二次創作小説(新・総合)

結果発表(前編) ( No.470 )
日時: 2024/03/17 16:32
名前: 夢見草(元ユリカ) (ID: JC82K/KY)

いよいよ「チームで料理対決!!」の結果発表です!今回は☆5組〜☆0組までの結果発表と講評を行います!読者の皆さん、チームの振り分けの予想が当たっているかもご確認ください!





 料理対決の試食が終わった翌日。結果発表が始まる30分前。ゲスト司会用の待機室にはWSTinYの屈指の実力者たる世界樹リーダーコンビとロンパ主人公コンビのみならず、前半の司会を務めたラペッジオートの双子ボーカリストに巧みなDJテクニックで彼女たちを支える相棒のDJたち、スタリとカルナイの先輩アイドル&早乙女学園の教官の2人もいた。彼らは結果発表が始まる前に軽くコーヒーと紅茶で一服中。



ミシェル「ちょっと挑戦者のみんなに触発されてね、早く起きてクロワッサンを焼いてきたのよ。プレーンのものとチョコレート味のものがあるから好きな方を選んでね?あとはコーヒーとお紅茶もあります。皆さん、朝ごはん代わりにどうぞ召し上がれ」
リックス「ミシェル姉さん、ありがとねー!…何とか9時に起きられて良かったー;」
ミックス「司会が寝坊で遅刻って洒落にならんし;…あっ、コレめっちゃ美味しいし」
Yビート「クラブをメインフィールドにする俺たちは夕方〜深夜帯が活動時間だからな;それ以外でも元から夜型だし…。アシッドが起こしてくれなかったら4人揃って遅刻するかもしれなかった;」
アシッド「シュコー……;」
林檎「あらあら;そうでなくても不規則な生活はお肌の天敵なのよねー;こっちも教材の準備とか収録とかでバタバタすることが…あっ、このお紅茶はとっても美味しいわ♪これが翔ちゃんの言ってたウワサのレアなお紅茶ね!?」
龍也「このコーヒーも美味いな…!クロスオーバーギルドに所属していると好きなだけコレを飲んだり美味い飯を食べたり出来るのか…;来栖やみんながとんでもない目に遭った中でこういうことをいうのは悪いんだが、少しアイツらが羨ましく思えてしまった」
日向「それはうちの超高校級のクラスメートたちからの差し入れなんだ。口にあったようで良かったです。あと、良かったらアイツらを通してお裾分けって形でシャイニング事務所にも渡しますよ!」
龍也「そうなのか!?ならぜひ頼みたい!!」
苗木「分かりました!…お裾分けの分を翔くんたちみんなに渡しておきますね?」
ロッシュ「改めてみんな、集まってくれてありがとうな。予備日を使うことになっちまったから、本当ならあんたたちは昨日だけの参加でも良かったんだが…」



 昨日の料理対決の試食ではとにかく色々なことがあった。美味しい料理やまともなハズレのパン料理はともかく、激辛兵器で医務室送りになったり、辛いものがトラウマになりかけたり、トラウマものの料理でリバースしたり、危険な異空間に強制転送されかけたり、大量に吐血したり急性の貧血を起こして医務室送りになったり…。そしてそれらを間近で目撃していた司会たちも強い緊張が走ったりトラウマを植え付けられかけたりした……。



林檎「そんな水臭いこと言わないで!ここまで来たんだもの、私たちも翔ちゃんたちの勇姿を最後まで見届けるわ」
ミックス「これは司会を引き受けたミックスたちの責任でもあるし」
リックス「だよねだよね!…それにしても今回は本当に色々なことがあったねー…」
龍也「ああ。特に俺たちの担当パートは比較的平和で恵まれていたと全てを振り返る中で戦慄したぞ…;特に後半のアレでは目の前で教え子や後輩を失うかと覚悟した…;」
Yビート「そうならなくて本当に良かったよな;…しかし、この料理対決が終わるとなると寂しくもなるな。大型の気合いが入った企画だったし」
苗木「確かに。暫くは絶対にやりたくないけどね;…それで皆さん、結果発表の構成のことについてなんだけど…」
日向「近年の料理対決の結果発表なんだが、大まかに前半と後半に分けている。理由は…言うまでもないと思う;」
アシッド「シュコ……;」
ミシェル「アシッド、そんな顔(?)しないで;…皆さんには高評価を獲得した挑戦者のみんなの発表をお願いしたいわ。いかがでしょうか?」
林檎「ええ、高評価のお料理はみんな食べてるから私たちもコメントには困らないしね♪」
リックス「もちろんオッケー♪あたしとミックスでとってもいい雰囲気を演出しちゃうよ!」
Yビート「ああ、問題ないよ!それに何かあった時の誘導は俺たちに任せてくれ」
ロッシュ「そう言ってもらえると本当にありがたい!あと、ぜひ打ち上げにもぜひ参加してくれ!打ち上げの料理は俺やミシェルや他のギルドの料理が上手い奴らも作るから、あんたたちも昨日の疲れをそれで癒して欲しい!あと、固定審査員として頑張ったクロウや翔たちを労ってやって欲しい。いやマジで」
龍也「そうだな…。アイツも今回で十分過ぎるほど男気を見せた。労いの言葉はもちろんだが、他には何がいいか…」
アシッド「シュコー!!」





 彼らの結果発表についての打ち合わせが終わった頃、ちょうどいい時間帯に。固定審査員と一緒に会場入りし、集合のアナウンスを流すと5分前にキャラクターが全員会場に集合。とうとう結果発表が始まる!



真斗「ん?…おい連、リトヴャク、お前たちも来たのか?確か結果発表の場においては、WSTinYメンバー待機の必要はなかったはずだが?」
タロー「うん!俺は単純にみんなが頑張った結果を聞きたかったから、依頼とか関係なしで個別で来たよー!あれ?ねえ、サーニャちゃんも?」
サーニャ「え、ええ。私はそれもあるけど、ちょっとね…;」
真斗「そ、そうなのか…」(彼女が来ること自体は良いことなのだが。何故か、胸騒ぎがするぞ……;)
タロー(・ω・)?





夢見草「…みんな揃ったわね?長らくお待たせしたわ!昨日は本当にお疲れ様!今から料理対決の結果発表の時間よ!」
イカ「今回の料理対決は『パン料理』がテーマだったけど、すごいパン料理がたくさん出てきたね!色々とアイディアや工夫を凝らしている作品が多かったし、メインの評価をするあたしたちもいい意味で大変だったよ!」
クロウ「それに今回は個人戦ではなく3人ひと組のチーム戦だったが、料理の出来を見る限りチーム戦だからこその強みを見せたチームもあった。逆にチーム戦だからこそ苦戦したチームもあっただろう。…それら全てを含めて、俺たちはまず(やらかした奴ら以外の)お前らを称賛してやるぜ黙示録!!」
翔「+α審査員担当のみんなもお疲れ様!評価をする奴らも長く待たされたりとかで大変だっただろ?それに中にはそもそも選ばれなかった奴らもいるし…。みんな、円滑な進行のために俺たちや運営に協力してくれて、本当にありがとうな!あとで全員に属性宝石を渡すから遠慮なく受け取ってくれよな!」
サツキ「救援物資を派遣して下さった全ての皆さん、あなた方の物資のお陰で私たちはこうして無事命を繋ぐことが出来たわ。そして昨日お帰り頂いた皆さんを含む全てのゲスト救援の皆さんにもお礼申し上げます。今回は私たちのためにお越しくださって、本当にありがとうございました!…皆さんには後で人数分の報酬金に属性宝石に宝石花のブーケ、そして今回の料理対決の高評価のお料理のレシピを全て送付しますので、ぜひ受け取って下さいね!」
ブレディ「いいのか!?ならありがたく報酬は全て受け取らせて貰う!」
雷那「本当に美味しい料理のレシピもあるからラッキーだわ…!手間が掛かるのは得意分野じゃないけど、あたしも活かしてみようかな?」
迅「大型の企画に救援派遣されただけのことはあったな!…その前に俺は料理の基礎から練習しないといけませんが;」
サクラ「まあまあ;…今回のテーマは洋食のパン料理ですけど、白夜の材料やその代打で作れるものってあるでしょうか?あるようなら私もお兄様たちやお姉様にも作ってみようと思います!」
エリーゼ「それに宝石花って、あのキラキラした綺麗で可愛いお花だよね!あたし、目を付けてたからラッキー!後でお兄ちゃんたちやお姉ちゃんにも見せてあげようっと!」
矢島「サクラにエリーゼ、ぜひあんたらの家族にも見せてやってくれ。…じゃ、今から発表に移るぞ!呼ばれたチームの奴らはステージに上がって評価用紙と属性宝石を受け取ってくれ!それから+α審査員たちのコメントもちゃんと聞けよ!」
ミックス「まずは☆5評価の優勝チームの発表だし。ここはそれぞれご褒美もリクエストできるし。…あっ、後でご褒美はマスハンとクレハンとMZDが後でそれぞれの家やギルドの部屋に送付させるから勘違いするなだし」
リックス「ご褒美のリクエストは遠慮なく神様ズに言ってねー!なんたって優勝したんだから!…じゃ、発表するね!『異世界の住人たちが力を合わせて作った美味しいパン料理』がテーマだった今回の料理対決!優勝のチームは…!!」










リックス&ミックス「5番チームと8番チームと10番チームと11番チームと12番チームと16番チームの6つのチーム!!優勝のみんな、おめでとう!!」
ジョーカー(5番(スマブラ))「優勝というお宝は頂いた!!」
ヤス(5番(SB69))「何とかやり切れたか…。まあ、よかった」
嶺二(5番(混合))「ふふーん!これが『QUARTET NIGHT』のリーダーの実力だよ!!」
ゲッコウガ(8番(スマブラ))「目標達成でござる!」
ダイシゼン(8番(SB69))「キンタ、デーヤン、ウチュウラー…!オレハユウショウシタゾ…!!」
カイル(8番(混合))「大舞台なので緊張しましたが…。結果を出せて本当に良かったです!」
むらびと(10番(スマブラ))「久々の料理対決でしたが、優勝出来て本当に感無量です…!!」
チタン(10番(SB69))「これが俺の…、いや、俺たちの黄金伝説だ!!」
トキヤ(10番(混合))「『ST☆RISH』代表として、結果を残せたようで何よりです」
デイジー(11番(スマブラ))「ふふーん、やったわ!…これでピーチに並べたかしら?」
シアン(11番(SB69))「すっごくぷるぷるにゃんv」
レオン「俺が料理で優勝…!信じられねえぜ…!うおおおおおー!!!!!」
ベレス(12番(スマブラ))「!」
カイ(12番(SB69))「!!」
真理子(16番(混合))「!!!」
ホムラ(16番(スマブラ))「目標達成ですね!やりました♪」
ラパン(16番(SB69))「やったわ!あたし、優勝したわよ!…チョキュルイユ、クリームテディ、ピグマカロン、見てるー!?」
リエル(16番(混合))「とっても嬉しいですぅ…!!」
全員「わあああああー!!!!!」





 優勝した6チームは傑作のパン料理を提供したチームであり、錚々たるメンバーが集っている。メンバーの中には個人の料理の腕前自体は大きく落ちるメンバーも含まれていたが…。自分のチームに料理上手な味方を引けた運はあったのだろうが、もちろん彼らの努力の成果もあって☆5評価を獲得できたのは間違いない。
 最初に固定審査員一同をアレの地獄から救ったスペシャルでアルティメットなハンバーガーセットを作った5番チーム(ジョーカー、ヤス、嶺二)の元へイレブンとほわんとレンが評価用紙を持ってきた。




遂に今回の優勝者の発表&講評!感想まだ

結果発表(前編) ( No.471 )
日時: 2024/03/17 16:42
名前: 夢見草(元ユリカ) (ID: JC82K/KY)

5番チームの講評



イレブン「ジョーカー!僕は君を信じていたよ!君たちの作ってくれたバーガーはとっても美味しかった!!」
ジョーカー「なんだイレブン、お前が食べてたんだな?…今回はお題が俺とかなり相性が良くて、だからこそ絶対に外せないと思ったんだよ。それで俺の居候先の叔父さんにパンの作り方とか材料の配合とか、喉に負担にならない飲み物で何かいいものがないかとかを色々と聞いてきたんだ。ほら、今回俺と組んだメンバーがどちらも惣菜系が得意だっただろ?各々の得意分野は活かすに限る!必然的に俺はバンズ…パン担当になったって訳だ」
イレブン「それでも専門家の人に作るものについてちゃんと聞いてきたのは正解だよ!君の作ってくれたバンズはカリカリふわふわでとっても美味しかった!それにジョーカー特製のオススメレモネードも甘酸っぱさがちょうど良くて、後味のリンゴの風味も最高だったよ!…ジョーカー、ご褒美は何にするの?」
ジョーカー「そんなに褒めてくれるんだな?だったら叔父さんにうちの喫茶店の新メニューで出して貰えるように頼んでみるか?…それじゃ、ご褒美は怪盗団の活動や乱闘で使えるレア素材で作った新しい仮面を頼むぜ。シックでイカしたやつをな!…イレブン、もちろんスマブラ組のみんなで俺たちの傑作を食うぞ!俺も今度怪盗団のみんなに作って持って行くし、お前の原作の旅一行の奴らにも持ってけドロボー!だ!!www」
イレブン「ありがとうジョーカー!みんなで美味しく君たちの作った素敵なお料理を食べようね!優勝おめでとう~!!」



嶺二「あーっ!僕のパートの試食はレンレンだったんだね!どうよ、僕たちの自信作?」
レン「とても素晴らしかったよ。塩麹の唐揚げは初めて作ったとは思えないほど美味しかった。短時間でどんな人でも満足できるように味付けの違うソースや付け合わせを用意したのはさすがの手腕としか言いようがない。それに料理の味だけではなく、見目の美しさや『映え』度の高さもみんなに評価されたよ」
嶺二「まあ、僕も芸能関係者の端くれだし?…何より今回は大型企画の料理対決だったからね。得意分野を活かすことは決まってたけど、その中でも新しい要素にも挑戦しないとって思って、ちょーっと準備期間中にタレの研究を張り切っちゃった!でもこれで新しいものをみんなの差し入れに持っていけるぞー!って、僕自身の自信やレベルアップに繋がったよ!」
レン「それは何よりだよ。俺の実家関係のどんなパーティや集まりでもこんな素敵なお料理は食べる機会がない、と思える最高の料理だったよ。あなたが俺たちの先輩の1人でとても誇らしく思う。…あ、そういえばアイスクリームは余った時間で作ったって伝言で言ってたよね?なんか聖川が言ってたけど、アレって作るのには意外と時間がかかるらしいじゃないか。制限時間が2時間と短かったし、揚げ物や全体の盛り付けの時間もあっただろうし、一体どうしたんだい?」
嶺二「あ、分かっちゃった?…実は前日に自作しておいたアイス液の冷やしたやつを作って、当日にそれを持ってきていたんだ。そこに採取していたポーションベリーを混ぜて、キッチンブースに入ったら真っ先に冷凍庫に入れて冷凍!30分おきくらいに何回かなめらかになるまでかき混ぜて完成!あとこれはヤっくんもだけど、唐揚げの下処理と下味付けも前日にやってたんだ。…これ、ルール違反ではないよね?」
翔「自作のものだし、前日の仕込みも『準備期間』だから全然大丈夫っすよ!…やっぱり嶺二先輩はすごいっすね!当日にダンドリ良くできるように前もって準備しておくなんて!俺、マジリスペクトっす!」
嶺二「へへっ、翔ちゃんありがとう♪」
レン「なるほどね?俺はスイーツ系の料理は苦手で殆どしないんだけど、これは別のジャンルの料理でも見習うべきところがあるね。俺も似たやり方が出来る料理があるならショートカットを利用してみるよ。…そういえばブッキー先輩、優勝のご褒美はどうするんだい?」
嶺二「そうだなぁ、迷うけど…。マスハンさん、トレーニング用の機械で頼める?そういえば僕とレンレンって劇団シャイニングでもシアターシャイニングでもシャッフルプロジェクトでも共演したことなかったよね?確か全体曲くらいだったような…。レンレンはシャイニング事務所きってのセクシーアイドルだし、レンレンに合わせるなら絶対にセクシー系楽曲になるでしょ?ジャケット撮影や衣装も間違いなく普段のものより露出が多くなるだろうし、その時に後輩の隣に並んだ時に恥ずかしくないようにしないといけないからね…;」
レン「ああ、そういえば確かにブッキー先輩と俺はあまり共演したことがないね。ランちゃん(JOKER TRAP)、バロン(蘭丸と同じジョカトラとMY Strewberry!!)、アイミー(BLODDY SHADOWS)とはそれぞれ数回あるけど。敢えて言うなら『DAY DREAM』くらいかな?…ふふ、俺とのセクシーな共演も楽しみにしているよ?優勝おめでとうございます!!」



 ジョーカーは自身や自身の居候先と今回のテーマとの相性の良さから、嶺二はチームリーダーであることと大型企画である料理対決で自分の得意分野を活かしたいという思いから今回の料理対決は絶対に外せないと本気を出した。普段は少しふざけて見える2人でもそれぞれの能力は高く、さらに前準備や下準備、当日の製作をスムーズに済ませるための段取りの構成にはより念を押した。そんな彼らの努力が実ったからこその最高評価だろう。親友や後輩に褒められ、嬉しそうにステージを降りる怪盗団のリーダーとQUARTET NIGHTのリーダー。最後はヤスの講評だが…。



ヤス「どうせ俺のところの試食者はハッチンか双循か…って、ほ、ほわん!?」
ほわん「ヤスくん!やっぱりヤスくんだったんだね!!」
ヤス「…まあ。たまたま同じように料理に真面目に取り組む奴らと当たったし、得意分野じゃねえもので優勝出来たのはラッキーだな」
ほわん「そんなことないよ!ヤスくんの大得意の唐揚げはパンに合う味付けにアレンジされてて、すっごく美味しかったし前に差し入れで貰った時よりもレベルアップしてた!それに付け合わせのお野菜のサラダとスープを作ったのはヤスくんだよね?メインのハンバーガーはもちろんだけど、あれもとっても美味しかったよ!お野菜の旨みがよく出ていて、お野菜に触れる機会の多いうちはとっても嬉しかった!…うちが前に言ったお野菜の知識を活かしてくれたんだよね!?」
ヤス「……まあ。ミューモンでも問題なく食える野菜って話だったから、印象深くて覚えてただけだ」
ジョーカー「ちょっとちょっと嶺二さんー?あんなこと言ってますけど、ヤスさんは『ほわん、ほわん』ってほわんさんのお名前を準備期間中に何回も言っていましたのよー?これには学園ラブストーリー顔負けの甘くてスイートなオーラを感じますわよねー??」
嶺二「そうでしたねジョーカーさんー?ヤスさんとほわんさんは相思相愛ですわねー?これはアチチでファンキーなラブストーリーの始まりですわねー?瞬間最高視聴率超えも狙えそうですわー!!」
夢見草<●><●>
ヤス「うるせえよ!!テメェらまとめて殴られてえのか!?」
ジョーカー&嶺二「キャー!!」
ほわん「えへへ、何だかうちら、とっても注目されちゃってるから照れちゃうね?…ヤスくん、ご褒美は何にするの?」
ヤス「褒美?そういや料理対決をやり切ることだけで、それは考えてなかった…。あー、どうすっかな……」
ハッチン「!…そうだヤス!なんかクロスオーバーワールドにすげー人気の遊園地がなかったか?それのチケットにしたらどうだよ?もちろん、ほわんとオレたちの分も合わせてな!!」
双循「そしてワシらの出費はなくて済む…。ははっ、上等じゃな!!」
ヤス「!?…いきなり何言ってんだテメェら!?つかは相変わらずゲスなこと言ってんじゃねえよ!?」
ヒメコ「あーっ!だったらあたしたち3人の分も合わせなさいよ!!ほわんだけがガラ悪い男どもと一緒なんて、考えただけで寒気がするわ!あたしたちがいないと心配よ!!」
デルミン「ジョウさんが全快したら8人で行くのです」
ルフユ「チケット代が浮くならラッキーだね♪その分お土産とかのサービスを堪能しちゃうぞー♪」
ヤス「」
嶺二「ちょっwwwヤっくんのご褒美がギャラリーの意見で決まっちゃったwww…でもジュエルランドは本当にオススメだよ!僕たちQUARTET NIGHTが4人揃って太鼓判を押す!何たってあそこはクロスオーバーで僕たちを初めてプロモーションした思い出の遊園地でもあるからね!!もちろん、楽しいアトラクションやイベントが山盛りだよー!!」
ジョーカー「よかったなヤスwwwそこでどっかで抜け出してほわんとラブラブデートをしろよwww」
ほわん「…ヤスくん、それでいい?」
ヤス「…はあ。もう、勝手にしろ……」
ほわん「…うちらで勝手に決めちゃってごめんね?」
ヤス「いや、ほわんじゃなくてあのバカたちが悪いから。お前は何も気にすんな」
ほわん「やっぱりヤスくんはとっても優しいね!…うち、今回とっても嬉しかったよ!ありがとうね!ヤスくん、優勝おめでとう!!」
ヤス「…ああ!」



 お題が得意分野ではないことをずっと気にしていたのギターボーカルだったが、自分と同じように料理に真剣な飲食店関係者を味方に引けたことは幸運だったと振り返る。同じように料理に触れる機会の多いれっしゅのギターボーカルの発言を覚えており、野菜の良さを上手く活かした付け合わせを上手く作ったことも評価。ご褒美も含めて一緒に組んだ味方とギャラリーに横槍を入れられまくってしまったが、試食担当だった白キツネ族の少女の満面の笑みには安心したのと、たまにはこういうのも悪くはないかと思い直したようだ。最後は2人揃って仲良くステージを降りた。…おいそこのヤスほわを2828しながら見てる怪盗団のリーダーとQUARTET NIGHTのリーダー、後でヤスからマジで殴られても知らないぞ(笑)?



感想まだ

結果発表(前編) ( No.472 )
日時: 2024/03/17 16:56
名前: 夢見草(元ユリカ) (ID: JC82K/KY)

……



 次は和風の創作プレートパンセットを作った8番チーム(ゲッコウガ、ダイシゼン、カイル)の講評。試食担当だったガオガエン、ダル太夫、クララが評価用紙をもって彼らの前に現れる。



ガオガエン「やっぱりテメェだったか。…ま、よくやったんじゃねーの?」
ゲッコウガ「ガオガエン殿が試食でござったか!同じポケモン組の後輩に試食頂けて光栄でござるよ!…今回は同じように和食を得意とするダイシゼン殿と組めたのでぜひ和風の創作パンに挑戦しようと盛り上がってしまってな。それにカイル殿も賛同して下さり、3人でメニューの提案や試作やメニューの変更点を多く話し合ったでござるよ」
ガオガエン「テメェの用意したブリーのみの鮮度は新鮮だったし、味も美味かった。アレの甘さと渋さがパンケーキにいいアクセントを出してたぜ。アレならジョウト地方やアローラ地方やポケモンワールド全体でも繁盛するだろうな?最後の茶も美味かったぜ」
ゲッコウガ「かたしげない!料理対決のことを相談申し上げた際に笑顔できのみを下さった我がご主人には誠に感謝でござる!ご褒美は…珍しいきのみの種のセットで頂けるか?今回協力して下さったご主人に献上するでござる!!」
ガオガエン「テメェの主人への忠誠心は相変わらずだな。…ま、料理の腕については認めてやるが、タイマンや乱闘では絶対に負けねえぞ!相性なんて関係ねえ、オレが絶対にテメェを倒してやる!分かってんな?」
ゲッコウガ「承知!拙者もSP組副リーダーとして毛頭負けるなどない!受けて立つでござるよ!!」



ダイシゼン「ダルダユウオシショウガ、オレノパートノシショクタントウデシタカ…!」
ダル太夫「うむ、其方の試食はあちきでありんした。…ダイシゼン殿、大変結構なお手前でありんしたね?」
ダイシゼン「オシショウニソコマデホメテイタダケルトハ…。マサニ、キョウエツシゴクニツキマス…!!」
ダル太夫「今回の件に対するぬしの謙遜は一切不要。心からそういえる出来でありんした。…評価用紙にも記入したが、あちきの弟子である阿と吽にも稽古を付けてやってはくれぬか?もちろん報酬は支払うでありんす」
ダイシゼン「オレデヨケレバ、モチロン…!ワショクノタツジンノヒトリデアルオシショウニココまでショウサンシテイタダケルトハ…!ワショクノミチニイドムモノトシテ、ホントウニホコラシイ…!ソシテ、オレヘノゴホウビダガ、ヤマノソウジセットデタノム…。ゼンブヤルトナルト、ヒヨウヤテマガトテモカカルカラナ…」
MZD「山型ミューモンらしいお前の意見だな!よーし、任せとけ!!」(…ぶっちゃけダイシゼンへのご褒美が規模的に1番キツイだろうが…。多くの目がある中で神様ズの意地と力を見せなきゃいけねえ…!気張れ、俺とマスハンとクレハンー!!)
ダル太夫「其方のような和食に通ずる者が同作品に存在することをあちきは大変誇りに思うでありんす。ダイシゼン殿。優勝、誠にめでたいでありんす」



クララ「ああっ、あのお料理を作ったのはカイルくんだったのね!メニューが和風系だったから驚いちゃったわ!」
カイル「クララさん!…はい、今回は和食系が大得意なゲッコウガさんやダイシゼンと同じチームになれたので、お2人に指導鞭撻頂きながら新しいお料理の要素に挑戦しました!和食系は以前から僕も挑戦したいと思っていたので…!」
クララ「お仲間からいい刺激を受けられたのね!あれは洋風のお料理の特徴も上手く生かされていて、まさに和洋折衷といった美味しいお惣菜のパンとパンケーキだったわ!」
カイル「同じ料理教室を開催する仲間でもありライバルでもあるクララさんにそこまで褒めて頂けると本当に光栄ですよ!…あっ、ですがゲストの試食枠には生クリームも抹茶も苦手な方がいらっしゃったようで…。迅くん、雷那さん、そちらの作者さんには大変申し訳ありませんでした;」
迅「いや、メインの評価対象は固定審査員の皆と+α審査員の皆さんでしょうし、管理人のことは気にしないでください。惣菜パンの方は喜んで食べてたんで」
雷那「あたしもパン×和風の発想はすごく参考になりましたよ。皆さんの作ったプレートセット、他のあたしの仲間の2人とか、学校でお世話になっている生徒会のお三方とか、その他のみんなにも食べて欲しいと思いましたし」
カイル「それでも本当に申し訳なかったです;…ご褒美ですが、それでは和食のレシピ本をお願い頂けますか?せっかくなのでこの機会にもっと和食を練習したいです!」
クララ「いいわね!私も和食や和風のお料理の勉強をしてみようかな?…改めて3人とも、優勝おめでとうございます♪」



 8番チームには和食の達人であるゲッコウガとダイシゼンが集ったため、洋食のパンの中にも和風の要素を取り入れられないかと挑戦。それにサツキクラスの中でも屈指の料理上手だがQMAワールドの仕様の関係で和食系の経験はあまりないカイルも「和食製作の経験は増やしたい」と賛同し、3人で準備期間中に試作や話し合いを多くしたようだ。ここは教える側も教えられる側も互いによい刺激を受けたいい結果になったようだ。チーム戦の長所を活かしながら同じテーマを掲げて上手くまとまったチームにギャラリー全体もほっこり。しのびポケモンとヒールポケモンは大乱闘や戦闘ではライバルだが、今回はしのびポケモンの実力を認めるとプライドの高いガオガエンも唸る。それは知り合いの和食の腕前に素直に満足けなダル太夫とニコニコと微笑むクララも同じだ。穏やかな空気のまま、一同はステージを降りた。
 次はパングラタン&ミネストローネ&アルカレ式キラキラブルーマンゴーゼリーを作った10番チーム(むらびと、チタン、トキヤ)の講評。試食担当は(くじ運によっては核爆弾クラスの地雷になるかもしれなかった)ルフレとアイレーンと真斗。彼らを目覚めた怒れる地雷にせずに済んだ後半の救世主たる10番チームへの講評も聞いてみよう。



アイレーン「ふふーん、チタンたち下民どもー!このアイレーン様も認める料理を作れるとは!お前たちは下民の中でも最高クラスの下民だと認めてやるのだ♪私に従うルフレと真斗も同じだと言っているのだー!」
チタン「ああ、アイレーンが試食担当だったのか。でもお前は確か、辛いものは苦手だっただろう?ちゃんと食べられたのか?」
アイレーン「全部食べられたのだー♪明太子のソースはチーズのソースと混ぜて美味しく食べたのだ♪お前たちが辛いものと合わせるソースを用意してくれたからなのだー♪」
チタン「それなら良かった。準備期間中に用意したものの中で1番俺の黄金級の琴線を鳴らしたのがトキヤが地元から持参してきた明太子だったのだが、弟たちやアイレーンのような辛いものが苦手な試食者たちのことを考えてどうしようか…と思っていた。ちょうど今回の固定審査員には辛いものが苦手なサツキ先生がいたしな。…まあ最終的にむらびとが『それなら辛いものが苦手な方への味変として、そして中和用としてチーズソースを用意してはどうでしょうか?』と提案してくれたから何とかなったが」
アイレーン「ふふん、あらゆる下民のことを考えるのは下民どもの頂点に立つ最高評価を獲得した『Meister』(覇者、ドイツ語)として相応しい行動だと褒めてやるのだ!それにチタンたちの料理は『辛いものがダメでも食べられた!』と別次元の試食した下民どもも称賛していたのだ!…ねえ、ご褒美は何がいいの?」
チタン「…そうだな。神々、少し手間が掛かるが黄金級の食材セットを5人分頼む。両親や弟たちに少しでもいいものを食べさせたい」
クレハン「美味い高級食材の詰め合わせな?いいぞー!チタンは事情が事情だし、ちょっと多めの豪華なやつにしてやるかwww」
アイレーン「…むー!それくらいならこのアイレーン様がたくさん用意してやるのだぞ!実家を頼るのは嫌だけど…!やっぱり下民は下民なのだ!!」
チタン「え?…おいアイレーン!?何で急に機嫌が悪くなったんだ!?」
ハンドレッコ「全然分かってないね」
セレン「ごめんね~。チタンはピアノ弾いてる時は文句なしなんだけど、プライベートは結構抜けたところがあってさ~」
ペイペイン「構いませんが…。これではまだ彼とアイレーン様とを2人きりにさせる訳には参りませんね。チタンさま及びの実力自体は認めておりますが」





チタンのクソボケが発動してるwww感想まだです

結果 ( No.473 )
日時: 2024/03/17 17:00
名前: 夢見草(元ユリカ) (ID: JC82K/KY)

続き!



