二次創作小説(新・総合)

Re: MMトウスター 〜物語の痕跡〜 ( No.82 )
日時: 2022/03/11 07:16
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

…………

鬼タイジが終わってからの、とがめの突然の失踪。

それをりりすた革命団が聞かされたのは失踪からひと月も経った頃だった。


「と、とがめさん……一体どこに行ったのかな?」

たくっちスノー
「あの人体弱えーからな……用事にしたって七花も連れてないなんて妙だな。」


(それに………何か嫌な予感がする、とてつもない程の嫌な予感……)

たくっちスノー
(………なぁ、とがめ………なんともねーよな?普通にあの馬鹿騒ぎしてたアイツのままだよな?)



………それでも、一向にとがめは見つからない、どころか……………




鑢七花はとがめの部屋の奥から1枚の手紙が発見した。


それを持ってきた七花の顔はとても重く、冷たい表情をしていた。


七花
「……読んでくれよ。」

たくっちスノー
「……………」


ーーーーーーーーーーーーーーーー
拝啓 私の刀 鑢七花 そしてこれまで時空で世話になっているトレザード社、クロノス社、りりすた革命団へ

我侭で身勝手な行いですまない、許して欲しいなんて言うつもりは無い。

だが………私にはもうこれしかなかった。








私はこれからカーレッジ・フレインの所に向かう、私が望んだ【結末】を辿る為に。


……もう決めたことだ、この手紙が気付かれた頃には全て終わっている。

この際だ、全てを話すとしよう。


行く末……結末か、時空に来てからの私や七花は色々と想定外な事が起きたが、不思議と悪くないとも思っていた。

………実を言うと、どんな事があろうと最終的に私は死ぬことになることは分かっていた。

説明は省くが、実を言うと私も復讐で動いていたような人間だった。

その為に如何なるモノも利用する気でいた、幕府も人間も知恵も

虚刀流も、1人の惚れた男も………己の気持ちも。


そんな私が本気で心が折れそうになったのは、鬼タイジでのあの演説だ。

結末が来ないということは、物語が終わらない。
物語が終わらないということはつまり、私の求めていた結果には絶対に至らないということだ。

全てが創造神カーレッジの掌の上……



たとえどんな事があろうと、私は目的さえ果たせば死のうが壊れようがそれでよかった。

だが、その目的さえ果たしてくれないこの時空さえもが憎くなっていった。


だから、私は死ぬのではない

結末を取り戻しに行くのだ、私が追い求めていた結末を。

そして、鑢七花へ。

もし…… また全てが終わるようになったら。


またお前に惚れてもいいだろうか?

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



Re: MMトウスター 〜物語の痕跡〜 ( No.83 )
日時: 2022/03/11 22:12
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

たくっちスノー
「………カーレッジの野郎に会いに行った?」


「それ………そんなの……」


たくっちスノーと雪は押し黙った、七花の前だからだ。
この手紙を見るにとがめはカーレッジに会いに行った、しかしそれは雪から考えれば自殺行為以外の何物でもない。

永遠に物語を続けたいと考えているカーレッジと、何があろうと物語さえ終わればいいとがめ、2人の考えは対極にあることが分かる

しかし、それを考えてしまうととがめは………

死んだことなる、それを惚れている男の前で言うことなんて……

七花
「…………何を気使ってるんだよ」

七花
「おれだって……そこまで馬鹿じゃない。」

七花
「とがめは………おれにも言わずカーレッジの所に行って、そして……」


「っ………っ、っ、あ、あ、あ………」



「ああああああああああぁぁぁ!!!!っ!!!とがめさん!!!とがめさぁぁぁぁぁぁん!!!!あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!!!」


…………


七花
「………」

たくっちスノー
「…………」


ヨウコ
「そんな………とがめさんが?止められなかったの………」

七花
「止められなかった……と言うと、本来のとがめの結末も」

ヨウコ
「……ええ、貴方の想像する通りよ、だからこそ満足に生きてくれてただけでも良かったと思ってたのに。」

たくっちスノー
「………なぁ七花、今更こんなこと言ったところで何にもならないんだけど、申し訳ない。」

七花
「………おれの姉ちゃんを行き遅れって言ったことか?」


たくっちスノー
「それも本当に悪いと思ってる、それもあるけど………」

たくっちスノー
「お前や……お前の姉貴、とがめも、時空に来たのは俺達が誘ったわけじゃないだろ?」

たくっちスノー
「お前達は……あの時空監理局のクソ共に利用されて、それで時空に巻き込まれる形でここに来てしまった。」

たくっちスノー
「そのままここに居着いて、そして……知りたくないことまで知った。」

たくっちスノー
「お前らがカーレッジ達の気まぐれに巻き込まれたのは俺たちのせいだ!」

七花
「その件は雪達だって被害者だっただろ……」


七花
「……… 」

たくっちスノー
「待ってくれ、七花………行かないでくれ」


たくっちスノー
「カーレッジの所に」

Re: MMトウスター 〜物語の痕跡〜 ( No.84 )
日時: 2022/03/11 22:45
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

