二次創作小説(新・総合)

Re: 戦士たちの新しい日々 ( No.137 )
日時: 2021/08/13 22:32
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: 1/l/Iy6H)

第4章:温かな光

第41話「墓前の少女」

【コーリンゲンの村 ロックの家 地下】

ティナ「………」

ロックと初めて会った時、私を守るって言ってくれた。
エドガーやマッシュと同行するようになっても、あなたは私の支えになってくれた。
その後からかも知れない、私があなたを好きになったのは。
これはバッツとは違う好きで、でも私は……。

「あれ? どうかしたの〜?」
ティナ「あなたは?」
ファイサリス「私はファイサリス、レインとフィーナたちの仲間だよ!」

ぽかっ

ファイサリス「痛っ、何で叩くのラスウェル〜!」
ラスウェル「馬鹿者。少しは空気を読まないか!」
ファイサリス「あ、成程ね〜。ごめんねティナ、またね!」
ラスウェル「済まない。彼女の件は俺に免じて許して欲しい」
ティナ「……」

黒くて長い髪、ティファとは少し背の高さが違う人。
ファイサリスちゃん、もしかして私を慰めようとしたのかな。
でも、転々と考えてると察して貰ったならそっとして欲しかった。
こんな事思ってるとわたし、嫌われるのかなぁ。

42話に続きます。

Re: 戦士たちの新しい日々 ( No.138 )
日時: 2021/08/14 07:54
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: 1/l/Iy6H)

第42話「かえでと再会」

【竜の首コロシアム】

蛇骨「サラダの姉貴。エリクサーを此処で賭けるとかえでが現れるぞ!」
サラダ「……。要するにそれしか手はないって事ね、やるしかないわ!」

やっとパパとママにも会えたんだもん、後は運に全てを賭けるしかない。
受付の人に声を掛けて、コロシアムに参加すると私は誓う。
賭けるアイテム欄が登場し、蛇骨さんの言う通りにエリクサーを選択。
ま、まさか本当にかえでさんが出て来るなんてね!

【コロシアムの会場】

かえで「行くよ、サラダちゃん!」
サラダ「うん。本気で行くからね、かえでさん!」

相手は火の魔法を唱えて来たけど、私は吸収してやり過ごす。
ごめんね、仲間でも手加減は出来ないから。
そう思いながら私はトドメの火遁・豪華球の術を使い、かえでさんに勝利。
賭けに出したエリクサーもまた持ち物に戻って来て、今の場所に戻って来れた。

【コロシアム 受付前】

かえで「ふふっ。私の負けだね!」
サラダ「どうしてあなたが此処に?」
かえで「……。私に残されたのは、戦いだけの修羅の道だから!」
サラダ「また夢を追いかけようよ。魔法少女として!」
かえで「サラダちゃん…。うん、また皆で世界を守る旅に出よう!」
マルス「サラダさん。ドマ城に戻って、そろそろ最後の打ち合わせを行うと!」
サラダ「分かりました。行きましょう、かえでさん!」
かえで「うん! 行こう、サラダちゃん!」

これで残りの仲間は、エアリスさんだけになったね。
そこまでの距離は飛空艇インビンシブルに乗って向かい、仲間たちのいるドマ城に到着。
兵士宿舎に到着すると、フェニックスの洞窟に向かう為のPTを編成していた。
つまり、2手に分かれての行動になる訳か…。
水月さんは第1部隊を攻撃側、第2部隊を楽に進む方にと言うけど。
最初の第1部隊は多分、敵に会う確率が沢山ある気がするんだよなぁ。

43話に続きます。

Re: 戦士たちの新しい日々 ( No.139 )
日時: 2021/08/14 08:04
名前: 天竜 (ID: jAa55n87)

天竜です

かえでちゃんとサラダの試合はサラダが勝ちましたね。続きはエアリスを探すのですね

Re: 戦士たちの新しい日々 ( No.140 )
日時: 2021/08/14 08:49
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: 1/l/Iy6H)

はい。
ついに、残る仲間はエアリスのみとなりました。
近い内に、ボルト復帰編も更新する予定です。

それでは。

あ、後天竜さん。
かえでちゃんの台詞、間違いはないですか?
もしありましたら、お願いします。

Re: 戦士たちの新しい日々 ( No.141 )
日時: 2021/08/14 10:01
名前: 天竜 (ID: jAa55n87)

天竜です

かえでちゃんのセリフに間違えてるところはないので大丈夫ですよ

Re: 戦士たちの新しい日々 ( No.142 )
日時: 2021/08/14 10:39
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: 1/l/Iy6H)

良かったです。
引き続き、かえでちゃんを出して行きますね。

それでは。

Re: 戦士たちの新しい日々 ( No.143 )
日時: 2021/08/14 21:46
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: 1/l/Iy6H)

第43話「ある日の2人」

【外】

パンっ パンっ

アイク「よしっ、ナイスピッチング!」
ゼルダ「ふっ!」
アイク「!?ふんっ! ゼルダ、もう少し腰を落とせ。そうじゃないとファウルになるだろ?」
ゼルダ「ご、ごめんなさい!」

野球そのものが、こんなに大変だなんて知らなかった。
ルールとかは良くテレビで拝見していましたが、今のままでは無理でしょうね。
休憩と言いつつ、私はベッドのある部屋に行きました。
エアリスさん、どんな気持ちであの洞窟にいらっしゃるんでしょう。

【客室】

透「ゼルダさん……」
ゼルダ「………」
透「ゆっくり、お休みください!」
サラダ「透さん、パパがご飯出来たから来いって!」
透「はい、行きますです!」

ぱたんっ

ゼルダ「………ッ!」

こんな顔、見られたくなかった。
それでも私は、アイクさんが好きです。
想いを伝えたい、今はそれを打ち解けるのが怖い。
すると静かに入って来たと察し、私を慰めている正体は……槏人あきとさんでした。

44話に続きます。

Re: 戦士たちの新しい日々 ( No.144 )
日時: 2021/08/15 02:07
名前: 月之海 (ID: CjEXmc.2)

お久しぶりです月之海です

アイゼルの2人、野球の練習ですか〜。
何か近々試合か何かあるんですかね?w
ゼルダよ、そろそろアイクにプロポーズしてくれ〜。そしてこのままゴールインしてくれ!
何か一方的に自分の意見ばかり言ってますけどw

それでは!

