二次創作小説(新・総合)
- Re: 戦士たちの新しい日々 ( No.261 )
- 日時: 2021/09/07 07:52
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: 3rsK9oI3)
第101話「数ヶ月後の仲間たち」
【秩序軍本部:ユライシャ号 会議室】
パサっ
マイロ「皆さん。ご乗車頂き、ありがとうございます!」
マズルカ「何て大きさなの…。本当に此処が私たちの家になるの?」
マイロ「はい。ラスウェルさんからお話は聞いています、今まであなた方は各世界に滞在していたと!」
コラール「成程。ケフカを倒す目的なら、此処を新しい拠点にするのも悪くないな!」
サクラ「うん。どんな作戦でも頑張ろうね、ナルト!」
ナルト「ああ! 勿論だ、サクラちゃん!」
そう、私も新たな一歩を踏み出したの。
数ヶ月前のある日、突然サスケ君から呼び出しを受けたの。
最初は何かの冗談だと思っていたけど、それがサスケくんの判断なら止めはしない。
これからサスケくんはヒナタを守る事に強化するって言ってたから、私とは仲間でいようと誓ってくれたの。
【ナルトの部屋】
マイロ「こちらが、火影様のお部屋になっています!」
ナルト「何だか、里に帰って来たって感じだな…」
ティ「それを察して、ヘスの皆が俺たちの為に全ての部屋を用意してくれたんだよ」
レイン「マイロ。他の皆の部屋説明は明日にしないか?」
マイロ「そうですね。では皆さん、ごゆっくり寛いで下さい!」
サクラ「はい。マイロさん、ありがとうございます!」
今日からこの新しい船で、生活するんだ。
下忍の頃から想いを寄せていたサスケくんとは、昨日限りで終わってしまったけど。
これから私は、ナルトを支えて行こうと思う。
ボルトたちに伝えた時、最初は皆も驚いていたけど……スミレの一言で納得してくれたんだよね。
【3階 サクラの部屋】
コンコンっ
サクラ「はい!」
「サクラさん、私です…」
サクラ「りんごちゃん? いいわ、入って来て!」
りんご「あ……、ありがとうございます!」
ガチャっ
サクラ「やっぱり、納得行かなかったかな?」
りんご「いいえ。最初は戸惑いもしましたが、ルフィさんとカワキさんが私を落ち着かせてくれました…」
サクラ「そうよね……。最初は誰だって混乱するよね……」
りんご「………」
サクラ「でも良いんだ。別れたけど、サスケくんは私を大切な友人としてこれからも接するって言ってくれたから…」
りんご「寂しくないんですか?」
サクラ「……寂しくないって言ったら嘘になるけどね。でもね、私は後悔しないわ!」
りんご「サクラさん……」
リド「(がちゃっ)お〜いりんご、そろそろ消灯時間だから部屋に戻るわよ〜」
りんご「はい。じゃあサクラさん、また明日!」
サクラ「うん。おやすみなさい、りんごちゃん!」
ふふっ、しっかりしてる子ねリドちゃんは。
エヴァンさんと言うたった1人のお兄さんには前もって伝えたみたいだから、尊敬するな。
これだけ飛空艇内が広いと、遊べる場所とかゆっくり出来るペースも必要になるわね。
他の感じはどうなんだろう、明日様子を見に行った方がいいかしら。
102話に続きます。
- Re: 戦士たちの新しい日々 ( No.262 )
- 日時: 2021/09/07 08:49
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: 3rsK9oI3)
第102話「オリヴィエの秘策」
【北の屈強 ブリックズ山 閣下の部屋】
オリヴィエ「何…? アイク団長が?」
マイルズ「はい。部下の話に寄ると、ハイラルのお嬢さんを襲撃した犯人がこいつだそうです!」
オリヴィエ「ふんっ。ルフィたちに敗れたと言う銀キツネの一味か、まあいい。まずはアイクを総動員で落ち着かせろ、話はそれからだ!」
マイルズ「分かりました!」
此処だからこそ、我々にとっては作戦を練りやすい場所その物だ。
しかし、アイクは軽傷で済んだものの……今後は用心しなければならないからな。
だからと言って、あやつを野放しには出来ないのだ…。
これも、久々にこちらに来たアルフォンスとの約束だからな…。
【回想:ダブリス カーティス専門店】
イズミ『えっ!? その話って、あの女将校さんは知ってるのアル!』
アルフォンス『ううん。まだ伝えてないんだ…』
イズミ『………』
グリード『こりゃあ、ケフカの野郎より更に厄介になりそうだ…』
ラスト『ええ。彼の事だから、何かを企んであの大会に私たちを強制参加させる手口で来る筈よ!』
イズミ『……。その可能性は十分にありそうね…』
グラトニー『イズミ、大丈夫。ゼルダ、オデたち、死守する!』
イズミ『皆…。ありがとう…、恩に着るわ!』
それから数日後だ、アルフォンスが来たのは。
奴は鋼のにも知らせず、我が要塞を訪れていた。
マイルズから事の状況を聞いた時、信じられないと思っていたけど。
確かに急用は要するな、それまでに我々でアイクを落ち着かせなければ先に進めないぞ。
103話に続きます。
- Re: 戦士たちの新しい日々 ( No.263 )
- 日時: 2021/09/07 20:47
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: 3rsK9oI3)
第103話「見習い姉弟、うるティ&ページワン登場」
【ブリックズ要塞 閣下の部屋】
オリヴィエ「………。ヴァッカニア!」
「はっ! どうしましたか、女王様!」
オリヴィエ「元四皇の部下だったあいつらを連れて来い、私が指揮をする!」
ヴァッカニア「あい、マム!」
つまり、奴らにとっては初の任務と言うことになるな。
どちらも龍の姿になる姉弟だ、これは期待が高まるぞ。
そいつらがいるとされる部屋に向かうと、何かの練習をしていた。
よし、俺から今起きている事を話そう。
【見習い姉弟の部屋】
うるティ「その役目、私たちに任せるでありんす!」
ページワン「少将閣下直々の命ならば、喜んで引き受けましょう!」
うるティ「でもペーたん、私怖いでありんす…」
ページワン「ペーたん言うな。マイルズ少佐からも聞いている筈だ、アイク団長の事を!」
うるティ「要するに。ウチが代わってフォクシーのクソ一味を1人残らずぶちのめせばいいだけの話だろうが💢」
ページワン「あ、姉貴〜! 落ち着け、怒りで我を忘れるな!!」
「いや、大丈夫だ!」
ページワン「へっ!?」
