二次創作小説(新・総合)

Re: VSハートレス&インフェルノ(おろさんside) ( No.71 )
日時: 2022/04/16 19:14
名前: junris (ID: rDOQFxsS)

<街>

住民1「うわー!!」

住民2「なんなんだあいつは!!」

ピュアブラッドs『...!』

エンブレムs『...!』

 その頃、街では突如現れた『ハートレス』と言う魔物集団の襲来により、人々はパニック状態で逃げ惑っていた

子供「うわっ!」

ピュアブラッド『...』

子供「やっ、やめて...」

 しかし、1人の子供が転けてしまい、このままではハートレスに襲われてしまう...





 その時!

魔理沙「マスタースパーク!」

ピュアブラッド『...!?』

子供「え?」

 突如、魔理沙の技をハートレスが喰らい消滅した。子供は何が起こったのが振り向いた

苗木「大丈夫かい?」

子供「あ...貴方は?」

苗木「僕は通りすがりの学生。それより、ここは危ない。僕が安全なところへ避難するよ」

子供「で...でも」

菜乃「大丈夫です。ここは私たちにお任せください」

シンボラー「我達は苗木達と違って、何度も『ハートレス』と戦ってきたからな...」

 菜乃達は自分達との世界でハートレスと戦ってきた者簡単にはやられはしない。そう言うと苗木は子供を安全な場所へ連れていった

魔理沙「さーて、久しぶりの出番だし、いっちょ暴れてやるか!」

 魔理沙はそう言うと星形弾幕をお見舞いした

 ドカンドカン!

 ハートレスはひとたまりもなく次々やられていく

魔理沙「どうだ!ん?あれは?」

〜〜〜〜〜〜

霊夢「なかなかしつこいわね...」

 その頃霊夢もハートレスを退治しているが、敵の数があまり多いためか苦戦している

霊夢「(けど、どうしてこんなところに寄ってくるのかしら...そういえば、『クローン』は同じ人物を標的にしてるって聞いたわね...もしや...)」

 霊夢がそう考えるとすぐに空を飛んだ。そして、一面を見渡すと...

霊夢「やはり、クローンの仕業ね!」

 クローンが『ハートレス』を操っていることがわかった。そしてそれがすぐわかるとすぐさまそこへ飛んでいき、攻撃をしかけた

霊夢?『...!?』(突然の攻撃を喰らう)

 クローンはひとたまりもない攻撃を受け、気絶したのであった

霊夢「ふん、私の姿で悪事をして何を企んでるが知らないけど大人しくしてもらうわよ」

 霊夢はそう言うとクローンを縄に縛り付けてすぐさまみんなのところへ連れて行った

〜〜〜〜〜〜

 <その頃...>
 
菜乃「それっ!」(剣術で相手を倒す)

ピュアブラッド『...!』

シンボラー「『エアスラッシュ』!」

エンブレム『...!』

 菜乃とシンボラーはそれぞれの持ち技で次々『ハートレス』を倒していった。そっくりさんはそれを見て何もしないわけにはいかなくなっていた

junris?「よし、僕もやれるだけやってみるぞ!」

 そう言うとそっくりさんはピコピコハンマーを持っている自分の姿が書かれているカードを取り出し、バトルディスクにセットした

junris?「『攻撃』だ!」

 そっくりさんが攻撃を宣言するとバトルディスクの画面に音ゲーのような譜面が現れた。そして、リズムに合わせるかのように音符みたいな物が右から流れていった

junris?「行くぞ!」

 そっくりさんはリズムに合わせて攻撃ボタンを押していった

junris?(ファイター)『よし!』

 ファイターはそれと共にピコピコハンマーで攻撃を仕掛けてきたが...

エンブレム『...?』

junris?「え?ダメージがない?」

 どう言うわけか攻撃時のダメージが入らない。そもそもそんな物でダメージを与えるなど普通はありえないはず...

エンブレム『...!』

junris?「うわっ!」

 突然ハートレスがそっくりさんを襲おうとしたこのままではやられると思いきや...

