二次創作小説(新・総合)
- 信用しない人は勝手に信用しない ( No.328 )
- 日時: 2022/02/10 19:11
- 名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: CE4YyNoS)
どうも。おろさんです。
・・・襲撃とか色々あったものの、色んな人と協力して無事に阻止することが出来たBUG。さて、次は綿月姉妹に色々事情を聞きましょうか。
・・・数時間後。奉行所にて、失神してた豊姫とレイセンが起きて、とりあえず何だかんだあって情報共有をするため話すことに。
おろさん『・・・以上が、アウトローの件に関するこっちが知っている限りの情報だ。』
依姫「そう、ですか・・・世界の隔離・・・道理でお姉様の能力も使えないわけです・・・」
ルカリオ「この世界に居続けていることに疑問を感じていたが、幻想郷のある世界が隔離されたせいでただただ帰れなくなっていただけだったのか・・・」
豊姫「まあ、それもあるけれど・・・」
大地「他にも理由があるんなら、次はそっちの番だ。何があったか色々話してもらうぜ。」
悠「・・・さっき現れていた、『ゼティス』と名乗っているアウトロー幹部・・・そっちは『絶』と呼んでいましたが・・・」
銀時「アイツ自分の事ノーバディだっつってたしな。しかもどこから見てもわかるくらい狂ってたがどうなってんだ?何かほとんど笑ってたり笑顔だったりだったし。」
依姫「・・・まずは、彼女に関して説明しましょう・・・」
・・・『ゼティス』と名乗る者に関して依姫は、まずこう説明する。
依姫「『ゼティス』と名乗っていた者・・・彼女は、なぜか自分の事を『絶』と名乗っていた、元々は私達と同じ月に住んでいた存在・・・レイセンと同じ玉兎で、私とお姉様・・・綿月姉妹の下で修業を積んでいた兵士何です。」
みほ「へー、そういう・・・ふぇっ?」
蓮「ええっ!!?」
銀時「どういう事ォ!!?あのイカレサイコみたくなってんのが!!?」
・・・この発言に一同は正直驚いたが、依姫は続けてこう話す。
依姫「初めて見てあの感じではそう思われても無理はありませんが・・・元々彼女は、本当に十分すぎるほど真面目な子だったんです。実力はそこまででしたが、訓練をさぼりがちだった(レイセン含む)他の玉兎よりずっと真面目に訓練を行っていたんですよ。本当にです。」
豊姫「思ったよりも勤勉な子でね、依姫が厳しくし過ぎた訓練に何かとついていけてたり、珍しいことに色んな事を真面目に行ってたの。」
新八「じゃあ、何でそんな方がアウトローに?」
依姫「加担していることや、ノーバディとやらになっている事自体に関しては良く分かりません・・・しかし、あそこまで狂ってしまったことに関してなら、思い当たることが一つあります。」
デデデ「と言うと?」
依姫「・・・・『シャドウ因子』です。」
ピカチュウ「シャドウ因子がか!?」
・・・シャドウ因子と言う単語が出て来て、依姫は続けてこう話す。
依姫「・・・貴方達が、バトル大会と言う形で月を襲撃してくる前、私達よりずっと上層部の賢者様たちが、シャドウ因子による住民たちの精神暴走を抑えるため、逆にそれを利用した特別な術式を開発しました。」
陽介「術式?そんなの作ろうとしてたのか?・・・ていうか、侵攻を止めるためにシャドウ因子を使うんだな。」
コウ「穢れだのなんだのを嫌っていたにもかかわらず妥協したのか。」
クマ「いや、シャドウ因子も、人の心から現れた物体だって言ってたクマし・・・穢れとかあんまり関係なかったと思うクマ。」
モルガナ「人格は誰でも共通にあるモノだからな。」
依姫「話を戻してもいいでしょうか・・・「ああゴメンどうぞ」・・・;
・・・その術式というのは、精神暴走を逆手に取り、対象の力をあげてコントロール、潜在能力を上げるというモノだと言うのです。
・・・ゼティス・・・いえ、絶は恐らく、その術式を開発する段階に被検体にされたのだと思います。失敗してあのように変わり果ててしまった・・・と言う事でしょう・・・」
ピカチュウ「被検体って・・・そりゃ聞き捨てならない話だな・・・何でだ?」
依姫「・・・彼女は、先ほど言ったように他の玉兎と比べて比較的きわめて真面目な性格でした。
・・・それ故か、人一倍穢れを嫌っていた上層部の素行の事を快く思っていなかった。その上彼女はお師匠様こと八意様を随分と慕っていまして・・・」
大地「・・・気に入らなかったから被検体にしたってワケか。」