マイルズ「それなら、別に構わないぞ! お前たち新人の戦力を調べてみたが、少将からかなり期待されているからな!」
うるティ「やったでありんす! 嬉しいでありんす♪」
相当キレてるな、姉貴の奴。
尊敬するゼルダの姉さんの状態を聞いた途端、姉貴の様子も豹変した。
これ以上興奮させたらヤバいぞ、頂点に行く前に何とか遂行しなければ。
そうじゃないと、姉貴の怒りが収まらないぞ。
104話に続きます。
- Re: 戦士たちの新しい日々 ( No.264 )
- 日時: 2021/09/07 23:12
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: 3rsK9oI3)
第104話「恋人からの安心な声」
【ブリックズ要塞 医務室】
しのぶ「駄目ですよアイクさん、無理に動いたら傷口が開きます!」
アイク「休んでる訳には行かないんだ。フォクシー一味め、只じゃ済まないぞ💢💢💢」
悟空「久々に会えたけんどよ、ありゃあ怒りが頂点になんのも時間との勝負だな…」
カワキ「………」
なんとかして、アイクの理性を取り戻すとしたら。
そうだ、ゼルダ姫の声をあいつに聞かせよう。
もしも万が一の時は、彼女の声が吹き込んであるカセットテープを使用する。
このアイデアは、リゼからだけどな。
かちゃっ
『アイクさん!』
アイク「ゼルダ!」
ゼルダ『よかった。皆さん心配していましたのよ!』
アイク「済まない。ゼルダのガードを引き受けたけど、間に合わなかったな…」
ゼルダ『もうっ。心配し過ぎですわ、私を好いていらっしゃるならちゃんと養生して下さい!』
アイク「は、ハイ……」
ゼルダ『私も頑張って養生しますから、アイクさんも早く完治しましょうね♪』
アイク「ああ、そうだな…」
流石ウィンリィ、いい発明品を作ったな。
やっぱアイクの怒りを無くすには、このカセットテープを使うしかない。
もし仮にロックも同じような立場なら、エアリスに頼んでこの機械に声を吹き込んで貰おうかな。
大切な人からの声なら、効果はありそうだ…。
105話に続きます。
- Re: 戦士たちの新しい日々 ( No.265 )
- 日時: 2021/09/08 07:51
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: 3rsK9oI3)
第105話「コハルの逃走」
【ユライシャ号 透の部屋】
透「すーすー……」
夾「全く。何て無防備に寝てんだよ(汗)」
彼女と出会うまで、俺は色んな人に会うのを拒んで来た。
達成出来なかった夢、未来の為に動く仲間も沢山いる。
しかしそれを乗り越え、俺と透は皆より先にゴールインしているんだ。
こんなに長い付き合いになるなんて、知らなかったなぁ。
がちゃっ
「夾……」
夾「言わなくても分かる。一護のそのオーラは、ついに決心したんだな?」
一護「ああ。随分時間が掛かったけど、これが最後のチャンスだと俺は思う!」
夾「いいか。あんたが決めた事なら最後まで貫くんだ、これはコハルの為でもあるんだろ?」
一護「ああ。もう迷わないさ……、コハルに俺の気持ちを伝えて来るよ!」
夾「一護!」
一護「んっ?」
夾「頑張れよ、いい報告を待っているからな!」
一護「ああ、また来るよ夾!」
檜佐木さんより先に、俺が決意するようになるなんてな。
夾は夾なりに、俺の背中を押してくれたんだ。
初めて乗ってみたけど、こんなに広いとは知らなかったな。
もうすぐコハルのいる部屋だ、もし駄目だと知ったら夾はどんな顔をするんだろうな…。
がちゃっ
一護「コハル……」
コハル「い、一護さん……。!?い、嫌ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ〜………」
一護「くっ! 待てコハル、話を聞いてくれ!」
恥ずかしい、ビックリして逃げちゃうなんて。
こんな速さじゃ、すぐに追いつかれる。
そうだ、拠点地から逃げよう。
まずは心の準備と、一護さんに私の想いをぶつけなきゃ行けないんだ!
106話に続きます。
- Re: 戦士たちの新しい日々 ( No.266 )
- 日時: 2021/09/08 08:24
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: 3rsK9oI3)
さて、結婚式イベントを次の話から実施します。
順番としては、このような感じでやる予定です。
①ティとりんご
②シェゾとアルル
③アイクとゼルダ
④一護とコハル
⑤修兵ととわ
名前がない人たちは、ケフカ戦後に描く予定です。
済みませんが、もう少しだけお付き合い下さい。
それでは。
- Re: 戦士たちの新しい日々 ( No.267 )
- 日時: 2021/09/08 10:03
- 名前: ネル (ID: Rdn6eSoY)
ネルです(・ω・)ノシ
ネル「結婚式いいね〜!つか、うるティとページワンキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」
ドロッチェ「お前、何気に好きだもんな。特に姉弟の絡み」
ネル「今アニメ&コミックス読んでるからねー、ヤマトかっこええ( ˘ω˘ )スヤァ」
ドロッチェ「…でも、今絶望しかねぇからな( ̄▽ ̄;)」
ネル「」
ドロッチェ「えー、つーわけで助けて(´;ω;`)何人か送ってくれないだろうか?」
助けてください(´;ω;`)以上です
- Re: 戦士たちの新しい日々 ( No.268 )
- 日時: 2021/09/08 12:41
- 名前: 月之海 (ID: CjEXmc.2)
お久しぶりです月之海です。
事はともあれアイクの怒りが頂点に達する前に怒りが収まってよかったですな。もしこのまま野放しにしてたら大事になってたでしょうね。
おぉ結婚式イベントですか、遂にアイゼルの2人がついに結婚と、本当におめでたい事です。
それでは
- Re: 戦士たちの新しい日々 ( No.269 )
- 日時: 2021/09/08 17:31
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: 3rsK9oI3)
ネルさん
ボロ「いいぞ。それならこちらから8人応募するが、構わないか?」
コード「台詞とかは、そちらで描くからもう少しだけ待ってて欲しい」
デルタ「こっちもこっちで血の気の多い連中はいるわ、特にティファは1番怖いわよ!」
居士「まずは、喧嘩っ早い4人と止める側の4人を応募するぞ!」
すぐにでも吊られる4人。