ルフレ「なんか『乙女心は大層複雑なものなのですよ?』ってルフリが口酸っぱく言ってるんだよな;…むらちゃん!パングラタンのバケットはむらちゃんが作ってくれたんだね?」
むらびと「ルフレさんが試食されたんですね!…はい、メインのバケットですが、恐れ多いんですが僕が担当させて頂きました!これがとても大変で…!単体のパンとして美味しく、そしてホワイトソースと最高の相性をも醸し出すもの…となると、材料の配合の研究にとても時間が掛かってしまいました;研究に2週間ギリギリを使ったので、最後の最後で上手く纏まって本当によかったです;」
ルフレ「さすがの料理へのプライドだね。でもむらちゃんのその努力の成果は非常によく出ていたと思うよ。あのバケットは朝食でも食べたいと思うくらいだった。僕が推薦するから、スマブラ屋敷の朝食のメニューにも出してみたらどうかな?…あと、特別食品のふたつはむらちゃんの関係するものを使ったんだよね?」
むらびと「はい!マキシマムトマトはトキヤさんが『普通のトマトでもいいのだが、翔や固定審査員の皆さんの体調が不安なのでもし何か健康面で効果のある野菜があるなら知りたい』と仰られていたので、スマブラ屋敷のビニールハウスから採取してますね。マンゴーはチタンさんが『デザートにはサウンドベルを模した黄金級のフルーツを取り入れたい』と仰ったので、ちょうど島からいい具合に熟してきたものを採取してきました!普段僕が育てているお野菜やフルーツが皆さんを助けられるものとして生かされて、本当に嬉しかったです!…えっ、ちょっ、朝食のメニューに!?あわわ、嬉しいなぁ…!ぜ、ぜひ推薦をお願いします!僕からもピーチさんとルイージさんとリンクさんとクッパさんに直談判しますので!!」
ルフレ「それなら僕が推薦状を出すよ!…むらちゃん、ご褒美は何がいいんだい?」
むらびと「そうだなぁ…。えっと、レアものの家具と手入れの道具をお願い出来ますか?最近は家具関連にも興味が出てきたので、インテリアコーディネーターの資格取得にも挑戦してみたいと思っているんです!」
チョキュ「それならあたちがいい資格検定の取得先を知っているから紹介するでちゅ!」
むらびと「チョキュルイユさん、ありがとうございます!」
ルフレ「なるほど、あつ森のアレかな?むらちゃんのこだわりようならきっと良い部屋を作れると思うよ!…優勝おめでとう!!」
パックマン(…でもむらちゃんのコーディーネートした部屋のいくつかは『アレ』のモードになりそうだナァwww)
ベヨネッタ(そうねwwwいくつかの部屋や壁紙の一部や床がはケチャップまみれ()なり新品なり刃こぼれしている斧が転がっている様子が見えるわwww)



トキヤ「聖川さん!」
真斗「やはり一ノ瀬だったな。まずは優勝おめでとう。今回の企画、よく励んだな」
トキヤ「ありがとうございます!聖川さんに試食して頂いた上でそのようにお褒め頂き、大変光栄ですよ!…あれ?あの、聖川さん、ここの評価文なんですが……;」
真斗「……すまない。その件に関しては後で構わないか?今だと大変都合が悪い」(むらびと、チタン、アイレーンを見ながら)
トキヤ「(恐らく私たちの料理の提供の前で『奴ら』がやらかしたのでしょうね;)承知しました;…ああ、試食編の挑戦者を当てる場面でどうやら私とカイルさんがどちらがどちらか分からないという読者さんの指摘があったようですね。…念の為に補足しますが、一人称が『私』で福岡出身者の明太子を使用した方が私・ST☆RISHのエースボーカルの一ノ瀬トキヤです;」
カイル「確かに僕たちの見分け方は分かりづらかったかもしれませんね;『マイナージャンルが多いからヒントは多く出すけど、流石に全部すんなり当てられたら悔しい』と、今回は一部わざと似た特徴のある挑戦者をごっちゃにしたと作者が言っていましたし…;」
真理子「福岡出身者も他にいたしねー?まあ、そこはチームが違うからよく見たら1発で分かるけどさ。でもでも、トキヤくんはたまーに方言出ちゃうから分かりやすいけどねwww普段お堅い敬語キャラのトキヤくんから方言出てるのはギャップ萌えだし博多弁は可愛いし?…まあまりまりちゃんには色々な意味で叶わないだろうけどねーwwwww」
トキヤ「…田名部さん?どげな意味と?」
真斗「こらこら一ノ瀬。田名部もあまり一ノ瀬を揶揄ってやるな。…お前の担当したスープのミネストローネはメインであるパングラタンの具材を上手く流用して活かしていたな?食材を無駄にしない判断、同じく料理の道に挑む俺としては非常に好ましく映ったぞ。来栖たちのために回復効果のある食材であるマキシマムトマトを入れたことも試食者への配慮として評価されたぞ。またチタンのバンドをモチーフにしたデザートのゼリーも美しく美味く、俺も参考にしたいと思えるほどだった」
トキヤ「そうですね、今回は料理対決ということで予算制限もありましたし。変に予算オーバーするよりかは、元から入れる予定の野菜の芯などのメインとしては使いづらい部位を付け合わせに生かした方が良いかと考えまして。その結果としてメインのグラタンの材料として使いづらい部分をまとめてミネストローネスープとして圧力鍋で煮込むことになりましたが、最終的には自分でも納得のいくものを翔や固定審査員の皆さんに提供できたかと思います。マキシマムトマトは前述通りチームで相談した上で特別食材として取り入れたのですが、察する限り皆さんの体力・気力回復の手助けになったようで…!むらびとさん、チタンさん、今回はご協力いただき本当にありがとうございました」
むらびと「いえ、トキヤさんが持参された明太子も味変のアイディアとしてとても参考になりましたし!こちらこそありがとうございました!それに困った時はお互い様ですよ!」
チタン「俺も今まで知らなかった黄金級の旨味を知ることが出来た…!良い経験になった、感謝する!」
真斗「ああ、一ノ瀬自慢の明太子で作ったソースはグラタンとの相性が良いと別次元の者たちからも褒められていたぞ。…一ノ瀬、優勝の褒美は何にするんだ?」
トキヤ「そうですね…。それでは、今回の経験を活かしてマキシマムトマトの苗と栽培キットでお願い出来ますか?クロスオーバーギルドでは小日向さん(鈴花)らが宝石花や異世界の薬草やクロスオーバーならではの植物を栽培していますし、私も彼女たちに倣ってクロスオーバーギルドで栽培しようと思います!」
真斗「ああ、俺もそれは良い案だと思うぞ!何か栽培の件で困ったら小川(サユリ)やポエットや小日向に聞いてみるといい!彼女たちは植物に詳しい上に親切だし、お前に丁寧に教えることだろう。…改めて一ノ瀬、むらびと、チタン、優勝おめでとう!」
翔「同じST☆RISHの仲間として俺はお前をマジで誇りに思うぜ!お前は俺たちの最高のエースボーカルだ!優勝おめでとう!!」
音也「トキヤー!優勝おめでとうー!!」
トキヤ「…あの音也、褒められるのは素直に嬉しいのですが。固定審査員の翔はともかくあなたの出番はまだ先ですよね?;」
レン「まあまあイッチー。俺たちもイッチーの優勝はとても誇りに思うよ。優勝おめでとう!」
那月&セシル「トキヤ(くん)、優勝おめでとうございますー!!」
嶺二「みんな、見て見て!彼が僕のチョー自慢の後輩の1人!トッキーだよ!!」
カミュ「喧しいぞ寿。…だが一ノ瀬、よくやった。貴様の結果はこの俺が特別に賞賛してやろう」
トキヤ「皆さん…;結局皆さんも音也に便乗してるじゃないですか;……しかし、ありがとうございます。これからもST☆RISHメンバーとして、そして新加入したWSTinYのメンバーとして奮闘していきますので、私たちをどうぞよろしくお願いします!」
ロッシュ「…あっ、トキヤ!アーサーが打ち上げに来るって言ってるぞ。『弟子の優勝はスーパーでウルトラな師匠の俺様が褒め称えてやるぜー!!』…だって(笑)」
トキヤ「アーサーさんも打ち上げに来るんですか;まあ予想はしてましたけど;」
ミシェル「アーサーはリッキィたちみたいに自分の弟子が出来るのをとても楽しみにしていたからね?…トキヤ、アーサーはよく調子に乗るけど、よかったらこれからも仲良くしてあげてね?」
トキヤ「…ええ!」



 10番チームは予想通り料理に対する拘りやプライドが高いメンバーが集い、各々の持ち込んだ特別食材を上手く活かせないかと準備期間ギリギリまで試行錯誤していたようだ。そしてその甲斐もあり、完成品は納得のいく作品に仕上がったと全員が満足げ。ちなみに8番(混合)と10番(混合)で「どっちがどっち?」と迷う声もあったとか何とか。確かにトキヤもカイルも「野菜料理」が得意ですしね。講評の中の一部でアイレーンがチタンのクソボケ発言で拗ねてしまったり、トキヤが仲間の評価文で色々と察してしまったり、ギャラリーからちょっとした揶揄いや横槍が入ったりと少しツッコミどころもあったが、基本的には和やかな空気のまま、すま村の村長とブルーユニコーン族のピアニストとST☆RISHのエースボーカルは満足げにステージを降りた。





8番チームはともかく、ここの講評は少しカオスだったなwww感想まだです

結果発表(前編) ( No.474 )
日時: 2024/03/17 17:05
名前: 夢見草(元ユリカ) (ID: JC82K/KY)

……



 次はトルティーヤパンを用いたミートタコスとイチゴのプリンデニッシュのセットを作った11番チーム(デイジー、シアン、レオン)。ここの+α審査員であったミェンミェン、タネフルン、ルキアも評価用紙を持ってステージに上がる。



ミェンミェン「やっぱりアンタだったアルな?…優勝おめでとう。私はアンタを信じてたアルよ」
デイジー「あっ、ミェンミェンが試食担当だったのね?ふふーん、どうだった?あたしたちのチームのお料理は!」
ミェンミェン「美味しかったアル。特にトルティーヤの生地にコンポタの素を混ぜてほんのり甘くした発想は私の中にもなかったアル!一見馴染みのない料理でも、身近なものを使ってより美味しくなるアルな!あとミートタコスのソースの違いで辛さの対策をしていたのも◯(ヨロシ)。中華もアルが、辛さの違うものを用意してないと大惨事アルからな…。私は中華の本場出身だし辛ーいエビチリとか大好きアルが、植物属性&幼いタネフルンにそれは絶対出せんアル…;」
デイジー「ふふ、たくさん褒めてくれてありがとう!毒舌家のミェンミェンに素直に褒められると自信が増すわね!…トルティーヤの生地に入れたコンポタの素なんだけど、これはシアンのアイディアなのよ!正直あたしはコンポタの素ってあまり使ったことなかったし…。初めて聞いたあたしも驚いたけど、作者やサツキ先生とか辛いものが苦手な人のために生地は少しだけ甘めにしたのよね。でも甘過ぎるものは嫌いな華がいたからあくまで『ほんのり甘め』で留めておいたわ。あたしもスマブラ屋敷でこれを作る時にやってみようって参考になったわ!ジュニアやパックンたちのためにもね?ソースの辛さ対策に特に拘ってたのはレオンでね、彼は辛いものが好きだからこそ良い感じのピリ辛にしたいって、主にあたしたちが作ったソースの試食を頑張ってたわ(笑)」
ミェンミェン「シアンやレオンのアイディアだったアルか…!ふむふむ、中華を作ることが多い私も食べる奴らごとの辛さ対策の追求はさらにしてみるアル。せっかく美味しい中華なのに『辛かったから次は食べたくない』と思われたら無念を通り越して祟るレベルアルからな…!あとアンタが用意したサラサランドのレアハーブティー、めちゃくちゃ美味しかったアルよ!アレは絶対次の女子会で出せアル!!…デイジー、ご褒美はどうするアルか?」
デイジー「そうね、アレならナナもニコニコ飲めそうだし出してみるわ!ご褒美はレアなお花を使った髪飾りで頼める?アレを付けてルイージとのデートに行きたいからね…って、うちのピーチって過去に個人戦の料理対決で2連覇してたの!?あたし、まだまだじゃない…!これは絶対に負けられないわ!まだまだあたしも料理当番を頑張って、もし次の料理対決があるならまた参加するわよ!そこでも優勝してみせるわ!!」
ミェンミェン「ま、アイツはスマブラ屋敷のキッチンのメインシェフ格の『料理の四強』。コイツらは全員スマブラ屋敷にいる間に調理師免許を自力で取った料理ガチ勢の中のガチ勢アルからな…。アンタはスマブラファイターや料理を作る者としての経験は少ないアルが、今からでも十分挽回できると思うアルよ?私も負けていられんアルな!…ただ、料理対決系の企画はしばらくないと思うアルよ?大型企画の反動で作者も息切れするアルし、ただ料理を作っただけなのにホラー空間に飛ばされたり人体発火騒動や吐血騒動やスマブラ屋敷が大火事になったり逆にエ◯サの雪の城の如く凍り付いたりは絶対にゴメンアル(毒&ピシャリ)」



シアン「シアンたちのところはタネフルンちゃんが食べてくれたんだね?どうだった?」
タネフルン「とーっても美味しかったタネ〜♪シアンさんの作ってくれたイチゴのプリンのデニッシュパンは甘くて、でも甘すぎなくてナチュラルキュートに美味しかったタネ♪ 特にイチゴの自然な甘酸っぱさとプリン本来の持ってるぷるぷる感と香ばしいデニッシュ生地のサクサク感の両立が芸術作品クラスだったタネ♪私は甘いものも好きだし、シアンさんが個別で作ってくれたホイップクリームとカスタードクリームも乗っけて食べたタネ〜♪」
シアン「ありがとにゃん!とっても喜んでもらえて良かったにゃん♪…話し合っているときにメインのタコスだけじゃ寂しいから、何かデザートパンを付けようと思ったにゃん。それで最初はフルーツを乗せたデニッシュにしようかなって思ってたんだけど、調べている途中でプリンを中に入れた『プリンデニッシュ』っていうパンがあることを知ったにゃん!これは絶対にシアンの特技のぷるぷるしたお料理を活かせるにゃって思ったし、クロウちゃんから教えてもらった牛乳を使ったお料理の腕前も活かせるにゃって思ったし、翔ちゃんの好みにも合わせた加点も狙えるにゃんって決めたにゃん!作者にも牛乳は加工してあるから大丈夫だしね?プリンデニッシュの甘さはイチゴ本来のみの控えめにして、甘さ対策にホイップクリームとカスタードクリームを作ればみんな自分の好きな味付けで楽しめると思ったのにゃんv」
タネフルン「そういえばあのイチゴプリンのデニッシュ、元になる原液のイチゴはシアンさんが自分で潰して作ったタネ?タネフルンたちは植物に詳しいからピンときたタネ!それにイチゴのつぶつぶが楽しめたから手作りのプリン液だって分かったタネ〜♪」
シアン「そうにゃん♪さすがチャーミーのみんなは自然に詳しいね!イチゴのお菓子はよく作るから管理方法はよく知ってるからね!…あっ、ちなみにシアンたちのチームの特別食材はデイジーさんのサラサランドで採ってきたレアハーブとグリーンリーフ、スマブラ屋敷で栽培しているイチゴにゃん!あれは甘くて新鮮でとても出来のいいイチゴだったから、そのまま食べないでちょっと潰しちゃうのがもったいないって思ったけど…。プリン液の派生でイチゴミルクも作れるって思ったから、せっかくなら飲み物の方でも楽しんでもらおうと思ったのにゃん!!」
タネフルン「イチゴミルクも自然な甘さで美味しくてゴクゴク飲めたタネ!あのイチゴミルクは翔くんは2杯もおかわりしてたし、甘すぎるものは嫌いだって言ってた華ちゃんも飲んでたタネ〜♪…あっ、そうだ!シアンさんはご褒美はどうするの?」
シアン「ご褒美はもう決めてるにゃん!…新しいロリータ服の材料のレアな生地でお願いするにゃん♪今回の衣装は固定審査員のみんなのイメージも取り入れたお洋服にしようと思っているの!…イカちゃんのオレンジ、翔ちゃんのピンク、サツキ先生の白、華ちゃんの赤!そして目立つ腰元のワンポイントには大好きなクロウちゃんの魂震えるカワイイぬいぐるみにゃん!イメージを纏めるのは大変そうだけど、次のライブもこれですっごくぷるぷるにゃんv」
タネフルン「おおーっ!それはとっても良いと思うタネ〜♪…次のプラズママジカとチャーミーチャプレッツの対バンの時はぜひそのロリータ服で出て欲しいタネ〜♪」
チュチュ「せっかくなら私たちも似た配色の衣装を用意しましょうかね?…シアン、後で貴女の作ったイチゴプリンのデニッシュとタコスを一緒に食べましょうね!特にレトリーには忘れずに持って行ってあげて下さいまし!」
ホルミー「シアンさん、優勝おめでとうございます!あっ、もしお料理のストックが余っているようでしたら私たちにもお裾分け頂きたいです!私もシアンさんの作るお料理はレシピの参考にしていますし…!」
アイレーン「私たちにも用意して貰えると嬉しいのだー♪シアンさんのお料理を食べられるのはまさに歓喜のソリテュードなのだ〜♪」
シアン「もちろんみんなの分も渡して一緒に食べるにゃん!みんなと一緒にたーくさん作ったから集まったみんなが全員たべれると思うにゃん!!シアン、今すっごくぷるぷるにゃんv」
タネフルン「タネフルンもシアンさんみたいに美味しいお料理を作れるようにお勉強をがんばるタネ!優勝おめでとうございますタネ♪」



ルキア「…やっぱり混合チーム枠はレオンだよね!?私すっごく驚いちゃった!だっていくらチームって言ったって、レオンが料理対決で優勝だよ!?」
レオン「おう、ルキア!俺も今だに信じられねえぜ…!これは全部デイジーさんとシアンのお陰だぜ!!」
デイジー「そんなことないわよレオン?あんたがちゃんと頑張ったからこその総合優勝でもあるのよ?それにチームが決まったときに真っ先にあたしたちのところに来て『2人とも、俺のせいで評価が落ちたらごめん(´;ω;`)』…って謝られたら放っておけないじゃない?あたしも元々は料理が苦手だったしね。ルイージやピーチの特訓あってこその今のあたしなのよ。だからあの時のレオンの気持ちはよく分かったわ」
シアン「レオンちゃんはこの2週間、お料理の勉強にとっても一生懸命だったにゃん。アカデミーの家庭科の授業で習ったノートや教科書の他にもう1冊メモ帳を持ってきてデイジーちゃんやあたしたちの教えたことをその都度メモしてくれてたにゃん。…それにシアンたちのパン料理のメニューに辛いものを入れようって言ったのはレオンちゃんのアイディアにゃん!」
ルキア「え、そうだったの?」
レオン「まーな!だって他のチームではどんなパンが出てくるかその時になるまで分かんねーし、甘いものばっかりだと作者やサツキ先生たちも飽きちまうかもしれねーだろ?俺の中だとパンってなんかおやつとかの甘いもののイメージがあったし…。あと俺は辛いものは好きだから、それくらいだったらまだ役に立てるかなー…って思ってよ。俺、カレーとか辛いものは結構食べ慣れてる自信があるからな!」
ルキア「あー、それは確かに!確か私たちの試食の前に聞いた話だと、レオンたちの料理の前だとパングラタンとミネストローネとマンゴーゼリーが出てきたとは言われてたけど!…でも何でタコスだったの?」
レオン「えーと、それは…。俺は料理そのものについてはあんまり詳しくないしよ、パン料理で一見珍しいけど美味くて辛いやつって何かねーかな?って2人と相談して決めたんだよ!タコスの元になる『トルティーヤ』が他の国のパンだって分かった時は3人で『これだー!』って叫んだぜ!最初は素直にカレーパンがいいかなと思ってたけど…。これ、結果から言えば違うものにして正解だったな;」
ルキア「うん、それは私もそう思う;…自信を持ちなよレオン!これで料理の腕前がちょっと上がったんじゃない?前に調理実習で失敗しちゃってたレオンがここまで成長出来たって分かったら、家庭科担当のリディア先生もニコニコだって!」
レオン「確かに、今回の件で俺の料理の腕前はちょっとだけ上がったような気がするぜ!これはWSTinYのQMAのチームリーダーとしてもすごく良いと思うぜ!…あと、家庭科とライフスタイルの成績も今回の結果で上がっかな!?…ライフスタイル、前の時は俺がクラス最下位だったしよ…;」
音也「俺はアカデミーの成績の付け方については全く分からないけど、でもそこまで頑張ったなら絶対に評価は上がると思うよ!俺もこの結果はレオンの友達としてすっごく誇りに思うよ!!」
セリオス「…君とは普段常にライバルだが、これに関しては素直に認めざるを得ないな。おめでとう、レオン」
ルキア「でもレオンのライフスタイル科目の順位が上がったら、逆に繰り下がりで私の成績が下がっちゃうかな(笑)。…そうならないように私も料理の勉強、頑張ろっと!ねえ、ご褒美はどうするの?」
レオン「音也、ありがとな!お前も頑張れば優勝出来るようになると思うぜ!特にお前はアルルと同じでカレーに限ればガチだからな!それにトキヤたちとか嶺二さんたちに比べたら出会ったり遊んだ時間は短いけど、俺たちはもうタダの友達じゃなくて『親友』だろ?…へへーんセリオス、俺の実力を見たか!!…あっ、ご褒美か!?えっと、えっと…決めた!新しい炎スキルの魔導書で頼むぜ!これで炎使いとしてもリーダーとしてもさらにレベルアップしてみせるぜ!…WSTinYとしては新入りメンバーの俺たちだけど、めちゃくちゃ頑張るから!みんな、よろしくなー!!」
音也「!!…うん、そうだよね!俺もレオンのことはとっても大好きだよ!優勝おめでとうー!!」
セリオス「レオンのこの調子に乗る癖が無くなればいい調子は維持できるだろうが…。果たしてどうなるだろうな?」
ルキア「きっと今回は大丈夫だよ!私、直感だけどそう思うの!レオン、優勝おめでとう!!」



 11番チームはデイジーとシアンは料理に慣れていたのだが、読者の皆さんの予想通り料理下手なレオンを仲間として引いてしまっていた。「このままだと自分のせいでチームの評価が下がる」と落ち込んだ彼を料理上手組の女子2人で励まし、準備期間中に彼に今回作る料理の基礎や簡単な作業の基礎を叩き込んだ。レオンもそれに応え、普段勉強している家庭科の授業以上の料理の勉強や女子2人だとどうしても見落としてしまいがちな味の注意に対する視点に対して意見するなど料理に真剣に取り組んだ結果、チーム全体で最高評価を獲得できたのだろう。仲の良いルキアや音也、ライバルのセリオスらにも賞賛され、新入りチームリーダーの1人の熱血少年はギャラリーのみんなへ手を上げながらステージを降りた。微笑み合いながらデイジーとシアン、ミェンミェンとタネフルンもそれに続く。



感想まだ

結果発表(前編) ( No.475 )
日時: 2024/03/17 17:10
名前: 夢見草(元ユリカ) (ID: JC82K/KY)

ここは少し注意(笑)





 次の講評はカンパーニュの中に入れたさまざまなシュープリーズ・サンドイッチセットを作った12番チーム(ベレス、カイ、真理子)だが…。





ルフリ「ベレスさん、優勝おめでとうございます…ベレスさん?」
リク「兄さん、優勝おめでとう…あれ?兄さんがいないよ?」
ミュー「真理子お姉さんたちがいないのです。さっきまでいたはずなのに…?」
翔「おい、さっきまであいつらステージにいたよな!?何でいきなりいなくなってるんだよ!?」
矢島「あのバカ、一体どこ行った!?…うん?何だこのBGMは…」





BGM:U.M.A.NEW WORLD!!(アプリ版ウ◯娘・3周年〜オープニングテーマ、サビの部分)





ガタン!!





