ちょうどほら、わたあめとかヒツジみてーな感じで…;」
クロウ「…ピンクで、フワフワしてて、ブラックホール…。おい、まさか…;」
ロム「……みんな、すまねえ。本当にすまねえ」OTL
このブラックホール(?)の製作者の正体を察した瞬間、シンガンの頼れる兄貴のロムニキが即座に土下座したー!?しかもあのロムニキから「リアルに」が消えたぞ!?これ、ガチの謝罪の時のやつじゃねーか!?
ミシェル「カラーリングも合わせて見ているだけならメルヘンで可愛いものにも見えるけど、あれって正真正銘のブラックホールなのよね…;」
ロッシュ「むしろ何でアレを料理対決用の機械に取り込めたんだよ…;ロムじゃねえが、これ、リアルに奇跡の産物なんじゃねーのか…?;」
ミシェル「…ロッシュ。アレはどう見えても絶対に試食しちゃダメなやつでしょ?今回集まって下さった他サイドの処理班の方々にお任せましょう?;」
ロッシュ「いや、でも処理班もアレをどうやって処理するんだよ…?アレ、炭が好物のやつでも無理だろ…?カービィ勢もイケるか分かんねーし…。そういや追加救援でなんか規制済みの奴とかいたけど、アイツに取り込ませるのか…?;」
おい、原作のあまりにも苛烈な迷宮を踏破したギルドリーダーの2人でさえ慄いているんですが…。司会の世界樹リーダーコンビの2人が冷や汗をダラダラ流しつつもブラックホール(?)の処理をどうしようか話し合う中。
カタカタカタ……!!
ゴォン…!ゴォン…!!ゴォン…!!!
イカ「あれ?…ねえ、なんか変な音がしない?」
サツキ「ほ、本当ですね?先ほどまでこんな音はしていなかったのですけど…?」
翔「確かに。空調にしては変な音だな…って、おいぃぃぃぃー!?なんかあのブラックホール(?)が急にデカくなり始めたんだけどおおおおおぉぉぉぉぉー!?」
藍「すごく嫌な予感がする…!ショウ、みんな!僕のスキルで解析する!…『イノセントファンネル』!カルテットブースト!!」
ケン(スマブラ)「What's happened!? 一体何が起ころうとしてるんだ!?」
ゴォォォォォォォォォォー!!!!!
夢見草「ブラックホールが私たちを吸い込み始めたあああああぁぁぁぁぁー!!!!?」
イカ「嫌あああああー!!!!!あたしたち、流石にこれは無理だってえええええー!!!!!?」
矢島「絶対に『試食なし』案件だろコレ!?」
ロム「それよりお前ら!早く何かに掴まれ!?そうしないとリアルに吸い込まれるぞ!?」
クロウ「分かってるけどコレ、吸い込みの力が強すぎねーか!?どうなってんだよ黙示録!?」
ミシェル「グラッセ・フルスタ!主柱に縛り付けて…!みんな!今会場で1番重量のある太い主柱にロープを取り付けたわ!みんなで手を取り合って少しでも踏ん張るのよ!ロッシュ、連絡と通信関係はお願い!!」
ロッシュ「了解!防護壁作動!…んで、館内放送を流して他の奴らは絶対に試食会場へは近付かせないようにするぞ!林檎先生とかの慣れてない奴らや救援の奴らの避難誘導はYビートたちに任せる!!」
何とブラックホール(?)が突如吸い込みを始めたのだ!?ブラックホール(?)は手始めに軽量のお皿やコップなどの食器類、会場を飾り立てていた花などを次々に吸い込んでいく…!予想外のことに全員がパニックになりかけるが、瞬時に司会のハイ・ラガートのギルドリーダーがロープと化した武器を主柱に巻き付け、それをロープ代わりとすることで何とか場を凌ぐ体勢を取れた。さらにその間にエトリアのギルドリーダーが通路と会場を繋ぐ廊下を非常に強力な防護壁でシャットダウンさせ、緊急事態を促す館内放送を流し、今絶対に試食会場に近付くなと叫ぶ。
試食会場内の全員で緊急巨大ロープと化したグラッセ・フルスタにしがみ付き耐え忍ぶ中、自分の武器(スキル)を発動させて状況を素早く解析していたQUARTET NIGHTの電脳アイドルが突如絶句する。
藍「えっ…!?何コレ、嘘でしょ…!?」
翔「藍!?どうしたんだよ!?お前すげー顔色悪いぞ!?」
ケン(スマブラ)(スマブラ)「お前、ピコピコやってたけど、何かあったのか!?俺たちの力が必要なら何でもやるぜ!?」
藍「…ショウ。作者。みんな。落ち着いて聞いて…」
藍「…僕の武器で解析した結果、解決方法は『Unknown』…。つまり、この事態を僕らがどうにかするのは無理ってことだけ、分かった……」
全員「」
グゴオオオオオォォォォォー!!!!!
イカ「いやあああああー!!!!!吸い込む力が強すぎるってええええええー!!!!?うぎゃあああああー!!!!?」
サツキ「高ランクの重力魔法より吸引力が強いんだけど!?…っ、きゃあああああー!!!!!」
クロウ「おいイカ、サツキ先生、大丈夫か!?…あああああぁぁぁぁぁー!!!!?」
藍「ちょっと、急に手を離したら吸い込まれるに決まってるでしょ!?ロープを握ってる手が痛いんだけど…うわあああああぁぁぁぁぁー!!!!?」
翔「藍ぃぃぃぃぃ!?…って、俺の帽子もどっかいったあああああー!?やべっ!?吸い込まれ…ぎゃあああああぁぁぁぁぁー!!!!?」
作者「クロスオーバーの交流ネタやあらゆる男女カプネタや次の企画の詳細を記したメモ帳が…わあああああああああー!!!!?」
矢島「柱もなんかミシミシ言い始めたんだが!?…ぐあああああぁぁぁぁぁー!!!!?」
ロッシュ「作者は一体何言ってんだよ!?…ヤバっ、身体が浮いた…あんぎゃああああああああああー!!!!?」
ミシェル「えっ!?ちょっと、武器が千切れ…!?きゃあああああぁぁぁぁぁー!!!!?」
ケン(スマブラ)「みんなが次々吸い込まれていく…!ロム!重量のある俺らだけでものこ…NOOOOOOOOOー!!!!?」
ロム「お前らあああああぁぁぁぁぁー!!!!!!!!!!」
ロープに掴まるという抵抗空しく、試食担当のみんなが次々と闇の中へ消えていく…。特に重量とパワーに秀でるケン(スマブラ)とロムが踏ん張るが、宇宙の神秘のひとつと数えられるものには叶わず、ついに試食会場にいた11人全員がブラックホールに吸い込まれていった…。
ロム「13番んんんんんー!!!!?お前は一体何をしたんだあああああぁぁぁぁぁー!!!!?」
感想まだ
- チームで料理対決!!(その5) ( No.433 )
- 日時: 2024/02/25 16:30
- 名前: 夢見草(元ユリカ) (ID: 63Ha3w2c)
矢島「…ん?」
格闘少女は突如目を覚ました。最初は少しぼんやりしていたがそうたたないうちに意識が覚醒する。ばっと起き上がり、武器のグローブを嵌めながら周囲の様子を確認する。
矢島「確かあたしたち、あのブラックホール(?)に吸い込まれたんだったよな…!?それに、ここは一体どこだ…!?ものすごく嫌な予感がするんだが…!?」
藍「…ハナ!!君はここにいたんだね!!」
ケン(スマブラ)「Wow!これで4人目だぜ!…早くイカちゃんたちも見つけねーとな」
矢島「藍、ケン(スマブラ)、ロム!?あんたらも近くにいたのか!?」
ロム「ああ…。たまたま俺ら3人は同じ場所に飛ばされたらしい。んでリアルに警戒しながら3人で進んでいたが、そこにお前が倒れてたってことだ。…にしても、クロウや作者たちはどこにいるんだ……?」
矢島「つまり、今作者やイカたちはあたしたちとは別の場所にいるのか…」
周囲を見渡す彼女の元に、+α審査員枠の元祖ダッシュファイターとシンガンクリムゾンズのドラマーとQUARTET NIGHTの電脳アイドルがやってきた。どうやら彼らは最初からたまたま近くの場所にいたらしい。
ケン(スマブラ)「…にしてもさ、ここはすげー気味が悪い場所だよな…;嫁さんたちには絶対に見せられねぇ……;」
矢島「…この場所、一面に霧が掛かってやがる…。ここで敵が襲ってきたらあたしら全員お陀仏だろ。逆に移動するのは危険じゃねーのか?」
ロム「ああ、それは安心しろ。ここをリアルに安全に移動出来るように藍のスキルがある」
藍「今、僕の武器の効果でマップを表示しているからね。ここは霧のせいで視認性が悪いから、これを頼りに進むといいと思う」
