二次創作小説(新・総合)

世界を交える出会い ( No.16 )
日時: 2021/09/13 17:39
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: N0SZnmuB)

どうも。おろさんです。
・・・ついに始まった(?)『ウルトラワールドでの日常』第2章。まだまだ謎は多いですが、一体これからどうなるのか。

そして今回は・・・



























「・・・さて、一体どうしたものか・・・『アウトロー』か・・・なんだかんだで、連中が嗾けてくるエネミーの対抗策は何とか完成しているが・・・それでもまだ足りない・・・




・・・ん?(コンピューターを見る)何だ何だ?誰かこの世界に飛ばされてきたのか。・・・クレイジーハンドのやらかしでは無いな・・・んで、招いた奴等とは異なるのだろうが・・・ざっと3つの・・・

・・・いや、ちょっと待て・・・その内1つに何やら変な反応が・・・



・・・・これって、もしや・・・」

































《???》



「メリー!起きてってばメリー!」

メリー「う、うーん・・・何・・・?」

・・・少し眠たそうな表情を浮かべ、蓮子に起こされたメリー。都会に生やされた、大きめの木を囲んでいるベンチに寝そべっていた。

メリー「何?蓮子・・・そういえば、私達、何してたんだっけ・・・なんだかどこかに飛ばされて・・・」

蓮子「よかった起きた・・・・・・それより見てよ!見てよこのすごい光景!」

メリー「『すごい光景』・・・?・・・って、ええっ!!?」

蓮子に『見て』と言われ、メリーは周りを見てみる。ぱっと見、都会の町の商店街に見えるが・・・











ワドルディ(店員)「たこ焼き500円。まいどありー。」

ヘイホー(客)「よっしゃい!やーっと買えたぜ・・・」


男性(通行人)「最近のニュース見たか?すごい物騒なことになってるらしいが・・・」

ガボン(通行人)「知ってる。実におぞましい。まともに戦える力が無いのが不甲斐無い。」


棒人間(学生)「あー・・・今月お金無い・・・バイト探さなきゃ・・・」

イガイガグリ(学生)「だーからこの前ゲーセンに注ぎ込みすぎじゃないかって言っただろ・・・。」





・・・2人の目に映るのは、人間と、人外生物達が毎日充実して楽しんでいる姿。

そして、ビルの大型ディスプレイに映るポケモンバトルの映像、『メイドインワリオ新作、遂に発売』、『レストランカワサキ、新メニュー登場』等と載っている、複数の大きな看板、『ブラックスチームナイトメア8周年記念ライブ開催』と大きく載ったポスター等々・・・町中様々な話題であふれかえっている。





メリー「な、な・・・・何この状況!!!??凄過ぎて反応に困る・・・!!」

蓮子「だよね!?すごいぶっ飛んでるよメリー!!しかも知ってるゲームのキャラクターまでいるし・・・・・・でも、ここって一体・・・?「あっ、起きたんですね!」・・・ん?」

・・・すると、2人の目の前に現れたのは、おさげの髪型のキノコ族『キノピコ』だった。


キノピコ「よかったー!道端に転がり落ちてきたから物凄く驚きましたよー!移動場所に困ったので、ひとまずここに寝かせてました。」


メリー「き、キノピコ・・・!?・・・ていうかいつの間にそんなところで眠ってたと・・・?」

キノピコ「えっ、私の名前を知って・・・ああそうですか!あなたたちの世界では、私たちの世界は、ゲームとか、何らかの形で伝えられているんですね。」

蓮子「何らかの形で・・・?・・・えっ、ていうか『あなたたちの世界』って・・・」


キノピコ「・・・お二人はどうやら、何らかの事故でこの世界に迷い込んでしまったようなんですよ。こういうことってたまに起こるんですよね・・・」


メリー「たまに・・・?」


・・・状況をつかめていない2人を見て、キノピコは説明をする。

キノピコ「えっと、説明すると・・・


・・・ここは、『ウルトラワールド』。ありとあらゆる世界の住人たちが関りを持ち、調和を保つ、クロスオーバー世界。
この世界には、『大乱闘』に参戦した方が住む世界を始め、他にも数え切れないほどの世界と関りを持っているの。」


