二次創作小説(新・総合)

心無きゲーム ( No.107 )
日時: 2021/11/09 17:50
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: N0SZnmuB)

どうも。おろさんです。




・・・『デビルのカジノ』に到着した一同。そこに、支配人を務めていた『キングダイス』が現れて・・・!?



《インクウェル島3》


ヴェルナー伍長「なぁ作者・・・本当に大丈夫なのか?仮に今回の件にデビルが絡んでいるとすれば、より一層厄介な事になる。」


おろさん『言いたいことは分かるが・・・アイツらを信じろ。アイツらも、カップヘッド達も、歴史に語られし『英雄』だ。色々予想外の事態は多かったが、簡単にやられないのはお前もわかってるだろ。』


ヴェルナー伍長「まぁ、それもそうだが・・・


・・・そういえばだ作者。・・・あの宇佐見蓮子とマエリベリー・ハーンと言う、『秘封倶楽部』の2人・・・アイツら本当に何なんだ?ある程度はお前が聞いた話で把握したが・・・それでも分からないことが多すぎるぞ。例の『ノート』と言い、そのノートから出てくる奇妙な『古代文字』といい・・」


おろさん『・・・悪い・・・俺もよくわからない・・・』


ヴェルナー伍長「流石にそうか・・・そういえば前にもそう言ったばかりだったな・・・こっちもスマン。」


おろさん『気にするな。・・・それより、少し手伝ってほしいことがある。




・・・『銭天堂』って所に電話して、伝言を伝えてほしいんだが・・・』









《デビルのカジノ》


メタナイト「『ゲーム』だと・・・?ふざけているのか。」


キングダイス「おっと、そんなに身構えないでもらいたい。私は『チャンス』を与えているだけさ。アウトローによって隔離されかけているこの世界を元に戻すための・・・ね?」


シェゾ「・・・怪しいな。アウトローの連中がそんな都合よくこの世界を返すとは思えないが。・・・いや、ちょっと待てよ・・・」

カップヘッド「それ以前にどういう事!?何でお前が『隔離』の事を知ってるんだ!!」


キングダイス「それを君たちに教える気はないね。あんまり話すと都合が悪くなる。」


フォックス「その言い方、やっぱり何か知っているのか。・・・強引に聞き出してでも話してもらおうか。」

ピカチュウ「他の奴等も行方もついでに聞き出してやるぜ。」



・・・キングダイスに不信感を抱く一同。話を聞き出そうとするが、キングダイスは素っ気無い態度で接し、こう言い出す。



キングダイス「やれやれ・・・随分と荒っぽい奴等だ。



・・・悪いが、ゲームをしないというのならば、それは無理な話だ。拒否権は無い。



・・・だって『あのお方』からは、君達を始末するように頼まれたからねぇっ!!!!!!」



・・・キングダイスは突然表情を変えると、彼の周りに禍々しい瘴気が放たれ、一同はその瘴気に呑み込まれてしまう。



マリオ「な、何だ!?」



キングダイス「さぁ・・・『賭け』を始めようじゃないか・・・



・・・勝てば君らにはものすごーくいいことがあるだろう!ただし負ければ・・・心無きもの『ハートレス』へとなり果てるのだ!

・・・この賭けに勝てば・・・私はまた・・・フハハハハハハハハハハ!!!」
































メリー「・・・っ・・・「メリー!!メリーっ!!!」ん・・・?(起き上がる」

蓮子「良かった!目が覚めた・・・」




《朽ち果てたバーエリア》



・・・目を覚ますと、デビルのカジノにある酒場バーのエリアへと飛ばされていた。


メリー「蓮子・・・?どうしたの・・・?ところでここは・・・「どうやら酒場のようだ。」あっ・・・」


・・・2人の他に、マリオとクラウドも飛ばされていたようだ。


マリオ「酒場と言っても、カジノ内にある施設のようだけどね。更に言えば、もう既に朽ち果てているみたいだけど・・・」


メリー「マリオとクラウドも・・・一体何が起こって・・・」


クラウド「どうやら、キングダイスとやらに強制的に飛ばされたようだ。おそらく『ゲーム』とやらにも強制参加させられたんだろう。」

マリオ「多分、他のみんなもそれぞれカジノ内の何処かに飛ばされたんだろう。」


メリー「そんな・・・」

蓮子「・・・そう言う事なんだけど・・・




・・・まずはこっちに向かってきてる奴等を倒さないと!!」




・・・蓮子が指をさした先には、ディスタス化されているマイクラモンスター『クリーパー』や、『シャドウ』や『ソルジャー』等のハートレスがどんどん現れた。



~新しく確認されたエネミー~

赤い目玉と紫の羽が付いたオリーブの実のハートレス
『命名:エンブレム《オリーブ》』

ウイスキーボトルがキャノン砲みたいになっている外見のハートレス
『命名:エンブレム《リカーショット》』。








クリーパー(ディスタス)「ジジジ・・・(爆発しようとしている。」





メリー「い、いきなり・・・!?」

マリオ「早くアイツら片付けるぞ!特にクリーパーは近づいて爆発してくるんだ!!」

















キングダイス『さて・・・『ゲーム』スタートだ・・・』









一旦区切ります。感想まだ。

心無きゲーム ( No.108 )
日時: 2021/11/09 19:03
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: N0SZnmuB)