Re: 戦士たちの新しい日々 ( No.145 )
日時: 2021/08/15 08:11
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: 1/l/Iy6H)

第44話「お互いの不安」

【ドマ城 カイエンの部屋】

はとり「アイク。彼女の様子はどうだ?」
アイク「ああ。普段とは変わらないが、此処の所……俺を避けてるみたいなんだ」
ナルト「………。つまり、俺たちがいるから彼女の想いを伝える事が出来ないって所か……」
サスケ「どうだろうナルト。出発を明日に伸ばして、今日だけチャンスを与えるのは?」
ナルト「そうだな。アイク、今日のみ許すから彼女に想いを伝えるってばよ!」
アイク「……。ありがとうございます、七代目!」

ばたんっ

イルカ「問題はアイクくんではなく、ゼルダさんのようだな……」
デルタ「ええ。クラウドが言うには中々前に進めないとこが、昔のティファによく似ているらしいわ!」
ボロ「あのゼルダとやらが1歩でも踏み出せない理由…。つまり、ボルトの死と関係がありそうだな!」
カワキ「ああ。可能性は高そうだ!」

まずは、アイクがどのように伝えるかだ。
ゼルダに対するあいつの想いは、あの大会以降強くなっている。
じっとしていられず俺は部屋を後にすると、伝蔵と遭遇した。
どうやらきり丸とミツキを探しているようだった、あいつらは何処行ったんだ。
俺なら気配を探りながら、探しに行けるかも知れないな。

【女性軍の部屋】

透「明日は、エアリスさんの所に行くんですよね?」
サラダ「はい。フェニックスの洞窟に到着するには、2つの班に分かれないと行けないんです!」
ビアンカ「もしバッツさんが同席するって言い出したら、ピカチュウも付いてくるんじゃないかしら?」
アリーナ「う〜ん。それをクリフトかコードが黙ってるとは限らないけどねぇ」
サクラ「………」

風の旅人・バッツさんと、相棒ピカチュウ。
特にピカチュウはスコールさんに少し警戒心があるけど、打ち明けるまでが難しい。
打倒ケフカを倒すとしたら、エアリスさんの力は必要になるわ。
世界が引き裂かれようとしたあの日、私たちはベロニカちゃんに助けられたから。

コンコンっ

「サクラ、ゼルダは帰って来ているか?」
サクラ「いいえ。まだ帰って来ていないわ!」
アイク「くそっ。入れ違いか!」
サラダ「兵士さんの宿舎にいると思いますから、行って来て下さい!」
ビアンカ「サラダちゃん……」
かえで「………」
アイク「分かった。行って見る!」
かえで「だ……、大丈夫かなぁ? あの2人」
サクラ「大丈夫。それにナルトも言ってたわ、これは2人に任せようって!」
かえで「………」

さっきアイクさん、立ち寄ってくれたけど。
何処か寂しい様子みたいに、私は感じた。
彼が去って少しした後、槏人あきとさんが帰って来たんだ。
ゼルダさん、かなり泣いていたから今まで労っていたみたい。
その理由は聞きたくても、今は辛抱しないと駄目だよねきっと。

45話に続きます。

Re: 戦士たちの新しい日々 ( No.146 )
日時: 2021/08/15 13:42
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: 1/l/Iy6H)

第45話「大切な約束<1>」

【ドマ城 屋上】

フィーナ「………」

フェニックスの洞窟には、明日行く事になった。
アイクはゼルダさんを探しているのに、私はレインを待つばかり。
もう1人の私の分まで幸せになりたいけど、上手く伝える事って出来るかな。
そう考えていたら、気配を感じたの。

レイン「フィーナ……」
フィーナ「あ……。あのね、レイン!」

ぎゅうぅぅぅぅ……

レイン「………」
フィーナ「レイン?」
レイン「好きだ、フィーナ!」
フィーナ「私も好きだよ。やっと、やっと言えたね!」
レイン「ああ。俺たちでケフカの野郎をぶっ潰したらさ、結婚しないか?」
フィーナ「……。嬉しい……、ありがとうレイン!」
ロック「こほん! いちゃついてるとこ悪いけど、最終編成に入るから集まってくれとコードから伝令があったぞ!」
レイン フィーナ「あっ……//////」

もしかして、重大な告白も聞かれてたかな。
ううん、そこまでは聞いていない筈。
後ゴールインする予定のカプは、今はリンクとピーチだけど。
アイクたちはどうなんだろうなぁ、お互いが伝わってるといいなぁ。

46話に続きます。

Re: 戦士たちの新しい日々 ( No.147 )
日時: 2021/08/15 20:16
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: 1/l/Iy6H)

第46話「大切な約束<2>」

【コーリンゲンの村 ロックの家 地下】

ゼルダ「………。レイチェルさん……」

以前水月さんから、レイチェルさんの意識を回復する方法を聞きました。
不死鳥と呼ばれる召喚獣・フェニックスなら、少しの時間を設けてくれる。
伝説とまで呼ばれていますから、所有地がフェニックスの洞窟にある。
つまり、エアリスさんがいる場所に魔石があるんですわ。

ルイージ「探したよ、ゼルダ姫」
ゼルダ「ルイージさん、炭治郎くん!」
炭治郎「アイクさんが血相を変えながらも、探してましたよ!」
ルイージ「うん。外に飛竜を待たせてるから、ドマ城に戻りましょう!」
ゼルダ「はい!」

そう言えばバッツさん、高い所駄目でしたわね。
探求や風の心を良く感じ取るのに、可愛らしい一面があるなんて。
村を後にすると、飛竜は私に気付きました。
「ゼルダ様、お迎えに上がりましたよ!」と言ってるように、私の頬をスリスリしています。

【飛竜の上】

炭治郎「デスゲイズがこの辺にいるかも知れない。気を引き締めて行こう、2人共!」
ルイージ「!?た、炭治郎! 前、前!」
炭治郎「うわあ!!」

BGM設定:クロノ・トリガーよりボス・バトル2

ルイージ「こ、こいつがデスゲイズ!」
炭治郎「まずは、ライブラで弱点を見極めるんだ!」
ゼルダ「……。どうやら、レベル5デスを使用して来ますわ!」
ルイージ「くっ……。此処で、ミールストームが来るなんて!」
「オラオラオラ、ゲームセット!!」

グゴォォォォ……(デスゲイズが消滅する音)

