二次創作小説(新・総合)
- 残りのオシオキとフィナーレ ( No.508 )
- 日時: 2024/08/06 17:32
- 名前: 夢見草(元ユリカ) (ID: JC82K/KY)
最初にコメント返しを!
>>ゆめひめさん
仰る通り、前半はツッコミどころこそあれ良い雰囲気だったのですが…。後半は本当に修羅場の連続だったとしか言えません;今回の描写の件でそちらに不快な思いをさせてしまったのなら申し訳ないです…。ただ、そちらのシグルドさんの精神が無事ならまだよかった;
審判の間ですが、チーム戦ということで対象者が多い&他作者さんの作品で採用されたパターンなども参考にして今回はワンチャンスのみでした。オシオキは比較的シンプルに料理の製作に巻き込まれる形で、最後はサツキ先生の手により某夢の国のBGMも利用した爆発オチでした。あらゆる場面で使用出来る爆発オチは万能ですね()。…お腹いっぱいかもしれませんが、あとちょっとだけ続きます。よければ見守って頂けると幸いです。
>>大瑠璃さん
結果発表前半は成功したチーム・失敗したチームともに奮闘や試行錯誤が見られ、平和でいい雰囲気でした。ですが後半は…。更に挑戦者の1人である十神とシミ―は悪役裸族コンビの監禁により当日の調理時間中は行動不能状態だったという衝撃の事実も発覚…。これには三日月があなや、と呆然するのも納得かと…;
最初に一言。更新が遅れて申し訳ございませんでした!
そしてチームで料理対決、これにて完結です。ここまでご覧いただいた読者の皆さんには本当に感謝を。…本シリーズを完結させるだけで半年以上掛かったってマジ?
セフィロス&ワリオ&ガノン「うぎゃああああああああああー!!!!?」
さて、9番チームの裸族料理関係で大暴走したセフィロスと、挑戦者への妨害行為を行ったワリオとガノンドロフたちが再び映し出された。彼らは前回のオシオキ終盤でサツキの手によってワープホールで強制転移させられたあと、暗闇の中を真っ逆さま。今回は彼らへのオシオキの続きが執行されるようだ。
ドォォォォォン!!
ワリオ「いっでえええええー!!!!!…ったく、何だあの女教師は!カグヤとあのWSTの女と金平糖野郎もだ!ちょっと下手に出てやったと思ったら、俺様たちをこんな目に遭わせやがって…!!」
ガノン「同志ワリオよ、ムカつくのは本当だが、女を舐めたり油断をすると痛い目を見るぞ。ゲルド族も俺以外はみんな女だからな…」
セフィロス「ゲルド族の長(?)が言うと説得力があるな。…ところで、俺たちは一体どこにワープさせられたのか…」
ブロンブロンブロンブロン…………
セフィロス「ん?…なあ、ワリオにガノンドロフ、変な音が聞こえてこないか?」
ガノン「む?…ああ、確かに聞こえるな。一体何だ、この音は?」
ワリオ「フンガー!俺様は分かったぞ!これはバイクの音だ!毎日ワリオバイクを乗り回している俺様にとっては簡単だぜ!!」
ブロンブロン……ブロロロロォォォォォ!!!!!
リヒター&レトリー&タイガ「ヒィィィィィヤッハァァァァァァァァァァー!!!!!」
セフィロス&ワリオ&ガノン「」
はい、なぜかそれぞれバイクに跨り爆走してくるベルモンド家のニューヒーローとプラズマジカのベースボーカルと第6アカデミーの浪速魂の姿が確認できました(爆弾投下)。彼らは迷いなく裸族たちの方へと向かってくる…!!
リヒター「モヒカン共、道を開けろおおおおおおおおおおー!!!!!俺は鬼帝(キティ)組総長、裏火舵亜(リヒター)だああああああああああー!!!!!」
レトリー「何の!ボクは死無紋(シナモン)組総長、烈斗裏威(レトリー)じゃあああああああああー!!!!!」
タイガ「新参者に負けて堪るかあああああぁぁぁぁぁー!!!!!俺こそが関西圏全てを配下に置いた伝説の捕夢捕夢風燐(ポムポムプリン)組の長・大威我(タイガ)やでえええええぇぇぇぇぇー!!!!!」
ガノン「うぎゃあああああぁぁぁぁぁー!!!!?何じゃありゃあああああぁぁぁぁぁー!!!!?」
ワリオ「ちょっと待て!?アレは俺様たち渾身のアイディアの『クイニー裸マン』を食べた奴らだろ!?」
セフィロス「ともかくこのままだとアイツらに捕まる!今すぐ逃げるぞ…はあっ!?片翼が機能しない!?」
ワリオ「どーせ作者やイカたちが俺様たちへの嫌がらせで能力を使えなくしてるんだろ!?アイツらのやることなんてお見通しだっての!…ガノン、セフィロス、さっさと走って逃げるぞ!さもないと俺様たちはアイツら全員に轢かれてDEAD ENDだ!!」
ガノン「…あ、ああ!!…俺は、逃げられるか…!?;」
セフィロス「つべこべ言っている暇はないぞガノンドロフ!逃げるぞ…!うおおおおおー!!!!!」
リヒター&レトリー&タイガ「待てやゴルァァァァァァァァァァァー!!!!!」
このままだと裸族料理を無理やり食べさせられた怒りによって激怒している9番の被害者トリオによって、自分たちはとんでもない目に遭わされることは間違いない。悪役裸族たちは能力が使えないことを確認するや否や、ダッシュで走り出す。その中でも特に足が遅い方に分類される力のトライフォースの主は足のピッチを回して必死に走り抜けようとしていた。一方でバイクに跨っている9番の被害者トリオ3人は逃げる悪役裸族たちに対して眦を吊り上げ、とんでもない形相で追いかける…。
そんな彼らを尻目に、道の端には文字が刻まれた木製の看板が立て掛けられていた…。
「Nuver Eats!?〜怒りと贖罪のレインボーロード〜」
〜超不正級の裸族 セフィロスとワリオとガノンドロフへのオシオキ〜
ここから感想はしばらくお待ちを。
- 残りのオシオキとフィナーレ ( No.509 )
- 日時: 2024/08/06 17:37
- 名前: 夢見草(元ユリカ) (ID: JC82K/KY)
BGM:レインボーロード(マリオカートシリーズより)
ガノン「速く、速く逃げなければ…!」
リヒター&レトリー「させるかゴルァァァァァー!!!!!」
タイガ「おんどりゃあああああぁぁぁぁぁー!!!!!豚魔王を捕らえたでえええええぇぇぇぇぇー!!!!!」
ガノン「ぐあああああぁぁぁぁぁー!!!!?」
ワリオ「ガノン、大丈夫かー!?」
ガノン「だいじょば…あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ー!!!!?」
セフィロス「ガノン!?…が、ガノンが引き摺られている…!?」
急いで逃げようとしたゲルド族の力のトライフォースだったが、やはり元の足の遅さとバイクに跨り爆走してくる相手との差は埋められなかったようだ。慌てるあまりもたついたところへ狙いを定めた第六アカデミーの浪速魂が懐から取り出した収縮ハンドを飛ばし、ガノンドロフを捕縛。そのままバイクの後ろに付けられていた小型のソリを展開する。ソリの上に収縮ハンドごとガノンを放り投げると、そのまま速度を上げて再びガノンごと走り出した!