うるティ ティファ・ロックハート エレン・イェーガー ボロ
止める側
ページワン クラウド・ストライフ デルタ 息吹リンク
この8人でお願いします。
月之海さん
はい。思っていた順番じゃないかも知れませんが、やっと結婚式イベント編になります。
少しでもほのぼの出来たら、嬉しいです。
それでは。
- Re: 戦士たちの新しい日々 ( No.270 )
- 日時: 2021/09/08 20:00
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: 3rsK9oI3)
第106話「アイクとゼルダの結婚式 前編」
【ユライシャ号 ベランダ】
ばんっ
うるティ「ちっげぇだろ。何回も言わすんじゃねぇよ善逸、その写真盾は私らが見上げられる場所にしろよ、馬鹿餓鬼!!」
善逸「ひぃぃぃぃ……」
ページワン「(炭治郎を肩車しつつ)済まない炭治郎、姉貴はいつもあんな感じなんだ…」
炭治郎「あはは。賑やかなお姉さんで羨ましいよ…」
うるティ「ペーたんに炭治郎、後は任せて貰っていいかな?」
炭治郎「はい。お任せ下さい!」
ページワン「炭治郎がそう言うなら……、仕方ないな…」
まさか、俺たち姉弟がこうして準備を任されるようになるとは。
カイドウの一味から離脱して暫くした後、俺たち姉弟を救ってくれたのが鬼殺隊だった。
姉貴が尊敬しているゼルダ姫は今、恋柱・甘露寺蜜璃とデルカダールの姫君が着付けなどを担当している。
【新婦の控室】
コンコンっ
「どうぞ。」
うるティ「あ……姉さん。今日は一段と綺麗でありんす♪」
ゼルダ「ふふっ、ありがとうございます!」
蜜璃「本当に素敵…。私にも姉さんみたいにそんな勇気があったら…」
うるティ「勇気……。ペーたんもいつかは……」
ゼルダ「いいえ。大丈夫です!」
うるティ「ゼルダの姉さん?」
ゼルダ「確かにページワンさんがあなたから離れるのは寂しいですが、今はその時ではないですわ!」
うるティ「ん〜っ!! さっすが姉さん、物分かりがいいでありんすよ!」
マルティナ「ふふっ。威勢のいい女性は頼もしいわ!」
うるティ「きゃ〜、それは褒めてるでありんすか?」
マルティナ「ええ、勿論よ!」
どんな女性に嬉しい言葉を掛けても、うるティちゃんは不思議な人。
そんな日が来るのはまだ先だけど、うるティちゃん自身を大切にする人が現れるかも知れない。
それまではきっと、一緒に過ごしていく気がする。
彼女とはもっと、仲良くなりたいな。
中編に続きます。
- Re: 戦士たちの新しい日々 ( No.271 )
- 日時: 2021/09/08 21:04
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: 3rsK9oI3)
第107話「アイクとゼルダの結婚式 中編」
【ユライシャ号 新郎の部屋】
ルフィ「アイク。普段とは違う衣装だから仕方ねぇけどよ、こんないい日に緊張してんじゃねぇよ…」
きり丸「仕方ないっすよ。アイク先輩だって緊張する時はしますから…」
サンジ「ルフィ、きり丸! そろそろお暇する時間だ。行くぞ!」
ルフィ「ああ!」
きり丸「はぁ〜い!」
まさか、戦いが始まる前に結婚式を挙げる事になるとはな。
ゼルダと初めて会ったのは、あの大会のボスの部屋だ。
突然俺たちは意味もなく呼び出され、急に世界を平和にする為に戦えと言う。
最初は何かの冗談だろ、そう思っていた時もあったな…。
もみもみっ
仙蔵「アイクよ。少しは肩の力を抜くといい…」
アイク「……。仙蔵……」
仙蔵「何だ?」
アイク「俺は……、ゼルダを守り通せるだろうか…?」
「それを信じる為に、俺たちは此処まで来たんだろ?」
アイク「レイン…、ラスウェル…」
ラスウェル「アイク殿。あなたは彼女と出会った事であなた自身の生活も変わって来ています!」
仙蔵「だが忘れるな。私たちはいつでもお前たち2人の味方だ!」
バッツ「ラスウェル、仙蔵! ガウの奴がキッチンで暴れ出したんだよ!」
ラスウェル「よし、すぐに向かおう!」
仙蔵「ああ!」
こんなおめでたい日に、小さなトラブル発生だな。
何でもガウは、ウェディングケーキを食べたそうにしている。
それにいち早く気づいたティはスリプルを使って眠らせ、リュウはガウを元の部屋に連れて行く。
凄いな、皆は皆でやるべき事を察しているようだな…。
後編に続きます。
- Re: 戦士たちの新しい日々 ( No.272 )
- 日時: 2021/09/09 08:04
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: 3rsK9oI3)
第108話「アイクとゼルダの結婚式 後編」
【ユライシャ号 式場】
マイロ「それでは皆さん。お待たせしました、新郎新婦の入場です!」
ついに、2人の姿が見られるんだな。
マイロさんの掛け声と共に、入口からアイクさんたちが入場する。
使用曲はリドさんの提供で、クロノトリガーのED曲を使わせて貰ったんだ。
この曲そのものには、2人の出会いや様々な想いが込められているんだよな…。
クリフト「本日此処に、新たな夫婦を歓迎致します! 新郎アイクさん、あなたは此方にいるゼルダさんを健やかやる時も やめるときも、何かが2人を待ち受けようとも……共に乗り越えながら、愛する事を誓いますか?」
アイク「……。誓うさ!」
アリーナ「新婦ゼルダさん。色んな事がこれからも起きるかも知れないけど、それでもあなたはこちらのアイクさんを愛し続ける事を……誓いますか?」
ゼルダ「はい。誓いますわ!」
クリフト「それでは、指輪の交換をして下さい!」
だから前の夜、ページワンやハドラーと一緒に指輪を探していたんだな。
ゼルダ姫のサイズをしっかり調べながら、ちゃんと薬指に嵌めている。
勿論ゼルダ姫も、彼のサイズを間近で見ていたからなぁ。
この2人……、かなりの最強コンビだぞ。
バタンっ
クラウド「ティナ!!」
ゴウ「俺が行きます。サトシにそう伝えて下さい!!」
クラウド「分かった!」
ゴウ「ラスウェルさん。バッツさんに何か聞かれたら、上手くやり遂げて下さい!」
ラスウェル「ああ、任せろ!!」
アイク「ティナ……。急にどうしたんだ?」
レイン「今はゴウに任せて置けばいい。さあ、誓いのアレを♪」
アイク「ば、馬鹿野郎! アンタらがいる前で恥ずかしくて出来るか!!(真っ赤)」
その後に、ブーケトスが待ち構えている。
くそっ、広過ぎて何処を探せばいいか分からないじゃないか!