七花
「とがめは死んだ……」

七花
「覚えているか?幻想郷って場所で逃走中をした時……前に俺が斬った奴らが霊になって蘇ってた」

七花
「姉ちゃんだって、死んですぐの死体を奴らが掘り起こして今に至る……」

七花
「でも今回のとがめの場合は違うんだよな……?そうじゃなかったら、あんたはそんな顔しない」

たくっちスノー
「…………雪や松山から軽く聞いたことがある、【退場】」

たくっちスノー
「普通の場合は死んでもアイツや時空の意志の匙加減で生き返ったりするパターンは多い、ドラゴンボールとかで生き返ったりするのはそういうアレだ」

たくっちスノー
「でも退場は違う………ソイツが不要って感じたら………もう二度と復活せず、物語に現れることは無い。」

七花
「物語、カーレッジで言うこの時空のことか?」

たくっちスノー
「ああ、お前もDの時に粉々に消えていった田所を見たろ?アレみたいなものだ………」

七花
「あれか………」


七花
「たくっちスノー、あんたが何を言おうがおれはカーレッジのところに行く。」

七花
「これはとがめの仇とかそういう事じゃない………ただ。」


七花
「おれはとがめに惚れてるんだ、今も昔も……ずっと。」

七花
「その為に……カーレッジはおれが止める」

たくっちスノー
「よせ、七花!!」


七花は時空の渦を勝手に作り、たくっちスノーの所から離れて行く。


たくっちスノー
「はぁ、はぁ、はぁ………本当に………行きやがった………」



たくっちスノー
「………こんな時に頼りになるのは………」

たくっちスノーは恐る恐るマガフォンを使用する。

たくっちスノー
「………頼む、頼む………出てくれ………もしもし………」




七実
「もしもし………はい、鑢七実ですが。」

たくっちスノー
「………よかった、出てくれた………」

七実
「何用ですか?とがめさんの件については……私としてもこんな事になってしまって、なんと答えれば良いのでしょうか」

たくっちスノー
「それどころじゃないんだ、七花は………」


七実
「七花……そうね、動くと思っていた、何をすればいいの?」

たくっちスノー
「聞かないでくれ………」

Re: MMトウスター 〜物語の痕跡〜 ( No.85 )
日時: 2022/03/11 23:13
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

………

七花は時空間を飛び回り、カーレッジの反応を探す………その最中に



七実
「七花」

七花
「!」

七実の姿が見えたので、立ち止まって七実の方を見た

七花
「姉ちゃん……」

七実
「ここは人が多いわ、静かな場所で話をしましょう。」

………

七花と七実は自分達の世界……時空に入る前に死闘を繰り広げたあの場所に着いた。


七実
「七花、ここで会いに来た理由は……分かってる?」

七花
「姉ちゃんも……おれを止めに来たんだろ?たくっちスノーかなんかに言われて」

七実
「たくっちスノーから連絡入ったのはそうね、でも私は彼に言われたから止めに来たわけじゃないわ」

七花
「と言うと?」

…………

たくっちスノー
【聞かないでくれ……アンタも姉貴ならさ………弟のこと、殴ってでも止めてくれないかな……】

たくっちスノー
【俺にはどうしたらいいのか………分かんないんだ】


………

七花
「全く………おれも、アイツも……馬鹿だな。」

七実
「………姉として、私は貴方を止めるわ」


七実
「今度は負けはしないわ」

七花
「上等」


七花
「2回も姉ちゃんも倒せないようじゃ……おれはカーレッジには挑めない!!」

七花
「見稽古も、虚刀流の技術も全部おれにぶつけてこい!!姉ちゃん………いや!!」



七花
「時空三大犯罪者、鑢七実!」

七実
「虚刀流当主、奇策士とがめの刀、鑢七花!」


七花
「いざ」

七実
「尋常に 」


七七
「「推して参る!!!」」


最初に七花が突っ込む


七花
「虚刀流……【蓮華】!!」

七実
「!」

七花の攻撃を七美は受け止め、そのまま持ち上げる

七花
「っ!」

七実
「っっあああああああ!!!!」ブンブンブンブン!!!

そのまま螺旋を描くように腕で力強く振り回す………これは【地上最強の男】が使っていた『ドレス』という技だ

更に上空に持ち上げ、七花の首を膝に技をかける

七実
「地獄の断頭台!」


ズドォォォン!!

