二次創作小説(新・総合)

侍の士気と宝来の人の形 ( No.215 )
日時: 2022/01/08 18:08
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: CE4YyNoS)

どうも。おろさんです。テストイヤダアアアアアアアソシテポケモンノユビヲフルヤツゼンゼンカテネエエエエエエエエエエエ(泣)



・・・前回、ガレオザムライを破壊して現れたハートレス『デジタヒューマ』。激しい攻撃にかなりピンチだったが、すると・・・








イヤフォンの少年「・・・継承の力『レクスターズ』・・・

・・・かつてデュエルマスターズというカードゲームの世界では、歴史に語り継がれたクリーチャーの力を受け継ぐ者『レクスターズ』と、2体の歴史に語り継がれたクリーチャーを混ぜ合わせて作り出された『ディスペクター』との戦いが繰り広げられた・・・



・・・歴史に語り継がれる存在がいるのは、デュエマの世界に限った話ではない・・・それはどの世界でも例外は無い・・・




これからは、インクウェル島の時に『大魔王《クッパ》』が『帯電クリーパー』の力を手に入れたように・・・君達は・・・




・・・君達は、『交叉伝クロスオーバー』によって・・・」












・・・ティの脳内に直接語り掛けてきた謎の声。するとティが持っていた『タコツボザムライ』のカードが光りだして・・・



ティ『っ・・・今のは・・・ってあれっ?』


・・・いつの間にかティの意識は、不思議な空間の中に。


ティ『ここは・・・『よぉ。』ん?誰だ・・・って、ええっ!!?』


ティの前には、ロカビリーなジャケットを着ている大きい人型オクタリアンの『タコツボザムライ』がいた。


ティ『君は・・・さっきまでディスペクターにされていた・・・』



タコツボザムライ『ああそうだぜ。俺は『タコツボザムライ』。仲間からは兄貴分としてよく頼られてるんだ。


・・・さっきぶっ壊されたことで、元に戻ったのさ。んで、カード化されたままの俺が偶然にもお前の手に渡った。だからこうして、こういう方法で直接話せるのさ。』


ティ『そ、そうなのか・・・でも、何で急に俺をこんな空間に・・・?』


タコツボザムライ『さぁな。多分、俺の意識とお前の意識を繋ぐ空間・・・って感じだろうよ。



・・・細かいことは後回しだ。・・・それより、今はかなりピンチな状況なんだろ。だったら、直接は無理でも力を貸してやるよ。』


そう言ってタコツボザムライは、自身が使う、バイクエンジン付きのローラー武器をティに渡そうとする。


タコツボザムライ『こいつは結構派手にインクを飛ばすことが出来るんだ。こいつを使えば、炎にも対処できるだろ。』


ティ『しかし・・・いいのか?』


タコツボザムライ『今はんなこと言ってる場合じゃないからって言うのもあるが・・・



・・・ただ俺は、改造させられちまった仲間を助けたいだけだ。あの時は何かをすることが出来なかった。何もできなかった・・・だからこそ、オクタリアンの皆を助けるために、出来ることをしたい。ただそれだけなんだ。