炭治郎「た、助かったのかな?」
「ヒーロー参上! な〜んってね!」
ルイージ「ティーダさん!」
ティーダ「良かったッス。皆が無事で」
炭治郎「さっきの技は一体?」
ティーダ「ああ。俺の最後の切り札 エース・オブ・ザ・ブリッツッス、ボムみたいな火属性のモンスターは水属性や氷属性が有利なんだよ!」
ルイージ「確か、スライムは炎が弱いみたいだね」
ティーダ「まあ。ゼルダ姫が無事で良かったけど……ルイージ、炭治郎。あんたらは駄目だ!!」
ルイージ「ご、ごめんなさい……」
炭治郎「済みません……」

あのぅ、黙って出て行ったのは私なんです。
つまり、アイクさんに心配を掛けて欲しくて外の空気を吸いたかったんですの。
そう伝えようとしたら、ティーダさんは私に視線を向けて来ました。
ドマ城に戻ると、アイクさんからお怒りがありますわ。
時にはこういう出来事も、悪くはありませんわね。

47話に続きます。

久々に、ルイージと炭治郎登場です。
まさかの2人が、ティーダに説教されています。
次は、ゼルダが説教されます。

天竜さん
評価、お願いします。

Re: 戦士たちの新しい日々 ( No.148 )
日時: 2021/08/15 20:23
名前: 天竜 (ID: ZQ/BM/dz)

天竜です

ルイージ達が怒られましたね。ゼルダは誰に説教されるのでしょうか?

Re: 戦士たちの新しい日々 ( No.149 )
日時: 2021/08/15 21:03
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: 1/l/Iy6H)

はい。
ゼルダの場合ですが、最初はサラダです。
まあ、アイクは恋人を叱りたくないので途中から止める気がしますw

Re: 戦士たちの新しい日々 ( No.150 )
日時: 2021/08/16 07:43
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: 1/l/Iy6H)

第47話「大切な約束<3>」

【ドマ城 兵士の宿舎】

ティーダ「ただいま帰ったッス!」
一護「おかえり。後は任せてくれるか?」
ティーダ「分かった。ほら行くぞルイージ、炭治郎!」
ルイージ「えっ、ティーダさん!!」
炭治郎「…………」

そういえば、こうやって引っ張られていた時もありましたっけ。
亜空の使者大会の時、ディディーさんがフォックスさんたちを引き裂って行きましたよね。
懐かしいなぁ、善逸から話を聞いてかなりやってたよ。
途中禰󠄀豆子が興味深々になって、カナヲが予備のコントローラーを持って来てやってたよ。

一護「とにかく、無事で何よりです!」
ゼルダ「はい!」
一護「ですがゼルダ姫、金輪際このような事をしないで下さい!」
ゼルダ「………」
雨竜「黒崎。彼女は十分反省しているんだ、その辺にしてもいいじゃないか?」
コハル「そうだよ一護さん。私に免じて許して上げて?」
一護「分かった。コハルに免じて許しましょう、次は俺たちに一言言って下さいね?」
ゼルダ「はい!」

帰って来て早々、説教を受けてしまうなんて想像していませんでした。
コハルさんの計らいもあって、難を逃れましたけど。
宿舎を後にした途端、私は倒れてしまいました。
近くを通り掛かった由希さんにお姫様抱っこされたまま、近くのお部屋に向かう。
もしかして私、貧血だったんでしょうか。

48話に続きます。

Re: 戦士たちの新しい日々 ( No.151 )
日時: 2021/08/16 08:28
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: 1/l/Iy6H)

第48話「大切な約束<4>」

【ドマ城 玉座の間 王たちの墓前】

ラスウェル「………」

毒殺によって、この国の王や家臣たちはやられてしまったのか。
関係のない人々まで手にかけるとは、ヘスの王である俺としては許せない行為。
これは餞別です、今は戦士であるカイエン殿が頑張っています。
これから我々は、その彼を全力でサポートしようと思っています。

がちゃっ

アリーナ「ラスウェル。いつでも出発出来るってルキアが言ってたわ!」
ラスウェル「ああ……」
アリーナ「大丈夫よラスウェル、此処の人たちの敵討ちは私たちでやりましょうよ!」
ラスウェル「えっ?」
アリーナ「特にねラスウェル。あなたの行動は読みやすいの! 確かに身分は違うかも知れないけど、王家に縛られずあなたは私たちと一緒にいるんだから!」
ラスウェル「アリーナ……」
アリーナ「とにかく。平和な世界になる為にも、この戦いを私たち皆で乗り越えなきゃね!」
ラスウェル「……。そうだな、そうだよな!」
アリーナ「うふふふっ。その調子で残りの仲間を探しに行きましょう!」
ラスウェル「ああ!」

流石は、サントハイムの姫君だ。
彼女の言う通り、例え身分は違くても迷いはない。
俺はヘスの血を引いているが、レインはアルドールの血を引いている。
父さんやサラダたちのような素晴らしい仲間たちと共に、この世界の終止符を打つ。
亡きドマ王国の王や民たちよ、それまで待っていて欲しい。
長かったこの戦いを、俺たちの力で必ずやり遂げて見せる事を誓おう!

49話に続きます。

2話連続更新です。
今回は、ヘスの民・ラスウェルとアリーナがメインです。

天竜さん
いかがでしたか?
評価、お願いしますね。

Re: 戦士たちの新しい日々 ( No.152 )
日時: 2021/08/16 09:59
名前: 天竜 (ID: mkDNkcIb)

天竜です

コハルちゃんがいて説得したから一護を落ちつかせることができましたね。雨竜だけだったら無理だったかも知れないですね。アリーナが久しぶりに出ましたね

Re: 戦士たちの新しい日々 ( No.153 )
日時: 2021/08/16 10:06
名前: るずふ (ID: 1DXeiWDK)

失礼します|ω•๑`)ㄘらり


謎の女剣士さんこんにちは〜


こんなにクロスオーバーさせるなんてさすが謎の女剣士さんですね*( ᵕ̤ᴗᵕ̤ )*面白いです° ✧ (*´ `*) ✧ °


自分が好きな作品もクロスオーバーしていて嬉しいです(ˊ˘ˋ* )♡


続きがとっても楽しみです!!