タイガ「よっしゃ!これでレースの優勝は貰いや!ほな、お先〜!!」
リヒター「くそ!出遅れた!」
レトリー「ぐぬぬ…!でも、ボクにも追い越しチャンスはある!負けないぞ!…うわあああああーっ!!」
ワリオ「おいメガネの犬女、何をす…ぎゃあああああー!!!!?」
リヒター「俺も2人に負けていられない!勝利をベルモンド家に捧げるぞ!…はああああーっ!!」
セフィロス「ワリオ、平気か…あああああー!!!!?」
ガノンを心配する間もなく、残りの2人もそれぞれリヒターとレトリーに捕らえられてしまった。彼らもまた同じように収縮ハンドでバイクに繋がれたソリに乗せられ、無理やりコースを爆走させられる。特にリヒターとレトリーはスタートの遅れを取り戻そうとより強く加速しているため、セフィロスとワリオの乗せられたソリはガタガタと左右に揺れ、上下に跳ねる。と、そこへ…。
十神「さあ、始まりました。第1129回特別レース。実況はこの俺、『超高校級の御曹司』こと十神白夜がお送りする」
シミー「解説のシミースワンズ43ィ。よろしくお願いする43ィ。…十神、今回のレースの見どころは何43か?」
十神「今回は1周1000メートル、計3000メートルという長距離レース。故にスピードや瞬発力のみならず、長い距離を走行するスタミナやライバルを追い越すパワー、バイクマシンを操縦するテクニックも注目されるぞ。今は元からバイクに詳しいタイガがリードしているが、展開次第ではリヒターとレトリー、どちらにも優勝のチャンスはあると言っていい」
シミー「なるほど…。あっ、上手くスタートできたタイガは先行する43ね?元からのマシンテクニックとこのセーフティリードを保てるかに注目43ィ。一方のリヒターとレトリーは後方で牽制し合いながらマシンを走らせている43ね。パワーに優れるリヒターとなかなかの根性を持つレトリー、どちらもタイガをマークしつつ追い越しを狙っている43ィ!」
再び裸族の被害者でもある超高校級の御曹司とシロラクラスカ?のギタリストが現れた。彼らは今回実況と解説を担当するようであり、淡々と、だがはっきりとレース状況を分析している。
リヒター「今回のレース、勝つのは俺だ!キティ様の加護を受けた俺は元からのタフな肉体に加え、何事にも屈しない精神力を得た…!次の総選挙こそ、全てのサ◯リオを司るサン◯オ王国の女王陛下にして現猫神・キティ様を1位に輝かせるぞおおおおおー!!!!!」
セフィロス「おい、勝手にカメのコウラを飛ばすな!…痛い!痛い!!痛い!!!」
レトリー「違う!勝つのはボクだ!ボクのシアン愛!プラマジ愛!そしてシナモン様のご加護があれば、ボクとシアン、チュチュとモアはどこへでも行ける…!専属チャンネルも好評でパラレルシナモンことアイシナも出た今こそ!再び全ミューモン・全人類がシナモン様に注目する時!ほら、キミたちもいい加減人気投票5連覇中のシナモロール様に屈しな!!」
ワリオ「びゃあああああー!?目が、目があああああー!?黒いので前が見えねええええええー!!!!!」
タイガ「決まっとる!それにポムプリは癒しや!正義や!あのポヤポヤフェイスとムッチムチボディが堪らへんのや…!2位では絶対に終われへん!次はアカデミー生徒とセン公全員の票を使って、ポムプリをサ◯リオ人気投票1位に返り咲かせるでえええええー!!!!!」
ガノン「手当たり次第バナナの皮を投げるんじゃねえええええー!?…ぶべっ!?」
接戦のレースに9番の被害者トリオはヒートアップ。彼らはマ◯カでお馴染みの妨害アイテムを次々と懐から取り出し、相手を妨害しつつ自分が先頭に踊り出さんと奮進している。…だが妨害アイテムは全てソリの上に乗せられている裸族たちにぶち当たっている。セフィロスはリヒターの放ったノコノコのコウラが何個もぶつかり、ワリオはレトリーが噴出させた顔面にイカ墨が思いっきりスプラッシュ。ガノンはタイガが何個も放ったバナナの皮によってソリが大きく浮いたり、バナナの皮が顔や頭に何個も当たるハメに。
感想まだ
- 残りのオシオキとフィナーレ ( No.510 )
- 日時: 2024/08/06 17:43
- 名前: 夢見草(元ユリカ) (ID: JC82K/KY)
シミー「…ピンポンパンポーン!レースの途中だけど、ここで中継43ィ!」
十神「お前たち、巨大モニターに注目だ!」
十神とシミースワンズの一言がきっかけで、レース会場に巨大モニターが展開される。それは非常に大きく、レース場のどこから見てもモニター内で誰が何をしているか分かるものだった。そこに映し出されたのは…。
サーニャ「さあ、みんな!ここにある段ボールを残さずどんどん運んでね!」
コリエンテ「了解ですサーニャの姉御ー!…ほらほら、カミュにマヤちんに、ヤス太郎!休んでないで一気に全部運んじゃうよー!!」
ヤス「はぁ…。引き受けたことに文句は言わねえが、何で段ボールの中身がこんなブツばっかりなんだよ;」
マヤ「それは確かに、ね…;彼らはこの情熱を別の何かに活かすことはできなかったのかしら…?;」
カミュ「馬鹿を言うな。仮にそうであったならあ奴らはこのような末路に至ってはおらんぞ」
唐突にレース場全体から見えるほどの巨大なモニターにある人物たちの姿が現れる。それはコリエンテ、マヤ、カミュ、ヤスという今回の料理対決に関連のあるキャラクターたち。そして救援活動はともかく、挑戦対象者でもないのにわざわざ結果発表にまで姿を見せていた北国の元ナイトウィッチだ。彼らは揃ってなぜか全員青いポロシャツとジーンズ姿であり、それぞれ大量の段ボール箱を運んでいる。それはどこか引っ越し業者を連想させるものだった。彼らは段ボールを普通に手に持って運んだり、一気に肩に乗せて運んだり、しるきゃぷに手伝ってもらったり、段ボールに紐をくくり付けホウキの先にぶら下げて大量に運んだりと個性豊かだ。……だが、ここで悪役裸族たちはあることに気づいた。
ガノン「…おい、ちょっと待て!?あのナイトウィッチの持っている段ボールに入っているもの、俺の裸族用コスプレグッズだぞ!?それにコリエンテのペットの持っている段ボールには、妖艶かつ清廉たる俺の勝負下着(総230着)たちまで…!?アイツは裸族ファンのはずなのに、何で勝手に俺たちのグッズを持ち出したんだ!?」
セフィロス「何だと同志ガノンドロフ!?…ああっ!?あの金髪アイドル野郎、俺の勝負下着に新・ウホ男くん人形(令和からはじめる裸族スターターセット収録)に、俺の初センターライブが収録されたDVDまで…!?いつの間に持ち出したんだ!?」
ワリオ「俺様の勝負おパンティやネオ(略)砲はあの見習い魔導師の女が運んでやがるぞ!?粗末に扱うn…あーっ!?ヤタガラスのミューモン野郎は裸族グッズ以外にも、俺様のお宝グッズや金儲けのために書いた秘蔵のメモまでー!?裸族グッズももちろん大事だが、アレは俺様のトレジャーハントに必要不可欠なものなんだぞ!?」
…さて、読者のみなさん。ここまで見ていただき、思い浮かぶ展開があるかと思われます。
サーニャ「それでは、今から新人研修を始めます。よろしくお願いします」
コリエンテ「よろしくお願いしまーす!…ねえねえサーニャチーフ!この段ボールの山は一体何ですかー?」
サーニャ「それは我が事務所に押収された、受け取り人不在の荷物ですね。ええっと、中身は……」
カミュ「確かこれらを所持していたのは男だと聞いているが、肝心の荷物は妙なマネキン人形やDVDや冊子、女物の下着にコスチュームプレイ用の衣類、と。…ハッ、それぞれ3桁を超える数ほど用意しているのはどうなんだ愚民めが」
マヤ「…それ以外にも、教育上よくないものも多いですね。私たちの事務所は幼い子どもも利用するんですもの、彼らの目には留めたくない…。チーフ、これは今すぐに何とかした方がいいと思うわ」
サーニャ「そうですね。これらは全て受け取り人不在の荷物ですし、私たちで適切な処分を行いましょう」
ヤス「……んで、これから一体どうするんだよ?」