蓮子「クロスオーバー世界・・・」


キノピコ「貴方達の場合は、何らかの事故で迷い込んでしまったんだと思うわ。急いで『作者』さん達に連絡して、元の世界に返してもらえるよう手配してもらいます。」


メリー「あ、ありがとうございます・・・ところで、『作者』って・・・?」

キノピコ「『作者』さんは、この『ウルトラワールド』を創設し、管理している存在です。彼の管理のもとで、様々な世界を安定させているんですよ。」


蓮子「へぇ、そうなんですね。・・・なんだか信じられない話ばっかりなのに、凄いしっくりくるというか・・・」

メリー「・・・たしかに・・・何でかしら・・・」

・・・こういう反応を示す2人に対し、キノピコはこう言う。

キノピコ「・・・摩訶不思議な体験をしている人ほど、何故か案外しっくりくることって多いんですよ。・・・そうなると2人は、元の世界で不思議な体験をしているみたいね。」

蓮子&メリー「・・・!!」

キノピコ「えーっと、まぁ、具体的なことは聞きませんが・・・ひとまず、『スマブラ屋敷』に案内しましょう!『作者』さんもそこにいます。」

・・・そしてキノピコは、2人を案内するように、『スマブラ屋敷』という施設に向かう。

蓮子「・・・わかった!・・・とりあえず行こう、メリー!」

メリー「え、ええ・・・でも、本当に大丈夫なのかしら「わからないことだらけだけど、今はあの人を信じてついて行こうよ!こんな夢みたいな(?)世界見過ごせないし!」ちょ、ちょっと蓮子・・・!」

・・・メリーの手を引っ張りながら、蓮子はキノピコについていく。

メリー「・・・それにしても、何か忘れてるような・・・」










学ランを着た銀髪の少年「・・・『ウルトラワールド』か・・・『マヨナカテレビ』とは違うということか・・・?」






一旦区切ります。

世界を交える出会い ( No.17 )
日時: 2021/09/14 14:29
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: N0SZnmuB)

続き。



・・・町のどこかのビルの屋上で、町の様子を見降ろしているものが2人。

・・・1人は、どこかで見たような、黒色寄りの金色帽子を被った目つきの悪い棒人間。もう一人は、青い白衣を着た、緑目白髪ポニーテールの女性。



白髪ポニーテールの女性「『ウルトラワールド』・・・やはり中々興味深い・・・」

目つきの悪い棒人間「どうですか■■■■■様。目当ての者は・・・」

白髪ポニーテールの女性「・・・いえ、この町にはいないようね。恐らくまた別の場所か、別の世界にいるわね・・・」

目つきの悪い棒人間「・・・収穫無し、といったところですか・・・想定外の事態で我々の研究を邪魔したあの女・・・だから念入りにやっとけと言ったのに部下どもが・・・」

白髪ポニーテールの女性「・・・あまり怒らないで頂戴。あれは巻き込んだ私たちのミス。・・・あら・・・?」


・・・すると、白髪ポニーテールの女性は、ある光景を目撃する。
それは、好奇心旺盛そうな少女が、不思議な雰囲気の少女の手を引っ張って、キノピコについて行っているという光景。


目つきの悪い棒人間「あの2人は・・・人間なのでしょうが、何か少し違う・・・」

白髪ポニーテールの女性「ええ・・・少なくとも、何らかの事故でこの世界に飛ばされたと考えた方が妥当だろうけど・・・


・・・フフッ・・・興味深いわね・・・『アレ』を使って、ちょっとだけ遊んであげようかしら。」

目つきの悪い棒人間「『アレ』をですか・・・?理由は分かりかねますが、どうぞご自由に使ってください。私はこういうのには常に大歓迎です。・・・ただ、場所も場所なのであんまり強いのは出せませんのでご了承を。」