そう言いながら探していると、静かに泣き出す本人を見付けたんだ。
もしかして、嫉妬だろうか…。
急に飛び出した意味を聞こうとしたら、彼女から抱き着いてきたのは想定外だった。
109話に続きます。
- Re: 戦士たちの新しい日々 ( No.273 )
- 日時: 2021/09/09 19:17
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: 3rsK9oI3)
第109話「バッツの本音」
【ユライシャ号 甲板】
ティナ「………」
今まで一緒にいられたけど、わたしはやっぱり無理がある。
これ以上一緒にいたら、皆に迷惑が掛かるから。
それなら、それなら一緒にいない方がいい。
誰も見てないかな、今なら離れられるチャンス!
がしっ
「何処に行くつもりだ?」
ティナ「えっ!? ば、バッツ!?」
どうして、バレてしまったの。
やっと意を決意したのに、わたしの動きを見破るなんて。
気が付くと私は、彼に抱き締められていた。
しかも、優しくではなく……少し強めに抱き締められている。
バッツ「やっと……、やっと再開出来たのに……いなくなるなよ……」
ティナ「バッツ………」
バッツ「お願い。これ以上1人にしないでくれ、君がいないと俺は強く慣れない…」
ティナ「………。どうして私にそこまでしてくれるの?」
バッツ「好きだからだよ。俺はティナ、君が好きなんだ!」
ゴウ「そうそう。誰もティナさんを拒んだりしないっしょ!」
赤城「はい。あなたがいなければ、世界崩壊阻止は出来ませんからね」
ティナ「皆………」
レイン「いたいた。ブーケトスやるってラスウェルが言ってるぞ〜!」
ティナ「戻らなきゃ!」
ゴウ「ああ。皆が待ってる!!」
一時は本当に、離れてしまうのかと思っていたけど。
やっと、彼の本音を近くで聞く事が出来た。
これからバッツさんにも、幸せになって欲しいからなぁ。
式場に戻ると、ゼルダ姫のブーケは無事ティナさんの手に渡った。
次に結婚する組が今、此処に誕生したって訳だな!
110話に続きます。
- Re: 戦士たちの新しい日々 ( No.274 )
- 日時: 2021/09/09 21:07
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: 3rsK9oI3)
第110話「予想外なハプニング発生」
【ユライシャ号 パーティ会場】
コハル「ほっ! 今よ、カミュさん!」
カミュ「それっ。シュート!」
全員『おーーー!!!』
これっ、かつてシルビアがやったあの一発芸だな!
この日の為にカミュとコハルは、結構猛特訓していたみたいだな。
それを見守るセリスと一護も、笑顔になっている。
このイベントは、大成功だな。
だけど、アレが先程から来ている。
カサカサカサカサ……
アイク「………!!!」
とわ「…………」
ゼルダ 檜佐木「アイク(とわ)さん?」
アイク「済まない…。どうしてもアレは苦手なんだ…」
とわ「助けて、修兵さん!」
ゼルダ「………。やりましょう、檜佐木さん!」
修兵「そうだな…」
うるティ「可愛い❤️まさか、2人には苦手な物があったでありんすな〜♪」
ページワン「つべこべ言わずに退治しろよ、姉貴!」
うるティ「よう、ゴ〇〇リさんよ! そんな速さであちきに勝てると思ってんのか! あぁっ??」
サトシ「このままじゃ、埒が開かない……」
コハルは気づいていないし、また増加したら危ないぞ。
すると、何処からかアレを駆除する音が聞こえたんだ。
異変に早く気づいたのは、レインさん。
その側にはしっかり抱き付いてるフィーナさんがいる、つまり逆の立場だな。
111話に続きます。
- Re: 戦士たちの新しい日々 ( No.275 )
- 日時: 2021/09/09 21:41
- 名前: 月之海 (ID: CjEXmc.2)
月之海です。
アイゼルの2人御結婚おめでとうございます!
この2人なら最強の夫婦になりそうですね。
次はバツティナの2人が結婚ですか〜、縁起のいいことばかりですな。
- Re: 戦士たちの新しい日々 ( No.276 )
- 日時: 2021/09/09 21:53
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: 3rsK9oI3)
はい。
バッツたちも互いに鈍感です。
しかもアイク、まだゼルダちゃんにしがみついてますよw
- Re: 戦士たちの新しい日々 ( No.277 )
- 日時: 2021/09/10 07:37
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: 3rsK9oI3)
第111話「次のイベント準備 前編」
【コーリンゲンの村 ロックとエアリスの家】
ロック「えっ? イベント続行ですか!?」
ビルス「そう。加賀もかなり高評価してくれてね、次の主役イベントが決まったんだ!」
エアリス「リンクたちかなぁ、もしかすると…?」
ウイス「いいえ。一護さんとコハルさんです!」
瑞鶴「そこであなた達にオープニングセレモニーとして、あのバンドをお願いしたいの!」
加賀「はい。楽器ならあなたたちの中に経験者がいると聞きましたから」
確かに、残る2人は経験者揃いだな。
このまま戦いを忘れて、イベントを楽しんだ方がいいな。
楽しい計画は、引き続き継続となった。
その伝令を聞いた他のみんなは、どうなったかなぁ。
【草摩本家】
槏人「柴呉。戦いは暫く中止になったみたい…」
柴呉「サスケさんから聞きましたよ。加賀さんが自ら、こちらにそう依頼したそうですからね…」
槏人「透も喜んでいたよ。今、新メニューとバッツと一緒に考えているって」
柴呉「楽しみですね…、透くんの新しい料理…」
槏人「うん…。会うのも、久しぶりだから…」
とは言ったものの、そのバッツさんは悩んでいる。
息吹リンが好きな南瓜をモチーフにした、野菜炒めにすると駄目だとか。
それを見破った透さんは、ある提案を出す。
俺たちみんなが好きな物を、トッピングすると彼女は言い出したんだ。
これなら、いい料理が出来るぞ〜。
112話に続きます。
- Re: 戦士たちの新しい日々 ( No.278 )
- 日時: 2021/09/10 08:41
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: 3rsK9oI3)
第112話「初めての農作業と料理」
【モブリズの村 ゼルダの部屋】
がちゃっ
子供たち『ゼルダママ〜、カタリーナが呼んでたよ〜』
ゼルダ「は〜い。今行きますわ!」
子供たち『うん!!』
可愛い子たちですわ、本当に。
あのイベントは大成功し、次のイベントはコハルさんたちに順番が行きました。
今アイクさんは力仕事をしながらも、休憩をとっています。
私たちに住んで欲しいと言われたのは、初めてでした。
ティナさんたちには新しい家が見つかったので、彼らはこちらには来ません。
じゃー……
ディーン「アイクさん。少し休憩しようか!」
アイク「そうだな!」
ディーン「今カタリーナたちがお茶の準備をしてるから、俺たちは静かに待っていよう!」
アイク「………。初めてアンタから農作業を任された時さ、最初の頃はよく分からなかったよ。だがディーン、アンタの説明は分かりやすくて助かっている!」