シンボラー「『サイコキネシス』!」

エンブレム『...!?』(サイコキネシスで足止めされる)

 なんと、シンボラーの『サイコキネシス』により、そっくりさんは助かった

シンボラー「でかしたぞ!自ら囮になるとは...菜乃!」

菜乃「了解です!はあああああ!!」

エンブレム『...!』

菜乃「あなたもやりますね...戦えなくともこんなやり方をやってのけるなんて...」

junris?「あはは...(そんなつもりじゃなかったけどな...)」

ーーーーーー

 さて、ハートレスを全て退治し、クローン?を全て退治した頃...

苗木「子供の避難を終えたよ。で、今の状況は?」

 苗木達が子供の避難を終えていた

魔理沙「ああ、ちょうどハートレスの退治を終えていたところだ」

霊夢「私は『ハートレス』を操っていたクローンを連れてきたわよ」

 霊夢の手にはクローンを抱えていた

霧切「そうね。ところでそのクローンが喋ったことを見たことある?」

霊夢「ないけど...それと何の関係があるの?」

霧切「聞いてみただけよ」チラッ

 霧切は霊夢の抱えているクローンのことを聞いたが、それと何の意味があるのだろうか...

junris?「どうしたの霧切...」

霧切「何でもないわよ」チラッ...

苗木「(霧切さんいったい何を見ているんだろう...それにしても...)」

 苗木はペンダントを取り出し見つめていた

苗木「(このペンダントはなんだろう...子供からお礼に渡されていたけど...)」

 なんでも、それは子供からお礼としてもらった物らしい。さて、霧切が見ている方向には...







 クローンが潜んでいた...しかもその姿は霊夢と魔理沙にそっくりな姿をしていた

霊夢?「なるほど、あれが『CFH』ね...ん?」

霊夢?「なんで、あのそっくりさんがオリジナルに捕まってるの!?」

 なんと、霊夢の見た方向には霊夢にそっくりなクローンがオリジナルに捕まっていたのだ

魔理沙?「落ち着け、ひとまずは様子見だ」

霊夢?「え?」

魔理沙?「これは逆にチャンスだ今は泳がせておいて、いざという時に...ゴニョゴニョ...」

霊夢?「なーるほど?それはいい考えだね!よし、私も様子見しよーっと!」

 果たしてクローンは一体何を考えているのか!?

 一旦区切ります

Re: VSハートレス&インフェルノ(おろさんside) ( No.72 )
日時: 2022/04/16 19:19
名前: junris (ID: rDOQFxsS)


 そして、一同が雑魚敵を倒してきた後...

???「くそっ!こんなところで邪魔者が来るとは...」

霧切「...!?誰!?」

 突然、何者かの声をした。その声は男であるだろう...

菜乃「貴方、何かの関係者ですね?」

???「そうさ、俺はクローン社で仕えていたものさ!」

 菜乃一声と共に1人の男が現れた。その人は黒いスーツを着ていた

シンボラー「お前がクローン社の手先だったというのか?」

???「そうだ。尤も、それは昔の話だがな。しかし、お前達が『ハートレス』のことを知っていたとはな...」

菜乃「ええ...かつて『アウトロー』とは金銭関係で組んだ事とも関係ありますからね」

苗木「それより、一体どういう事?いやそれ以前になぜこんな酷いことをするんだ!?」

 苗木は男が何故無実の住民を襲うような事をしたのかを聞いたが...

クローン社の元社員「ふん、これから『ハートレス』となるお前ら如きに話す必要はない!」

 男は答える必要がないと踏んだ...

菜乃「あくまでも倒す気でいるようですね...」

クローン社の元社員「だが、冥土の土産に黒幕の正体を見せてあげよう!さあ来い!」

 男がそういうと1人の女性が現れた

菜乃「こ...これは...」

シンボラー「『クローン』か?」

霊夢「それよりもあれは...」

C霊夢?『...』

魔理沙「霊夢に似ているぞ!」

 そこに現れたのは霊夢そっくりな姿をしているが、目元は隠されており、無表情である。極め付けには黒い衣装を着ていたのだ

クローン社の元社員「そうさ、こいつが黒幕のクローンだったのさ!ちなみにこいつは俺が生み出したのだよ」

 なんとそのクローンは元社員が生み出したのであった!