余分なスレ失礼しました(❁ᴗ͈ˬᴗ͈)ペコリ。:.゚ஐ⋆*

Re: 戦士たちの新しい日々 ( No.154 )
日時: 2021/08/16 16:22
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: 1/l/Iy6H)

るずふさん
ありがとうございます。

スマブラは勿論ですけど、FF系とかも登場しますよ。
鬼滅の刃のキャラたちも、何人か出す予定でしたからね。
喜んで頂けて嬉しいです、続きを待っていて下さい。

天竜さん
確かにそうですね。
コハルがいたかったら、説教続きだったかも知れません。
アリーナもたまには、出そうと考えてましたよ。
次はクリフトを出しますね。

それでは。

Re: 戦士たちの新しい日々 ( No.155 )
日時: 2021/08/16 20:58
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: 1/l/Iy6H)

第49話「ロックの想いと決意」

【飛空艇インビンシブル ロックの部屋】

ロック「………」

温かい、これはエアリスの気配なのか。
昔愛していたレイチェルの想いを断ち切り、俺はエアリスを選んだ。
姉のような口調もあるけど、時には母親のように労ってくれる。
ベロニカを失ったあの日、優しく差し伸べてくれたからこうして立ち直れた気がしたよ。

コンコンっ

「私ですロックさん。戸を開けても宜しいでしょうか?」
ロック「ああ。入って来ていいぞ、クリフト」

俺はそう答えると、サントハイムの神官・クリフトを部屋に招き入れる。
普段の俺は冒険家のような格好をしているけど、普段着でいる事が多い。
昔の悲しい過去から遠ざけたくて、俺はエアリスを守ると決めたんだ。
俺が泣き崩れていた時もエアリスがいたから、寂しさその物が消えた気がしたんだよ。

コトっ

クリフト「いよいよ、フェニックスの洞窟ですね」
ロック「………」
クリフト「姫様は、どうしていますか?」
ロック「ああ。コードとカワキが付き添っているよ、明日には良くなる筈だ!」
クリフト「姫様はいつも、回りを考えず強くなりたいと仰るから困りますよ…」
ロック「それってさ。少しでもクリフト、お前に近づきたいからじゃないか?」
クリフト「私にですか?」

BGM:愛のこもれび(ドラゴンクエスト11より竪琴Ver.)

ロック「いつかセーニャが言ってたんだ。自分の大切な人の為に強くなるのは、とてもいいことなんだって!」
クリフト「………」
ロック「一護や修兵もさ。コハルやとわの為に必死で頑張っているんだよ!」
クリフト「雨竜さんでしたら、レナ姫様の為に戦うんでしょうね…」
炭治郎「そこが、彼らしくていいかも知れないかな!」
クリフト「……っ!!」
ロック「た、炭治郎お前! いつの間に俺の部屋に入って来てたんだよ!?」
炭治郎「済みません。今日の見回りがデルタさんだったから、透明魔法を使って此処まで来たんですよ!」
ロック「それ、本人が聞いてないとも限らないと思うけど(汗)」
クリフト「確かに…(汗)」

バンっ

デルタ「聞こえたわよ、炭治郎!」
炭治郎「で……、デルタさん!!」
デルタ「今ロックたちは大事な話をしてるってのに、あんたが2人の合間にいたらそれ所じゃないのよ!!(怒)」
炭治郎「うぅ………」
デルタ「戻るわよ。まどかにお仕置きされたくなかったら大人しくしなさい!」
炭治郎「は、はいぃぃぃぃぃ………」
デルタ「それとロック、クリフト!」
ロック「な、何だよ?」
クリフト「何ですか? デルタさん!」
デルタ「お話中邪魔して悪かったわ。お詫びに、後でお菓子を持っていくから待ってなさいよ!」
2人「……(汗)」

一応俺とクリフトの為に、気を遣っているつもりらしいな。
それ以前にデルタは戸を直さず、アリーナたちの所に行っちまったけど。
このままだと、他の皆に聞かれてしまうぞ。
せっかくクリフトと2人きりで、大事な話をしてたのに炭治郎の奴!!
次同じ事をしたら、俺の部屋に入れなくしてやる。

50話に続きます。

最新話、更新しました。

天竜さん
いかがでしたか?
評価、お願いします。

Re: 戦士たちの新しい日々 ( No.156 )
日時: 2021/08/16 21:26
名前: 天竜 (ID: ZQ/BM/dz)

天竜です

透明魔法はさなちゃんに教わったのかそれとも自分で覚えたのでしょうか?

Re: 戦士たちの新しい日々 ( No.157 )
日時: 2021/08/16 21:55
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: 1/l/Iy6H)

そうですねぇ。
多分、自力で覚えたかも知れませんね。
炭治郎はやると言ったら、やる仲間ですから。

それでは。

Re: 戦士たちの新しい日々 ( No.158 )
日時: 2021/08/17 07:55
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: 1/l/Iy6H)

第50話「フェニックスの洞窟へ」

【飛空艇インビンシブル 甲板】

ラスウェル「あの三角の山が、フェニックスの洞窟のようだな!」
カワキ「よし。2手に分かれて上陸するぞ!」

目的地に近づき、メンバーを2手に分かれる。
第1PTには、バッツ 一護 ロック ミツキ そして俺 セーニャの6人で向かう事になる。
バッツもある程度回復系はあるけど、もしもの時に頼もうと思う。
第2PTはティナ レイン ビアンカ ラスウェル アイクのメンバーで上陸する。
ゼルダ姫たちが留守番って、少し不安があるけどなぁ。

ポンっ

デルタ「心配ないわよカワキ、アリーナにはケフカの野郎を仕留めてもらう為に温存したいからさ!」
ビアンカ「まさか、今回は私がティナさんたちの班に加入するなんて驚きです」
まどか「高度の黒魔法使いは、ビアンカちゃんやティナちゃんが有利だからね」
さな「あ……あのぅビアンカ王妃様、道中気を付けて下さい!」
ビアンカ「ありがとうさなさん、行って来るわ!」
さな「行ってしまいました。きっと、大丈夫ですよね?」
クラウド「ああ。ティナやバッツたちがいるから心配はないよ!」

無事2つの班は上陸し、各自に迫っているギミックを避けながら進む。
まあビアンカたちには、エンカウント半減みたいなアクセサリーがあるからなぁ。
よし、俺たちは俺たちで先を進もう。
特にロックは以前この山に流れ着いた事があるから、あたりの地形には詳しいらしい。

【洞窟内】

バッツ「ほとんどの宝を調べたけど、中身は空っぽだな…」
セーニャ「つまりそのほとんどは、エアリス様が所持していますわね!」
カワキ「古代種の末裔でありながらも、お宝系に関してはちゃっかりしてんなぁ」
ミツキ「奥にボタンがあるね。そこで1回休憩しようか!」
バッツ「ああ。ティナたちが通りやすいように、道を作らないと行けないからな」
セーニャ「ううっ……。えいっ!」

セーニャのお陰で、道を封じていたルートを解放する。
そしてセーニャは急いで、トラップを回避する為にボタンを踏み続ける。
まさか、すぐ側にセーブポイントがあったなんてなぁ。
時には休憩も必要だから、無駄な体力を使わなくて済むぞ。
このまま進んで行けば、明日には最深部に着きそうだな。
もうすぐであんたに会えるからな、エアリス!