ディーン「そうか…。そう言ってくれると助かるよ!」
ユライシャ号で結婚式を開催した後、俺たちは晴れて夫婦になった。
誓いのキスはかなり恥ずかしかったけど、周りからの期待に応えるしかなかった。
ティナの第2故郷だったこの村は今、俺たちが引き継いでいる。
いずれ結婚を控えているなら、バッツの故郷で花嫁修行をした方がいいぞ。
がちゃっ
カタリーナ「ディーン、アイクさん! 一休みしましょうか!」
ディーン「ああ、そうしよう!」
アイク「お、美味そうだな!」
ゼルダ「ふふっ。少し慣れない事をしたから、疲れましたわ♪」
アイク「また無茶な事をアンタは…。そういうのはカタリーナに頼めって、俺がいつも言ってるだろゼルダ!!!」
ゼルダ「いひゃいいひゃい。ひゃって〜、ひゃって〜……(訳:痛い痛い。だって〜、だって〜…)」
アイク「………。ぎゅむ〜!!」
ゼルダ「あ、アイクひゃん! いひゃいひぇひゅ!(訳:アイクさん! 痛いです!)」
ディーン「あはは。アレは最強夫婦だな!」
カタリーナ「ええ。私たちも彼らを見習わないと行けないわね!」
ふっ、たまには良いかも知れないな。
ゼルダが料理に目覚めたのも、大きな一歩だからな。
最初は見習いコックだけど、これからゼルダには美味しい物を振るって欲しい。
毎日じゃなくていいさ、時には俺が作るのも悪くない気がするよ。
113話に続きます。
- Re: 戦士たちの新しい日々 ( No.279 )
- 日時: 2021/09/10 15:08
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: 3rsK9oI3)
第113話「初めての夜」
【モブリズの村 ゼルダの部屋】
きゅっ ことっ……
ゼルダ「……。皆さん、いい笑顔ですわ…」
まだ、夢見たいです。
こうして同じ場所で、一緒に過ごしている事が。
あの大会の最後、アイクさんは私に言いましたね。
この先何があっても、私を守り続けると…。
コンコンコンっ
「寝たか? ゼルダ!」
ゼルダ「いいえ、起きてますわ!」
アイク「アンタさえ良ければ、今から俺と少し風に当たらないか。眠れないだろ?」
ゼルダ「はい、今行きますわ!」
ますます、勇敢になりましたわね。
これまでの戦いを振り返ると、色んな事がありましたわ。
今は平和な日々を送れていますが、いつ崩壊するか分かりません。
ケフカとの戦いが伸びてしまった以上、油断は出来ませんわ…。
【村の外】
ザッザッザッザッザッ……
アイク「着いた。目を開けてくれ、ゼルダ」
ゼルダ「………!!こ、この光景は……」
アイク「見付けたんだ。ゼルダに見せようと思って、ここ数日俺が探していたんだ!」
ゼルダ「……。どうして、そこまでしたんですか?」
アイク「アンタを喜ばせたかったんだ。ゼルダは今でも、俺の為に無理に笑っているからな…」
ゼルダ「アイクさん……」
ぎゅっ……
アイク「愛してる。俺は相変わらず無愛想かも知れないが、これからはゼルダを守り通したい!!」
ゼルダ「………ッ!!アイクさん……」
アイク「大丈夫。何があっても俺はゼルダの側を離れないさ!」
ゼルダ「アイクさん……、私……」
こんなの、初めてかも知れません。
いつもなら私が慰めなきゃ行けないけど、逆の立場でも悪くないかも知れません。
それからアイクさんはずっと、私が泣き止むまで側に居て下さいました。
あなたの笑顔は、今も変わらず私の前のみですわね。
114話に続きます。
- Re: 戦士たちの新しい日々 ( No.280 )
- 日時: 2021/09/10 21:25
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: 3rsK9oI3)
第114話「コハルの不安」
【ユライシャ号 コハルの部屋】
コハル「………」
一護さん、ますます勇敢になって来てるけど。
でも私は、ゼルダさんみたいにお淑やかじゃないからなぁ。
だからって悩み続けていたら、キリがないよ!
こういう時は、外の空気を吸って来よう!
ゴチーン……
炭治郎「…………」
コハル「えっ!?た、炭治郎!!」
ナルト「何だ? こっちまで聞こえ「な、何でもありませーん!!!」そ、そうか(汗)」
勢い余って走っちゃったけど、とにかく今は炭治郎の傷を手当てしなきゃ。
小さい傷の時は薬草とかでも良かったけど、こんな貴重なアイテムを非戦闘時に使うのは良くないよ。
初期の回復魔法、ケアルを炭治郎の付いている額に向けて放つ。
そうだ、傷を治すんだからイメージしなきゃ!!
【炭治郎の部屋】
ピカーン……
炭治郎「うっ……?」
コハル「だ、大丈夫?」
炭治郎「コハルさん……。そうか、此処は俺の部屋だ!」
コハル「ごめんなさい。私の不注意で怪我させちゃって…」
炭治郎「……!?傷がない、もしかしてさっきのケアルは君が?」
コハル「うん…。私がちゃんと見てなかったから、炭治郎の額に怪我させちゃったし…」
炭治郎「大丈夫。俺の頭、頑丈だから!」
コハル「頑丈でも良くないよ。傷が残ったら猪之助に怒られるの私なんだから〜!」
炭治郎「いや。猪之助はそこまでムキになる奴じゃないから…(汗)」
初めての回復魔法なのに、何故かスッキリしたなぁ。
どちらかと言えば、不注意なのは俺の方だけど。
それに明日は、コハルさんたちの大切な日でもあるからな。
結婚式を控えてる君に、そこまで無理をさせる訳には行かないよ。
115話に続きます。
- Re: 戦士たちの新しい日々 ( No.281 )
- 日時: 2021/09/10 21:55
- 名前: 天竜 (ID: ZQ/BM/dz)
天竜です
コハルちゃんが無理しないといいですね
コハルちゃんと一護の結婚式楽しみにしてます
- Re: 戦士たちの新しい日々 ( No.282 )
- 日時: 2021/09/10 22:01
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: 3rsK9oI3)
はい。
コハルちゃん、ドジっ子なので逆に心配です。
- Re: 戦士たちの新しい日々 ( No.283 )
- 日時: 2021/09/10 22:23
- 名前: ネル (ID: Rdn6eSoY)
ネルです(・ω・)ノシ
ネル「良かった〜アイクとゼルダおめでとう〜(*´∀`*)」
ドロッチェ「コハル…大丈夫か…?炭治郎も」
ルイージ「あ、伊之助の字違ってるので直したらどうですか?」
ドクター「まあ、間違えやすいからなぁ…多分」
ネル「やめて!女剣士さんのハートを傷つけないで上げて!?www」
ドロッチェ「漫才かwww」
以上です
- Re: 戦士たちの新しい日々 ( No.284 )
- 日時: 2021/09/10 22:45
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: 3rsK9oI3)
どもです。
デルタ「仕方ないわよ。伊之助って検索したら猪から始まる方になっちゃうんだから!」
ボロ「ま、次はコハルたちの結婚式だから内容を真剣に考えている所だ!」
コード「今回の話、漫才っぽかったでしょ?」
次の話は、更にキャラ崩壊ありかも。
あ、そちらのマリオたち返却しますか?