シンボラー「『お前が生み出した?』どうやったらそんな事ができるというんだ!?」

クローン社の元社員「さっき言っただろ?お前達に答える必要ないと...『クローン』!邪魔者をやってしまえ!」

C霊夢?『...!』

 男の声と共にクローンは構えたのであった

魔理沙「おい!これはどういう事だよ!お前もクローンなんだろ!?なんでわざと無関係のものを巻き込むんだ!?」

C霊夢?『...!』

???『グオオオオ!!』

 しかし、クローンは頑なに答えようとせず、『中型ハートレス』を呼び出した。それは白い白衣を着ており、髭や裂けた口のたくさん付いた試験管のような形をしている物騒な薬品をたくさん持ったハートレスが現れた

霊夢「ちょっ!何よこれ!」

クローン社の元社員「そいつは『サイエンサー』という『中型ハートレス』だ!こいつらをやってしまえ!」

 『サイエンサー』と呼ばれる魔物はまず黄色の薬液が入った試験管を魔理沙に目掛けて投げつけた

魔理沙「うわっ!危ねぇ!」

 魔理沙がそれを避け、試験菅が地面にぶつかるとそこに電撃が放たれていた

 ビリビリビリ!

魔理沙「厄介な技を使う奴だn「魔理沙!危ない!」...えっ!?」

 魔理沙が避けきったことに安心したその直後、今度は赤色の薬液が入った試験管が魔理沙に向かう

 ボオオオオ!!

魔理沙「あちちちち!!」

魔理沙が攻撃を避けるが攻撃を喰らう

霊夢「魔理沙!「よそ見している場合かな?」え?」

 彼女が振り向いたところには『サイエンサー』が紫色の薬品が入った試験管を霊夢に投げつけたところであった

霊夢「...!」サッ!

 霊夢は軽めな身こなしで避けた

霊夢「こ...これは...」

 何と霊夢の見た方向には何やら毒々しい液体が溢れていた

菜乃「危ない!」

霊夢「えっ!?」ドカッ!

 突然、菜乃が霊夢を突き飛ばした

霊夢「ちょ!?何を...って、菜乃!?」

 彼女が見た方向には菜乃がさっきの攻撃を喰らったところであった

霊夢「菜乃!!」

菜乃「大丈夫です!こう見えても私は毒耐性がものすごく強いんです!」

 そう、菜乃は毒の沼を浸っても平気なため、さっきのように体を張れたのだ!

霊夢「くっ...それにしてもなかなか手強いわね...」

ーーーーーー

 その頃...

霊夢?「どうする?あいつらピンチだよ?助けに行こうか?」

魔理沙?「いいや、ここはあえてもう少しあいつらに任せておくんだ。『黒幕』であるあいつを捕らえるためにな...」

 どうやら、クローン達はあくまで『黒幕』を捕らえる事が狙いらしい...

ーーーーーー

 さて、戦いに戻って...

junris?「今度こそやってやる...」

 そっくりさんはこのまま黙って見てられるわけには行かないらしい

junris?「『攻撃』だ!」

 そっくりさんが攻撃を宣言するとさっきと同じ事をやった

junris?(ファイター)『それ!』

 ファイターはそれと共にピコピコハンマーで攻撃を仕掛けてきたが...

サイエンサー『...?』

junris?「だめだ...全く効いてない!」

 やはり、攻撃が通用しない。さらに...

サイエンサー『...!』

 今度は青色の薬液が入った試験管をjunris?に投げつけた

霊夢「危ない!」



junris?「えっ!?」サッ!



junris?「霊夢...」

霊夢「ハァハァ...良かった。怪我しなくて...」

junris?「でも...」

 そっくりさんが見た方向には霊夢の腕が少し凍りついていたらしい

霊夢「いいのよ...これぐらいの怪我なんか...それでも倒すと決めたんだから」

 霊夢はたかが怪我くらいどうって事ないと言い、安全なところに飛んで移動させた

霊夢「後は私がやるから。そこで待っていて...」

 そういうと霊夢は戦いのところに戻った

junris?「(どうしよう...僕のせいで仲間に迷惑かけてしまったんだ...)」

 そっくりさんは自分が余計なことしたばかりに、霊夢に余計な怪我を負う事になったと悔やんでいた

junris?「(このままでは終わりたくないのに...何もできないなんて...)」

 彼は迷惑をかけたままで終わりたくないが、攻撃が通じてないためこのままでは足手まといになってしまう

苗木「(どうしよう...そっくりさんが落ち込んでる...なんとかして勇気つけないと!それに...博麗さんの腕が凍りついているところを治したい...)」

 しかし、残念な事にこのメンバーには回復要因がいない!