・・・お前も、お前の仲間も、『助けたい』っつー気持ちは同じなはずだ。・・・だから、俺の力、ここはお前が使え。』


・・・タコツボザムライのこの『想い』を知り、ティは・・・



ティ『・・・ああ・・・分かった!』












《地下のレース場》





デジタヒューマ「・・・・・」


デジタヒューマは、とにかく蓮子たちに突っ込もうとする。周りはどんどん燃えて行く。



蓮子「っ・・・これはきついわね・・・」

メリー「水とかみたいな消化できるものがあればとっても都合が良いんだけど・・・」

りんご「それっぽいのがどこにもありませんー!!」





デジタヒューマ「・・・」

間髪を入れずにデジタヒューマは攻撃を仕掛ける。大鉈と出刃包丁を振り回して爆走する。





ティ「今のは・・・・・・!」


・・・意識が現実に戻ったティ。・・・手に握っていた『タコツボザムライ』のカードを見つめ・・・



『あれって・・・ティ!!これ使え!!』


・・・すると、ティの左腕に『スピリットバングル』が転送され、装着される。


ティ「これは・・・・よし!!」


物の試しでティは、タコツボザムライのカードをバングルに読み取らせる。そして・・・



デジタヒューマ「・・・・・「ドガッシャア!!」!?」




デジタヒューマが4人に突っ込もうとしたタイミングで、光がティを包んで、その後タコツボザムライが持っていたローラー武器でデジタヒューマが殴り飛ばされる。



りんご「ややっ!?一体全体何が・・・って、ティ!?その恰好は・・・」



・・・3人の目には、ロカビリーなジャケットを羽織り、バイクエンジンの付いた大きなローラー(何故か持ち手部分にティのリング付いた)を担いでいる、ティの姿があった。




《ティ<ザムライ.star>》「・・・さぁ、反撃開始だ。」







デジタヒューマ「・・・・・!!?」





一旦区切ります。感想まだ。

侍の士気と宝来の人の形 ( No.216 )
日時: 2022/01/08 18:12
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: CE4YyNoS)