………鑢七実の特異技術『見稽古』

見ることにより技術を複製するその技は、時空に出てより真価を発揮していた。

だが

七花
「やっぱり強いな……姉ちゃんは」

七花の虚刀流という刃もまた……時空に出てより洗練されていた。

Re: MMトウスター 〜物語の痕跡〜 ( No.86 )
日時: 2022/03/11 23:37
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

七花
「どこで覚えてきたんだ?そんな技」

七実
「色々……見て回ってきたわ」

七花
「そいつは……面倒だ。」

七花は技をくらってもピンピンしてるように立ち上がり

七花
「虚刀流【野苺】!」

七実
「トールハンマー」

七花と七美のそれぞれの肘をぶつける技が互いに交差するが弾かれ……


七花
「虚刀流奥義【鏡花水月】!!」

七実
「アクセルマキシマムドライブ!」

更に超高速の追撃を与えるが、これもまた同タイミングとなり弾かれる。


七実
(単に技でぶつけ合ってもキリがないわね………)

七花
(病気に蝕まれている姉ちゃんの体は脆い……本気を出せばおれが死ぬか、その前に体が壊れるか……あの時まではそうだった。)




七花
「思えば姉ちゃんもカーレッジの犠牲者だ!あんなクズみたいな考えの奴に利用されて、死んだのにまた生き返らせられて!」

七花
「どんなにどんなに生きて、目的を果たしても永遠に終わらない……とがめはそれが嫌だった、だからとがめも死んだ!」


七実
「だったら………だったら貴方も後を追うと言うの?私を殺したところで振り出しに戻る……また、私を利用する者が現れる、貴方もそうよ」

七花
「そうだ、たくっちスノーが教えてくれた……この時空をぶっ壊して、今度はまたさらに自分に都合のいい物語を作ろうとしているって!」

七花
「おれは生き返らない!とがめも姉ちゃんももう二度と利用させない!!」

七花
「おれはただ……とがめがやろうとしたことをおれがやるだけだ!」

七花
「結末を取り戻して……もう二度ととがめが苦しまないようにする!」

七花
「その為に、おれは………」






「カーレッジを破壊する」

七実
「!」


七花の振り上げた手刀を七実はガードするが………大きく吹き飛ばされ、防いだ手の甲が少し裂けて出血する。

七実
「一撃が突然重くなった……?こんなことが………」


虚刀・鑢
「もう、おれは」


虚刀・鑢
「人間であることに疲れたんだ」


七実
「……!」

七実
「七花………貴方は本気で『成ってしまった』のね」




「約束する、姉ちゃん………何があっても絶対に生き返らないように、利用されないようにする」


「だからもう1回だけ………」

Re: MMトウスター 〜物語の痕跡〜 ( No.87 )
日時: 2022/03/12 08:00
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

七実
「分かったわ……その代わり、本当にそんなことになったら、本気で怒るから」


「ああ、あの世で存分におれを罵倒して呪ってくれたっていい 」



七実
「…………構え」


「!」


七花と七実は間に立ち……まるでガンマンの抜きあいのように、さながら侍達の『刹那の見切り』のように腕を構えて一撃を溜める。

七実
「…………」



「…………」




「っ!!」


七実
「っ!!」



七実
「虚刀流最終奥義!」


七実
「七花八裂(改)…!!!」

七実が構えを取り、七花が作り出した最強の最終奥義を持って七花に向かっていくが………!!


「………っ!!」

七花は………虚刀流を使わず、手を壁に力強く、高速で擦らせ………


ボッ!!


七実
「………っ!?」(手から炎が………!?)



「はああああああああああ!!!!」

バンッ!!

七花は………七実の七花八裂を全て避け、燃えた腕で炎を覆うように七実を斬った。


七実
「っ………!」


「………」


「火葬……大分時間かかっちまったけど、これで。」

七実
「ああ………負けた、本当に負けたわ」


七実
「一度に限らず2度も、心から本気で戦って、また負けた。」


燃え上がっているというのに苦しむ素振りも見せず、七実は微笑む


七実
「七花、よくも私を殺してくれたわね」


「ああ、殺すのはこれが最後だ」

七実
「七花、ありがとう」

七実
「ここに来て、いやその前から 」


七実
「私は貴方が居てくれたから、ほんの少しだけど幸せというものが感じられたわ」

七実
「本気なら……姉として止めるのではなく、見送るべきね」

七実
「最後に、貴方にカーレッジの場所を教えるわ、見稽古で覚えた力で…… これくらいはしないも」


七実
「後は頼むわ、虚刀流。」

七実と共に建物の炎が広がり、七花は再び時空の渦へと入っていった……





「………」



「今度こそさよならだ、姉ちゃん………」




「………カーレッジ、待っていろ」

………こうして時空に甦った恐ろしい殺人鬼にして、時空三大犯罪者の鑢七実は

再び元の世界で土に帰ったのだった………





Re: MMトウスター 〜物語の痕跡〜 ( No.88 )
日時: 2022/03/12 08:50
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: k9gW7qbg)

