二次創作小説(新・総合)

倒壊した図書館 ( No.178 )
日時: 2021/12/27 16:39
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: CE4YyNoS)

どうも。おろさんです。




・・・今回は桜木霊歌さんからの依頼を行います。何とか頑張りました。それではどうぞ。








《スマブラ屋敷》


メタナイト「カービィ達は大丈夫だろうか・・・妙に胸騒ぎがするが・・・」

ポケモントレーナー「・・・(首を縦に振る」

ニット「とりあえず、皆を信じましょう。時期に私達も99コロシアムに向かうかもだし・・・」

メタナイト「それもそうだな・・・ひとまず我々は、並行世界パラレルワールドからの依頼を熟さなければ。」





・・・と言う事で3人は、桜木霊歌サイドから来た下記の依頼に取り組みに行くのだった。





依頼人:時ノ小路優
内容:『ある図書館の調査を手伝ってください』
僕は特務司書アルケミストとして、沢山の文学を守るために奔走しているんです。
そこで、別の図書館に配属されている僕と同じ特務司書アルケミストが自殺したそうなのですが、図書館のボロボロ具合といい、どう考えても自殺とは思えないんです。
お願いします、僕と文豪の皆様と共に、図書館を調査してくれませんか?

報酬:霊糸電話れいしでんわ
幽霊と会話ができる糸電話

備考
補修:刀剣乱舞でいう手入れ。傷ついた文豪の補修は今回の依頼であれば特務司書アルケミストである優しか行うことができず、怠ると『絶筆』=死亡してしまう

東図書館あずまとしょかん:御伽市にある図書館の一つであり、侵食された書物である有碍書の浄化を行っている国定図書館の一つ。
表向きには自然災害で倒壊し、担当していた特務司書アルケミストが自殺したとされている。

東図書館の特務司書アルケミスト:表向きには自殺したとなっている特務司書アルケミストだが、優曰く『自殺するような動機はない』

アウトローとの関係性:なし









《倒壊した東図書館》



優(桜木霊歌)「と言う事なので、今回もよろしくお願いします。」


彼岸(桜木霊歌)「ボクは、北原一門門下生、空渡彼岸です。


・・・BUGの事は、優たちから聞いています。」


メタナイト「ああ。よろしくな。」


光一(桜木霊歌)「・・・蓮喰光一。元詩人で小説家で軍人だ。」

寛(桜木霊歌)「菊池寛きくちかんだ。本名は『ひろし』ってんだが、まぁ好きな方で呼んでくれや。」


康成(桜木霊歌)「・・・」


ポケモントレーナー「・・・?」

ニット「それで、貴方は・・・」


康成(桜木霊歌)「ああ、すみません。目を合わせれば挨拶が済んだかと・・・川端康成です。よろしくお願いします。」



メタナイト「・・・話は事前に聞いている。この、突如東図書館とやらが謎の倒壊を遂げ、その特務司書・・・アルケミストだったか?彼が不審な死を遂げたなどと言うのが大まかな内容だったか。」