初めて描写すると思うので補足する。美風藍の武器である「イノセントファンネル」は装備することで雷属性/電撃攻撃への完全耐性を得ることができ、攻撃手段として4個のビット型ファンネルから電流を流して相手を攻撃したり牽制することができる。これだけではなくこの武器の固有能力として敵への能力低下や状態異常付与、敵の弱点解析や味方への能力上昇効果などを得意とする後衛補助タイプのものであり、世界樹シリーズのデバッファー系ジョブやペ◯ソナのナビゲートスキルやセ◯ンズド◯ゴンシリーズのハッカーのスキルを色々合わせて自己流にアレンジしている。簡単にいうとペ◯ソナシリーズのナビゲーターが(藍の身体能力強化も合わせて)戦場に立てるようになったようなものだ。彼の仲間の2人が前衛タイプ、もう1人が中衛タイプなので相性が良いといえよう。
現在、彼のスキルによって藍の手元には今彼らがいるマップのホログラムが映し出されていた。どうやらここは3階建ての建物のようだが、3階部分は大きく崩落しており実質行動出来るのは2階までのようだ。そして彼らがいるのは2階のある部屋のようだ。霧のせいで視認性は悪いが、今彼らの目には大きなシミのついた壁や錆びている吊るされた鎖が映っており、どこか小さくて懐かしい雰囲気を感じさせる机や椅子、黒板や教科書などとの対比でより不気味に思える…。これは…。
ケン(スマブラ)「……ここさ、どう見ても、学校、だよな?」
ロム「ああ。黒板にこの机の形…。リアルにそうだろうな」
藍「…黒板に記されている内容は英語だね。僕は英語は日常会話程度は理解できるけど、見る限りこれは小学校クラスの英文のようだね」
ケン(スマブラ)「Hmm…?でもこれ、なんか変だな?この教科書、低学年用の文章と高学年用の文章が混じっちまってるみたいだ。俺はアメリカ出身だから分かるぜ?」
ロム「リアルに普通のものではないみたいだな。ここは小学校だが…。普通の学校、ではないみたいだな。なぜだ?」
藍「それを知るにはあまりにも情報が少なすぎるよ。でももしかしたら、『学校であること』そのものが重要なフィールドなのかもしれないね」
矢島「つまりまとめると、あたしたちは何故か英語圏のヘンテコな小学校に飛ばされたと…。ん?英語で、小学校…。なんか、寒気が……;」
格闘少女がなぜか嫌な予感を察知して身震いした、次の瞬間。
BGM: THE EYECUTIONER CHASE MUSIC
あまりにも不穏で、自分たちの中の恐怖の根源を揺さぶる音が響いた。ギギギ…とぎこちなく振り返った時、彼らの目の前にいたのは…。
THE EYECUTIONER(▲様)「……」
「それ」はあまりにも異様な姿のクリーチャーだった。「それ」は頭に何やら大きな赤いパイロンのようなものを被った筋骨隆々とした大男であり、巨大な鉈を重そうに、だがどこか手慣れた様子で引きずっている。引きずられている大鉈の周囲には血濡れて黒ずんだイバラのようなものが広がっており、本能的にそれには絶対に触れてはいけないことが4人とも瞬時に理解できた。このクリーチャーは、いうまでもなく…。
ケン(スマブラ)&ロム「何じゃありゃああああああああああー!!!!?」
藍「『サ◯レントヒ◯』のクリーチャーだあああああぁぁぁぁぁー!!!!?」
矢島「▲様じゃねえかああああああああああー!!!!!またかよコンチクショウがああああああああああー!!!!!」
そう、某超有名ホラーゲームのトラウマ敵だったのだ!なぜ格闘少女とQUARTET NIGHTの電脳アイドルが『これ』の存在を知っているかというと、彼らは1度このクリーチャーの姿をはっきりと目にしたことがあるから(しかも矢島は直接遭遇した&過去ログの『新・とある彼らの逃走中!〜ジュエルランドの秘密〜』参照)。あとクロスオーバーギルドの精鋭ゲーマーたちがこのホラーゲームの実況プレイをしており、それを観戦していたことがあるからすぐ分かったのだ。
このクリーチャーは加虐的で執拗な性質を有しており、「処刑対象」と見做した敵をどこまでも追いかけ回して殺害しようとしてくる!実際、「それ」は4人に向かって大鉈を振り下ろす構えを見せている…!言うまでもなく危険だと判断した4人は即座に「それ」から逃れるために退却しようとダッシュで逃げ出す!!
ケン(スマブラ)「NOOOOー!?アレは絶対に捕まっちゃダメだよな!?」
ロム「リアルにそうだろ!?しかもあのイバラ、どう見てもリアルにヤバいオーラが漂っているんだが…!?」
矢島「しかも今回クリーチャーの封印用のアイテムはないし…!クソっ!藍!アイツをやり過ごすために1階に逃げることは出来ねーのか!?」
藍「待って!今スキルで解析する!…出てきた!あそこの階段が1番近いよ!!」
ロム「『スカルジャガー』!…少しでも足止めになれば!リアルな俺たちの魂の咆哮だ!!」
ケン(スマブラ)「Hey,ロム!俺も手伝うぜ!…そりゃっ!!」
矢島「あたしたちに手を出してくんじゃねえ!!」
藍「電気ショック!…よし、行くよ!!」
ロムが武器を召喚したのち衝撃波を飛ばし、ケン(スマブラ)がたまたま近くにあった机を、矢島も黒板を投げ飛ばす!さらに藍も武器から電撃波を飛ばし、それらによって一瞬恐ろしいクリーチャーが怯んだその隙にイノセントファンネルの解析効果で1階方面に繋がる階段を見つけた彼らは急いでそちらに向かう…。
感想まだ
- チームで料理対決!!(その5) ( No.434 )
- 日時: 2024/02/25 17:12
- 名前: 夢見草(元ユリカ) (ID: 63Ha3w2c)
……
翔「うぎゃあああああー!?こっちに来るんじゃねえええええぇぇぇぇぇー!!!!!」
藍「ショウ!?」
そんな一行の目の前に姿を見せたのは、階段を駆け上がってきたST☆RISHの男気全開だった。彼の目は血走っており、息が上がっており、それなのに顔色は顔面蒼白の状態。格闘術使いの前衛タイプであり体力の高い翔だが、あまりに恐ろしい「何か」から長い時間逃げ惑ってきたことが見なくても分かる状態だった。彼を見つけた瞬間、翔の仲間であり先輩でもある藍が彼の腕を急いで引き、5人揃ってたまたま階段横にあった大きな鏡の後ろに身を隠す…。
THE TRICKSTER 「……」
翔「ひっ…!?」
藍「しっ!……っ!!」
その数秒後、翔を襲おうとしていたと思われるクリーチャーが姿を現した。それはバットを持ったやや細身の青年体のクリーチャーだった。『それ』は派手なスーツを着た見目のいい男であり、一見すると普通の成人男性のように見える。だがその目は狂気に満ちており、常にヘラヘラと薄気味悪い笑みを浮かべている…。先ほどまで自分を追いかけ回してきた恐怖の存在の再来に思わず叫びそうになるST☆RISHの男気全開だが、その彼の口元をQUARTET NIGHTの電脳アイドルが右手で力強く抑える…。彼らはもちろん、矢島もケン(スマブラ)もロムも息を飲み、クリーチャーが自分たちの側を通り過ぎるのを耐え忍ぶ……。
THE TRICKSTER「……」
THE EYECUTIONER「……」
追いついてきたも合わせて階段の周囲を散策していたクリーチャーたちだが、やがてそれぞれ別の場所へふらふらと歩き出していった…。どうやらクリーチャーたちが興味があるのは狙いを定めた獲物そのものであり、互いに連携し合う気はないようだ…。彼らが完全に通り過ぎ去ったのを確認した後で藍が翔の口元に当てていた手を離し、ST☆RISHの男気全開は大きくため息を吐いた。
翔「ぷはっ!…あ、藍…!?それに矢島に、ケン(スマブラ)に、ロムさん…!?た、助けてくれてありがとう……」
藍「問題ないよ。こんなの予測不可能な緊急事態だ。…それに後輩を助けるのは、先輩として当然でしょ」
ケン(スマブラ)「Oh!…藍、お前は仲間思いなんだな!仲間を大事に思う奴は俺も大好きだぜ!!」
藍「!?べ、別に…!!これくらい普通でしょ!?それに僕じゃなくて、レイジでもランマルでもカミュでも同じことはしたと思うし…!!///」
翔「へへっ、確かにそうだろうな!…でも藍、サンキュー!」
藍「……むう///」
ロム「とにかく、翔が無事でリアルに良かったぜ。…だが、これだと他のみんなも個人で飛ばされている可能性が高いな。これはリアルに急がねーとマズいぞ」
翔「ああ。みんな戦闘スキルは持っているだろうけど、それでどこまで凌げるか分かんねえ。…俺も最初はアイツに格闘組のみんなと一緒に鍛えた男気全開の攻撃を食らわして倒そうとしたし耐え忍んでたんだけど、アイツは何度傷付いても血を流しても怯まないで俺を殺そうと襲いかかってきたんだ!きっとアイツらの体力は無限大だ…!それを知らないとあっという間に体力も魔力も尽きるし、何よりここにずっといるとみんなあのクリーチャーどもに殺されちまう…!!」
ケン(スマブラ)「Oh my god!?早くこの変な空間から帰ろうぜ!?」
