二次創作小説(新・総合)

『王』って字を付ければかっこよくなるとは限らない ( No.317 )
日時: 2022/02/05 18:34
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: CE4YyNoS)

どうも。おろさんです。





・・・さて、襲撃だったり、ハタ皇子のペット・・・じゃなくてディスペクター『滅竜縫合《ホロビイク》』が現れたり、依姫たちが出て来たり、アウトロー幹部『ゼティス』が登場したりと何だか色々起こっている『かぶき町編』。

そして今回、もっとヤバいのが登場するとかしないとかで・・・!!?









依姫「・・・よりによって恐れていた通りですか・・・」

レイセン「そんなっ・・・」




ゼティス「フフッ・・・何だかんだでまぁ・・・敢えて『久しぶり』って言っておくよ。私が玉兎だったころの記憶はあるから君たちの事は良く分かる。」






悠「姿かたちをそのまま保っているノーバディもいるのか・・・」

蓮子「何だかあの人達は知り合い同士・・・みたいだけれど、何だかいい雰囲気じゃないのは確かね。アウトロー幹部だってあのパーカー服の子がはっきり言ってたし。」




ゼティス「・・・さてさてさーて・・・早速どうしたものかなぁ・・・
・・・あ。」

ゼティスは、さっきこっちに引っ張った社長らしき男を見る。


ゼティス「フフ・・・」

社長らしき男「ひっ・・・な、何をするんだ!!」


・・・ゼティスはドーナツ盤のような武器を取り出し、社長らしき男に向ける。


社長らしき男「や・・・やめろ!!やめるんだ!!私はあのお方に許された存在!!手を出したらどうなるか「ザシュッ・・・」アアアアア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”!!!」

ゼティス「しーらないっ☆」


・・・社長らしき男は切り裂かれ、体が消滅した。


ゼティス「はぁ。馬鹿馬鹿しいもんだねー。この馬鹿垂れ狂信者の口車に乗せられて気が大きくなってた連中もだけど。

・・・ま、何だかんだで役立て貰ったんだけどねー。」



土方「チッ・・・今までの殺人事件はあいつがやったってわけか・・・」←立ち上がる




ゼティス「ん?殺人事件?・・・あー・・・あー・・・



・・・ククッ・・・プククッ・・・アッハハハハ・・・アハハハハ、アハハハハッ・・・!!」



・・・土方の発言を聞いたゼティスは、唐突に笑い出す。


依姫「っ・・・・!」


土方「何が可笑しいんだ!?」

銀時「今のどこに笑う要素があるんだよ。」



ゼティス「・・・だってさぁ・・・貴方達随分と勘違いをしてるんだもんさぁ・・・プククッ・・・」



メリー「勘違い・・・!?」



ゼティス「・・・確かに、あの連中を始末したのは私やさっき斬ったアホ社長。・・・でもねぇ、殺人事件って言うのはちょーっと違うのよ多分。」



依姫「さっきから何の話を・・・何をしたんですか!!」



ゼティス「何も知らない貴方達に教えても無意味。・・・こう言うのは、実際に見てみればわかるものよ。」



・・・すると、斬られて消えた社長らしき男からハートが出てくる。

ゼティスはシャドウブロックを取り出して、そのハートに入れ込む。


すると、社長らしき男だったハートはシャドウブロックに包まれていき、次第に形作っていく。



・・・作られたハートレスは、石斧のような両腕を持った、体の各部が茶色い岩石で、ごつごつした容姿の、ポケモンのようだった。



蓮子「あれって、ポケモン・・・?「皆大丈夫か!!」あっ、この声は・・・」


すると、マスターハンドから連絡が。



マスターハンド『作者が分け合って今は出られないから私が連絡しに来た・・・って、待て!!何だあのハートレスは!?』


・・・マスターハンドが、作られたハートレスに気づく。


百鬼姫「今作り出されたようなのじゃが・・・何か知ってる感があるように感じるがどういう事じゃ?」


マスターハンド『あれは・・・『バサギリ』じゃないか!?』


蓮子「バサギリ!?・・・って何?まさかまた誰かを改造して・・・」


マスターハンド『いや違う違うそういう事じゃなくて!!


・・・バサギリって言うのは、ポケモン世界にある地方・・・大昔のシンオウ地方『ヒスイ地方』に存在していた、ストライクの進化系のポケモンだ!!