それでは。
- Re: 戦士たちの新しい日々 ( No.285 )
- 日時: 2021/09/11 00:18
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: 3rsK9oI3)
第115話「突然の別れと阻止」
【忘らるる都】
フィーナ「………。私、これ以上レインの側にいられないよ…」
今頃、仲間の誰かが気づいている筈。
余計不安になって、私は此処に来てしまった。
レインをもっと見ていたかったけど、もう無理なのかな…。
もう1人の私なら、こんな惨めな想いをしない筈。
【ユライシャ号 客室内】
サスケ「レイン。フィーナがいなくなったぞ!」
レイン「何だって。それで彼女は何処に行ったんだ?」
シカダイ「恐らく古代種の都でしょう。明日は大事な日ですから、今の内に見つけ出さなければなりませんね!」
レイン「その側には、ダイの墓前がある筈だ…」
シカダイ「後の準備は俺たちがやります。レインさんは急いでフィーナさんを!」
レイン「ああ、済まない!」
急用だと察したのか、ナチュレに転送して貰った。
その転送場所は、古代種の都。
本来この場所は専門の楽器が無ければ、ここまで来れない場所なんだ。
この都の何処かに、フィーナがいる筈だな。
【忘らるる都 正門】
レイン「……。近いな、フィーナの気配を感じる…」
更に奥へ進むと、泣き声が聞こえて来たんだ。
この声の正体を、俺は間違えたりしない。
その声を頼りに進むと、金髪の少女が大いに泣いていたんだ。
此処にいたんだな、随分探したんだぞ。
ピカーン……
魔人フィーナ『やっぱり、来てくれると信じていたわ!』
レイン「俺は……、光のフィーナが好きだ!」
魔人フィーナ『分かっているわ。もう1人の私を守れるのは、あなたしかいないもの!』
レイン「やっと、己自身と向き合う事が出来た! 光のフィーナがいたから、俺は此処まで来れた!」
魔人フィーナ『そう…。あなたの想いはそこまで固いのね、ならレイン。私の分まで彼女を幸せにしてね!』
レイン「……。ああ、約束するよ!」
魔人フィーナ『ふふっ。それでこそ私の認めた人よ、光の私を宜しくね!』
そんなの、言われるまでもないさ。
意を決意出来たのも、目の前で泣いているフィーナがいたからさ。
だからこそ、俺はもう迷わない!
今は説教じゃなくて、フィーナを落ち着かせることに専念したい。
116話に続きます。
- Re: 戦士たちの新しい日々 ( No.286 )
- 日時: 2021/09/11 06:48
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: 3rsK9oI3)
第116話「再び乱入、2人の式を邪魔するナンパ男たち」
【ユライシャ号 結婚式場】
瑞鶴「そろそろ始まるわ。皆さん、再リハーサルを開始します!」
マリベル「はい!」
そう言うと同時に、あたしのタップから開始した。
それに続くように、ビアンカのギター アイクのフィドル ファルコのフルートが続いていく。
変わった4人での演奏だけど、瑞鶴さんの表情を見ると笑顔になっているわ。
途中で演奏は止まらないまま、その後もリハーサルは続いていく。
加賀「マリベルさんのタップ、かなり上達して来ましたね!」
城之内「はい。アイクたちもそれに負けないかのように、頑張っています!」
「へへっ、邪魔するよ〜!!」
瑞鶴「この声は…。加賀さん、後をお願いします!」
加賀「分かったわ。大丈夫よマリベルさんたち、練習に集中しなさい!」
この日に合わせて、大鳳には有休をお願いしました。
まさか、あの時の仕返しをするつもりですか!
しかし彼らの狙いが、予想外の人物だった。
コハルさんではないと言うことは、まさか!!
赤城「あなた達。狙いはエアリスさんですね?」
男1「そう。あの時はまんまとやられたが、このまま諦めるわけには行かないんだよ!」
瑞鶴「舐められたもんだわ。だからって彼女をあなた達に渡すわけには行かない!」
男2「いいのかな〜? そんな事言ってると背中柄空きですよ〜?」
ティナ「きゃあっ!!」
赤城「ティナさん!!」
男1「幻獣のハーフ、まだいたんだ! これはアルス様に献上すれば、俺たちは大儲けだ♪」
瑞鶴「しまった。まさか敵軍のハンターだったなんて!!」
ティナ「た、助けてっ!!」
男たち「さあ帰りましょうか、お姫様「その手を離しなさい!」くそっ、誰だ!?」
シュタッ
シルビア「ふふんっ。バッツちゃんの恋人を強引に連れ去る悪い子たちは、お仕置きよ!!」
セリス「お仕置きよ!! 早く手を離さないと、氷漬けにするわよ!!」
赤城「セリスさん、シルビアさん!!」
男たち「ひえぇぇぇぇ、お助け!!」
シルビア「ふっ。我ら、勝ち取ったり!」
ティナ「うっ………」
バタンっ
赤城「……。かなり消耗しています、どうしましょうか?」
シルビア「特に大丈夫。本番までは時間があるわ!」
瑞鶴「それまでの時間帯が、我々の猶予って事になるわね…」
シルビア「2人共。今起きた事はアタシからバッツちゃんに知らせて置くわ、それまであなたたちで彼女を見ててくれるかしら?」
瑞鶴「分かったわ。後はお願いします!」
赤城「さあティナさん、お部屋に戻りましょう!!」
ティナ「………」
ラスウェル「………。レインがいなくて良かった……」
もしレインに見られたりしたら、冷静所ではないぞ。
しかし、何人かは準備に取り組んでいるから気付いていない筈だ。
今後あのような男たちが現れないとも限らないから、常に用心した方がいいぞ。
肝心の結婚式本番は、夕方の17時からだからな……。
117話に続きます。
- Re: 戦士たちの新しい日々 ( No.287 )
- 日時: 2021/09/11 09:37
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: 3rsK9oI3)
女剣士です。
今回の最終章は、少しだけ戦いありほのぼのありのシリーズになってしまいました。
バッツとティナの結婚式は、次章になります。
先に、次回作の主人公を発表しますね。
次回作の主人公は、FF7よりエアリスです。
ラブライブもサンシャインのみ出そうと考えています。
※代わりに、ごちうさは出さない傾向で行くのでご了承下さい。
ラブライブサンシャインのメンバーですが、基本的に出番を増やすのはこの3人です。
・国木田花丸
・黒澤ダイヤ
・津島善子
この3キャラをメインに出しますので、宜しくお願いします。
以上、作者からの重大なお知らせでした。
- Re: 戦士たちの新しい日々 ( No.288 )
- 日時: 2021/09/11 20:52
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: 3rsK9oI3)
第117話「マリオとポップ」
【ユライシャ号 客室】
カランっ カランっ
マリオ「………」
ポップ「ダイ。今もあの場所で眠ってるみたいだな…」
マリオ「うん。彼の勇気がなかったら、僕は前に進めなかったと思う…」
ポップ「マリオ……」
戦いは一時期無しになっても、騒ぎは続く。
現に拠点地を敵軍に見つかった以上、更に強化しないと行けない。
透さんが不在だからこそ、決意するのは僕の役目だ。
僕がもっと、もっとしっかりしなきゃ!
