二次創作小説(新・総合)

蘇る記憶 後編その1 ( No.303 )
日時: 2022/03/10 14:51
名前: ネル (ID: wO3JvUoY)

前編のあらすじ:ある日仕事に行ったドロッチェ。そこで自分が助けた男の子から"忘れ去られた星"について聞く。そして自分の失われた記憶に関係すると踏み、ドロッチェ団とドロシアと共に行くことになった。だが、そこにナイトメアが…
ドロシア「…今のはどういう意味だ」
ナイトメア「そのままよ。まあ、ドロッチェは記憶喪失だから思い出させる為にも我の力で見せようか」
そう言い、ナイトメアは魔力を使い、過去を見せた。
───310年前
まだ、今いる星が平和だった頃。この星は今とは違い、生命溢れる豊かでのどかな星だった。そこに2人の若い夫婦らしき者達がある赤ん坊を拾い、育てた。その夫婦は3人子どもがいた。だが、放っておく事は出来ず、実の子のように育てた。拾われた子は他の子達と共に成長した。上に1人、下に2人…双子がいた。とても仲が良く、この幸せはずっと続くと思っていた。
────だが、その10年後に悲劇は起きた。その星に闇の帝王・ナイトメアが襲来したのだ。正確に言うならば、ナイトメアに当時操られていたダークマターが来たのだ。ダークマターはその元赤ん坊を引き渡せば何もしないと言った。元赤ん坊はみんなを助けるため、この星を助けるために生贄となった。だが、これが悲劇の始まりだった。ダークマターはその子に乗っ取り、人々を次々殺し始めてしまったのだ。…家族も手に掛けた。そして、全ての者を殺した後、解放された。だが、その子は乗っ取られたとはいえ、この星の者たちを全て殺めてしまった。その子─少年はその後フラフラとどこかへ行ってしまった。
ナイトメア「これで終わりだ」
スピン「そんなことがここで起きてたの…!?」
ストロン「…今の話と団長の記憶とどう関係あるの…?」
ドク「…その元赤ん坊の子は…もしや…?」
ナイトメア「察しがいいな。そう、その正体は」






















「ドロッチェなのだよ」

蘇る記憶 後編その2 ( No.304 )
日時: 2022/03/10 15:54
名前: ネル (ID: wO3JvUoY)

団長以外のドロッチェ団&ドロシア「!?」
ナイトメア「ふふ…だから言っただろ?過去を聞いても愛しい存在と言えるのか、と」
ドロッチェ「…思い出した…オレは…兄さんや弟達を殺めた…」
ナイトメア「思い出したか。これが真実なのだよ」
ドロッチェ「…こんな血で汚れたオレがお前らの団長とか恋人とか嫌だよな。師範…ネクロディアスもオレを育てるの嫌だったよな…だから…ドロッチェ団をかいさ「バシッ」ッ!?」
スピン「解散なんかさせないから…オレたちは団長がいいんですよ!いや、違いますね。団長じゃなきゃダメなんですよ!!」
ストロン「団長は飢え死にしかけたオイラ達を助けてくれたし、全てを教えてくれた!!感謝しかないし、今更辞めるなんて嫌だ…!」
ドク「お主はドロシア嬢やスピン達を泣かせる気かの?今がすごく幸せなんじゃよ、ワシらにとってはの。どんな過去でもお主はお主。ワシらのリーダーであることには変わりはないぞい?」
ドロッチェ「スピン…ストロン…ドク…」
ドロシア「さっきは叩いてごめんなさい。でも…貴方は私にまた1人にさせるつもりなの?私の好きな人は…私の恋人はこんなに私を幸せにさせてくれたし、私を受け入れてくれた!貴方は誰よりも優しい人なの。それに約束を忘れたの!?貴方が私を受け入れたように私も貴方を受け入れる!!貴方の罪は私も背負う!!血で汚れたのは私も同じどこか私の方が多いわ!!ナイトメアなんかの思い通りにさせない!!」
ドロッチェ「ドロシア…そうだな…オレは…オレは…宇宙をまたに駆ける大盗賊ドロッチェ団の団長であり、ドロシアの恋人のドロッチェだ!!どんな過去でも逃げないし、罪も背負って生きる!!アンタに屈しない!!」
ナイトメア「ほう…ならば、お前を倒し、お前もドロシアも魔獣にしてくれるわ!!」
ドロッチェ&ドロシア「やれるもんならやってみろ!!」
戦闘編へ突入!!つか、前編後編で終わると誰が言った?(書きたかっただけです。すいません)でも長くなりそ…感想おk!