51話に続きます。

Re: 戦士たちの新しい日々 ( No.159 )
日時: 2021/08/17 20:39
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: 1/l/Iy6H)

第51話「ティナの不安」

【フェニックスの洞窟 中間部】

ティナ「一通り見たけど、敵の気配はないわ!」
ラスウェル「分かった。この辺で野宿しよう!」
レイン「ああ!」

仲間と共に、野宿するのは久しぶりだな。
俺はラスウェル ビアンカとこれからの対策をしていて、ティナたちにはゆっくり休ませて貰っている。
本当はフィーナにも来て欲しかったけど、いつ分離されるか分からないからな。
魔人フィーナと光のフィーナ、俺は光のフィーナを大切にしたい。

ティナ「………」
アイク「浮かない顔しているな……」
ティナ「明日、エアリスさんと再開すると……複雑な気分になるの」
アイク「気持ちは分かる。それでもティナ、あんたの意思は間違っていないんだ!」
ティナ「えっ……?」

BGM:クロノトリガーより「クロノとマール 〜遠い約束〜」

アイク「もしあんたが兄貴と再婚してしまったら、それでもアンタを慕うバッツが可哀想になるだろ?」
ティナ「………」
アイク「それでもティナ。あんたがバッツの側にいてくれたから、あいつはこれからもアンタを守り続けてくれる!」
ティナ「うん……。それを理解して、私はロックから遠ざけた……」
アイク「大丈夫。今は俺やレインたちがいるから、好きなだけ泣いて欲しい」
ティナ「……。う う う………」
アイク「よく……。よく耐えたな……、ティナ……」

俺も最初、もしピーチを娶ってしまったらリンクが悲しむ気がしたんだ。
こんなに嫉妬深く感じたのは、此処に来てからかも知れない。
兄貴に対するティナの想いを考えると、中々吹っ切れないかも知れないな。
だが俺たちは彼らの為を思って、前に進まないと行けない。
なあゼルダ、無事に帰って来たらアンタに言いたい事があるからそれまで待っててくれないか。

52話に続きます。

今回は、ティナとアイクがメインのお話になります。
未だにロックへの想いを断ち切れないティナを、優しく慰めるアイク。

次回は、バッツサイドのお話です。

天竜さん
いかがでしたか?
評価、お願いしますね。

Re: 戦士たちの新しい日々 ( No.160 )
日時: 2021/08/17 21:26
名前: 天竜 (ID: ZQ/BM/dz)

天竜です

エアリスと再会してエアリスが仲間になるのですか?

Re: 戦士たちの新しい日々 ( No.161 )
日時: 2021/08/17 22:06
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: 1/l/Iy6H)

はい。
仲間に復帰するのは、お決まりのイベントが終わってからになりますね。
今回はエアリス版を考えていますので、もう少しだけお待ち下さい。

Re: 戦士たちの新しい日々 ( No.162 )
日時: 2021/08/18 08:25
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: 1/l/Iy6H)

第52話「少女への想い」

【フェニックスの洞窟 中間地点】

カワキ「辺りを見渡したけど、敵の気配はないぞ!」
ロック「ありがとう。俺たちも明日に備えて休もうか!」
セーニャ「はい!」
一護「おい。バッツはどうした?」
カワキ「ミツキと話したい事があるから、先に休んでてくれってさ!」
一護「何だよバッツの奴。話し相手なら俺でも良かったのに…」

確かに、一護の言うことにも理解は出来る。
1人の女性を守る男として、為になるアドバイスをしたかった筈だ。
逆に一護を選ばず、あいつはミツキを選んだ。
これはきっと、2人でしか話せない内容だろうな…。

【最深部】

ミツキ「そっか…。ロックさんに一時期嫉妬していたんだね」
バッツ「ああ。俺の知らないティナをあいつは沢山知ってたからさ、少し羨ましかったんだよ」
ミツキ「…。どうしてその話を僕にしてくれるの?」
バッツ「頼りになるからさ。いつも助けてくれるから、時には甘えたかったんだよ」
ミツキ「珍しいね。あなたからその言葉が出るなんて!」
バッツ「ティナを守る。この意思だけはこれからも変わらないよ!」
ミツキ「つまりサラダの立場を考えてみると、今はいないボルトも僕たちにとっては光になるね!」
バッツ「ああ。あの子がボルトを想うように、俺だって負けられないんだ!」
「バッツ!」
バッツ「どうした、カワキ!」
カワキ「今雨竜から連絡が来て、一護とピカチュウを交代して欲しいと伝令が来たんだ!」
バッツ「そうか。この先はイベントだからだ、勿論交代は可能だ!」
カワキ「分かった。雨竜にそう伝えて置くよ!」
バッツ「ああ!」

ピカチュウが、こっちに来る。
待機組内にはナチュレ様もいるから、此処に上手く転送出来るかも知れない。
今ミツキに待機組のステータスを見て貰っているけど、ピカチュウが微妙に低い。
この桁ではケフカ戦は厳しくなるから、もう一度此処に修行しに来た方がいいな。
その後ピカチュウと合流し、一護はサラダたちの元に戻っていった。

53話に続きます。

最新話、更新しました。
ピカチュウ、久々の出番ですよ。
今回の再会イベントは、2PT同時で行う予定です。

天竜さん
いかがでしたか?
評価、お願いしますね。

Re: 戦士たちの新しい日々 ( No.163 )
日時: 2021/08/18 20:06
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: 1/l/Iy6H)

第53話「救世主・マズルカ、登場」

【フェニックスの洞窟 最深部への道】

しゅっ

「探したよ、ティナ!」
ティナ「通して。その先に合わなきゃ行けない仲間がいるの!」
少年アルス「いいよ。但しティナ、君が僕の元に戻るって言うならね」
ビアンカ「つまり。何処までもティナさんを狙うつもり? 何て非道な!」
「みんな、下がって!」

