二次創作小説(新・総合)

Re: Cross Fighting Heroes ( No.43 )
日時: 2021/12/24 22:38
名前: junris (ID: xJyEGrK2)


 さて、この先6人の文豪を見つけ出していくが、時間の都合上ダイジェストで行かせてもらおう

〜〜〜〜〜〜

<2人目の文豪>

中原(文アル)『俺の命なんてくれてやるよ!どうせ俺なんて、何度生まれ変わっても認められやしねぇんだからよぉ!』

 中原がそういって黒幕に特攻しようとしたところで幻影は消える...

ミミ「中原...貴方は黒幕を倒そうとした。そのことを認めてあげるわ」

<3人目の文豪>

 そこには萩原(文アル)が侵蝕者に深手を負わされ、親友である室生犀星(文アル)の腕の中で倒れていく幻影が見えている

萩原(文アル)『犀...白秋先生...今まで、ありがとう...』

 萩原(文アル)がそういったところで幻影は消えていった

ニャミ「君の仇は必ず討ってあげるよ!」

<4人目の文豪>

グリム「ん?」

 しばらく調査しているうちにグリムが見た方向に蛍が寄っている本を見つけた。どうやらそれはグリム曰く、『有魂書』というらしい。そして、『メメント・モーテム』の蓋を開けると...

北原(文アル)『うーん、ここは...』

なんと、北原(文アル)の幽霊が現れた。どうやら、目覚めたばかりで記憶があやふやになっているらしいが、なんとなくこの図書館を知っているらしい。さらに、彼は何故か彼岸の頭を撫でていた(本人曰く庇護欲が湧いたらしい)

<5人目の文豪>

 その後、ミミ達はしばらく調査し、オレンジ色の水晶を見つけ、室生(文アル)との話を聞いた

室生(文アル)『ごめんな...』

<6人目の文豪>

 その後、水色の歯車を見つけ、グリムに回収させた後、江戸川(文アル)の話を聞いた

江戸川(文アル)『ショーはお開きですか...』

<7人目の文豪>

 そして、有魂書の部屋に辿り着き、その本を手にしていた時、太宰治(文アル)の幽霊が現れ、他の2人の文豪の魂と融合したらしく、記憶はあやふやしたらしい。

 そして無事捜索を終えいったん戻って作戦会議しようと思ったが...

一旦区切ります

Re: Cross Fighting Heroes ( No.44 )
日時: 2021/12/25 16:42
名前: junris (ID: xJyEGrK2)


 プルルルル

ニャミ「あっ、はい」

 その時、通信機から着信音が鳴っていた

タイマー『ニャミちゃん。今度の休みにジェットコースターに行かない?』

 相手はタイマーで今度の休みの時に遊びに行こうとしているらしい。ちなみにジェットコースターはニャミが好きらしい

ニャミ「うん、わかったよ。あ、言っとくけど、コーヒーカップはやめとくよ。酔っちゃうからね」

タイマー『うん、わかったよ』

 タイマーがそう言うと通話を切った










 その時!

 ビュッ!

ニャミ「危ない!」

 ガキン!

 なんと、突然どこから来た攻撃をニャミが跳ね返したのだ

『フン、跳ね返すとはやるじゃないか』

 その攻撃した方角からは男性の声が聞こえてきた。それも、何だか悪意のある笑い方だ。しばらくすると人をしたかのような何か。そんな姿をしていた奴が現れたのであった

ミミ「貴方が黒幕だったのね!」

???「フフフ...その通りだ」

太宰府(文アル)「その声は...間違いない!刻群図書館の特務司書!」

???→ 刻群図書館の特務司書「ほう...幽霊になったたとはいえ私の名前を覚えていたか...」


 彼の話によると彼は「お前達は国によって生かされている」だの「余計な個性はいらない」だの戦意高揚の話を書く文豪しか認めないという所謂『軍国主義』であった。さらに、自分の言うことを聞かない文豪を没年順に殺すという悪趣味な事をやってのけたらしい

優「全く、下劣な事を考えますね」

 彼の話を聞いて普段怒らない優もそういうほど怒ったらしい。さらに、彼が侵食者になったのはなんと治に追い詰められた事で己の欲願望を為すためにそうしたのだろう

ミミ「もういいわ。話はおしまいよ」

ニャミ「そんなことのためにあんなふざけた事をするなんてね...どうやらキミとは話が通じなさそうね...」

「ふん、言っただろう。余計な個など、文学と同じように不要だとな!」

 彼がそう言った時...






