二次創作小説(新・総合)

Re: コハルと一護のワクドキ冒険 ( No.137 )
日時: 2021/07/14 20:41
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: 1/l/Iy6H)

第36話「傷付けたくない、秘めていたアイクの想い」

【スマブラ館前】

カキィン カキィン……

アイク「くっ……。少し見ない内に成長しているみたいだな、ゼルダ」
ゼルダ「はい。いつもは守られてばかりな私でしたけど、今度は私があなたを守りたいんです!」

初めてお会いしたのは、X大会に呼ばれた時。
創造神マスターハンドによって私たちは、闘う戦士として世界の命運を託されていました。
あの時は禁忌神・タブーを倒せば、全ては片が着くと思っていましたの。
色んな経験があったから、アイクさんの私への想いが変わって来ました。

アイク「力はまだまだ俺が上みたいだな、雷電の衝撃を!」
ゼルダ「……!? アイクさん、後ろ!」
アイク「何……っ!? うぐっ!!」
ゼルダ「アイクさん!」
草摩由希「しまった、アイクさんが!?」
累「あれはファイアープリムだ。此処は僕たちに任せて、アイクは彼女を頼む!」
アイク「済まない累、助かった!」
ゼルダ「いいえ、今更争う必要はありませんわ!」
アイク「ゼルダ?」

BGM設定:シドのテーマ(FF7より)

ゼルダ「よく考えて下さいアイクさん。このまま私たちが馬鹿みたいに戦ってたら、途中で止まらなくなりますよね?」
アイク「………」
ゼルダ「アイクさん。あなたの覚悟は十分に見せて貰いました、これ以上あなたと戦う必要はありませんわ!」
アイク「ゼルダ……。じゃあ、あの言葉は本来の俺を取り戻す為に?」
ゼルダ「はい。そうでもしないと、これ以上壊れかけたあなたを見ていられませんわ!」
アイク「いや。それ以前に俺はお前を失いたくないんだが(汗)」
ゼルダ「ふふっ。それはお互い様ですわ♪」
アイク「だな。此処からは正念しょうねん場だ、遅れを取るなよゼルダ!」
ゼルダ「ふふっ。そういうあなたこそ、私のスピードに付いてこれますか!?」
アイク「ふっ。 誰に物を言っているつもりなんだ?」
ゼルダ「その方がアイクさんその物ですわね。さあ、フィナーレと行きましょう!」
アイク「ああ。俺たち2人の力を、累たちに見せてやろうぜゼルダ!」
ゼルダ「はい、アイクさん!」

そう、時にはこういう夫婦めおと漫才的なノリも悪くないですもの。
さっきまでの火花が消え、由希さんたちを攻撃しようとした所を私たちは捕らえました。
本当の婚礼式はまだ先ですけど、これは私自身が招いてしまった結果に違いありません。
こんな世界だからこそ、時には喧嘩だって付き物ですわ。

37話に続きます。

最新話、更新しました。

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