二次創作小説(新・総合)
- Re: コハルと一護のワクドキ冒険 ( No.176 )
- 日時: 2021/07/21 07:44
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: 1/l/Iy6H)
第44話「仲間たちの決意 前編」
【草摩総合病院 マリオの病室】
まどか「それでね。私たちも私たちでかなり悩んだんだけど、この方法しかないんだ!」
マリオ「……。つまり、透さんを助ける為にティナさんを手放さないと行けない?」
まどか「うん。ほむらちゃんからはそう聞いたよ、夾くんは夾くんで結構悩んでいたみたい」
マリオ「別にさ。僕たち的にそれはそれでいいかも知れないけど、でもあの人は……バッツさんなら猛反対する筈だよ!」
まどか「マリオさん……」
ルイージならきっと、僕の不安を察してくれる。
いくら反対しても、何も変わらないって事位は理解してくれるよ。
それでも僕やピカチュウなら、今のバッツさんの気持ちに同意するかな。
これまで一緒に戦って来た大切な仲間を犠牲にするなんて、出来ない相談だからね。
「要するに、我がその逆を行えば良いんじゃないか?」
まどか「あ……、あなたは!?」
マリオ「麒麟丸……」
麒麟丸「ティナ・クラウザーと草摩 透、この2人の身を案じるなら我にいい考えがあるぞ!」
医者の睡骨「もしや、強力な結界を貼るおつもりですか?」
麒麟丸「そうだ。姉上とその件について調べてみた所、実現出来る場所を把握出来た!」
マリオ「……!? もしかして……僕の世界にある、キノコ城だね?」
麒麟丸「そうだ!」
さやか「確かにあそこなら結界を貼るのに困らないけどねぇ、むしろ私たちまで入れなくなるんじゃないかなぁ?」
マリオ「………」
僕にとってあの城は、思い出のある家。
リンクと婚約するようになってから、ピーチ姫は笑顔を沢山見せるようになった。
僕でさえ出来なかった事を、彼は成し遂げてくれたんだね。
明日は彼を含む、数人の仲間を呼んで最後の打ち合わせに入ろう。
この位の事情ならきっと、はとりさんは分かってくれる気がするんだ。
45話に続きます。
最新話、更新です。
天竜さん
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