苗木「(確かに今の僕には闘う術は持っていない...でも、僕が何もできないまま見ているわけにはいかない!)」

 ドクン!

苗木「(僕だからこそできる事があるはずなんだ!)」

 その時!

 カアアアア!!

junris?「えっ!?」

 なんと、苗木のところに光が現れた。その光はポケットから放たれているらしい

苗木「こ...これは」

 苗木はポケットからお礼としてもらったペンダントを手に取った。しかし、それはさっきのと違って緑色に輝いていた

 『あなたは...私の声が聞こえますか?』

苗木「その声は...ひょっとして、さっきの子供?いや、それより僕はそっくりさんを勇気つけたいんだ!」

junris?「どうしよう...それより、霊夢の怪我を治すには...」

 『それならまずはカードを1枚引いて』

苗木「うん...」

 そういうと苗木はカードを1枚引いた。そのカードは『カインドネス』という文字で書かれていた

苗木「え?何これ?」

 『それは回復をもたらすカードです。それをそっくりさんに1枚貼ってください』

 苗木は声の通りにそのカードをそっくりさんに貼り付けた

 すると...

junris?「あれ?何で僕は焦っていたんだろう...」

 なんとそっくりさんの焦りがなくなっていた

苗木「これは...」

 『そうです。このカードには回復効果をもたらしているんです。今回の場合は落ち着きを取り戻したのですが...』

苗木「そうだったのか...」

junris?「一体、何を言ってるんだろう...いやそれより、霊夢の所へ行かなくちゃ!」

苗木「え?でも、博麗さんはここで待ってろって言われてたよね?」

junris?「ここで待ったら、僕は迷惑かけたままになる!確かに僕は上手く戦えないけど。責任とって霊夢を助けたいんだ!」

 ドクン!

junris?「せめて、助けられた事を恩返しぐらいはしてあげたいんだ!」

 その時!

 カアアアア!!

 今度はjunris?のペンダントが光った

苗木「(ボクと同じ事が起こってる!?)」

 そして輝きが収まるとそれは赤色に光っていた

苗木「そっくりさん...これは...」

junris?「...霊夢のところへ行こう」

 そういうと彼は霊夢のところに駆けつけた

苗木「あっ!待って!」

 苗木もそっくりさんを追いかけた

 一旦区切ります

Re: VSハートレス&インフェルノ(おろさんside) ( No.73 )
日時: 2022/04/17 22:09
名前: junris (ID: rDOQFxsS)

霊夢「ハァハァ...」

 その頃、霊夢はハートレスと戦っていたが、腕が凍りついていたため思うように戦えず、ピンチになっていた

霊夢「お得意の針攻撃を使ったけど、まさかこれほどまでなんて...」

サイエンサー『...!』(攻撃を構える)

霊夢「(くっ、やられる...!)」

 このままでは霊夢が『サイエンサー』にやられようとしている...


 しかしその時!

 ガキン!

サイエンサー『...!?』

 なんと、そのサイエンサーの攻撃をファイターが止めていた。そのすがたはそっくりさんに近い。霊夢が振り向くとそこにいた人を見て、困惑した

霊夢「えっ!?嘘!?どうしてここへ!?」





霊夢「そっくりさん!」

junris?「...」

霊夢「何でよ!?アンタここで待ってろと言ってたじゃない!何でこんなところに...「博麗さん!」...ん?」

 続いて苗木がそっくりさんに続いて駆けつけていた

霊夢「苗木...」

苗木「今は彼に任せてください。僕がその傷を治しますから」

霊夢「でも...」

苗木「きっと彼はさっきの借りを返したいんです!」

霊夢「...わかったわ」

 苗木はそっくりさんがさっきの事でケジメをつけにきたとわかっている。彼が霊夢にそれを告げると彼女は渋々言う通りにした

junris?「...」

 そっくりさんは攻撃ボタンを押し、さっきと同じようにリズムに合わせてボタンを押した

サイエンサー『...!?』

 なんと、どうした事かあの怪物に大ダメージを与えているではないか!