ロム「マジかよ…!?だったらやり過ごすにしても最低限の攻撃にした方がいいな!それにクリーチャーどもとの遭遇すら避けた方がいいぞ。…ん?どうした、矢島?さっきから黙ってばかりだが…。お前にしては、珍しい……」
矢島「……なあ。翔、ケン(スマブラ)、ロム、藍。今からあたしの言うことを、落ち着いて聞いてくれるか?」
藍「聞くけど…。ねえハナ、どうしたのさ?今の君、すごく顔色が悪いよ」
ケン(スマブラ)「?…何だ何だ?オレたちはちゃーんと聞くぜ?な?」
矢島「…これはうちのゲーマーの真理子の話だが。確か『サイレントヒル』って、メインシリーズだと「1」から「3」まであって、その後の時系列の番外編で「4」以降が出てるはずだ。…んで、確か▲様がメインで出てくるのは「2」なんだが、そのゲームの中にはこんなフィールドはないんだよ」
翔「えっ?だってホラーゲームだろ!?怪談とかもあるし、ホラーゲームの中に定番のネタになる夜の小学校のステージがないのか!?」
ロム「…いや、待て翔。確か『サ〇レ〇トヒルシリーズ』って海外がテーマだから、『学校が怖いもの』っつー概念がリアルにないのか……?」
翔「そ、そうなんですか?日本と海外の文化の違いってやつですかね?…でも、うーん……?」
藍「!…思い出した!『2』のプレイ動画、序盤だけなんだけどレイジやランマルやカミュたちと見たよ。確か『2』のメインフィールドってとある湖の近くの街じゃなかった?確か主人公が霧掛かった街に病死した奥さんの痕跡を探しに行って……」
矢島「そうそう。とにかく『2』だと学校は出てこなかったはずだ。…それに翔がさっき追いかけられていたあのクリーチャー。アレは絶対に『サイレントヒル』シリーズに出てこない!『別のゲーム』のクリーチャーだ!それにこのフィールドも多分その『別のゲーム』のものなんだが、それだとある意味『サ〇レ〇トヒル』シリー』よりずっとタチが悪いぞ…!!」
ケン(スマブラ)「What?…なあ、そのゲームって、一体何なんだ……?」
矢島「クリーチャーどもが霧の森の中に閉じ込められた人間たちを追い詰めて、次々肉フックに吊るして処刑する…対戦型ホラーゲーム・『Dead by Daylight』だ」
翔&ケン(スマブラ)&ロム&藍「」
そう、ここは「サイ〇ントヒル」のステージではない。別の、転送された彼らにとってはそれよりも遥かに恐ろしいであろうホラーゲーム「Dead by Daylight」のステージだった(爆弾投下)。
簡潔に補足すると、このゲームにはおぞましいクリーチャーたちが集っている。クリーチャーたちの正体は残忍な殺人鬼だったり、訳あって殺人鬼に成り果てたりならざるを得なかったものたちなり…。殺人をきっかけに人の理を外れた化け物へと化した彼らは「キラー」(殺人鬼)と呼ばれ、霧の中に閉じ込められた人間たち(サバイバー)を襲い、肉フックに吊るして彼らを使役している邪神に捧げる。そのキラーの中には他のホラーゲームや著名なホラー映画からのコラボキャラクターも複数おり、その中の1体に▲様こと「THE EYECUTIONER」もいるのだ。そして今彼らがいるフィールドはTHE EYECUTIONERのメインステージである『ミッドウィッチ小学校』…!ここはかつて学校でいじめられていた子どもたちや疲弊した教師たちの負の怨念がある組織の思惑によって具現化し、その怨念がかつて実在した学校と組み合わさってこのような悪夢の小学校と成り果ててしまったのだ…。
感想まだ
- チームで料理対決!!(その5) ( No.435 )
- 日時: 2024/02/25 16:40
- 名前: 夢見草(元ユリカ) (ID: 63Ha3w2c)
……
ロム「は?肉フック?処刑?…は!?」
ケン(スマブラ)「俺は、俺は、奥さんと子どもを置いていくのか…!?」
藍「…僕たち、ここであの化け物たちに殺されるしかないの…!?またレイジやランマルやカミュ、ナツキやオトヤやマサトやトキヤやレンやセシルや、リンネたちギルドのみんなに会うことも、アカネやタイガやミユウたちと遊ぶことも、『シャノワール』に行ってマリカたちに会ったりちくパを食べることも、音楽フェスに出てクロスオーバーワールドの頂点を獲ることも、出来なくなるの……!?」(顔面蒼白)
翔「こんなの絶対あり得ねえよ!?俺は死にたくねえし、まだまだやりたいことはたくさんあるってのに!?…なあ矢島!?ここから出る方法はないのか!?さっきも言った通り、あのクリーチャーたちの体力は無限大だぞ!?」
矢島「だから落ち着けって!…このゲームは確か、サバイバー側はゲートから脱出すればクリア扱いになる!しかもどのステージにも必ず出口のゲートがあるはずだ。そこからなら絶対に脱出出来るぞ!!」
ロム「おう、そうか…!なら話は早いぞ!さっさとゲートを見つけてリアルに脱出するんだ!!」
藍「そうだね!こんなところなんて死んでも死にきれないし…!」
ケン(スマブラ)「THat's RIGHT!!さっさと帰るぜ!!」
翔「そうと決まれば男気全開でさっさと見つけてやるぜ!…脱出ゲートはどこにあるんだ!?」
幼馴染のゲーマーやその親友たちのゲーマー軍団のお陰でたまたまデ◯バの仕様を知っていた格闘少女により、この空間からの脱出手段はあることを知った一行。そうと決まれば即行動だ、と彼らは脱出ゲートの捜索に取り掛かる。まずは藍のスキルでマップを映し出し、それらしき場所を探す…。すると。
藍「…あれ?」
翔「藍、どうしたんだよ?」
藍「今ちょっとマップに手を加えて、さっきのようなクリーチャーたちは赤マークで表示するようにしたんだけど。その赤マークが密集している場所があるんだ」
ケン(スマブラ)「Oh,my god…;ならそこは避けて通ろうぜ?」
ロム「だな;リアルに危険要素と遭遇する必要はねえ」
藍「…でも、妙な違和感を感じるんだよね。ナビゲーター見習いとしてただの直感には頼りたくないけど、何となくここは調べた方がいい気がする。…ねえハナ、そもそもそのゲームってこんなにわらわらクリーチャーたちが出てくるゲームな訳?」
矢島「いや、確か1試合にクリーチャー…キラーは1体だけだったはずだ…?サバイバーは4人で4対1の鬼ごっこみたいなゲーム。…この間真理子がキラー側でプレーしてたんだが、その時に嫌らしく煽ってきたサバイバーどもを真顔で全員吊り殺したあとに『F◯CK YOU★』って中指立ててた記憶が……」
翔「うわぁ…;ゲーム中に凄腕ゲーマーを敵に回してたって…;よりによって真理子とマッチングしてるって知らなかったんだろうけど、そいつらは自業自得だな;…ん?だったらこの空間、すげぇバグり散らかしてるじゃねーか!?だってさっきの時点でも、クリーチャー?いやキラーだっけ?…は2体もいたんだぜ!?」
マップを映し出すQUARTET NIGHTの電脳アイドルによると、何やらクリーチャーやキラーたちが密集している箇所があると言う。絶対に避けた方がいいスポットだが、藍曰くなぜか妙な違和感があるとのことだ…。さらにこの空間が元ネタのゲームとは大きく異なることに全員が驚く。元ネタは1試合ごとにキラーは1体しか出現しないようになっており、どう考えてもおかしい。この空間はバグったゲームの中なのだろうか…?話し合いの結果、少しずつ接近していざとなったら藍の電撃で牽制しつつ全速力で逃走しようと決めたのち、密集スポットに遠巻きながら接近する一同。するとそこには…。
BGM:スタン・ハンセン入場曲テーマ「サンライズ」
リュウ「まだ!まだだ!もっと俺の闘志を燃え上がらせるような戦士はいないのかー!?」
翔&矢島&ロム&藍「」
ケン(スマブラ)「何やってんだよお前はああああああああああー!!!!?」
そこにはキラーたちをドミノ倒しのごとく次々蹴散らすストリートファイターシリーズの主人公の姿がありました(爆弾投下)。彼の身体は恐ろしいキラーやクリーチャーたちが傷付けたケガによって傷だらけだったが、「世界最強の格闘家」と称される体力や精神力は伊達ではなく、持ち前のタフさと精神力と戦闘中にドバドバ出るアドレナリンでキラーたちに全く怯まずに立ち向かっているようだ…。これには彼の最大のライバルでもある元祖ダッシュファイターも堪らず絶叫。っておい、この書き方だとリュウ>キラーの構図に見えてしまうんですが?あとちょっと待て!?そもそも何でここにリュウがいるんだ!?この人は確か今回の料理対決の挑戦者側だったはずだろ!?
