二次創作小説(新・総合)

Re: VSハートレス&インフェルノ(ネルside) ( No.65 )
日時: 2022/04/11 22:10
名前: junris (ID: jX/c7tjl)


<ネルサイドのキノコワールド>

 さて、その頃ネルサイドのメンバーは...

不良1「オラオラオラー!」

不良2「この先は通さないぜ!」

不良3「者どもやっちまえ!」

不良集団「おおー!」

 早速、敵に見つかって襲われそうになったところだ

大和田「おらあああ!!」ドカッ!

不良1「グエッ!」

春川「...!」

不良2「ぐあっ!」

マリオ(ネル)「くらえ!ファイアーボール!」

不良3「あべし!」

クッパ(ネル)「ファイアーブレスなのだ!」

不良4「あげーん!!」

 しかし、大和田達によって、敵をどんどん倒していくのであった

パワプロ「よーし、俺も行くぞ!」

 パワプロはカードをセットすると、パワプロに似た人物が実体化された。そして、彼はバットとボールを駆使して、ノック攻撃で不良を蹴散らしていった

 カン!カン!カン!

不良5「ひでぶ!」

不良6「あぎゃ!」

不良7「ドベェ!」

パワプロ「どんなもんだい!...ってあれ?矢部くんは?そういえば王馬もいないな...まさか!?」

春川「...!」

ーーーーーー

矢部「ぐっ...よりによってオイラがあんな手強いのを相手しているなんて...」

 その頃、矢部は戦いの途中で強い不良に当たったらしい。護身用バトルディスクで応戦しているものの現在は不利である。

強い不良「ふん、そんなおもちゃで俺に勝とうとはお笑いだな」

矢部「...ん?」

 コロコロコロ...

 その時、時計のついた黒い球体が転がってきた

矢部「ん?なんでやんすかこれ?」

 カチカチカチ...

矢部「え?」

春川「...!」シュ!

 カッ!ドカーン!

強い不良「ぐああああ!!」

 なんとその球体は大爆発を起こし、強い不良を巻き込んだのであった

パワプロ「矢部くーん!」

大和田「くそっ!」

王馬「いやー、この爆弾威力強いなー」

大和田「おいコラ!王馬!」

王馬「ん?」

大和田「なにしやがってんだ。危うく味方を巻き込むところだったじゃねえか!」

王馬「あれ?味方いたんだ」

 王馬があっけらかんな事を言っていると

春川「私はここよ」

 なんと、春川が矢部を助けていたのであった

王馬「流石の春川ちゃん!君を信じていたよ!」

春川「どの口が言うかクソヤロー」

パワプロ「まあ、とりあえず無事だったんだし、先へ行こう!」

 パワプロの一声で一時は揉め事は収まり、その後、一同は不良達を薙ぎ倒していった

矢部「それにしても、さっきのアレなんだったんでやんすか?オイラにもわかるように説明してくれるでやんすか?」

王馬「これはね、名前の通り爆弾なんだけど、威力は街を破壊してしまうほど強いんだよ。」

矢部「えええええ!?」

王馬「なーんてね!本当は施設1つだけなんだよ!」

パワプロ「どちらにしてもさっき矢部がやばい事になりかけたじゃないか!」

 そう、さっきの爆弾は春川の助けがなければ、矢部はとんでもないことになっていった

王馬「安心して、ネルさんサイドのキャラに迷惑はかけないから。これホントだよ?」

パワプロ「それなら...安心できるか!どちらにしても俺たちの事は巻き添え食らってもいいのかよ!?」

矢部「そうでやんすよ!こんなの理不尽でやんすよ!」

 パワプロはさっきが助かったから良かったものの自分達が理由もなく巻き添えを喰らうことが納得いかないのだろう...

王馬「当たり前だよ。だって俺『悪の総統』なんだもん。て言うかどうせ春川ちゃんが助けるんだしさ」

 しかし、王馬は何も悪びれもないばかりが春川を仲間として見てないような事を言ったのだ

大和田「お前...ボコボコに喰らいたいようだな...」

パワプロ「うわっ!!だめだよ落ち着いて、大和田!!」

大和田「落ち着いてるだろうが!」

 一同は矢部の件で喧嘩をしていた...その時!