続き。






その頃。


《荒れ果てたカードゲームエリア》


・・・かつてポーカーなどの賭けが行われていたエリア。


・・・ここに飛ばされたのは、カップヘッド、フォックス、GUMI、シェゾ、陽介の5人。



カップヘッド「ここは・・・カジノの中だ・・・確かキングダイスの配下の1人『チップス・ベティガン』が相手になってた場所だな・・・」

フォックス「配下?あいつ配下までいたのか・・・」

カップヘッド「うん、合計9組。」

GUMI「意外といるんだね・・・;」

陽介「・・・それで、あいつ『ゲーム』だとか言ってたよな?」

シェゾ「・・・となれば、やはり俺たちを始末するために何か仕掛ける気か・・・「ああ・・・君たち付いていないね・・・」・・・誰だ!?」


・・・何やら声が聞こえる。その方向を見てみるとそこには、カウボーイハットを被った、何枚ものカジノチップが積みあがっているキャラクター・・・『チップス・ベティガン』だった。何やらものすごく落ち込んでいるが・・・



カップヘッド「お前はベティガン!?何でここに・・・って、どうしたの?その落ち込み要は・・・」


ベティガン「ああ・・・久しぶりだなカップヘッド・・・デビルが没落してこのカジノが潰れてから、キングダイスの配下だった俺たちは足を洗って、新しい人生を送ってたんだ。



・・・けどな・・・ある日突然だ。キングダイスが現れて・・・『仕事に戻らせてやる』なんて言っててさ・・・そしたら、気づいたらここに飛ばされたんだ。

・・・それからずっとこの場に取り残されて・・・もう長い期間何も食べてないんだ。多分他のみんなもそうだ。」


陽介「それはかなり災難だな・・・」

フォックス「参ったな・・・食べ物があればあげたいところだったが・・・」


ベティガン「・・・それより君達、もたもたしている場合じゃないよ。



・・・キングダイス・・・いや、キングダイスだった何かによる『ゲーム』が始まる・・・負けたらみんな心を失う・・・君達も・・・話を断ろうとした俺達も・・・」



GUMI「えっ!?待って!それって・・・「ジジジジ・・・」ん?」



・・・そこに現れたのは、ディスタス化された『クリーパー』と、同じくせいどうポケモン『ドーミラー』、そしてハートレスの『シャドウ』や『ソルジャー』等だった。


新しく確認されたエネミーは、

ベティガンの様にカジノチップが(これは3段)積みあがっている見た目のハートレス『命名:エンブレム《ティアードチップ》』




クリーパー(ディスタス)「ジジジ・・・(爆発しようとする」

ドーミラー(ディスタス)「・・・・(『ジャイロボール』で突っ込んで来る」

ティアードチップ「(体を分裂させて攻撃してくる」



陽介「やっべ!敵じゃねぇか!!迎え撃つぞ!『ジライヤ』!!」

カップヘッド「ベティガン!下がってて!僕たちに任せろ!!」



ベティガン「で、でも・・・」



GUMI「良いからこっちに!!」


ベティガン「え!?ちょっと待っ・・・あっ、何か少しだけ体が軽く・・・」


・・・GUMIが『植物魔法』でベティガンを回復させながら、彼を避難させる。








・・・BUGの者たちはそれぞれ、飛ばされた場所で死闘を繰り広げる。






《デビルのカジノ》


キングダイス「フフフ・・・さて、どう転がるでしょうか・・・「案外スムーズに進んでいるようですね。」おや・・・」


・・・モニター越しでBUGの攻防を観ていたキングダイス。そこに、エビテンとコロモが現れる。



エビテン「意外ですねぇ・・・闇に吞まれたと聞いていたのですが・・・」


キングダイス「おやおや、誰かと思えば・・・で、『闇に吞まれた』とはどういうことですか?」


コロモ「こっちの話だ。お前は上から出された命令を全うしていろ。」

エビテン「口が悪いですよコロモ。」

コロモ「・・・・・スミマセン・・・」

エビテン「・・・しかし、なぜ貴方は自分の目的のために『あんなの』の命令を聞くのでしょうか。」


キングダイス「それは当然、私の名誉を取り戻すためですよ。あの2杯のカップの兄弟に負けてから、ボス・・・デビル様の信用も、地位も名誉も跡形も無くなってしまったのですから。


・・・それを見かねたのか、『あのお方』・・・あなたの言う『あんなの』の命令で、『BUGを始末する代わりに取り戻したいものを取り戻してやる』と言われましてねぇ・・・」


エビテン「チッ・・・余計なことを・・・間違っても殺さないでくださいよ?殺してしまえば、我々にとっても余計なことが起きるのでね・・・」


キングダイス「何故です?あんな奴等排除した方が一番いいでしょう。


・・・ところで貴方達、随分と『あのお方』の事を快く思っていないようですね・・・消されたりしないのかい。」


エビテン「まさか。才を無駄にするような行動を控えたいのはあいつらだって同じことです。だからさっき『間違っても殺すな』と言ったのですよ?


・・・それに、我々が忠誠を誓ったのはベノディア様であって、あんな身勝手過ぎる奴等では無い。」


キングダイス「やれやれ・・・そう言う事だったら、さっさと帰ってくれませんか。私はBUGの動きを観なければならない。」


エビテン「ケッ・・・『傲慢』な・・・まあいいでしょう。その方が我々にとって都合がいいので。・・・行きますよ。コロモ。」←去って行く

コロモ「・・・御意。」←同じく




キングダイス「・・・さて、今はどうなっているでしょうのか・・・」











エビテン「・・・ベノディア様、やはり今の彼は、『アレ』を作るのにうってつけですね。」


ベノディア『そうでしょ?・・・闇に呑まれてる・・・いや、なりかけだったけど・・・彼の『傲慢』の感情を利用すれば・・・』


エビテン「ええ・・・仮にBUGに負けたのだとしても、計画は進められる・・・



・・・『幻想郷』が完全にこちらの手に渡れば何の問題も無い・・・「ドガッシャア!!!」ヴェッ!?何事!!?」




・・・突然、大規模な爆発が起きる。



ベノディア『なーるほど・・・しくじったっぽいわね。『彼』。』







続く。感想OK。