リュウ「ん?…おお、ケン(スマブラ)じゃないか!お前も一緒に戦わないか!?ちょうど背中を預ける戦士が欲しかったところだ!!」
ケン(スマブラ)「いやお前、なんでこの空間で平然と戦ってられるんだよ!?そもそも何でお前はここにいるんだよ!?」
藍「…ねえアンタ、あの化け物たちが怖くないの……?;」
リュウ「む?…ああ、奇妙な顔貌をした輩だと思ったまでだ!それに何度波動拳や昇竜拳を撃ち込んでも立ち上がってくる身体の強さを持っているし、もしかすると格闘技界では無名だが屈強な戦士だと思ったんだ!!」
ロム「マジかよ…;こいつ、リアルにキラーどもをただのサンドバッグだと思ってやがる……;」
翔「修行バカと天然ぶりもここまで行くと凶器だな;それにキラーたちも自分たちがサンドバッグにされるなんて、思ってなかっただろうな…;いや、俺を襲ったアイツのことは許さねーけど、この状況には同情しちまうぜ……;」
矢島「…なあリュウ。もう1度聞くけど、お前は何でここに来たんだ?あたしたちはブラックホール(?)で強制転移されちまったが、お前は会場の近くにいたのか?」
リュウ「ああ、俺は料理を作っている途中からここにいたぞ!俺の組んだ仲間たちがパンを作った瞬間に、なぜかキッチンからここに来ていたんだ!それからはずっとこの者たちと手合わせをしていたんだ!!」
矢島「どんだけ戦ってんだよコイツ!?…ん?料理対決の途中から…?」
ロム「……なあリュウ。お前が今回の料理対決でチームを組んだ相手の1人は『アイツ』だよな?」
リュウ「ああ、そうだぞ?そしてもう1人の仲間だが…」
イカ「あっ!みんないた!おーい!!」
どうやらリュウは自分と組んだ仲間たちの料理のせいでこの空間に強制転送されてしまっていたようだ。それでも全く動揺せずにずっと戦い続けていられたのは彼の才能か、はたまたド天然級の修行バカゆえか…。一言だけ確実に言えるのは、リュウが超スマブラ級のホラーブレイカーだということです、うん。
ちょうどそこへうまい具合にスプラトゥーンシリーズのインクリングとシンガンクリムゾンズのギターボーカル、第6アカデミーの新米教師との合流に成功。彼らもクリーチャーことキラーに追いかけ回された経験があるらしく、キラーを見て青ざめ悲鳴を上げかけるが、即座にリュウが持ち前の逞しい拳でキラーを軽々殴り倒したことに呆然とする。
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- チームで料理対決!!(その5) ( No.436 )
- 日時: 2024/02/25 17:15
- 名前: 夢見草(元ユリカ) (ID: 63Ha3w2c)
イカ「この空間、全然イカしてないしヤバいから早く抜け出して…ってリュウ!?あんたもここにいたの!?」
サツキ「皆さん、無事だったんですね!本当によかった…!!」
藍「大丈夫、サツキ先生?僕たちは平気だよ」
ケン(スマブラ)「Oh…。サツキ先生、汗がすごいぜ?ほら、俺の使っていないタオルでよければ貸すぜ!」
サツキ「ありがとう…。恐ろしい化け物が多くいたから、とても怖かったわ……」
クロウ「ロム!お前らも無事だったんだな!…つか何でリュウまでここにいるんだよ?お前、確か挑戦者のはずだろ?」
ロム「ああ…。なんかリュウは組んだチームメイトの料理のせいで、料理対決の途中からこの空間にいるらしい。その状態でキラー…化け物どもに殺されずに生命があるのがリアルに奇跡だが…。むしろ巻き込まれたのがリュウで良かった、というべきか?;」
クロウ「マジかよ!?えっと、休憩時間と俺たちが審査員をしてた時間を合わせて…少なくとも5時間以上は経ってるじゃねーか!?それまでもずっと戦い続けていたのかよ!?」
イカ「うわぁ…;これ、リュウがあの子と組んで正解だったね…;他の子たちだったらキラーたちから逃れられていたかどうか分からないよ……;」
サツキ「それに最悪の事態にも発展していたかもしれないわね。それは本当によかったです;…むしろリュウさん、なぜあなたはこの状況下で戦い続けることができたのですか……?;」
ロッシュ「…みんな、ここにいたのか!おーい!!」
ミシェル「大丈夫!?ケガはない!?」
翔「ロッシュ!ミシェル姉さん!」
そこへさらに司会進行を担当していた世界樹リーダーコンビも合流。これで吸い込まれたキャラクターたちのほとんどが合流したことになる。彼らも襲い掛かってくる多くのキラーことクリーチャーたちに唖然とするが、それらをリュウが巧みな蹴り技で一蹴したことをきっかけに「早く退却しよう」と隊列を組む姿勢に入る。
ミシェル「隊列を組むわよ!…リュウ、その様子を見る限りあなたの格闘術やあなたの存在そのものが1番あの化け物たちに対して効果があるようね?あなたは最前衛でメインアタッカーの担当をお願い!華と翔とケン(スマブラ)とロムは適宜リュウのフォローに入ってちょうだい!私はパラディンのガードスキルであなたたちをサポートするわ!前衛、中衛、後衛全てへのダメージ軽減、物理攻撃の無効化、属性攻撃の無効化…とにかく防御関係は全て私に任せて!!」
ロッシュ「俺は1歩下がって敵の状態確認と中衛の手槍で援護する!クロウ、お前もこっちで頼む!レッドトマホークは牽制も出来たし、状況確認する中衛でリーダー格がもう1人欲しい!…イカはスプラシューターで、サツキ先生は魔法で後衛に陣取って出来る限りの牽制を頼む!もちろん魔力やMPの制限もあるだろうし、最低限で構わない!その代わり必要ならすぐに援護を頼むぞ!あと藍、お前も確か後衛武器だったよな!?お前もそっちに行ってくれ!」
リュウ「ああ!…ケン(スマブラ)!みんな!多くの敵がいるが、全て倒して勝つのは俺だ!!」
ケン(スマブラ)「いやアレは倒せねーからな!?一時的に躱わすだけだからな!?脱出が最優先だぞ!?」
藍「分かった!…僕はマップの確認もしてるんだけど、飛ばされた僕らの中であといないのは作者だけだよ!」
矢島「ロッシュ!ミシェル姉さん!あたしらはこのフィールドの中のゲートから脱出出来るぞ!それで多分元のクロスオーバーワールドに戻れる!!」
ロッシュ「ナイス情報だ!それならさっさと作者を見つけて、そのゲートとやらで脱出するぞ!!」
ミシェル「総員、警戒を怠らずにね!何か変なものを見つけたらすぐに言って!!」
隊列を組んだ彼らはこのデドバを模した謎の異空間から脱出するために全力で移動する。もちろん彼らを殺そうと恐ろしきキラーたちが次々と襲いに掛かるが、歴戦のパラディンであるミシェルのガードスキルで全て無効化する。さらに全くキラーに対して怯まないリュウの格闘術や他の前衛陣のサポート、中衛陣や後衛陣の牽制で隙をついたり潜り抜けたり躱して抜け出し、学校を模した異空間を探索していく…!校舎の2階全般は全て探索し、特に何もないことが分かったため再び1階へ移動。1階校舎の探索も済ませて外に出ると、QUARTET NIGHTの電脳アイドルの展開するマップに新しい反応があり、恐らく自分たちの作者のものだろうと予測。作者である夢見草を救おうと彼らは全速力で向かう…!すると、そこに現れたのは…。
THE EYECUTIONER「……」
夢見草「▲様、お許しをー!そして私のネタ帳を返して下さいー!!」
一同「」
肉フックに吊るされてひたすらもがく自分の作者と、その傍らに立つ▲様ことTHE EYECUTIONERでした(爆弾投下)。さっきのリュウもだけど唐突なホラーブレイクを起こすんじゃねえよ!?つかネタ帳ってどういうこと!?