優(桜木霊歌)「はい・・・あの人、将来有望だって言われてたし、とても自殺をする人だとは思えなくて・・・それで、皆さんに調査を手伝ってもらおうと・・・」



ニット「ええ、気になる話ではあるし、早く原因を突き止めましょう。」






・・・こうして、倒壊している東図書館に突入する一同。



・・・この状況を、以前にも桜木霊歌サイドの依頼で姿を現していた解体人形ジェニーが離れで見ていた。



ジェニー「・・・BUGだとか、またこの世界からの依頼を受けに来たのね・・・」

カットちゃん「何だかんだで優しい奴等だねぇ。ウケケケケ・・・」

ジェニー「・・・あら、そういえばあの図書館ってたしか・・・」










と言う事で、東図書館内部を早速探索する。



メタナイト「(全世界スイーツ大全・・・物凄く気にはなるが関係無いか・・・;)」


優(桜木霊歌)「それで、何かわかりましたか?」

ニット「全然だめね・・・そっちは?」

寛(桜木霊歌)「ハッキリ言って手掛かり無しや。」


彼岸(桜木霊歌)「・・・後は、あの部屋ですね・・・」



あんまり手掛かりが見つからないようで、まだ探索していない部屋を探索してみる。




メタナイト「む・・・何だあの本は・・・」




・・・するとそこにあったのは、淡い光を放っている本だった。



優(桜木霊歌)「あの本・・・もしかして・・・」



・・・優(桜木霊歌)は、その淡い光を放つ本を開いてみる。そしたら、その本から誰か・・・身長の低い男性が現れる。



??「ここは・・・」


ポケモントレーナー「・・・!!?」

ニット「きゅ、急に誰・・・」


彼岸(桜木霊歌)「犀にぃ!!?」

寛(桜木霊歌)「犀星!?」

康成(桜木霊歌)「室生!?」


ニット&メタナイト&ポケモントレーナー「・・・?」



本から出てきたのは、『室生犀星』という人物らしい。



犀星(桜木霊歌)「金沢の詩人、室生犀星だ。これでも成人しているからな!」


メタナイト「驚いたな。まさか本の中から出てくるなんて・・・」



優(桜木霊歌)「ところで、一体何があったんですか?あの本の中に入っていたって言う事なら・・・」


犀星(桜木霊歌)「分からない・・・何であの本に宿っていたのか覚えていない・・・


・・・だが・・・何か覚えている・・・そうだ・・・早くアイツを仕留めないと・・・いでっ!!」


意味深な発言をして、歩き始めたが、犀星(桜木霊歌)が唐突に転倒する。


彼岸(桜木霊歌)&光一(桜木霊歌)「・・・・?」


ニット「だ、大丈夫・・・?」


犀星(桜木霊歌)「ま、まぁ・・・でっ!!」


立ち上がってどこかに向かうかのように歩こうとしたが、また転倒。



光一(桜木霊歌)「何か、変だな・・・犀兄さんがあんなに転ぶなんて・・・」

彼岸(桜木霊歌)「うん・・・」



メタナイト「・・・そういえばだが、犀星とやらが出てきたあの本は何なんだ?」

優(桜木霊歌)「えっと、あれは・・・「『有魂書』よ『有魂書』。」えっ・・・?」



するとそこに現れたのは、解体人形ジェニーだった。



優(桜木霊歌)「あの人はあの時の・・・」

ニット「あなたは・・・たしか雪子ちゃんたちが言ってた・・・」




ジェニー「何か月ぶりかしらねぇ。それはそうと、さっきの本は『有魂書』って言って、文豪の魂が宿った文学作品を纏めてそう言うのよ。今の犀星だとかって言う子みたいにね。」



犀星(桜木霊歌)「だからこれでも成人してるんだって!!