ベレス「タックルで男どもをも跳ね飛ばす!最強の7冠女教師!ジェンベルドンナ降臨!!」
カイ「これまでも、そしてこれからもシュウ☆ゾーくんにスティルインラブ!!カイピー降臨だぜ!!」
真理子「黄金の跳ね返りとはあたしのこと!芝も海外もダート(疑惑)も任せろやー!激情迸る万能オリキャラ娘!マリフェーブル降臨!!」
ベレス&カイ&真理子「以上!私(あたし/俺)たち揃ってスリー・クラウン・トゥエブルズ!!…☆5評価獲得者だぞ、貴様ら?存分と余を崇めよ?」
ギャグとカオス大好物組以外のキャラ全員「」
ギャグとカオス大好物組のキャラ全員「おまwwwふざけんなwwwww」
シュウ☆ゾー「ちょっwwwカイwww色々混ざってるけど、張り切ったねwww僕も君の思い切りの良さにはスティル・イン・ラブだよっ☆www」
吽「カイくんwwwやっぱりカイくんは最高ですねwww中身はともなく、あのどう見てもしっとり系のスティ◯インラ◯さんのコスプレが似合う男の子、滅多にいませんよ?wwwまあ吽はそんなカイくんが好きだし尊敬してますけどwww…吽はウ〇ンバ〇リオンちゃんをやりますから、サイドに加えてくれますかー?www」
ベレト「ベレス…!君が僕の同位体で本当に誇らしいよ!なんて素晴らしい登場なんだ!!本家サビ部分のポップアップでMVの衝撃を再現するなんて!僕もおにぎりを持ちながらシー◯リオのコスプレをするからサイドに加えてくれないか!?」
ジョーカー「なら俺は次のメインストーリーの主人公に決まったラ〇ンク〇フトをやるぜwww…『あの、一緒に日向ぼっこをしませんか?』www」
迅「真理子師匠wwwあなたやっぱり最高ですねwwwこの登場の仕方、俺も見習うぜwww舞高と奏坂学園のカオス組のみんなにも教えよっとwww」
エリーゼ「あたしもゆめひめサイドのカオス大好物組みんなに伝えるーwwwそれでウ◯娘の新MVごっこをやるんだーwwwおっきなトランポリンはマークスお兄ちゃんに準備させようっとwww」
ブレディ「や め ろ や」
カミュ「おいそこの愚民、あ奴のやることは全て無視しろ。さもなくば貴様の通う学校とその敷地が全て破壊されるぞ」
美園「迅くん、雷那、アレを参考にしたら舞ヶ原高校と奏坂学園全域が焦土になるんで今すぐ辞めることをおすすめするわ」(ピシャリ)
雷那「カミュさん、美園さん、2人は自分の幼馴染と知り合いのことを一体何だと思ってるの?;」





 はいすみません、12番チームのギャグとカオス大好物組全員が結果発表でおふざけをしました(笑)。彼らはいつの間にかコスプレ乱舞をしており、ステージの裏からトランポリンを使って特大ジャンプで改めて登場。しかも何故かウ◯娘の3周年新規追加キャラクターのコスプレをしており、この珍光景にギャグとカオス大好物組以外の全員が言葉を失う。恐らく彼らの好きなゲームのキャラから撮ったんだろうな…。しかも優勝したからって全員三冠バとトリプルティアラかよ。おい、風花雪月のベレス先生とゲーマー少女は◯マ娘のコスプレだからってウマ耳カチューシャを付けるな。しかもトランポリンジャンプのせいでカチューシャがズレてるぞ?あとカイはスカート&女装なのに躊躇いが全くないなオイ。





クロウ「とにかく早く講評に移れ3バカ!」
カイ「いってぇ!?…クロウさんひでーっスよ!?いきなり叩くなんて…!俺は優勝した☆5の挑戦者で、ジューダスのキラキラ駆け出しアイドルなのにー!」
クロウ「さ っ さ と 着 替 え ろ や」
カイ「はーい;コスプレモード解除;…リク!お前が食べてくれたんだな!?」
リク「兄さん、そりゃあんなに調子に乗ってたら怒られちゃうよ;…でも兄さんがあんなにすごいお料理を作ったのは、僕は兄さんの弟として、とっても誇らしく思うよ!!」
カイ「へへっ、まーな!…この大型企画で俺が変なことをしたらシュウ☆ゾーくんやリクの評判にも関わるし、すっげえ真面目にやったぜ?特に料理特訓中の俺の料理の腕前のキラキラ具合はYGTのみんなや他のみんなにも見て欲しかったしな!!」
リク「うん、兄さんたちが作ったサンドイッチはとってもキラキラしてた…!ねえねえ、兄さんは何のパートを担当したか教えてくれる?」
カイ「まずカレーソースは辛いものが好きな俺が監修したぜ!辛さの調整も拘った!…俺らのところの+α審査員になったのが…ルフリママはまだしも、辛すぎるものがダメなお前と、ちびっこのミューちゃんだっただろ?チーズとゆでタマゴを添えて気を遣って正解だったよ。それと翔のところのゼリーとプリンと、あとスイーツ系サンドに入れたジャム系もだな!…特にジャム!アレは前にリクが作ってくれたやつを思い出したんだぜ?」
リク「えっ!?そうなの!?」
カイ「ああ!俺は甘いものが特別好きって訳でもないし、イチゴのジャムをルビーみたいにキラキラさせるのは苦労したけど、リクの作ってくれたレシピを活かしたりアレンジしたりして2週間頑張ったぜ!だからすげーいいものができたと思う!!」
リク「そうだったんだ…!僕の前に作ったレシピが兄さんの役に立てていたなんて…!僕、とっても嬉しいよ…!ぐすっ…!!」
カイ「ほらほら泣くなって!せっかく優勝したんだから、湿っぽいのはなしだぜ?」
リク「そうだね、ごめん…!これは絶対に打ち上げでシュウ☆ゾーくんにも食べてもらってね!それと兄さん、ご褒美は何にするの?」
カイ「そうだな…。よし、決めた!シュウ☆ゾーくんの最新のソロライブのDVDと新しいブルーレイのセットで頼むぜ!これで俺もさらにキラキラしてみせる!!」
シュウ☆ゾー「うんうん!カイ、今のキミは僕に負けないくらい、とーってもキラキラしてるよっ☆…キミの作った自信作、後で僕にも食べさせてね?優勝おめでとう!」
カイ「シュウ☆ゾーくん…!ありがとうございます!俺、めちゃくちゃ嬉しいです!!」
リク「本当によかったね兄さん!優勝おめでとう!!」



ルフリ「やはりベレスさんでしたね。まずは優勝、誠におめでとうございます」
ベレス「ふふっ、どうよルフリ?私たちのチームの渾身の傑作は?」
ルフリ「最初にカンパーニュが丸ごとひとつ出てきた時は本当に驚きました。ですが、その中は皆さんがとても喜ばれるような個別に配慮されたミニサンドイッチセットが並んでおりました…!私たち+α審査員に提供された、カイくんたち『トライクロニカ』をテーマにした星形の3個のサンドイッチはまさにキラキラしていてとても美しかったです」
ベレス「まあね?ちょうど+α審査員が3人だったし、トラクロを模すのはその点でもいいかなって思ったのよ!まあ3といえば私の可愛い教え子であるエガちゃんとディミトリとクロードたちも忘れないでほしいけどね?あっ、DLCで灰色の学級も加わったからひとつ増えちゃったわね?まあどちらにせよ、みんな可愛い私の教え子なんだけどね??」(ドヤァ)
ルフリ「ですので、作者のサンドイッチセットのピックで風花雪月アピールをされたのですよね?…それとお紅茶もですが、カンパーニュを浸す用のクリームスープ。あれは全てベレスさんの監修ですよね?」
ベレス「さすが母軍師、しっかり見抜いたわね?…ええ、そうよ!これは私が釣って来たFEワールドのイキのいい鮭を焼いて、香り付けにレアのハーブを入れて煮込んで作ったわ!…本当は元ネタ通りにシチューにしたかったんだけどね?『これだと量が多くて、女子組はもたれない?』って試食してくれた我がカオスの先輩かつ同志かつカオスオブエースの真理子に準備期間中に指摘されて。それで急遽、シチューより水分が多めのクリームスープに変更したわけ。…正直アレは最後まで気になっていたところだったのよね。ルフリ、どうだった?」
ルフリ「ええ、あれでちょうど上手い具合だったのでその判断は正解だったと思われます。…あなた方のチームが使用された特別食材は全て貴女の世界のものでしたし、カイくんも真理子さんも貴女の存在は大変大きかったでしょうね?同じFE組の女子として、今回の貴女の奮闘ぶりは大変誇らしく思います。この素晴らしいお料理はぜひソティスさんや貴女の自慢の生徒の皆さんにも振る舞って差し上げて下さいね?」
ベレス「そこまで言われると流石に照れるわね…。ま、大きな発表の場で上手く結果を出したんだから結構な自信になったわ!もちろん、マイスイートゴッデスのソティスや生徒たちには持っていくわ!!ご褒美は宣言通り、『笑ってはいけない』DVDの全巻をお願いね?…あ、ルフリ?これをルキナたちにも見せて、ぜひ彼女も別世界のルキナ同様カオスの世界に…!!」
ルフリ「…ベレスさん?お 覚 悟 は よ ろ し く て?」(ニッコリ微笑んでいるが目は全く笑っていない&トロンの魔導書&サンダーソード装備)
ベレス「ゴメンナサイ」
ベレト「あちゃー、最後の最後で調子に乗っちゃったな。ルキナ関係でルフリを怒らせたらダメだって;…ベレス!君の自信作はあとでSP組やDLC組のみんなとも一緒に食べよう!優勝おめでとう!!」





感想まだです(笑)

結果発表(前編) ( No.476 )
日時: 2024/03/17 17:17
名前: 夢見草(元ユリカ) (ID: JC82K/KY)

……



ミュー「いきなり真理子お姉さんがいなくなったからびっくりしたのです。その衣装も可愛いし似合っているのです」
真理子「えへへ、驚かせてごめんねーwww…コスプレモード解除!あたしたちのところはミューちゃんだったんだね!全部食べられたかな?」
ミュー「サンドイッチを小さくしてくれたから全部食べられたのです。外側のパンもクリームスープに浸したら美味しく食べられたのです。ミューのところはルフリさんがナイフで切ってくれたから安心だったのです」
真理子「それならよかったよかった!華ちゃんたちはともかく、+α審査員はその時になるまで誰が食べるか分からなかったからねー!ナイフ術に慣れてるあたしがパンや食材をたくさんカットしちゃいましたー!!」
ミュー「…真理子お姉さん、今回の料理対決はたくさん準備を頑張ったんじゃないですか?」
真理子「まーねー?料理の腕前が落ちるあたしがチームの足を引っ張ったらいけないし?その分ベレスさんとカイくんにはあたし自慢のサブカルデータをたくさん渡しました!『料理でいい意味でびっくりさせられるような演出はないかな?』って提案して、2人が見つけてくれたのがシュープリーズ方式だったんだよね。そこから華ちゃんや作者やみんなに出すサンドイッチのアイディアを決めて……」
ミュー「それもですが、そうじゃないです。…お姉さん、もしかしてケガをしてるんじゃないですか?」
真理子「え?…あたしはケガなんてしてないよ?」
ミュー「めでたい場所で悲しい嘘はやめて欲しいです。…トンちゃん!!」



 常にミューの傍らにある魔力を宿したぬいぐるみがゲーマー少女がコスプレ乱舞を解除してもずっと嵌めていた白い手袋を超能力(!?)で引っ張り、脱がせる。すると、彼女の手には多くの絆創膏が貼られているのが見えた。



矢島「お前……」
ミュー「…やっぱりなのです。お姉さんはクロスオーバーギルドのメンバーだし、ケガをしちゃったならドクターやサイモンお兄さんやマリーお姉さんや芳佳お姉さんたちにケガを治して貰えば良かったのに…」
真理子「……だってさ。ただサンドイッチを作るだけで誰もケガなんてしてないじゃん。それに…こういうのはダサいし、カッコ悪いし…」
ミュー「それは違うと思うのです!」
凛音「そんなことないよ!だって真理子ちゃんはお弁当を食べる学校のお昼休みの間でも、レシピを考えるのを頑張ってたじゃない!絶対にダサくなんてないし、格好悪くなんかないよ!!」
奏「私も凛音先輩から先輩たちの奮闘ぶりは聞いていましたよ?…先輩は強い執念を見せる音楽ゲーム以外はサラッとこなすことを目標にされているようですが…。自分が挑戦者に選出された企画に対して真剣に向き合って、その過程でケガをされたとしても誰も先輩のことを恥ずかしいなんて思いませんよ」
真理子「2人とも、見てたんだ…」
迅「俺にとっては何でも飄々と、そしてパワフルにエネルギッシュにこなされているイメージのある真理子師匠ですが、今回は相当苦戦されていたんですね…」
美園「…まあ、あいつはこういうのを他人に見られるのは嫌がるからね?医務室は覗いたかもしれないけど、医療班のみんなも大型企画のためにたくさん動いているのを見たんだろうし…。もう、遠慮しないでさっさと診てもらえば良かったのに」
カミュ「…愚民の割には相当マシな態度とも言えるな。全く、貴様は普段からこうあればいいものを」
トキヤ「……木幡さんと酷似した意見になってしまいますが。私も同感です。田名部さん、普段慣れない物事に対して真剣に取り組んだり、自分のせいで味方の評価を下げないようにと研鑽されるのは素晴らしいことですが、その過程で負ったケガを隠されるようでは矢島さんや伊吹さん、天宮さんや木幡さんたちが心配されます。次に機会があるようなら、もしケガをされた時には早めにドクターや医療班の皆さんの治療を受けた方がいいかと。何より、今回真剣に料理対決に取り組んだ貴女のことを『ダサい』なり恥ずかしく思う人はこの場にいないと思いますよ」
真理子「美園…!迅くん…。カミュさん…。トキヤくん…」



 仲の良い幼馴染や親友や後輩たちからフォローされるゲーマー少女。彼女たちだけではなく、自分を(何故か)師匠とも慕う異次元のDJを目指す少年や、普段自分に対して何かと厳しい自分の大親友のコンビパートナーからの声もあり、流石に驚く。極め付けは先ほど自分が揶揄ったST☆RISHのエースボーカル。彼の元へ顔を向けると。





トキヤ「…というより、貴女の場合は普段から謎のカオスな騒動を起こしたり、先ほどの珍妙なコスプレのような格好をされる方が手のケガをするより余程恥ずかしいのでは(笑)?」
真理子「…調子に乗るな新入りのHAYATOがー!!!!!」(°Д°#)
トキヤ「誰が調子に乗ってるんですか!?というかその名前で呼ぶなと言ってるでしょうがー!!!!!」(°Д°#)
翔「トキヤがやり返したあああああぁぁぁぁぁー!!!!?」
真理子「『スピカ』!!…天より轟く雷よ、一条の光となりて、汝の元に振り下ろさん…!!」
トキヤ「『夜天の魔導書』!!…所有者として命ずる!彼方より来たれ、ヤドリギの枝!銀星の細槍となりて汝を撃ち抜かん…!!」
矢島「最高評価の講評で問題を起こすなバカ共がああああああああああー!!!!!」





 はい、ST☆RISHのエースボーカルが先ほど揶揄われた分をやり返しました(笑)。彼の前述の心配や励まし自体は本心だろうが、地方出身の訛りを気にして矯正したのを揶揄われたのは許せなかったんだろうな。というかゲーマー少女もエースボーカルもどちらも今大会の優勝者で一応役職組の実力者なのに、なに下らない理由で大乱闘しようとしてるんだ(笑)。あっという間に会場がカオスに包まれそうになる中、爆速でステージへ向かう淡い銀色の光が出現。そこから真理子の大親友の1人であり、元ナイトウィッチの少女が現れ武器のトールハンマーを片手にゲーマー少女を制した。彼女は作り出した氷塊をハンマーで砕いてトキヤの元へ散らし、礫を彼の目の前に浴びせる。…おい、真理子には氷塊を丸ごとぶつけてるぞ(笑)?



サーニャ「真理子ちゃん?せっかく最高評価の☆5を獲れたのに、その講評の場所で問題を起こしたら全部台無しよ?あとやり返されたのは元はと言えばあなたが揶揄うからでしょう??」(^ω^)つトールハンマー
真理子「ゴメンナサイ」
トキヤ「私も頭に血が上りました。すみませんでした…;」
サーニャ「いいのよ、元は真理子ちゃんが悪いんだから気にしないでね?…全くもう。お料理のことで何か困ったことがあるなら、そもそも私に相談してくれればよかったのに…」
真理子「えへへ、恥ずくて…。あとメシウマ組のレシピを前もって貰って失格扱いになったら困るしwww」
サーニャ「それくらいで失格になる訳ないじゃない、もう!手のケガは後で芳佳ちゃんたちに診て貰うのよ?いいわね?…あと、真理子ちゃんやベレスさんやカイくんが作ったサンドイッチのセットはぜひ私も食べたいわ!それに千秋ちゃんやまぐろくんや少佐やバルクホルンさんにも用意してくれない?」
真理子「もちろん!ストックはたーくさん用意してるし!…華ちゃん、今回はあたし、めちゃくちゃ頑張ったよね?」
矢島「さっきのアレで台無しになり掛けたが?…まあ、よく頑張った!!」
真理子「やった!華ちゃん、だーい好き!!」
カイ「俺は今回真理子とベレス先生の2人と組めてめちゃくちゃ良かったぜ!クロスオーバーの面白い情報の交換も目一杯出来たしなwww」
ベレス「私もよ!それにカイや真理子に私の技術を教えることで、教師としての更なる自信にも繋がったわ!」
ミュー「一件落着なのです。真理子お姉さん、ベレス先生、カイお兄さん、優勝おめでとうございますなのです!」
真理子「ミューちゃん、ありがとう!アイラビュー!!…ご褒美は新しいモ◯ハンのゲームソフトでお願いね!!あっ、P◯P5版の方ね!!ゲーム代が浮いたー!!」



 初っ端からコスプレ乱舞のトランポリン大ジャンプ、固定審査員から殴られる優勝者、+アルファ審査員の娘をカオスに勧誘しようとして怒られる優勝者、挙げ句の果てにはもうどこからどう突っ込んだらいいのか分からない有り様…。ここの講評はもはやツッコミどころしかなかったが、ひとつだけはっきり分かることがある。3人とも自分の信念や実力を料理に全力でぶつけて一生懸命に頑張ったことだ。いつもはおふざけやカオスで周囲を混乱に陥れる彼らに呆れたり怒る人も多いだろうが、今回の最高評価の獲得自体は納得できるだろう。





感想まだです(笑)

結果発表(前編) ( No.477 )
日時: 2024/03/17 17:20
名前: 夢見草(元ユリカ) (ID: JC82K/KY)

……



パックマン「いやァwwwとっても笑える楽しい講評だったネwww」
ベヨネッタ「そうね同志www夢見草サイドの宣伝としてカオスネットワークにこの情報を流そうかしら?www」
奏「まさか☆5のお料理の講評がこんなにカオスなことになるなんて…;ううん、カオスが好きな人たちが1チームに集ったことから察した方はいるかもしれませんが…;」
美園「もう、途中までは普通に良かったのに…;何でアレが私の幼馴染なのよ…」OTL
音也「まあまあ;…でも、トキヤがあんなにムキになるって珍しいなー…。俺は早乙女学園時代からいっつもトキヤにはあしらわれてばっかりだったから、ちょっと悔しいかも…!!」
嶺二「うんうん、僕もトッキーからはいつも冷めた目で見られてるからね…;何だかジェラシーかも〜…!!」
真斗「一十木、寿先輩、何もそんなことで張り合わなくても…;」
レン「…でも普段はエースで優等生のイッチーがはっちゃけるなんて、イッチーがクロスオーバーの世界に来てとても元気になった証拠だと思うよ?特にイッチーの早乙女学園時代の終盤は、アレの件でちょっと見てられなかったしさ」
セシル「?…レン、それは一体どういうことですか?」
カミュ「?…おい神宮寺、一ノ瀬に一体何があった?」
翔「セシル、カミュ先輩、何でもないっす。触れないであげて下さい;」(トキヤのアレについてはお察し下さい)
那月「そうですね、今のトキヤくんはST☆RISHのトキヤくんですから!…それにしても、トキヤくんと真理子ちゃんはいつの間にか仲良しさんになっていたんですね~♪」
雷那「いや、那月さん。アレはちょっと違うんじゃないですか…?;」
ミックス「ミックスもそこのツインテに賛成だし。…最後はちゃんと締めるし!16番チーム!あんたらの番だし!!」
ホムラ&ラパン&リエル「はーい♪」



 いまだ少しざわつくギャラリーをリミックス姉妹の片割れが落ち着かせ、最後の☆5評価獲得者の講評に移る。最後は「チームで料理対決!!」の大トリを最高の形で締め括ってくれた極上フレンチトーストセットを作った16番チーム(ホムラ、キャンディラパン、リエル)。ここの+α審査員を務めたスティーブ、チョキュルイユ、アロエも評価用紙を持ってステージに上がる。



ホムラ「あらあら、スティーブさんが食べてくれたのね!…私たちのフレンチトーストセットはどうでした?」
スティーブ「とても美味しかったよホムラ!!あれは僕にとっては10枚以上食べられるものだった!!」
ホムラ「うふふ、食べることが好きなスティーブさんにそこまで絶賛されるのは嬉しいわ♪」
チョキュ「リーダー!やっぱりリーダーでちたね?まあ、分かってたでちゅが」
ラパン「あ~ん!あたしたちのところからはチョキュルイユが食べてくれたのね!?喜んでるチョキュルイユがとーってもカワイイわ~v」
チョキュ「別に喜んでは…。いや、喜んではいまちゅね。あたちたち『ドーリィドルチ』のメンバーがこの料理対決で最高の結果を出したことは誇らしいでちゅよ!!」
ラパン「ありがとうね、チョキュルイユ!…将来スイーツライブカフェを開こうと思っているあたしとしては、今回の料理対決は絶対に外せないものだったの!クロウちゃんやイカちゃんや翔ちゃんやサツキ先生や華ちゃんたちが喜ぶカワイイ姿も見たかったしね!!」
アロエ「リエルちゃーん!優勝おめでとうー!!」
リエル「ああっ、アロエちゃんが試食してくれたんですね!リエルたちのお料理はどうでしたか?」
アロエ「とーっても美味しかったよ~♪リエルちゃんたちのフレンチトーストは朝ごはんにしても昼ごはんにしても夜ごはんにしてもおやつにしても美味しく食べられるものだったよ!アロエはどっちもあまーくして食べたよ!華ちゃんや翔くんやクロウくんたちはお惣菜風の味付けにしていたけど、それも美味しそうだな~って思ってたの!」
リエル「たくさん褒めて頂きありがとうございます!…そうですね、試食担当は誰になるか分からなかったので、どんな方が来られても美味しく食べられるようにすることは最初から決めていたんです!!」



 先ほどのアレのせいでテンションの高いラパンが騒いでもだいぶ大人しく見えるな(笑)。まずは16番チームのみんなが頑張って作ったフレンチトーストそのものについて、固定審査員の1人であるサツキが問いかける。



サツキ「リエルさん、ホムラさん、キャンディラパンさん。あのフレンチトーストはかなり作り込んでいると伝言から知ることが出来ました。大変じゃなかった?」
リエル「はい、サツキ先生!大変でした!でしたけど…!でも、とっても楽しかったですぅ…!ホムラさんもラパンさんもお料理に対してとっても一生懸命で、リエルは今回の料理対決のお料理の話し合いや準備期間をとても充実して過ごすことが出来ました!!」
ホムラ「伝言にも記載しましたけど、今回のお料理として提供するフレンチトーストの味付けやトッピングをどうするかで3人で話し合った結果、スイーツ系や惣菜系や定番系などのさまざまな意見が出てきました。それに対応するフレンチトーストの原液となる卵液の調整や味付けも…。あまりにも意見が膨大になっちゃったのでどうしようかなって迷ったんだけど、最終的に『いっそ準備期間中に時間がかかるものは全部作っちゃえばどうかしら?』というラパンさんのひと声を聞いてそう決めました!」
ラパン「ホムラは炎の能力を使うお料理が専門だからって、食パンのふわふわ加減の追求を準備期間ギリギリまでしてたわ!プレーンのパンとライ麦のパンを2種類用意しようって言ったのもホムラなの!リエルはパンに浸す卵液の研究とお惣菜系のトッピングの用意をしてたわ!リエルはメイドさんとして色々なところで働いてたからか、食材の調達についてとっても詳しかった!…そしてあたしは大得意のスイーツ系のトッピングと、2人の手が回らなかったトッピングの全部を1週間で作ったわ!それと、ホイップクリームや生クリームやフルーツのジャムも全部手作りで作ったの!もちろん、チョキュルイユがいつもカワイく追求しているチョコレートソースや散らす用のチョコのトッピングもね?時間が掛かっちゃうものは本番でミスしたらダメだし、本番でちゃーんとベストの状態になるように仕上げたわ!!」



 16番チームである3人は準備期間中の話し合いで完全に意気投合し、提供する料理についてたくさん話し合った結果として、あのような大規模のフレンチトーストセットを提供しようと決めた。固定審査員たち全員の喜ぶ姿が見たかったのと、試食するまで誰が+α審査員になってもいいようにという配慮もあり、トッピングも含めて全て手作りで作った。全て手作りとか大変だろう…と思うが、彼女たちにとっては非常に充実した時間となったようだった。
 なお5番チームの嶺二たちの講評の時にも少し触れたが、準備期間中に仕込みをしておいたり手間が掛かるものについて予め作っておくのはルール違反ではない。それらを含めての「準備期間」だからだ。また今回の料理対決で提供された予算は挑戦者のそれぞれへ5000円(つまりチーム全体だと15000円)だが、その予算が少しオーバーする場合は少しだけ自費から出しても大丈夫だ。流石に材料にあまりにも予算を上回るものを出したら審議の対象になるが…。それはともかく、ホムラもラパンもリエルも完全に今回のチーム戦とルールの仕様をしっかり理解していた。彼女たちの最高評価は当然の結果と言えるだろう。