ロッシュ「…何やってんだよ作者あああああぁぁぁぁぁー!!!!?」
夢見草「あっ、ロッシュ!ミシェル姉さん!みんな!ちょうどいいところに来たわね!?▲様に私のメモ帳を返して貰えるように頼んでくれない!?」
ミシェル「メモ帳!?…まさか作者、それにおびき寄せられて肉フックに吊るされちゃったの!?」
夢見草「イエス!落としていたのを拾った親切な人がいるなー…と思ったら、それがまさかの▲様だったのよ!今後のネタや企画を記しているメモ帳は執筆者にとっては生命より大切なものよ!しかも普通の話だけじゃなくて、クロスオーバーワールドで築いたクロスオーバー特有の友情のお話やクロスオーバーの男女カップリング(普通のものはもちろん、別名義で年齢指定のものも)や他作者さんとのコラボ企画まで…。ぐへへ……」
翔「ネタを書くメモ帳なんてまた買えばいい話だろ!?自分の命を優先しろよおおおおおー!?」
夢見草「NO!忘れたら困るし、何よりネタは鮮度が命」(キリッ)
矢島「ふっざけんなああああああああああー!!!!!」(大激怒)
ロム「おい作者、顔がリアルにヤバいぞ;」
どうやら作者は落としたメモ帳を拾おうとした時に、偶然▲様ことTHE EYECUTIONERに遭遇してしまったらしい。作者の発言に一部のキャラが怒るが、幸いこのゲームでは肉フックに吊るされても即死はしない。少しの時間の猶予があるのだ。
THE EYECUTIONERが一同を獲物と定めて襲い掛かろうとするが、まず大鉈をハイ・ラガートのパラディンが物理攻撃を完全に無効化するスキル「パリング」で完全ガード。次にそこへエトリアのハイランダーが愛用の手槍を鋭く放り、ギターボーカルが相棒のレッドトマホークで魂の音符を飛ばす。さらに追い討ちでスプラトゥーンシリーズのインクリングがスプラシューターのインク弾で、第6アカデミーの新米教師が無属性のエネルギー弾で、QUARTET NIGHTの電脳アイドルがファンネルから電撃波を飛ばす…と数の暴力で強大なクリーチャーを追い払おうとした。
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- チームで料理対決!!(その5) ( No.437 )
- 日時: 2024/02/25 17:18
- 名前: 夢見草(元ユリカ) (ID: 63Ha3w2c)
……
ふと、周囲がしんと静まった。そして何かがぱたっと落ちた音がする。それは作者のメモ帳であり、たまたま近くにいたケン(スマブラ)がそれを拾う。それを見たロムと藍が慌てて肉フックから自身の作者を引き摺り下ろし、彼女は責苦から解放された。それの邪魔をするのではないかと思うが、いつの間にかメモ帳を人質代わりに手にしていた▲様ことは姿を消していた。
いや、「それ」に取り込まれていた。あの大鉈を悠々と引き摺り審査員たちを恐怖の渦に叩き落としたは、より強大な力を持つ「それ」になすすべもなく引きずり込まれていたのだ。一才抵抗できずに断末魔のようなうめき声を上げながら「それ」にグチャグチャと取り込まれていく様子に、場に居合わせた一行はただただ声も出せずに固まるだけだった。
「それ」は黄色い古めかしい布を身に纏っていた。一見ただのボロ布かと思われるそれだが、なぜか人知に及ばない高貴さをも感じる不思議な布となっている。布の中央には琥珀色のブローチが嵌っており、それは非常に美しいが、一行はそのブローチにどこか名状しがたき不気味さを覚える。「それ」は2、3メートルはあろうかと思われる大柄な体格であり、ローブの外から見える体表と思われるものは黄色い羽毛で覆われていた。そして一行が理解したこと。「それ」とは絶対に目を合わせてはいけない。もし「それ」と目を合わせたら、自分たちはたちまち正気と己を喪い、自分が自分ではなくなってしまうだろう…。
イカ「…アレさ、鳥、みたいだね」
サツキ「…そうですね。羽毛のようなものが見えます」
クロウ「…あのローブはボロく見えるけど、でもどこか高級そうだぜ」
夢見草「ローブに嵌っている宝石は琥珀ね。綺麗ね。でもアレを見続けていたら、なぜかダメになっちゃう気がするわ」
ケン(スマブラ)「…なあ、そういやアレは全体的に黄色だな」
ロム「だな。リアルに黄色が好きなんだろうな」
翔「…色といえばさ、俺たちST☆RISHと藍たちQUARTET NIGHTにはそれぞれのイメージカラーがあるんだぜ?俺はピンクなんだ。音也は赤、聖川は青、トキヤは紫、レンはオレンジ。んで追加メンバーのセシルは緑だぜ」
藍「そうだね。ちなみに僕はラベンダー。レイジは深緑、ランマルはワインレッド、カミュは水色だよ。でも逃走中のドラマキャストで出た時は分かりやすく緑、赤、紫、青で纏められていたよ」
リュウ「そうなのか!俺は美術系や芸能関係については全く詳しくないが、それぞれによく似合っている色だと思うぞ?…あれ?そういえば、お前たちの仲間には黄色を表すキャラクターもいなかったか?」
夢見草「それに鳥…。ねえ、そのキャラが好きなぬいぐるみに、確か鳥関係のものが、なかった……?」
クロウ「…ピヨちゃん、だったよな。俺はアイツとの付き合いがそれなりにある(というより一方的に気に入られて絡まれている)から知ってるぜ。確かデカいヒヨコのキャラクターじゃなかったか…?」
サツキ「…あの。こんなことは言いたくはないのですが。あの方(?)は著名な神話生物の化身の特徴に類似している気がします。黄色いローブに琥珀、羽毛……」
イカ「確かその神話生物って、宇宙の旧支配者って呼ばれる『グレート・オールド・ワン』クラスだったよね…?その化身だから神格はそこまでほどは高くないんだろうけど…」
夢見草「通称『名状し難き者』、『名づけならざる者』、『邪悪の皇太子』…。某著名な神話生物やクトゥルフ神話をモチーフにしたライトノベル&アニメにも擬人化(?)されて出ていた記憶が…。それにその神話生物に関する呪文、確か音楽系が多かったような……」
翔&藍「……」
ここでQUARTET NIGHTの電脳アイドルが一歩前に進み出る。彼は普段の冷静で毒舌家の様子とは打って変わり顔面蒼白の状態であり、ガタガタ震えながら脂汗をダラダラと流している。だがその目はまっすぐと「それ」を見据えている…!