続き。




・・・『タコツボザムライ』の力を得たティ。デジタヒューマに向かって、ローラーをぶん回し、インクを派手に飛ばす。




デジタヒューマ「ッ・・・・・!!?」



・・・特殊なインクで、周りの炎が消化されていく。



りんご「こ、これは・・・何だか胸熱な展開がぁぁ!!?」

蓮子「何が何だかようわからないけれど、これで形勢逆転なんじゃないかしら!?」

メリー「ええ!今の内に早くハートレスを倒すわよ!!」



ティ「そりゃあっ!!!」


・・・ティが、ローラーの縦振りで連続で長距離にインクを飛ばす。周辺の炎を消火しつつ、デジタヒューマを攻撃。



デジタヒューマ「・・・・・」


・・・だが、どうもデジタヒューマすぐに再生する。反撃して、どんどん炎を放っていく。



ティ「っ・・・」



蓮子「随分な頻度で再生するわね・・・これって、一撃で仕留めないと駄目な奴かしら・・・?」

メリー「どういう根拠でそんな発想を・・・ってきゃっ!!(炎が辺りかける」









黄髪紫服の魔法使い少女「あらあら・・・キーブレードを使いこなすのなら、魔法くらい使えないとね。」









蓮子「うーん、何かいい方法は・・・ん?」



・・・すると、キーブレードの先端が水色に光り出す。


そしたら、蓮子のからは氷属性の魔法『ブリザド』、メリーのからは水属性の魔法『ウォータ』が放たれ、周りの炎を消火する。



メリー「ま、魔法!?何で急に・・・」




デジタヒューマ「・・・・」



・・・デジタヒューマは、蓮子とメリーに突っ込もうとする。




蓮子「げっ・・・メリー、さっきの出来そう?」

メリー「いやいやそんなこと言われたって・・・」


りんご「今のは魔法・・・?そういうのは、何かイメージをするんですよ!そうしたら意外と上手く行きますよ!!」



蓮子「そうなの?オッケーありがとう!!」

メリー「やってみるしかないわね・・・!」



デジタヒューマ「・・・・(突っ込む」



蓮子&メリー「・・・・はぁっ!!!」


・・・2人は、同時に魔法を放つ。そうすることで、デジタヒューマに大ダメージを与える。



デジタヒューマ「!!「はぁっ!!」!!?」


すかさずティもローラーを振り下ろしてダメージを与える。


・・・だが、何度攻撃しても、デジタヒューマは再生してしまう。




ティ「思いのほか面倒だな・・・」


りんご「『一撃で』・・・ああっ!!良いことを思いついてしまいました!!」


・・・りんごが何かひらめいたようで・・・



りんご「メリーさん、ティ!あのハートレスに思いっきり攻撃を飛ばしてください!!大量の水分を!!」


メリー「えっ?良く分からないけれど・・・えいっ!!」

ティ「何か閃いたみたいだな。」


りんごに言われた通り、2人は水系の攻撃をデジタヒューマに飛ばす。それをすかさず・・・


りんご「今です蓮子さん!氷を!!」




蓮子「氷を・・・そういう事ねっ!!!」



・・・すぐさま蓮子がブリザドを放つと、デジタヒューマの周りのインクと水が凍り、デジタヒューマが氷漬けになる。



ティ「凍った・・・そうか、これなら・・・!!」


・・・すぐさまティが、ローラーを思いっきり振り下ろす。



ティ「・・・『Tスピンフルスイング』っ!!!」



物凄い回転がかかったローラーの一撃で、デジタヒューマは粉々に破壊された。



ティ「・・・何とかなったな・・・あれっ?」



・・・ティが姿を戻すと、タコツボザムライのカードがまた光り出す。




タコツボザムライ『ハハッ。いいスイングじゃねーか・・・面白いぜ・・・




・・・俺の力、しばらくはお前に使わせてやる。・・・皆の事を頼んだぞ。』


・・・タコツボザムライのカードから、彼の魂とされるハートが出て来て、そのままどこかへと消えて行った。

・・・そしてカードは、『ティ<ザムライ.star>』のスピリットカードへと変化した。


ティ「・・・よろしくな。」

オー「ピピッ・・・?」←いた




蓮子「・・・それにしても、何で急に魔法何か・・・あれっ」


・・・すると、粉々に破壊されたデジタヒューマは消滅したが、コミックドールの時と同じように真っ黒な物体が残った。

その中から、合体元の一つにされていた『八つ裂鬼』のカードが出て来てどこかへ消えた。



メリー「これって、前と同じ・・・もしかして・・・」



・・・キーブレードを近づけてみると、先端が光り、光線のように飛んで黒い物体の闇を照らす。



黒い物体は『元に戻り』、白いカッターシャツと赤いもんぺのようなズボン(サスペンダーで吊っていて、各所に護符が張られているる)という服装で、白地に赤の入った大きなリボン(頭部に大きいのが一つ、毛先に小さいのが複数)を付けている、白髪のようなロングヘアーの、深紅の瞳を持った少女が。



深紅の瞳を持った少女「・・・・・(眠っている」




蓮子「やっぱり、また・・・」

メリー「あれ・・・この人、夢で見たような・・・?」

ティ「彼女は・・・一体誰なんだ?」

りんご「さぁ・・・「んん・・・」・・・おや?」



すると、その少女は起き上がって来る。



深紅の瞳を持った少女「ここは・・・どこだ・・・?・・・(りんご達を認識する)ん?お前ら、誰だ・・・?」



・・・りんご達は名前を名乗る。(省略)



深紅の瞳を持った少女「蓮子に、メリーに、ティに・・・りんご、か・・・






・・・私は『妹紅』・・・『藤原妹紅』だ。・・・よろしくな。」



・・・その少女は『藤原妹紅』。竹林に住んでいる、不老不死の人間『蓬莱人』である。









《更に地下に繋がる施設:中央部》



その頃。


セキュリティ『第二バリア、解除。』



・・・何重にも張られていたバリアがまた1枚消えた。・・・あと1枚だ。




《補足・紹介》


~エネミー~



装士接続《ガレオザムライ》
『タコツボザムライ』と『ガレオム』が合わせられたディスペクター。
ガレオムのエンジンと、タコツボザムライの豪快なローラーさばきが合わさってとてつもないパワーを得た。戦車になることは出来ない。
ただ、改造されても尚タコツボザムライの『正々堂々な勝負を好む』性格が濃く出ていたようで、キングテレサによって暴走させられるまでは兵器のように容赦ない無差別攻撃をすることは無かった珍しい個体。



デジタヒューマ
『八つ裂鬼』と『藤原妹紅』を混ぜ合わせたとされる『不死裂混成《ヤツザモコウ》』をハートレス化させた魔物。デジタルの世界、レースゲームに合わせてデジタル感、乗り物感がある。
八つ裂鬼の残忍さと、妹紅の不老不死が合わさり、捨て身ながらも爆走して周りを燃やし尽くす凶暴な存在になった。
尚、不老不死の要素はハルカスがアレンジを加えたらしいため、再生方法などが原作等ほんらいとは大分異なる。







続く。感想OK。