二次創作小説(新・総合)
- 継承の力『レクスターズ』 ( No.219 )
- 日時: 2022/01/09 18:28
- 名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: CE4YyNoS)
どうも。おろさんです。
・・・前回、色々あってデジタヒューマを撃退したりんご達。そして、次に解放されたのは、『蓬莱人』である『藤原妹紅』だった。
深紅の瞳を持った少女→妹紅「・・・ところで・・・ここは一体どこなんだ?一体全体何があった?慧音や輝夜はどうしたんだ?
いつも通り竹林で迷ってる人がいないか見回りをしていたところまでの記憶が無い・・・」
ティ「あ、えっと・・・」
事情を説明中・・・
妹紅「99コロシアム・・・?じゃあ、ここは『幻想郷』じゃないってことか・・・」
メリー「(また『幻想郷』・・・)」
りんご「はい・・・貴方はどういうわけか、アウトローによってハートレスと言う魔物に変えられていたんです。」
妹紅「っ・・・『隔離』だとか『改造』だとか、にわかには信じがたい事ばかりだけど・・・今この空間にいる上に、やけに変わった服装の奴もいるし、信用せざるを得ないみたいだな・・・」
ティ「(変わった服装・・・;;)」
妹紅「どっちにしろ、本当なら見過ごせない話だな・・・慧音やみんなの事も心配だ。だったら私も・・・ぐっ!!」
・・・妹紅は、歩こうとするが体がよろけてしまう。デジタヒューマにされていた際に体力を大幅に消費してしまったらしい。それをりんごが支える。
りんご「あ、あまり無茶はしないでください!・・・どうやらその感じだと体の調子が戻っていないようですし・・・」
妹紅「っ・・・でも・・・」
ティ「・・・君の事は良く分からないが、友達や仲間を助けたいんだったら、ここで無理はしない方が良い。」
妹紅「う・・・悪い・・・「クエエエッ!!」えっ!?」
すると、妹紅の背後にテトリダチョウが現れ、飛び掛かって来る。
りんご「ややっ!!『タンジェント』っ!!」
テトリダチョウ「クエッ!!?」
すぐさまりんごが撃退。
りんご「ふぅ。これくらい何とかなりますね。大丈夫でしたか?」
妹紅「あ、ああ・・・ありがとう・・・『また』助けられた・・・(小声」
りんご「・・・『また』?前に会ったことありましたっけ・・・」
妹紅「ああいやそういう事じゃなくて・・・
・・・さっき、そのハートレスだとかにされた私の事助けてくれただろ?そのことに関してお礼言い損ねてたけど・・・
・・・実のところ、ほんの少しだけど、あの物騒な鬼(八つ裂鬼)と混ぜられてた時の事、思い出してきたんだ。・・・ほとんど無差別に人を殺めちまった事ばかりだけど・・・
でも、あんたの機転のおかげで、さっきめでの私を倒すことが出来た・・・そうだったか。」
りんご「そ、そうでしょうか・・・?(ちょっと照れてる」
ティ「言われてみればそうだな。色々突然のこと等もあったが、結果的にりんごの提案に助けられた。」
りんご「ティ・・・!」
妹紅「・・・操られてたとは言え、人を殺めた事実は消えない。だけど、その、こう言うのも少し変だけど・・・
・・・ありがとう。りんご。」
りんご「・・・はい!」
・・・そう言って、りんごは妹紅が差し出した手を握った。すると・・・
りんご「・・・こ、これは・・・」
妹紅「・・・!」
・・・握った手から光が出て、その光はカードのような形を作る。
『蓬莱の人の形』こと『藤原妹紅』が描かれたカードは、また光になってりんごの全身を包む。
蓮子「こ、こんどは・・・!?」
メリー「これって・・・「イタゾ!!」!?」
すると、一同の前に大量のディスタス達と、蠍鰻縫合《シビルサソリ》が現れる。
ディスタス達「カカレ!!カカレ!!」
シビルサソリ「ビビィ・・・!!」
蓮子「げっ!!エネミーが・・・ていうか懐かしい発言を・・・」
メリー「言ってる場合じゃないわよ!!これってどうすれば・・・「チュドォォォォン!!!」ふぇっ!!?」
すると、りんごを包んだ光の中から炎が放たれ、エネミー達を一掃。
シビルサソリ「ビビィ!!?」
ティ「これって・・・もしかして、りんごも・・・」
・・・光の中からは、妹紅が着用しているような、白いカッターシャツと白地のリボンを着用して、背中に炎の翼を生やしているりんごだった。