藍「つまり、これは、『彼』の作ったものなんだね…?なら、僕は、これを食べるよ……!!」
翔「藍!?何言ってるんだ!?お前は正気か!?」
藍「正気だよ…!僕は、『彼』の直属の先輩として、ケジメを付ける必要がある…!それに僕は君や『彼』の先輩になった時は本当に先輩失格クラスの酷い有り様だった…!あの時の僕は傲慢で自分勝手で、人のことを考えられない恥ずかしい人間だった!ショウたち『ST☆RISH』の指導を任されたのにそんなのは非効率的だって実質指導放棄をしていて、後輩を導く先輩アイドルなんて、絶対に言えない有り様だった…!僕はあの時のことを本当に後悔しているんだ!だからせめて最後は、ショウや『彼』や、僕を慕ってくれるオトヤやマサトやトキヤやレンやセシルたちに恥じない自分として最期を迎えたいんだ…!ショウ、僕の代わりにみんなに伝えて。今まで本当にありがとう、大好きだよって…!!」
翔「藍ぃぃぃぃぃー!!!!!やめろおおおおおー!!!!!そりゃ最初は何だコイツとは思ったけど!!やたら冷めてて歳下の癖に上から目線でムカつくヤローだとは思ってたけど!!今のお前のことは好きだし、俺は、俺は、あの時のことは怒ってねえからあああああぁぁぁぁぁー!!!!!」
ロム「…藍。俺も行くぜ。リアルにお前だけが死んでいいはずはねえ」
クロウ「ロム!?おま、何言って…!?」
ロム「元はと言えば、あのブラックホール(?)の件で俺たちは飛ばされてこのような事態になっているんだ。アレは俺の関係者がリアルに作ったものだ。この事態になったのは俺にも責任がある。ああ、会社の仕事の引き継ぎを全てしていなかったのは俺の人生の唯一の汚点になるな…。上司は許してくれるだろうか?……クロウ。俺の代わりの出来るドラムを見つけて、『シンガンクリムゾンズ』をクロスオーバーワールドのトップに導いてくれ…!『アイツ』はもちろんだがアイオーンやヤイバ、シアンにチュチュにレトリー、ガウガの奴ら、そして『あいつ』にも伝えてくれ…。今まで世話になった!漢・ロムはここで逝くと…!!」
クロウ「ロムうううううー!!!!!お前がいなくなったら俺とアイオーンとヤイバがケンカした時に誰が止めるんだよおおおおおー!!!!?お前のドラムテクニックとリアルな咆哮と熱いゲンコツあってこその『シンガンクリムゾンズ』だろうがあああああぁぁぁぁぁー!!!!!」
藍「アカネ、タイガ、ミユウ、リンネ…!君たちに出会って僕は生まれ変わった!クロスオーバーワールドにこれて本当に良かったよ…!チアキ、僕にオペレーションの技術を教えてくれてありがとう。オペレーター見習いのまま人生を終えるのは悔しいな…。マリカ、メウ、サキコ、リン、イブ…!いつも『シャノワール』に行った時に暖かく迎えてくれてありがとう…!新作を食べられなくてごめん…!オトヤ、マサト、トキヤ、レン、セシル…!『QUARTET NIGHT』のメンバーとして君たちの先輩になれたことを誇りに思う!みんなとまた一緒に歌ったり共演したかったな…!…最後にレイジ、ランマル、カミュ…!クロスオーバーワールドのトップを一緒に獲るって言ったのに、約束を守れなくてごめん…!例え僕がいなくても『QUARTET NIGHT』は永遠不滅だよ…!!」
ロム「漢・ロム、人生に一生の悔いなし…!!さあスカルジャガー!俺の最後のリアルな咆哮を聴いてくれ…!!」
城「藍いいいいいぃぃぃぃぃー!!!!!行くなあああああー!!!!!お前が死んじまったら『アイツ』はもちろんだけど、嶺二先輩も蘭丸先輩もカミュ先輩も、音也も聖川もトキヤもレンもセシルも、他のお前と交流あるやつもみんな泣くからあああああぁぁぁぁぁー!!!!!」
クロウ「ロムうううううぅぅぅぅぅー!!!!!『シンガンクリムゾンズ』を3人にするなあああああああああー!!!!!」
ケン(スマブラ)「NO!!お前ら、ここで死ぬ必要はないだろ!?あんなの食ったら絶対に助からないぞ!?自殺行為(物理)なんて無茶な真似はするな!?」
自分の関係者が「これ」を作ったと悟り、せめてケジメを付けようと「それ」を食べようとするシンガンクリムゾンズのドラマーとQUARTET NIGHTの電脳アイドル。そんな彼らに縋りつき絶対にダメだと泣きながら止めるシンガンクリムゾンズのギターボーカルとST☆RISHの男気全開。同じように+α審査員に選ばれた元祖ダッシュファイターをはじめ、他のキャラクターたちもこれはダメだと2人を全力で抑え込む。その時。
感想まだ
- チームで料理対決!!(その5) ( No.438 )
- 日時: 2024/02/25 16:56
- 名前: 夢見草(元ユリカ) (ID: 63Ha3w2c)
???1「ロムぅぅぅぅぅー!!!!!それは食べちゃダメぴゅるうううううぅぅぅぅぅー!!!!!」
???2「藍ちゃあああああーん!!翔ちゃあああああーん!作者あああああー!!クロウちゃあああああーん!!イカちゃあああああーん!!サツキせんせえええええー!!華ちゃあああああーん!!みんなあああああぁぁぁぁぁー!!!!!」
???3「皆さん、ご無事ですかぁー!?」
BGM:Regret Breaker(モア/プラズマジカ)
不穏さを全て振り払う明るい音楽が聴こえたような気がした。それに反応して思わずロムと藍が歩みを止めた時、何かが勢いよく空から転がり落ちてきた。それは強力な星のエネルギーが込められた数発の弾丸であり、真正面から食らった「それ」は崩れ落ちる。そしてそれから少しタイムラグを経て、とんでもない速度で飛んできたUFOが到着。降りて来たのは…。
モア「ま、間に合ってよかったぴゅる…!」
那月「…あっ!リュウさんのことも見つけられた…!良かったぁ…!!」
ウチュウラー『皆さん、もう大丈夫ですからね!あのブラックホール(?)はモアさんと僕で捕獲したのち、宇宙空間へ放流しましたので!!』
イカ「モア!那月!…えっ、ウチュウラーまで!?」
リュウ「ああ、俺はここにいるぞ!」
プラズマジカの宇宙ドラマーとST☆RISHの朗らかな天才、そしてガウガストライクスの宇宙ギタリストだった。彼らはロッシュが吸い込まれる直前に流した館内放送で審査員たちがとんでもない目に遭ったことを知った。同じように館内放送で全てを悟り、かつモアと同じ宇宙関係者で対処法に詳しいウチュウラーも協力し、審査員たちの捜索のためにここまで駆けつけてきたのだ。さらに那月の手には彼に与えられた武器であるサザンクロスリボルバーがあり、先ほどの攻撃は彼の手によって行われたものだと分かった。
モア「モアたちは動物型のロールパンを作ろうとしたんだけど、パン生地がいつの間にかブラックホールになって…!慌てて隣を見たら、那月の作ってたパンがなぜかハ◯ター様もどきになってて、流石に愕然としたぴゅる…;」
ロム「一言だけ聞いていいか?何でリアルにロールパンがブラックホール(?)とハ◯ター様もどきになった;」
クロウ「パン生地をこねただけでそうなったのかよ…;」
モア「モアも聞きたいぴゅる〜!…しかも料理の最中にリュウが消えて、それで自分の料理のせいだってなった那月がものすごく取り乱してて、とにかく大変だったぴゅる…;」
那月「リュウさんもお料理の最中にいなくなってしまって…!どうしようもなくなってパニックになった僕をモアちゃんやウチュウラーくんが落ち着かせてくれて、みんなでモアちゃんのUFOに乗ってここまできたんです。…僕、今まで知りませんでした。僕のお料理が翔ちゃんやみんなをとんでもない目に遭わせていたなんて…!だって翔ちゃんはいつもニコニコ食べてくれていたから…!僕は、大好きなお友達や先輩の皆さんにとんでもないことをしていました…!翔ちゃん、藍ちゃん、みんな、本当にごめんなさい…!!」
サツキ「つまり、那月くんは翔くんの耐久力がある意味では高すぎたせいで、自分のお料理に対する危機感を抱かなかったのね…;そういえば林檎先生が、『学生時代の時は翔ちゃんが率先して被害を食い止めていた』って仰られていたような……;」
イカ「翔と那月はなんだかんだで息の合ってる凸凹コンビだけど、この噛み合いっぷりがある意味では最悪の方向にいっちゃったね…;他のスタリやカルナイのみんながSAN0になる前に気付けたのが奇跡だよ…;」
矢島「つまり、今回のMVPはリュウなのか…?コイツの格闘技の精度とアホみたいな体力とキラーどもを見ても全く動じない精神力とあり得ないくらいのホラーブレイカーっぷりのお陰でみんな無事だったし……;あとリュウが消えたことでさすがに那月がヤバいってなったし……;」
翔「…まあ、那月。お前も汗水垂らして俺らをここまで探してきてくれたんだろ?武器まで持ってさ!お前は今まではアレだったけど、自分の料理がヤバいって自覚ができただけでも十分な一歩だって」
藍「…ナツキ。2度とキッチンには入らないでね…」
那月「翔ちゃあん…!!藍ちゃあん…!!うわあああん!!」