ってそんなことしてる場合じゃない・・・早く司書さんの仇を・・・」



優(桜木霊歌)「・・・えっ?」


メタナイト「どういうことだ・・・」




ジェニー「・・・はぁ。そんなもたもたしてる場合じゃないと思うわよ。」




彼岸(桜木霊歌)「何の事「チュドォォォォン!!!」!!?」



すると突然、向こうの部屋から崩れる音が。音がした部屋に行ってみると・・・





浸蝕者「・・・・」



桜木霊歌サイドの一同「『侵蝕者』!!?」



・・・そこには、『侵蝕者』という魔物・・・かなり巨大なのが現れる。

侵蝕者の足元には、瘴気を放っている本が。



寛(桜木霊歌)「あれって・・・まさか「『有碍書』ね。」ま、またか・・・;」



ジェニー「あの侵蝕者だとかに汚された文学作品を纏めてそう言うのよ。」



ニット「何でそれを貴方が知ってるの!?」




ジェニー「そう言うのは、あの魔物を倒してからにしなさい。それに、あの子をそのままにしておいて大丈夫なのかしら?」




犀星(桜木霊歌)「早く仕留めないと・・・あでっ!!(また転倒」




優(桜木霊歌)「室生先生!!?」

メタナイト「おい落ち着け!!・・・っ・・・仕方がない!!行くぞ!!」



ポケモントレーナー「・・・行け!!ゼニガメ!!」

ゼニガメ「ゼニッ!!!」




・・・と言う事で、侵蝕者を撃退するために、一斉攻撃を行う。






侵蝕者「・・・・!!」





・・・数で勝っているのか、どんどん侵蝕者を追い込む。




メタナイト「よし、とどめ・・・「バキュゥン!!!」!?」


侵蝕者「・・・・!!」



犀星(桜木霊歌)「はぁ・・・はぁ・・・」


・・・犀星(桜木霊歌)が、銃で一発撃ったのがクリーンヒットし、侵蝕者を撃退した。



メタナイト「・・・ま、まぁいいか・・・;」



彼岸(桜木霊歌)「とにかく、はやく有碍書を・・・」



・・・有碍書も封印し、とりあえず徐々に図書館が崩れていたのが止まった。



ニット「一件落着・・・なのかしらね。」


光一(桜木霊歌)「・・・そうだな。それにしても、一体全体どうなっているんだ・・・」


犀星(桜木霊歌)「・・・・っ!?」



すると、犀星(桜木霊歌)の背後に、気弱な雰囲気の青年が現れる。


優(桜木霊歌)「萩原先生!!?」


・・・その青年は、『萩原朔太郎』だと言う。



朔太郎(桜木霊歌)『・・・何だか、迷惑かけちゃったかな・・・』


彼岸(桜木霊歌)「魂だけの状態・・・犀にぃに乗り移っていたから犀にぃの様子が変だったのか・・・」


ニット「でも、一体何があったの?わざわざ親友の体に宿ってまで・・・」



朔太郎(桜木霊歌)『実は・・・「それも私が説明してあげる。」・・・えっ?』




するとまたジェニーが割り込み、経緯を説明する。




ジェニー「・・・どうやら、出世に目がくらんだ政府の役人が、ここの新人特務司書アルケミストさんに取り入ろうとしたらしくってねぇ。でも新人さんは拒んだ。

そしたらその役人は憂さ晴らしに、封印をわざと解いたまま有碍書を開いて、その結果自分自身も瘴気を浴びてさっきの魔物になり果てたのよ。で、その魔物が新人さんを殺した真犯人ってこと。

そして、放たれたままの瘴気のせいで、その子もこの図書館も巻き添え喰らっちゃったのよ。


・・・で、朔太郎だとかって子は、親友の体に乗り移って、貴方達を手伝おうとしたってわけ。」



優(桜木霊歌)「何であなたがそんなこと知ってるんですか・・・」




ジェニー「だって『見てた』んだもの。」




メタナイト「『見てた』・・・?・・・と言う事は貴様・・・役人とやらも、ここの特務司書アルケミストの事も見捨てたというのか。」




ジェニー「・・・生憎私は善人じゃあないのよ。かと言ってアウトローだとかに付くつもりもないけれど・・・



・・・用はすんだかしら?それじゃあまた会いましょう。」←去って行く

カットちゃん「じゃあな!!ウケケケケ!!」





メタナイト「オイ待て!!・・・何だったんだ・・・」






そして・・・





優(桜木霊歌)「今回もありがとうございました。・・・萩原先生の事は、こっちでどうにかできますので。東図書館の事も・・・」



メタナイト「ああ。後はそちらに任せよう。」

ニット「頑張ってね。」

ポケモントレーナー「頑張れよ。」













朔太郎(桜木霊歌)『・・・ありがとう。』








こうして、無事に依頼を達成したのだった。






終演






~後書き~
今回は桜木霊歌さんからの依頼でした。文アル良く分からなかったけど頑張ったよ!!?戦闘シーンとか色々省略しちゃったけれど!!とりあえず何か色々スイマセンOTL
今回はここまで。感想OK。