白髪ポニーテールの女性「わかってるわよ。・・・じゃ、これが良いかしらね。」

・・・そう言って、白髪ポニーテールの女性は、目つきの悪い棒人間から、2枚のカードを無理やり合わせたようなカードを1枚貰う。

・・・そのカードの絵柄には、かまきりポケモン『ストライク』と、灰色の岩にとげが生えたデザインの、マリオシリーズの敵キャラ『ドッスン』が合わさっている。


白髪ポニーテールの女性「・・・じゃ、行ってらっしゃい。」

・・・白髪ポニーテールの女性は、そのカードを飛ばし、その後すぐに金色のメスを飛ばして、カードを砕いた。









・・・一方その頃・・・


・・・情報が少ないので、キノピコについて行って『スマブラ屋敷』という施設に向かう蓮子とメリー。



蓮子「それにしても、地獄とかそういうの以外で、全く違う異世界があるなんてねー。」

メリー「ええ・・・私の夢で出てきたところとは全然違う・・・本当に日本なのかしら・・・そもそもこれって夢じゃないみたいだし・・・」

キノピコ「・・・2人が何の話をしているかわかりませんが、この世界には、日本などと分けられる、『国』って概念があんまりないんですよ。」

蓮子&メリー「えっ!?」

キノピコの突然のこの発言に、2人は驚く。

キノピコ「この世界には、科学技術や、2人から見てファンタジーの要素だったり、様々な世界の要素も集まるので、座標や地形、地理が同じでも、ここが『日本だ』等と断定することが出来ないんです。私もキノコ王国出身ですし。



だから、通貨や言語も、この世界のエネルギーを使うことで、大体自動的に共通化されますし、差別とか、少なくともこの町『バトリオシティ』では、そういうのは滅多にないんです。」


メリー「この町ってそういう名前なんだ・・・」

蓮子「・・・そういえば、『スマブラ屋敷』って何なのかな?とりあえずついて行ってるけどよくわからないんだよね・・・」


キノピコ「ああ、そういえば説明してませんでしたね。・・・『スマブラ屋敷』は、スマブラ世界で行われる『大乱闘』に参戦している方々の待機場所兼仮住居・・・といったところでしょうか。オリンピックでいう『選手村』みたいなものです。・・・あ、『選手村』ってわかります?」


メリー「一応知ってます。」


キノピコ「それなら話が早くなりました!・・・さて、そろそろスマブラ屋敷に到着するはずなんですが・・・「う、うわああっ!!?」わっ!?何事ですか!?」





・・・曲道を曲がった先に、誰かが驚いた声を上げて、こちら側に転んできた。
その『誰か』は、ヘッドフォンをかけた、大人しそうな眼鏡男性。




大人しそうな眼鏡男性「わっ!?す、すいません・・・!・・・って!それより・・・「カカレ!カカレ!!」わっ!もう来た・・・」


・・・すると、前から謎の集団が現れる。その集団は、クリボーやワドルディ、アゴジムシ等の序盤の敵程度のキャラクターで構成されていたが、改造を施されたような姿をしている。

謎の集団「カカレ!カカレ!問答無用デカカレ!!」



メリー「な、何あれ・・・」

蓮子「わからない・・・でも嫌な予感がする。早く逃げないと「キキィッ!!」わっ!?」

・・・背後からも、ガンメンガやオニスズメと思われる、謎の集団が現れる。こちらもすべて改造を施されているような見た目。突然出てきたので、蓮子は転倒した。

蓮子「いてて・・・ん?」

・・・転倒したときに、カバンから一つ物が落ちた。・・・それは、一冊のノートだったが・・・

蓮子「あれ、ノート・・・?こんなの持ってたっけ・・・・・・って、あっ・・・!」


謎の集団「カコメ!カコメ!!」


・・・すると、蓮子とメリーが、謎の集団に取り囲まれてしまった。

メリー「か、囲まれた・・・」




キノピコ「あっ!2人が・・・」

大人しそうな眼鏡男性「な、なんであの2人に・・・?誰だかわからないけど、これって俺のせい・・・?「貴方は関係ないと思いますよ見ず知らずの人!(byキノピコ」あっ、ハイ・・・;」