リュウ「全ては解決したな!それではみんな、早く会場に戻ろうか!」
那月「はい…!グスッ、その前に…!!」
BGM:Top Star Revolution(四ノ宮那月)
那月「『サザンクロスリボルバー』!キラリンブースト!…『トップスター・レボリューション』!!…モアちゃん!ウチュウラーくん!お願いします!」
モア「了解ぴゅる〜!ナゴナゴファッサグア…ぴゅるるる〜ん!!」
ウチュウラー『回収します!…それじゃ皆さん、会場へ帰還しましょう!後でこちらの邪神もどきさん(?)には丁重な手段を踏んでお帰り頂くので!!』
ST☆RISHの朗らかな天才が彼の師匠仕込みの強力なレーザー光線を浴びせて、邪神もどき(?)を大きく弱体化させる。全能と思われるグレートオールドワンの化身だが、あくまで本体ではないのと製作者には逆らえなかったようだ。それをプラズマジカの宇宙ドラマーとガウガストライクスの宇宙ギタリストが謎のコズミック空間を展開したのち、無事に回収成功。こうして何とか審査員一行は無事に危険な異空間から帰還することができた。ウチュウラーがどのような手段を踏んで邪神もどき(?)に帰って頂く(?)のかは全くもって不明だが、常人がなんとか出来る域ではないし、素直に宇宙関係に詳しい彼に任せよう…。
はい、これはもちろん「試食なし」です。今回パートは色々とツッコミどころがあったと思いますが、13番チームは全員反省してるし騒動や結果を神妙に受け止めているのでどうか許してやって下さいね…;
13番チームの総合評価:0
夢見草の評価:0
まさかブラックホールでデ◯バの世界に強制転送&ハ◯ター様(?)の合わせ技になるとは…;みんなを恐怖に陥れるキラーたちが完全にかませになるって何?えっと、特に13番(SB69)に13番(混合)。あなたたちはちゃんとインスタント食品やお惣菜を活用したりお料理上手なパートナーを見つけてちょうだいね…;あなたたちの仲間たちや先輩たちのためにもね…;
イカの評価:0
料理対決でブラックホールが出てきて強制異世界転移ってアリ?なんか異世界転生して前世の知識やら何やらでうんたらーってのが最近のトレンドだけどさ、実際経験して分かったけど、それって絶対に無理だと思うよ。うん。あたしたち、キラーたちから逃げるのが精一杯だったから。…これ、誰も悪気がないのが余計に悲しいよ……;
クロウの評価:0
これは地獄の番人でも予測不可能レベルだろ黙示録。しかも(スマブラ)の奴はともかくコレ作った奴の片方は俺の事務所の同僚&俺の恋人の仲間で、もう片方はクロスオーバーギルドの同期かつなんか似た声&俺を気に入ってるって…;いや、コイツらが別々のチームになってたらさらに被害が拡大してた可能性があるから、一緒くたになって正解だったのか…?もうわかんねぇよ……;
翔の評価:0
2 度 と キ ッ チ ン に 立 た な い で く れ OTL
サツキの評価:0
この展開はかつて霊体になっていた時期がある私でも想像していなかったわ…;えっと、13番チームの皆さん。あなたたちはきちんと真摯にお料理に取り組んだだけ、論外の大ハズレの皆さんよりは救いがありますからね?このような結果になってしまったので結果発表後の反省文とお掃除は間違いなく付いてきますが、読者の皆さんも含めて全員あなたたちを執拗に責めることはしませんからね?だから泣かないで下さいね…?;
矢島の評価:0
いつかの出来事を思い出したよコンチキショウが。1番(混合)やりんごとかみたいなホラーが苦手な奴にこのパートがぶち当たらなくてマジで良かった…;えっと、お前らがわざとこうした訳じゃないのとどうしようもないのと悪くないのは分かったから、とにかく泣くな……;
ケン(スマブラ)(スマブラ)の評価:0
Oh my jeuses…;お前たちも災難だったな…;俺ら全員五体満足なのが奇跡だぜ…;
ロムの評価:0
すまん、コイツに関しては俺が全て責任を取る…;全員リアルにすまなかったOTL
藍の評価:0
まさか後輩の作ったパン料理(?)でホラーゲームの世界に飛ばされるなんて…;それに過去の料理対決の事例から料理でモンスターが出るかもしれないとは思ってたけど、強制異空間転移&邪神もどきとの遭遇は僕の計算でも完全に予測不可能だった…;えっと、(ネタバレ)。僕やショウやみんなは君たちに何も怒っていないからね?誰にでも欠点はあるし、僕も最初は先輩失格クラスだったし。今までもこれからも君の先輩として務めるからさ…。だから、泣かないでね……;
まだ少しあります;感想まだです;
- チームで料理対決!!(その5) ( No.439 )
- 日時: 2024/02/25 17:22
- 名前: 夢見草(元ユリカ) (ID: 63Ha3w2c)
何はともあれ、全員無事に会場に戻ってきたし、これで安心…。
藍「お姉ちゃん、まだ起きてる?…ごめんね、こんな時間に。今日の事を謝っておこうと思って。どうしても外せない用事があったから、お姉ちゃんに美味しいご飯を作ってあげられなくて本当にごめんね。…ううん、気にするよ。だって、お姉ちゃんはいつも僕のご飯を楽しみにしてくれていたからね。作り置きも考えたんだけど、お姉ちゃんにはやっぱり作り立てのお料理を食べてもらいたかったから。でも、大丈夫。明日からはちゃんと作るからね。別にお姉ちゃんの事、嫌いになったとかそういう訳じゃないよ。本当だよ?どっちかって言うと、ふふ、あはは…!ううん、何でもない。何も言ってないよ。本当に何でもないから。…それはそうと、今日の晩ご飯はどうしたの?そっか、外食したんだ。お金渡しておけばよかったね。それで一人でご飯食べたの?ふーん、一人で食べに行ったんだ…。お姉ちゃんからやっぱり、あの男のにおいがする…!お姉ちゃんの嘘つき!!!ねぇ、どうして、そんな嘘をつくの?お姉ちゃん、今までに僕に嘘をついた事、一度もなかったのに!!…ご、ごめん…。怒鳴っちゃって…。お姉ちゃんがそういうところに鈍いのは昔からだもんね。分かってるよ。そっかぁ…。やっぱり、あの男の所に行ってたんだ。へぇー…。手料理を食べさせてもらったの?…それはよかったね!!お姉ちゃんは優しくて可愛いけど、ちょっと雰囲気に流されやすいところはあった。いつか、僕の気持ちを絶対分かってくれるって思ったから、ずっと我慢してたんだよ…?それなのに…それなのに、僕に隠れて浮気ってどういう事!?信じられない!!アイツは同級生とか何かかでお姉ちゃんにすり寄ってくるけど、結局は赤の他人じゃないか!あんな奴にお姉ちゃんは渡さない…!例え幽霊になって出て来ても、また始末すればいいからね…!は?どういう意味って?そのままの意味に決まってるじゃないか。お姉ちゃんにすり寄ってくる不潔で意地汚い男どもはみんなもう、この世にはいないんだよ?ほら、僕の手を嗅いでみて。ちゃんと綺麗にしたから、アイツらのにおいは全然しないでしょ?うん、そうだよ。今日、お姉ちゃんの晩ご飯を作れなかったのは邪魔な男どもを片付けて来たから。だってお姉ちゃんの人生にあんなのはいらないからね。お姉ちゃんのそばにあんなのがいたらお姉ちゃんが腐っちゃうから。お姉ちゃんを守れるのは僕だけ。お姉ちゃんは僕だけを見てればいいんだ。それがお姉ちゃんの最高の幸せなんだから。…どうして?どうしてそんな事を言うの…?お姉ちゃんはそんな事、言わない!僕を傷つける事は絶対言わない!!そんなのお姉ちゃんじゃないよ!!…ああ、そっかぁ…。アイツの料理を食べたから、きっとお姉ちゃんは毒されちゃってるんだぁ…。だったら、それを早く取り除かないといけないね!ああ、でも、料理を食べたって事は口の中も毒されたんだよね?食道も、胃の中も、内臓がどんどんアイツに毒されるんだ…!じゃあ、今、僕が綺麗にしてあげるね!!」
夢見草「なんか藍ちゃんがヤンデレになってるんだけどおおおおおー!!!!?」
矢島「あいつの周り、ファンネルが変な動きしながらギュインギュイン言ってて怖いんだが!?」
翔「藍ぃぃぃぃぃー!?シャイニング事務所最年少タイのお前がソレをやるとシャレにならねえからやめろおおおおおー!?ファンも減るぞ!?いつものお前に戻ってくれえええええぇぇぇぇぇー!!!!?」
SAN値特大減少で発狂してしまったせいか、藍ちゃんが唐突にヤンデレ化したー!?普段冷静な彼の目からはハイライトが完全喪失しており、ブツブツと明後日の方向をみながら危ないセリフを呟いている…。シャイニング事務所所属アイドル最年少タイの彼がそれをやるとマジで笑えない(藍は早乙女学園のアイドル候補生を通過しておらずシャイニーがその歌唱動画に感銘を受けて直接スカウトしてきた組なので、先輩だが翔たちより歳下。ちなみにもう1人の最年少者がセシル)。しかもセリフが某有名なヤンデレCDのアレなんですが!?つかそれだとアロエちゃんじゃねーか(中の人的な意味で)!?
