二次創作小説(新・総合)
- 並行世界の銭天堂 ( No.143 )
- 日時: 2021/12/10 19:29
- 名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: CE4YyNoS)
どうも。持久走の後は盛大に足が疲れるおろさんです。
・・・今回は依頼回。桜木霊歌サイドから来た依頼の内容とは・・・?
とある日。
《BUGギルド》
おろさん「むぅ・・・」
作者は現在、コンピューターを使い、隔離されかけている世界を探している。
おろさん「うーむ・・・ダメだ・・・アウトローに好き勝手やられたせいか、航路が滅茶苦茶だ・・・「なぁ作者・・・」ん?」
そこに来たのは『ヴェルナー伍長』だ。
ヴェルナー伍長「あの2人にあんな依頼させて大丈夫なのか?あそこの所在はただでさえお前しか知らないらしいのに、並行世界のとなれば尚更・・・」
おろさん「あー・・・」
・・・作者は、蓮子とメリーにこの依頼を引き受けさせていた。
依頼人:時ノ小路優(桜木霊歌サイドオリキャラ)
内容:『紅子さんという方にお礼の手紙を送って欲しいんです』
実はちょっと前に銭天堂という駄菓子屋さんで自分の災厄を他人に押し付けたり、相手の厄災を自分が引き受けられる『身代わりジンジャークッキー』という駄菓子を買って、親友の怪我を治して彼が尊敬する先輩の引退試合に出させる事ができたんです。
せめて、紅子さんにお礼の手紙を届けてほしいんです。
・・・本当は僕が行きたかったんですが、一度銭天堂に行った人は偶然でもない限り行けない上に、駄菓子の効果で陽斗の大怪我を引き受けたことで今動けないので・・・
報酬:霊月灯
使い方や見た目こそは普通の懐中電灯だが、光を幽霊系統の敵に浴びせ続けると除霊することができる
備考:身代わりジンジャークッキー
自分の厄災を他人に押し付けたり、誰かの厄災を自分が引き受けられる駄菓子。
アウトローとの関係性:なし
おろさん「・・・どうやらあの2人はこの世界側の紅子さんと接触していて、『ミチビキ飴』っていう駄菓子を買ってるんだ。
・・・何故だか記憶は抜けてるみたいだがな。」
ヴェルナー伍長「記憶が・・・一体全体どういう事なんだ?例の古代文字のノートの事もそうだが、この世界に飛ばされる前の記憶がほとんど抜けているって・・・」
おろさん「・・・多分、不都合を避けるために誰かが記憶を抜いたって事なのかもしれないな。自分たちの存在を迂闊に知られたくないから、みたいな・・・
・・・まぁ、今回あの2人に任せたのはそこらへんが理由だ。2人が空が飛べるようになったり、スペルカードを得られたりとかの理由や、他にも何かありそうなのが、分かるかもしれないんでね。」
ヴェルナー伍長「まぁ、色々イレギュラーなことがあるのは確かだが。」
おろさん「ここまで来ると、何だか近いうちに『鍵』とかも手に入れそうだなぁ・・・特に根拠は無いが・・・」
ヴェルナー伍長「?」
おろさん「つかもうどっちでもいいだろうが。どうであれあの2人が適任だと思っただけさ。
はいこの話はもう終わりだ!!で?そっちは何かわかったか?」
ヴェルナー伍長「んな強引な・・・まあいい。悪いが詳しいことはあんまりわからねぇ。だが・・・」
おろさん「『だが』?」
ヴェルナー伍長「・・・最近インクウェル島に、変な光が発生してるって聞くんだが・・・
・・・その光、魔法のでもインクウェル島のエネルギー?だとかでも無いっぽいんだ。」
おろさん「『光』・・・?・・・まぁ、一応調べてみる必要はあるかねぇ・・・」
《とある道》
蓮子「『銭天堂』、ねぇ・・・」
メリー「本当にここにあったのね?」
優(桜木霊歌)『あの時僕がここに来たときはその筈だったけれど・・・やっぱり同じ場所にあるわけじゃないんだ・・・』
・・・とある道。蓮子とメリーは、(この時は病室に入院中の)桜木霊歌サイドオリキャラの優と連絡を取り、『銭天堂』を探している最中だった。
念のため以前優(桜木霊歌)が訪れた場所に来てみたが無く、手がかりすらない模様。
蓮子「仕方ない・・・他を当たるしかないわね。」
メリー「手掛かり無しでどう探せって言うのよ・・・;」
優(桜木霊歌)『やっぱり無茶な頼みだったかな「ヴヴヴ・・・」あれ・・・』
・・・すると、通信機の調子がおかしくなる。
優(桜木霊歌)『急に通信「ヴヴヴ・・・」の調子が・・・「プツッ』
・・・通信機の通信が切れてしまった。
蓮子「あれっ、切れちゃった・・・」
メリー「ええっ!?一体何が・・・「わざわざお礼をしようとしてくれるとは、律儀な方でござんすね。」だ、誰・・・!?」
・・・すると2人の前に、大柄の白髪の老婆が現れる。
彼女こそが・・・
蓮子「貴方が・・・『紅子』さん・・・?」
紅子(桜木霊歌)「左様でござんす。・・・ただし、紅子は紅子でも、其方の世界の紅子ではございません。」
メリー「ウルトラワールドの・・・?」
紅子(桜木霊歌)「詳しいことは話しかねるでありんす。
・・・ところで、貴方達は、以前招いた幸運のお客様から、お礼を頼まれたのでは?」
蓮子「え、あ、はい・・・」
蓮子とメリーは、紅子(桜木霊歌)に、優(桜木霊歌)が書いたお礼の手紙を渡す。
メリー「これで依頼完了かしらね。」
蓮子「とりあえず、そろそろ・・・「お待ちなさい。」ん?」
2人がこの場を去ろうとすると、紅子(桜木霊歌)が引き留める。
紅子(桜木霊歌)「・・・どうやら貴方達は、ウルトラワールド側の紅子さんと会っているようでござんすね?」
メリー「えっ・・・?」
蓮子「そうだっけ?」
紅子(桜木霊歌)「・・・どうやら記憶が抜かれているようでござんすね・・・」
メリー「記憶が・・・どういうことですか!?」
紅子(桜木霊歌)「詳しいことは、紅子の口からは話せそうにないでござんす。
・・・しかし、貴方達にはどうも、壮絶な運命と、不思議な『運命』を感じるようで・・・」
蓮子「力・・・?浮遊能力や弾幕の事?」
紅子(桜木霊歌)「それだけではないでありんすが・・・どちらにせよ、お2人にはこちらを。」
・・・紅子(桜木霊歌)は、何かが入っていると思われる箱を、蓮子とメリーに差し出す。
メリー「これは・・・?ていうか開かない・・・」
紅子(桜木霊歌)「・・・それは、来るべき時に開くでござんしょう。
・・・それでは、会える時が来るのであれば、またいずれ・・・」
・・・そして、紅子(桜木霊歌)はいつの間にか、2人の視界から消えていた。
蓮子「消えちゃった・・・」
メリー「どういうこと・・・!?」
・・・こうして、再び通信機の通信が繋がり、優(桜木霊歌)に手紙を渡したことを伝え、依頼は達成した。
その頃
《インクウェル島》
おろさん「おお・・・まさか本当に・・・しかも隔離されかけている世界を一気に3つも・・・上手くやれば、航路を再構築できるかも・・・!!」
終演。
~後書き~
今回は桜木霊歌さんの依頼を行いました。何とか書けたわ。謎は深まったけども。
今回はここまでです。感想OK。