サーニャ「ああ、それも説明しなくちゃね。…その前にみんな、それぞれの武器は持っていますか?」
コリエンテ「もち、もちー!!しるきゃぷも準備オッケーだよー!!」
カミュ「コンジェラシオン、準備完了している」
マヤ「同じくエトワールランサー、準備完了です!」
ヤス「…えっと、俺はテメェらと違ってクロスオーバーのギルドには入ってねえ。普段使いしてるメリケンサックでいいか?」
サーニャ「うん、それで問題ないと思うわ!むしろ使い込まれていていい感じ!」
セフィロス&ワリオ&ガノンドロフ「…ま、まさか……;」
BGM:スタン・ハンセン入場曲テーマ「サンライズ」
サーニャ「ついでに日頃の鬱憤もここで晴らしちゃいましょう!それじゃあ、いっくわよー!!…コールドバニーッシュ!!」
マヤ「あっ、忘れるところだったわ。みんなにバフ魔法も掛けておくわね!『攻撃アップオールIII』!!…はい、どうぞ!」
カミュ「フン、悪くはない。…アイシクルエンハンス!絶対零度エモーション!!さらに新技だ!刮目するがいい…!『Frost Dream』」
コリエンテ「行くよしるきゃぷ!シークレットブースト!ウォータースプラーッシュ!…かーらーのー?アイシクル乱舞連打撃ちじゃあああああぁぁぁぁぁー!!!!!」
ヤス「…おっ、スゲェぞこのヤスリ!?変なDVDが大根おろしの如くゴリゴリ削れやがる…!!」(セフィロスのセンター裸族DVDをヤスリ下ろしに)
マヤ「シューティングスターフラッシュ!!流星衝!!ライトニングランサー!!」
セフィロス「うわあああああー!!!!?やめろおおおおおー!!!!?俺のセンターの勇姿を録画したDVDがあああああー!!!!?大根おろしにするなあああああぁぁぁぁぁぁー!!!!!」
ガノン「俺がファイトマネーでちまちま集めた勝負服やおパンティを布きれにするなああああああああああー!!!!!次の裸族ライブはその衣装とおパンティで参加しようと思っていたのにいいいいいぃぃぃぃぃー!!!!?」
ワリオ「金髪アイドル野郎と水ウサギは氷魔法を立て続けに使うな!?…うわああああー!?俺様のT◯NGAが氷漬けになっちまったあああああー!!!!?トレジャーマップごとの金儲けメモも粉々だあああああぁぁぁぁぁー!!!!?やめてくれえええええぇぇぇぇぇー!!!!?」
ベヨネッタ「ちょっwwwFF7のラスボスとゼル伝シリーズのラスボスと自称黄色い貴公子が裸族グッズや勝負下着や私物のためにあんなに必死になってるんだけどwww」
真理子「ひいwwwサーニャちゃんwwwヤバい、最高wwwお腹痛いwwwww」
ジョーカー「おい、ヤスはカメラ目線でDVDをヤスリ下ろしにすんなよwwwすっげえいい笑顔だしwwwしかもワイプで抜かれたセフィロスの表情がヤバいwww原作でクラウドに倒された時もこんな絶望顔してなかっただろwww…な?www」
クラウド「あ、ああ…。まあ、自業自得ではあるが」(白目)
嶺二「ミューちゃんがめちゃくちゃいい顔してるwwwヤバい、僕あんないい笑顔のミューちゃん今まで見たことないかもwww仲間なのにwwwww」
レオン「…うわぁ。俺たち、あんなマヤ見たことねーぞ;」
キンタ「コリエンテちゃん……;」
真面目な人たち一同( ゚д゚)ポカーン
はい、大まか察して頂いたように裸族グッズ破壊のための大乱闘が始まりました(爆弾投下&笑)。
彼らはそれぞれの武器や魔法、さらになぜか用意してあった釘バットやピコハンやヤスリなどを使い、段ボールの中に収納されていた裸族グッズや裸族衣装、その他娯楽品の私物を次々と破壊していく。しかも元からおふざけやギャグやカオスが大好きなコリエンテはまだしも、真面目な古参メンバーのサーニャが積極的に破壊活動を先導している上に、新参クロスギルドメンバーの中では比較的真面目な部類に入るマヤやカミュ、挙げ句の果てにはクロスオーバーワールドを知って間もないヤスまでノリノリで裸族グッズを破壊しているのでシュールなことこの上ない。この様子にモニタリングしている彼らの友人や仲間、知り合いたちは思わず吹き出してしまったり笑いを堪えたりただただ唖然としたりとさまざま。
その上、今の状態はというと…。
リヒター「オイコラあああああー!!!!!よそ見をするなあああああぁぁぁぁぁー!!!!!」
レトリー「ねえ、コイツら、自分の置かれている状況わかってないんじゃない!?」
タイガ「何やて!?ほんならギアを数段上げとかな…!!浪速魂、やったるでえええええぇぇぇぇぇー!!!!!」
セフィロス&ワリオ&ガノン「」
十神「おおっと、レース展開は急速に熱を増してきたぞ!?3騎並んで繰り広げられる、この熱いデッドヒート!果たしてゴールテープを真っ先に切るのは誰になるのか!?」
マヤ「…ねえ、あの人たちの下着とコスプレ衣装と布の切れ端は全て燃やしていいわよね?」(下着+aの衣類の山を授業で習った炎魔法で焼却処分)
カミュ「問題ない!…おい貴様ら!俺と勝負をしろ!目標はこのふざけたポスター(※セクシーポーズを取っているゲレゲレ)!先に此奴の急所全てに魔法をぶち当てた者が勝者だ!!」
コリエンテ「その勝負、乗ったよ!勝つのはあたしとしるきゃぷだあああああぁぁぁぁぁー!!!!!」
ヤス「インガンダーラ♪ ガンダーラ♪ ゼイ セイ イット ワズ イン インディーア♪ ガンダーラ♪ ガンダーラ♪ 愛の国、ガンダーラ♪」
サーニャ「パージャレイ ドゥシャ マヤ ザスノーブシュカ マーラジェ ツカヴァプリーチャ♪」
シミー「こちらのチキチキグッズ破壊レースも佳境に入った43ィ!…おおっと、巻き込まれ委員長気質が高火力の炎魔法で布切れの大群を一斉処分完了ー!さらに伯爵アイドルとスイマーギタリストの氷魔法合戦で、ポスターの中のポップンの変態カメレオンはもうマジち〇さむ状態43ね!いやー、やられているのが自分じゃなくてよかったとつくづく思う43ィ」
ワリオ&ガノン「おろろろろろrrrrry」
セフィロス「轢くのも、壊すのも、もうやめてくれえ…!?お助けえええええぇぇぇぇぇ〜〜〜〜〜…!!!!?」
自分たちへの注目を忘れたのかと認識したベルモンド家のニューヒーローとプラズマジカのベースボーカルと浪速魂がバイクの走行速度をさらに上昇させたため、裸族たちのガタ付きと乗り物酔いは加速する。それに合わせているのかいないのかは知らないが、グッズ破壊レースもヒートアップ。あるだけの裸族CDやDVDをフリスビーやチャクラムのごとく投げ回したり、ウホ男くん人形や等身大阿部さんフィギュアを体術コンボで木っ端微塵にしたり、裸族雑誌に落書きした上で魔法で燃やしたり、裸族ポスターのモデルの急所をピンポイントで氷漬けにした上で切り刻んだりと、それはまるで誕生日やクリスマスにオモチャを与えられた子どもが思いきりフィーバーしているようにしか見えなかったwww
愛用の裸族グッズや私物を破壊される視覚と聴覚、伸縮性ハンドで括り付けられソリで引きずり回される触覚と3つの感覚で生き地獄を味わうことになった悪役裸族トリオ。カーブを曲がり、レース場にゴールテープが見えてきた…!
感想まだ
- 残りのオシオキとフィナーレ ( No.511 )
- 日時: 2024/08/06 17:56
- 名前: 夢見草(元ユリカ) (ID: JC82K/KY)
BGM:灯火の星(大乱闘スマッシュブラザーズSPより)
リヒター&レトリー&タイガ「ご注文ありがとうございます!!悪役裸族3セット、お届けに参りましたあああああー!!!!!」
セフィロス&ワリオ&ガノン「ゑ?」
BGMがお馴染みスマブラSPのテーマソングに切り替わった瞬間、唐突に収縮ハンドが外れ、悪役裸族トリオの身体は今まで乗せられていたソリから思いきり投げ出される。裸族たちは唐突に宙に身体が浮いたことに驚き、何も抵抗できない。しかもその先には全て自分たちのグッズを破壊し終わり、鬼のような形相でそれぞれの武器を構える5人の姿が…!