ズドドドドドっ

少年アルス「何っ!? 何で僕が推されているの?」
「何でって? それはこちらが聞きたいわ。フィーナの大切な仲間たちを傷つけるなんて、許せない!」
ティナ「す、凄い!」

何て、切れ味抜群なんだろう。
かなりの腕みたいで、魔法も強力。
しかも、ピンクのロングヘアの女性は初めて見た。
普通の人間なのに、怯まずに攻めている。

少年アルス「くっ。覚えてろよ…」

しゅうぅぅぅ……

ティナ「あの、助けてくれてありがとう…!」
マズルカ「私はマズルカ、フィーナの友人よ!」
ラスウェル「異界の時以来だな、マズルカ!」
マズルカ「ええ。話はフィーナから聞いてね、どうやら彼女を狙っているという話を聞いて来たのよ!」
ビアンカ「私はビアンカ、どうやらカオス軍がこちらに迫って来ているわ!」
マズルカ「カオス軍。メロイなら何か知ってるかも知れないわね、アンタたちはこれからどうするの?」
レイン「俺たちはこのまま進む。その先に仲間の気配を感じるんだ!」
マズルカ「いいわ。私も一緒に行く、さっきみたいに狙われたら困るもの!」
ティナ「ありがとう…」
マズルカ「ティナだったわね。アンタに何かあったら、私がフィーナに叱られてしまうから!」

何でかしら、この女の子は。
初対面の筈なのに、レインさんやラスウェルさんとは顔見知りみたい。
ティナさんが狙われている事も、彼女は把握している。
ホロウブレーカーズって言う組織にいたから、認識しているのかしら。

54話に続きます。

Re: 戦士たちの新しい日々 ( No.164 )
日時: 2021/08/18 20:26
名前: 天竜 (ID: ZQ/BM/dz)

天竜です

確かにミツキは頼りになりますね。アルスを追い払いましたね。強い人じゃなくて良かったですね

Re: 戦士たちの新しい日々 ( No.165 )
日時: 2021/08/18 21:51
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: 1/l/Iy6H)

はい。
しかし、これで諦めたとは限りません。
煉骨も近々登場します。

Re: 戦士たちの新しい日々 ( No.166 )
日時: 2021/08/19 07:57
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: 1/l/Iy6H)

第54話「再会、引き継がれた想い」

【フェニックスの洞窟 最深部】

ぱかっ

『エアリス!!』
エアリス「皆。やっと見つけたんだ、魂を甦らせる伝説の秘宝!」
ミツキ「それは……、魔石だね?」
エアリス「そ。遥か昔フェニックスは自らを石に変えたという伝説があるの、噂は本当だったんだね。でも、ヒビが入ってる。これだと奇跡の力を出す事は出来ないわ!」
ロック「エアリス、レイチェルを…?」
レイン「ロック……」

やっと、最後の仲間が揃いそうになったけど。
俺たちはエアリスから一部始終を聞いて、一緒にコーリンゲンヘ向かう。
エアリスが上陸して少し経った後、ロックは後について行った。
ティナも付いていきそうになったけど、カワキに止められてしまう。

【コーリンゲンの村 地下】

ピカーン

エアリス「そんな、魔石が砕けてしまうなんて!!」
「う……ん……? エアリス……」
エアリス「!?えっ、レイチェル!?」
レイチェル「エアリス、会いたかった。お話、したかった……」
エアリス「レイチェル!!」
レイチェル「フェニックスが最後の力を使って、少しだけ時間をくれたの。でも、すぐに行かなきゃならない…。だから、あなたに言い忘れた事を今……」
エアリス「………」

大丈夫、わたしは此処にいるよ。
そう言いながらもレイチェルは、わたしに言いたい事を言う。
限られた時間内でも、あなたとお話出来て嬉しかった。
でも、フェニックスの効果は切れかけている。

ピカーン ピカーン……

エアリス「レイチェル!?」
レイチェル「もう行かなきゃならない…。あなたがくれた幸せ、本当にありがとう。この私の感謝の気持ちで、あなたの心を縛り続けているその鎖を断ち切って下さい。
あなたの心の中の……、その人を愛してあげて。
……フェニックスよ! 蘇り、エアリスの力に!」
エアリス「レイチェルーーーー!!!」

こんなに、別れが来るなんて知らなかった。
レイチェルは私に笑って、耳元でこう伝えてくれたの。
「エアリス、私の分までロックを幸せにしてあげてね」と、彼女らしくもない言葉だった。
やっと会えたのに、もう……会えなくなるのは寂しいな。
彼女との面会が終わり、私はその場でうずくまっていたの。
そんな私を見たロックは、迷いもなくわたしに近づいて来たと察した。

ロック「エアリス……」
エアリス「……。大丈夫! レイチェルがわたしの心に光をくれたの、もう…大丈夫よ。
行きましょう、私たちにはやらなきゃ行けない事があるわ!」

そう、ケフカを倒すという大仕事が待っている。
わたしは涙を堪えながらそう言ったけど、限界は超えていた。
本当はもっと、レイチェルとお話したかった。
わたしが泣き出すと察していたのか、背後からロックの温かさを感じたの。

55話に続きます。

ロクエアメインのお話です。
エアリス、お帰りなさい。

天竜さん
いかがでしたか?
評価、お願いしますね。

Re: 戦士たちの新しい日々 ( No.167 )
日時: 2021/08/19 08:35
名前: 天竜 (ID: ZQ/BM/dz)

天竜です

魔石が砕けてしまいましたね。重要な道具ならカタクリに破片をくっ付けてもらってまた使えるようにしないとですね

Re: 戦士たちの新しい日々 ( No.168 )
日時: 2021/08/19 08:49
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: 1/l/Iy6H)

第55話「目覚めた少女」

【飛空艇インビンシブル 客室】

キィィィィ……

クラウド「アイク……」
アイク「クラウド。ゼルダの様子は?」
クラウド「回復は順調だが、意識が戻らないんだ…。このまま彼女は…」
アイク「やめろ! そんな話は聞きたくない!」

やっと、エアリスが帰って来たんだ。
ゼルダだって、もうすぐ目を覚ます筈だ。
ケフカを倒す前に、ゼルダに話したい事がある。
その為には、少しでも早く目を覚まして欲しい。