どうやらそれをアウトローの奴・・・シャドウブロックを使って再現したという事だ!!』




ハートレス《バサギリ・ダークコピー》「キシャアアアアアアアアアアアア!!!」


バサギリ・ダークコピーは屋根上から降りて来て、体勢を構える。しかも物凄く禍々しい真っ黒なエネルギーを纏っている。




依姫「・・・仕方がありません・・・ここは早く倒し「ヴヴヴ・・・」っあっ!!?」

豊姫「依姫!?どうしたの!?」

すると、依姫が突然苦しみだす。・・・そして依姫の目が、金色に光り出す。



新八「あれっ、あの人、急に様子がおかしく・・・」

悠「まさか・・・やっぱり・・・!!」




依姫「ぐっ・・・あああっ!!!」


・・・依姫は暴走し、豊姫とレイセンに攻撃してしまう。



豊姫&レイセン「!!!?」←思いっきり蹴飛ばされる




沖田「オイオイ・・・急に様子がおかしくなりやがったぜィ・・・」

悠「やっぱりだ・・・あの時、ロストアが依姫さんにシャドウブロックを入れていたんだ!!」

ゲムヲ「何デスッテ!!?」




・・・依姫は、バサギリ・ダークコピーに乗って突撃してくる。



悠「くっ・・・!!『イザナギ』!!」

悠が、イザナギで攻撃を防ぐ。



メリー「な、鳴上君・・・!!「人の心配をしていていいのですか?」その声って・・・」



・・・するとゼティスの後ろに、同じくアウトロー幹部のハルカスが現れる。



ハルカス「こんにちは。」




蓮子「ハルカス=C=セリカアリス!?」

近藤「えっ、誰・・・?」

ロボット「あの女もアウトローの幹部だ・・・」





ゼティス「やっと来たんだねぇハルカス。・・・それで、アレの準備は出来てるの?」

ハルカス「ええ勿論。バッチリです♪




・・・さあ、『陸地を作りし赤き者』と混ぜ合わされし『深海王』よ!!姿を現し、この世界をゼロにしてしまえ!!!」



・・・ハルカスがそう言うと姿を現したのは、途轍もなく巨大なディスペクター。


・・・かいていポケモン『カイオーガ』に、たいりくポケモン『グラードン』の背部、尻尾、両腕、トゲが混ぜ合わされ付けられた大型ディスペクターだ。



陸海混成王《グラオーガ》「グウウオオオオオオオオオオオオオオ!!!!」


ハルカス「さあ早いところ行ってください。・・・私はこれで失礼します。」


ハルカスはそのまま場を後にし、グラオーガは、何やら後ろの方向に進んで行く。

グラオーガが進んでいった場所は、建物が全壊し、水や高熱が発生して固まって溶岩になってぐちゃぐちゃになる。



神楽「ま、町が滅茶苦茶アル・・・」

土方「あの方向って・・・ターミナルか!?」


マスターハンド『ターミナル・・・?・・・マズい!!奴の狙いはそのターミナルを動かしているエネルギーだ!!』


新八「ターミナルって、たしか・・・でも何でそれが狙い何ですか!?」


マスターハンド『この世界にある、龍脈だとか・・・だったか?それとシャドウ因子が混ざったり触れたりした場合にとんでもない化学反応が起こって大爆発を起こすんだ!!

しかもあのディスペクターは対なるポケモン同士を混ぜ合わせているためかとんでもないエネルギーを内蔵している!・・・もしターミナルが破壊されたら・・・この世界丸ごと闇に呑まれることになるぞ!!!』