クロウ「つまりお前らは残りの準備期間の1週間の間にずっと料理を作ってたんだな?」
矢島「もしかしたら料理対決の直前まで、アイスやそれぞれの惣菜を当日にベストの状態になる作業をしてたのかもな」
ヒカリ「そういやホムラ、準備期間中に私が部屋に来た時も自室のキッチンで色々やっていたような…。アレは料理対決に出すパンの研究だったのね?」
スティーブ「多分そうだね。…ホムラのフレンチトーストに使った食パン、アレもどっちもスマブラ屋敷の朝食のメニューに出せると思うよ!僕もスマブラファイターのみんな全員に薦めるよ!!」
ホムラ「本当に!?やったわ!!…それなら私もむらちゃんと同じく、ピーチさんたちに直談判してみますね♪」
テディ「そういえばリーダー、あの1週間の時は私たちとの練習は『お休みする』っていって、ずっと来てなかったね~…?」
ピグマカロン「そうだよそうだよ、思い出した!…リーダーすごいじゃん!見直したよ!!」
イカ「ここはもうお店を出しても全然イケるよ!プロの領域だったと思う!!」
ヤンヤン「私もリエルの作ったフレンチトーストは食べたいアル!絶対打ち上げに出せアルよ!」
ユウ「僕とヤンヤンさんとアイコさんは今回の試食枠には選ばれなかったからね…。リエルさん、お願いできますか?」
リエル「はいっ、もちろん!アカデミーの生徒の皆さんもですが、今回打ち上げにお越しくださったすべての皆さんにリエルたちのお料理を提供しますね〜!!」
ラパン「あたしとホムラとリエルのスペシャルなお料理で、みーんなをとーってもカワイくしてあげるからね!…あっ、あたしへのご褒美はドールの材料でお願い!作るのはあたしとチョキュルイユとクリームテディとピグマカロン、固定審査員のイカちゃんとクロウちゃんと翔ちゃんとサツキ先生と華ちゃんのドールよ!それにスティーブとアロエちゃんも!!これをとってもカワイくスイートにデコってお写真を撮るわ!絶対とってもカワイくなるんだから!!キャ~v」
ホムラ「私はレアな素材や宝石を使ったオシャレなワンピースをお願いします!これを次のレックスのデートに着ていきたいと思います♪」
シュルク「おめでとうホムラ!レックスもこんなにいいパートナーブレイドがいて幸せものだな~…」
リエル「ホムラさん、それはとってもいいと思いますぅ!レックスさんとの素敵なデートを楽しんで下さいね♪…私は、えっと…」
クレハン「あー、リエル?お前へのご褒美について何だが、ちょっといいか?」
リエル「?…はい?何でしょう、クレイジーさん…?」



 ゼノブレ2の炎を司るパートナーブレイドとドーリィドルチのキュートなボーカリストは迷わず自分へのご褒美を選択し、ニコニコとステージを降りた。一方でご褒美に迷う購買部でバイトをする第6アカデミーの女子生徒へスマブラの破壊神が問いかける。巨大な左手は左右に絶えず動いており、彼の機嫌が非常に良いことが誰の目から見ても分かった。それは左手の隣にいるポップンの自由を司る全能神かつ最高の音楽神も同じだ。なぜか?それは…。



感想まだ

結果発表(前編) ( No.478 )
日時: 2024/03/17 17:25
名前: 夢見草(元ユリカ) (ID: JC82K/KY)

……





???「……おい、クレイジー?MZD?私はこの姿でいるのは苦手なのだが……;」





 そこに現れたのは謎の長身の白スーツ姿の青年だった。彼は短く切り揃えた銀髪と青い目が特徴的な高身長の美青年であり、体格の良いイケメンキャラの多いアイドルグループのST☆RISHやQUARTET NIGHT、人気のあるバンドやアイドルの多い男性ミューモンの面々に負けず劣らずの素晴らしい容貌を誇っている。それに加えて、まるで一国の主かのような気品と尊厳さを醸し出している…!他に特徴的な点を挙げるとすると、彼は何故か右手にのみ白い手袋を嵌めている。





リエル(*゚д゚*)
イカ「え?…クレハン、MZD、この人、一体誰?」
サツキ「私たちはこの方を見たことがありませんね…。この場にいる以上、関係者の誰かだとは思うのですが…?」
翔「…でも何か、俺らはこいつを見たことが全くねーのに…。ずっと前から知ってるような、不思議な気分だ…」
クロウ「だよな?全く知らねぇ男なのにこの場に違和感なく溶け込んでやがるぜ黙示録。…おいテメェ、一体誰なんだ!?」
矢島「!?…あー…。アンタのその姿、見るの本当に久々だな;」
イカ&クロウ&翔&サツキ「ゑ?」
真斗「…矢島は、この男の正体を知っているようだな…;それにクレイジーハンドとMZDのあの態度……;」
那月「…真斗くんも思いました?僕、とんでもない予感を感じています…;」
セシル「ワタシもです…!もしかすると、あの人はきっと、ワタシたちも知っている…!!」
マヤ「…奏。もしかしてだけど、あなたも知ってる?;」
奏「はい…;あの姿は疲れるから嫌だって、滅多にされないんですけど……;」
アイコ「やっぱりね;…奏が言うなら絶対に『あの』感じがするよ〜…;」
ロージア「そういえば、その2柱がいて絶対いるはずの奴がいない気がするけど…;」
シュウ☆ゾー「あっ、ロージアちゃんもそう思うかい?僕も何だよね…;」
ヤイバ「そういえばなのだが、集会でも故に、レジェンド・オブ・奇想天外なことが起こっていたような…;」
アイオーン「ググ…;」
トキヤ「…確か、擬人化薬についての話題でしたよね?純粋な人間である私には関連性のない話題だと思っていましたが、一部のスマブラファイターの皆さんはそれによって大きく姿を変えられるとか……;」
バンジョー「うん、そうだったね;僕とカズーイもたまに使うんだ。まあ僕たちはあんまり印象は変わらないんだけど、パックマンとかはすっごく変わるんだよね」
カミュ「……天宮。伊吹。あとついでに田名部。貴様らも此奴については知っているのだろう?;」
真理子&美園&凛音「うん(Yes);」





ギャラリー全員「…まさか……;」










リエル「ま、ま、マスターハンドさん……っ!!」
全員「やっぱりマスハン(擬人化済み)かよおおおおおぉぉぉぉぉー!!!!?」
マスハン「ああそうだが!?…こうなるから、嫌だったんだ…!!」










 はい、やっぱりというか予想通りというか、突然現れた美青年は擬人化状態のマスハンでした(笑)。かなりの後発参戦だが裏方組のリエルは彼の擬人化状態を見たことがあったらしく、目をキラキラと輝かせて擬人化したスマブラの創造神を見つめている。一方のマスハンは苦手な擬人化とギャラリーに注目されていることでかなり居心地が悪そうだ…。



ミシェル「あー、そういえばそうだったわね;私も久々に見たわ;」
日向「確かマスハンは擬人化は俺らの前だと1、2回しかしてなかったよな?…だから(音也やクロウやレオンたちよりは前だけど)後発参戦のポップンの奴らも見たことがあるかないか…;」
サクラ「つまり、本当に昔の昔に少しだけ披露したことのあるお姿なのですね;…私たちも夢見草さんとのお付き合い自体は長いんですけど、これに関しては全く分かりませんでした;」
マスハン「今回は神の力を行使した2柱に強制的に擬人化薬を飲まされた…!しかもMZDに至っては完全に己の力を解放していた…!!不覚だ…っ!!」
MZD「おいおいそんなこと言うなよマスハン?wwwそれに強制的なんて、人聞き悪いぜ?wwwただ俺の作った月桂樹の(その中にイバラのトゲまみれのものも入れた)ツタでお前を拘束して、その隙にクレハンが薬を飲ませただけじゃねーかwww」
クレハン「それにこれはリエルへのご褒美扱いでもあるんだぜ?www…リエル!お前は今度の休みにこの擬人化したスペシャルでアルティメットでマジでラブな兄貴と2人でデートできるぞ!良かったな!!」
リエル「は、は、はいぃーっ!?」
MZD「リエル。お前は実家の件がアレで、毎日購買部のバイトやその他のバイトを頑張ってるだろ?しかもお前はそれをやりながら、俺や両手兄弟や七海との裏方組の打ち合わせにも参加している。元から多忙だし、それに加えて今回の料理対決の挑戦者に選ばれてるし、お前はいつも本当によくやってるよ。…仕事を頑張っている真面目なお前に免じて、本当は俺たち神々の力をちょっとくらい使って、お前やお前周りの金銭環境を助けてやってもいいかなと思ってるんだが…」
マスハン「いやダメだろうMZD!?神の力を行使してひとつの環境を易々と変えてはいけない!それに災害復興などの公の場ならともかく、人の子(人外もだが)個人に過剰に入れ込んで神の力を行使するのはご法度だ。神の力を持つ私たちだからこそ、全民に対して平等公平でなければいけないのだからな」
クレハン「まあ確かに兄貴の意見も一利はある。…でも兄貴、バイト先のトラブルで遅れてきたリエルを全く責めないどころか(原型状態で)ホットミルクを淹れて労わってやったり、疲れて眠っちまってるリエルに(原型状態で)毛布を掛けてやったりしてるのは何でですかねー?www俺やMZDがふざけたり会議にちょっとでも遅れたらぶちギレて即座にデコピンかましてくるってのにwww」
MZD「しかも全部原型状態ってwwwシチュエーションは割とときめくやつのくせに、スマブラのあの手の原型がチラつくせいでロマンのカケラも何もねーんだがwwwww」
マスハン「クレイジいいいいいいいいいいー!!!!!MZDいいいいいいいいいいー!!!!!」(大激怒)



 リエルは元から実家が貧乏な上に大家族の長女ということで、物心ついた頃から手伝いや奉公やアルバイトに追われる少女だった。そんな彼女が第6アカデミーに進学できたのは彼女の魔導の才能を惜しんだベテラン教師のロマノフが紹介した奨学金制度のおかげと、在学中は購買部のアルバイトや校内の奉仕活動を積極的に行うという契約のためだ。奉仕活動やアルバイトで得た収入は彼女の手元には生活分と最低限の娯楽を楽しむ分しか残らず、それ以外は全て実家の仕送りや幼い弟妹たちが苦労しないための貯金分になっている。スマブラを始めとする夢見草ワールドの世界の管理をしたり夢見草ワールドの全てのイベント企画の運営をする神々も、彼らなりに常に多忙なリエルのことを気遣っている。特に生真面目なマスターハンドは苦労する環境の元に生まれ落ちたり、学生生活を送りながらも身を粉にして働くリエルへの好感や同情の思いがひと1倍強いようで、彼女が少しでも苦労せずスムーズに学園生活や運営の活動が出来るようにサポートをしているようだ。…全て原型状態で、ですが(笑)。



リエル「そういえば、購買部のアルバイトでたくさんのお客様がいらしたからとても疲れてしまった日に、裏方組の会議をしたお部屋でそのまま眠ってしまったことがあったのですけど…。会議室で寝てしまった!と思って目覚めたら、いつの間にかアカデミー寮の自室に戻っていたのですよね…!?」
シャロン「確かにリエルさんは遅刻をしたことがありませんが…?ええっ、そんなこともあったのですのね!?」
アロエ「うんうん!リエルちゃんはいつもちゃんとベルがなる前に教室に来てるよ~!」
クレハン「兄貴ぃ~?女子の部屋に勝手に入るのはアウトなんじゃないですかね~??」(2828)
マスハン「馬鹿を言うな!私たちの都合で付き合わせているのに遅刻をしたら彼女の評価が下がるだろう?創造神たる私のテレポート魔法を使ったまでだ!!それと彼女の部屋には一歩たりとも入っていない!!…ええと、リエル。料理対決企画の優勝おめでとう。常に学生生活と仕事の掛け持ちで多忙な君だが、準備期間中にホムラ、キャンディラパンと力を合わせて作品の完成によく励んだと私も思っている。君はまだクロスオーバーの世界に来てそう経っていないだろう?クロスオーバーの世界について詳しくない君のために、今回は私が君に付き合おう。君の行きたい場所なら何処へでも共をする。その際、原型状態だとかなりの違和感があるからとこの姿になった…という訳だ。君が1番気にするであろう金だが、作者とクレイジーとMZDから全て請求するので何も問題はない。金銭面はもちろんだが、君は何も遠慮はせずに、君の好きなように私との時間を使ってくれ。……ど、どうだろうか?」





 擬人化状態のスマブラの創造神が少女の元へ跪き、彼女の右手をそっと取る。その姿はまるで凱旋後の騎士が婚約者の姫君へプロポーズをする様にも映り、会場にいるギャラリー全員が固唾を飲んで見守る…。そんな中、リエルは……。





リエル「ひゃっ、ひゃいぃ…!?よ、よろしくお願いしましゅうぅ……!?」
マスハン「よかった、君のお気に召したようだな?…それでは、どうか当日はよろしく頼む」
リエル「○×△□〒#$%&~~~~~!!!!?」(顔真っ赤&声にならない叫び)
第6アカデミー生徒全員「リエル(ちゃん/さん)ーーーーーー!!!!?」
マスハン「リエル!?…おい、リエル、どうした!?」





 第6アカデミーのバイト少女はキャパオーバーで顔を真っ赤にさせて声にならない叫びを上げ、その直後にそのまま気を失った。スマブラの創造神は倒れた彼女を慌てて抱えつつも「日ごろの疲れが出てしまったのだろうか?医務室へ運んでドクターに託してくる。私はすぐ戻るから、お前たちはそのまま料理対決の結果発表の進行をしてくれ」と気付かずそのままテレポートで医務室へワープ。



ホムラ「あらあら…;でも、流石にアレは反則ですよ…;女の子が誰もが夢見るシチュエーションをそのままぶつけられたら、そりゃあああなっちゃいますって;」
サーニャ「ですよねホムラさん…;私、ウ◯娘のナ◯タタ◯シンちゃんのサポートカードのアレを思い出したわ……;」(「聖なる一歩半」で検索)
ヒカリ「リエル、あんなことをされたら絶対に並大抵の男じゃ満足できなくなっちゃうでしょ…;…もういっそこのままリエルの一生全部責任取りなさいよ……;」
テリー「Oh…;アレが神サマの本気ってやつなのか…?;しかも多分アレ自体は、クレハンとかMZDの入れ知恵はないよな?;」
レン「…マスハンさん、もしかして全て素でアレをやり切ったのかい?…レディやマダムたちを魅了するアイドルとして、何より同じ男として、これは絶対に負けていられないなって思ってしまうのだけど……;」
嶺二「むしろあの人がアイドルじゃなくて、僕たちのライバルじゃなくて本当に良かったと思っちゃったんだけど…;アレ、もし告白パフォーマンスの場でやられたら僕はもちろんだけど、ランランもアイアイもミューちゃんも、音やんもひじりんもなっちゃんもトッキーもレンレンも翔ちゃんもセッシーも、誰も太刀打ち出来ないよ……;下手したら林檎先生や龍也さんどころか、全盛期の社長ですら負ける……;」
まりまり「え?…そもそもマスハンって男だったとね??」
夢見草「ちょっwwwさすがまりまりちゃんソーキュートwww…神々の力を持つ者って性別を設定してないところもあるみたいなんだけど、うちでは全員男の人格を持ってるって設定なのよwww」
もんもん「そうだったんだね…;いつもはあの手の姿だから、僕は全く分からなかったよ;」
ラパン「慌ててたマスハンも真っ赤になってたリエルも、とってもカワイイ~v」
チョキュ「リーダー、アンタはアレを見て思うのがそれでちゅか?;」
ピグマカロン「リーダーはいつも通りだね;…イケメン大好きなミーはリエルちゃんがあんなにキラキラのイケメンに跪かれているのは羨ましく思っちゃったけど…!でもアレは頑張ってるリエルちゃんへのご褒美ってことだもんね…!!」
テディ「これで☆5の評価は終わりだね?みんな、おめでとう~。ふわ~ぁ……」
リックス「えっ?…あっ、そ、そうだね!これで☆5のみんなの講評はぜーんぶ終わったよ!改めて、優勝したみんなは本当におめでとう!打ち上げではみんなの作ったパンを全部出すよ!!」
ミックス「打ち上げは楽しみだし;なんか、最後に全部持ってかれたし……;」
七海(…リエルさん、良かったね)|(・ω・*)←こっそり物陰から見てた
アロエ「ホムラちゃん、ラパンちゃん、リエルちゃん、優勝おめでとう~!!」



…何はともあれ、これで☆5評価の講評は全ておしまい。




☆5評価はこれですべて終了です。感想まだ

結果発表(前編) ( No.479 )
日時: 2024/03/17 17:31
名前: 夢見草(元ユリカ) (ID: JC82K/KY)

……



林檎「全体的になんか色々と凄いものを見ちゃったわね;…☆5評価のみんなは優勝おめでとう!みんなの努力とチームワークの成果がとってもよく出ていたからこその結果よ!これは固定審査員のみんなや+α審査員のみんなじゃなくて、リックスちゃんやミックスちゃんやYビートやアシッド、私や龍也たちも認めているわ!!」
龍也「…次は☆4評価を獲得した挑戦者チームの発表だ!ここは優勝には一歩届かなかったが、固定審査員や+α審査員たちを喜ばせたり満足させた。お前たちも励めば優勝に届くだろうし、今回の結果を受け止めて今後も精進する様に!…1番チーム、7番チーム、14番チーム!以上3チームの9名はステージに上がれ!!」
しずえ(1番(スマブラ))「優勝には一歩及びませんでしたか…!ロージアさん、美園さん、ごめんなさい;」
ロージア(1番(SB69))「あたしたちの力不足でもあるからしずえさんは何も気にしないで!…優勝出来なかったのは悔しいけど、まずは講評を聞かないとダメよね?」
美園(1番(混合))「そうね;一応高評価組ではあるし、誇っていいとは思うのだけど。…しずえさん、ロージア、ステージに上がりましょう?」
パックマン(7番(スマブラ))「やっぱりか~;…ペイペインちゃん、ごめんね……;」
ペイペイン(7番(SB69))「……」
リック(7番(混合))「…俺たちのせいだよな?本当にすまない……;」
カムイ(14番(スマブラ))「えっ、失格じゃないのか!?…でゅらでゅら、カミュ、マジでごめん」OTL
でゅらでゅら(14番(SB69))「失格ではないだけ良かったが…。君たち、呼ばれたからステージに上がるぞ;」
カミュ(14番(混合))「……」





 ☆4評価を獲得したチームは3チーム存在する。彼らはあと優勝まで一歩であったが、審査員みんなを十分楽しませたのと配慮と遊び心があった。…っておい、ちょっと待て。ここは一応高評価組なのに1番チーム以外の空気が暗いんですが…。
 講評に移ろう。まずはキュートでクリティなアップルパイとバニラのアイスクリーム、グアマテラのブレンドコーヒーのセットを提供して料理対決のスタートをいい感じに切った1番チーム(しずえ、ロージア、美園)。+α審査員であったキンクル、ツキノ、奏が評価用紙を持ってステージに上がってくる。





しずえ「キングクルールさんが試食されていたのですね!」
キンクル「そうクルよ!しずえちゃん、ワシは君のことを信じていたクル!みんなの作ったアップルパイは美味しかったクルよ~!」
しずえ「お褒めいただきありがとうございます!今後のお料理の参考にしたいので、よければなぜ最高評価じゃなかったのかを聞かせてくださいますか?」
キンクル「そうクルな…。個人の好みとしてはもう少し全体的に甘くても良かったと思ったクル。何より、1番はアップルパイの中身のフィリングのミスクルね。パイ系統のお料理だとフィリングはメインだから、どうしてもあそこでミスをすると最高評価は厳しくなってしまうクル…」
しずえ「なるほど…!ロージアさんのご意見や固定審査員の皆さんの健康に配慮してできるところのアップルパイのカロリーカットをしたつもりでしたが、もう少し甘い味付けでも良かったのですね!?私はあのくらいの甘さでちょうどいいな、と思っていましたから…!フィリングの件ですが…」
美園「…しずえさん。それについては私のところでお話しするから;」
しずえ「そ、そうなのですね?…やはりお料理というのは奥深いですね…。私も講師役として2週間チームを組んだお2人のために励んだつもりでしたが、村長さんのように上手くはいかなかったです;」
キンクル「いや、むらちゃんは元々料理に慣れてるクル。☆5組と比べて精進するのはいいクルが、卑屈になりすぎるのはダメクルよ?それにしずえちゃんはロージアちゃんと美園ちゃんにしっかり料理を教えて、今回の料理対決でいい感じにチームをまとめられたんじゃないクルか?」
しずえ「…はい!今回私とチームを組ませて頂いたお2人とも真剣にお料理に取り組まれていましたし、僭越ながら私もお2人のお料理に関する質問に一生懸命答えることが出来たと思います!」
キンクル「うんうん、指導側も大変クル。例外はあるが、どうしても自分の実力以上のことは教えられんクル。…逆に言えば、今の自分の実力レベルのことはきちんと教えられるということクル。しずえちゃんはむらちゃんやほかのお料理上手組から教わって身につけた大切なことを、今回ロージアちゃんと美園ちゃんに伝えることが出来たクルよ!それを誇りに思うクル!!」
しずえ「はい!今回の料理対決で私ももっとお料理の腕前を磨きたいと思いました!これからも精進しますので、皆さん、どうぞご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします!!」
フィット「私も料理を製作する際、味やカロリーへの配慮については問題ないと言われますが、一部の食材の配慮や量の問題について指摘されることが多く『自分はまだまだだ』と痛感することが多いです。…しずえさん。共に料理の道へと精進し、さらに健康への道も極めていきましょう」
しずえ「はい、フィットさん!フィットさんのお料理も美味しいですし、私もお料理と健康への道を極めていきたいです…!共に頑張りましょうね!」
キンクル「☆5には物足りなかったってだけで、あのアップルパイは美味しかったクルからね?打ち上げでSP組のみんなやほかのみんなと一緒に食べるクルよ〜!!特にみんなの作ってくれたミルクのアイスクリームはワシのアップルパイにたくさん乗せて…!!」
フィット「…キンクルさん。あなたへの健康の監修は私が担当しますね。先日の健康診断の結果によると、あなたがアップルパイに乗せて良いアイスクリームは総30グラムのみです」
キンクル「」
しずえ「フィットさん、あのー、おめでたい場ですので、もう少しだけ手心を……;」



ツキノ「ロージア~!!」
ロージア「ツキノ!ツキノが試食だったのね!?…どうよ、ロージアちゃんたちのクリティーな特製アップルパイは?」
ツキノ「美味しかったの~♪パイの形がとっても可愛かったから、ロージアが作ったってすぐに分かったの♪」
ロージア「ふふん、そうでしょ?パイの形をあたしたち『クリティクリスタ』モチーフの形にしようって言ったのはロージアちゃんなのよ?そこはいい感じだったでしょ?」
ツキノ「うんうん!みんな、ロージアやしずえさんや美園が綺麗に形を整えてたアップルパイはニコニコ満足してたの!焼き加減のミスもなかったから、香ばしいけど焦げはなくて安心して食べられたの♪…アイスクリームは誰の案だったの?」
ロージア「余熱時間や焼き時間はキッチリスマホのタイマーで測ってたからね!理系が得意なあたし(生徒会では会計担当)だもの、そこでミスは絶対に出来ないわよね?…ああ、アレね?あれはあたしと美園のアイディア。イカやサツキ先生にはそのままでもいいと思うけど、今回の固定審査員には翔とかよく食べる奴もいるからって、料理の量を増やしたり好みの味付けに寄せられるようにもしたのよ?シナモンを用意したのもそれ!パイといえばシナモンだけど、あれはスパイスだから嫌う人もいるからね?…でも女子3人でアイスクリームを作るのは結構大変だったわ。9人分を作るとなると重量も多くなるし、最終的にはみんなで一緒にかき混ぜたのよね。今回の制限時間は2時間だから、アイスの仕上がりもギリギリだった…。ま、そこでミスがなかったらしいのは良かったわ」
ツキノ「アップルパイとバニラのアイスクリームの相性はばっちりさんだし、中のリンゴさんがもう少し大きかったら☆5だったの~♪…ロージア、今回の料理対決はとっても頑張ってたの!あとでホルミーやジャクリン、シアンさんたち『プラズマジカ』の皆さんや他のバンドの皆さんとも一緒に食べるの♪」
ロージア「…優勝出来なかったのはすっごく悔しいけど。でも、自分の実力以上の結果が出せたことは良かったわ!これでアップルパイは自信を持って人前で披露できるようになったと思う!『クリティクリスタ』も今まで以上にパワーアップして、クロスオーバーワールドの女性アーティストナンバーワンにも上り詰めて見せる!!あたしたちのキュートでクリティーな伝説はこれからよ!!」
ホルミー「私たちもロージアたち渾身のアップルパイはぜひ食べたいです!お料理の写真も撮って、ショバスタやミディスタ、クロスオーバーワールドのSNSにもあげましょうね!!元からのファンのお兄ちゃんさんやお姉ちゃんさんたちはもちろんですが、これをきっかけに『クリティクリスタ』やロージアを応援してくれる皆さんもいらっしゃると思います!!よく共演する『バイガンバーV』や『04』の皆さんへも私が太鼓判を押して差し入れとして持参しますよ!!」
ジャクリン「優勝は出来んなったけど高評価やし、むしろ大舞台でここまでやれたんはむっちゃ誇ってええと思うわ!これからは動画サイトの企画でもホルミーの一緒にロージアのお料理の腕前を披露するとええと思うし、ロージアがやりたいならMIDI女の文化祭やイベントの企画にもイケると思うで!!」
シアン「それにロージアがもっとレベルアップしたいならシアンもたくさん協力するにゃん!ロージア、とっても頑張ったね!!」
ロージア「シアンさん…!ホルミー…!ジャクリン…!ええ!まだまだあたしは強くなるし、キュートでクリティーで、さらにカッコよくパワーアップしてみせるわよ!!今回集まった奴ら、全員まとめて見てなさいよね!?」
翔「…なあロージア。前から思ってたけどさ。お前、いつものアレじゃなくてそのキャラでずっといった方がいいんじゃねえか?そっちの方が感じがいいし、何より男気全開だぜ」
ロージア「はあっ!?アンタ全然分かってないわね!?あざと学主席のあたしだからこそ、MIDICITYの全お兄ちゃん&お姉ちゃんにキュートでクリティーな魅力を伝える義務があるのよ!!ま、ガサツなアンタには一生分からないでしょうけど?」
翔「…何だとー!?」 (°Д°#)
ロージア「何よー!?」 (°Д°#)
ホルミー「ロージア…。せっかく高評価を獲得したのに、固定審査員の翔さんとケンカをしてしまったら台無しですよ;」
那月「ロージアちゃんに翔ちゃん、とってもキュートでクリティですよ~♪」
ラパン「ロージアちゃんと翔ちゃん、並ぶとめちゃくちゃカワイイ~v」
レン「ああ、おチビちゃんはしっかり者ではあるけど女心に関してはまだまだだね;…ロージアちゃん!きみたちの自信作は後で師匠とフレドリカちゃんたちにも持っていくからね!ガンナー組でも一緒に食べようか!」
苗木「うん、僕たちも自信を持って彼らにロージアさんたちのお料理を薦めるよ!」
日向「アイツらはマジで泣き出すかもな…。特にフレドリカ(笑)」
ブレディ「…そういえば気になっていたんだが。そっちのガンナー組って誰のことだ?」
日向「師範役のニコラスとフレドリカ。そして俺、苗木、奏、那月、レン、ロージアだ。ツッコミは全て読者さんに任せる」
エリーゼ「マジでwww超個性的なんだけどwww特に後半www」
ツキノ「ロージア、今回はとってもとっても。頑張ったの~♪」





ここからは☆4組の講評。感想まだです

結果発表(前編) ( No.480 )
日時: 2024/03/17 18:19
名前: 夢見草(元ユリカ) (ID: JC82K/KY)

