二次創作小説(新・総合)
- 蘇る記憶 前編その1 ( No.297 )
- 日時: 2022/03/09 13:53
- 名前: ネル (ID: wO3JvUoY)
今回はドロッチェ団&ドロシアメイン!ドロッチェの過去が…?
『あはは!』
『──お兄様、待ってよ〜!』
『一緒にご飯食べよう!』
『うん!』
────幸せな夢だ。出来ればずっと見ていたい…
???「…また…この夢を見るな…」
そう言い、起きた男─ドロッチェは3日前、ドロッチェ団アジトがあるプププランドに恋人のドロシアと共に帰っていた。
???「団長ー!朝ですよー!」
ドロッチェ「ああ…ありがとう。スピン」
スピン「ストロンもドクもチューリン達も待ってますよ!」
ドロッチェは宇宙をまたに駆ける大盗賊ドロッチェ団の団長で、盗賊というより義賊に近い立場なのだ。スピードエースのスピン、力持ちのストロン、科学者のドク、そしてすばしっこく、小さく大量にいるチューリン達でなっている。
ストロン「団長ー!ご飯出来たし、食べよ〜!」
ドロッチェ「相変わらずだな。んじゃ、飯食うか!」
ドロッチェ団「はーい!!」
─そしてこの日、ドロッチェはある1つの依頼を解決させ、去ろうとした。
男の子「ありがとう!お兄ちゃん!」
ドロッチェ「礼はいい。オレがいることは内緒にしてくれよ?いいか?坊主」
男の子「うん!あ、ねぇねぇ、お兄ちゃんさ、"忘れ去られた星"って知ってる?」
ドロッチェ「"忘れ去られた星"?」
男の子「うん!なんか昔はね、とても豊かで、平和で明るい星があったんだけど、ある操られた僕より上の少年がその星の人達を全て殺しちゃったんだって!そしてその後その星は廃れて人々の記憶から忘れ去られたから"忘れ去られた星"って言われるんだって!」
ドロッチェ「へぇ。そんな所があったのか。そこってどこら辺なんだ?」
男の子「この星からかなり遠いところらしいよ!今は何も無いらしいよ?」
ドロッチェ「ありがとうな。坊主」
こうして男の子と別れたドロッチェだったが…
ドロッチェ(なんだろう…どうして胸が痛いんだ…?そしてなんかあの坊主が話してくれたこと…どこかで聞いたことがあるような?初めて聞いたはずなのに…)
─────???
???「…ついに時は来た…フフフ…ハハハ…フハハハハハハ!!」
感想まだ
- 蘇る記憶 前編その2 ( No.298 )
- 日時: 2022/03/09 14:11
- 名前: ネル (ID: wO3JvUoY)
ドロッチェ「「ガチャ」戻ったぞ〜」
ドロシア「あ、ドロッチェさん、お邪魔してるわ!仕事、どうだった?」
ドロッチェ「ああ…今回も成功だよ」
ドク「おお、ドロッチェ帰ってきたか。すまぬが…お主に話があるんじゃが」
ドロッチェ「話?」
ドロシア「何の話なの?」
ドク「ドロシア嬢も聞くかの?」
ドロシア「ええ」
ドク「そうか。なら…"忘れ去られた星"は知っとるかの?」
ドロッチェ「知ってる。さっき仕事の後坊主が話してくれた」
ドロシア「私は知らないわ。説明してくれるかしら?」
ドロッチェは男の子から聞いた話を全てドロシアに言った。
ドク「そう、それなんじゃよ。それでなんじゃが…ドロッチェ、ワシらと共にそこに行くか?」
ドロッチェ「ああ、行く。行くに決まってる」
ドロシア「待って。私も行っていい?」
ドロッチェ「構わないよ。あ、少しドロシアは席を外してくれないだろうか?ドクと2人っきりで話したいことがあって…」
ドロシア「いいわ」
ドロッチェ「…さて、ドク。オレはお前に話したろ?オレの事…」
ドク「うむ。お主が」
「記憶喪失であることじゃろ?」
なんと、ドロッチェは記憶喪失だったのだ!
ドロッチェ「そうだ。それでなんだが…」
ドク「なんじゃ?」
ドロッチェ「…オレの記憶…思い出す鍵は…」
「その"忘れ去られた星"にあると思う」
ドク「ッ!?」
ドロッチェ「…さっき坊主からその話聞いた時に…胸が痛くなって…しかも、初めて聞いたはずなのに聞いたことがあるんだ。どこで聞いたのかは知らないが」
ドク「…そうなのか」
ドロッチェ「…ああ。でも、確証はない」
ドク「…あと、関係ないかもしれぬが」
「ナイトメアが復活したらしい」
ドロッチェ「…は!?」
ドク「こっちもまだ真実か否か分からん。もっと調べて見るぞい」
ドロッチェ「…そうか」
感想まだ
- 蘇る記憶 前編その3 ( No.299 )
- 日時: 2022/03/09 14:40
- 名前: ネル (ID: wO3JvUoY)
─『嫌だよぅ…──お兄様、僕達の事思い出して…優しい──お兄様を解放してよ!!』
『──お兄様を返せ!!──お兄様をこれ以上…苦しめないで!』
────ザシュッ!!