霊夢「...嘘っ!?何で彼がこんなにダメージを...\ポワッ.../ん?」

 霊夢が振り向くとさっき凍りついた腕のところに『カインドネス』のカードが貼られ、そこが回復されている状態だった

霊夢「一体どうなってるの?」

苗木「わからないけど、少なくとも回復させる事ができるみたい。今回は氷漬けを治す事だったけどね」

 そう、さっきの『カインドネス』は回復効果を持つらしい

霊夢「そう、ありがとう。アンタには感謝するわ」

 霊夢がそう言うとすぐに飛んでいった

ーーーーーー

junris?「...」

サイエンサー『...!』(試験管を投げつける)

junris?「...フン」サッサッサッ!

菜乃「この人、ものすごい速さで避けています!」

シンボラー「一体、なぜ彼にこんな事ができると言うんだ!?」

 その頃、そっくりさんがサイエンサーの放つ試験管属性魔法攻撃を避けていった。その後、攻撃ボタンを押し、反撃をした

サイエンサー『...』(ダメージを受け、もうふらふらな状態)

菜乃「すごい、ハートレスが後少しで倒せます!」

junris?「...」

 そっくりさんの活躍により『サイエンサー』が後少しで倒せるところまで追い詰めた

junris?「...」

菜乃「どうしましたか?なんかためらってるように見えますが...」

シンボラー「何かあったのか?」

 そっくりさんは何故かトドメを刺そうとしていないらしい

junris?「...後は任せるよ」

菜乃「後って...」

霊夢「もちろんよ!」

 その声と共に霊夢が飛んできた

霊夢「『霊符:夢想封印』!」

サイエンサー『...!』

 霊夢の攻撃でサイエンサーは撃破されたのだ

C霊夢?『...』

菜乃「逃がしません!」

 菜乃の声と共に逃げようとしたクローンを捕まえたのだ

C霊夢?『...!?』

シンボラー「捕らえたぞ!」

 これで依頼はクリアしたのだ

苗木「そっくりさん...君のおかげだよ!」

 苗木はそっくりさんにお礼を言ったか...

junris?「あれ?僕が何をしたの?」

苗木「えっ!?だって、君はハートレスを倒せる寸前まで追い詰めたじゃないか!」

junris?「あれ?そうだったの?」

苗木「(ん?そういえばペンダントが白色になっている見たい...)ひょっとして、覚えてないの?」

junris?「うーん、まるで記憶にないような...」

 なんと、彼は覚えていないらしい。彼のペンダントは見るからに白色であった。どうやら、赤色になっている間は記憶がないのか...苗木はそう考えているらしい

魔理沙「そういえば、私たちは黒幕のことを忘れてないか?」

一同「あ」

 魔理沙が黒幕の事を話した時。一同は黒幕を探し始めた(ちなみに魔理沙は苗木によって回復したらしい)

菜乃「あっ!あそこです!」

魔理沙「逃さんぞ!」

 魔理沙は魔法の箒で逃げていく黒幕を捕らえた

クローン社の元社員「ぐぇ!」

魔理沙「さあ!教えてもらおうか!どうして、『こんな事』をしたのかを!」

クローン社の元社員「うるさいうるさい!『あいつ』のせいでクローン社は乗っ取られ、元社長までもが行方不明な事になったんだ!」

魔理沙「『あいつ』がクローン社を...!?」

 魔理沙は驚いていた。クローン社が『ある人』に乗っ取られており、元社長が姿をくらましていたという事実を聞いて

クローン社の元社員「だから、復讐としてクローン社の評判を落としてや...ぐあっ!」

苗木「えっ!?」

魔理沙「なっなんだ!?...って、グァ!」

霊夢「魔理沙!!」

 突然、元社員が何者かに襲われた

???「全く、傍迷惑なやつね。マスターはあくまで戦って勝っただけ。それ以外の何物でもないはず」

霊夢「その声は...」

???「全くの逆恨みもいいとこだ。そこを『アウトロー』なんていう奴が着くとは...厄介な事をするもんだな...」

魔理沙「いてて...私たちと声が同じ...!?しかもさっきのとは雰囲気が違わないか!?」

 霊夢達が見たのは霊夢と魔理沙にそっくりな存在...しかも、さっきのクローンとは雰囲気が違う...