……



奏「あの、ロージアさん。翔さん。そろそろいいですか?;…美園先輩!」
美園「奏ちゃん…。あなたが食べてくれたのね?」
奏「はい!…あの、先ほどフィリングの件について触れられていましたが。もしかして先輩が関係されているのですか?」
美園「うん…;アップルパイの中身…フィリングの担当は私だったのよ;リンゴが好きだからそこの作業は任せてって言ったのは良いけど、まさかリンゴを大きく切る方が正解だったなんて…;これ、私のミスで優勝を逃したようなものじゃないの…;しずえさん、ロージア、本当にごめんなさいOTL」
奏「私は美味しく食べたので気にしないでください!…きっと、どんな方が試食枠としてきても食べやすいようにとのことですね?」
美園「まあね。特に私の配属された混合枠のチームの試食には、アロエちゃんやミューちゃんたちのような幼い子たちがいたから…。他はまあ一応大丈夫だろうと思ったんだけど、試食事故の起こる可能性があるミューモンの人たちとかも誰が当たるか分からなかったからね。実際にSB69枠だと幼いタネフルンちゃんが試食枠に選ばれていたし」
奏「やっぱり美園先輩の気遣いは本当に素晴らしいですね…!アップルパイのフィリングですが、作者によると食感と煮詰めている途中に溶けるのを避けるために大きめにリンゴを切るのが正解とのことでした。小さく切ってしまうと中のリンゴが溶けてしまうことがあるようなので;…でも、美園先輩ならこの反省点を活かしてより美味しいお料理を作れますよ!何よりこの大舞台で一生懸命真面目に取り組まれて、しっかり結果を出した美園先輩を、私はとても大切に、そして誇りに思います…!!」
美園「……そう言ってもらえると、本当にありがたいかな。失敗は次の経験に生かさないといけないわね。もし次があるならリベンジ枠として出場してみようかな?…ねえ、料理対決に関係ないけどちょっと聞いていい?私に対するコメント、何で『パシフィカ』関連が多いのよ;しかもあのカオスだった野外ライブ……;」
迅「そりゃあ美園さん、『パシフィカ』や皆さんのパフォーマンスは俺たち他サイドも注目しているクロスオーバーバンドユニットですからね?あなた方の歌や演奏は素晴らしいですし、あなた方の起こす奇跡やスプラッシュ魂は俺たち『The Nameless』も見習いたいと思ってます!何よりメンバーもとっても魅力的かつ個性的ですしwww」(あと一部に関しては音楽面以外でも注目してるしwww)
雷那「もしよければ美園さんの製作されたお料理を差し入れとして、今度のコラボ出張の際に持ってきて頂けますか?阪奈や九瓏にも食べさせたいのと、いつもお世話になっている奏坂の生徒会のメンバーやの活動の件で他の知り合いになったみんなにも食べて欲しいんで!」
美園「え?☆5組の真斗くんとかじゃなくて?私ので良ければ良いけど…。料理が終わったあとに迅くんと雷那が突撃インタビューしてきた時は本当に驚いた;…というか私は『個性的』じゃないと思うんだけど!?他の4人ならともかく!?」
コリエンテ「園っち!?それどういう意味!?」
真斗「伊吹!?それは一体どういうことだ!?」
カミュ「おい伊吹、貴様…!」
タロー( ᐛ )?
奏「まあまあ先輩;皆さんも落ち着いてください;…美園先輩!この2週間、本当にお疲れ様でした!」
矢島「…美園。よく頑張ったな。あんたがあたしの幼馴染で本当によかった」
美園「奏ちゃん、本当にありがとう!それに……まあ、10年以上付き合いのあるあんたがいる中で変なものは出せないからね?それなりに美味しく食べてくれたのなら、何よりだわ」
タロー「美園ちゃーん!!美園ちゃんたちの作ったアップルパイ、打ち上げで一緒に食べようね!!」
美園「…ええ!タローくん、私たちので良ければ!!」
凛音「私も食べたい!…あと美園ちゃん、コラボ出張ってどういうこと?」
真斗「あ、ああ。実はつい先日決定したのだが。俺たち神出鬼没のバンドユニット『パシフィカ』はHALさんの世界へ出張することが決まったのだ。緋桐の通う舞ヶ原高校、その学園で新たに開催される『野外ライブフェス』にて俺たち5人のスプラッシュ魂を届けたいと思う…!!」
カミュ「そしてかの学び舎の生徒全員と教師全員、さらに観客全員を俺たちの愚民として感服・平伏させるぞ。…この様子はクロスオーバーワールドの番組で特集される。つまり俺たちの世界全てで生放送されるということだ!会場に集いし全ての愚民ども、俺たちの輝かしい活躍を目撃し平頭平伏するが良いわ!!」
音也「えっ、それマジ!?すごいよマサ、カミュ先輩、みんな!大抜擢じゃん!!」
嶺二「いつの間にかうちのミューちゃんとひじりんがすごいことになってたー!?」
タートル「まさかヴェニシリンで見たアイツらが他サイドへ出張までするようになるとはな…!コリエンテ、しっかりいけよ!!」
コリエンテ「もっちろん!CORIE、TARO、MASA、CHRIS、SONO、5人全員輝いて見せるから!!『パシフィカ』、いっきまーす!!」
美園「迅くん、雷那、HALさん、その時はどうぞよろしくお願いします!…あと、勝手に宣伝をしてしまってすみませんでした;」



 1番チームが作ったアップルパイ。このアップルパイには製作した焦げや生焼けになっている部分はなく、パイの焼き加減については全く問題がなかった。これは時間の管理が得意なロージアが余熱や焼き時間の管理をしっかりしていたことが関係しているのだろう。パイの中身のフィリングは砂糖の使用を最低限にしてリンゴの本来の甘みと風味を十分に活かしたが、甘いものが好きな試食者によってはもう少し甘みが欲しいと思う部分があった。自分好みの味付けに寄せるためのアイスクリームやシナモンやコーヒーといった試食者に対する配慮は全体的には良かったのだが、その配慮が「フィリングのリンゴを細かく切る」というミスに繋がってしまった。次に料理に取り組む時には同じミスはしないと誓い、1番チームの3人はステージを降りた。あと皆さん、神出鬼没のバンドユニット「パシフィカ」とHALさんサイドとのコラボが決まったのはマジです。この場の宣伝になってしまって大変申し訳ありませんが、HALさんの「未だにカオスなのかもしれない非日常」をよろしくお願いします。
 次はクレープセットを作った7番チーム(パックマン、ペイペイン、リック)。ここはあの焼き加減のミスさえなければ☆4組の中でも最高評価に1番近かったチームだが…?



オリオン「おいペイペイン貴様!なぜあの程度で料理を提出した!?貴様ならチタンと同じく☆5クラスの黄金級の料理も製作可能だろう!?たとえ貴様のチームに未熟なチームメイトを引き当てたとしても、貴様主導の地獄の料理特訓で鍛え上げれば…!!」
パックマン「オリオンくん、そんなにペイペインちゃんを怒らないであげてヨー!?ペイペインちゃんは何も悪くないんだってバ!?アレ、ボクたちが生地を広げる時にミスしちゃっただけんだかラー!?」
マヤ「ミス?…あの、一体どういうことですか?」
リック「ああ…;本番でパックマンがいつもの癖で生地を多めにお玉に掬い過ぎて、逆に俺は慎重にやり過ぎた結果として少なすぎる量をお玉に救ってしまったんだ…;特にクレープは生地の継ぎ足しをしたとしてもミスが目立ってしまうものだから挽回不可能で……;」
マヤ「ああ、なるほど…;それと、リックたちは食材を無駄にするのはダメだと思って、失敗した生地も捨てなかったんでしょ?」
リック「うん、正解だ……;」
シモン「……なるほど。しかし、料理が得意と聞いていたペイペインが、それを放っておく訳はないと思うが」
ペイペイン「…皆さま、納得がいかないようですので、当日に起きたことを全てお話ししたいと思います。言い訳に捉えられてしまうかもしれませんが、ここは講評の場ですからね」



 相手を評価しているが故に怒るオリオンと慌てて彼を宥める平面世界の黄色の住人と実直少年を制して、いつもの落ち着いた様子を崩さずにBVLのベースの闇麒麟族のメイドが語り始めた。



ペイペイン「私とて、今回の料理対決で何もしていなかった訳ではございません。集会当日のチーム決めが決まった日から準備期間の間、お2人の都合が良い日にちと私のアイレーン様のお世話がない時間の都合が合う際に、私はお2人に地獄の料理特訓を課しておりました。その甲斐もあり、生地に関してはお2人に全てお任せしても問題ないと思える程度にはお料理の腕前が上がったと確信しました。…当日。私はパックマン様とリック様に生地のことはお任せして、私は残りの製作難易度が高いなり手間が掛かるトッピングの用意に取り掛かっておりました。その際お2人が当然声を上げられたので、何かと思い一旦作業を中断してホットプレートの方に向かうと、そこには明らかに失敗しただろうと思われる生地と、冷や汗を大量にかかれているお2人のお姿がありました」
ハンドレッコ「…それで、ペイペインは2人がミスをしたことに気付いたんだね?」
ペイペイン「はい」
パックマン「…練習はペイペインちゃんが見てくれたことで落ち着いて出来たんだけどサ。あれは本番でサ、ボク、ついつい焦っちゃったんだよネ…;それでつい多く生地を盛っちゃっテ……;」
リック「俺も同様だ…。よりによって本番で、絶対に失敗してはいけないと思っていたのに…!不覚だし、本当に不甲斐ない……;」
クロウ「…あのペイペインが認めるってことは、2人は練習を真面目にやって、それでちゃんと出来るようにはなったんだろうな」
オリオン「…生地の失敗についての事情はおおよそ分かった。だが、残りの生地は全て貴様が仕上げたのだろう?その貴様の仕上げた生地のみを提出すれば良かったのではないか?それならば仮に数人は☆4評価を出したとしても、総合評価で☆5の黄金級の料理として認められたのではないのか?」
チタン「……」
ペイペイン「…それでは、オリオン様。及び会場に集合した全ての皆様にこうお問いかけします。確かに、私のみで料理の全ての作業を行えば最高評価は獲得したのかもしれません。ですが……」










ペイペイン「果たして『私だけが作った料理』が、チーム戦の料理とは言えるのでしょうか?」





HALさん、唐突な宣伝をしてしまい申し訳ありませんでした;感想まだ

結果発表(前編) ( No.481 )
日時: 2024/03/17 18:26
名前: 夢見草(元ユリカ) (ID: JC82K/KY)

……



オリオン「!?」
全員「……」





ペイペイン「…私とて、今回の料理対決で優勝したくなかったわけではないのです。私の結果は我が主であるアイレーン様や仲間のハンドレッコ、『Bad Virjin Lojic』やアイレーン様の下民総員や私やハンドレッコの下民総員、挑戦者に不安要素が多く読者の皆様から危険視されていた闇バンド組の皆さん全員、SB69組全員の評判に関わるものでしたから。何より、私自身のメイドとしてのプライドに関係しております。なので今回お料理の腕前がやや劣るパックマン様やリック様をチームに引き当てたとしても、最高評価たる☆5評価を獲得する気でおりました」
アイレーン「ペイペイン…」
ペイペイン「…ですが、今回の料理対決。私の完璧なメイドとしての実績が裏目に出たようです。アイレーン様にお仕えしている私にとって料理は簡単なものから難易度の高いものまで、毎日しているごくごく当たり前のことですが…。いくら練習期間中に問題ない腕前に引き上げられたとはいえ、お料理に私ほどは慣れていないお2人にとって、練習の環境と本番は大きく違うことを認識しておくべきでした。特に慣れていない物事に対して強く緊張しやすいリック様にとっては…。お2人のミスはこの問題を全て把握しきれていなかった私自身のミスでもあります。メイドとして、料理の道に挑む者としては限りある資源を用いた食材を無駄にするわけにも参りません。よって、総合評価が落ちる覚悟であの状態のまま提出致しました。制限時間の中で失敗した生地を別のものに流用する時間もアイディアもありませんでしたので。……その上で、批判や質問があるようでしたらすべて受け入れ、お答えします」



 7番チームは練習期間中にペイペインが主催した地獄の料理特訓により、パックマンとリックは生地作成においてペイペインが認めるほどには問題なくこなせるようにレベルアップしていた。だが練習期間で上手くできていたことでも本番ですべて完璧にこなせるとは限らない。本番特有の緊張感に飲まれ、さらに「本番で絶対に失敗をしてはいけない」という焦りと緊張のせいで、よりによって本番の大舞台で2人はミスをしてしまった。それを目撃したペイペインも流石に少し焦ったのと、自分と料理修行中の2人では本番のコンディションや緊張具合に大きな差があることを初めて悟った。これによりペイペインが残り全ての作業を行うことも一瞬考えたが、それでは今回のテーマである「チーム戦」の意味がない。ミスをして落ち込む2人を何とか叱咤激励し、失敗した生地も食材を無駄にするわけにもいかずその状態のまま、料理修行組である2人をカバーしながら全ての料理を完成させて提出した…というのが、7番チームの本番に起きた事情だった。
 そしてこれを聞いたのヤギ族の御曹司とKONAMIからやって来た元祖ヴァンパイアハンターと巻き込まれ委員長系女子は…。



オリオン「…フハハハハ!そうか、そうか…!理解した!あれは黄金級の料理ではないが、貴様のその崇高な精神は☆5評価の者たちに負けず劣らずの黄金級だと認めてやろう!!」
ペイペイン「オリオン様…」
シモン「……パックマン、リック。失敗しても、投げ出さずに最後まで諦めなかったのは、とても良かったと思う。何より、お前たちが料理の練習に真面目に取り組んだからこそ、ペイペインもメインとなる作業をお前たちに任せたのだろう……」
パックマン「そうかなァ…?ボク、本番でミスっちゃったケド…」
シモン「……大舞台で失敗するのも、また経験だ……。俺もスマブラに来たことで実感しているが、大乱闘の試合と同じだと思う……。お前と付き合いの長いゲムウォも教えるだろうが、今度、俺も、お前に料理を教えよう。だから、あれは今度スマブラ屋敷で振る舞ってくれ。あれは食べる人ごとにトッピングを選べるから、リヒターやネスやリュカやアイスクライマーたち、クッパジュニアたちも喜ぶだろう……」
パックマン「…うん、分かったヨ!アレは子ども組のみんなも喜ぶだろうナ〜!次はちゃーんとしっかりしたのを作るカラ、シモンにも負けないからネ!それにゲムウォのこともギャフンと言わせてみせるヨ!www」
シモン「……ゲムウォも、今回ばかりはお前の大好物をたくさん用意してお前を労うだろう。お疲れ様」
マヤ「…私も、慣れていないことではよく緊張しちゃうから、今回のリックやパックマンさんの気持ちはとてもよく分かるわ。それにもし私が今回の挑戦者として選ばれていたら、まず結果を出せていたかどうか…」
リック「いや、マヤは多分上手くやれていたと思うぞ?…俺は…」
マヤ「そんなことないわ!だって一部の作業においては、あの完璧なメイドさんのペイペインが認めるくらいにはレベルアップ出来たってことじゃない!それってとてもすごいことよ!まずはそんな自分を誇りに思って!」
リック「マヤ……」
マヤ「☆5を獲れたレオンみたいには上手くいかなかったのだろうけど。でも、これ以上自分を責めるのはやめてね?あなたも『自分のせいでペイペインの足を引っ張ってしまった』って、とても苦しんでいたんでしょう?私、の頑張り屋さんなところは尊敬してるけど、必要以上に自分を責めるのは頂けないわ。…それとね?今度私にお料理を教えてくれる?あのメイドさんから直に学んだテクニック、私も活かしたいからね?サツキ先生はもちろんだけど、家庭科担当のリディア先生もあなたが懸命に励んだことは認めてくれると思う…!」
サツキ「そうね、マヤさん。…リックくん。練習期間中や本番の様子のことは私は分からなかったけど、自他共に厳しいと伺ってるペイペインさんが認めるレベルにまで達していたのなら、それは誇りに思って良いと思います。それに失敗は経験の素とも言うわ。次に似た課題があっても今回の経験を糧に同じ失敗を繰り返さないようにすればいいからね?次回のアカデミーの調理実習ではあなたがリーダーとしてチームを仕切ることも出来そうですね?リディア先生も今回の講評の映像は職員会議でご覧になるでしょうし、それは他の教師陣の皆さんも同じですよ?…リックくん、今回はお疲れ様!」
リック「…はい、サツキ先生!この経験は次に必ず活かして見せます!ご意見ありがとうございます!」



 挑戦者たちの誠意は固定審査員たちや+α審査員たちに伝わり、先ほどまで暗い雰囲気だった講評はいい感じに。会場も彼らの健闘を讃える暖かい拍手に包まれた。



オリオン「…だがペイペイン。お前の黄金級の料理を試食できなかったのは不満だ。次回の対バンでは俺たちに貴様の作った黄金級の最高級の差し入れを持参して来ることを約束しろ。あと貴様の崇高な精神には目を見張るものがある。アイレーンに仕えるのは辞めて、爺に次ぐ俺の従者として認めてやってもいいぞ?報酬ならアイレーン以上に出すぞ?」
ペイペイン「承知しました。…私は終身アイレーン様にお仕えする身なので貴方にお仕えすることは『絶対に』不可能ですが、次回の対バンの差し入れのことでしたらこのペイペイン、『完璧たるメイド』の名に賭けて完璧なお料理を皆様へご準備しましょう。…あくまでアイレーン様及び『Bad Virjin Lojic』のことが最優先になりますが、お手伝い程度でしたら貴方の相談に乗ることは可能ですよ?サウンドベルを撒き散らすあのパフォーマンスは高評価を出す皆様もいるのでしょうが、どうも私にとってはただの成金の如く映りますので…ね?」
オリオン「なっ、成金だと!?…おいペイペイン、それは一体どういうことだ!?俺及びセレンとアルゴンの実家はMIDICITY設立から歴史と由緒ある名家なのだぞ!?」
ペイペイン「さあ?…そのままの意味、とだけお伝えしておきます。それと私のこの評価が嫌なら別のパフォーマンスの形式を考えた方がよろしいのではないでしょうか?とだけ」



マヤ「そもそも今回の試食でリックのお料理に当たるとは思っていなかったわ!ラスクやセリオスが微妙な表情で出て来たり、あの酷い激辛騒動や吐血騒動が起こったり、私と同じ+α審査員の皆さんがとっても個性的だったから、今回の料理対決は一体どうなるのかと心配だったけど…!さっきも言ったけど、今度私にお料理を教えてね?私も家庭科の成績は普通だし、リエルやピーチさんやサユリや鈴花たちのすごいお料理の腕前を見ていたら女子として負けられないと思うのと、きちんとレベルアップしたいと思っているからね!今回ペイペインから学んだことを私にも教えてね!」
リック「俺、ペイペインのあの地獄の料理特訓は本当に大変だったからもう2度と経験したくないと思えるほどだったが…!最高クラスの腕前を持つ者から学んだことを次の家庭科の調理実習に活かしたり、学友たちに上手く伝えるのもまた義務だよな。料理は一朝一夕では身に付かないということと、改めて俺たちの命を長らえる食事は常に感謝の思いを抱いて頂かなければいけないこと、食材の生産者の方々には常に感謝を忘れてはいけないということが今回の件でよく分かった!俺でよければ、力になれるように協力しよう!それと今回はペイペインとパックマンとのチーム戦という形での挑戦だったが、格闘技の大会での優勝を目指すように、今後自力で個人戦の料理対決でも優勝出来るように俺も励む!その時はマヤに渾身の料理を振る舞えるようにするから、これからも俺の挑戦を見守っていてくれないか?」
マヤ「ええ、もちろん!…リック、今回は本当にお疲れ様!」
リック「ああ、今回イマイチな出来のものを食べさせてしまったのはすまなかった!同じ賢者を目指す学友として、かつて第1アカデミーの騒動で巨大な洞窟に閉じ込められていた頃からの付き合いとして、そしてクロスオーバーギルドの同期のメンバーとして、今後ともよろしく頼む!」



 審査員担当だった者たちは挑戦者に評価用紙と属性宝石を渡す。そしてその際に少しやり取りをする。だがその際、そのやり取りを見ていた同チームの平面世界の黄色い住人は…。



パックマン「いヤ〜!若いって、本当にイイね〜!ペイペインちゃんはボクたちの地獄の料理特訓の時もだったけどいつも冷静なのにちょっとムキになってて可愛いし、リックに至ってはさっきのコメント、まるでマヤちゃんへのプロポーズみたいジャン!これでクラスメートと同期ってだけなのは割と本気で詐欺クラスだヨwww」
リック&マヤ「ゑ?」
アイコ「!!…パックマンもそう思うよね!?アレ、絶対に付き合ってないとおかしいレベルじゃん!!ねえねえ奏、奏もマヤのコンビパートナーとしてそう思うでしょ!?」
奏「あっ、え、えーと…;」
ベレス「!!つまりコレはお馴染みらーぶらーぶコースってことよね!ここはカオスを愛する教師として、『あの音頭』を取るわよベレト!」
ベレト「そうだね同志ベレス!…はい、会場にいるみんなも一緒に!!」
パックマン「らーぶらーぶ」
ギャグとカオス大好物組全員「らーぶらーぶ」
アロエ&ミュー&タネフルン「らーぶらーぶ?」
リック&マヤ「うわあああああーん!!」
ペイペイン「…パックマン様。貴方へ響かせる断罪のソリテュードは如何でしょうか?それともX旋律~Schlehit Melodie~の方がよろしいでしょうか??」
アイレーン「ムーッ!ペイペインはお前のような性格の悪いやつには絶対に渡さないのだ!いーっ!!」
チタン「…あの、オリオン。少なくともパックマンたちはお前を讃えてはいないと思うんだが…;」
セレン「そうだね~。も自分が世界の中心だと思っているフシがあるのと、わりかし抜けてるところがあるからね~」
アルゴン「…でもとにかくみんなが明るくなったし、これで一件落着だぜ!フォーッ!!」
シモン「……ああ、パックマン。ゲムウォからLINEが来ているぞ。『後で話があります』とのことだ……」
パックマン「」



 はい、やっぱりカオスが大好きなパックマンが今回自分と組んだ仲間たちを揶揄いました(笑)。それにヤキモキしているマヤの幼馴染の普通の女の子やカオス大好物組がまとめて便乗し、場はなぜからーぶらーぶコールに包まれることに。元から恥ずかしがり屋の実直格闘少年は全身真っ赤になるほど慌てふためき、BVLの闇麒麟族のメイドは優雅な微笑みを浮かべながらも自分の愛用するエレキベースであり武器の刃先をギラリとパックマンへ向けてみせる。最終的にそんな平面世界の黄色い住人の元へは旧友であり親友であるDX組の黒き住人からお説教が飛ぶハメに(笑)。





感想まだ

結果発表(前編) ( No.482 )
日時: 2024/03/17 18:31
名前: 夢見草(元ユリカ) (ID: JC82K/KY)

……



 一瞬場がとんでもないカオスに包まれたが、ともかくこれで7番チームへの講評はおしまい。次は14番チーム(カムイ、でゅらでゅら、カミュ)。ここはいうまでもなく「ミラクルクッキング」の影響でトマト鍋を提供したところだ。読者の皆さんも「ここでなぜトマト鍋!?」と全員がツッコミを入れてましたね。



林檎「ちょっwww何これwww私、とっても楽しかったわwww職業がら他の場所だと生かせなさそうなのが残念でたまらないわwww」
龍也「おいおい、何だこのらーぶらーぶってのは;俺、今まで聞いたことがなかったんだが;…14番チーム!☆4組最後の講評はお前らだ!しっかり締めていけよ?」
カムイ「…このカオスの後で俺らの講評かよ;んで、俺たちのアレを食ったのは…姉貴ィ!?」
でゅらでゅら「この後だと吾輩たちの講評はかなりやりづらいのだが;…まりまり!」
カミュ「はっ、愚民めが。誰もが予測し得ることなのに何故問題を起こす?…黒崎と美風が医務室送りになり、神宮寺と聖川は別の者の試食を担当した。つまり俺のパートの試食をしたのは一十木か…あ、天宮ァ!?」
カグヤ「はい、私たちですよ?カムイ、でゅらでゅら様、カミュ様。…それとあのお料理ですが、やっぱりミラクルクッキングでああなりましたのね…;」
まりまり「でゅらでゅらー!でゅらでゅらとみんなのトマト鍋セット、ぶち美味かったとね〜♪」
凛音「カミュさん!…ええっと、音也くんたちじゃなくてごめんね;Sorry…;」
カミュ「いや……;」
音也「カミュ先輩、俺は別のパートの試食だったよー;」
レン「…ひとつだけ聞いていいかい?何でお題がパン料理なのにトマト鍋を提供したんだい、バロン…;」
真斗「おい、先輩のチームメイトを見て察しろ神宮寺…;」
ジョーカー「トマト鍋www嘘だろwww俺たちがハンバーガーを作っている時に鍋を作った奴らがいたのかwww」
もんもん「えっと、そろそろみんなの講評を聞かないかい?;…でゅらでゅら、僕たちにも、一体何があったのか教えてくれるかい?」



 14番チームの一部は自分のパートの試食者に驚くも、講評に入る。今回の挑戦者の1人にカムイがいることからミラクルクッキングが発生したことは真っ先にわかった。しかし、今回はチーム戦のはず…?一体何故トマト鍋を提供することになったのかは彼らに直接確認してみよう。