謎の集団「カカレ!カカレ!ツカマエテシマエ「させるかぁっ!!!」ナッ・・・!?」




・・・追い込まれかけていたが、するとそこに誰かが駆けつけて来て、謎の集団の何割かを撃退した。


赤帽子を被った髭の男性「ふぅ・・・ギリギリ間に合ったか。」

ピンク色の一等親生物「えっと、そこの2人は大丈夫かな。」


蓮子「は、はい・・・・・って、ていうか・・・」

メリー「こ、この2人って・・・」


赤帽子を被った髭の男性「ああ、僕らのことをご存じのようだね。」


・・・2人の前に現れたのは、マリオとカービィ(ロボボアーマー搭乗)の2名だった。


赤帽子を被った髭の男性→マリオ「・・・それにしても、作者が作った『対抗策』・・・いざ実戦してみるとやっぱり慣れないなぁ。とっさに飛び込んでやってうまくいったけど・・・」

ピンク色の一等親生物→カービィ「RPGの第2作とかで、第1作で上げたレベルが元に戻ったみたいな感じじゃない?」

マリオ「例え方が随分とピンポイントだね・・・;




・・・とりあえず、ここは僕らに任せて、君たちは下がってて。」

蓮子&メリー「は、はい・・・」


・・・マリオたちに言われ、2人は避難しようとするが・・・


謎の集団「ニガサナイ!カコメ!カコメ!!」

・・・結局すぐに囲まれてしまった。


マリオ「ちょっと!!早すぎるでしょうが!!」

カービィ「・・・仕方ない。この(誰だか知らない)2人を守りながら戦うしかなさそう。」


謎の集団「タオセ!タオセ!」




蓮子「・・・すごい・・・懐かしいゲームのキャラクターが目の前にいるって・・・」

メリー「ええ・・・凄すぎて夢なのか夢じゃないのかわからなくなってきそう・・・


・・・でも、この状況だと大分きついんじゃ・・・」


マリオとカービィは、蓮子とメリーを守りつつ、謎の集団に立ち向かおうとするが、数が多すぎる。










・・・すると、2人のポケットに入っている、あるモノと、地面に落ちっぱなしの謎のノートが徐々に光り始める。










一旦区切ります。

世界を交える出会い ( No.18 )
日時: 2021/09/15 16:24
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: N0SZnmuB)

続き。




キノピコ「こ、これは助けを呼ばないと・・・」

大人しそうな眼鏡男性「・・・で、でも、頼るんだとしても誰に頼れば・・・?そもそもこれどういう状況なの!?急によくわからないところに飛ばされたと思ったら、急に変な奴らに襲われて・・・流石に勘弁して・・・;」

キノピコ「もう!!シャキッとしなさい見ず知らずの人!!何でもいいから自分ができることやったらどうなのよ!!(圧」

大人しそうな眼鏡男性「ス、スイマセン・・・;・・・あ、あと俺は『霜月ユキナリ』です・・・;」

キノピコ「じゃあ『ユキナリ』君!!早く何とかするわよ!!」

大人しそうな眼鏡男性→ユキナリ「な、何とかって・・・;そりゃあわかってるけど・・・;「だったら自分が加勢に向かいなさい」ええっ!?何でそうなるの!?!」

・・・キノピコは、『ユキナリ』と名乗る男性を無理やりマリオたちの元に向かわせようとする。








・・・一方、謎の集団エネミーと攻防を始めるマリオとカービィ。蓮子とメリーを守りつつ、何とか敵を倒せているようだが、慣れない戦い方、敵の数、耐久力、攻撃を当てた際の感触等、厄介要素が多く、次第に手間を取り始めている。


カービィ「・・・流石に数が多いなぁ・・・流石にロボボでも限界あるよ。」

マリオ「いつものやり方が全部通用すればいいのに・・・;段々きつくなってきたな・・・」


謎の集団「タオセ!タオセ!!オキアガッテ!!!」


・・・すると、さっきマリオたちが倒したはずのエネミー達が起き上がって、復活してしまった。


マリオ「嘘だろ!?完全に倒せてなかったのか・・・!?」

カービィ「そんなぁ・・・じゃあどうしろというんだよ!?」


謎の集団「カカレ!カカレ!!隙アリダ!!」


・・・謎の集団は、隙をついて蓮子とメリーに襲い掛かろうとした。

蓮子「えっ!?何で私たちに・・・」

メリー「来る・・・でもどうすれば・・・!」
























『今こそ、反逆の時を迎えろ。』




・・・再び追い込まれた時だった。・・・落ちたままの謎のノートが開き、謎の古代文字を放ちながら光りだした。そのノートから放たれた古代文字は、ありとあらゆる場所に広がった。