「おい、七花」

たくっちスノー
「何をしている」


「…………」

出た先には、待ち構えていたようにたくっちスノーが立っていた。



「姉ちゃんと決着をつけた………カーレッジの居場所を教えてもらった」

たくっちスノー
「いや、そうじゃなくて………お前一応、種族上は普通の人間だろ!?」

たくっちスノー
「なんで手から炎なんて!?」


「ああ……それか……大したことじゃない」


「とがめから聞いた摩擦熱ってやつだ」

たくっちスノー
「摩擦熱!!?」

たくっちスノー
(い、いや………虚刀流にとって腕全体が刀身みたいなもんだ……極めれば獅子雄の刀みたいに炎を出すことも可能………なのかな?)

たくっちスノー
「………てか今、アイツの場所を教えてもらったって」


「姉ちゃん、燃えてるのに俺の心に話しかけるくらいには余裕があったんだよ」


「とがめも姉ちゃんから居場所を聞いたらしい」

たくっちスノー
「………」

たくっちスノー
「………………なぁ、七花」

たくっちスノー
「俺も行かせてくれよ、それ!!」



「………」

たくっちスノー
「とがめのこともある!!お前のこともある!!何より……」


たくっちスノー
「カーレッジが作り出した時空に、そんな奴も居るって……俺も知らなかった」

たくっちスノー
「元はと言えば俺の……俺たちの父親の責任だ、だから」

たくっちスノー
「俺もカーレッジを止める」


「………そうだな」


「あんたは前に何度もカーレッジを殺してたんだよな」

たくっちスノー
「正確には雪が……だがな」


たくっちスノー
「それにさ………あのな、七花」

たくっちスノー
「とがめもなんだが……本当はお前らに、話したいこととか、やって欲しいこともあったんだよ……」


「そうなのか?ならまた後で聞かせてくれ」


「とがめの分までおれ一人で頑張ってみるよ」


たくっちスノー
「………ありがとな、七花。」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


……

カーレッジ
「………」

「ねぇ、パパ」

エルケー
「どうしてか知らないけド たくっちスノーが来るヨ ォイラには分かル」

Re: MMトウスター 〜物語の痕跡〜 ( No.89 )
日時: 2022/03/12 09:32
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: k9gW7qbg)

七実に指定された場所に辿り着いた七花とたくっちスノー

しかし、たくっちスノーは入った瞬間寒気を感じる

たくっちスノー
「っっっ!!?」


「どうした?」

たくっちスノー
「…あ、ああ………悪い、前にも感じた感覚だ、どうやらカーレッジの他にも面倒なやつまでそばにいる」

たくっちスノー
「俺たちの根絶のために作られた存在……ハカイモノ、その王エルケー!」


「つまりカーレッジの味方か」

たくっちスノー
「そういうこと………他にも何個も反応がある、全部ハカイモノか………」


「分かった」


「それを逆に全部破壊しちまえばいいのか」

七花は全速力で奥へと走っていく



たくっちスノー
「あ、おい!!待ってくれよ!!」


………



ハカイモノNo.47
【ゲノミュートリア】

ゲノミュートリア
「…………」



「虚刀流奥義 鏡花水月」


ゲノミュートリア
「ッッッ!!!??」グチャッ



たくっちスノー
「…………なっ!?」

たくっちスノーが通るころには、既にハカイモノが死滅していた


たくっちスノー
「こりゃやべぇ……まさか!!」




ハカイモノNo.16
【jj】


「っ!!」

jj
「!!!」グチャッ


ハカイモノNo.7467
【バロウナ】


「七花八裂……【派生】」

バロウナ
「グロッチャァ!!」


たくっちスノー
「な、なんだこれ!?一方的過ぎねぇか!?ハカイモノが喋るどころか、七花に気付く頃には死んでる!!」


たくっちスノーは気付く………

七花は、自分が思うより強くなっていた。

これまで鑢七実を止めるために時空を飛びまわり、何度も戦い

そして………先程遂にそれを制した七花


日本最強を討ち取った七花にとって、今現れるハカイモノは全てカーレッジの前座どころか、七実以下のようにしか感じなかった。

たくっちスノー
(みんな1周目より強くなっているとは聞いたが………こんなに強くなるものなのか……!?)

Re: MMトウスター 〜物語の痕跡〜 ( No.90 )
日時: 2022/03/12 10:00
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: k9gW7qbg)

そして………

バーン!!