豊姫「きっと、そういう事になるのでしょう。」
千枝「えっ?どういう事?」
大地「・・・この前に話したろ。月の襲撃の件の事。その道中で、八意永琳のこと話したじゃねーか。
・・・八意永琳は、月夜見から非常に信頼されていた。それ故か、中には彼女の事を快く思っていなかった賢者や貴族階級もいたようでな。特に、都久だとか細愛だとか、そこら辺は八意永琳を危険視してたらしい。まぁ俺が瞬殺した面子なんだが。」
双葉「今一言余計なこと言ったな」
大地「純粋にアイツら気に食わないもん。」
依姫「(正直言ってることは分からなく無いですけれど・・・;)絶は、お師匠様が月から出て行ってしまっても尚、私達と同じくお師匠様を慕う心は変わっていませんでした。・・・だからこそなのでしょう・・・」
豊姫「・・・ある日、急に彼女の行方が分からなくなってたから、その辺りで彼女は被検体にされてしまったのね。」
蓮子「それだったら、あの質の悪そうな性格にも納得できるわね・・・」
メリー「でも、依姫さん達は、知らなかったんですか?」
依姫「・・・はい・・・誰に聞いても分からないと言っていた上、そもそも術式が開発されていたことを知っていたのは・・・貴方達に言われてからなんです。」
杏「ええっ!?・・・どうして?」
大地「・・・作者が月の連中の事を調べている内に、その術式の事も知ったらしい。
・・・だがそれは非常に危険が伴うモノらしくてな。下手をすれば月の都が滅ぶモンだった。
・・・しかも、術式を開発すること自体、上層部・・・貴族階級の連中しか知らなくてな。それ以外や、八意永琳の弟子だった故信頼されてないのか、綿月姉妹もそれを知らなかった。彼女らや八意永琳と関りがある連中も口止めされてたんだと。」
竜司「勝手に危険なモン作ってたって事か!?」
大地「どう考えてもそういう事になる。シャドウ因子によって冷静さが欠けてたのか、連中は無理に術式の開発を進めていたらしい。上層部以外の連中は、俺らが月に攻め込んで決着がついた後にこっちが色々話すまでマジで何も知らなかったようだぞ。」
ファルコ「質の悪い話だぜ・・・」
銀時「・・・・・」
・・・銀時は、ロストアの発言を思い出していた。『月の民を恨んでしまっている』等と言っていたことを。
要は、ゼティスは依姫達を、『何も知らなかった』事で恨んでいるという事になるのだろう。
ニット「・・・それじゃあ、どうしてあの子はこの世界に来ているのかしら・・・と言うかそもそも、どうして貴方達がこの世界に?」
・・・この質問に、依姫達はこう答える。
依姫「・・・そもそも、私達がこうしてこの地にいるのは、絶を連れ帰るためなのです。」
うた「連れ帰るためって・・・それって穢れを持ち込むことに・・・いや、もしかして・・・」
直斗「・・・さっきまでの話や、前に話された月への襲撃などの話からするに、上層部は、術式を作るために彼女を被検体にした事をごまかしたいという事ですか。」
豊姫「そんなことになるわね。最初は、その連れ帰る玉兎が誰なのかも、連れ帰る理由もほとんど良く分からなかったけれど・・・
・・・ただそもそも連れて行かれたこと自体なら予想できることがあります。
・・・この世界に迷い込む数日前に、実はアウトローに襲撃されていたんです。」
ロボット「アウトローがか!?・・・その際に、その玉兎が連れて行かれたのか・・・」
レイセン「うん・・・地下牢に閉じ込めてた者達の数人が連れて行かれたって聞いたことがあって、多分絶ちゃんも・・・」
依姫「この世界をさまよって得た情報や、今回の件で確信を得ました。」
神楽「それで、その兎を連れてったのが、ロストアだとか言う女アルか。」
豊姫「いいえ、違うと思うわ。・・・襲撃してきたのは、その時は謎の無効化体制で一切攻撃が通用しなかったエネミーと、金髪の男・・・だったのよね。」
むらびと「金髪の男?」←右を向く
竜司&完二「いや俺じゃねーよ!?」
豊姫「その男の髪型はロングヘアだったわよ。」
むらびと「まあ違うよねー」
完二「オイ・・・・」
竜司「じゃあ何でこっち見たんだよ・・・」
大地「金髪の長髪の男か・・・調べてみる必要はあるな・・・」
メタナイト「そういう経緯で、この世界に降り立ったのか。」
依姫「・・・本来ならば、本当ならば幻想郷に降り立つつもりでした。我々には異世界を移動する技術も無かったというのもありましたし・・・
・・・ですが、船を使って降りた時、何か結界のようなモノに弾かれ・・・目が覚めた時にはこの世界に・・・」