ワリオ「おいお前ら!?よくも俺様たちが大切にしているモノを良くも破壊しやがったな!?身勝手にもほどがあるぞ!?」
セフィロス「おい、コリエンテは俺たちを応援していると言っていたじゃないか!?何でそこまで怒っているんだ!?」
ガノン「俺たちをコケにしやがって!」
サーニャ「どの口が言ってるの?…こっちは全部矢島さんから聞いてるのよ!?よくもやってくれたわね…!?」
コリエンテ「そりゃいつものあたしは裸族騒動もおふざけも大好きだけどさ、でも不正してまで勝ちに行くのはないでしょ!?高評価を取りたいならもっと別の方法だってあったはずじゃん!?おふざけする場とそうじゃない場くらいわきまえなよ!?…な・に・よ・り!!園っちやみんなの変なイラスト出回せようとするなんて絶対に許さないんだからね!?」
カミュ「……この、下衆どもがあああああー!!!!!」
マヤ「今回ばかりは私、ものすごく怒っているわよ?あなたたち、奏やみんなに一体何をしているの??しかも言葉にするのもおぞましい、汚い不純物をサツキ先生や審査員のみんなに食べさせるなんて…!!」
ヤス「ざ け ん じ ゃ ね え よ テ メ ェ ら」q(▼益▼#)
サーニャ&コリエンテ&カミュ&マヤ&ヤス「地 獄 に 落 ち ろ !!!!!」q(▼益▼#####)
セフィロス&ワリオ&ガノン「いぎゃあああああー!!!!?」
末怖ろしいことに、悪役裸族たちの目の前に悪魔が5人いました。
コリエンテの起こした巨大津波をサーニャとカミュの2人掛かりで氷漬け。彼らの作り出した巨大氷塊に飲み込まれるのではないかと覚悟した悪役裸族たちだったが、マヤの雷魔法とヤスの炎魔法の余波によって攻撃を受けることなく強く押し出された。そのまま彼らは無理やり上方へ大きくジャンプされる形に。魔法の余波で巨大氷塊を思い切り滑り上がる形になった悪役裸族トリオはさらに飛び上がり、その勢いのまま崖先にあった謎の鉄製の小屋にシュートインされていった…。
そうして彼らの目の前に見えてきた謎の鉄製の小屋。裸族たちがシュートインされるや否や、小屋には自動でロックがかかる。だが、この小屋に入った瞬間、セフィロスたちはあまりにもおかしい違和感を覚えた。なぜなら…。
セフィロス「っ!?ゲホッ、ゴホッ…!?何だこの酷い臭いは!?」
ワリオ「くっせえ!?くっせえ!?俺様の絶不調の時のワリオっぺよりくっせえ!?」
ガノン「俺もこんな酷い悪臭は嗅いだことがないぞ!?アイツら、一体何をしやがった……」
力士型アンドロイド×3「ゴッツアンデス!!」
青いつなぎを着た筋骨隆々の男性型アンドロイド「良かったのか、ホイホイやってきて?俺は誰でもかんでも取って食っちまう男なんだぜ?」
金髪の女性型(?)アンドロイド「ウフーンv ワタシタチノトクセイステージヘヨウコソォ~v」
坊主頭の女性型(?)アンドロイド「アハーンv セフィロスチャン、ワリオチャン、ガノンドロフチャン、タノシンデイッテネ~v」
マンドラゴラ?「ケケケケケケケケケケ」
触手&わかめs「うねうねうねうね」
セフィロス&ワリオ&ガノン( ) °Д°
モニタリングしていた皆さん全員( Д) ゜゜
す み ま せ ん 、 こ の 光 景 は 一 体 な ん で す か ?
コリエンテ「ねーねーみんな、あの小屋に何を入れた?」
ヤス「入れた?って…、そういうアンタは何を入れたんだよ」
コリエンテ「えっと、あたしはねー。こないだMIDICITYの浜辺で見つけたウニとうねうね動くタコの触手と、あとはうねうねしなるイカの触手と、うねうねするワカメ」
ヤス「…俺らは男子校出身ってこともあるが、暑さとガチムチと汗に挟まれるのは最悪だ。だから室温を35度にまで上げてアイツらをガチムチの力士に挟ませることはできるかってクロウさんに頼んだ。…それで、まさかあの力士型のロボットが出てくるとは思わなかったが;」
サーニャ「シュールストレミングの缶詰。今朝海上輸入したてでまだ発酵しきってないから十分食べられるわよ。付け合わせのクラッカーやハーブ、チーズも一緒に差し入れておいたし」(実食レポによるとシュルストはとにかく塩分が強いためクラッカーやハーブ、チーズで挟むと口当たりがまろやかになり食べやすくなるとのこと)
カミュ「…かのポップンミュージックの著名人らは敵に回すとこれ程なく恐ろしいが、逆に言えば味方に付ければ非常に強力だ。今回本人らは本職での用事があるため出張不可能だと言われたが、代わりに作者から奴らをモデルにした試作品の精密性アンドロイドを提供された。ついでにあの青いつなぎを着用した男型のものもな。…俺たちが日々あくせく任務に励む中で一体何を開発しているんだ愚民が…と思ったが、このような形で役に立ったのだ。今回ばかりは作者の愚行に目を瞑ってやる」
マヤ「あのマンドラゴラ、セリオスとアロエとマラリヤで交配させた新種なんだけど…。掛け合わせた品種が悪かったのかちょっと凶暴な個体になっちゃったから、今はロマノフ先生直々に管理されてるのよね。あと今ってちょうどマンドラゴラのタネを付けるための時期だからより活性化していてね、少しの刺激で大量のツタや花粉を出したりするの。…まあ花粉を出すと言っても少し痺れるくらいで毒や人体に致命的な被害は出さないから、大丈夫なんじゃないかしら」
コリエンテ「ちょっwwwみんなもワルよのうwww」
無駄に暑い室内、酷い悪臭が漂う密室、そして自分たちににじり寄ってくる複数のアンドロイドや植物や触手たちという最悪の条件。慌ててドアににじり寄り開けようとしたが、電子ロックによって固く閉ざされており開く気配はない。このまま破滅を受け入れるしかない…!
女性型(?)アンドロイド×2「サア、オ兄サンタチ!アタシタチトノアツーイヒミツのランデブーヲタノシミマショォォォォォー?ⅴ」
青いつなぎの男性型アンドロイド「や ら な い か」
力士型アンドロイド「ハッケヨォォォォォイ!!」
マンドラゴラ?「キシャアァァァァァー!!!!!」
触手?s「うねうねうねうねうねry」
セフィロス&ワリオ&ガノン「ウボァー!!!!!」
(※)ここから先はあまりにもお見苦しいため、映像と音声を完全にカット致します。しばらくは別室で楽しそうに会話するゲストの様子をご覧ください。
その後、悪役裸族たち3人は約1時間ほど放置されたのちに解放されたが、全員目を回し完全に気絶した状態で発見された…。彼らはブリーフ一丁の裸同然の姿であり、全身にはなぜか大量のキスマークがあったとのことだ…。
そしてこのあとすぐにリヒター&レトリー&タイガ&十神&シミー、そしてキッチンブースの掃除に戻ったコリエンテを除く裸族グッズ破壊者4人の手で「この度は吾輩(ワシ)の管理下のスマブラファイターが本当にすまなかった(ゾイ)」と頭を下げるクッパとデデデの元に引き渡されたという……。
感想まだ
- 残りのオシオキとフィナーレ ( No.512 )
- 日時: 2024/08/06 18:45
- 名前: 夢見草(元ユリカ) (ID: JC82K/KY)
オシオキが全て終わり…。
苗木「…みんな、どうかな?キッチンのお掃除は終わった?」
ユリ「もっちろん!あたしたち、すっごく頑張ったよー!」
リュウ「キンタウルスの差し入れてくれた掃除用具の効果が存分に発揮された、感謝するぞ!」
那月「みーんなで力を合わせてお掃除しました!だから16個のキッチンブースさん、ぜーんぶがきゅるるんピカピカです~!」
モア「モアと那月は追加の反省文も書いたぴゅるよ~!後で確認して欲しいぴゅる~♪」
日向「おう、分かった!…これでお前らは打ち上げに参加していいからな!打ち上げ会場もあと少しでスタンバイ完了する!だから、さっさと移動するぞ!!」
ユリ&リュウ&那月&モア「やったー!!」
マック「……そう言えばコリエンテちゃん、戻ってきてからものすごく晴れ晴れとした顔をしてるっスけど……;」(嫌な予感がするからあんまり聞かない方が良さそうっスね;)
コリエンテ( ^∀^)スッキリ
ミシェル「…打ち上げ班!そっちの様子はどう?」
ルフレ「ああ、かなり順調だよ。ルフリの指揮であと5分程度で準備完了といったところだね」
シアン「にゃにゃにゃ~ん!!ラストスパート、ぷるぷるMAXでいくにゃーん!!」
ホムラ「これは…少しだけ炙った方が良さそうね?私の力の見せどころですね♪」
音也「人数分の机と椅子はもう全部ある?ない分は俺が運んじゃうぞー!」
ヒカリ「食器は全部ある?…ないなら追加で持っていかないといけないから、早く言いなさい!」
ヒメコ「空いているテーブルにクロスを敷いて、あとやることは、ええっと…!?」
ルフユ「飲み物は私たちが冷蔵庫でルナティックキンキンに冷やしたからねー!」
デルミン「ミネラルウォーター、麦茶、ジュース、サイダー、コーラ…。うん、何でもあるのです。」
イレブン「ねえねえみんな!打ち上げのお料理、楽しみだね~♪」
ほわん「だね~♪ 他のみんなのお料理も早く食べたいなぁ♪」
ツキノ「ツキノはもちろん、ぜーんぶのお料理を食べるの~♪」
ホルミー「ツキノ、お腹を壊さないように気をつけるんですよー!;」
ジャクリン「でもうちらも打ち上げに参加できるんは、ほんまラッキーやわ~!あとでロージアにお礼言わなあかんな♪」
ルフリ「色々ありましたが…もうすぐ打ち上げです!楽しんで参りましょうね!」
一方、使用されたキッチンブースでは反省組が掃除を、外の打ち上げ会場では避難していた純粋組や保護者組が打ち上げの準備をしていた。彼らは(一部を除き)問題児達のオシオキの詳細を知らずすんなりと与えられた仕事をこなしていた。先ほどまでの修羅場と比較するのはお門違いではあるが、それでもあまりにも平和だ。
やがて、外の打ち上げ会場にモニタリング組や避難組、掃除を終えた反省組が集合した。
アロエ「えーっと、これで会場の準備はぜーんぶ終わったよ!…あっ、みんながきたよー!!」
セシル「…あれ?何だかさっきと比べて、少しヒトが少ないような気がするのですが…?」
マヤ「アロエ、セシル、みんな。何も気にしなくていいわ。こっちの用事は全て終わったからね?」
カミュ「何を言ってる、最初からこの人数だっただろう。完全に貴様の気のせいだ愚民めが」
「そうだったでしょうか?…でも、ワタシはではありません!!撤回してください!!」(・ω・#)
まりまり「うーん、ならいいけど…?打ち上げ楽しみばい」(・ω・)?