イカ「ねえ、そもそも何でパン生地がトマト鍋になったのー?」
カムイ「それは俺だって聞きてえよ!?」
雷那「あのー、ちなみに皆さんのチームのパン生地がパン料理としては絶対に利用できないものに変化したらしいですけど、一体何に変化したのかこちらにも教えて頂けますか?」
カミュ「……トマトスープのブイヨンだ」
全員「肺?」
カミュ「だから、トマトスープだと言っておるだろうが!?言っても分からんのかこの愚民どもが!?」
がしがし「いや聞いてるよ!?聞いた上でそれが信じられねえんだよ!?」
つぎはぎ「固体のはずのパン生地が、液体のお料理を作るための素になっちゃったんだね……;」
でゅらでゅら「正直、当日目撃していた吾輩たちも腰を抜かすかと思ったぞ;…カミュは以前実際にカムイの作った料理のミラクルクッキングを目撃したことがあったらしいが、吾輩はカムイをチームに引き当てた時から本当に彼の料理がミラクルクッキングになるのか気になってな。練習期間中、彼に10回ほど通常の簡単なパン料理を作らせたんだ。そうしたら…;」
カムイ「全部パンじゃねえものに変わりやがったんだよコンチキショウがOTL何だよパン生地が焼き上がった途端に三色団子や鶏肉の蒸し焼きや新玉ねぎの塩昆布和えに変わるってOTL」(証拠写真提供)
エリーゼ「ちょっwww本当に全部パン以外のお料理に変わっちゃってるしwwwしかもどれも美味しそうwww」
ブレディ「ちょうど冬と春の間が旬の新玉ねぎの料理とかあるし、その変わっちまった料理も普通に食いてえな…;ミラクルクッキングでも旬の食材は意識してるんだな;」
まりまり「うんうん!…あれ?でもそうしたら、『パン生地だけはカムイに触らせない』ってやり方も出来たとね?」
でゅらでゅら「そうなんだまりまり…;カムイにパン生地を行き渡らせたらどう足掻いてもパン料理以外が出ることを悟った吾輩たち2人は、付け合わせはともかくメインのパン料理だけはカミュと2人で製作することに決めた;これも準備期間中に判明したんだが、カムイも飲み物だけは普通に淹れられたからな;」
イカ「あー!そういえば確かに!カグヤもお紅茶は普通に淹れてたねー?」
カミュ「……そもそも、以前の料理対決で出た事例や問題事項を調べていた俺たちは、その過程で『ミラクルクッキングが発生しても☆5評価を獲得した』事例もあることに気付いた。しかもそれを達成した料理対決のルールはペア戦とのことだった。…これなら仮に味方にミラクルクッキング製作者がいたとしても優勝の希望は無いわけではない。全てを完璧にこなすのがシルクパレスの伯爵としての使命であり、俺の信念だ。それならば☆3以上といわず、優勝である☆5評価を目指すまでと目標を改めた訳だが…」
凛音「ええっ!?そ、そんなこともあるんだね!?私も初めて知ったよ!?」
サツキ「つまりミラクルクッキング発動でもお題無視にならなかった、ということでしょうか?ミラクルクッキングの方だと味は保証されますから…お題と変わってしまったお料理との相性が良かったのですかね…?」
でゅらでゅら「多分そうだ。それとその案件だが、どうやら味方に最高クラスの料理の腕前を誇るキャラクターを引き当てた幸運もあったそうだ;…まあそれはともかく吾輩たちも最初は『パン料理』を作ろうとした。伝言上のピザトーストとシナモンロールだな。ルール上定められていたパン生地用の自動販売機から生地を出し、作業行程を始めようとしたその時に……;」
カムイ「…突然、俺たちのキッチンブースで何故かデカい地震が起きた。俺ら3人が体勢を崩して、その時にちょうど出されたパン生地が、どっちも俺の手に乗っかっちまって……;」
翔「パンがカムイの手に乗っかっただけでトマトスープの素に変化したのかよ!?マジでどうなってんだよミラクルクッキング!?」
カミュ「それは俺たちが1番知りたいぞ来栖。…だが、万一ミラクルクッキングが発動した際に備え、水龍の血を継ぎし王子の予算分(5000円分)は材料を購入せずキープしておいた。そして俺たちの中で1番料理の腕前に優れるしにものぐるいの吸血鬼ギタリストの提案もあり、変化した料理を生かして俺たちは再起したのだ」
でゅらでゅら「追加の買い出しもルール上認められていたからな。本当ならそれらを使わずにパン料理を完成させたかったのだが;…ともかく、変化したのがトマトスープということで吾輩の得意料理であるトマト鍋なら十分活かせると思い、カムイに指示と追加の買い出しを任せて吾輩とカミュは料理の準備に取り掛かった。得意のトマト鍋のレシピは吾輩の手にあるし、カミュに指示を出しながらベースとなるトマトスープや追加の買い出しとして継ぎ足したトマトホールの缶詰やケチャップを用いた味付けから切った具材の投入、隠し味による遊びをこなしたぞ。それと料理の一部は既に購入してあった材料を使った。元々作ろうとしていたものもピザトーストだったからな」



 14番チームは万一発生してしまったミラクルクッキングに対応出来るように、あらかじめ買い出しを抑えて予算をキープしておいたのだ。ルールをうまく活用したのでミラクルクッキングに対する問題は早期解決。カムイがすぐに運営に申請もしたので、これはルール上なにも問題はない。パン生地の変化に慌てた仲間もすぐさまトマトスープのブイヨンに合う料理や食材を用意したのだ。



ロッシュ「そういや調理中のキッチンブースで何か『何でパン生地がそれに変わった!?』とか、『今からパターンBに移行する』とか何とか言ってたような…。アレ、もしかしてお前たちか?;」
カムイ「おう…;しかもパン生地用の機械が何故か壊れちまって、絶対に手製のパン料理は出せなくなっちまったから…;大型ショッピングセンターで売られてる既製品のパンを出したら間違いなく失格だろ?;」
ミシェル「うーん、どうなのかしら…?この場合は仮に既製品のパンを提出したとしたら、審議対象になりそうだけどね…;」
那月「…ミューちゃん先輩、カムイくん、でゅらでゅらさん…;」
モア「あのー、モアたち、3人にすっごく謝りたいことがあるぴゅる…;」
ミシェル「…モア。那月。それはあなたたちの講評の時に聞くわね?それでいいかしら?」(嫌な予感がする…;)



 14番チームを襲った謎の地震とパン生地用機械の故障。これには何か隠された事情があるのかもしれないが、それは一旦置いておいて講評の続きを聞く。



まりまり「でも、でゅらでゅら!カムイ!カミュ!みんなの作ってくれたトマト鍋はぶち美味かったばい〜♪とってもあったかくて、食べる人のことを考えとった素敵なお料理だったばい!もしお題が『鍋料理』や『冬に食べたい料理』だったら☆5も取れてたかもしれんね!!」
カグヤ「そうですねまりまり様。あれはスマブラ屋敷のお鍋パーティやクロスオーバーギルドのお鍋パーティの時にぜひまた頂きたいですわ」
でゅらでゅら「お題違いの料理でそこまで言ってもらえると本当にありがたいし、失格覚悟だった吾輩たちとしては救われる;…まりまり。あれは今度、『しにものぐるい』のみんなや火バンド組の会合でまた作る。そこで持って行くぞ。楽しみに待っていてくれ」
まりまり「ありがとう!でゅらでゅら、みんな!今回はお疲れ様〜♪」
カムイ「マジで失格じゃなくて良かった…;俺だけならまだしも、俺のせいででゅらでゅらとカミュまでこれ以上のとばっちりを食らったら立ち直れねえ……;」
カグヤ「ふふ、カムイは相変わらず心配性ですね?…今回の料理対決では、あなたも不利な中でできるだけのことをしたのです。私の弟としてあなたを大変誇りに思います。これはリョウマお兄さまやマークスお兄さまたちにも持って行って食べて頂きましょうね?2週間の準備期間、本当にお疲れ様でした」
カムイ「……まあ、兄貴たちがパンじゃなくて鍋でいいんだったら」(照)
サクラ「別次元だと分かっておりますが…!そちらのカムイお兄さま!もしよければ打ち上げて私たちにもお裾分けして頂けますか?それと、私たちの作者にも持って行ってもいいですか!?」
カムイ「へ!?…あ、ああサクラ!エリーゼ!お前たちがいいんだったら、こんなんでも出すし、お前らの世界にも持ってけ!!」
エリーゼ「あたしもそっちのお兄ちゃんお手製のトマト鍋を食べたいな!それに、お写真にも撮ってあたしたちの世界のみんなにも見せるねwww」
カムイ「そ れ は や め ろ や!!」



 FEifの水龍の血を継ぎし王子としにものぐるいのギタリストは慕う双子の実姉と仲のいい幼馴染のギターボーカリストに褒められ、失格ではなかった安心感と仲の良い人物に褒められた達成感を抱いてステージを降りる。だが、QUARTET NIGHTの伯爵は未だステージの上のままだ。





感想まだ

結果発表(前編) ( No.483 )
日時: 2024/03/17 18:48
名前: 夢見草(元ユリカ) (ID: JC82K/KY)

……



凛音「カミュさんがメインになって作ってくれたゼリーもとっても美味しかったよ!前に振る舞ってくれた時よりレベルアップしていたし、色の違いや食感も楽しめて…」
カミュ「…妙な慰めはよせ、天宮」
凛音「え?」
カミュ「……所詮何と言われようが、俺の作品は題材無視の失格寸前の出来だったのだ。来栖や固定審査員や追加の審査員の貴様らがどう言おうが、それは変わらん。今回の最高評価獲得者の中には料理の腕が大きく劣る挑戦者もいる。そいつらと異なり、俺は今回の企画で結果を出すことが出来なかった。言い訳はせん。お前もせいぜい俺をなじるがいいわ」
嶺二「ミューちゃん……」
セシル「…カミュが、とっても落ち込んでいます…。いつもイジワルでオウボウでワガママで自信タップリなカミュなのに、アレはとても珍しいです……」
トキヤ「常に完璧主義者のカミュ先輩ですからね…。元から仕事に一切の妥協を許さないお方です。その彼がいくら味方の事情があったとはいえ、料理対決の大舞台でお題無視の料理を製作してしまったとなったら…。仮に私が先輩の立場でも落ち込んでいたと思います;」
テディ「あの人はいつも自信満々な人だと思ってたけど、あんなに落ち込むこともあるんだね〜…」
カズーイ「多分アイツもミラクルクッキングが起きた時に何とか出来ないかと思ったんだろうけど…;」
レン「バロン……」
真斗「カミュ先輩……」
コリエンテ&タロー「カミュ(さん)~;」
カムイ「カミュ、本当に、本当にマジでゴメン」OTL
でゅらでゅら「彼、先程まではだいぶ気丈だったのだが…;」
美園(しかも、よりによってここの試食者が…;カミュさん、凛ちゃん、大丈夫かしら…;)



 完璧主義者のQUARTET NIGHTの伯爵にとっては仮に「失格」にならなかったとしても、今回の結果は大変不本意なものだった。常に自信に溢れ凛と堂々とした佇まいを見せる彼だが、今回ばかりは流石に落ち込みの色が強く、全く普段の彼らしくない後ろ向きの発言を見せる…。仲間や後輩たちや関係者やギャラリーが何も言えなくなる中、少女が評価用紙を一旦ステージ上のミニテーブルに置き、そのまま彼の目の前に進み出る。そして固く拳を握っていた彼の両手を手に取り、そっと、そうっと自分の両手で包み込んだ。



カミュ「…天宮?」
凛音「カミュさん、あのね?少しだけ私のお話を聞いてくれますか?…私、今回の試食でさんのお料理を食べられて、本当に良かったと思っているの」
カミュ「…何故だ?お前も寿や一ノ瀬、カイルやリエルの方が良かったはずだろう。あのレオンや阿呆の田名部ですら最高評価獲得者だぞ」
凛音「…だって、カミュさんは、今回の料理対決の中でも最高の結果を出そうとして、あのトマト鍋やフルーツゼリーの中にカミュさん特製のマジェスティックパワーを込めたんですよね?」
カミュ「……最高評価を獲得できなかった以上、全て水の泡と化した訳だが」
凛音「Bubbleになんかなってないよ!!声が出さなくて王子様に想いが届かなかった人魚姫さんだって、泡になっちゃったあとでも、天国へ行けたのよ…!?さんたちはそうじゃない!さんたちがお料理に込められた想いは翔くんや作者やイカちゃんやクロウくんやサツキ先生や華ちゃん、カグヤさんやまりまりちゃんに届きました!!それはみんなを見ていた私がショーメイ出来ます!!」
カミュ「…話が逸れているぞ天宮。お前のそれは、いつものことだが」
「あっ、ごめんなさい;…ええと、それで、私が何が言いたいかって言うと…。今回のお料理対決でミラクルクッキングが起こっちゃった中でも、自分の今出来ることを一生懸命に頑張ったさんのことを、私はとてもすごいなって思うし、尊敬するし、だからこそ『上手くできなかった』からってさんが自分を悪く言うのを見るのは、とても辛いです……」
カミュ「……」
凛音「……やっぱり私、日本語がダメだな。何かを言葉にしようとしても、上手くまとまらなくて…。余計に嫌な気持ちにさせちゃったのなら、ごめんなさい」
カミュ「……馬鹿者め。謝罪を要求していない場面で勝手に謝ろうとするな」
凛音「!」
カミュ「…次こそは、必ず俺の完璧かつ高貴なるパン料理を製作して見せよう。その際は天宮、お前にいの1番に試食させてやる。コンビパートナーのよしみだ。ありがたく思え?」
凛音「うん!私もさんのマジェスティックなお料理、すっごく楽しみにしてます!私も家庭科の授業やお料理の勉強をすごくすごく頑張りますし、その時は私の作った作品も持って行くね!私のドジで変なミスをしないか心配だけど、でもそうならないように、できる限り頑張りますから!!」
カミュ「お前には何もないところで転ぶ癖があるからな;…まあ、天宮凛音。お前と知り合った期間は短いが、このクロスオーバーの世界でお前と紡ぐコンチェルトも悪くはない。俺は何もかもを言葉にするのは無粋な馬鹿のやることだと思ってはいるが…。俺とお前の縁は、紡がれるべくして紡がれたのだろうと。それだけだ」



 自分の拳を握り締める少女の手を一旦離し、己の掌を広げて彼女の手を包み込み、そしてそっとそれを握り返す青年。いつものお馴染みの不敵な笑みとも、不機嫌な時の眉間に皺を寄せた顔とも、裸族騒動などにぶちギレた般若のような様相でもない。ただそのまま目の前の少女を慈しむかのような、どこか素朴で穏やかな表情だった。少女もそんな彼の変化した様子を見たのか、こくりと頷いた。
 そして、読者の皆さんはとっくのとうに気付いているかもしれませんが。彼らのこのやり取りは料理対決の講評の場で、自分のチームメイトと後輩たちと友人たちと関係者たちとその他ギャラリーの目の前で繰り広げているものである。全員が何故か彼らの様子を固唾を飲んで見守っていた中…。





真理子「…ヘーイ、Dj.ジン!?アーユーオッケー!?」
迅「イェアマイ師匠!!…ミュージックスタート!!」





BGM:マリアージュ(QUARTET NIGHT/ASSSの原作の方のOP)





ギャグとカオス大好物組以外のギャラリー全員「!?」
林檎「えっwww嶺二ちゃんやカミュちゃんたちの歌じゃない、コレwww」
嶺二「ちょっwwwこれ、僕たちの原作の曲の方じゃんwww代表曲の『ポワゾンKISS』ですら知ってない人もいるかもしれないのに、これは誰もわからないでしょwww」
迅「はいwww俺もたった今師匠にCDを渡されてwww俺、師匠のこの行動力は本当に尊敬しますwwwあともしコレを見たら絶対にうちの管理人が尊死しますよ?www」
吽「そうなんですか?wwwかなーりマイナーな曲を持って来ましたねwww」
カイ「しかもメンバー中2人が被害に遭ってぶっ倒れてて今いないってのにwwwということはあの人のためだけに流したのかよ?www」
ベヨネッタ「どうせなら『But〇erfly』とか色々あるでしょ?www…でもまあ、むしろこれが夢見草サイドらしいのかもね?www」
ジョーカー「かもなかもなwwwあ、曲を変えるなら俺、オススメのチョイスがあるぞwww…コレだ!www」
迅「あ、マジですかジョーカーさん?www…なら今分かりやすい方に変えますね?www」





BGM:愛を込めて花束を(〇up〇rfly)





全員「あっちこっち変なふうに曲を変えるなー!?」
真理子「えー?誰もが知ってる名曲なのにー?」
全員「そういうことじゃねーよ!?」
カミュ「…愚民ども、貴様らあああああぁぁぁぁぁー!!!!!」(激怒)
夢見草「まあまあ怒らないでカミュ様?www…カミュ様!凛ちゃんはあなたのお料理の特徴に真っ先に気が付いていたわよ!」
カミュ「はあっ!?」
嶺二「!!…そうだそうだ、ミューちゃんたちのところは僕たちとは違って、お料理が変わっちゃったミラクルクッキングだったじゃないか!それなのに作った人のお料理の特徴を真っ先に見抜いたって、これはちゃんがミューちゃんやミューちゃんの作るお料理のことをいつもよく見ていてすぐに気付いたってことだよね?」
凛音「!?…え、ええっと…!?」
嶺二「つまーり、これは間違いなく!ミューちゃんとちゃんのアチチでファンキーなラブラブマリアージュが呼び起こした奇跡ってことだよね!キャー!ねえねえ2人とも、この場で永遠の愛とか誓っちゃったりするー?www」
真理子「ねえ、誰か!誰か今すぐブーケトス用の花束を持ってきてー?あたしの大親友の門出は絶対に祝わないとねー??www」
ベレス「突然のことだから結婚式用の華やかな服がないのが無念だわ…!せめて、花嫁の頭に掛けるヴェールを!何ならいっそこのまま私たちの大聖堂で式をやりましょう!?私からエメリナ様にも進言するわよ!?」
ベレト「会場の皆さん、もう1度ご一緒に!はい、せーの!…らーぶらーぶ!!」
凛音「ーーーーーっ!!!!?」
カミュ「『コンジェラシオン』!!アイシクルエンハンス!!カルテットブースト!!…『Floating Labyrinth』!!
「ちょ、ミューちゃん、僕風属性だから氷魔法とか氷結攻撃はじゃくて…あんぎゃあああああぁぁぁぁぁー!!!!?」
夢見草サイドのギャグとカオス大好物組全員「ぎゃああああああああああー!!!!?」





 はい、やはり言わずもがな目の前で繰り広げられたカミュ凛に対してギャグとカオス大好物が大ハッスルし、それに怒ったQUARTET NIGHTの伯爵様が大得意の氷結魔法をぶちかましました(笑)。それ、代表固有魔法の絶エモetcじゃなくて初出の新必殺技ですね?巨大な雹の渦を召喚しつつレイピアの剣術で生み出した氷塊を相手に命中させやすいように整えた上で対象にぶつけるとか、まさに魔法と剣術を融合させたテクニカルタイプの前衛の見本形と言えるような見事な攻撃ぶりですね??しかも氷属性の威力アップの詠唱に加えてブーストまで掛けているとはやる気(物理)絶好調ですね???
 彼の攻撃は自分を揶揄ったギャグとカオス大好物組に対してのみぶち当てており、特に氷魔法が弱点属性のひとつかつ自分の仲間であるQUARTET NIGHTのリーダーにはバフ技込みで最大威力をぶちかますとまさにため息を付くかのようなナイスコントロールぶりであった(笑)。お陰で嶺二は完全に分厚い氷塊に覆われて凍り付いています。





感想まだ

結果発表(前編) ( No.484 )
日時: 2024/03/17 18:55
名前: 夢見草(元ユリカ) (ID: JC82K/KY)

……



夢見草「このままだとカミュ様が会場を氷の城にしちゃうからBGMは止めてwww…そういえば。カミュ様!カミュ様たち14番チーム?読者さんから『ミラクルクッキングに振り回されたのに高評価はすごいです』ってお褒めの言葉と、あとなんかプレゼントを受け取ってるわよ?」
カミュ「ふん。…ほう?俺たちに称賛のコメントと貢ぎ物だと?随分と殊勝ではないか」
カムイ「えっ、ミラクルクッキングでお題無視だったのに、なんか貰えるのか…?;」
でゅらでゅら「優勝したわけでもないのに、何だか申し訳ないな;吾輩は変なものでなければ、あとまりまりやつぎはぎやもんもんやがしがしと共有できるものなら何でも有難く頂くが。一体、何が……」





14番チームへのプレゼント:有数の名所の温泉旅行券(2名分)と最高峰クラスの旅館のスイートルームのペアチケット(ただし何故か新婚旅行用の色々アレなオプション付き)☆





カムイ&でゅらでゅら&カミュ「」





カミュ「……おい、作者。ついでに破壊神と音楽神。これを贈り付けてきたのは、一体どんな奴らだ……!?」
クレハン「ちなみにソレはW683さんとこからのプレゼントだぜwwwコメント自体はあっちの最推しアイドルの1人の櫻井桃華(デレマス)からのものだけど、プレゼントはあっちの(腐った)女子総員かららしいぜ?www」
MZD「曰く『ツンデレ×天然の極地、ゴチです!お2人とも、ぜひこれで思いっきり羽を伸ばして思いっきりイチャイチャして下さい!そしてお2人のロマンティックな時間を今度発行する私たちの新刊(R-18)に載せるので、どーぞ4946やっちゃってください☆』…だとwww」
カミュ「俺が未成年に手を出す下衆かと思っているのか其奴らはああああかぁぁぁぁぁー!!!!?そしてこの俺をどれだけ愚弄する気かこの愚民どもがああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁー!!!!!」(▼益▼#####)
でゅらでゅら「カミュがぶちギレたあああああー!?…えっとカムイ!ちょっとコレは君が預かってくれないか!?作者が受け取ってしまったってことはもう突き返せないんだろうし、こっちだとまりまりとつぎはぎに変なものを見せるわけにはいかないから!!チケットはちょうど2名分だしそっちで変なオプションは外して、姉弟水入らずの時間を楽しんできてくれ!?」
カムイ「はあっ!?勝手にそんなブツを俺に押し付けんじゃねーよ!?」
カグヤ「温泉旅行…!?噂で聞いたことはありましたが、長期間幽閉されていた私は堪能したことがありませんわ!カムイ、私、その温泉旅行に行きたいです!!」
カムイ「姉貴いいいいいいいいいいー!!!!?」
ベレト「さすが、カグヤ…。僕たちに出来ないことを軽々とやってのける…。そこに痺れるゥ…」
ベレス「憧れるゥ…」
ルフリ「あなた方は何も反省されていないのですか?…まあ、わたしもあなた方3人でしたらカムイさんたちご姉弟で堪能されるのが1番丸く収まるのではないかとは思いますね」
凛音「シクヨロ?…あっ!あっちの歌鈴ちゃん(デレマス)の神社のお話が出ていますね!私、ブッカクジンジャーはとっても気になります!!それにキョートには1度行ってみたかったの♪」
矢島「凛音えええええー!?」
カミュ「天宮!?お前、一体何を言っているんだ!?」
凛音「私、シューガクリョコーになんて行ったことないですし…。あっ、でも温泉の旅行はカグヤさんたちが姉弟、えっと…『入り水』でEnjoyされるんでしたよね?兄弟(姉弟)っていいなあ…。それなら仕方ないよね」(´・ω・`)
「それを言うなら水入らずだ天宮!!……はぁ。あんなもの、日本全土にはそれこそ履き捨てる程あるが?なぜあのようなものがあれほどあるのか、来日したシルクパレスの伯爵たる俺には全く理解できんが…。それと天宮、別にわざわざ京都まで行かずとも浅草ならそれらしきモノを両方見ることが出来るが?その上で浅草名物のさまざまなスイーツを堪能することもな?」
凛音「!?…ブッカクジンジャーにスイーツまで!?…さん!だったら今度浅草に一緒に行きましょう?」(`・ω・´)
カミュ「!?…おい、何故、俺を誘う!?」
凛音「今迄知らなかったし、行ってみたいの!!…それとも、あの、やっぱり私となんてご迷惑でしたか!?1回行った場所だからつまらないかもしれないし、元からのお仕事もあって忙しいだろうし…!?」
カミュ「行かんとは言っておらんだろうが!!…これはプライベートの案件として持ち込む!!スケジュールの調整をせねばならんゆえ、せいぜい首を長くして待っていろ!!」
凛音「はい!!」
エリーゼ「どうなるかと思ったけど、なんだかんだで上手くまとまってるみたいだねー?www」
迅「そうですねエリーゼさんwwwこれを見たうちの管理人の残ライフが心配ですwww」
雷那「もしかしたら塵ひとつ残ってないかもしれない…;後で阪奈と九瓏に聞いてみないと…;」
でゅらでゅら「一体何で君たちはそんなに笑っていられるんだ?;…だが、『しにものぐるい』のメンバーでも浅草巡りをするのは悪くないな。吾輩たちの種族上、擬人化薬は必須だがな」
がしがし「そーだな、でゅらでゅら!俺らも今度『アサクサ』に遊びに行こうぜ!な、つぎはぎ!まりまり!もんもん!」
もんもん「そうだね、ウワサだとそこは妖怪ストリートと似た雰囲気があるとか…。あっ、外出なら夏以外の季節でね;」
つぎはぎ「夏じゃなくて、もうすぐ春になるからちょうどいいんじゃないかな?僕、もんもんに肩車してもらいたいなー♪」
まりまり「みんなでアサクサ巡りったい~♪」
サクラ「浅草巡りはとてもいいですね!白夜王国を思い出します!…私もリョウマお兄様やヒノカお姉様、タクミお兄様と一緒に行こうかしら…?」



 W683サイドの皆さんのあまりにもカオスなプレゼントにまたまた場は怒号とカオスに包まれる。だが『温泉旅行』に興味を示したかつて幽閉されていた水龍の血を継ぎし王女によりあの困ったプレゼントはカムイ姉弟の元へ行き渡ることとなった(笑)。もちろん変なオプションは外します(笑&せっかくの高級プランのくせに勝手に変なモノを付けて贈り付けてんじゃねえよbyカムイ)。そこから何故か連想して歌鈴(デレマス)の神社→神社仏閣→浅草巡りの話題になり、仲の良いもので遊びを満喫するようになったようだ。一時会場を本気で凍り漬けにするかと思われるほどぶちギレていたQUARTET NIGHTの伯爵も何とか落ち着き、何はともあれ14番チームの講評はこれでおしまい。



矢島「な ん で あ ん な の が 凛 音 と」
サツキ「矢島さん、どうか落ち着いてくださいね;…青春ってああいうものかしら?私には…アレの件で青春なんて縁がなかったものだから、少し羨ましいかも」
イカ「サツキ先生、今からでもこれからでもたーくさん人生は楽しめるって!!何なら自分が青春だって思った時が青春だよ!!」
クロウ「まー、それはそうだな!俺にとってはシンガンが結成された時から今までずっとが青春だぜ!」
翔「おいお前、俺の先輩を『あんなの』呼ばわりすんなよ!?…ハラハラしたぁ…。マジで先輩の氷魔法で会場も俺たちも氷漬けになるところだった……;」
レン「全くもう、ブッキー先輩たちったら…。バロンはああ見えてとってもシャイなんだから、あんな風に揶揄ったら怒ってしまうって、分かってるじゃないか;…でも、ちゃんはGJだったよ。彼女の勇気があってバロンも元気を取り戻したし、素敵なことが起こったね。『人生塞翁が馬』って奴だね?」(ウィンク)
真斗「W683サイドの櫻井桃華嬢には、先輩たちに代わり俺たちが礼を伝えておくべきか?その他は…その、迷うが;」
サーニャ「そうね…;カグヤさんがああ言ったから良かったけれど;」(浅草かぁ…。私、そういえば行ったことないわ)
美園「桃華ちゃん以外には別に伝えなくていいと思うわ。というか、あの3人が直々に向こうへ苦情を入れると思うから」(凛ちゃん、よかったわね)
奏「贈り返すことができないチケットもどうやらカムイさんたちご姉弟が消費されるようですし、その意味でも良かったですね;」
音也「嶺ちゃん、みんな!今氷を溶かすからね?…アトミックファイヤー!!」
ラパン「みーんな、とってもカワイイ〜v」







日向「…えーと、そろそろいいか?正直厳しい言い方にはなるが、ここからはあまり褒められない結果になってくるぞ!製作者たちも色々言い分はあると思うが、低評価組になっちまうからな」
苗木「今回☆3評価のチームはいなかったからね;…次は☆2評価のチームになります!ここのみんなはまだまだ成長出来るから、まずはお料理の基礎の勉強や実技の反復練習や復習を頑張ろうね?…2番チームと6番チーム!以上6人はステージに上がってね?」
パルテナ(2番(スマブラ))「ううっ…;☆3すら無理でしたか…;」
阿(2番(SB69)「皆様、今回はご迷惑をお掛けして誠に申し訳ございませんでした……;」
セシル(2番(混合)「アのせいだけではありません…;ワタシもです、ごめんなさい……;」
クラウド(6番(スマブラ)「……しばりん。本当にすまなかった;」
しばりん(6番(SB69)「今回は仕方ないべ!クラウド、シャロン、ステージに上がるべ!」
シャロン(6番(混合)「せっかく教えて頂いたのに…。恥ずかしいですわ……;」