ロム「はじめに神は天と地とを創造された。地は形なく、むなしく、やみが淵のおもてにあり、神の霊が水のおもてをおおっていた。神は『光あれ』と言われた。すると光があった。神はその光を見て、良しとされた。神はその光とやみとを分けられた。神は光を昼と名づけ、やみを夜と名づけられた。夕となり、また朝となった。第一日である。」
クロウ「ロムうううううー!?いきなり何言い始めたんだよ!?」
サツキ「なんでいきなり『創世記』なんですか!?シンガンの方向性とは全く違いますよね!?」
イカ「もしそれやるんだったら光バンドの誰かだよね!?」
ロムニキもおかしくなったー!?シンガンの頼れる兄貴分であるヒョウ族のドラマーの青年は背中に白い翼が生え、その様子はまるで神々しく降臨した天からの使いのようである…。いや、本当に厨二全開のシンガンと方向性が違いすぎるんですが。
ロム「神はまた言われた、『水の間におおぞらがあって、水と水とを分けよ』。そのようになった。神はおおぞらを造って、おおぞらの下の水とおおぞらの上の水とを分けられた。神はそのおおぞらを天と名づけられた。夕となり、また朝となった。第二日である。神はまた言われた、『天の下の水は一つ所に集まり、かわいた地ちが現れよ』。そのようになった。神はそのかわいた地を陸と名づけ、水の集まった所を海と名づけられた。神は見て、良しとされた。神はまた言われた、『地は青草と、種をもつ草と、種類にしたがって種のある実を結ぶ果樹とを地の上にはえさせよ』。そのようになった。地は青草と、種類にしたがって種をもつ草と、種類にしたがって種のある実を結をむすぶ木とをはえさせた。神はは見て、良しとされた。夕となり、また朝となった。第三日である。」
ケン(スマブラ)「What!? ロムが飛んでいるんだが!?アイツの武器、確か戦車じゃなかったか!?」(シンガンの最終進化形態参照)
ロッシュ「まさかロム、創世記の序章を全部言いやがる気か…!?;」
ミシェル「あれ、確かそれなりに長かったわよね?まさか……;」
おい、まさかアレを全て詠唱する気なのか?詠唱が続くことにロムは宙に浮き上がっていき、彼の背後の後光の光はより強く煌めき、何かの強力な光属性の魔法を放つ前の状態なのかと多くのものが錯覚する事態になってしまう…。SB69を知らない人それぞれ&この状態を初めて見た人に対して「彼は闇属性のキャラクターです」と言っても誰も信じないだろう…。
ロム「神はまた言われた、『天のおおぞらに光があって昼と夜とを分け、しるしのため、季節のため、日のため、年のためになり、天のおおぞらにあって地を照らす光となれ』。そのようになった。神は二つの大きな光を造り、大きいに昼をつかさどらせ、小さい光に夜をつかさどらせ、また星を造られた。神はこれらを天のおおぞらに置いて地を照らさせ、昼と夜とをつかさどらせ、光とやみとを分けさせられた。神はて、良しとされた。夕となり、また朝となった。第四日である。神はまた言われた、『水は生き物の群れで満ち、鳥は地の上ら天のおおぞらを飛べ』。神は海の大いなる獣と、水に群がるすべての動く生き物とを、種類にしたがって創造し、また翼のあるすべての鳥を、種類にしたがって創造された。神は見て、良しとされた。神はこれらを祝福して言われた、『生めよ、ふえよ、海の水に満ちよ、また鳥は地にふえよ』。夕となり、また朝となった。第五日である。神はまた言われた、『地は生き物を種類にしたがっていだせ。家畜と、這うものと、地の獣とを種類にしたがっていだせ』。そのようになった。神は地の獣を種類にしたがい、家畜を種類にしたがい、また地に這うすべての物ものを種類にしたがって造られた。神は見て、良しとされた。神はまた言われた、『われわれのかたちに、われわれにかたどって人を造り、これに海の魚と、空の鳥と、家畜と、地のすべての獣と、地のすべての這うものとを治めさせよう』。神は自分のかたちに人を創造された。すなわち、神のかたちに創造し、男と女とに創造された。神は彼らを祝福して言われた、『生めよ、ふえよ、地に満ちよ、地を従わせよ。また海の魚と、空の鳥と、地に動くすべての生き物とを治めよ』。神はまた言われた、『わたしは全地のおもてにある種をもつすべての草と、種のある実を結ぶすべての木とをあなたがたに与える。これはあなたがたの食物となるであろう。また地のすべての獣、空のすべての鳥、地を這うすべてのもの、すなわち命あるものには、食物としてすべての青草を与える』。そのようになった。神が造ったすべての物を見られたところ、それは、はなはだ良かった。夕となり、また朝となった。第六日である(チーン☆)!」
全員「ぶっふう!!」
神々しい後光を放ちながら宙へと浮かぶシンガンクリムゾンズのドラマー。最後に彼の愛用のスカルジャガーのシンバルの部分が勢いよく鳴らされたことで、たまらずその場にいた全員が轟沈。天井に思いっきりぶつかったロムは一時的に気を失った…。
ともかく、シンガンクリムゾンズのドラマーとQUARTET NIGHTの電脳アイドルはSAN値を一気に大量に喪失したことでタンカで医務室へ搬送された…。ちなみにケン(スマブラ)には特に異常は見られなかったものの、彼も一応精神が狂気状態に陥っていないかの確認も込めて医務室へ寄るようだ…。ああ、これで医務室送りになったキャラが合計9人に……;
ロッシュ「…なあミシェル。今俺たちがやっているのは料理対決だよな?戦闘ミッションのホラー回やトリップ回じゃないよな……?;」
ミシェル「ロッシュ。信じたくないだろうけど、これは料理対決の一幕なのよ…;固定審査員のみんな、今から1時間の休憩時間にするわね!色々大変だったからね!まだ少しだけど評価をしなくちゃいけないお料理は残っているし、その間に少しでもSAN値と気力を回復させてね!!」
ロッシュ「えっ、まだあるのかよ…?俺、これがラストだと思っちまったぞ……?;」
ミシェル「ロッシュ、今回は16番目まであるわよ;…ねえ。誠や創やゲストの皆さんから得た情報も照らし合わせて、今まで出てきた今回の挑戦者の確認をしてみない?全て正確には無理だろうけど、ある程度は絞れるでしょうし…」
ロッシュ「そうだな。えっと、今回でこの3人が出て……」
「恒例のヒント…はいらないだろうけど、一応」
・13番チームはパン料理が何故かブラックホール&ハ◯ター様もどきになりました。パン生地をこねた段階でそうなるって、何?製作者たちはこの騒動&結果を神妙に受け止めておりちゃんと反省するタイプなのが救いですが、よりによってここの+α審査員が製作者の強い関係者(方や同事務所の想い人、方や大好きな直属の先輩)なので結果発表での大号泣コースは避けられません……。
「読者の皆さんへ絶対に守ってほしい警告事項」
・1 3 番 は 絶 対 に 食 べ な い で く だ さ い。
試食形式でも絶対に提供停止状態にして下さい。今回たまたま巻き込まれたのがホラーブレイカー&並外れたタフネスと精神力を持つリュウだったので大惨事にならなかっただけです。普通なら飛ばされた時点でキラーに殺されたりハ◯ター様もどきのせいでSAN0になってこの世からサヨナラバイバイしてます。冗談抜きで死人が出ます。必ず守って下さいね?
最後に読者の皆さん、今回の話を好き勝手執筆してしまい申し訳ありませんでした;特にクトゥルフ神話ファンの皆さんやハ◯ターファンの皆さん、サイ〇ントヒルファンの皆さんと▲様ファンの皆さん、キラーたちやハ◯ター様をかませみたく書いて本当に申し訳ありません;
もし感想があればどうぞ;