ぎゅうぅぅぅぅ……

アイク「今日。やっとエアリスが帰って来たんだ、これで仲間は全員揃ったんだよ!」
ゼルダ「………」
アイク「アンタが倒れて3日になるけど、俺は待ち続けるよ。この先目を覚さなくても、俺はゼルダの側を離れない……」
ゼルダ「うっ……、ううん?」
アイク「!?ゼルダ? 気がついたのか?」
ゼルダ「アイク……さん……?」
アイク「良かった。待ってろ、今サクラに知らせてくる!」

嘘みたいだ、ゼルダが俺の呼びかけに応じてくれた。
丁度サクラは子リンクの容体を確認していて、今は何処も悪化していない。
後は瓦礫の塔に向かう計画だけど、確かマリオがフィガロに寄りたいと言ってたな。
つまり2人のあの約束を、実現するつもりだな。

56話に続きます。

Re: 戦士たちの新しい日々 ( No.169 )
日時: 2021/08/19 13:52
名前: ネル (ID: D01j7sfc)

ネルです(・ω・)ノシ
ネル「良かった〜(´;ω;`)いろいろ良がっだああああああ!!!」
ドロッチェ「おかえり…エアリス。おかえり…ゼルダ」
ルイージ「ううっ(´;ω;`)」
デデデ「何度も泣かせないでくれ…(´;ω;`)」
うちのキャラ皆泣いてらあ…ドロッチェ団長は冷静になっているつもりですが、人前では泣かない人で、他の子が泣いていたら慰める人です(・ω・)
以上です

Re: 戦士たちの新しい日々 ( No.170 )
日時: 2021/08/19 16:46
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: 1/l/Iy6H)

第56話「カタクリ、初の復旧作業」

【コスモスの館 カタクリの部屋】

ごとっ

カタクリ「これは……。派手に破壊したなぁ」
ルイージ「ごめんなさい。僕たちがしっかりしていれば」
カタクリ「そうだ。才色兼備の娘がいただろ? 今回は共同でやろうと考えている」
ルイージ「あ、ありがとうございます!」

一時的でも、レイチェルという娘には会えたんだ。
これで心置きなく、お前たちはケフカを倒すことに集中出来る。
しかし仲間の人数を数えたが、うずまきボルトを生き返らせていないな。
その前にあのイベントを、明日やるそうだが。

ナミ「あのイベントって、確かコイントスよね?」
マリオ「うん。カワキとも話し合ってね、そこは子リンクたちにしないかって」
カワキ「確かに、あいつらなら上手く表現出来るな!」
クリフト「ええ。リンクさんたちなら素晴らしい演技をしてくれますよ!」

成程、フィガロ王たちがやっていたアレか。
本当は同席したいが、何とか魔石を直さなければならない。
まずは設計図だ、下書きをする事で魔石の作りがよく分かるぞ。
要はクリスタルのような感じか、これなら何とか出来るかも知れないな。

57話に続きます。

Re: 戦士たちの新しい日々 ( No.171 )
日時: 2021/08/19 22:54
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: 1/l/Iy6H)

第57話「許された時間 アイゼル編<1>」

【コスモスの館 ゼルダの部屋】

キィィン……

ゼルダ「………」

皆さん、かなり疲れていますわ。
眠れない時、この竪琴を鳴らすと効果があるみたいですけど。
初めて奏でますから、緊張しますわ。
1度深呼吸して、目覚めのティナさんを奏でましょうか。

〜♪〜♪〜♪〜♪〜♪

「やっぱり、ここに居たのか!」
ゼルダ「夾さん!」
夾「しっ。透が起きて来たら大変だから、少し静かにしてくれ」
ゼルダ「ごめんなさい…」
夾「見てくれよ。あの消滅した筈の魔石が此処まで復旧しているんだぜ!」
ゼルダ「こ、これはカタクリさんたちが?」
夾「ああ。次はアンタかも知れないからさ、その時にこいつを使うんだよ!」
ゼルダ「………」

限られた時間は、そう遠くありません。
もし彼の言う通り、私はケフカに倒されてしまったとしたら。
アイクさんは、どんな顔をするんでしょうか。
きっと私を想って、静かに涙を流すかも知れませんわね。

58話に続きます。

Re: 戦士たちの新しい日々 ( No.172 )
日時: 2021/08/20 08:49
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: 1/l/Iy6H)

第58話「いなくなったマリオ」

【コスモスの館 リビング】

せつな「とわ。マリオを見ていないか?」
とわ「えっ、マリオさん? 私は見てないよ」
まどか「うん。私は昨日一緒に寝てたけど、もしかして夜中内に行ったのかな?」
せつな「やはり。証拠が必要だな!」

これは、マリオ本人から私たち宛に書き記した置き手紙だ。
何故ティナを守る為に、彼がこの選択をしたのか。
いくら仲間が強ければ強くなる程、またアルスの襲撃が来ないとも限らない。
それを理解した上で彼はいなくなった、つまり自分が敵対すれば私たちなら助けると信じているかも知れない。

がちゃっ

由希「皆、ご飯出来たよ!」
真知「す、少し頑張って見た。と、透先輩みたいに上手くなりたくて……」
セリス「ありがとう、真知!」
ベジータ「皆。朝飯食ったら他の奴らを交えて作戦会議を開くぞ!」
カカシ「なら俺も、その作戦会議に出席しようかな!」
シカダイ「6代目がいてくれるなら、助かります!」

まず、カオス軍の幹部一覧だ。
つまりマリオが属するなら、此処だろう。
炎使いの参謀長・マリオ、奴らはマリオをそう呼ぶかも知れない。
要するにマリオを助けるにはやはり、ボルト復帰を急がなければならないな。

カカシ「ねえ。このミスティってさ、俺の技でも行けるんじゃないかな?」
サスケ「あのドールナイツでさえも苦戦した相手だぞ? 現に我々には2体しかいない」
サクラ「つまりあっちの大ボスが、少年アルスくんだとしたら……長期戦は確定になるわね!」
「父さんならこういう時、適度に休めって言うと思うよ!」
サクラ「ミドちゃん!」
ミド「レイン。ドールナイツたちの守備、私に任せて!」
レイン「ああ。残った俺たちは本来の狙い目であるティナを守りながら、先へ進む!」
ファイサリス「まあ。相手側にはこちらに勝らない連中も、何人かいるからね!」
イーゴ「私の体内にある爆弾処置、あの時彼が取り除いてくれなかったら私はこの世にいなかったと思う…」
ミド「そっか。イーゴはマリオに助けて貰った恩があるからね!」
イーゴ「うん。そのお陰で私はレインたちの仲間に復帰出来たんだ、今度はこっちの番だよ!」
セリス「その前に私たちは、ケフカを倒さないと行けないわ!」
ナルト「まずは優先順位として、セリスたちの世界を守る事に専念しよう!」
サクラ「昨夜ルッカちゃんとカタクリさんにも手伝って貰ったから、順番に渡して行くわ!」

成程、コーリングチョーカーとスーパーコーリングリングか。
緑はドールイヅミ、青はドールイサムを呼び出す装置だ。
既に何人かが練習を開始し、上手く使いこなそうと奮闘している。
最初に我々の目的は、ティナたちの世界を守る事に集中して取り組もう!

