二次創作小説(新・総合)

Re: コハルと一護のワクドキ冒険 ( No.163 )
日時: 2021/07/18 07:26
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: 1/l/Iy6H)

第41話「少女の不安」

【任天病院 屋上】

ティナ「………」

あの襲撃の時、バッツは私を守りながら戦ってくれた。
蛇骨さんもそれに応えようと必死だったけど、それでも叶わなかった。
どうして? 私たちは何の為に此処まで来たの。
最初はケフカさえ止めれば、世界は平和になると思っていた。

【4階 ゼルダの病室】

ガラガラガラー

ゼルダ「加賀さん、みなさん!」
加賀「ゼルダさん、ティナさんを見かけませんでしたか?」
ゼルダ「こちらには来ていませんけど、浮かない顔していましたわ!」
赤城「ティナさん。もしかしたらあの時、バッツさんを助け出せなかった事を後悔しているんじゃないでしょうか?」
コハル「うん。いくら襲撃があっても、数名が此処に入院じゃ対策が出来ないね」
「いや、そこは私らの出番よ!」
加賀「イズミさん、お久し振りです!」
イズミ「みんなも元気そうじゃない。……その身なりからしたら、大体察してるけどねぇ」
コハル「はい、後は軽傷で済みましたけど」
イズミ「大丈夫。ティナさんの件はあの子に任せて来たから!」
加賀「……? あの子、とは一体?」
イズミ「セリス将軍。まあ本人の前でその言い方はまずかったけどさ、今頃慰めているわ!」
コハル「……。ねぇ、バッツさんたちの安否を確認したいんだけど!」
桔梗「心配は無用だ。医者のマリオに見て貰った結果、クラウドと蛮骨 由希 修兵の4名は明後日で退院する予定だ」
秋野かえで「よかった……。あの、とわちゃんや蛇骨さんたちは?」
桔梗「……。残念だが……、とわやティナを初めとする残りのメンバーは1週間から2週間の入院になるだろう。現にバッツの容体があのままだ、今の所意識が戻っていないそうだ……」
秋野かえで「そ……、そんな……」

このまま戻らなかったら、ティナちゃんを悲しませる事になる。
クラウドさんたちは軽傷で済んだのに、それ以外のダメージが凄かったなんて。
今頃蛇骨さんは意識が戻って、リハビリに専念している筈。
だからって私が此処で、立ち止まっては行けないよね。

42話に続きます。

最新話、更新です。

天竜さん
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それでは。