???「フン、ケンカとは随分余裕があるじゃねえか」

クッパ(ネル)「むっ!?あれは!?」

マリオ(ネル)「どこかで聞いたことがある声...あいつか!」

 一旦区切ります 感想はお待ちください

Re:VSハートレス&インフェルノ(ネルside) ( No.66 )
日時: 2022/04/13 19:33
名前: junris (ID: jX/c7tjl)



 続き

マリオ(ネル)「どこかで聞いたことがある声...あいつか!」




マリオ(ネル)「エス!」

エス「ふん」

 現れたのはかつてルイージを理不尽な理由で傷みつけ、マリオにボコられたと言うろくでなし不良のエスだった

マリオ(ネル)「俺達に何のようだ? まさか、復讐しようなんて言うんじゃないよな?」

エス「そうさ!俺はあの時お前にボコられたのが悔しくてな幹部になった今こそ復讐してやろうと思ったのさ!」

パワプロ「そんなの逆恨みじゃないか!」

クッパ(ネル)「そうなのだ!元はと言えばキサマがルイージを理不尽な理由で痛みつけたせいではないか!そんなんだからボコられたのだ!」

エス「へっ、知らないね。そんな事」

 パワプロとクッパ(ネル)はエスの動機を逆恨みだと訴えるが、当の本人には知らん顔である

王馬「何て奴なんだよ。これなら大和田ちゃんや春川ちゃんの方がマシだね」

大和田「んだとゴラっ!?」

春川「...」

 王馬はエスの悪どさに呆れ、春川や大和田の方がマシだと言った。確かに大和田は男気のあって男の約束を守るいいところがあるし、春川の方は...原作をプレイすればわかるだろう...

王馬「あれ?褒めてるつもりで言ったのに酷いなあ...うわあああああああああん!!」

 王馬は嘘なしで褒めたにも関わらず、怒られた事に大泣きをし始めたのだ

春川「...」

王馬「なーんてね、これは嘘泣きだよ!けど、褒めてるのは嘘じゃないからね」

エス「兎も角、何が何でもお前達に復讐してやるさ!」

大和田「そうはいくかよ!」

春川「その前にとっちめてやればいいんだから...」

 と大和田と春川がエスに突っ込もうとしたが...

 カチッ!ヒューコロコロコロ...

大和田「ん?何だこれ?」

 何と足元に煙を上げた緑の何かが転がってきた

春川「...!危ない離れて!」

大和田「あ?」

春川「いいから早く!」

大和田「くそっ!」

 春川の声に大和田が逃げようとしたが時すでに遅し...

 ドカーン!

 何故か緑の何かが爆発し、大和田は爆風に飛ばされた

大和田「くっ...お前...」

エス「ふん、『インフェルノ』には武器も備わっていてな...こんなものを持っているのだよ」

 どうやら、奴の組織には武器がたくさんあるようだ...

春川「それがどうした「うっひょー!」ん?」

 その時、王馬が喜びの声をあげたのだ

王馬「さすが、『インフェルノ』!君達の組織、たくさんの武器が持ってるなんて最高だよ!」

 彼は『インフェルノ』と言う組織に感心しているようだ...そして次に放たれた言葉は衝撃的な物であった

王馬「どう?エスちゃん。俺と手を組まないかい?俺たちで最高の組織にするんだ!」

パワプロ「はぁ!?ちょっと待て!一体何言ってんだ!」

エス「おい...エスちゃんって...誰に言ってんだ?」

王馬「まあまあ、そう固い事言わないでよ。まあ、いやなら別にいいけど?」

 王馬は気さくに話したつもりなのに冷たくされた事を気にせずにこう言ったのだ

エス「ま...待ってくれ!手を組むよ!」

王馬「本当に?なら拠点の地図をもらうよ」

エス「え?」

王馬「ほら?俺は組長に挨拶しに行きたいのにその人のいる拠点がわからないじゃん?だから地図が欲しいの!」

 確かに地図があれば拠点のところに行けるがそれを何故王馬が欲しがるのか

エス「わかった。ほらよ」

王馬「さすがエスちゃん!わかってるね〜。というわけで、俺はこっちにつくからあとは君たちで頑張ってね〜」

 そう言うと王馬は去っていった

パワプロ「えええええええ!?」

大和田「ふざけんなあああああ!!」

春川「...」

 王馬の行為に皆は怒りやショックを覚えた

エス「さて、お前達はどうする?俺のところに来るか?」

パワプロ「バカ言うな俺たちがそんなことするわけないだろ!」

矢部「そうでやんすよ!」

一同「いくわけがない!」

 それもその通り、何故なら彼らがそんな事しようなんて思ってないからだ。

エス「ならば...」スチャ!

 エスから何かか取り出された一目でみれば銃だろう...

エス「仲間にならないなら用済みって事でここで始末するだけさ」

パワプロ「(くそっ...諦めたくないのに...)」

 彼はなんとしても倒したいが、奴の武器を使われたらとんでもないことになってしまう。かといってさっきの言った通りに仲間になるわけにはいかない...