ミェンミェン(揃って誤魔化してるアルな…。まあ、GJアルが)
レン(…さっきまでの出来事は、絶対にセッシーたちには言えないからね…;)
林檎「…ええと、みんなが集まっているってことはこれでお掃除や打ち上げの準備は全て終わったってことよね?…つまり、これからは…!」
リックス「待ちに待った打ち上げタイムだね!司会はもちろん、あたしとミックスがやるよー!」
ミックス「ここまで色々なことがあったから、ミックスたちもさすがに疲れたし…;まあでも、締めるところは締めるし!」
ビート「打ち上げ中のBGMは俺とアシッドが選曲するからな!俺たちの本領発揮だ、盛り上げるぞ!」
アシッド「シュゴー!!」
龍也「俺や林檎も参加していいのは有り難いな。幾つかは社長への土産に持ち帰るとして…。なあ、仕事は全部終わったし酒を解禁していいか?」
ロッシュ「あー、いいけどハメを外し過ぎるだけはやめてくれよ?…これで料理対決は無事おしまいだ!全員グラスを持て!ゲストもだ!それじゃ、行くぞ!」
ロッシュ「みんな、今回はお疲れ様でした!乾杯!!」
全員「かんぱーい!!」
挑戦者の選出からここまでさまざまな出来事があったが、これで「チームで料理対決!!」は終了。無事にイベントが閉幕したことにより、関係者揃っての打ち上げが開始される。ここでは仕切り直しでの料理のお披露目会や今回制作したレシピの交換会が行われた。
BGM:バンカラミックスモダン(「スプラトゥーン3」より)
サクラ「あ、あの、そちらのベレスさん!よければ私とお料理のレシピの交換をして頂けないでしょうか!?こちらは白夜のものになりますが…!!」
ベレス「もちろん良いわよ!こっちだと和食って珍しいしね?…それに、サクラみたいな素直なかわいこちゃんは特に大歓迎!ベレス先生、キュートなサクラをなでなでしちゃうわ!!」
サクラ「ふえっ!?」
カムイ「テメェは教師のくせに変なセクハラしてんじゃねえよ!」(ベレスにデコピン)
ベレス「ぎゃーす!!」
エリーゼ「ちょっwww…でもベレスさんたちのサンドイッチ、本当に美味しいよー!お兄ちゃんたちやお姉ちゃんたちへのお土産にも持っていこーっと!!ねえねえ、ブレディも帰ったらノワールのためにサンドイッチとか紅茶を持っていったらどう?あ、でもまず先にそのヘタレを直さなきゃねwww」
ブレディ「おい暗夜のツインテ、後で覚えてろや(^ω^#)…にしても、簡単に作れるサンドイッチセットでも侮れないし、美味いな…。今度開くティーパーティの参考になるわ」(ギャグカオス組が作ったとは思えねーくらいに)
シュウ☆ゾー「ははっ☆ブレディくんにもサクラちゃんにもエリーゼちゃんにも、満足してもらえたようなら嬉しいよっ☆」
リク「に、兄さんの自信作がブレディさんたちのお口に合ったようなら嬉しいです…!」
カイ「どうせなら今日来てない奴らの分も持ってけよ!えっと、いつもの子世代と第7小隊組と、あとそっちの俺らと…?」
ブレディ「…あっ、悪い。こっちだとトラクロはレギュラーじゃねえぞ;」
シュウ☆ゾー&カイ(´・ω・`)ショボーン
カグヤ「あらあら、皆様、大変仲がよろしいですのね〜♪」
嶺二「じゃじゃーん!どうよ、ランラン!アイアイ!僕とジョーカーとヤっくんの傑作は!」
蘭丸「…美味え…!!マジで美味え…!!肉を、肉がパンと野菜を引き立てやがる…!!こんな美味いバーガーは食ったことがねえ…!!これは文句なしでROCKだぜ嶺二ぃ…!!」(´;ω;`)
ジョウ「ヤス、本当にありがとう…!こんなに美味い飯が作れるチームメイトがいて、俺は幸せ者だ…!!」(´;ω;`)
ヤス「……ジョウ、そこのアンタも。んな、大袈裟だろ……」
ハッチン「謙遜なんてらしくねーよ!これ、スゲー美味いって!」
嶺二「よかった!…ほらほら、2人とも!そんなにがっつかないの!おかわりはまだまだたくさんあるからね!!」
ジョーカー「良かった良かった、そこまで喜ばれると俺たちも作った甲斐があったってもんだな!」
ベレト「野菜の風味が染み出していていいな!アイスもなかなか…!」
双循「これを売りゃあなかなかのサウンドベルになるんじゃのうか?ククク…」
ベレト「おお、なかなか面白いところに注目したね?よければ教師の僕も協力しようか?」
藍「まあレイジはちゃらんぽらんだけど、やる時はやるからね。……それにしても、何でカミュたちのはトマト鍋になったのさ」
パックン「うーん…。間違いなくカムイくんたちのミラクルクッキングのせいだけど、ミラクルクッキングってホントに謎が多いっスね…。しかもクロスオーバーギルドには他にも複数人ミラクルクッキングの作り手がいるって…;」
でゅらでゅら「吾輩も聞きたいが、1番『どうしてこうなった』と言いたいのは間違いなくカムイだろうからな…;どうか、目を瞑って欲しい;」
つぎはぎ「でも、トマト鍋もゼリーもとっても美味し〜♪」
もんもん「その…おかわりはあるかい?」
パックマン「さあサア、ホムラちゃんたちと合同でスペシャルホットプレート祭りの開幕だヨー!!」
ホムラ「焼き加減の調節は全部私の炎魔法に任せてください!美味しくアツアツにしちゃうからね♪」
リック「今度は、今度こそは失敗しないように…!」
ペイペイン「パックマンさん、リックさん、落ち着いていけば大丈夫ですよ。…皆さん、パンや生地の上に乗せる具材は好きなものをお選びください。ただし喧嘩は御法度です。もし具材の件で喧嘩をしたら私のベースで鎮めますのでそのおつもりで」
オリオン「ようやく黄金級のプレートパンセットを食せるというわけだな!よし、貴様らへのチップは大いに弾んでやるぞ!!」
アルゴン「とりあえず、オレは肉をぜーんぶ乗せるぜ!!フォーッ!!」
セレン「アルゴン、取りすぎはダメだからね〜?」
リヒター「美味しい料理が食べられるだけで、もう俺は大感激だあああああぁぁぁぁぁー!!!!!」(´;ω;`)
シモン「……」(そっとリヒターの頭を撫でる)
キャンディラパン「喜んでるリヒターちゃんとシモンちゃん、とってもカワイイー♪」
チョキュ「…リーダー、このガチムチたちがでちゅか?;」
レトリー「美味しい…!すごく美味しい…ッ!!そうだよ、これだよボクが食べたかったものは…ッ!!やっぱり最高なのは大天使で大正義のシアン様だあああああぁぁぁぁぁー!!!!!」(´;ω;`)
タイガ「ほんまやなレトリー…!俺、今目から汗が止まらへん…!こんなむっちゃ美味いパン料理を作れるなんて、レオン、やるやん……!!」(´;ω;`)
レオン「おう、どうだ?見たかよ俺たちの実力!おかわりは山ほどあるからどんどん食えよ!!」
シアン「にゃにゃにゃ〜ん!レトリーたちが喜んでくれて、シアンはとってもぷるぷるにゃん!…でも、そんなに喜ばれるとちょっとだけ照れちゃうにゃん(*・ω・*)」
デイジー「食べ過ぎたらハーブティーで口の中をリセットしてね〜!」
ルキア「2人が元気になって良かったー!!」
タネフルン「みんなニコニコでウキウキさんタネ〜♪」
ゲッコウガ「今回は拙者にとっても良い経験になったでござる!ポケモンワールドのご主人にも献上せねば…!」
ガオガエン「テメェは結果発表の時からそればっかりだなぁオイ…」
トキヤ「…あの、少し聞いてもよろしいでしょうか?ゲッコウガさんのご主人はポケモントレーナーの方ですよね?その方は一体どなたなのでしょうか?」
クララ「あっ、そうよ!それ!私もずっと気になっていたの!」
カイル「著名なトレーナーさんなのでしょうか?」
ゲッコウガ「勿体ぶることでもないし、説明しよう。我が主の名はセレナ!地方を股にかける凄腕のポケモントレーナーでござる!先日の帰省ではいずれクロスオーバーワールドにも赴きたいと仰っていたゆえ、近々姿を見せるやもしれぬな!」
ダイシゼン「ソウナノカ…。オレノショユウスルヤマニモゼヒノボッテホシイトコロダ…」
ダル大夫「…そういうぬしの主人は一体何者でありんすか?」
ガオガエン「オレのトレーナー?…ただのヒゲのオッサンだよ」
感想まだ
- 残りのオシオキとフィナーレ ( No.513 )
- 日時: 2024/08/06 19:01
