二次創作小説(新・総合)

Re: 戦士たちの新しい日々 ( No.270 )
日時: 2021/09/08 20:00
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: 3rsK9oI3)

第106話「アイクとゼルダの結婚式 前編」

【ユライシャ号 ベランダ】

ばんっ

うるティ「ちっげぇだろ。何回も言わすんじゃねぇよ善逸、その写真盾は私らが見上げられる場所にしろよ、馬鹿餓鬼!!」
善逸「ひぃぃぃぃ……」
ページワン「(炭治郎を肩車しつつ)済まない炭治郎、姉貴はいつもあんな感じなんだ…」
炭治郎「あはは。賑やかなお姉さんで羨ましいよ…」
うるティ「ペーたんに炭治郎、後は任せて貰っていいかな?」
炭治郎「はい。お任せ下さい!」
ページワン「炭治郎がそう言うなら……、仕方ないな…」

まさか、俺たち姉弟がこうして準備を任されるようになるとは。
カイドウの一味から離脱して暫くした後、俺たち姉弟を救ってくれたのが鬼殺隊だった。
姉貴が尊敬しているゼルダ姫は今、恋柱・甘露寺蜜璃とデルカダールの姫君が着付けなどを担当している。

【新婦の控室】

コンコンっ

「どうぞ。」
うるティ「あ……姉さん。今日は一段と綺麗でありんす♪」
ゼルダ「ふふっ、ありがとうございます!」
蜜璃「本当に素敵…。私にも姉さんみたいにそんな勇気があったら…」
うるティ「勇気……。ペーたんもいつかは……」
ゼルダ「いいえ。大丈夫です!」
うるティ「ゼルダの姉さん?」
ゼルダ「確かにページワンさんがあなたから離れるのは寂しいですが、今はその時ではないですわ!」
うるティ「ん〜っ!! さっすが姉さん、物分かりがいいでありんすよ!」
マルティナ「ふふっ。威勢のいい女性は頼もしいわ!」
うるティ「きゃ〜、それは褒めてるでありんすか?」
マルティナ「ええ、勿論よ!」

どんな女性に嬉しい言葉を掛けても、うるティちゃんは不思議な人。
そんな日が来るのはまだ先だけど、うるティちゃん自身を大切にする人が現れるかも知れない。
それまではきっと、一緒に過ごしていく気がする。
彼女とはもっと、仲良くなりたいな。

中編に続きます。