59話に続きます。

Re: 戦士たちの新しい日々 ( No.173 )
日時: 2021/08/20 09:33
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: 1/l/Iy6H)

第59話「少女の奮闘」

【コルツ山】

透「……。燃えて下さい!!」

ボォォォ……

ルイージ「うん。イメージは完璧だね、後は使いこなすまでが道のりだよ!」
透「はい、頑張ります!」

透の奴、飯食い終わってから修行に行っちまったな。
朝の食器洗いは、俺ととわだ。
一足早く俺とクソ由希はゴールインしていて、これからになるのが何人かだ。
妙な体になった俺を、透は今も受け入れてくれている。

【スマブラ館 キッチン】

とわ「天気、このままだと徐々に悪くなるみたいだ…」
夾「ルイージと透、傘持って行かなかったな…」
とわ「うん、心配だね…」
イルカ「迎えは私が行おう。だから君たちは安心して料理を振る舞いなさい!」
とわ「済みません、イルカ先生!」

かつて、イルカはナルトたちの先生だった。
時代が変わっても、先生と生徒である事に変わりはない。
よし、食器洗いは終わりだ。
いつから雨が駄目なのか知らないけど、俺にとっては嫌な気分になるな。

ことっ

とわ「……。修兵さん、私に愛想尽かされてるよね?」
夾「バーカ。あいつはそんな事する野暮な奴じゃないだろ!」
とわ「だって、中々前に進めないし…」
「ただいま!」
とわ「……っ!!」

ばしゅんっ

修兵「あれ。とわはどうした?」
イルカ「さっきまでいたんだけど。君の帰還と同時に部屋に戻ってしまったよ」
夾「そう言えば透も、未だに俺の前で妙な恥じらいを見せるからなぁ」
はじめ「それ、親父が母さんに甘やかしているせいだろ?」
夾「何だとっ!? 大体何なんだよその言い方は、親に対して言うことかよ!」
修兵「まあまあ、夾! 少しは落ち着けって!」
夾「チッ!!」
はじめ「……? あれっ、母さんたちはまだ帰ってねぇの?」
イルカ「ああ。さて、私は行くとしようか!」
はじめ「俺も行きます。いくら義兄さんが一緒でも母さんはドジするかも知れないですからね…」
イルカ「確かに!」

くそっ、こうとは大違いだ。
今のはじめがクソ生意気なのは、父親である俺の影響かも知れない。
母親である透を心配するのは、変わってないけどな。
はじめが勤めている学校は今、夏休み中らしいからな。

60話に続きます。

Re: 戦士たちの新しい日々 ( No.174 )
日時: 2021/08/20 14:11
名前: 天竜 (ID: 9igayva7)

天竜です

久しぶりにとわと檜佐木のカップルの話が出ましたね。最近は一護とコハルのカップルやアイクやゼルダのカップルの話が多かったですのですごく久しぶりですね

Re: 戦士たちの新しい日々 ( No.175 )
日時: 2021/08/20 14:40
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: 1/l/Iy6H)

はい。
中でも、アイクとゼルダのカップルが好きな方たちがいます。
私はリンピチ派ですけど、たまには出したいですね。

それでは。

Re: 戦士たちの新しい日々 ( No.176 )
日時: 2021/08/20 21:42
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: 1/l/Iy6H)

第60話「最終調整」

【スマブラ館 リビング】

ばんっ

メーア「まず。明日はフィガロに向かうわ、決戦前の寄り道はこれが最後になる!」
クリリン「!?あのイベントを表現するんですか?」
メーア「ええ。今は各自の部屋で猛練習して貰っているわ!」
ベジータ「ついに、ケフカとの最後の戦いか…」
とわ「狂った道化師・ケフカ、魔導の力を注入するまでは普通の人間だった」
レイン「ああ。それを注入したのが魔導研究所のシド博士と言うことか…」

魔導の力を注入した事で、あいつは心そのものが壊れた。
だから、何かに取り憑かれたかのように強大な力を手に入れるようになったのか。
だから、ティナやセリスにとっては強敵その物になるんだな。
お互い元帝国兵と女将軍だから、何かしら力になるぞ。

セリス「カミュ!」
カミュ「どうした、セリス!」

チュッ

カミュ「せ、セリス?」
セリス「好き。愛してるわ、カミュ!」
カミュ「ち、ちょっと待て。俺には他に好きな女が…」
ベロニカ「大丈夫よ。あたしの背中は、この息吹リンクに預けて貰うから!」
息吹リンク「はい。ですからカミュさん、セリスさんと幸せに!」
カミュ「!?お、おいお前ら…」

まさか、セリスから告白来るなんて想定外だぞ。
一応俺、男だからな。
アンタより1つ上だけど、背は低いんだぞ。
セリスは絶対、俺を男として見てない気がするぜ…。

61話に続きます。

Re: 戦士たちの新しい日々 ( No.177 )
日時: 2021/08/20 23:35
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: 1/l/Iy6H)

〜次回予告 5章の見どころ〜

しゅたっ

蛇骨「セリスの姉貴、大胆な事をしたな!」
セリス「だって、此処が本番って感じで行かなきゃ意味ないわよ!」
蛇骨「まあ。カミュの兄貴も、セリスの姉貴に興味持つのはかなり後になるからなぁ」
セリス「ええ…」
蛇骨「瓦礫の塔に行く前に、あのイベントやるのか?」
セリス「ええ。リンクたちなら上手く表現出来る気がするから!」
蛇骨「ま、無事に終わる事を祈るぜ!」
セリス「そうね。次回第5章『2人の固い決意』リンクたち、どんな想いをぶつけるのかしら…?」
蛇骨「そこはやっぱ、お楽しみに取って置こうぜ!」

此処までが、第4章です。
次の更新から、第5章に入ります。