- 名前: 夢見草(元ユリカ) (ID: JC82K/KY)
……
迅「皆さん、今回は本当にお疲れ様でした!…そうだ!余興ということで俺たち『THE NAMELESS』のパフォーマンスを披露しても構いませんかね?」
雷那「あたしのシュータードレスも用意してきたわ!迅のDJミュージックとあたしの音に合わせて弾幕の融合、見せてやりますよ!」
凛音「えっ、本当!?雷那ちゃん!?本物の『オンゲキ』が見れるの!?」
雷那「あー、そうだけど…。その、これからはオンゲキより迅との音楽活動の方に専念したいと思ってるから…ね?今回はせっかくの機会ってことで。あたしのオンゲキはソロパフォーマンスだけど、それでも良かったらぜひ見せますよ」
タロー「えーっ!?マジで!?それでもとってもすごいよ!?見せて見せてー!!」
サーニャ「そうなんだ。…動画サイトで見てオンゲキの試合を好きになった私としては少し勿体ないと思っちゃうけど…。でも、それがあなたたちの決めた道なら応援するわ」
真斗「DJパフォーマンスはまだしも、俺たちは『オンゲキ』というものは全く馴染みがないからな。…緋桐、夕立。頼めるか?」
迅「もちろんです!その代わり…、こちらでの皆さんの渾身のパフォーマンスも楽しみにしていますよ?」
美園「ええ、私たちも出来る限りのものを見せるわ。…でもお手柔らかにね?」
カミュ「当然だ。貴様らも俺たちの前で変なものを見せたら承知せんぞ愚民ども」
雷那「……あ、迅だけじゃなくて、あたしも愚民なんですね…;」
真理子「雷那、この人いつもこんな感じだから気にしない方がいいよwww」
ミシェル「改めてリックス、ミックス、Yビート、アシッド、林檎さん、龍也さん。今回は本当にありがとうございました。あなたたちのご協力があってこそ、大型企画をきちんと進行させることができたわ。改めてお礼を申し上げます」
Yビート「ああ、俺たちからもありがとう。クロスオーバーワールドでの活動は貴重な経験だったし、今後のイベント進行の参考にもなったからな」
リックス「バックアップは大歓迎!何か困ったことがあったらまた『ラペッジオート』を呼んでねー♪」
ミックス「これ以上の異臭騒動や事故はごめんだし;…まあでも、それ以外はそれなりに楽しかったし」
アシッド「シュコ、シュコー♪」
林檎「それに、ここに来て初めて分かったこともあったしね!スタリのみんなもカルナイのみんなもクロスオーバーでの活動を本当に一生懸命にやっているのね。私たちもみんなに負けないように頑張らなくっちゃ!…うーん、全部のお料理が美味し~!体重が怖いけど、これならたくさん食べちゃうわね♪」
龍也「そうだな、林檎!講師業でも本業でもまだまだ若い奴らには負けていられない!…かーっ!ひと仕事終えたあとの酒は格別だ…!!」
日向「最高だ!全部うめー!いくつかピックアップして七海たちにも持ってくぜ!…あっ!そういや苗木、クロスギルド主催の次の企画って、なんか決まってるっけ?」
苗木「まだみたいだよ。でも大型の企画はしばらくなさそうだね」(お料理、いくつか持ち帰って霧切さんや学園のみんなにも差し入れしようっと)
十神「それなら俺たちはしばらく休めそうだな…。俺は休暇を使うぞ;十神財閥の専用保養場で英気を養う…!!」
シミー「シロラもちょっとだけ活動休止にする43ィ…;せっかくだし北海道にでも行ってリフレッシュしてくる43ィ」
ロッシュ「お前らはホントお疲れ様;…オシオキ中のアドリブ、ナイスだったぜ」(肩ポン)
打ち上げで盛り上がる参加者・関係者一同を見ながら、固定審査員たちは今回の料理対決に対する総評を語る。
翔「…はあーっ。これでやっと料理対決が終わりなんだな…!今回は本当にたくさんのことがあったけど、俺ら全員生きて帰れて本当に良かったぜ!!…そういや矢島、さっきのカミュ先輩たちのアレって、さあ……;」
矢島「ああ、アレ?…L◯NEであの4人に今回の悪役裸族のやらかしを伝えたら全員揃ってぶちギレてたから、奴らへのオシオキに参加させることにした(今回の料理対決パート3の華ちゃん評価文を参照)し、権限は古参のサーニャに一任した。あとクロウ伝で伝えたらあのヤタガラスのミューモンが『俺も参加させろ』と言ってきたからそいつもまとめてGOサインを出したんだ。…それでもえげつないことをするよなとは思ったけど…。今回のやらかしからみてもセフィロスたちは完全に自業自得だろ」
クロウ「ヤスも大激怒してたかんな…。ま、アイツらは悪役組を仕切ってるクッパとデデデに引き渡したんだ。しばらくは大人しくなんだろ」
イカ「そうだねー、そこはクッパたちに任せるとして…。でもさ、今回の企画を振り返ってみると、色々なことがあったね!」
サツキ「お料理や大得意なカイルくんやリエルさんたちだけではなくて、レオンくんのようにチームメイトの皆さんとの協力で最高評価を取れた子がいたことはとても素晴らしいことだし、彼らの強い自信にも繋がったと思うわ。シャロンさんやユリさんはお料理中に失敗していましたが、この経験を次に活かそうと前向きな姿勢を作れたようですね。彼女たちの次回以降の腕前アップについても期待したいわ。…サンダースくんとマラリヤさんたちについては、その、彼らのお料理に対する思い込みの激しさが前面に出てしまっていましたから、今後のアカデミーの補修できちんと諭す必要がありますね。そこは私たちアカデミー教師勢に任せてください。生徒を見捨てることは絶対にしないからね」
クロウ「アイツらの補修に付き合うってサツキ先生たちも大変だな;…俺たちもモアの料理(?)の被害を最小限に抑えられたのと…。こっちもヨシテンとバッドにやらかした分の灸は据えたのと、マングーとフジレイドが今回の結果を踏まえてやりたいことがあるって言ってたし、あとはアイツらに任せるわ。…これ以上クソマズいメシの被害に遭うミューモンやクロスオーバーワールドの奴らが増えないことを祈るぜ黙示録!」
翔「俺らんとこも、挑戦者に那月が選出された時は死を覚悟したけど…。でも今回でアイツなりに『自分の料理がヤバい』って自覚したのとしっかり反省してくれたのは良かったよ。いやマジで。モアと同じで腕前の改善は難しくっても、ちゃんと頑張ったり自重したりした分は認めることができるかんな!…トキヤと嶺二先輩はチームの代表でバッチリ優勝したし、カミュ先輩はミラクルだったけど結構いい感じだったし、セシルはもっと自分の腕前をよくするために復習する気満々だし、ヤバい目に遭った藍と蘭丸先輩はドクターたちのお陰でちゃんと治ったし!あと音也と聖川とレンの分も全部まとめたら…、まあいい結果で終われたんじゃねえか?な!!」
矢島「それ、『まあいい結果』なのか?;…でもまあ、これで少しでもいい未来に繋がるなら、あたしら6人が命がけで全部食った甲斐もあったな。うちの美園も今回の結果を活かして料理の勉強を続けてスキル磨く気あるみたいだし。まさかアホの真理子が優勝できるとは思ってなかったけど」
イカ「もー、ちょっとは優しくしてあげなよー?…いつもふざけてるイメージのあるジョーカーやベレスもバッチリ決めてきたし、デイジーはピーチに負けないようにって張り切ってたし、むらちゃんやゲッコウガは相変わらずの料理へのこだわりようだったし、めちゃくちゃ美味しいフレンチトーストをみんなで頑張って作ったホムラなんてもうチョーイカしてたよ!ミラクルっちゃうカムイも自分なりにできることやったみたいだし、しずえさんやパックマンたちも頑張ってたし、マックやパルテナやクラウドたちだって優勝できなくてもせめて今の自分たちに出来ることをって頑張ってたしね!…つーまーりー?終わりよければ全部よしってやつ!えへん!」
夢見草「イカちゃんナイス!終わりよければ全て良し!私の大好きな言葉よ!…私も、お話を書くまでは『今更料理対決なんて』『ネタが古い』って言われるかもしれないって不安だったけど、でも!私が執筆した分みんなが成長してくれたなら嬉しいわ!!」
矢島「そんなの、マジで今更だろ?…それに、今回のあたしたちの小説、それなりに色々な人たちに見てもらえたみたいだ。これからも見てくれる人のために頑張ろう」
