二次創作小説(新・総合)
- オリジナルカードゲーム始動 ( No.124 )
- 日時: 2021/11/19 19:11
- 名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: N0SZnmuB)
続きです。
約10分後・・・
・・・ようやく完成したカードゲーム『スピリットカード』。屋敷内にいた他の者達も呼んで、説明したりして、早速バトルだったり、色々やり始める。
~『スピリットカード』の主なルール~
・デッキのカードは70枚で構成する。
・ライフはどのプレイヤーも『20』で設定される。それ以上は増えない。ライフが0になれば、そのプレイヤーはゲームに負ける。
・ゲームを開始時、プレイヤーはそれぞれ山札の一番上から7枚を手札に加える。
・山札のカードは基本、プレイヤーのターン開始時に一枚ずつ引く。
・最初のターン、先行のプレイヤーは、場に出したキャラクターの内一体しか攻撃できない。(それ以降は勿論何体でも攻撃可能。)
・キャラクターを攻撃させる時、キャラクターのカードを横向きにすることで、相手プレイヤーや(横向きになっている)相手のキャラクターに攻撃できる。
(一度に2枚以上のキャラクターカードを横向きにすることで連携攻撃も可能。)
・キャラクター同士でバトルする場合、攻撃する側は攻撃力、攻撃される側は防御力で勝敗が決まる。
(*防御力が相手のキャラクターの攻撃力より低ければ、負けたそのキャラクターはトラッシュゾーンに置かれる。)
(*防御力が相手のキャラクターの攻撃力より高ければ、逆に攻撃してきたキャラクターがトラッシュゾーンに置かれる。)
(*防御力と攻撃してきたキャラクターの攻撃力が同じなら、両方のキャラクターがそれぞれのプレイヤーのトラッシュゾーンに置かれる。)
・カードの能力で利用されることがある『MP』は、1ターンに一度手札のカードを『MPゾーン』に置くことで溜めることが出来る。
・デッキに入れられる同じカードは、基本最大4枚まで。
(同じ名前でも、能力が異なっていれば5枚以上入っていたとしても問題は無い。)
・一部のキャラクターカードは、同じ名前を持っているキャラクターが場にいる場合、能力が異なっているとしても出すことが出来ない。
(例えば、手札に『メタナイト』がいるが、自分の場にも『メタナイト』がいる場合、その『メタナイト』が場を離れるまで手札にいる『メタナイト』は場に出せない。)
その場合、テキストには『自分の場にこのカードと同じ名前のキャラクターがいる場合、このカードは出せない。』と書かれる。
雪子「・・・よし!!5連勝!!」
むらびと「えっ、ちょっ・・・また負けた・・・;」
陽介「想像以上に強くないですかアマギサン!!?」
千枝「図書館の時でのデュエマと言い、このカードゲームと言い、雪子、結構カードゲームにはまってるわねー;」
ウィッチ「なるほど・・・キャラクターのカードにはそれぞれ、技やサポートスキルを持っていて・・・ただし、一部のキャラクターはより強力な能力を持つ代わりに、場には一度に一体しか出せないのもいるんですわね・・・」
マリオ「同じ能力を持つカードは基本的に4枚までで・・・同じ名前のキャラクターでも、能力が異なってさえいれば何枚でも持てるんだな。
他にも色々細かい要素もあるから意外と難しいな・・・;」
おろさん「うむ。みんな楽しんでくれているようで何よりだ。」
カップヘッド「ねぇ作者、カードの中に『守備』とか『進化』とか『P』とか付いているのがあるけどどういう事?」
おろさん「ああ、それはだな・・・」
・守備:相手のキャラクターが攻撃する時、攻撃先をこの能力を持つキャラクターに変えることが出来る能力。
・進化:指定されたキャラクターの上に、この能力が付いたキャラクターを置くことで、強化することが出来る能力。下に置かれているカードが多いほど、攻撃力や防御力、ダメージ量等が増える。
*尚、下に置かれたカードの能力は使えない。
