二次創作小説(新・総合)

解放 ( No.115 )
日時: 2021/11/14 19:09
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: N0SZnmuB)

どうも。ソシャゲのチャレンジ系のイベントとかで、(悪い方で)予想外の事になって『えっ?』ってなったことありますか?俺は今日もなりましたおろさんです。



・・・何だかんだでプライド・アトミック・クリーパーを撃退したBUG一行。今回で『インクウェル島編』完結です。











・・・隔離の原因となったシャドウブロックが消滅し、傲慢の賭博場が崩れ始め、そこから何とか脱出する。







《インクウェル島1》


その頃。




エネミー達「ガッ・・・(消滅していく」




・・・隔離の原因となっていたと思われるシャドウブロックが消えたためか、(主にシャドウ等の)大半のエネミーが消滅していった。


・・・更には、インクウェル島中に張られていた結界も消えていった。



エネミー達(残党)「ッ・・・(逃走」




ケトルじいさん「これは・・・カップヘッド達、上手くやってくれたようじゃのう。」



キャグニー「みたいだな。残党は逃げたが・・・まぁ、頑張れば倒せるだろうけどよ。」







2分後・・・



《インクウェルヘル》



蓮子「ハァ・・・ハァ・・・な、なんとか抜け出せたわ・・・」

メリー「何だか最近走ってばかりね・・・;」

クッパ「どうしたどうした。これくらいでへばってては成し遂げたいことも成し遂げられんぞ!!」

完二「いやそういう問題じゃねーと思うっスけど・・・;;「おーい!!」



・・・すると、脱出して一足先に外に出たカップヘッド達が、疲れ切っている一同に呼びかける。



カップヘッド「外を見てよ!!島を包んでた結界も無くなってる!!」

マグマン「しつこく発生してたエネミーもほとんど消えてってるよ!!」



マリオ「おお!それは本当か!!やっぱりあの大きなシャドウブロックが『隔離』の原因だったんだな・・・」




《インクウェル島3》



おろさん「・・・お前らお疲れさん。よく頑張ったじゃあないか。」


ヴェルナー伍長「お前らが来てくれて助かったぜ。・・・とりあえず、随分と疲れて利用だから休んどけよ。」



メタナイト「そうか。すまないな・・・」

悠「それで、これでこの世界は元に戻ったんだな。」



おろさん「ああ。しつこく発生してたエネミーが、シャドウを主にほとんど消えていった。」


ヴェルナー伍長「まだちょいちょい発生してるのはいるが、大体は俺達で対処できる。」



アルル「それじゃあ、これでバッチリ解決だね!!「・・・いや、まだですよ・・・」あれ・・・?」



・・・安心しきっていた一同だが、そこにキングダイスが現れる。どうやらシャドウブロックが無くなって、元に戻ったらしい。
・・・大分ボロボロの状態で、フィアーラップとチップス・ベティガンに支えられて歩いている。


キングダイス「・・・・」



カップヘッド「キングダイス!!?・・・って、流石に大丈夫?」




キングダイス「ええ、まぁ・・・うぐっ・・・(よろける」

フィアーラップ「おおっと、あんまり動かないでくださいキングダイスさん。」

ベティガン「まだ体が本調子じゃないみたいだし・・・」



おろさん「そういや、大分急だったから雑な場所に転送させてたな・・・;・・・とりあえず回復させないと・・・」




少しして・・・




キングダイス「ふぅ・・・何だか少し体が軽くなった・・・(回復薬で回復」



雪子「うん、大丈夫そうで良かった。」

コウ「ところで、こいつを信用していいのか。大方アウトローに利用されていただけとはいえ、元々は悪魔デビルとやらの部下だったんだろう?」

ピカチュウ「それ言うんだったら、こいつらも同じだがな。」


ベティガン&フィアーラップ「ハイ・・・;」


カービィ「・・・もう良いんじゃない?敵意はなさそうだし。」


・・・キングダイスに一切敵意が無いことを確認した後、少し質問をする。


マグマン「・・・そういえばだけど、何で僕達や元部下達を始末しようとしたんだ?最初は僕やカップヘッドに対しての恨みかと思ってたけど・・・」

直斗「それと・・・フィアーラップさん達は、キングダイスの事を『キングダイスだった何か』と呼んでいました。

・・・いえ、それはおそらく、キングダイスの中に入れられていたシャドウブロックだと思いますが・・・それにしては、どうも出来過ぎている気がして・・・




・・・そもそも、何故あんなシャドウブロックを入れられていたのですか?」



キングダイス「まぁ・・・確かにカップヘッド達に対する恨みを利用されたのも、フィアーラップ達が私に久々に接触した時に疑問を抱いたのも、私の中に入れられていたシャドウブロックとやらが原因でしょう。



・・・ですがそもそも、あのキューブを私の闇に入れこんだのは、ボスであった『デビル』だったんですよ。」


カップヘッド「ええっ!?デビルが!!?」


・・・キングダイスから語られたこの発現に一同は驚くが、キングダイスはあまり気にせずに、話を続ける。


キングダイス「・・・彼は経済力を失ってから、どこにも姿を現しませんでした。


私も、段々貴方方を恨んでいたのが馬鹿らしくなって・・・足を洗おうと考えていた所、彼は突然私の前に姿を現したのです。


・・・彼は、アウトローという組織を纏めていると言う『ベノディア』という女を紹介しました。」


フォックス「『紹介』・・・ウルフが俺の前に現れた時もそんな感じだったな・・・」


キングダイス「・・・微かにある記憶が正しければ・・・アウトローは、どうやらそれぞれの世界で悪事を働いていた者たちをかき集めて、結託したのちに、次第に行動範囲を広げていたようです。」