蓮子「わっ・・・何!?」

メリー「古代文字・・・?・・・あれ、ポケットから何か・・・」

・・・2人のポケットの中に入っていたモノ・・・何かの糸もまた光だし、ノートから放たれた古代文字の一部を取り込んだ後、それらは光となって原形をとどめなくなり、蓮子とメリーの体に纏わりついた。

メリー「今のは・・・?」

蓮子「わからない・・・でも・・・




・・・何だか力が湧いてくる!!」



謎の集団「カカレ!!カカレ!!気ニセズカカレ!!」


謎の集団のエネミー達は、とにかく攻撃を続けようとする。


マリオ「!!まだ攻撃を・・・!危な・・・」



メリー「こ・・・来ないでっ!!」


謎の集団「カカレ!オソエ・・・「バチィッ!!」ギャッ・・・!!!」


・・・メリーが咄嗟に身を守ろうと、両手を前に出したら、電撃に似たエネルギー弾幕が放たれ、謎の集団エネミーにクリーンヒット。

メリー「えっ・・・?」

蓮子「な、なんか力湧いてきたと思ったら・・・すごい!私にもできるかな!?・・・ええいっ!!!」

・・・当てずっぽうで蓮子も、エネミーに向けて手を前に出してみると、(偶然にも)弾幕を放つことが出来て、エネミーにクリーンヒットさせた。


謎の集団「イギャアアアアアアア!!!」


・・・そのまま、エネミー達は撃退。撃退された者たちは、改造部分が消滅し、カードに変化してどこかに消えていった。


蓮子「なんかよくわからないけど上手くいったわね!!」

メリー「えええ・・・;」←突然のことで反応に困っている



マリオ「な、何だ何だ!?急展開多すぎて何が何だか・・・」


謎の集団「ヒルムナ!タオセ!タオセ!」


カービィ「ゲッ、また来た!・・・とりゃあっ!!!」

一方、カービィはロボボアーマーのロボボパンチを謎の集団に直撃させる。・・・すると、さっきまで倒せなかったはずのエネミー達が撃退され、カードになってどこかに消えた。


カービィ「あれ、攻撃が普通に通じる・・・」

マリオ「本当かい!?・・・それじゃあ・・・ファイアボールだ!!!」

・・・マリオはエネミー達にファイアボールを放ちまくる。

すると、エネミー達がどんどんダメージを受け、さっきと同じ順序で撃退された。

マリオ「やった!やっと普通に攻撃が通ったぞ!「ほら!早く!!」・・・ん?」


・・・キノピコが、(ユキナリを引っ張り出しながら)ミドリ甲羅を持って戦闘準備OK。

キノピコ「マリオさん!私『達』も手伝いますよ!!」

ユキナリ「(なんでこんな事に・・・;;;)」


マリオ「あーうん・・・気持ちだけ受け取っておくよ・・・;」



謎の集団「カ・・・カカレ!!カカレ!!」


謎の集団は、とにかく攻撃を続けようとする。


キノピコ「ほら、君もシャキッとしなさい!そして行ってきなさい!!」←ユキナリをぶん投げる

ユキナリ「何で全然状況つかめてないときに限ってこんな目に合うんだあああ!!!・・・あれ?」

・・・するとユキナリの手元にさっきの古代文字が付着し、その文字が、エネルギー銃のようなアイテムに変化する。


謎の集団「カカレ!!カカレ「バキューン!!!」ギャッ・・・」


・・・そのアイテムから放たれたエネルギー弾がヒットし、エネミーを撃退した。

ユキナリ「本当に撃てた・・・!?何から何まで一体全体どういうこと!?」



謎の集団「カカレ!カカレ!!」


・・・謎の集団は、形振り構わず襲い掛かる。

蓮子「よし!今ならいける!行くよメリー!」

メリー「え、ええ!こうなったらなるようになれ、ね!」










学ランを着た銀髪の少年「・・・今の力は・・・ペルソナに似ている・・・?・・・なら俺も・・・」








一旦区切ります。

Re: ウルトラワールドでの日常第2章《秘封交叉伝》 ( No.19 )
日時: 2021/09/16 16:38
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: N0SZnmuB)