???「おや?こんなところに本物がいたんだ」

???「やはり、調査した甲斐があったな」

菜乃(おろさん)「嘘...?霊夢さん達そっくりな人が他にもいたの!?」

シンボラー(おろさん)「一体何奴だ!?お前達!」

 菜乃達がそういうとそっくりさん達は自己紹介をした

C霊夢「おっと、貴方たちには自己紹介がまだだったね...私が本物の『博麗霊夢』の『クローン』よ。そして、この人が...」

C魔理沙「本物の『霧雨魔理沙』のクローンだ...」

霊夢「私たちのクローン?」

魔理沙「ということは...私たちが倒していたのは偽物のクローンだったのか!!」

 そう、霊夢達が倒したのは元社員が作った偽物だった。しかしこれはどういう事か...

C霊夢「多分彼は前社長派だったけど、今は解雇されて何の用もないただの一般人に過ぎないものよ」

C魔理沙「そこで、クローン技術を悪用し我々の評判を地に落とそうとしたってわけだ」

junris?「黒幕が逆恨み...」

C霊夢「ん?この顔、マスターに似ていない?いや、気のせいね。仮に似ていたとしても『あんな弱そうな男』に何ができるの?」

junris?「...『弱そう』?」

C魔理沙「おい、そろそろ帰るぞ。任務は達成したからな。後、元社員という奴はしっかり連れてけよ」

C霊夢「わかったわよ。折角、この私の実力を見せれる時なのに帰らなきゃいけないのは残念だけど」

 そういうとクローンは元社員を連れて帰ろうとした。

魔理沙「あっ!逃げる気か!?」

霊夢「逃さないわよ!」

 そこを霊夢が追いかけようとしたが...

 ガキン!

 逃げようとするクローンを霊夢が攻撃しようとしたが、C霊夢にガードされた

霊夢「嘘っ!?」

C霊夢「おっと!早速やる気かな?でも残念!闘うのは今じゃないよ!」

霊夢「何を言ってるか知らないけど、あんたをここで仕留めて何を企んでるか聞かせてもらうわ!」

 こうみえても彼女は妖怪退治の専門家の一人、何度も異変を解決した彼女にとってはクローンは倒すべき存在と思っている。しかし、クローンは冷静な笑みを浮かべてこういった

C霊夢「そう慌てなくてもいずれ闘う時が来るからそれまではお預け。いやむしろそれが貴方にとってラッキーでしょうね」

霊夢「え?」

C霊夢「隙あり!」ドカッ!

霊夢「きゃっ!!」

 霊夢がキョトンとしたところをクローンが好きを突いて飛ばしたのであった!

魔理沙「霊夢!」

C霊夢「ふふふ...これはほんの挨拶がわりよ。次会う時はもっと楽しませてあげるからね。もちろん、貴方もよ!じゃあね」シュン!

C魔理沙「また会おう!」シュン!

 そう言うとクローンはテレポートで消えていった

苗木「行っちゃった...」

菜乃「結局、なんだったんでしょうか?」

シンボラー「我にもわからない...」

霊夢「...クローンめ...!いいわ!次会った時を楽しみにしてるわ」

魔理沙「霊夢...なんか本気になってるぞ...ん?」

junris?「...弱そうか...ハハハ...」

霧切「(あのそっくりさん何か様子がおかしい...?)」

ーーーーーー

 その頃...

???「あいつら、僕の力を借りずにあんな事件を解決するなんて...それに、『あの男』の切り札...ふふふ...『CFH』...面白そうな集団だね...」

 謎の男がこの様子を見ていた

 一旦区切ります 感想はもう少しお待ちください