夢見草「……そうね!!」
今回も問題児たちの料理の被害に遭ったり、コズミックブラックホール(?)で異空間に飛ばされた挙句に神話生物もどき(?)と遭遇したり…と、固定審査員たちは非常に大変な目に遭った。だが、決して悪いことだけではない。チームで取り組んだことによる普段以上の成長、チームで取り組むからこそ分かった何かに取り組むことの難しさ。目の前の物事に真摯に取り組むことの必要性。料理に限らず挑戦者たちはみんなこれらのことを学べたのだ。また、+a審査員を務めたキャラクターたちも彼らの取り組む姿勢から感じ取ったり学んだものも多い。そのため、企画としては成功だと言えるだろう。
夢見草「…と、いうわけで読者の皆さん!迷っていたら次の大型企画に料理対決なんていかがでしょうか?」
イカ&クロウ&翔&サツキ&矢島「や め と け」
おしまい
…もうちょっとだけ続くのだ、感想まだです
- 残りのオシオキとフィナーレ ( No.514 )
- 日時: 2024/08/06 19:19
- 名前: 夢見草(元ユリカ) (ID: JC82K/KY)
「おまけ・恐怖のオシオキ対象者のその後」
チーム戦の料理対決終了から数日後。第6アカデミーの講義室にはマラリヤが集められていた。同室には家庭科教師兼ライフスタイル担当でもあるエルフの教師・リディアがおり、静かに彼らと向かい会っていた。
リディア「……今回の件は大事になりましたので、単刀直入に聞きますね?なぜあなたたちは今回、お料理に対してあのような向き合い方をしたのですか?」
サンダース「吾輩の尊敬する恩師・サツキ教官には日々健康に過ごして頂きたかったのだ…。栄養価の高い豚肉なども考慮したが、よりレアリティの高い食材を利用すればより効果の高い食品に仕上がるのではないかと考えた」
マラリヤ「…ダックハントやデーモンバットの提案したメニューだと、一部の栄養素ばかりでビタミンが足りなくなると思ったのよ…。それで、サプリメントの要領でそれを補えば審査員たちへの加点になるのではと思って」
リディア「ああ、あれは一応は試食者のことを考えてはいたのですね…。ですが2人とも。今回あなたたちが一緒に組んだチームの皆さんに危険要素があって、彼らが暴走することは考えませんでしたか?食用に適さないモンスターを用意するリドリーさんに度を越した激辛好きでそれを周囲の皆さんに薦めてくるヨシテンさん。料理に適さない魔法を使ってキッチンをめちゃくちゃにしてしまうデーモンバットさん。準備の時のお話を聞かせて貰いましたけど、彼らは知り合いの方からそれぞれ注意されていましたよね?」
サンダース「…戦士リドリーとは鍛錬の話で意気投合したのだ。その際に彼がモンスターの飲食が平気なことも。それ故に問題がないと判断してしまったのである。そして戦士ヨシテンについては辛いものを大層好むことは理解していたが、まさか歌劇戦士・黒崎の喉が爆発するような激辛ソースを提供してくるものとは思わず…。吾輩は辛い食べ物は平気ゆえ、多少強い辛みのある唐辛子程度であれば問題ないと判断してしまったのだ…」
マラリヤ「ダックハントは話し合いの時にも一応食べられるものだけを用意していたから…。何かの塩漬けやキムチとかだけど。だから私も、あそこまで酷いことになるとは思っていなくて…」
リディア「なるほど…。あなたたちの言い分は分かりました。…今回の件におけるあなたたちの問題点の総括に入りますが。事が事ですからここからはかなり厳しい言い方になるけど、大丈夫ですね?」
サンダース&マラリヤ「……」(頷く)
リディア「…あなたたちは今回のお料理対決で、自分たちの好き勝手な判断でお料理を出してしまいました。あなたたちにとっては、自分たちの出した材料や取った方法はサツキ先生や皆さんの身体や体調、健康のことを考えていたのかもしれない。それは純粋な善意だったのかもしれません。…ですが、結果としてサツキ先生や他の審査員の皆さんはあなたたちの作品を食べて、確かに体調や気分を害されたのです。その程度も酷かったですし、サツキ先生や皆さんが怒ったりオシオキの時に許してくれなかったのは当然でしょう。善意で行った物事が相手にとって全て良い結果になるとは限りません。『これは善意だから何をしてもいい』『悪意や悪気がないなら相手は許してくれる』ということではないのですよ?そしてこれは魔導師としての生き方にも繋がることです。…例えば炎魔法を使ったけど風向きが悪くて畑や森を燃やしてしまった。自分の魔法で相手を害して『でもあれは風向きが悪かったから、自分に悪気はなかったから…』で済む問題ではありません。罪に問われることはもちろん、魔法を使う資格の剥奪に繋がる場合だってあるのです。……あなたたちはまず、今回の経験からそれを肝に銘じて下さい」
サンダース&マラリヤ「……」
リディア「そしてあなたたちは固定審査員に任命されていたサツキ先生たちのみならず、『あの場にいた全ての人』が問題なく食べられるようなメニューや材料を用意するべきでした。今回は試食者にあなたたちの大切な友人でありクラスメート、かつ幼いラスクくんやアロエさんやミューさん。そして植物属性のミューモンであり、かつ幼いタネフルンさんが選出されていましたね?彼らがあなたたちの今回の作品を食べてどうなるかは一瞬でも考えましたか?…そして、同じチームを組んだ皆さんの様子を見て、『これは問題が起こりそうだなぁ』と思ったら私や他の教師の皆さん、運営であるWSTの皆さんに相談するべきでした。…今回の挑戦者にはWSTに立候補したレオンくんやシャロンさんたちがいましたよね?彼らを通せばスムーズに進む話だったのでは?」
サンダース「ぬおっ!?そのようなことをして構わなかったのか!?」
リディア「ええ、もちろん。『全てをあなたたち…挑戦者のみで考えなければいけない』なんてルールではありませんでしたからね?…何より、今回作ったお料理のことで非難された時に、その批判を真っ先に、真摯に受け止めて謝罪するべきでした。…仮にただの妬みや逆恨みなどで難癖を付けられたということなら『それは違う』と反論すべきです。ですが、審査員の皆さん全員が今回のあなたたちの行動を擁護できなかったり、第6アカデミーの皆さんを含む会場にいた皆さん全員があなたたちに対して怒ったということは、あなたたちに非があったことは明白だと言って間違いありません。そもそも今回の件に関しては皆さんが怒ってくれたことをまだ良かった、と思うべきですよ」
マラリヤ「え?どうして…?だって、怒られることは悪いことよね…?」
リディア「……あまりにも程度が酷いと、それはもう、怒られる以前に相手に見限られてしまうからですよ。そしてあなたたちは彼らから2度と許して貰えないでしょう」
マラリヤ「!!……なるほど、ね……」
サンダース「リディア教官!あまりにも遅いとは思う!…だが、今からでもサツキ教官や被害を負わせてしまった戦士たちに誠心誠意謝罪することは可能だろうか…!?」
リディア「…ええ、もちろん。今のあなたたちは自分たちが料理対決で引き起こした問題点・改善点をきちんと理解できたようですしね?でも、まずは私の補修講座を全て完遂する必要がありますよ?お料理に関する箇所全てなので量があるのでハードですけど、付いて来られますね?」
マラリヤ「…今回の私たちの起こした出来事が出来事だから、仕方ないわね…。はい、リディア先生。料理と化学は似て非なるもの。もちろん、黒魔術も…。今回の件できちんと理解したわ。同じ過ちは二度と犯さない…!!」
サンダース「リディア教官、ぜひ貴殿の正しき知恵をご教授願いたい!そして次回こそは、戦士レオンや戦士カイル、戦士リエルらのように、いやそれ以上の結果を出すため優勝を目指す!!」
マラリヤ「…だからこそ、次に気を付けて挑戦したら、今度はよい意味でサツキ先生たちを驚かせる一品を作れるようになるはず…!そうすれば最高峰の闇の魔導師への道だって…うふ、うふふふふ…!!」
リディア「ふふっ。はいはい2人とも、妄想はそこまでですよ?…それでは、教科書の168ページを開いて下さいね~」
完全復活したマラリヤがリディアの補修に一生懸命耳を傾けている頃。