 プチッ...

ミミ「あっそう。それが貴方の考えなのね。」

ニャミ「私たちは探偵事務所で少しだけ文学を知った程度だからどんなのかはわからないけど、個まで馬鹿にするなんて...





なんなら、容赦なしでやってもいいけど?」

 なんと、ミミニャミに何かが切れたのだその表情から見ていつもの元気一杯なウサギと猫とはかけ離れたと言ったほどに怒りの炎をたぎらせていた

刻群図書館の特務司書「ふん、この私がコスプレ小娘ごときにやられると思うのか?」

 しかし、そんな彼女を見下すかのように特務司書はそういった

ミミ「やってみればわかるわよ」

刻群図書館の特務司書「いいだろう、痛みつけてやらねばわからぬようだし、お前達を始末してやろう」

 かくして戦いは始まった

一旦、区切ります

Re: Cross Fighting Heroes ( No.45 )
日時: 2021/12/28 16:20
名前: junris (ID: xJyEGrK2)


ミミ・ニャミ「『コスプレ拳(パフォーマンス)』!」

 突然ミミニャミの衣装が変わった。ちなみにミミの方は紫の寝巻きを着た魔術師、ニャミの方は緑色のチャイナドレスを着た女の衣装を着ていた

刻群図書館の特務司書「たかが服が変わっただけで勝てると思うな!」

 特務司書はミミニャミ向かっていったが...

ニャミ「はあ!」

 ドカッ!

刻群図書館の特務司書「ぐあああ!」

 なんと、ニャミのキック攻撃でぶっ飛ばされたのだ。それもただのキックである

〜〜〜〜〜〜

<解説コーナー>

MZD「おっと、この小説を読んでるみんなのために説明してやるぜ!ミミニャミはゲームやアニメのキャラの衣装を着る事でパワーアップするんだ!ちなみに今彼女らはパチュリーと紅美鈴の衣装を着ているんだぜ」

(※但し、この設定はあくまで原作から拾った物ですのでそこはご了承ください)

〜〜〜〜〜〜

刻群図書館の特務司書「うぐぐ...」

 なんと説明している間に刻群図書館の特務司書が大ダメージを受けていた。それがどんなのかは省略する

刻群図書館の特務司書「くそっ!」

 勝ち目がないとわかったのか特務司書はすぐに逃げ去った

ニャミ「あっ!どこへ行くの!」

ミミ「ニャミちゃん!」

 2人は特務司書を追いかけた

グリム「あっ!二人とも油断しちゃダメなんだゾ!奴は『他の人に化けれる』能力が...!」

 そう言ってグリムも追いかけたのであった

〜〜〜〜〜〜

ニャミ「さあ、出てきなさいよ!」

 その頃、ミミニャミは特務司書を追いかけて遠くのところまできた

???「ふふふ...」

 突然その声が聞こえたのであった

ミミ「来るわ!」

 二人が構え、しばらくすると誰かが姿を現したが...それはミミニャミを驚かせることになった

ミミ「え?嘘でしょ?」

ニャミ「一体どういう事?」

 なんと、現れたのは赤いうさ耳帽子を被っており、赤い服を着た可愛らしい男の子ことタイマーにそっくりであった。しかも、瞳は『クローン』の証である『紫色』の瞳ではなく、『赤色』であった

???→タイマー?「何言ってるの僕はタイマーだよ」

 ニャミは驚いた。そもそもさっきまでは通信機で対話していたはず...

タイマー?「実は僕、君たちの事が心配で、ここへ来たんだ」

ミミ「そうなんだ...」

 タイマーに似ていながらも振る舞う姿は本物に近かった。それにミミは理解しかけた...













タイマー?(ふふふ...まさかあの小娘の知人に化けておれば騙されると思ったが予想通りだったとはな...)

 賢い読者ならわかると思いか実は特務司書が化けていた。正攻法では勝てないだろうとふんでそうしたのだろう...