ドロッチェ「うわああああああああああ!!」ガバッ!
スピン「うわ!?団長!?」
ストロン「びっくりした…どうしたの〜?」
ドロッチェ「ッ…すまない…いきなり大声あげてしまって」
ストロン「悪夢見たからかな?」
ドロッチェ「…ああ(今の夢…今まで見なかった…思い出したくもないな…)」
スピン「ま、今はいいや。ご飯食べましょ?お腹空いたぁ」
ドロッチェ「あ、ああ…朝からすまなかった…」
ストロン「別にいいよ。みんな起きてるし」
ドロシア「お邪魔するわ〜!ドロッチェさん、もうちょいしたら行くんでしょ?」
ドロッチェ「あ、ドロシア。おはよう。そうだな」
ドロシアとドロッチェ団の全員はご飯を食べ終え、ドクが開発したスペースシャトルに乗って"忘れ去られた星"に向かうのであった。
「ええ!?ナイトメアが復活した!?」
ドク「うむ。間違いはない」
ドロッチェ「マジだったんだな…」
ドロシア「あいつが…!?私の人生を狂わせた男…!奴が生きてるのか…!しぶといわ…!」
ドロッチェ(…ナイトメア?)
ふと、ナイトメアがドロッチェの記憶に引っかかった。
ドロッチェ(ナイトメア…会ったことないはずだが、何処かで会ったことがあるような…)
スピン「…団長?」
ドロッチェ「ん、いや、何でもない」
ストロン「…なんか、最近の団長変じゃない?」
ドロッチェ「変…?」
スピン「うん!あの任務から帰ってきた時からなんか…」
ドロッチェ「…」
ドロシア「ねぇ、ドロッチェさん。貴方は私に何か隠し事をしてるの?私は貴方に何でも言ったわ!過去に犯した罪も、私の正体も!なのに貴方は私に何も話してくれないの…?」
ドロッチェ「ッ…ドロシア…」
ドロッチェはそこで最愛の恋人、ドロシアの目に涙が溜まっていることに気づいた。
ドロッチェ「…すまない。…この事はドク以外は誰も知らない。オレは…記憶喪失なんだ。オレは何処から来たのか。何処で産まれたのか。オレに家族がいるのか。幼少期の記憶が一切ない」
ドロシア「…そうだったの…」
ドク「…話を変えるが…着いたぞ…」
ドロッチェ「そっ…!?」
一同は絶句した。何故なら見たものは…
干からびた血が辺り1面中に広がり、生き物の気配が感じられず、植物も何も生えてない…まるで地獄絵図のようだった。
- Re: カオスな日常〜大丈夫ではない〜 ( No.300 )
- 日時: 2022/03/09 14:58
- 名前: ネル (ID: wO3JvUoY)
スピン「う、う…」
ドロッチェ「スピン及びチューリン達は絶対見るな!!」
ドロシア「何よ…コレ…私がやったものと同類よ…」
ドク「これは…酷いぞ…」
ストロン「…なんでこうなったの…?」
ドロッチェ「…夢…」
ドロシア「?ドロッチェさん?」
ドロッチェ「…コレ…夢で…見た…」
ドロッチェ以外「ッ!?」
ドロッチェ「ッあ…あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!!」
ドロッチェ団「団長!!」
ドロシア「ドロッチェさん!?」
突然、ドロッチェが頭を抱え、苦しみ出した。それに反応し、心配するドロッチェ団とドロシア。だが…
???「フハハハハハハ!!」
ドロシア「ッ!その声…!」
???「久しぶりだな。絵画の魔女、ドロシア・ソーサレース」
ドロシア「ナイトメアッ!!!何故お前がここにいる!!」
ナイトメア「ん?ああ…別にお前が目当てで来た訳では無い。ここに用があって来たのだが…お目当てが"もう1人"ここにいるしな。一石二鳥だ」
ドロシア「なんだと…!?」
ナイトメア「それは…」
「我が魔獣にし損ねたドロッチェだ」
団長以外のドロッチェ団&ドロシア「!?」
ドロッチェ「…オレ…?魔獣にし損ねた…?」
ナイトメア「ああ。元々お前は我が魔獣にする予定だったのだよ」
ドロシア「ふざけるなッ!!ドロッチェさんを魔獣にするだと!?私の愛しい存在に近づくな!!貴様ごときが近づいてもいい存在じゃない!!」
ナイトメア「ほう?冷酷だった絵画の魔女がここまで情に感化されるとは。だが」
「本当に過去を聞いても愛しい存在と言えるのかな?」
一体どういうことなのか?後編へ続く!
今回初めて前編後編を書いた〜…疲れる…;そして明らかになるドロッチェの過去…!ここからどうなる!?感想おkです!!