たくっちスノー
「カーレッジぃ!!!!」


カーレッジ
「…………」


そして、しばらくぶりだっただろうか

カーレッジとたくっちスノーは、遂に対面した。

たくっちスノー
「……………鬼タイジ以来か!カーレッジ!!」

たくっちスノー
「アンタは………これまでの分を償うどころか、大人になるどころか!!また全部ぶっ壊そうとしてんのか!!」

たくっちスノー
「そこにいるエルケーを使って!!!」

エルケー
「フヒッ、ヒヒヒ………アハハ」

カーレッジ
「…………」

たくっちスノー
「何とか言え!!」


エルケー
「話さないヨ」

エルケー
「パパはネ もうお前みたいな奴らとは話したくないそうなんダ」

エルケー
「だってそうでしョ?パパの思い通りにならないことばかりなの、お前達4週目の奴らのせいだロ?」

たくっちスノー
「そうやって人のせいにしやがって………少しは自分が変わろうとはしねーのか!?」

たくっちスノー
「雪だって!!あのクソ親父もどきだって!!アベネスやジルトーさんも、あんたが愛した剣さんだって!!」

たくっちスノー
「変わったんだよ!!なのにお前は!!」



「もういい………たくっちスノー、おれにも言わせてくれ。」



「カーレッジ、とがめがあんたのところに来たな?」

カーレッジ
「…………」




カーレッジ
「来た」

エルケー
「パパ?」


「あんたが殺したのか?………とがめは、あんたの望む結末のない世界を望んでいなかったから」

カーレッジ
「………どうかな」


カーレッジ
「ただ」


カーレッジ
「一生冒険していられるなんて、楽しいじゃないか、ワクワクするじゃないか」

カーレッジ
「1つの目的に固執して、果たしたいなんて………愚かとしか言えない」

カーレッジ
「いつまでも果てがなく続くから面白いじゃないか、平和で物語が止まった世界になんの面白みがある?」


「………それがあんたの答え」



「なら、おれはとがめの為にあんたを止めなくちゃな」



「何より」





「おれの女を貶すな!!」

Re: MMトウスター 〜物語の痕跡〜 ( No.91 )
日時: 2022/03/12 10:17
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: k9gW7qbg)

カーレッジはゆっくりと立ち上がり、七花を見る

カーレッジ
「また愛、愛、愛か………誰も彼もよく分からない、全知全能になっても、俺の愛とは別のことを言い始める」

カーレッジ
「俺も昔は愛していた………抜けてるところがあってバカで非力で、何より出来ないことが多い剣が」

カーレッジ
「そんな剣が好きだったから、色々覚えて色々助けたのに!剣はそれを裏切った!」


カーレッジ
「この時空と剣は同じだ!助ける必要がないなら、もう存在さえも必要ない!!奇策士とがめと共に【退場】しろ!!」


「ただしその頃には、あんたは八つ裂きになっているだろうけどな!!」


たくっちスノー
「カーレッジ!」


たくっちスノーも突っ込もうとするが、エルケーの寄生虫が手足をつかみ、時空間に引きずり込む

たくっちスノー
「え……エルケー!!てめぇ!!」

エルケー
「お前の相手パ ォイラだヨ!!」


たくっちスノー
「……ブラックコンタクト!!」

たくっちスノーは呑み込まれる前に成分をコンタクトレンズ状に変えて飛ばし、無数に壁に貼り付ける

こうすることで、視界から七花とカーレッジが離れなくなった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

カーレッジ
「全知全能の神の力は健在……人にせよ、刀にせよ、俺は死ぬことはない!!」


「神とか刀とか人間とか、そんな難しいことわかんねぇよ!」


「おれからすればあんたなんて、ただの傍迷惑な男だ!!」



………

たくっちスノー
「どけっ!!エルケー!!俺はてめぇみたいな蛆虫に構ってる暇はねぇんだ!!」

エルケー
「アッハハハ………今度は死なないヨ たくっちスノー」

たくっちスノー
「ほざけ!お前の……いや、ハカイモノの弱点はとっくに把握してること忘れたか!?」


ズバッ!

たくっちスノー
「アリになれ!!」

たくっちスノーが斬った断面の寄生虫が変化して、無数のアリに変化していく

エルケー
「ああ、そうだったねぇ………ヒヒヒ」

たくっちスノー
「お前なんて……ハカイモノなんて………け、結構怖いが驚異でもねぇ!!」

たくっちスノー
「ぶっ壊れろおおお!!!!」

Re: MMトウスター 〜物語の痕跡〜 ( No.92 )
日時: 2022/03/12 10:38
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

たくっちスノー
「ブラックスプレッド!!」

エルケー
「パラサイクロン!」

たくっちスノーとエルケーの飛ばされる成分と寄生虫がぶつかりあい、牽制しながらたくっちスノーは飛び上がり……

たくっちスノー
「ブラックツリー!!」

地面を叩いて真っ黒な成分を作り出す!