タイマー?→特務司書(タイマー)「(隙を見せた瞬間、倒すまでだ)」

 どうやらそれが特務司書の作戦だろう...








ニャミ「ダーリン、だったら早く終わらせてデートの計画を立てましょ!」

特務司書(タイマー)「え?」

ニャミ「どうしたの?貴方が誘ったんじゃないの?」

特務司書(タイマー)「そういえばそうだね...」

 どうやら、特務司書(タイマー)は本物との通信機での対話の内容を知らなかったため動揺していた。となれば...

ニャミ「(...私の目の前にいるタイマーなんか変な気がするけど...気のせい?









...よし!)」

 ニャミは少し怪しんだ後、こう喋った

ニャミ「そうだね!それに、この前のクローンとの戦いで君は会ったよね?」

特務司書(タイマー)「うん!それって僕のクローンは瞳が『赤色』であることでしょ!」






ミミ「え?クローンは確か、瞳が『紫色』だったよ...んん?」



特務司書(タイマー)「あっ...」

ニャミ「なるほど、それが君の答えなんだね。まあ、本当は答え知ってるけど、あえて罠を張ってみたよ。それで、君が本物がこんなことを見破るかと思ったら、引っかかるなんてね」

 そう、ニャミはハッタリをかます意味合いでクローンの事を話し、ボロを出させたらしい

特務司書(タイマー)「しまったあああああ!!」

ニャミ「ダーリンを侮辱した罪は重いよ?」

特務司書(タイマー)「バレたら仕方ない!」

 特務司書はそう言うと化け物じみた姿に変わった

特務司書(タイマー)→特務司書(侵蝕者)「貴様らまとめて片付けてくれるわ!」

 そういって、ミミニャミの方に向かっていった

ニャミ「ミミちゃん」

ミミ「うん、あの人のやった事は『クローン』よりろくでもないことやってるのは事実。お互い全力で行くわ!」

 ミミニャミはそういうと衣装がまた変わった

ミミニャミ「「『コスプレ拳(バトル)』」」

 衣装はさっきのとは同じように見えるが違うところはそこではない。なんと力強そうな雰囲気であるが詳しい事は後で説明しよう

ミミニャミ「『全力・ロイヤルフレア』!」

 ゴオオオオ

特務司書(侵蝕者)「ぐあああああ!」

 特務司書は攻撃を喰らい完全消滅したのであった

ミミニャミ「運が尽きたわね「おーい!」」

グリム「侵蝕者は『他人に化ける力』が...ってもう倒したの!?」

 グリムが来た頃にはもう事態を解決していた

〜〜〜〜〜〜

 しばらくして、桜木さんの所の文豪は優(桜木)さんのところで解決したのであった。

グリム「ところでさ、なんでミミ達は最初からそれを使わなかったんだ?こんなに強いなら初めから使えばよかったはずだゾ」

ミミ「だめだよ。それはいつでも自由には使えないんだ」

グリム「どう言う事?」

ニャミ「実を言うとバトルモードの方は時間制限があって、時間切れになるとしばらく使えないんだ。だからこそこれはここぞのパターンで取っておくんだ。それでこそ切り札とも言えるでしょ」

グリム「なるほど...」

 こうして依頼を解決した一同であった

終わり おまけがありますので感想はお待ちください

Re: Cross Fighting Heroes ( No.46 )
日時: 2021/12/28 22:54
名前: junris (ID: xJyEGrK2)


おまけ

<その1:その頃のリモート組>

パチュリー「ふーん、なるほど、あのウサギたちなかなかやるわね」

 パチュリーは紅魔館で見守っていた

パチュリー「それにしても私たちの衣装を着て技を使うなんて..興味あるわ...」

<その2:文学は文学でも>

junris「しまった!!!」

苗木「どうしたの?」

 依頼終了後、CFH本部ではjunrisが悲鳴を上げていた

junris「実は...忘れていたことが発覚したんだよ...」



junris「そう、腐川は...『恋愛小説』系文学少女だったんだよ!」

苗木「(気づくのが遅すぎるよ...)」

 実は苗木はもう知っていたのであった

終わり

後書き

 今回は桜木さんの依頼でした。行き詰りながらも頑張って少しずつ書いたりしました。

感想お待ちしております!