続き。




・・・こうして、謎の集団エネミーとの交戦が本格的にスタートした。


謎の集団「カカレ!!カカレ!!ヒルムナ!束ニナレ!!」



マリオ「さぁて、なんかよくわからないけど、今までよくも好き勝手やってくれたみたいだね。・・・反撃開始だ!!」

カービィ「思いっきり行くよー!「ちょ、ちょっと待ってください!!」・・・あれ?」

・・・すると、ユキナリがマリオとカービィに話しかける。

マリオ「君は・・・ついさっきキノピコに連行されてた人か。」

ユキナリ「なんか変な覚え方されてる・・・;ていうか連行は違うと思うけど・・・


・・・と、とにかく、状況はよくわからないけど、俺も一緒に戦えるみたいだから協力させてほしい。いつまでも逃げてるわけにもいかないし・・・」

マリオ「そう・・・それなら、言葉はいらないね。早くあの集団を倒すぜ!行くよ!・・・えっと・・・」

ユキナリ「俺は『霜月ユキナリ』です。」

マリオ「じゃあ行くぞユキナリ!!」

ユキナリ「は、ハイ!!」

カービィ「・・・なんだかんだで優勢になってきた感じだね。・・・それに、あの2人組(蓮子&メリー)も、立ち向かう気満々みたいだし。」

マリオ「まぁそれもそうだけど。


・・・それにしても、さっきあの2人が放ったのは・・・弾幕?スペカに似ている感じがしたけど・・・」



謎の集団「カカレカカレ!グループ分けてタタカエ!!」

・・・謎の集団は、それぞれ同種(クリボー(?)、ワドルディ(?)、オニスズメ(?)、アゴジムシ(?)、ガンメンガ(?)でそれぞれ分かれて)でグループを作り、一堂に攻撃を始める。