 名前を呼ばれたキャラクターたちの顔色は総じて暗かったり青かったり…。まあ、ここは料理下手組がかなり多いからな…。しかし一部は本来ならもう少し上の評価を取れたキャラもいる。ここはチーム戦ゆえの欠点がより強く出てしまっていた結果とも取れよう。
 講評に入ろう。まずは焼き加減などの火加減に関わるミスが目立った2番チーム。エンジェランドの女神と徒然のギターボーカルとST☆RISHのアグナの王子の元に、黒き堕天使と見習い忍者とST☆RISHの輝く太陽がやって来た。





☆4はこれでおしまい。感想まだ

結果発表(前編) ( No.485 )
日時: 2024/03/17 19:00
名前: 夢見草(元ユリカ) (ID: JC82K/KY)

……



パルテナ「試食はブラピでしたか…」
ブラピ「その『ブラピ』はやめろや。だが、話は聞くぞ」
阿「申し訳ございません…!!」
嵐「阿殿の気持ちは重々承知の上、顔をあげて欲しいでござる;」
セシル「オトヤァ〜…;」(´;ω;`)
音也「やっぱりセシルだったんだね;…まずはお疲れ様!よく頑張ったね!」



 2番チームのミスはパンの焼き加減に加えて中に入れるクリームの状態の悪さとチョコレートのテンパリングをしなかったこと。一体彼らの調理中に何が起こっていたのか聞いてみよう。



翔「セシル、落ち着け、な?…まずパンを作ってる時に何が起こってたのか、お前たちに聞いていいか?」
パルテナ「はい…。今回私の味方になったのが料理があまり得意ではなかったり自信がないと仰られていた2人だったので、変に挑戦したり冒険せずに基本形の生地で包んで作れるものが1番良いと判断しました」
阿「その際、ぱんの中に入れる中身を何にしようか迷いまして…。セシル殿は魚が大の苦手とのことだったので、まず真っ先に海鮮系やしーふーど系を消しました」
セシル「話し合いの途中で、アは『餡子の煮出しはシショウのダルダユウやウンと一緒によくこなしている』と聞いたのです…。それでレンソウしてST☆RISHのミンナとの撮影や前のシャイニング事務所の準所属時代のカミュの時の様子を思い出して、パンの中身のテイバン?と聞いていたカスタードクリームやチョコレートクリームにしようかとなったのですが…」
音也「あー、そういや結構前に話したね!セシルが日本に来てまだそんなに経ってない時に!お昼ご飯のあんパンにセシルが中に何が入っているのですか?って言ってたから『餡子(あんこ)とかクリームとか、甘いものだよー』って!!『アンコとは何ですか?』って聞いて来たセシルと盛り上がって、それがきっかけで俺とセシルは結構打ち解けたんだっけ!外国生まれでも餡子が大丈夫なら大体の日本食はいけるよって!!」
嵐「そうなのでござるか!…それが、何故あのみすに……?」
パルテナ「私たちは牛乳で一からカスタードクリームを作ったのですが…。その際、まさかクリームがあれほど重量が増すとは知らなくて、当日にパニックになってしまいまして……;」
セシル「これはワタシの担当だったのですが、お鍋でクリームを混ぜている時にグワっと重くなったのです…。ワタシ、武器やクラスはヒーラーなので、男ですがパワーはそこまでないのです…。それで思わずぎにゃー!と叫んでしまい、パルテナとアを心配させてしまいました……;」
阿「某は手慣れていた餡子の煮出しが早く終わったのでセシル殿と交代したり2人がかりで混ぜていたのですが、それでも厳しく…;ちょこれーとの作業はかすたーどくりーむの作業を中心にしていたことで中途半端なまま終わってしまいました…。確か、寿々姫殿から『ちょこれーとを美味しく作るためには他に必要な工程がある』と聞いてはいたのですが……;」
ブラピ「それ、テンパリングだろ。確かソイツはその作業をきちんとやったから前回の料理対決で優勝出来たんだよな?」
阿「!!…はい!恐らくその作業に違いありません!!」



 2番チームの減点となった1番の原因は中に詰めるカスタードクリーム。カスタードや一部のクリームはかき混ぜる度にどんどん重くなる。またそれによってクリーム内のダマが出来やすくなったり焦げやすくなるのだ。その事を知らなかった彼らはクリームがどんどん重くなっていくのに焦ってパニック状態に。さらに仕上がりも万全でなくなり、中にダマが出来てしまった。クリームを焦がさないようにと必死になっていたためクリーム内の焦げはなかったことだけが救いだが、ダマの発生は抑えられなかった…。
 そしてもうひとつがチョコレートのテンパリング作業をしていなかった点。試食時点だと「そもそもテンパリングの存在を知らなかったのか?」と思っていた固定審査員一同&ブラピ&嵐&音也だったが、どうやら徒然のギターボーカルはクロスオーバーで知り合ったことで仲が良く、かつ前回大会で優勝経験のある現代に甦った鈴蘭である撫子メタルにチョコレートクリームの製作の注意点としてチョコレートにはテンパリングの作業があること自体は聞いていたようだ。…だが、前述通り慣れない作業に慌てるST☆RISHのアグナの王子を手伝ううちにそれを忘れて失念し、チョコレートをテンパリングがなされていない中途半端な仕上がりのまま中に詰めることになってしまったのだろう…。そしてパン全体の焼き加減のミスについてだが。



嵐「もうひとつ貴殿らに質問をしても良いだろうか?何故、焼き加減を過ぎた状態でぱんが完成されてしまったのだろうが?」
パルテナ「…はい。これは単純に私の確認不足でしたね。最初の焼き時間が終わった際にオーブンを確認したのですが、その時のパンに焼き色がついていなかったので、『まだパンが十分焼き上がっていないのか?』と思ってしまったのです;」
阿「そのため焼き時間を10分追加したら、妙に固くなってしまって…;」
クロウ「…なあお前ら。少し気になってたから確認するが。そもそもお前らの使ったオーブン、本命のパンを入れる前の余熱はしていたか?」
イカ「パン系統の熱するお料理だと、焼く前にオーブンの余熱が要るよね?」
阿「余熱…。ああっ!?」
セシル「確か…余熱はしていなかったと思います!…ううっ、ワタシたち、ここでもミスをしてしまっていたのですね…;」
音也「きっと本番だからって緊張してて、慌ててオーブンの余熱が必要なことは忘れちゃってたんだろうね;…それとさ!作者が言ってたパンの表面に溶き卵を塗るやつ!確か『タレ』だっけ?アレをやらないと焼き色が上手く出ないんだっけ?」
夢見草「音也、それは『ドレ』よwww 卵黄…卵の黄身だけを溶いて、パンの表面に塗る作業ね。みんなはあれについては確認していた?」
パルテナ「溶き卵ですか?全く確認していませんでした…。包んで焼くだけのパンといえど、ただやるだけでは美味しくならないのですね…。ピーチやブラピはサラッとこなしていたので初心者向きかと思われていたのですが、どうやらそう認識していた私が甘かったようです;」
ブラピ「ま、誰かが簡単そうにやってる作業もやってみりゃそうでもないってことだ。やって見てそれが分かったなら、女神サマの経験としちゃ上々なんじゃねえか?」



 カスタードクリームの重さの件から慌てていたことと確認不足のミスが多発した2番チーム。だが彼らはまだまだ料理修行中の身。真面目に一生懸命に今自分たちが出来ることに取り組んだことは事実であり、これからの改善は可能だ。事前確認の不足と不慣れな作業と予想外のハプニングで評価を落としてしまった彼らに属性宝石と評価用紙を渡して、講評を締め括る。



音也「セシルが自分の好きな要素を料理に取り入れようとして頑張ったのは分かったよー!次にリベンジするときは専用のキットや楽に出来る道具を使ってリベンジしたらいいよ!作者が言ってたんだけど、なんかそういうのがあるんだってさ!…俺も火加減の特訓とかに付き合うからさ!これから一緒に頑張っていこうね!マサやトキヤや嶺ちゃんたちも料理の練習に喜んで付き合ってくれると思うからさ!!」
セシル「ありがとう、オトヤ…!そのような道具もあるのですね!あとで確認してみます!…ワタシもいつかマサトやトキヤやレイジ先輩やランマル先輩やヨシカやサユリやリンカたちのように、ST☆RISHのミンナや先輩のミンナや治療班のミンナに美味しい料理を作れるようになりたいです!!」
ロッシュ「俺はリミックス姉妹からお前が何を作ったのかを教えてもらったんだが、初めてのパン料理で特に焼き加減に気をつけなくちゃいけない米粉パンはちょっと難易度が高かったかもな;…練習の時は普通の小麦粉でやってみることを薦めるよ。セシル!俺も今度音也と一緒に付き合うからさ、一緒に練習してみないか?」
セシル「はい!!いちギルドリーダーとしてふさわしいロッシュならトテモ安心です!!」
嵐「拙者は洋食にほとんど詳しくないゆえ上手い助言は出来ぬが、自分に出来る餡子の煮出しをきっちり行った点は長所と呼ぶべきに相応しかったと思うぞ!拙者も朧や燐や料理上手な火属性組の者らと共に修行中の身ゆえ、共に精進して参ろうぞ!!」
阿「…はい!歌唱やぎたぁや薙刀の腕前だけではいけませんね…!お師匠様や吽や寿々姫殿、他の料理上手な皆様と共にさらなる料理の特訓に励もうと思います!!」
吽「今回は慌てちゃったから失敗が目立っちゃったんでしょうね;…阿はとっても真面目だし一生懸命だから大丈夫ですよー♪私やお師匠様たちがこれからも一緒に付き合いますからね!!」
ダル太夫「うむ。阿、今回は上手くいかなかったのだろうが、料理の道は果てなく長い…。まだまだこれからでありんす」
ブラピ「今回アンタが料理に慣れていなかったり緊張しやすい2人を引いちまったのは不運だったかもしれねえな。…何より、『ちゃんと真面目に料理をするパルテナが存在する』ことは最大の評価点になったんじゃねえか?」
パルテナ「はい?そうなのですか?」
ブラピ「他所のは普通にやろうとしないで、料理にやたら奇跡を掛けまくってふざける駄女神ばっかりだからな(怒)…。他所の駄女神共やその駄女神の影響を受けたバカどもの件でアンタはこれからも強い風評被害を受けることはあるかもしれねえし、今までは『パルテナが料理対決に出る』だけで怒ったり阿鼻叫喚になる奴ばっかりだったかもしれねえが…。これからアンタのことを思い出して『何も全てが駄女神ばっかりじゃねえ』と思い返してくれる読者の奴も現れるかもしれねえ。あのパンの出来は悪かったが、それに関しては俺もナチュレも認めてやる」
パルテナ「そうなのですね…。お料理を作ることは決して楽ではないことが改めて分かりました。ピーチ主催のお茶会に呼ばれたり、ピットからお料理の差し入れを頂いた時は今まで以上に食材や製作者の皆さんに感謝して頂こうと思います。今回の出来事に関してはあとでピットに付き添ってもらって復習もしてみますね!…しかし、何故奇跡を使うべきでない場面で無理やり奇跡を使おうとするのでしょうか?審査員の方々や皆さんにたくさん迷惑をかけるし、何よりとても怒られることが分かっているのに…?」
ブラピ「知らねえよ。つか知りたくもねえよ」(毒)



 何ででしょうね(棒読み)。ともかく、2番チームへの講評はこれでおしまい。
 次はサンドイッチの出来に差が目立った6番チーム。FF7のソルジャーとウワサのギターボーカリストと第6アカデミーの不器用なお嬢様が前に出…ちょっと!?クラウドとシャロンは両手に結構な怪我をしていませんか!?しかもウワサのギターボーカルの手には怪我はしていないものの、彼女のオデコには何故か大きな絆創膏が…。





感想まだ

結果発表(前編) ( No.486 )
日時: 2024/03/17 19:05
名前: 夢見草(元ユリカ) (ID: JC82K/KY)

……



ヒカリ「あー、スマブラ枠はアンタだったのね…;」
クラウド「お前か…;」
はっくん「しばりん、大丈夫かい!?」
しばりん「わだすはそこまででもないべ!クラウドとシャロンのことを心配してやって欲しいがんす…;」
セリオス「やはり君だったか…;そして、その手は……;」
シャロン「試食はセリオスでしたのね、ううっ…;」



知り合いに当たったことに驚いたり凹む様子の強い6番チーム。まずは彼らの話を聞こう。



ヒカリ「ともかく、試食の様子からみる限り、あんたたちは3人で個別にサンドイッチを作ったってことで間違い無いのね?」
クラウド「そうだな。…しばりんが準備期間を使って基本形のサンドイッチの作り方を教えてくれた」
しばりん「クラウドもシャロンも料理が苦手だったりそもそも今まで殆どしたことがないって言ってたし、それなら食パンさ切って野菜や具材を乗せたり挟むだけのサンドイッチが適任かと思ったべ!!基本形のパン料理でも慣れてるわだすなら具材に工夫が出来るべな」
シャロン「それと、今回の固定審査員には女子が多かったので、中に入れる具材は女性向けのヘルシー系のメニューにしたいと言いましたの。料理初心者なのに出過ぎた発言かと思いましたが、それてもしばりんさんは笑わず丁寧にメニューを考えて下さいましたわ」
しばりん「料理初心者とかそんなの関係ねえべ!今の自分にできる範囲で、自分の目標に向かって一生懸命にやる!…ほら、ライブでも対バンでも勉強でもおんなじだべ?」
セリオス「確かに、それはそうだな。僕たちもクロスオーバーギルドの正規メンバーとしては新人だが、新米の範囲でできることをこなしている。…それはあの作品からも伺えた。恐らくシャロンが作ったであろうサンドイッチからは女性に向けたメニュー構成にしようという創意工夫は見られたからな」
シャロン「あら、私のものだと分かったのですの?どうして…」
セリオス「……君の作った料理に、少し血液が付着していたからな。最初に見た時はみんな一瞬だけ赤いソースかと思ったぞ;」
シャロン「あっ……;」
はっくん「ちょっと俺らの方でも予想してたんだけど、みんなは料理中にケガをしちゃったのかな?」
クラウド「…俺から話す。セリオスやはっくんの言う通りだ。今回俺たちの講師役だったしばりんは家事の手伝いから料理に手慣れていて、今回の料理も手際良く完成させたんだが、その次に材料を切っている途中でシャロンが包丁で手を切った…;それを見ていた俺も慌てていたら…;」
イカ「…包丁があった手元から目を逸らして、ざっくりやっちゃったんだね…;」
クラウド「そうだ。そんな俺たちを見ていたしばりんが慌てて救急箱を探しに行こうとした時にずっこけて、自分のせいだとシャロンもパニックになって大きくタイムロス…。何とかこうして救急箱を持って来て全員のケガの手当が終わった…と思ったら製作終了5分前だった。パンを焼いた方がいいことは分かっていたが、タイムロスからそもそも未完成になる可能性を考慮してあのまま提出するしかなかった…」
シャロン「…今回の料理対決ではそれぞれの戦闘スキルおよびそれに付随する能力の使用は認められております。そのためアカデミーの授業で習得した私の初級用の炎属性魔法で私とクラウドさんのパンを軽く炙るということも出来たのでしょうが、当時の私の精神状態ではあのまま火属性魔法を使用したら、キッキンブースが大火事になること間違いなしでしたわ…;」
セリオス「いやシャロン、それで正解だ;ただでさえアレのせいで今回はとんでもない火災騒動が起こったのに、調理中にまで火災騒動が起こっていたら本当にマズかった」
しばりん「そうなっとったら、わだす、火は弱点属性だから余計にマズかったべ……;」(ウワサは木・自然属性)



 大体予想通りだが、6番チームは調理過程中にそれぞれケガをしていた。まず手先が不器用な第6アカデミーの金髪お嬢様がレタスやサラダチキンを切っている作業中に包丁で手を切り、それを横で見ていたFF7のソルジャーが動揺して同じように両手を包丁でザックリ。痛みに呻く2人をウワサのギターボーカルが心配して駆け寄り、慌てて医務室から救急箱を取りに行こうとしたところでドジで顔から大きく転んで額を強く打ってしまった。料理スキルの劣る自分のせいだとシャロンが完全にパニック状態になってしまい、元から口下手なクラウドも何と言って収めたらいいかわからずアワアワとした結果、そこで大きくタイムロス。何とか救急箱を持って来て全員のケガの処置をし終わるなり手や額を冷やすなりが終わって残り時間を確認したら、何と残り5分前だった。ケガによって付着してしまった血液を拭えなかったり洗って落とせなかったりとでしばりんが作ったサンドイッチ以外の料理の完成度が大きく落ちている自覚はあったが、仕方なくそのまま提出したということだった…。



はっくん「下手したらしばりんたちのキッチンブースがボヤ騒ぎや火事を起こして、挑戦者全員が大パニックに…;」
タロー「俺や真斗やキンクルたち、もしかしたら料理の時間中にも要請が掛かるかもしれなかったんだ……;」
真斗「しかも俺たち以外の水属性のスペシャリストのコリエンテや伊吹は今回の挑戦者…;そうならずして本当に良かったな;彼女の判断は正解だった……;」
サツキ「戦闘時以外の慣れない場面で魔法は使わない方がいいわ;大事故に繋がる可能性がありますからね;」
シャロン「…今回は、本当に自分が恥ずかしいですわ。せっかくしばりんさんが空いている時間を使って丁寧に指導して下さったのに、結果を出せないどころか彼女の足を大きく引っ張ってしまって…。改めて、本当に申し訳ございませんでした……;」
クラウド「俺もだ…。故郷の幼馴染にも顔向けできない……;」
はっくん「…しばりんは、別に君たちのミスについては気にしていないと思うよ。ね?」
しばりん「んだんだ!わだすも慌ててよくドジは踏むし、あの時わだすが転んでなきゃもうずこしマシな結果になっでだかもしんねえべ!それにわだすも大舞台で緊張しとったし、それが原因かもしんねえべ!卒業後は大都会のMIDICITYで活動する予定なのにこんなんじゃいけねえし、わだすも今の自分を見直すいいきっかけになったべ!!」
シャロン&クラウド「あなた(お前)、一体どんな聖人ですか??」
セリオス「しばりん、君の前向きさは僕も見習う必要があるな。…シャロン。君は料理の作業が上達していなかったと落ち込んでいるが、僕はそうは思わないな。少しだけだが上達はしていたと思うぞ。血液混入の件を除けばきちんと『サンドイッチを完成させられた』点がその証拠だ。君は以前の調理実習では鰯を『黒ずんだ何か』にしてしまっていたからな…。リエルやカイルやクララも協力することは変わらないし、君の今の実力は受け止めた上で、この結果を生かしてこれからも精進しろ」
ヒカリ「アンタはスマブラ屋敷に来るまでまともに料理をしたことがないって言ってたし、その割にはまあマシな出来だったんじゃないの?…私も人のことは言えないし、やっぱりホムラやピーチたちに特訓の時間を増やしてもらおうっと;」
はっくん「あとしばりん、今回の君の作品だと全体の量が多すぎたっていう指摘があったみたいだ。君は体を動かす関係でよくご飯を食べるけど、イカやサツキ先生やヒカリさんたちはそうじゃないからね。今回のケースだと他にも幼い子に当たる可能際もあったし、料理対決だとどんな人でも食べられるようにする量の配慮っていうのも必要だったようだよ。…でもこの経験を活かせばよく対バンをしている『ドロップアウト先生』や『チャーミーチャプレッツ』の皆さん、他にも『トライクロニカ』やクロスオーバーで著名な多くのメジャーバンドやメジャーアーティストの皆さんを大きく圧倒することだって出来るはずだ!俺もぽこえもきっつんも一緒に頑張るからね、今回は指導役、本当にお疲れ様!!」
しばりん「料理の全部の量…!?ふむふむ、そういうぽいんともあったがんすな!?だしかに今回は試食した子にタネフルンちゃんとかがいるな…!?わだす、それは分かんなかったべ…。はっくん、あんがとね!わだす、これからもギターも歌もお料理も頑張るべ!そんでいつか、はっくんやぽこえやきっつんとも一緒に『ウワサノペダルス』でMIDICITYやクロスオーバーワールドのいっちゃん上に立ちたいべ…!!」
クラウド「俺も、今回ばかりはFor組やSP組、DLC組の上手い奴に復習を頼んでみる…。シリーズや作品の代表としてスマブラファイターに選出されたんだ。乱闘だけじゃなく、こういう結果を出すのも大事だろう?」
シャロン「…少しでも上達しているようなら、希望はありますわ。私もこの後、ギルドのキッチンで料理対決の大会に提出したお料理の復習をしてみます!そしていつか、リエルさんほどまでとは言いませんが美味しい料理を作れるようになって、賢者の称号と合わせてお父様を見返して見せますわ…!!」
ミシェル「みんな、後でマリーたちに改めて診て貰うのよ?今回は挑戦お疲れ様!」



 ここはケガやハプニングに振り回されて冷静さや平静さを失い、本来の実力や上達具合を発揮できなかった側面が強かった。指導役のしばりんも練習期間中は簡単に作れるサンドイッチの作り方をしっかりと教えたが、本番では大舞台でのイベントにそこまで慣れていないことが災いしてドジを踏んでしまい、料理下手なチームメイトたちをカバーしきれなかった…。とはいえここはまだまだ経験不足のところ。大舞台のイベントの場数を踏んで緊張感を自分なりに乗りこなしたり、今回の失敗を糧に復習や練習をこなして同じことを繰り返さないように気を付ければ今後のレベルアップは可能だろう。試食を担当した+α審査員に救いはあると慰められて締め括られ、3人は舞台を降りた。これで☆2評価組の講評は全ておしまい。





感想まだ

結果発表(前編) ( No.487 )
日時: 2024/03/17 19:10
名前: 夢見草(元ユリカ) (ID: JC82K/KY)

……



ロッシュ「お前たち、もし料理の勉強や復習をする時はちゃんと料理上手な奴に側に付いて見てもらえよ?あと換気を忘れずにするのと、火の元やケガには十分気をつける様に。…ここからは最低評価組になっちまうが、続けて行くぞ!ここから下の評価を取った奴らは評価用紙のみの受け取りで属性宝石のご褒美はなしになる。残念だと思うだろうが、まあ、それ相応の結果になってしまったんだと受け止めてほしい。オシオキやオシオキの内容については後で述べるが、まずは☆1評価を獲得したチームの発表に移る!行くぞ!…3番チームの3人!ステージに上がれ!!」
マック「2人とも、本当に本当にゴメンっス……;」
コリエンテ「ううっ…;☆2すらダメだったなんてー…;」
ユリ「しょぼぼぼーん……;」





 ここからは司会のハイランダーの戦士の言う通りに最低評価組になる。なお夢見草サイドの料理対決では☆1評価組から下の評価を取得したものはチップ扱いになる属性宝石の贈呈はなしになってしまう。それには今回の結果はそれ相応の成果ということを受け止めて欲しいという固定審査員一同と運営の厳しさと彼らの今後の上達を願う思いが込められている…。
 まず、「美味しすぎる水」のペットボトルその他異物混入キッシュを作ってしまった3番チームであるリングの覇者と雫シークレットマインドのスイマーギタリストと格闘学科のポニテ少女がステージに出て来た。ここの3人は全員自分たちの作った作品がダメだったと言う自覚はあり、項垂れ青ざめている…。そしてここの+α審査員担当だったシュルクとキンタウルスとラスクもステージに上がった。



マック「シュルクー!あんなのを食べさせてゴメンっスー!!」OTL
シュルク「やっぱりマックだったね;…大丈夫。僕たちは怒っていないからね?」
コリエンテ「き、き、キンタさん……;」
キンタ「コリエンテちゃん、ケガはしていないかい?…って、やっぱりケガをしちゃっている様だね……;」
ラスク「予想はしてたけど…。ユリちゃん、その髪どうしたの!?」
ユリ「ううーっ……;」



 ここの3人は全体的に疲労の色も強く見られた。彼らは6番チームと同様に手にケガをしている。しかもその程度は6番チームより酷かった。全身に包帯を巻いているマック、頬や膝に絆創膏を貼っているコリエンテ、コリエンテと同じくあらゆる場所にケガをしているが、その上でいつものポニーテールではなく艶のないストレートヘアのまま壇上に立ったユリ…。まずは彼らの話を聞こう。



ユリ「あたしたち、話し合いの結果でお肉の入ったキッシュを作ろうとしたの。マックはお肉が好きだし、それはあたしたちもだしね」
コリエンテ「その時にマックが集会で言われていた栄養のことをスマホアプリで確認してたから、中にお野菜も入れようとしたんだ。コーンとほうれん草ね!…その時に生のお野菜を切らないでそのまま入れられる缶詰のを使おうとしたんだけど…」
真斗「ほうれん草は下処理として煮出す必要があるし、その際にアクが出るからな。…コリエンテは料理が得意でないし、他の2人もそうだと見た。お前たちは料理の腕に自信がないと、予め下処理済みのものを使おうとしたんだな?」
マック「そうっス。…俺が、缶切りで缶詰を開けようとした時に、勢い余って思いっきり手元にあった缶切りが飛んでいっちゃったんスよ…;」
ユリ「その時の缶切りがあたしの頭にガーッと当たっちゃってさ。マックがあたしに謝ってくれたけど、その時にいつも付けてるあの白いリボンが解けちゃってたみたい;」
ラスク「もしかして缶切りの切る部分がユリちゃんのリボンに当たっちゃって、そのままスパーっとリボンが切れちゃったの!?」
ユリ「多分…;缶切りが後ろから当たってたからよく分かんないんだけどさ…;」
コリエンテ「…ユリたちのそれを見ていたあたしが慌ててまな板ごとお肉を切っちゃってさ…。『あっ、ヤバい!』と思って慌てて目立った破片を取り除いたんだけど、コレ(評価用紙)を見たら、まだまな板が入ってたんだね…;」
キンタ「破片を取り除こうとはしてくれていたんだね;」
マック「その後にキッシュをオーブンに入れて焼こうとしたんスけど、俺たちも2番チームさんのところと同じで余熱を忘れてて最初は上手く焼けていない状態になっていたっス。それでもう1度焼かなくちゃいけないと思って入れ直したんスけど、その時にオーブンがプスプス言い始めて、また3人で慌てちゃったんス……;」
コリエンテ「『このままだと火事になる!』って、あたしが飲み物用にストックしてあった美味しすぎる水を数本取り出して、慌ててオーブンから掛けようとしたんだけどさ…;」
ユリ「あとあたしとマックがそれぞれパンチでオーブンを無理やりこじ開けようとして、手を火傷しちゃって…。その時にオーブンの一部の部品の破片とか、コリエンテが掛けようとしてた美味しすぎる水のペットボトルがキッシュに刺さっちゃって…;」
コリエンテ「ペットボトルが刺さって、うわーって慌ててたら、そのまま転んじゃって……;」
マック「色々と最悪だったけど、挽回しようと思ったら、そのまま料理の製作終了時間になっちゃったっス…;」
シュルク「つまりそのまま作ったキッシュが料理を入れる機械に回収されたんだね;」
キンタ「そして、料理に停止していた時間が解除されて、美味しすぎる水の中身が……;」