コンコンコンっ
イーゴ「マリオさん。ハドラーが話をしたいって…」
マリオ「分かった、今行くよ!」
ポップ「あいつからの呼び出しなんて、珍しいな…」
マリオ「きっと彼は察しているよ。僕が前に進んでいないって事に…」
今のハドラーは、俺たち秩序軍最強の魔導士だ。
魔王バーンと対峙する前に、まずは司令官本人を倒さなきゃならねぇ。
前皇帝ウラドって野郎も、かなりの強敵だったらしいじゃねぇかよ。
だったらよマリオ、アンタの気持ちのままに動けばいいんじゃねぇか。
118話に続きます。
- Re: 戦士たちの新しい日々 ( No.289 )
- 日時: 2021/09/12 07:42
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: 3rsK9oI3)
第118話「亜空の使者大会、開幕会議」
【ユライシャ号 会議室】
ピラッ
メーア「アシュカ王。この大会って?」
アシュカ「ああ。パルテナ殿とも話し合った結果、皆に力比べ大会を行いたいと思ってな!」
ラスウェル「!?最初のスタジアムは炭治郎とアイク クラウド ゼルダ姫がいるぞ!」
メーア「今回アイクはマリオポジションだから、ピーチポジションにゼルダ姫が来るわね…」
要するに炭治郎はカービィという事は、俺はゼルダ姫になり切るのか…。
既に遊戯から聞いた話だと、ティファは上手く復活したらしい。
彼女もトワリンクポジションとして、参加する事になったからな。
レインは天界からの出番、ラスウェルはルイージ役として初参戦だな。
ルイージ「ラスウェルさん。僕が本格的に活躍するのは、みんながフィギュアになった後です!」
ラスウェル「初登場は何もない荒野らしいが、結局フィギュアになるのか…」
マリオ(ネル次元)「荒廃された動物園のスタートは、リンクだな! テレシアはレッドになって、リザードンを呼び出して戦うからなぁ」
レイン「肝心のフィーナは、アイクが駆けつけるこのシナリオか…」
リンク「はい。その前にスコールさんが控えていますからね、対立する人はメタナイトの様です…」
みんな、出番がバラバラのようだな。
ドンキーたちの所は恐らく、ビアンカとルイージが控えている。
助けに来るフォックスは変わらず、ファルコ登場時はロックに決まったな。
アイスクライマーは何と、子リンクとクロノに決まった。
ルカリオは変わらず、そのまま抜擢となったという訳か…。
ゲルダ「後は……。オリマーとファルコンのシーンについて、決めようと思う!」
ルイージ(ネル次元)「……。ロックさんにしたかったけど、その前のシナリオに入れちゃったからなぁ…」
ゼルダ「飛空艇のブルーファルコンからアリーナさんが来て現れる、というのはどうですか?」
ポップ「いや。そこは逆にしよう、ファルコンの駆けつける場面はやっぱよ……」
メーア「ええっ!!」
2人の視線の先は、嘘だろ!!