クラウド「だからセフィロスもシャドウブロックの事を知っていたのか・・・」

クッパ「利害が一致したものは大抵勧誘、協力させて、断ればシャドウブロックで操ったり改造をさせたりしていたという事か・・・ワガハイでも引くようなことをしおって・・・」



おろさん「・・・流石に簡単に話は進むわけじゃないとは思ってたが・・・そもそも『幻想郷』はまだ隔離されっぱなしだし・・・」


カービィ「むぅ・・・」


シェゾ「・・・他に何か知っていることはあるか。また他に隔離されている世界があるかとか・・・」



キングダイス「いえ、それはわかりません・・・覚えているとすれば、アウトローの者達や、結託していた者たちが上の者たちを全く快く思っていなかったことくらいしか・・・」


千枝「そういえば、そのベノディアも上層部だとかを低能呼ばわりしてたわね・・・」

陽介「どっちにしても、あんまり進展なしだな・・・」



ヴェルナー伍長「・・・とりあえず、これ以降は警察とかで色々聞いた方が良いんじゃねーか?」

おろさん「ああ・・・操られていたとはいえ、今回キングダイスは監禁罪とか結構な罪を犯してるわけだからな・・・身の安全は保障するから、出頭を頼む。」


キングダイス「・・・そのつもりでしたよ。」






5分後・・・



ネズミ刑事「それじゃあご同行願います。」

ニワトリ刑事「オラァ!さっさと歩いてくださいオラァ!!こんな見た目且つ口悪いけどこれでも立派な警察だぞ!!しかも刑事だぞオラァ!!自覚してるんだよオラァ!!」


キングダイス「は、はい・・・;」



メタナイト「何か随分カオスな奴だな・・・」

カービィ「カカポ警部を思い出すなー」




キングダイス「・・・それじゃあ、カップヘッド、マグマン、BUGの皆さん・・・・これからまた厄介な事になるかもしれませんが・・・気を付けてくださいよ。」



カップヘッド「ああ。・・・ちゃんと積み償った後は、また勝負しような!」

マグマン「勿論合法でだよー!」




キングダイス「・・・ありがとう。」


・・・キングダイスは、涙を流しながら、警察に同行されていった。


ニワトリ刑事「用が済んだらさっさと歩けコラァ!!」

ネズミ刑事「今その言い方やめた方が良いやろ空気読も?」


・・・こうして、キングダイスは逮捕されていった。



蓮子「・・・何はともあれ、インクウェル島は無事解決ね。メリー。」

メリー「ええ、そうね・・・」














イヤフォンの少年『・・・アウトローの進行を阻止するには、まずは『幻想郷』を奪還するんだ。そのためには、インクウェル島を始めとした、隔離されかけている『3つの世界』を元に戻さなければならない。』















メリー「・・・あと2つ・・・?」

蓮子「・・・」












・・・この一部始終を見ていた物が3名。1人は、夢の中で蓮子とメリーに姿を見せていたイヤフォンの少年だが・・・



紫髪の巫女「どうやら、もうこの島は大丈夫そうね。」

黄髪紫服の魔法使い少女「ええ、一時はどうなるかと思ったけど。


・・・それにしても■■君、貴方がウルトラワールドに招いたあの2人の少女・・・中々の活躍を見せてくれてるみたいね。」


イヤフォンの少年「まぁ、あくまで『彼』に言われた通りにやっただけなんですけどね。・・・でも、あの2人からは確かに、僕と似たようなモノを持っている気はしますけど・・・」


紫髪の巫女「そう・・・ひとまず、私達はここで戻りましょう。



・・・『幻想郷』を含めた、残り8つ・・いえ、7つの世界を元に戻すために・・・」








《???》


赤みがかった逆立った髪の男「・・・失態だな。結局インクウェル島を奪還されてしまったじゃないか。」

デビル「知るかよ。そんなの、あいつらに攻略法与えやがったアウトローの奴等に言え。それに、ハートレスを操る力を得た俺にはもう関係ない話だ。」

赤紫ダイヤの王冠を被った幽霊「ああ?責任転嫁は流石にダメだろ。」

デビル「責任転嫁?すぐヒステリック起こすお前に言われたくないね。」

赤紫ダイヤの王冠を被った幽霊「何だと!!?テメェ・・・」

左目を包帯で隠している侍らしき男「やめておけ。ここでもめ事を起こして困るのはお前らだろう?」

赤紫ダイヤの王冠を被った幽霊「んだと人間風情が・・・・ケッ、仕方ねー・・・」

赤みが買った坂だった髪の男「・・・ところで、■■■はどうした。『幻想郷』に向かってから音沙汰がないが。」

左目を包帯で隠している侍らしき男「さァな。あの男、やけに『感情』を嫌っているようだが・・・まァ、引き続き侵攻を続けているんだろ。」

デビル「・・・ところで、他の隔離されてる世界はどうなんだ?」

赤紫ダイヤの王冠を被った幽霊「今のところ順調だってよ。



・・・そういやあの赤髪灰色目のガキ、その隔離されてる世界のうちの1つに行ってるらしいぜ。

その世界は何だったっけな・・・たしか、『テトリス』だとか・・・」












第一幕『インクウェル島編』


終演。










~後書き~
今回で『インクウェル島編』完結。まだまだ不穏な空気が残っていますが、今後もどうなるのかお楽しみに(???)。
・・・さて、まだまだ続きますウルトラワールドでの日常第二章。仲間の救出や、BUG依頼をバンバンこなしていきますが、次回以降は、ちょっとした日常話もあるようで・・・?
今回はここまでです。感想OK。