エス「もう一度いう、仲間になるなら始末をやめてやってもいいぞ?」

パワプロ「(誰が諦めるかよ!)」

 彼が決意を固めるとこう言った

パワプロ「お断りだ!」

 その時!

 カアアアアアア!!

エス「なっ...なんだ!?」

パワプロ「これは...」

 何と突然、バトルディスクから光が放たれた。一体この光は何!?

 一旦、区切ります 感想はお待ちください

Re: VSハートレス&インフェルノ(ネルside) ( No.67 )
日時: 2022/04/13 22:57
名前: junris (ID: jX/c7tjl)


 カアアアアアア!!

エス「なっ...」

 何と突然、バトルディスクから光が放たれた。

パワプロ「これは...」

 パワプロがバトルディスクからカードを引くとボールピッチングガンを持っており、紅白の野球服を着た少年のカードが書かれていた

 『ここは俺の出番だ...さあカードをセットしてくれ』

パワプロ「(...えっ!?今声がしなかった?)」

 突然、どこからか謎の声が聞こえ、パワプロは困惑したが...

パワプロ「(いや、今はそんなこと言っている場合じゃなかったな...よし!)」

 彼が状況を飲み込むとカードをセットした

 カアアアア!!

 するとカードに書かれていたキャラが実体化した

 『待たせたな!』

エス「ふん、そんなおもちゃで俺を倒せるのかよ」

パワプロ「そう言ってるのも今のうちだぞ!『攻撃』だ!」

 彼が攻撃を宣言するとバトルディスクの画面に音ゲーのような譜面が現れた。そして、リズムに合わせるかのように音符みたいな物が右から流れていった。そしてタイミングよく攻撃ボタンを押したのだ

 『了解!』

 ファイターはそういうとボールピッチングガンを構え、エスに向けてボールを発射した

エス「ふん、たかがボールなんかで倒せ\ビシュン!/ぐあっ!」

 何とそのボールは超高速であり、それを受けたエスはひとたまりもなかった

パワプロ「こ...これは...」

 彼はファイターの攻撃に驚いていた。何しろあんなにボールピッチングガンでここまでダメージを与えられるなんて思っていないからだ

エス「くそっ!なめやがって、あんなファイターなんかこれでもくらえ!」

 ダメージを受け怒り狂ったエスは銃をファイターに向けた

矢部「パワプロくん!」

 『マスター、ここはやり過ごすんだ』

パワプロ「(えっ!?でもどうやって!?)」

 『矢印ボタンで相手の攻撃を避けるんだ!』

パワプロ「(わかった!)」

エス「何をぶつぶつ言っているが知らないがくらえ!」

 エスはそう言うも銃でファイターに目掛けてうった

 『ふん、どうした?弾が当たらないぞ?』

 けれども弾はファイターが全て避けてしまったためダメージを受ける事がなかった

エス「くそっ!何で当たらねえんだ!?」

 エスは攻撃が全く当たらないことに憤慨していた

 『マスター、今がチャンスだ【スペシャルアタック】を使え!』

パワプロ「(スペシャルアタック?あのボタンか!)」

 ファイターはパワプロにチャンスを伝えスペシャルアタックを使うように促した。そしてパワプロはあるボタンが光っていることに気づき、ボタンを押した

 『行くぞ!スペシャル攻撃だ!』

 ファイターがそういうと彼の頭上に通常のの10倍の大きさしたボールピッチングガンが現れた。そして、そこから巨大ボールが発射された

エス「ひっ...ひい...」

 あまりの大きさにエスは逃げる事ができず...

 ドカーン!

 モロに食らったのであった。そして、パワプロはこう言った

パワプロ「ボコられて悔しい気持ちはわからないわけじゃないけど、逆恨みなんかでいってもいいことなんてないんだ...」

 こうしてパワプロはエスを倒す事ができたのであった

大和田「パワプロと言ったか?お前すげぇ奴を出せたな!」

パワプロ「いやあ...たまたまだよ。何でだか俺にもわからないしさ」

矢部「パワプロくん。さっきのはかっこよかったでやんすよ!」

春川「フッ...」

 一同は今回の活躍したパワプロを褒め称えた

マリオ(ネル)「後は組長だ!」

クッパ(ネル)「抜かるでは無いぞ!」

一同「おう!」

 こうして一同は拠点を探しに行こうとした...



 その時...!

 ドカーン!