蓮子「ええええっ!!!!?だったら早く止めなきゃ!!!「キシャアアアア!!!」どわっ!!!(キーブレードで攻撃を防ぐ」



・・・急いでグラオーガを追おうとするが、バサギリ・ダークコピーとそれに乗っている依姫が邪魔をしてくる。



依姫「・・・『天津甕星』・・・」


・・・シャドウブロックに操られている依姫が星型弾を飛ばす。


銀時「うおっ!?今度はそっちから・・・「『アルセーヌ』っ!!!」



・・・咄嗟にジョーカー(蓮)が駆けつけ、アルセーヌの攻撃で星型弾を防ぐ。



ジョーカー「・・・間に合ったとは言いにくいみたいだな・・・!!」

メリー「蓮・・・じゃなかったジョーカー・・・!!」



バサギリ・ダークコピー「キシャアアアア!!!(また突撃してくる」


悠「っ・・・行け!!『イザナギ』っ!!!」


バサギリ・ダークコピーの攻撃を、悠がイザナギで防いでいく。


悠「ここは俺達に任せて、皆はあのディスペクターを頼む!!!」



蓮子「ええっ!?・・・と、とは言っても・・・」



ゼティス「行かせないわよ?」



・・・するとゼティスは、(何故か)配下ノーバディの『ダンサー』を呼び出し、しかもハートレスを沢山呼び出す。



ミツオノ達「・・・・・」


3つの斧が両腕、胴体のようになっていて、顔がトカゲっぽいハートレス『ミツオノ』。


ダンサー(ノーバディ)達「・・・・・」



新八「ハートレスにノーバディ!?」

神楽「さりげなく始めてみる奴等ばっかりネ!」




ゼティス「始末した奴等は沢山いるからねえ。ハートレスも結構予備あるのよ。


・・・そんじゃ、また後でー!」←グラオーガの後を追う



土方「逃げやがった!!」


銀時「チッ・・・オイ!!細かいことは良いからここは俺達に任せろ!!」


桂「あれくらい俺達でも倒せる!!」

メタナイト「急いでくれ!!」

エリザベス(銀魂)「『時間が無い!!』」



蓮子「っ・・・ええい!!メリー、早く行こう!!」

メリー「そうね・・・皆も・・・「シュルルッ・・・」きゃっ!?」


ゲムヲ「危ないッ!!」


・・・ダンサー(ノーバディ)が攻撃してくるが、咄嗟にゲムヲがファイアアタックで相殺。


百鬼姫「チッ・・・数が多すぎる・・・周辺の連中はわらわたちが倒すから先に行ってくれ!!」



蓮子「ええ、わかった!!」

メリー「何とかお願い!!!」



・・・蓮子とメリーは、飛んでグラオーガを追いかける。





銀時「行ったか・・・・・んで、俺の相手はお前・・・違うか?」



・・・周辺のエネミーを新八たちが倒そうとしている中、銀時の背後に、ロストアが現れる。

いつの間にやら、さっき蹴飛ばされて失神した豊姫とレイセンを縛り上げて吊るしている。


ロストア「・・・いいのか?周辺に放ったのを仲間に任せて。」


銀時「良いんだよどうせ後で戦うんだからよォ。・・・んで、お前ら何で俺達の世界を狙ってるんだ。そこは予想はつくけどよ。

あと、あの綿月依姫って女・・・理由は知らねーが狙ってんだろ。ゼティスって奴が・・・いや、お前らアウトローがな。」


ロストア「色々分かってんなぁ。・・・まぁ一応教えてやるよ。



・・・まずこの世界は、どういう目的かは知らんが天人あまんとと呼ばれる連中が地球を支配下のようにした世界。それ故人々は現実に身を委ね、実に『怠惰』になった。・・・だからこそ、『怠惰』をためやすいから狙ったんだよ。」



銀時「それで、用が済んだから後は破壊しようってのか。趣味悪いなァオイ。」



ロストア「何が悪い。つか私はこんなゴミみたいな世界護ろうとしてるお前らの方が理解できないね。



・・・んで、何で依姫を狙ってるかってのは、最初はゼティスが言い出したもんでねぇ。彼女、訳合って月の民全般に対して恨みを抱いちゃってるんだ。酷い真似をされただとか、何も知らなかっただとかって理由付けて。


・・・そんなこんなでこっちには都合良くてな。この際だから、強者取りの綿月姉妹をディスペクターにしようって考えたわけさ。」



銀時「チッ・・・狂ってんなァ・・・」



ロストア「狂ってるとか俺達に対して使うんじゃねーよギャグ風情が。

・・・まあいいさ。茶番はこの辺にしとこう。・・・さっさとお前をぶっ潰してやるよ。」←『鎖魔法』の魔導書を開く



銀時「・・・やれるモンならやってみろってんだ。」←木刀を構える





・・・まさに乱戦と言ったところか。ここから一体全体どうなるんだあああああああああ!!!?




鳴上悠&ジョーカー(雨宮蓮)VSバサギリ・ダークコピー&依姫(暴走状態)

坂田銀時VSロストア



・・・開戦。





続く。感想OK。