二次創作小説(新・総合)
- 崩せ。理不尽なゲーム ( No.111 )
- 日時: 2021/11/11 17:30
- 名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: N0SZnmuB)
どうも。無性になんか食べたくなることが多い気がするおろさんです。
・・・前回、キングダイスによって強引に『ゲーム』に参加させられたBUG一行。一体どうなるのか・・・!?
約15分前・・・
《使われなくなった競馬場エリア》
・・・かつて、『骸骨競馬』が行われていた、カジノのエリアの一部の競馬場。
クリーパー(ディスタス)「ジジジ・・・(爆発しようとする」
ラージボディ(ハートレス)「・・・・(体当たりをしてくる」
・・・出現するエネミーと戦っているマグマン、直斗、アルル、カービィ。
直斗「っ・・・どんどん湧いてきますね・・・」
マグマン「でもこんなんじゃあ倒れないぞ!」
カービィ「よーし!吸い込みだーっ!!」
アルル「ボク達もどんどん行くよーっ!!」
カーバンクル「ぐー!!」
そして3分経つ。
マグマン「ふぅ・・・一通り片付いたか・・・「残念だけど、ここから出ることは出来ないと思うよ。」ん?どういうことだ!!」
・・・マグマン達の前に現れたのは、蝶ネクタイ等を付けた骸骨の馬。キングダイスの配下だった、骸骨競馬の実況者『フィアーラップ』だった。
フィアーラップ「・・・やぁ、久しぶりだね。」
マグマン「お前は確か・・・フィアーラップ!?何でまたここにいるんだ!?まさか何か企んで・・・」
フィアーラップ「待って待って何も企んで無い無い!!デビルが没落して、その後僕らはちゃんと足を洗って色々やり直していたんだ。
・・・でも、ある日キングダイスに無理やりここに連れてこられたんだ。『持ち場に戻ってもらおう』って言われて、気づいたら・・・」
マグマン「本当かなぁ・・・?」
直斗「・・・ところで、先程『ここから出ることは出来ない』と言っていましたが・・・」
フィアーラップ「君達は誰だ?・・・いや、マグマン達の仲間って解釈でいいかな・・・
・・・言葉通りの事だよ。この『ゲーム』は、一方的で理不尽な『出来レース』だ。キングダイス・・・いや、キングダイスに命令している奴等は、君たちを大量の『エネミー』とやらを使って、排除しようと考えているんだ。」
アルル「排除!?」
カービィ「命令って・・・あの『ベノディア』ってやつか!!」
フィアーラップ「どうだろう。・・・ここに飛ばされる前、ちょっとだけキングダイスの他に誰かがいるのが見えたけど・・・
・・・たしか、変なヘルメットをかぶっていたような・・・」
マグマン「ヘルメット?じゃあ違うか・・・
・・・ていうか、君の話が本当だったら、ただただエネミーを倒すだけじゃ出られないって事?」
フィアーラップ「ああ・・・」
・・・フィアーラップから告げられた事実。どうすればと一同は悩むが・・・
クリーパー達(ディスタス)「ヴヴヴ・・・」
カービィ「げっ!またエネミーが・・・!!」
フィアーラップ「だから言っただろう・・・『このゲームは一方的で理不尽な出来レースだ』って・・・」
アルル「い、一体どうすれば・・・ん?」
クリーパー「ジジジジ・・・(爆発しようとする」
アルル「これって・・・そうだ!」
現在。
キングダイス「な・・・何故・・・
・・・何故だ!!お前達どうやって脱出したんだ!!?」
・・・監視のためのモニタールームにいたキングダイスの前には・・・
カップヘッド「何とか出られたか・・・まさかあんな方法で・・・」
ウィッチ「それにしても、みんな同じ方法を思いついてしまうとは、凄い偶然ですわねぇ。」
ピカチュウ「確かにそうだな・・・」
・・・脱出に無事成功したBUG一行だ。
キングダイス「何故だ!!何故だ!!配下共もついでに始末できるはずだったのに!?何で・・・」
アルル「簡単な事だよ。やたらと湧いてきていたクリーパーを使ったんだ。」
キングダイス「クリーパー・・・?・・・そういえば・・・まさか、クリーパーの自爆能力を利用して・・・!!?」
メリー「あら、意外と察しが良いじゃない。」
蓮子「意外と上手くいくものなのよねぇ・・・。」
・・・どうやら、主に湧いていたディスタスクリーパーを利用し、無理やり自爆させ、カジノ内を爆破させて無理やり抜け出したようだ。
キングダイス「ぐぬぬぬぬぬ・・・派遣されたエネミーをそのまま使ったのが仇になってしまったか・・・!!」
マグマン「さぁキングダイス!!観念してもらうぞ!!」
陽介「お前の配下だった奴等の分も思い知らせねーとな。」
キングダイス「おのれ・・・・・ぐっ・・・!!?!」
・・・追い詰められた途端、キングダイスが苦しみ始める。
キングダイス「ぐううっ!!がっ・・・・!!」
悠「な、何だ・・・?」
りせ『みんな!良かった、やっと繋がった・・・あれっ!?何この反応・・・』
雪子「りせちゃん!?・・・どうしたの・・・?」
シェゾ「おい・・・何だかキングダイスの様子が変だぞ!?」
キングダイス?「ぐぐうっ・・・あがっ・・・・に・・・逃げ・・・ろ・・・」
カップヘッド「・・・えっ!?」
一旦区切ります。感想まだ。
- 崩せ。理不尽なゲーム ( No.112 )
- 日時: 2021/11/11 18:42