パワプロ「な...なんだ!?」

大和田「今、爆発が起きなかったか!?」

矢部「あそこに煙があったでやんす!」

春川「どうやら、あそこへ向かった方がいいわね」

 突然、爆発が起きてしまい、矢部が見た方向に煙があったため、一同は駆けつけた

パワプロ「あっ!あれは!」

 なんと、一同が見たのは施設が燃え上がっており、インフェルノの幹部と組長が黒焦げになっている姿があった

大和田「いったい何がどうなってやがんだよ⁉︎」

矢部「オイラに聞かれてもわからないでやんすよ...」

パワプロ「それより、王馬の姿が見えないよ!」

春川「...」

 多分、王馬は爆発に巻き込まれたんだ...!そう思った時

 「あー、みんなよく来たね!」

パワプロ「えっ!?」

 その時、後ろから聞き覚えがある声がした。一同がそこへ振り向くとそこには爆発に巻き込まれたはずの王馬がいた

王馬「やあ、実は俺が爆発に巻き込まれている君たちに種明かしをしようと...」

大和田「王馬!オメー...」

王馬「待って待って!大和田ちゃん!」

 大和田が怒りに任せ攻撃を仕掛けようとし、王馬が弁明しようとした時、春川がこういった

春川「どうやら、これがあんたの狙いだったのね」

パワプロ「えっ?」

王馬「そう!これが俺の本当の計画だったのさ!」

矢部「一体どういうことでやんすか?」

王馬「それをこれから説明するって!」

 そういうと王馬は何かを取り出し、説明を始めたのであった

王馬「まず、組織には必ず拠点というものがあるじゃん?それで、この爆弾で破壊してしまえばいいと思ったんだ」

矢部「爆弾って...まさか!」

〜〜〜〜〜〜

 【爆弾の回想シーン】

王馬「これはね、名前の通り爆弾なんだけど、威力は街を破壊してしまうほど強いんだよ」

矢部「えええええ!?」

王馬「なーんてね!本当は施設1つだけなんだよ!」


〜〜〜〜〜〜

矢部「じゃあ、初めのアレは試しに使ったでやんすか!?」

王馬「その通り!だけど、問題はその拠点がどこにあるかという事なんだ。何故なら、それがわからなきゃ、壊滅しようがないよ。だからこそ、敵に寝返るふりをして、拠点を突き止める必要があるんだ。だからこそ、ここは『悪の総統』であるオレが適任だと思ったんだ」

 要するに王馬は敵に寝返るふりをして、拠点に侵入し、爆弾を仕掛けて組織壊滅を図っていたのだ

大和田「マジかよ...」

矢部「なんか、オイラ達が騙されたような騙されてなかったような気がするでやんす」

春川「それが王馬なのよ。アイツは嘘吐くのがうまいからね」

王馬「そっ!オレの嘘の半分は優しさでできているからね」

 そう、『超高校級の総統』の肩書きを持つ王馬のつく嘘は天下一品。味方さえも欺いたかのように見えてしまうので、敵にしても味方にしても厄介と思えるぐらいにトリッキーなのであった!

 「くそっ!俺たちを騙していたのか!」

 その時、どこからか声をしており、王馬がいた方向に振り向くとそこにはパワプロにコテンパンされたエスがいたのだ。彼の容態を見る限り動くので精一杯だったのだ

王馬「あれ〜?君、まだいたの?全くしつこいねー」

エス「くそっ!俺を苦しむ姿を見たかったのかよ!このクソ野郎!卑怯者めが!」

王馬「はぁ?俺は別に正義の味方になった覚えなんてないよ。何故なら『悪の組織の総統』だからね。それに君だって、ネルさんのところのルイージちゃんと友達になるふりして苦しませてきたじゃん!他人事言えたもんじゃないでしょ?まぁ、俺としてはクソ野郎と呼んでも結構だし、『卑怯』の言葉は誉め言葉として受け取るけどね」

エス「くそおおおおおお!!」

 こうして、エルは倒れていった

矢部「なんだったでやんすか...」

大和田「俺にもわからねえ...」

パワプロ「ただ一つ言える事は王馬は俺達の味方をしていたってことだろう」

春川「クソ野郎にしてやられたわね...」

 一同は王馬の恐ろしさを実感したのであった

マリオ(ネル)「とりあえず、これは事件解決した」

クッパ(ネル)「それにしても、あんな敵を騙せるとはやるではないか...」

 こうして、事件は解決し、『インフェルノ』のメンバー達は警察によって逮捕されていったのだ

王馬「あー、いい事した後は気持ちいいな!『悪の総統』だけど...ねー、春川ちゃん!」

春川「...フン」

王馬「もーう、つれないんだから...」

パワプロ「ハハハハハ...」

【依頼完了! 残る1つ!】

 後一つ依頼がありますが、感想OKですよ!