ティが飛び出して来て、ファイガを謝って使うとか責任重大のシーンだぞ。
逆にバッツなら固まるし、ポップは後ずさりしそうだからなぁ…。
これである程度は決まったが、サムスの場面をどうするかだな……。
119話に続きます。
- Re: 戦士たちの新しい日々 ( No.290 )
- 日時: 2021/09/12 08:56
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: 3rsK9oI3)
第119話「ハドラーの誓い、仲間たちの祝福」
【ユライシャ号 マリオの部屋】
ハドラー「この大魔道士ハドラー、今後も皆と共に戦う事を誓います!!」
マリオ「かつて君はバーンに忠誠を誓っていたけど、何故僕たちを選んだの?」
ハドラー「はい。コレはあくまで私の推理ですが、貴方率いるスマッシュブラザーズは中々強いと言う噂が来ているんです!」
マリオ「僕たちが…?」
ハドラー「はい。皆さんと生活していく度、かつて敵側だった事を恥ずかしく思うようになったのです…」
「そう。この僕もハドラーくんと同意見さ!」
マリオ「キルバーン…」
そうだよね、今じゃヒュンケルやクロコダインも僕たちの味方になっている。
ミストバーンや大魔王バーン、ザボエラを止めるとしたら彼らの力がいるんだ。
この3人は今、カオス軍の最高幹部。
その彼らの主人が少年アルスである事に変わらないから、1人ずつ倒す必要があるね。
ヘスの子「お取り込み中失礼します。結婚式の準備が整いましたとの伝令です!」
マリオ「分かった。すぐに行くよ!」
ヘスの子「はい!」
キルバーン「さあ行こうかマリオくん。若い2人を僕たち皆で祝福しようか!」
マリオ「うん、そうだね!」
結婚式の会場に到着すると、一護さんとコハルさんのバージンロードが始まっていた。
拍手と歓声の中を進みながら、神官の元へ向かう。
その彼の前で2人は、愛し合う事を誓い合った。
カミュ「では、誓いのキスを…」
一護「……。コハル……」
コハル「大丈夫。私はいつでも、一護さんの側に居ますよ!」
一護「ああ、そんな君を俺は守り通す事を此処に宣言するよ!」
コハル「………。一護さん………」
2人は誓いの口付けを交わし、新たな夫婦が誕生した。
後に続くように僕たちも移動を開始し、コハルさんのブーケトスが始まった。
彼女のブーケトスが向かった先は、かなり離れた距離にいるロックさんの手中。
最初の本人はかなり呆然としているけど、ポップが動き出してボソッと説明する。
あはは、あの真っ赤は想像通りの反応だね! クールな冒険家さんにも、可愛い一面が合っていいよ。
最終話に続きます。
- Re: 戦士たちの新しい日々 ( No.291 )
- 日時: 2021/09/12 10:05
- 名前: 天竜 (ID: f3ScG69M)
天竜です
コハルちゃんと一護の結婚式が見れて良かったです。コハルちゃんにはしあになってもらいです。
- Re: 戦士たちの新しい日々 ( No.292 )
- 日時: 2021/09/12 13:16
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: 3rsK9oI3)
そうですね。
ですが、一護がリードしないとコハルは変わりません。
次で最終話です、今夜辺りに続編を描きます。
それでは。
- Re: 戦士たちの新しい日々 ( No.293 )
- 日時: 2021/09/12 16:59
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: 3rsK9oI3)
最終話「新しい冒険へ」
【ラピスの世界 グランシェルト城 牢獄】
スッ……
ピーチ(ネル次元)「ううっ!!」
ティーダ「金輪際。リンクやアイクたちに近寄らない事を誓うか?」
ゼルダ(ネル次元)「はい。誓いますわ……」
ピサロ「嘘に偽りはないな。もしその誓いが嘘なら、我が国の王は本気でお前たち2人を滅するぞ?」
ネル次元のピーチ&ゼルダ「ほ、本当に反省しています!!」
ケフカの野郎との決着は延期になったけど、たまには平和も気持ちいいな。
これからも争いのない国にする為、俺とユウナはこの世界に引っ越して来た。
するとピサロから直々に、俺たちを王様と王妃に任命してくれたんだ。
クロノは訳あって、グランエスタードの王様を辞退したらしい。
【玉座の間】
加賀「殿下。今後のご予定ですが…」
ティーダ「ああ。近々あの大会の観戦客として俺とユウナを招待する事になったッス!」
ピサロ「何とっ!! かつて開催されていたあの大会ですか?」
ユウナ「はい。一国の王妃として、こんなに嬉しい事はありません!」
ガチャっ
シカダイ「失礼します。ティーダ様、アルドール城のレイン王からお手紙が届きました!」
ティーダ「大丈夫、持って来てくれ!」
シカダイ「はっ!!」
バタンっ
赤城「珍しいですね…」
ティーダ「ああ。あの時の結婚式以来だからな、レインからの手紙が来るのは!」
ユウナ「ティーダ。キミの判断は決まった?」
ティーダ「ああ。会いに行くよ、色んな場所にいる仲間たちの元に!」
加賀「そう仰るかと思い、2人の旅衣装は準備万端です!」
ピサロ「王たちが不在の間、私が兵士たちの指揮をとります!」
ティーダ「かなりの長い旅になりそうだ。何かあったら連絡してくれ!」
ピサロ「はっ、承知致しました!」
赤城「あの、出発する前に2人の処罰はどう致しますか?」
ティーダ「別世界のピーチとゼルダ、王である俺に免じ…アンタら2人を近衛隊長に任命するッス!」
2人「えっ……!?」
ユウナ「そして。この称号に名を恥じぬ立派な騎士になって下さい!!」
ピーチ(ネル次元)「てぃ、ティーダ殿下…。ユウナ王妃様…!!」
ゼルダ(ネル次元)「はい。そのお言葉、しっかり覚えて置きますわ!」
ティーダ「よしっ。赤城、俺たち2人用のチョコボの手配を大至急頼むッス!」
赤城「はいっ、お任せ下さい殿下!!」
誰にだって、2度目のチャンスは必要だろ。
今まで彼女たちのして来た行為は、正直に言うと許せないけどさ。
俺は厳しい王じゃなく、強い王様になる事を目標にするッス。
それが俺の新しい物語の、1歩でもあるからさ。
俺たち2人の新しい旅立ちは、此処から始まるからワクワクするッス!
エピローグに続きます。
- Re: 戦士たちの新しい日々 ( No.294 )
- 日時: 2021/09/12 20:42
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: 3rsK9oI3)
エピローグ「互いの幸せ」
【ラピスの世界 始まりの場所】
フィーナ「………」
また、新しい戦いが始まろうとしている。
今度の戦いは、今回以上に厳しいかも知れない。
でも、私はコハルやティナみたいにはっきり伝える事は出来ない。
それでも、それでも私は変わりたいから。
フィーナ「な〜んて、私には無理な気がするなぁ…。コハルやティナたちみたいに、私にそんな勇気なんて持てないよ…」
「そんな事ないよ。」
フィーナ「えっ…? レイン!?」
レイン「ハドラーから聞いたんだ。フィーナは此処にいるって…」
フィーナ「………」
ずっと、レインと一緒にいたい。
いつか終わりの時が来たらきっと、別れが来るかも知れない…。
そう考えたら、涙が零れて来ちゃった…。
駄目だなぁ私、好きな人の前で涙流すなんて恥ずかしいよ…。
ぎゅっ………
レイン「泣いてもいい……」
フィーナ「レイン?」
レイン「フィーナは俺よりずっと勇敢だよ。君はもう…、あの頃の君じゃない…」
フィーナ「レイン……。王のお仕事は、いいの?」
レイン「ああ。たまにはゆっくりしろってサイさんが!」
フィーナ「ふふっ。初めてだね、2人旅って!」
レイン「そうだな。此処からまた、俺たちの新しい旅が始まるんだ!」
フィーナ「うん。たまには会いに行こうよ、皆の所に!」
レイン「ああ、そうだな!」
珍しい組み合わせかな、いつもならラスウェルもいるけど。
レインと2人きりの旅は、初めてかも知れない。
あの結婚式の時、次に幸せになるのはロックさんとエアリスさん。
私はそんな彼らをこれからも、レインと一緒に見守っています。
エピローグ 完。
長かったお話も、ついに完結です。
此処まで応援してくれた皆さん、ありがとうございました!
また次回作で、お会いしましょう!!