- 名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: N0SZnmuB)
続き。
突然苦しみ始めるキングダイス。一体どうなっているのか・・・
キングダイス?「ぐううう・・・うっ・・・!!」
りせ『気を付けて!何だかすごく変な反応が・・・』
キングダイス?「があああ・・・うぐっ・・・逃げ・・・「まさか、本当にまだ『残っていた』なんてね。」っ・・・お前、は・・・」
・・・すると、次元の穴からベノディアが現れる。
ベノディア「ちょっと計算外だったわね・・・」
蓮子「ベノディア・・・!!何で貴方が・・・」
直斗「やはり、キングダイスに僕たちを閉じ込めるよう仕向けたのはあなたですね?」
ベノディア「はぁ・・・全然違うわよ。低能過ぎる上層部が仕向けたことまで私のせいにされちゃ困るわ。全くもう・・・」
千枝「上層部って・・・あなたより上の奴がいるってこと!?」
ベノディア「ええ、まぁね。・・・それっ。」
キングダイス?「がっ・・・!?」
・・・ベノディアは、キングダイスに瘴気が入れこまれたカードを投げる。
・・・そのカードはキングダイスの中に入り込む。
キングダイス?「っ・・・ああっ・・・!!」
カップヘッド「さ、さっきからキングダイスが苦しそうだけど・・・何かしたのか!?まさかシャドウブロックで操って・・・」
ベノディア「うーん・・・惜しいわね。操っては無いわ。
・・・たしかにシャドウブロックは使ったわ。欲望や悪意を持ってるやつに使うのはものすごーく打ってつけだもの。
・・・まぁ、操るって方法以外で使うと、大半の人はシャドウブロックに耐え切れずに自身の欲望に呑まれて、ハートレスかエネミーになり果てるんだけどさぁ・・・」
リツ「ってオイ待て!!何かさりげなくとんでもないこと言いやがったぞコイツ!!」
マリオ「じゃあ、カジノ付近にいた人型エネミーもといアウトロー兵って・・・」
ベノディア「ええ、あいつらも『元人間』。あれもあれで馬鹿よねぇ。自分の私欲のためだけに軽々しくシャドウ因子に手を出しちゃうなんてさぁ・・・」
・・・衝撃の事実が伝えられる中、ベノディアは話を続ける。
ベノディア「・・・それで、阿呆な上層部は、復讐心を抱き始めていたキングダイスに目を付けた。そこでシャドウブロックを彼に入れたわけなんだけど・・・
・・・私達はてっきり、シャドウブロックの力に耐え切れずに闇に呑まれたと思ってたけど・・・まさか、微かに『良心』が残っていたわけねぇ・・・まぁ、ハートレスにもならない時点で妙には感じてたけど・・・」
クッパ「オイ待て!!何を考えているんだ!!!」
ベノディア「・・・見てみれば分かるわよ。フフフ・・・」
キングダイス「がっ・・・あっ・・・ああああああっ!!!」
・・・すると、キングダイスの中に入っていた瘴気が一気に放たれて、またBUGはその瘴気に飲まれる。
メリー「またっ・・・!!」
一方・・・
ベティガン「ゲホッ、ゲホッ・・・アイツらのおかげでやっと出られたけど、さっきもまた変な瘴気が・・・
・・・ん?あいつらどこに・・・・??」
《???》
蓮子「こ、今度は・・・!?」
・・・すると、一同は今度は大きなルーレットのど真ん中にいた。周りには大きなスロットマシーンが沢山ある。
クラウド「・・・ここは・・・?」
カップヘッド「こんなところ、前はカジノには無かったぞ!?「そりゃあそうですよ。」また・・・!!」
ベノディア「ここは、キングダイスの心の闇が生み出した空間ですから。ちょっと入れ知恵を与えたら段々芽生えて行った彼の『傲慢』から生まれたのよ。」
悠「心の闇から・・・」
クマ「テレビの中と同じってことクマか!?」
ベノディア「・・・まぁそんなのどうだっていい。データは十分集まりましたし、求めていた物も得られました。この世界はあなたたちに返しましょう。
・・・『彼』を倒せたらですが。」
・・・ベノディアは、瘴気を放ってそのまま倒れこんだキングダイスを、カップヘッド達の元に投げて去って行こうとする。
完二「うおっ!?(キングダイスを無事キャッチ」
クッパ「!!逃がすかっ!!!!」←飛び掛かって攻撃しようとする
ベノディア「・・・邪魔よ。」
・・・ベノディアは、攻撃してきたクッパを蹴り飛ばした。
クッパ「ぐっ・・・!!?(体勢を立て直す)案外強いな・・・」
ベティガン「じゃ、会えたらまた。」←去って行く
蓮子「逃げられちゃった・・・「ヴヴヴヴヴヴヴヴヴ・・・」・・・!?」
おろさん『おい!お前ら!!何かかなりとんでもないシャドウの反応がするぞ!!ディスペクターよりもかなり強力だ!!!』
・・・一同の前に現れたのは、巨大な怪物・・・
・・・2本の牛乳パックを重ねて使って工作したかのような体に、雷のエネルギーを帯びている巨大なクリーパーっぽいエネミーだった。
「認メヌ・・・貴様ラハココデ潰ス・・・我ノ矜持ガ認メヌ!!!」
蓮子「な、なにあれ・・・!!!?」
メリー「すごく危険そうね・・・!!」
「・・・我ガ『傲慢』ニ賭ケテ・・・ブッ潰ス!!」
『インクウェル島編』ボス
シャドウ『傲慢の兵器《プライド・アトミック・クリーパー》』出現。
クッパ「それにしてもあの『ベノディア』という女・・・昔どこかで・・・」
続く。感想OK。