エルケー
「ハハハ!脆い!脆いねェ!!アレから全然強くなった気がしないんだけド!?」

エルケー
「もしかしたら、ォイラが思ったより成長しちゃったのかなぁ!?アハ!」

たくっちスノー
「お前……前会った時もそうだけどホンっトーに調子に乗りやすいな……」


たくっちスノー
(…………)

たくっちスノー
「なぁエルケーよ」

エルケー
「何?」

たくっちスノー
「お前そういや………デーリッチを潰そうとしたな?」

エルケー
「そうだネ パパを殺したのはあの子だからサ
それに 」

エルケー
「すっごく楽しいんだ!あの子を痛め付けることを考えるのガ!」

エルケー
「パパも、大嫌いな奴を、剣になんか言う奴をめちゃくちゃにしてた時が1番楽しかったって言ってたんダ!」

たくっちスノー
「………なんつーか、親子だよなお前ら」

たくっちスノー
「俺の場合は、黒影の事をバディのように思っていたが……」

たくっちスノー
「今の今になってそんな奴だったことにまたちょっとショックだ………ブラックハンマー!!」

エルケー
「キッ!!」

たくっちスノー
「ハトになれ!!」

エルケー
「ハトになる前に体になれ!!」

エルケーの体は鳩にならず寄生虫として再構成される

エルケー
「ハハハ!この程度で克服できるなんテ 大した弱点じゃなか」

たくっちスノー
「ドクロ丸!!」

エルケー
「えっ」

たくっちスノーはドクロ丸を抜いて少しずつエルケーの腕や足を切り取っていく

エルケー
「えっ!?あっ!?あっ!?」

たくっちスノー
「かかったなエルケー!!お前はカーレッジにそっくりだ!」

たくっちスノー
「色々俺たちを対策したようで、結構ガバくて詰めが甘い所まで同じだ!」

エルケー
「な………何をした!?こ、こんなもの再生………」

たくっちスノー
「無駄だよ!」

エルケー
「あ……アガッ!再生でき」

たくっちスノーはそのままエルケーの顔面を三等分にする

たくっちスノー
「このドクロ丸の刃にはマガイモノ成分が塗ってあってな………斬るとマガイモノが断面を覆って防ぐんだ」

たくっちスノー
「再生もしない………そして、そのまま死なない!!」

たくっちスノー
「終わりだ、エルケー………あんたが思うより俺も成長してんだよ、お前レベルの成長じゃ話にならんくらいにな」

Re: MMトウスター 〜物語の痕跡〜 ( No.93 )
日時: 2022/03/12 13:41
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: fjkP5x2w)

たくっちスノー
「っとそれどころじゃねぇ!!七花を援護しないと!」

と、たくっちスノーが時空の渦を開くが……瞬く間に檻のようなもので塞がれる!!

たくっちスノー
「なっ!?」

エルケー
「ヒヒ」

たくっちスノー
「エルケー………てめぇ!!」

エルケー
「ヒヒヒヒヒ パパは絶対に負けないョ」

エルケー
「このままグチャグチャになってしまえばいいんだ、ヒヒヒヒヒヒ!!!」

たくっちスノー
「………っ!!ブラックーラー!!」

激昂したたくっちスノーは成分を冷気に変換して、エルケーを瞬間冷凍し、ゴミ捨て場へと放り投げた

たくっちスノー
「ぜぇ、ぜぇ………なんだ、檻なんて!!俺にかかればそんなモノ………七花はどうなっている!?」

………



「虚刀流奥義!【百花繚乱】!!」

七花は時空の渦を火山に繋げて、奥義でカーレッジをたたき落とす


カーレッジ
「!」


………だが


カーレッジ
「溶岩に落として全て灼けば 死ぬとでも思ったか?」


「話で聞いた通り、結構しぶとい奴だな………」

たくっちスノー
【七花!!大丈夫か!?】


「問題ない!ただ何回も生き返るのが面倒だ!もう276回は殺している!」

たくっちスノー
(っ!?……こいつ、あの短期間でもうそんなに!?)

たくっちスノー
(………あれ?)

カーレッジ
「なんならお前も燃えてみるか………?」

カーレッジは火山から飛び出すと同時にマグマを操って飛ばすが、七花はまた別の世界に飛んで回避する

カーレッジ
「逃がすか………!!」

たくっちスノー
(今の攻撃も………もしかしたら!!)


………

カーレッジ
「メイドウィンブラスト………!!」


たくっちスノー
(もしかしたら………!!)



「っ!!」

七花はメイドウィンブラストを目で見て回避する



(……手を抜いているのか?)