(ただし、『自分の場にこのカードと同じ名前のキャラクターがいる場合、このカードは出せない。』の能力が付いているキャラクターの上に進化能力を持つキャラクターが置かれた場合でも、同じ名前のキャラクターを場に出せない能力事態は機能する。)
・P(パワード):何もしなければダメージ量は『1』だが、キャラクターの攻撃力が『3000』ごとに応じてダメージ量が1増えるダメージ量。
(攻撃力が『6000』だと、ダメージ量は『3』になる。)
例
キャラクター『ギルガルド』
種族:ポケモン、ゴースト、剣術
攻撃力:5000
防御力:7000
ダメージ量:P
進化:自分の場にいる『ニダンギル』の上に置いても良い。そうしたらこのカードの下にあるカードの枚数分、このキャラクターの攻撃力を2000、防御力を2000上げる。(このカードの下にあるキャラクターの能力は使用可能)
・守備(相手のキャラクターが攻撃する時、このカードを横向きにしても良い。そうしたら、キャラクターの攻撃先をこのキャラクターに変える)
技:『キングシールド』
このカードを『守備』によって横向きにした時、MPゾーンのカードを2枚トラッシュゾーンに置いても良い。そうしたら、攻撃してきた相手のキャラクターの攻撃力を3000下げる。
サポートスキル:『バトルスイッチ』
このキャラクターが攻撃する時、次の自分のターンまで、このキャラクターの攻撃力を6000上げ、防御力を4000下げる。
カップヘッド「へぇ、そんな能力もあるんだね。」
おろさん「ああ。序盤から他にも色んな能力があるから、実に戦略が広くなるぜ。例えば・・・」
アイテム『リフレクター』
使用条件:相手のキャラクターが攻撃する時、このカードを使っても良い。(それ以外での使用は出来ない)
相手のキャラクターが攻撃する時、そのキャラクターが『技』を使っている場合、このターン、そのキャラクターの攻撃力を4000下げ、ダメージ量を1減らす。
イベントスキル『インクウェル島』
使用条件:自分の場に種族『魔法』のキャラクターが3体以上いる場合、このカードを設置しても良い。
フィールド:自分の場にいるキャラクターに種族『魔法』を与え、防御力を3000上げる。
(場に他の『フィールド』が設置される場合、このカードはトラッシュゾーンに置かれる。)
*フィールド:使うことで場に設置され、常に能力が発揮されるイベントスキル。
蓮子「は、初めから物凄い詰め込んでるわね・・・」
メリー「・・・でも、こんなに色んな種類のカードを作ったのは良いけど、どうするつもりなのかしら?」
おろさん「どうするって、そりゃあ勿論・・・
色んな世界に売り出してみるんだよ!折角作ったんだから他の人たちにもやってもらいたいしな。流石に、実際に戦闘で使えることは伏せるが。」
蓮子&メリー「・・・えっ?」
・・・とまぁこんな感じで、後日様々な世界で販売スタートとなったカードゲーム『スピリットカード』。
いざ売り出されてみれば、想像以上に大ヒット。ウルトラワールド中で大流行するようになった。
BUGの戦力も増加し、更に面白くなってきた。
数週間後・・・
《???》
ベノディア「『スピリットカード』・・・随分と粋なモノを考えたわねぇBUGも。」
灰色目の少女「そのようですねぇ。しかも、一人用プレイ・・・模擬戦闘用で、ハートレスやディスペクター等のエネミーのカードも作られているだとか。」
ベノディア「成程・・・だったら、こっちもこのカードゲームのルールにのっとって、対戦用のエネミーのカードを作ったりしてみようかしらねぇ?」
灰色目の少女「ほう?それは意外と面白そうですねぇベノディア様。・・・しかし、どうするんですか?このカード、どうやらかなり特殊な世界の材料が使われているようですし・・・」
ベノディア「構わないわ。ある程度の材料は、こっちで似たようなのを取り入れられるし・・・
・・・それに、『彼女』がいるじゃない。」←灰色目の少女の後ろを指さす
灰色目の少女「彼女・・・(後ろを見る)ああ・・・そういう。」
???「・・・クスクス・・・」
終演。
~後書き~
というわけで、結果的に3話に分けて執筆しましたカードゲーム回。不穏な空気も漂っているようですが、これからどうなるのか。
今回はここまでです。感想OK。