蓮子「整列してまとまった・・・この方が狙いやすい!」

メリー「一気に決めましょう!蓮子!」

・・・蓮子とメリーは、飛行系のオニスズメ(?)やガンメンガ(?)に狙いを定めてそれぞれ無数の弾幕を放つ。

オニスズメ(?)やガンメンガ(?)達「ギャァッ!!!」

・・・大量の弾幕をクリーンヒットさせて、飛行系のエネミー達(そして流れ弾を食らったほかのエネミー達)を撃退した。

蓮子「上手くいった!やったねメリー!!」

メリー「ええ!・・・でも、喜ぶのはまだ・・・「ドガッシャア!!」きゃっ!?」


・・・2人の後ろでは、マリオたちが他のエネミー達を、残らず撃退してくれていた。



マリオ「やっぱりいつものやり方がしっくりくるな。当たり前だけど。おかげですぐに片づけられた。」

カービィ「・・・それにしても、ずいぶんと的確な射撃だったねぇユキナリ君。」

ユキナリ「あ、ありがとう・・・でも何でこんなに上手くできたんだ・・・?銃を持ったことなんてなかったのに・・・」


キノピコ「私が出るまでもなかったですね。・・・それじゃあ、予定があるのでこれで!」←帰った


ユキナリ「・・・あの人・・・何だったの・・・?」

マリオ「元々ああいう感じなんだよ・・・多分・・・;」



・・・こうして、謎の集団をすべて撃退したのであった。



そして、蓮子とメリーは、マリオたちのもとに駆け寄る。


蓮子「えっと・・・さっきはありがとうございます!」

マリオ「・・・礼を言うのはこっちだよ。実際僕らも、あの変な敵に悩まされてたんだ。あと、敬語じゃなくても大丈夫。」

メリー「あっ、はい、そういうことなら・・・」

マリオ「・・・えっと、ところで君たち、名前は・・・」


蓮子「私は蓮子!『宇佐見蓮子』よ!」

メリー「『マエリベリー・ハーン』よ。『メリー』って呼んでね。」


マリオ「よろしくね。・・・一応名乗るよ。僕はマリオ。ご存じミスタービデオゲームさ!」

カービィ「僕はカービィ!・・・で、こっちが相棒のロボボだよ。」

ロボボアーマー( ・v・)9ヨロシク。


ユキナリ「えっと、俺はユキナリです。・・・ところで、この状況って一体どういうことですか?」

マリオ「ああ、そういえばまだ細かいことは話してなかったね・・・色々巻き込んでゴメン;」

ユキナリ「い、いや・・・さっきのは自分から巻き込まれていったようなものだし・・・;」


マリオ「ああ・・・まぁ・・・;・・・『どういうこと』って言えば、蓮子、メリー、さっきのノートは・・・」

蓮子「えっ・・・あっ、これね。」

蓮子は、さっきの謎の古代文字をは放ち終わった、地面に落ちたままのノートを拾い上げる。

蓮子「これ・・・本当に何なんだろう・・・・・・なんか開かないし・・・」

カービィ「わからないの?」

メリー「ええ。気づいたらカバンに入ってた感じで・・・何か忘れているような気もするけど・・・」

マリオ「・・・まぁ、話はあとにしよう。どうやら、蓮子もメリーも、ユキナリも、何らかの事故で、別の世界から飛ばされているみたいだね。」

ユキナリ「『別の世界』・・・?やっぱり、ここは俺が住んでるところと全然違うのか・・・」



???????「・・・・」




カービィ「もしかしたら、君らの友達や知り合いが同じくここに飛ばされてきてるかもだし、早いところ『スマブラ屋敷』に・・・「トラエタァーリ!!」うおっ!?」

・・・突然物陰から、正体不明の何かが凄いスピードで突進してきて、(カービィ達は間一髪避けて)そのまま壁にぶつかった・・・いや、『斬った』という方が正しい。


???????「ヴヴヴ・・・」


マリオ「おいおい・・・やっと終わったと思ったのにまた敵か・・・さっきのや、前のとは違う・・・」


・・・その何かは、上半身がかまきりポケモン『ストライク』のようで、鎌の腕には、峰の部分に石のトゲが沢山付いている。下半身は、ファスナーのようなモノで『ドッスン』(一同の視点から見ると、上から見たドッスンが見える)と繋ぎ合わされている。



落切らくせつ連結《ドストライクン》「キシャアアアアアアアア!!!」

・・・『ドストライクン』という『合体獣ディスペクター』の周りに、再び謎の集団エネミーが現れ始める。


ユキナリ「あれは・・・どういうこと・・・!?さっき倒したはずのモンスターが・・・?」

マリオ「よくわからないが・・・とりあえず、アイツを中心に、エネミー達が現れてるみたいだ!!」



ドストライクン「・・・トツゲキ!!」

・・・ドストライクンは、再び突進しようとする。


蓮子「また来る!」

メリー「迎え撃つ方法は・・・」


謎の集団「カカレ!カカレ!カコメ!!」


・・・またまた、エネミー達に囲まれてしまう。


マリオ「またかよ!いい加減しつこいな!!」



ドストライクン「ドストラァァァァァイク!!!」


・・・その隙をすかさず狙って、ドストライクンは一堂に突っ込もうとする。

カービィ「ああっ!もたもたしてたら突っ込んでくる!!」


・・・そして、突っ込み始めた来た時・・・









「・・・『イザナギ』!!!」





ドストライクン「ストラァァァァァ「ガキィン!!!」ガッ・・・!?」


・・・突然、人影がドストライクンの目の前に飛び込んで来た。

その者は、現れたアルカナを握り、砕く。すると、その者の後ろに、黒い長ランを着て、白いハチマキを締め、長い剣を携えている人型が現れる。


・・・そしてその人型は、ドストライクンの攻撃を防いだ。



蓮子「今のは・・・?」

メリー「・・・どこかで似たようなのを知っている気が・・・」




マリオ「うーん・・・あれは、たしか・・・」





・・・その者は、学ランを着た銀髪の少年。






学ランを着た銀髪の少年「・・・間一髪・・・だったな。」









「おいおい・・・このよくわからない世界で、シャドウっぽい気配がすると思って駆けつけてみたら・・・相棒までいるのか・・・」




続く。