 彼らの調理時間中も相当大変だったようだ。料理下手なキャラクターが集まってしまったチームだったが、それでもせめて☆3評価を取ろう!と今の自分たちにできる限り頑張ろうとした。その際に集会でアドバイスされたことを活かし、好物の中にも栄養面の配慮をしようとした点は良かった。そして中に入れるものに下処理が必要ということで、調理者の下処理の手間が必要ではない缶詰に入ったものを使用しようとしたことも。…だが缶切りが勢い余ってユリの髪留めを切り飛ばしてしまったり、慌てたことでまな板ごと切った上に材料にその破片が混入したり、余熱を忘れたミスからさらなる取り返しのつかない事態に発生したり…。2番チームもですが、オーブンで熱する料理で余熱のミスは本当に取り返しのつかない事態になりますね、うん。



ユリ「ラスク、変なものがたくさん入ってるし全然美味しくものを食べさせて本当にゴメンー!!」
コリエンテ「あたしもめちゃくちゃ美味しい料理が作れる真斗ほどとはいかなくても、園っちやカミュみたいにはキメたかったのに…。キンタさん、ごめんなさぁい……;」
マック「最低評価だし素直にオシオキや反省文の刑を受けるっス…!俺の缶切りを飛ばしたミスからどんどん酷いことになったし、俺へのオシオキはより強いものにして欲しいっス」OTL
シュルク「…マックたちが正直に話してくれたから、君たちのキッチンブースで何が起こったのかの事情はちゃんと分かったよ。今回の料理対決が上手くいかなかったとしても、味方のせいにしないで正直に上手くいかなかったことを認めて、誤魔化さなかったのはすごくいいことだよ?」
キンタ「…コリエンテちゃんは今回の料理対決の挑戦者に選ばれて『料理上手なウエンディちゃんやタートルくんやシャボボンちゃんが選ばれた方が』と思っていたよね?それでも今の自分の実力にできる範囲で、諦めないで最後までやり切った。その点は誰もが認めてくれるんじゃないかな?」
ラスク「正直アレは色々な意味で料理って言えるものじゃなかったと思うけど…。でも、いくら上手くできなかったりオシオキが怖いからって投げ出さずに粘ったのはいいと思うよ!この2週間ユリちゃんたちも話し合いとか気をつけなきゃいけないことについて色々考えてたんだろうし!だから『缶詰のものを材料に使おう』ってなったんでしょ?それは今後も活かせる経験だと思う!」



 3番チームの審査員を代表して、+α審査員の試食者たちは彼らのできる限りの努力や粘りを評価。ギャラリーも3番チームが全員一生懸命今回の料理対決に取り組んでいたことが分かったので、彼らを責める様なことを言うものは誰もいなかった。このチームは元から料理が苦手な人や問題がある人達が集ってしまったので11番チームのデイジー&シアンや6番チームのしばりんのような料理上手な人物から練習を受ける機会に恵まれず、当然作ったものの評価は厳しいものになってしまった。だがこの大型イベントのために彼らなりの練習や話し合いや上手くやるための提案をしたり、当日で事故が起きてもできる限りリカバリーした点は評価出来る。最低評価なのでオシオキは避けられないだろうが、彼らの誠意と反省に免じてここはかなり軽いものになることは間違いない。




マック「シュルクー!!ありがとうっスー!!苦手分野はキツかったけど、話し合いの経験や次にやったらダメなことはちゃんと把握できたと思うっス!!俺、次はもっとちゃんとしたものを作れるように頑張るっスー!!」
シュルク「その調子だよ!僕もフィールドワークの件で料理はある程度なら出来るから、今度また教えるよ!…あとは、そうだな。フィット姉さんにも教わったらどうかな?」
マック「ふ、ふぃ、フィットさんに!?」
イカ「!!…そうだよマック!シュルクだけじゃなくて、フィット姉さんにも教えて貰いなよ!!」
フィット「…マックさん。今回の大会では思うような結果を出せなかったのでしょうが、お話を伺う限り、今回貴方が誠心誠意お料理や食材、試食者の皆さんの健康に向き合ったことは伝わりました。貴方は緊張したり焦ると失敗しやすくなる癖があるので、緊張してしまった時は深呼吸をして一旦気持ちをリセットするのが良いのでしょう。ピーチさんなどのような最高評価を出せるとてもお料理上手なメンバーではないのですが、私で良ければ健康に配慮しつつ簡単なお料理のメニューや基礎をお伝えしようと思っております。シュルクさん、アシスタントはお願いできますか?」
シュルク「もちろん!僕もダンダン乗っていくよー!」
マック「あ、あ、ありがとうございますっス!!お、俺のために、フィットさん自身が動いてくれるなんて…!!こ、このリトルマック、フィットさんやシュルクに恥をかかせない為にも、頑張るっスー!!」
全員「おおおおおー!」
ルフレ「よく言ったよマック!!これでキミは一歩漢に近付いた!!」
クロウ「これで次はバッチリだな黙示録!!」(…フィット姉さん、シュルクやイカの提案ありきとはいえ自分からマックに料理指南をしようとする辺り、マックへの好感度そのものは結構高いんだよなぁ)
矢島「まずは☆3相当のものから作れるようになればいいからな」(そうそう。マックの恋愛ヘタレぶりとフィット姉さんの健康への熱意と鈍感さが最悪の方向に噛み合ってるだけなんだよなあ)
フィット「…マックさん。貴方はハンバーガーやフライドポテト、ピザなどの高カロリーの食品を好まれる方。何より貴方は油断するとリバウンドして健康を大きく損なう体型になりやすいと伺っておりますので。健康を愛し全てのメタボリック・シンドロームを駆逐しようと考えている私としては絶対に見逃せない案件となっています。ぜひ、ぜひ現在の体型を維持していきましょうね?」
マック「」
全員(アレか…;マック、ドンマイ……;)



キンタ「コリエンテちゃん、君はお料理に対して横着する癖があるってタートルくんから聞いていたけど、今回は自分の担当した作業をちゃんと面倒くさがらずに横着しなかったのは良かったと思うよ。料理の上達の近道はこの積み重ねだからね?」
コリエンテ「はーい!次はせめてオシオキ対象にならないように、頑張りまーす!」
美園「ちょっと、目標が低すぎるわよコリエンテ;…コリエンテが色々と知りたいって言うなら、私たちも出来る範囲でギルドで教えるからね!」
カミュ「…本業ではないと言えど、同じクロスオーバーバンドを組んでいる俺の評判を貴様が下げたら困る。貴様のために俺たちも一肌脱いでやる。ありがたく思え?」
真斗「俺も協力するぞ。料理の道はまさに果てなき千里の道。苦手分野の上達には長い時間が掛かるし非常に厳しい道だが、逆に言えばお前がやり遂げたいと思って向き合ったなら必ず応えてくれる道でもあるぞ!!」
タロー「俺も調理実習でミスしちゃってよくナカジに怒られたりサユリちゃんたちから心配されちゃうから、コリエンテちゃんの気持ちはよく分かるよー!一緒に頑張ろうねー!」
コリエンテ「みんな…!ありがとうね!雫はもちろんだけど、パシフィカの絆も永遠不滅だよ!!」
ウエンディ「良かったわね、コリエンテ…!クロスオーバーギルドでいいお友達やお仲間に巡り会えて…!!」
タートル「あのギターと水泳にしか目がいかないバカが、な…。音楽学校の同期として、感慨深いぜ」
キンタ「あ、それとコレ。俺がデーヤンとダイシゼンとウチュウラーから聞いて用意した使いやすいブランドのバケツや洗剤やスポンジ。多分君たちへのオシオキは掃除関連になると思うから、これらを上手く活用してね?」
コリエンテ「えっ、キンタさんがわざわざ用意してくれたんですかー!?ありがとう!!マックやユリとも共有して使うね!何のブランドなのか教えて…って、この洗剤、ラベンダーの匂いだwwwキンタさんの大好きなやつですねwwwファーwwwww」(キンタウロスのURブロマイド進化形態参照)
キンタ「そ、そこはちょっと見逃してくれるかな…。恥ずかしいからさ……」(照)
シャボボン「コリエンテ、お疲れ様~」



サツキ「ユリさん、貴女にはまずこれを渡しますね?…リディア先生をはじめとした教師勢も今回貴女がチームの皆さんと頑張ってお料理に取り組んだことは評価して下さると思いますからね?☆1評価だったので後日個別で家庭科及びライフスタイルの補習はあるでしょうが、今の貴女なら頑張れますね?」
ユリ「はーい、サツキ先生!…っし、リボンを結んで…!賢者を目指すQMAワールドの最強女性格闘家!!ユリ様の完全復活じゃあああああー!!!!!」
ルキア&アイコ「よっ、待ってました!最強女性格闘家!ユリ様ー!!」
アロエ「やったー!やっとユリちゃんが元気になったー♪」
ミュー「ユリさんにはやっぱり、あのリボンが似合うのです」
ユウ「失敗したからって言って、引きずりすぎて凹み過ぎちゃうと、こっちも心配しちゃうからね…。ユリちゃんが元気になってくれてよかったよ」
リック「ユリは今回の失敗の件で間違いなく落ち込んでいたのだろうが…。あの明るさと次の目標への切り替えの早さは俺たちも見習わなくてはいけないな」
マヤ「そうね!…これでユリが調子に乗らなければ、次は必ず今回以上の結果を出せると思うわ」
レオン「ま、それでも今回の俺には勝てねーと思うけどな!何たって俺は優勝したんだぜ?」
ラスク「ちょっとちょっと、それはレオンが料理が大得意な2人を同じチームで引けたからでしょー?…ユリちゃん、今回はお疲れ様!!」





感想まだ

結果発表(前編) ( No.488 )
日時: 2024/03/17 19:15
名前: 夢見草(元ユリカ) (ID: JC82K/KY)

……



ミシェル「…これで☆1と☆2の子たちの講評は終わりね。失敗して上手くいかなかったところだから、シリアスな要素が強くなってしまったわね。仮に失敗したり上手くいかなかったとしても、嘘をついたり誤魔化したりしないで自省して次に活かそうという思いはきっちり伝わってきたわね。これならレベルアップ出来ると思うし、仮に料理対決の企画に次回以降があるならリベンジ枠としての参戦にも期待ができるわね」
ロッシュ「そうだな!セシルも張り切ってたし、それは阿やクラウドやシャロン、マックやコリエンテやユリだって同じだ。俺やミシェルたちも最初から料理が上手かった訳じゃない。一生懸命に取り組めば、いつかは美味いパン料理が作れるようになると思うぜ?」
苗木「…あと、料理対決ってどうしても、今回のパルテナさんのような別サイドの問題児からの悪評や風評被害の問題もあるけど…。少なくとも今回のパルテナさんのように真面目にやろうとする姿勢を見せる人たちや、仮に以前にやらかしてしまったとしても真摯に心変わりをして反省の姿勢を見せた人たちに関してはきちんと評価していいと思うよ。実際、身内が自分の悪評を聞いているのを見て心から苦しんだ末に変わった人もいるしね。…それで、次からの子たちなんだけど。ここからは単純に失敗したのとはレベルが違う、かなりの問題になってくるところなんだよね…;」
日向「そうだよな…。ここからは正直、次に今回の経験を活かすとか、料理のレベルアップ云々以前の問題になっちまうというか…;」
ミシェル「でも、ここの子たちはこれ以降よりはまだ救いがあるわ。…次で一旦休憩を入れて一区切りするわね!今回の最後の講評だけど、最低評価なのは引き続き同じとして☆0評価になります!…13番チームのみんな?私たちや固定審査員のみんなは怒っていないから、あの時一体何が起きたのかの話を聞かせてね?」
モア(SB69(13番))&那月(混合(13番))「ごめんなさいー!!」
リュウ(スマブラ(13番))「泣くな、2人とも。ゆっくりと壇上に上がろうか」





 今回パートラストの講評に入る。最後は終盤戦が始まった直後に読者たちを色々な意味で唖然とさせた13番チーム。原因であるプラズマジカのドラムボーカルとST☆RISHの朗らかな天才はこの時点で既に号泣している。そしてそんな2人を支えて宥めつつも、ストリートファイターシリーズの主人公は前を向いて力強く壇上に上がっていく。そんな彼らの元に…。



ケン「Hey,リュウ!今回はお前も大変だったな…」
リュウ「ケン(スマブラ)!医務室に向かったと聞いていたが、無事に回復したのか!」
ケン「回復っつーか…。そもそもオレはこの2人の付き添いっつーか。な?」
ロム「モア、泣くな。リアルに逃げ出さなかったことは評価になるから。な?」
モア「ロムー!!!!!」
藍「ナツキ、まずは落ち着いて。…ほら、泣いてたって君たちの講評は終わらないでしょ?」
那月「藍ちゃんー!!!!!」
クロウ「ロム!お前、もう大丈夫なのか!?」
ロム「ああ!俺はマリーたちの精神鑑定や精神回復の術を受けてリアルに復活したぞ!!」
嶺二「アイアイ!!アイアイももう大丈夫なんだね!?」
藍「うるさいよレイジ。大丈夫だからここに出て来たんでしょ?…それとカミュもだけど、さっきのは一体何なの?さっきまでの講評の映像も、全部医務室でVTRとして流れてるからね?」
カミュ「美風!?」
翔「藍、あの時のキャラ崩壊はヤバかったからな…;いつも通りのアイツに戻って、何よりだぜ」



 13番チームの+α審査員を務めた元祖ダッシュファイター、シンガンクリムゾンズのリアルな男気ドラマー、そしてQUARTET NIGHTの電脳アイドルがやってきた。彼らは遭遇してしまったあの時とは異なり、精神状態はすっかり回復していた。役者も揃ったところで、改めて彼らの講評に入ろう。



ロム「あの異空間に飛ばされた時にちょっと聞いたが…。お前たちは今回ロールパンを作ろうとしたってことで間違いはないんだよな?」
モア「そうぴゅる…。パンの生地はあの自販機から製作済みのものを出したぴゅる…」
那月「これが僕たちのチームのお買い物で出たレシートです…。翔ちゃん、藍ちゃん、ケン(スマブラ)さん、ロムさん、みんな、見てください…」
藍「…あのパン生地用の自動販売機の必要費用の500円だね。あとはバターにジャムやチョコレートなどのパンの中に詰めるもの。そして試食する人数分のハムにチーズにレタス。普通にパン料理を作るものとして購入が検討されるものだね;」
リュウ「ちなみに本当はパワーに優れる俺と那月で材料から出してパン生地を捏ねようかとも思ったんだが、モアに『大舞台で慣れないことをするのはダメだと思う』と全力で止められたのだ」
モア「…そのことなんだけど、もし材料の状態で捏ねたら、その時点で変な神話生物が出て来て、モアたちだけじゃなくて今回の挑戦者みんなのキッチンブースが大パニックになる可能性があるかもしれないと思ったからぴゅる」OTL
イカ「材料の状態で混ぜただけで大惨事になる可能性があったの!?」
サツキ「つまりモアさんは自分の特性を知っていて、その対策を考えていたからパン生地の状態で出すように強く説得したのね…;」
モア「そうですぴゅる」OTL
翔「モアは今回選ばれちまったなりに、出来るだけ被害を減らそうと考えてたんだな?…んで他の2人だけど。巻き込まれてとばっちりを食らってたリュウはともかく、那月」
那月「はい…。僕は、翔ちゃんや仲の良いみんなにお手製のお料理を作るのは、とても幸せなことだと思っていました」
矢島「幸せなこと?…那月、一体どういうことだ?」
那月「僕のお家は北海道の牧場なんです。僕のお父さんとお母さんは非常に著名なオーケストラの演奏者で、世界中を巡っているから常に多忙で僕のお世話をしている時間はありません。だから幼い頃から僕の面倒を見てくれたのは牧場を営んでいたお爺ちゃんとお婆ちゃんでした。…お爺ちゃんとお婆ちゃんが採れたての牛さんのミルクで作ってくれたお料理やお菓子はとても美味しくて、喜んだ僕を見てくれたお爺ちゃんとお婆ちゃんもとっても喜んでくれました。それで、僕はとても美味しいお料理は人を幸せにするんだと思うようになりました」
音也「そういえば那月、早乙女学園で会った頃から言ってたね…。お爺ちゃんとお婆ちゃんに面倒を見てもらってたんですよって…」
セシル「そうだったのですね!?ワタシは、早乙女学園には通っていません…。だからナツキとはチームメイトの仲間なのですが、今までそれは知りませんでした」
嶺二「家庭環境の違いは個人によって大きいからね…。なっちゃんにとってはお爺さんやお婆さんとの家族の時間はいい思い出だったとしても、家のことでいい思い出がない子も、いるだろうし」
那月「…それに、翔ちゃんは僕にとっては初めて出来た大切なお友だちなんです。僕は発言や感性が独特だから、お友だちは翔ちゃんと仲良しになるまで出来ませんでした。僕はいつもどこかみんなから遠巻きにされていたから、子どもの頃のヴァイオリンの大会で翔ちゃんが素直に声を掛けて来てくれたことが本当に嬉しくて…!それはST☆RISHのみんなやQUARTET NIGHTの先輩のみんな、クロウちゃんやニコくんやフレドリカちゃんたちやひなビタの咲子ちゃんたちをはじめとしたクロスオーバーで出来たお友だちも同じです。僕は、大切なお友だちの翔ちゃんやみんなに喜んで欲しくて…」
モア「…その気持ちは、モアも同じぴゅる…。シアンのイチゴを上手く使ったりぷるぷるした美味しいお料理、チュチュのオシャレで美容に気を使ったお料理、レトリーのまだちょっと修行中でちょっと雑だけど時短要素を上手く使ったお料理、クロウの自分の家の牛乳を使ったこだわりのお料理…。ロムのリアルな漢のお料理。モアはサウンドワールドに来て、『あったかい』お料理はみんなを幸せに出来るんだ!と初めて知ったぴゅる…。宇宙にいるときは宇宙特有のサプリやゼリー飲料みたいなもので栄養は取れたし、お腹いっぱいになったから…」



 那月は実家が牧場…生産者側であったことと幼少期の自分の大切な祖父母との思い出から「美味しい手料理は素敵なものだ」と考えるようになった。また相当な天然ボケだがあまりにも天才的な音楽の才能とそれによる繊細な一面を持つ彼は幼少期に周囲から受け入れられがたい部分があり、翔と出会うまでは周囲の人間や友人に恵まれなかった。だからこそ翔をはじめとするST☆RISHのチームメイトたちやQUARTET NIGHTの先輩たち、クロスオーバーがきっかけで出来た自分の大切な人たちに『美味しい手料理』を振る舞って彼らへの感謝と彼らとの幸せな思いを共有したいという願いがひと1倍強かった。
 それはモアも同じだ。彼女の生まれ育った環境の宇宙世界は食事環境においてかなり特殊であり、モアはサウンドワールドに来るまでは無重力空間でも問題なく摂取できるサプリメントやゼリー飲料のようなものばかりしか食べたことがなかった。彼女はサウンドワールドに来訪し、プラズマジカやシンガンクリムゾンズのメンバー、他のライバルたちからの差し入れで「世界にはこんなに美味しく、さらに人を幸せにできるものがあるんだ」と初めて知ったのだ…。





感想まだ

結果発表(前編) ( No.489 )
日時: 2024/03/17 19:25
名前: 夢見草(元ユリカ) (ID: JC82K/KY)

……



ロム「…まあ、どうしても出来合いのものだとそっけなく感じちまう部分はあるし、手料理でしか伝えられねえものもリアルにあるからな…。だが、改善が難しいものに対しては無理に改善しようとしなくていい。モア。お前の長所や魅力はシアンやチュチュやレトリー、それ以外の他の奴らも十分分かっている。那月もだが、お前たちも自分の作ったもので自分の大切な奴らが傷付くのは嫌だろう?誰だって苦手分野はある。俺だってそうだ。どうしようもない部分は他者に頼ることを覚えるのも、リアルな道への一歩だぜ。少なくとも、俺は今回の件でお前を責めたりしねえからな」
藍「僕は料理対決の企画やその際に起こった問題を調べる中で、自分の身内や知り合いが作ったポイズンクッキングを振る舞われても文句を言わず食べる関係者の人たちを見た。…正直、そのときは『強い危険要素のある挑戦者を前もって排除せずにいるなんてどう考えても非効率的だしあり得ない』『わざわざ自分から危険な目に遭うなんてバカじゃないの?』と思っていた。でも、今回の件でその思いは少し変わった。作った人の一生懸命なり真摯な思いをちゃんと感じていたから、それを受け入れようとして食べようとしていたんだと。…そりゃ何度も危険な目に遭ったり死にかけるのは嫌だけどさ。少なくとも今回のナツキやモアは、料理やその他のことで何でもかんでも自分勝手に振る舞う人たちよりは救いがあると思うよ」



 そしてその思いは、シンガンクリムゾンズのドラマーとQUARTET NIGHTの電脳アイドル…2人の最も大切な人たちに伝わっていた。ブラックホール(?)で危険な異空間に転送され、クリーチャーたちの来襲を受け、最終的に神話生物によってSAN値を直葬されかけたと散々な目に遭ったり2人だが、自分の身内が一生懸命に作品を作り、かつそれが大惨事を起こしたと判明したら真っ先に被害者たちを捜索して救おうとしたことは分かった。あらかじめ言っておくが、「悪気がない」というだけで何でもしていいわけでは決してない。例え悪気がなく起こした行動でも悪いことをしてしまったのなら謝罪をし、それ相応の罰を受ける責任はある。だがパート5での記載通り、2人はすでに被害者たちに対して自分のしたことを認めて謝罪している。自分の起こした行動に対して誠意と責任を持った点は評価出来ると、身内贔屓抜きでも彼らは2人を大きく責めたりはしなかった。



ロム「モア、俺はお前の味覚に関しては相当なセンスがあると思っている。シアンやチュチュ、俺やクロウや他の料理上手な奴らの試食をしたり食レポをしたりといったことでならリアルに料理に関われると思うぜ?何も『自分で何もかも作る』ことだけが料理に関わる方法じゃないってことは言っておくぜ?」
藍「僕もロムと言いたいことは同じだね。…ナツキ。ロケとか仕事関係以外でも、ナツキがたまたま立ち寄って料理が美味しかったお店とかおすすめのお惣菜とか、そういうのを僕らに教えてくれるだけでも『お料理に関するみんなとの幸せな思い』は共有できるからね。料理上手なマサトやトキヤやランマルたちも自分たちの都合で忙しくない限りは協力してくれるだろうし、これは僕もだけど、ある程度料理ができる他のみんなも同じ気持ちだと思うよ。何なら暇そうだったらレイジを遠慮なくこき使ってもいいんだからね?…それと。ナツキはちょっと色々と思い込んで暴走する癖があるけど。何かあっても思い込んだり早とちりしたりするのはやめて、落ち着いて人の話は最後まで聞こうね」
ロム「…ま、総括すると今回の件はお疲れ様ってやつだ。次に同じようなことや似たことをリアルに繰り返さなけりゃ、それでいい」
モア&那月「うあああああーん!!!!!」



 2人への〆として「例え作ることがてんでダメでも、大切な人との料理に関する良い思い出は作れる」と諭され、大惨事を起こしてしまった2人は再び涙を流しながら被害を負わせてしまったドラマーと電脳アイドルに飛びつく。



でゅらでゅら「…すまない、少し聞いてもいいか?さっきの君たちの『謝りたいこと』とは何だったんだ?」
モア「…多分、ミラクルクッキングが発動した原因のその地震。モアたちのブラックホール(?)が出た影響だと思うぴゅる…;」
那月「僕たちのブースでも、急に地面がグワッとしたあとにリュウさんがいなくなってしまって…;ミューちゃん先輩、カムイくん、でゅらでゅらさん、本当にごめんなさい…;」
ミシェル「…そういえば、あなたたちの提供順。確か、モアたちの直後の番号よね…?;」
カムイ&でゅらでゅら&カミュ「」
ベレス「そういえばなのだけど。私たちのブースでも確かトースターのひとつが突然壊れたのよね…?」
真理子「そういえば…。トースター、こっちは複数用意してあったから大丈夫だったけど…!?」
カイ「他ブースに影響が出てたのかよ…;」



ケン「…あ、そういやリュウ。オレはずっと気になっていたんだが、お前は何でモアや那月が料理しようとした時に止めなかったんだ?アイツらは集会で危険要素扱いされてただろ?那月はともかく、モアには自分が選ばれてヤバいっていう自覚もあったわけだし。まさか俺たちスマブラ組のCHARENGERの選定が終わった後に何も話を聞いてなかった…訳じゃねえよな?」
リュウ「ああ、実は準備期間中に1度3人で話し合ったんだが。その集まりの後でモアからは『今回の作品はリュウ1人で作った方がいいかも』『もしかしたら料理が襲ってくるハザード案件になるかも』と言われていたんだ。だがモアと那月の2人は固定審査員一同やロムや藍たちに美味しい料理を食べさせようと張り切っていた!何より、2人が諦めなければ今は無理でもいつかは改善の可能性があると思ったからだ!たとえ敗北しても諦めずに相手の研究をしたり自分の弱点を潰したり鍛錬を重ねれば勝利を掴める!格闘競技だろうが、料理だろうが、それは同じだ!!」
ケン「あー、あの2人が本気で美味い料理を食わせようと思ったり話し合いについてはちゃんとしてたから、もしかしたら…と思ったのか。その2人の気持ちをお前は優先したのか。そりゃお前だってスマブラや格闘技の試合や大会で負けることはあるが、何回でも立ち上がってきてるもんな。…But,リュウ。流石に事前申告や忠告は聞こうな;たまたま巻き込まれたのがお前だから良かったけど、今回の騒動は下手なやつが巻き込まれてたら発狂死するかもしれなかった大惨事だったんだぞ?」
リュウ「む、確かに5時間以上戦い続けられる猛者はクロスオーバーの世界を通しても中々いないな…。分かった、善処する。…ああ、そうだケン(スマブラ)!以前の別次元の料理対決では自然と口に飛び込んで入るアップルパイや名状し難い形状をしたおにぎりその他の具材や筋骨隆々とした足が生えたアイスバーなどが登場していたようだが、ソイツらは俺より強いのか!?もしそうなら、ぜひ俺と勝負を…!!」
ケン(スマブラ)「リュウ、マジでやめとけ。アレらは多分お前でも倒せねえブツだから」(真顔)
固定審査員一同「リュウさん、あなたの格闘技の実力や精度は精神力は本当に素晴らしいけど唐突なシリアスブレイクやホラーブレイクはマジで勘弁してください」



 大騒動を起こしたここも☆1組と同じく、オシオキは間違いなく避けられない。だが彼らは「大好きな人たちに美味しいものを食べさせたかった」と料理に真摯に取り組んだことは間違いないし、自分たちがとんでもない目に遭わせた被害者たちへの真面目な謝意や反省の意思は十分にある。それらに免じて、オシオキは比較的軽いものになるだろう…。あとリュウはいくら強者との戦いが興味あるからって、何でもかんでも戦おうとするのはやめるようにね?





今回はここまでです。次回は…?感想があるようでしたら、どうぞ。