《りんご<妹紅.star>》「ふぅぅ・・・物凄く非科学的で、何だか良く分かりませんが・・・これはこれで調子が良いです!!」
シビルサソリ「ビ・・・ビィィィィィ!!(お陀仏毒を当てようとする」
りんご「・・・『パーミテーション・ヴォルケイノ』!!」
シビルサソリ「ギャッ・・・・!!!」
・・・りんごはシビルサソリに突撃し、途轍もない熱さの炎で物凄い大ダメージを与えて撃退した。
りんご「・・・完璧です!(姿が戻る」
・・・そして、姿が戻た後さっきのカードは変化して、『りんご<妹紅.star>』のスピリットカードに変化した。
妹紅「・・・何だか良く分からねーけど・・・それはあんたが持ってた方が良いな。・・・暫く私も体の調子は戻らなそうだし、ここは任せるよ。」
りんご「・・・はい!」
蓮子「またさっきみたいな力を・・・凄わね・・・」
メリー「でも、さっきのティのもそうだったけれど、あれって一体・・・「継承の力『レクスターズ』だ。」えっ・・・?」
すると、次元の穴から作者とエックスが。
エックス「みんな、大丈夫だったかい?」
ティ「エックスじゃないか。・・・で、そちらは・・・」
りんご「ウルトラワールドの管理者である作者さんですよ。」
ティ「あー・・・」←察し
妹紅「(作者・・・?何か聞いたことあるような)」
赤青の服を着た医者の女性『月を襲撃したってどういう事よ!!』
作者と呼ばれる少年『言葉の通りだ。紋章を張るために強硬手段を行わせてもらったんだよ。説得しに行こうとしても微塵も話聞いてもらえなかったんでね。』
赤青の服を着た医者の女性『だからって・・・!全く歯が立たなかったって話を聞いたけれど、一体何をしたの・・・!?』
作者と呼ばれる少年『特に何も。あいつらが自分らの力で普通に勝っただけだよ。あいつらにとっては、(月の使者のリーダーを除いて)月の連中の大半は大したことなかった。ただそれだけ。
そもそも俺は人様を雑菌扱いするボロクズ共の事なんかどうでもいいんでね。所詮俺らにとって奴等は大したことのない傲慢野郎共。あんたのお弟子さんは人間に対して理解を持ってても聞きやしない。まぁ勝手に入った俺が悪いんだが。
・・・でもどうであれ、こういう立場にいると他所様の細かい事情をいちいち気にしてられないんだよ。』
赤青の服を着た医者の女性『・・・そんな屁理屈、通じると思っているの?』
作者と呼ばれる少年『ああ屁理屈だよ。好きに受け取ってくれ。
だが、『出来ればああいう真似は避けたかった』って事は理解してくれ。Dr.八意。』
赤青の服を着た医者の女性『っ・・・』
妹紅『・・・・』
作者と呼ばれる少年『ああ、聞かれてたか。・・・言及無しで頼む。』←去って行く
妹紅「(もしかして・・・)」
ティ「ところで、さっき『レクスターズ』等と言っていたが、それって・・・」
おろさん「・・・かつて、デュエマの世界にて、歴史に語り継がれた英雄達の力を受けついで、ディスペクターと対峙した者達がその種族『レクスターズ』。
・・・さっき、ティとりんごがそれぞれ『タコツボザムライ』、『藤原妹紅』の力を得たように、インクウェル島の時にクッパが『帯電クリーパー』の力を得たように、違う世界、現在進行形ながらも歴史に語り継がれる存在から力を受け継いだ奴等・・・それも『レクスターズ』ってわけだ。」
ティ「『レクスターズ』・・・だからか・・・」
エックス「・・・さて、とりあえず、その子を一旦ギルドに送るよ。」
りんご「はい、よろしくお願いしますね!」
妹紅「・・・」
りんご「あ、そんなに警戒しなくても大丈夫ですよ。口が悪くてもいい人ですから。」
おろさん「口が悪いとは何だいオイ」
妹紅「そう、か・・・まぁ、今はあんたらに任せるよ。」
そう言って、妹紅はエックスに案内され、BUGギルドへ送られた。
おろさん「・・・さて、事情とかは概ねモニターで見ていたよ。キングテレサの事とかは伝え損ねてたからルイージ達に伝えておいた。勿論怒られた;」
りんご「はぁ・・・;」
蓮子「・・・とりあえず一旦休みたい・・・体痛い・・・;」
おろさん「ああまぁそうするつもりさ。一旦ローアに戻って情報共有を。その後、地下施設に向かってみてくれ。」
ハルカス「参りましたね・・・まさかヤツザモコウ・・・いや、デジタヒューマまで破られるとは・・・
・・・とはいえ、馬鹿な参加者たちのおかげで『強欲』は溜まりましたし、後は彼女と『メデューサ』に・・・」
・・・続く。感想OK。