二次創作小説(新・総合)

Re: イタズラ兄弟ジョウトを征く ( No.1 )
日時: 2021/03/28 17:00
名前: マーキー・F・ジョーイ ◆Pehab0fcX2 (ID: JzqNbpzc)

~謎の空間~

…目覚めよ

フレ「ZZZ…あと5分…」

…目覚めよ

ジョ「ムニャムニャ…」

…ええい!目覚めんか!

ズドーン!!!

フレ「だーっ!?敵襲か!?」

ジョ「ZZZ」

謎のポケモン「目覚めたか、我が使いよ…」

フレ「誰だお前!?ってかジョーイも起きろ!何かやべえことになってるぞ!」

ジョ「んー?ごはん?」

フレ「飯は6時間前に食っただろ?それより緊急事態だ。変なのが俺らの前にいる!」

謎のポケモン「ほう…我を変なのと…?」

ジョ「ちょっとフレッド!アルセウスだよこのポケモン!あの幻の!」

フレ「何だって!?」

アルセウス「如何にも。我が名はアルセウス…我を呼ぶ使いよ…」

フレ「…ZZZ」

ジョ「…ZZZ」

アルセウス「寝るでない!」

フレ「だってこれ夢だろ。なんで俺たちが幻のポケモンと会話してんのさ。ポケモンと会話するシリーズは人狼とかに出てるマフジーのポケモンで十分だって」

ジョ「メタやめようよフレッド…」

アルセウス「貴様ら、まだ状況がつかめていないようだな…ここは我が作り出した空間だ…そして貴様らは虹色の羽根に触れ、我を呼び起こした神の使いなのだ…」

ジョ「俺触ってないよ?」

アルセウス「そこにいたから序でに連れてきてやったわ」

ジョ「扱い酷くない!?んもう!フレッドがむやみやたらと触るから!」

フレ「知らねえよ!こんなことが起こるって思ってなかったし!おいアルセウス!さっさと俺達を元の世界に戻しやがれ!」

アルセウス「それはならぬ」

フレ「なんでだよ!」

ジョ「変なところに飛ばされて異世界転生的なやつになっちゃうんだよきっと」

フレ「マジか…じゃあ俺たち死んじまったのか…?」

アルセウス「死んではおらん。だが貴様らは神の使いとして我を楽しませる使命がある」

フレ「こんな空間下でどう楽しませろってんだ?俺達芸人じゃないんだぞ?」

ジョ「そもそもなんでそういう使命で人さらいなんてするのさ?」

アルセウス「暇だからだ」

フレ「暇て!」

ジョ「神の暴挙だ…」

アルセウス「それもあるが、貴様らを元の世界へ戻すには、虹色の羽根を持ちし者の協力が必要不可欠なのだ…貴様が安易に触れたあの羽根のだ」

フレ「じゃあそいつ呼んでこいよ!俺がボコボコにして服従させてやる!」

ジョ「そんなことしたら帰れなくなるでしょ!」

アルセウス「貴様らはジョウト地方で羽根の持ち主を探せ。そしてその地で仲間と協力しながら己の実力を見せるのだ…」

フレ「いやジョウトっつったって、俺達ポケモンとか持ってないし…」

アルセウス「安心するがいい。ウツギという男には話を通している。だが貴様らは2人で1組。だからゼウスと名乗れ」

フレ「いやいやいや!俺達フレッドとジョーイだからな!?イタズラトリオ『ジェフィー』のパワー担当とテクニック担当だからな!?」

アルセウス「ゼウスと名乗れ。2人1組でも良い。チーム名としてゼウスと名乗れ」

フレ「そんな厨二くさい名前名乗れるか!」

アルセウス「どうやら貴様には裁きが必要なようだな」ゴゴゴゴゴ

ジョ「わー!わかったわかったわかりましたから!ゼウスと名乗らせてくださいお願いします!ほらフレッドも!」

フレ「チッ…我々はゼウスでございますどうかよろしくお願いします」

アルセウス「それでよい」

フレ「アハハ…(元の世界に帰ったらコイツの看板ボコボコにぶっ壊してやる…!)」

ジョ「そういえばさ、ウツギってたしか博士だったと思うんだけど、そもそもどうやって話をつけるのさ?」

アルセウス「案ずるな。その点に関しては問題ない。我に任せておけ」

フレ「なんか信用ならねえな…」

アルセウス「では、そろそろ刻が来る…最後にこれを渡そう…」

ゼウスはカラフルの16個の欠片を受け取った! ▽

フレ「うっひょー!宝石みたいだ!これを売って金策に使えってことですね!ありがとうございます!」

アルセウス「否。これは原始の欠片だ。1銭にもならん」

フレ「なんだよ!ゴミ押し付けてんじゃねえよ!」

アルセウス「貴様…」ゴゴゴゴゴ

ジョ「フレッドも喧嘩売らないの!それでこの欠片は何なの?」

アルセウス「この原始の欠片は色によってそれぞれが我々ポケモンのタイプに順応している。そしてこの欠片は節目を迎える毎に1つ消滅する。その力がなくなってしまうということだ」

ジョ「つまりそれってさ、消えた欠片のタイプが使えなくなるとかそういうタイプのやつ?」

アルセウス「貴様は察しが良いな。消えた欠片の力は発動しなくなる。よってそのタイプを持つ仲間と技は使用できなくなる」

フレ「は!?思いっきりマイナスアイテムじゃねえか!」

アルセウス「喧しい!これが使命に必要な十字架なのだ!」

ジョ「要するにタイプが減って行く縛りプレイをしながら旅して、虹色の羽根を持つ者の力を得るわけね」

アルセウス「左様」

フレ「けどジョウト地方って言ったら秘伝技とかいるだろ?波乗りとか滝登り使えないと詰むぜ?ってかそもそもこの欠片16個しかないけどよ、あと2つはどこだ?最初から使えないのか?」

ジョ「2つ?1つじゃなくて?」

フレ「色見た感じだとノーマルタイプとフェアリータイプって無いだろこれ?」

ジョ「フレッド!ジョウト地方ってことはハートゴールドとかいう奴だよ!その時にフェアリータイプは存在してないよ!ほらアルセウスもフェアリータイプとかいうのですっごい怪訝な顔してるじゃん!」

フレ「マジか!フェアリー無しか!…けどノーマルはあるよな?」

アルセウス「普遍的な力は元より制限されておらん。秘伝技というものについては特例の力というものだ」

ジョ「意外と緩いんだね」

フレ「ノーマルタイプと秘伝技の封印が無しってのはまあありがたいな…けどこれさ、状況によっては平均的な育て方しないと封印された時痛いぜ?」

ジョ「だねえ…単タイプの方がダメージ少なさそうだよ?」

フレ「ああ。とりあえず、ウツギ博士のところに行くか。アルセウス。ジョウト地方に連れてってくれよ。早いところ帰ってあつ森チャンネルが観たいんだ」

アルセウス「良いだろう。健闘を祈る………」シュイーーーン…!!

フレ・ジョ「「ぎゃあああまたこの光だあああああ!!!」」



アルセウス「………さて、奴らを監視せねばなるまい。ホウオウはちと気難しいぞ…?」



かくして始まった凸凹兄弟のジョウト珍道記…はてさてどうなることやら…