大地「そういうわけか・・・元々幻想郷自体も結界で隔てられた場所だからな。あの世界が隔離されたと同時に、結界による封鎖が強くなったってワケか。蓮子とメリーの事もあるからあくまで憶測だが・・・」
蓮子「うーん・・・」
メリー「考えても分からないわね・・・ていうか何かと分からない事続き多いわね・・・」
デデデ「ところで、帰れなかったとはいえ、何故お前達は穢れの影響を受けたりしていないんだ?全く力も衰えていないようだし・・・」
大地「・・・多分、作者がウルトラワールドのエネルギーを使った『穢れ対策』を渡してたからだろ。」
天城「穢れ対策?」
大地「・・・襲撃したことの詫びとして、作者が月の連中に渡してたんだ。・・・ウルトラワールドのエネルギーは、すぐに世界のエネルギーなどと干渉出来るから、色々なモンに使えるんだ。反逆の紋章もそれを使ってる。
だからこそ、穢れだの何だのと言ってる月の連中にも持ってこい的な感じなんだが・・・やっぱ色々信頼されてないようだな。」
シェゾ「馬鹿馬鹿しいにも程があるな・・・依姫たちが派遣されたのも、実力以外信頼されていないという理由からか?」
依姫「・・・」
大地「さあどうだか・・・つかあの穢れ対策の機械、上層部の中で使ってくれてるってなると・・・稀神サグメだとかくらいだったか?あの片翼の。」
おろさん『そう聞いたことはあるぞ。』
クラウド「(片翼と聞くとどうも・・・)」
依姫「・・・私達が知っているのはこのくらいです。」
大地「ああ、何かと悪かったな。・・・それで、次はどうする。まだこの世界の隔離は解かれてないし、その原因になってるシャドウブロックも、その拠点もまだ見つかって・・・「心当たりならあるぞ。」・・・ん?」
すると、外で話を聞いていた真選組が。
土方「ここ最近、かぶき町の上空に妙な船がさまよってるって言う情報があるんだ。しかも違法なモンだ。
だがその船、どうやら透明になって見えなくなるらしくてな。何度も逃しちまってるんだ。」
銀時「オイオイ、かの真選組がそんな手こずっちゃっていいのかねェ」
土方「うっせぇわ!!・・・とにかく、そいつを見つけて入り込めば何かわかるんじゃねーのか?」
大地「成程な・・・だったら、早いところそいつを見つけた方がよさそうだな。」
マリオ「でもどうするつもりだい?上空にあるうえ透明になれるって事は・・・「何か忘れてないカナァ?」あっ」
・・・すると、マホロアが降りてくる。
マホロア「何かと現れてたエナジースフィアを落としていったみたいだカラ、無事にローアの修理が完了したヨォ。
・・・ローアには、透明になった物体を見つける機能がついててネェ、それならスグ見つけられるヨォ」
りんご「それなら、すぐに拠点と思われる船を見つけられるかもしれませんね!!」
悠「だったら、準備を整えてすぐに行こう!!」
・・・というわけで、準備を整えた後、ローアに乗り込む一同。
うた「それで、貴方達も行くのね。」
依姫「勘違いしないでくださいよ。絶の事がありますし、ここは確かにともに協力した方がよさそうですから。」
うた「(素直じゃない事・・・)」
豊姫「・・・それにしても、意外といい内装ね。」
レイセン「エアコンとかも普通にありますね。」
マホロア「当然だヨォ。色々ハイテクになるよう改造したからネェ。
・・・サテ、そろそろ出発だヨォ。」
ウィッチ「おや、ちょとと待ってください、このまま発射するのであれば、その反動で屋敷が壊れるのでは・・・」
マホロア「ああ、それはダイジョウブダイジョウブ。」
ルイージ「それってどういう・・・「ググッ・・・」わっ!?」
・・・すると、ローアが何か浮かび上がる感じがする・・・
・・・というか、大地さんが片手でローアを持ち上げている。
銀時「・・・マジで持ち上げてんな。片手で。」←窓から見てる
モルガナ「だから言っただろ・・・」
大地「・・・しゃあああらああああっ!!!」
・・・大地がローアを上空にぶん投げ、そのタイミングでローアのエンジンを起動して飛び浮く。
大地「・・・んじゃ、俺達は行くぜー!」←アーマーガァに乗ってローアに
土方「・・・やっぱあの男人間じゃねェだろ・・・」
沖田「そうですかィ?人間の中には頑張れば覚醒できる人間だって「そりゃ普通にサイヤ人だろオメーが言いたいのは。」
近藤「(・□・)」
蓮子「び、ビックリした・・・でも・・・」
メリー「拠点に向かって発進ね!!」
・・・こうしてローアは、かぶき町に向かうのであった。
続く。感想OK。