たくっちスノー
【七花!分かったぞ!!ジルトーさんの言ってた通りだった!】


たくっちスノー
【あいつは1周目より弱くなっている………いや、それどころじゃないんだ!!】

カーレッジ
「いちいちうるさいぞ!!」


「虚刀流!【菫】!!」

ズドッ!!

カーレッジ
「………っ!」


「!」

Re: MMトウスター 〜物語の痕跡〜 ( No.94 )
日時: 2022/03/12 14:07
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)


「……おかしい、おれでも分かる、変だ」


体を壊され、再生するカーレッジを見て七花は気付く



「最初に戦った時より再生が遅くなっている……?」

たくっちスノー
【やっぱりか!だいぶ昔に俺達が見た時よりもちょっと遅くなっている!】

たくっちスノー
【思えばカーレッジは1周目から今まで………何千万年という長い年月で数え切れないぐらい力を使ってきた!】

たくっちスノー
【機械が年月がたってパフォーマンス低下していくように………カーレッジが人間の時に得た全知全能の力も………】

たくっちスノー
【死ぬ度に、使う度に、時が経つ度にほんの僅かだが劣化している!!】


カーレッジ
「っ!?」

カーレッジ
「俺の能力が………少しづつ……?」



「そうか………それだったら」


「もう二度と同じことが出来ないくらいに殺してやればいい」

カーレッジ
「っ……!!」


「っ!!」

バキッ!!

七花はカーレッジをひたすらに壊しては再生させる。

………

たくっちスノー
「って、それどころじゃねぇ!!早くこれなんとかしねぇと………」

たくっちスノーは檻を破ろうとするが、一向に上手くいかない

たくっちスノー
「こ、このままじゃ………そうだ、雪達に連絡を……」

【圏外】

たくっちスノー
「なっ!?マガフォンが圏外だと!?これもエルケーの仕業か………!!!」

たくっちスノー
「ならテレパシーで……他の仲間は!?」


………



「たくっちスノー?どこに行ったのたくっちスノー!」

たくっちスノー
【雪!大変なんだよ!今こっちに誰か来れるか!?】


「っ!?それが…………こっちも手が離せないんだ!!今、鑢七実が死んだからって多数の時空犯罪者が暴れ回っているんだ!」

たくっちスノー
【何だって!?……くっ!!】


「ねぇ、そっちは今何が起こって……」



【ぐわっ!!】

たくっちスノー
【七花!!】


「えっ……何!?七花に何かあったの!?」


………

たくっちスノー
「はっ!!」

……

カーレッジ
「調子にのんな!!」


「ぐっ………!?」

ズドォォォン!!

Re: MMトウスター 〜物語の痕跡〜 ( No.95 )
日時: 2022/03/12 14:24
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: fjkP5x2w)

カーレッジの一撃で七花は壁までめり込む、たとえ能力が落ちていたとしても、今でもまだ充分驚異的な力を持っていたことは変わりない。


「げっほ………ち、骨が結構、折れたな」

たくっちスノー
【おい七花!大丈夫か!?】


「もうこの程度どうってことない……前は、とがめに体を大事にしろとは言われてたけど、もう守る必要も無い。」


「げほっ」

七花は吐血し、足をふらつかせながらカーレッジの方を見る

………今までに当たらなくて良かった、もう1発喰らえば本当に危ない、そう考えていた。


カーレッジ
「そう考えている………なら!!」

カーレッジは手の甲に炎を貯めて、逃げ道を無くすほど精密に火の粉を飛ばす!!


「………たくっちスノー」

たくっちスノー
【七花?】



「今まで有難う、確かに時空に来たのは……巻き込まれた形だったけど」


「でもおれは楽しかった、とがめとも色んなこと出来たし、面白いこともあった。」



「ただ……おれにしてほしかった事、出来なくなる、悪ぃ」


「その代わり……しっかり見ててくれ」

たくっちスノー
【七花?】




「虚刀流7代目当主」


七花
「並びに、奇策士とがめの刀!鑢七花!!推して参る!!」


七花は無数の火の粉に対して………避けることなく一直線に突っ込む!!