MIDICITY郊外のある宿ではバッドとヨシテンが1ヶ月の間、住み込みで料理の修行を行うことになった。この宿の責任者であるスズメの女将は定期的に料理講義を開くことで著名だ。彼女の料理の指導はたとえ☆5クラスのものでさえ悲鳴をあげるほど非常に厳しいものの、その分確実に料理の腕前は向上する。また料理の腕が壊滅的な者に対する特別コースも実施しており、容赦のない厳しい指摘や教えから受講者の料理に対する意識の改善も強く見られるとのことだった。
スズメの女将「かーちゅっ!…デーモンバッド!お前さん、いくら悪魔族で丈夫だからって包丁の刃の部分を素手で持つとは何事か!?ケガに繋がるし、みんなにケガをさせるおそれがありまちゅ!今すぐやめなちゃい!!それに今の季節は特に食中毒が怖いからこそ、お前さんの行いはあり得まちぇん!!手洗いと包丁の洗浄を今すぐしてきなちゃいッ!さもなくば、また地獄の食材狩りコースへ行かせまちゅよ!?料理を食べる前に、お前さんが食材になりたいんでちゅか!?」
バッド「ぎゃあああああー!?…す、すまねえ女将!!今すぐ、今すぐやるから!?」
スズメの女将「それで、ヨシテンの辛みの味付けは…。かーちゅっ!まだ、まだ辛いでちゅ!1番最初の火が噴くかと思ったのよりはマシでちゅが…!こんなの食べたらみんな辛いものが大嫌いになりまちゅっ!唐辛子、カレー粉、スパイス、キムチ、コチュジャン…。色々辛いものはありまちゅが、どれもきちんとその長所を活かしてこそ。お前さんの使い方は辛みの良さを殺してまちゅ!食材の命を頂いて料理を作っているのに、これ以上食材を殺す気でちゅか!?もっと食材にきちんと誠意を見せなちゃいッ!!」
ヨシテン「ま、まだ辛いのかー!?ワシ的には全然辛くなかったんだけど!?えっと…今までワシの作ってきたものはどれだけ辛かったんじゃ!?」
フジレイド「……あらあら、随分しごかれてるわね。ヨシテンったら;」
マングー「いつもはワガママ放題のあのリーダー様が青ざめてやがるな。どれだけ女将のしごきでキツい目に遭ったんだか;…ま、これでMIDICITYの激辛騒動や料理事故騒動は起きなくなるだろ。ケケケ」
フジレイド「こっちもこれをひと月続ければ、ヨシテンの度を超した辛さの押し付けもマシになるかしら。定期的に通う必要もあるかもしれないけど…こんなことならこのお料理意識改善フルコース、もっと早く申し込めば良かったわ」
バッド「いつもは半年待ちの大人気コースだから仕方ねえ。だが宿へバッドとヨシテンのデータを送ったら『緊急で改善の必要あり』判定だったからな。特例だったが、スモッグがスクラップしてた雑誌の切れ端、捨てなくて本当に良かったぜ」
フジレイド「本当にね…。女将さーん、そっちが落ちついたら私たちが作ったお料理のご指導もお願いね♪」
そしてクッパとデデデに引き渡された悪役裸族3名、そして料理対決ダックハントとリドリーだが、スマブラ屋敷の敷地内で草むしりや掃除などの無償の肉体労働を1週間近く行うことになったようだ(水分補給などの体調管理はデデデがするので問題なし)。
また料理対決開催数日後の乱闘(3分間の4人乱闘)で、偶然イカvsダックハントvsリドリーvsカグヤの対戦カードがあったため、一時的に当人たちを含むスマブラファイターとスマブラ屋敷が凍りついたとかなんとか。
今度こそ本当におしまい
「後書き」
今回の料理対決はこれにて終了です。今回好成績を獲得した者はこれからもこの調子で自分の腕を磨いていこうと改めて思うのでしょう。また失敗してしまった挑戦者たちも、今回何がダメだったのかを認識しつつ、これからに活かしていくのでしょう。…おまけで描写されたやらかしたバットやヨシテン、サンダースやマラリヤなどですが恐怖のオシオキを受けた結果とはいえ、これを機に今回非難された部分を反省し、自分の身の振り方を改める機会になったといえます。…そして久々の料理対決ですが、そもそもなぜ開催しようと思ったのか。少しだけお時間を頂き語らせてください。
料理対決においては今回の話に限らず「ポイズンクッキングを作るキャラクター、あるいは料理であり得ないものを生成するキャラクター」や「人の話を聞かずに自分の判断のみで暴走する傾向のあるキャラクター」が存在しています。彼らが参加すると大まか予想通りの展開にはなりますし、(製作者側の自覚や悪意のあるなし問わず)彼らの言動に怒りを覚えることも当然だと思います。…ですが「懺悔の時間」の際に来栖翔や矢島華が言及したように、料理対決の全盛期時に読者が「問題児たちへのオシオキ」と称して怒り・正義感が暴走したあまり該当キャラクターに対しての過激なコメントや該当キャラクターを所持する作者さんへ多数の暴力的なオシオキ・意見を送ったり等の読者側の意識に関する問題が発生しました。また、今回のパート1冒頭で注意喚起したように、作品によっては暴言やオシオキ関係ではない「作者/執筆者の意向を無視するようなコメント」が出る場合もありました。料理対決の場合だと、どんな毒物料理でも無効化可能かつその料理が危険なものだと判断できないパターンなど。そのキャラクターたちの場合、個別設定で「どんなものでも食べられる」と設定されているのだろうと思いますが、あくまで自分のスレや作品のみで書くものならともかく、それによって自分以外の別の執筆者の思惑を無視されたり世界観を一方的に曲げるようなことをされると困ります。お互いに気持ちよく作品を読んだり書いたりするためにも、これらの問題を無視することは避けられません。
もちろん、私自身も決して人のことは言えません。今回問題児扱いされたキャラクターや被害に遭わせたキャラクター共にファンの読者の方からしたらもちろん良い思いはしないでしょうし、軽い気持ちで描写したことがきっかけで本気で迷惑をかけてしまったり怒らせてしまったこともあります。尊敬するコラボ相手の方やキャラクターにも失礼なことをしてしまったこともあります。ですが、これだけは言わせて下さい。ストーリーを書く中で登場させるキャラクターたちのことはみんな大切に思っています。今回の料理対決で問題行動をしてしまったキャラクターたちも大事な場面で頑張っていいところを見せることもあります。そもそも登場させたくないと思うキャラクターは自分のSSに登場させていないです。この場を借り、今回の長編がきっかけで不快な思いをさせてしまった皆さんに謝罪します。大変申し訳ございませんでした。
そして今回の料理対決についてですが、上記のような賛否両論ある意見や「そもそも料理対決ってどうしてもこういう展開になるよね」という意見も踏まえて、敢えて開催しました。別作者様の初めての料理対決開催からかなり時間が経っていることもあり、上記の意見も含めて読者さん側の意識をも確認したいとも思ったのです。…そして最終的に、当時と執筆者・読者ともに二次クロス小説や登場人物たちへ向ける意識や環境が当時と変化したこと、これ以上このシリーズを続けていたらより大きな問題が起きかねないと把握したため、夢見草の料理対決シリーズはこれで完結させることになりました。
また今回の料理対決の形式と挑戦者についてですが、最後の開催になるのと「こちらでは以前までFor/WiiUのDLC組の出番がかなり少なかったのと、せっかくスマブラにSP組が加わったので彼らを中心にした企画をやりたかった」「そういえば大型企画を新ジャンル勢でやったことがなかったのでやりたかった」といくつか理由がありました。そのため必然的に関係者が多くなったので人を多く出せるチーム戦形式にしました。加えて料理対決編は今回で完全に終了させようと書いたので、全体的にオールスター風味になりました。
長々と書きましたが、これで長編となった料理対決シリーズは完結です。改めて読者の皆さん、救援隊や差し入れをお送りしてくださった皆さん、コメントをしてくださった皆さん、ここまで今回の作品を読んで頂いたお礼を申し上げます。改めて、本当にありがとうございました!
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