体のあちこちが焼け、服が一部焦げ堕ちるがそれでも七花は止まらない。


たくっちスノー
【無茶だ!!やめろ七花!!死んでしまうぞ!!】

たくっちスノー
【早く………早く助けないと!!!早く…………早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く】






七花
「カーレッジィィィィ!!!!」

カーレッジ
「!!!」

七花はそれでも目の前まで近づき、目前で構えを取る

カーレッジにはその姿が………ほんの一瞬、長い白髪のシルエットが見え………


カーレッジ
「とがめ…………!?」






七花
「ちぇりおおおおおおおッッッッ!!!!」


カーレッジ
「ッッ!!!?」


七花の渾身の一撃はカーレッジの頭部を通し、その真後ろの壁や建物まで衝撃が貫通し………


カーレッジは 八つ裂きになった。

Re: MMトウスター 〜物語の痕跡〜 ( No.96 )
日時: 2022/03/12 14:46
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: fjkP5x2w)

たくっちスノー
「七花っっ!!」

たくっちスノーがありとあらゆる技を使ってようやく檻をこじ開ける頃には、それから1時間も経過していた


たくっちスノー
「はぁ、はぁ………カーレッジ!!………はいない?」

たくっちスノー
「………そうだ、七花は!!」


たくっちスノーはあちこちが壊れてる跡を探し回る

たくっちスノー
「七花………おい、七花?」


たくっちスノーは周囲を歩き回るが、焦げた服のカスや血痕ばかりで……それらしきものは

たくっちスノー
「………う、嘘だろ?まさか、そんなことある訳……どこだ!?」


たくっちスノー
「七花?どこに行った!!七花!!!」





たくっちスノー
「七花ァァァァァァァ!!!!!!」


…………

ーーーーーーーーーーーー

たくっちスノーは必死に頭に唱え続けた。

『鑢七花はまだ死んでいない』

『まだ退場もしていない』

『恐らく、どこかでまだカーレッジと戦っているのかもしれない。』

『………そのはずだ』

だが、時空はそれどころではなかった。

時空三大犯罪者鑢七実と………トレザード社とがめの死亡、そして退場………

その後処理をたくっちスノーは行わなくてはならない………

…………


〜クロノス社〜

月村
「………たくっちスノー、とがめさんからこんな物がクロノス社に送られていました」

たくっちスノー
「……これは!?すごい数の人物データ!?全員派遣社員や雇用希望!?」

月村
「………この中だけでも我々が欲しい人材は余裕で見つかります、これで………」

たくっちスノー
「また逃走中が始められる!!」

月村
「………それと」

月村
「その席は……開けておくのですか?」

たくっちスノー
「ええ、約束しましたもの………」

たくっちスノー
「七花は……死んでなんかいない、ちゃんと生きている」

たくっちスノー
「だから俺は七花を見つけ出す………そして、この仕事してもらうんです。」



たくっちスノー
「……………そして、俺が守ります」

たくっちスノー
「りりすた革命団も、時空も………そして」


たくっちスノー
「貴方やクロノス社や、逃走中も。」


月村
「………ええ」




『新しい逃走中の平和は………任せましたよ、最強無敵。』



かくして、1つの物語の区切りと、新しい逃走中が………再び始まり。


新たな出会い、そして新たな戦いがここに始まる。


MMトースター【虚刀・鑢】編 END

並びに
【新・メイドウィン小説SEASON2】おしまい

SEASON3のMM逃走中に続く。

Re: MMトウスター 〜物語の痕跡〜 ( No.97 )
日時: 2022/03/12 14:59
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: fjkP5x2w)

【あとがき】

たくっちスノー
「………どうも、たくっちスノーだ」

たくっちスノー
「MMトースター虚刀・鑢編……メイドウィン小説では初の味方レギュラーの退場ということで」

たくっちスノー
「最初は七花もその予定だった……けど!けど今は失踪!失踪ということで!」

たくっちスノー
「希望はある!!七花は絶対帰ってくる!!」

たくっちスノー
「……結末のこない世界、永遠に目的を達成できない世界」

たくっちスノー
「とがめはそれを知ってしまったことで、軽く壊れてしまったんだろうな」

たくっちスノー
「とがめの目的は………まぁ原作見る限りってところだし」

たくっちスノー
「七実も……このまま利用されて勝手に甦らせられた跡フラフラしてるよりは………」

たくっちスノー
「………」

…………


たくっちスノー
「七花にはいつかまた会える、俺はそう信じている」


たくっちスノー
「そしてカーレッジに5週目は絶対に作らせない!!」


………
『MM逃走中』

たくっちスノー
「そして………ナントカ三術将編以来、作中で大型研修期間として停止してきたMM逃走中ですが!!」

たくっちスノー
「半年以上ぶりに復活となります!!」

たくっちスノー
「SEASON3の逃走中は新システムや要素を色々と追加!」

たくっちスノー
「基本要素の見直しや特殊ミッション!更には個性の塊みたいな新キャラなどが待っています!」

たくっちスノー
「シナリオは予告の通り、【機界戦隊ゼンカイジャー】の怪人、ワルド達に翻弄されながらも逃走中を進める単発型にシフトして、地続きのストーリーは控えめにしました!」

たくっちスノー
「この逃走中の募集は………これ書いてからすぐ準備しますので、お待ちください!!」


たくっちスノー
「以上、たくっちスノーでした!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
チーン

【虚刀・鑢】編がまとまりました。