二次創作小説(新・総合)

再開と出会いと厄介な事態と ( No.35 )
日時: 2021/09/30 16:32
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: N0SZnmuB)

・・・どうも。おろさんです。他者を私腹を肥やすための道具にしてはならない。ふとそう思った。そりゃそうかもだが(ry


??「純粋たる幻想の少女には、手は出させねぇ!!!」



そういえば最後のスマブラファイター発表まで約1週間。予想当たってればいいんだけど。




・・・それはそうと、前回やっとインクウェル島に到着した一同。蓮子たちは巨大なオレンジ花生物と出会って、『カップヘッド』と『マグマン』というカップの兄弟をあたってくれと言われ・・・



それでは、本編です・・・。






その頃・・・



《インクウェル島3》
建物が立ち並ぶ都会のエリア。



・・・アルル達が探索している一方、少し離れた場所で、作者と(無理やり作者に連れて行かれた)クマが、ある場所に向かっていた。


クマ「くんくん・・・そろそろ近くなってきたクマ!さっき見せられたスープ缶のニオイが!」

おろさん「そうか。・・・やはりこの場所だったか。」

・・・2名がたどり着いたのは、赤い屋根の家。

おろさん「・・・早速入るぞ。この中に俺の知り合いがいるんだ。」

クマ「そうクマか?」

おろさん「ああ・・・とりあえず裏から入るぞ。エネミーと接触すると面倒だ。」


・・・こうして、いざ中に入ると・・・


ドブネズミの軍人「誰だ!!」


・・・裏口から入ったと同時に、ドブネズミの軍人がゴム銃を向けてきた。・・・後ろには、避難したと思われる住民たちがいる。


クマ「ぎょえっ!?何者!?」

おろさん「落ち着け落ち着け『ヴェルナー伍長』。」


・・・そのドブネズミの軍人は『ヴェルナー伍長』。カップヘッドのボスキャラの1体である。


ドブネズミの軍人→ヴェルナー伍長「何で名前を・・・って、よく見たら作者じゃないか!直接会うのは久しぶりだな・・・銃を向けてすまない。」


作者と面識があるらしいヴェルナー伍長は、すぐに謝罪して銃を下げる。


おろさん「ああ・・・あの月の件ぶりだな。あと別に大丈夫だ。・・・辺りを見る限り、大分ピリピリしてきてるようだったし。」


ヴェルナー伍長「そ、そうか・・・たしかに機械っぽい変な生き物が現れて、住民の一部を掻っ攫ったから次第に不安がたまって来てたんだ・・・」


おろさん「そうなのか?・・・嫌な予感しかしないのは確かだな・・・」

クマ「・・・ところで、作者とあのネズミ?ってどんな関係クマか?」

おろさん「・・・簡潔に言えば、『取引関係』ってやつだ。」


ヴェルナー伍長「・・・で、ところでそっちの着ぐるみは・・・?」


おろさん「・・・最近、ウルトラワールドに迷い込んだ奴等の1人ってところだ。」

クマ「まだ驚くのは早いクマよ~?脱げば中から美少年が「今は脱ぐな脱ぐな;;」


ヴェルナー伍長「し、しかし・・・避難場所がよくわかったな。」


おろさん「まぁ、こいつ・・・クマに頼んで、この空き缶のニオイとかで探してもらったんだ。・・・それに、ここは見知った場所だったし。


・・・ところでだ。さっき古代文字みたいなのが辺りに広がったと思うんだが・・・解るか?」

ヴェルナー伍長「古代文字・・・?ああ、さっき飛んできて、そのまま消えた・・・・そういや、あれが現れてから、変な機械の連中・・・とくに弱そうな見た目のが簡単に倒せるようになってたな。何か心当たりがあるのか?」

おろさん「ああ・・・あの機械っぽいのは『エネミー』って言って、極度の耐性を付けてるみたいで普通じゃ攻撃が通らないらしい。


・・・だが、どういう仕組みかは分からないが、あの古代文字が様々な世界に広がったら、何故か攻撃も通るようになるし、一部の連中には戦う力が身についたりとか、そういう現象が起こった。」

ヴェルナー伍長「そうなの!?何かピンポイントというか・・・なんだろうな・・・;」

おろさん「言いたいことは分からんでもない;・・・とりあえず、本題に入って大丈夫だろうか。」

ヴェルナー伍長「あ、ああ。構わねぇ。」


・・・ヴェルナー伍長とある程度会話を終え、早速、作者は話を切り出す。




おろさん「えっと、まず、だな・・・






・・・まず、この世界で何があったのかとか、色々教えてほしい。






・・・そして、また俺たちに・・・いや、俺たち『BUG』に協力してほしい。」


ヴェルナー伍長「成程・・・お前らにも事情があるようだな。・・・分かった。手を貸そう。・・・ただ、こっちも色々聞きたいことがある。」














《インクウェル島1》



蓮子「『カップヘッド』と・・・」

メリー「『マグマン』・・・?」


巨大なオレンジ花生物「ああ。・・・昔、この島は、『デビル』ってやつが経済を牛耳っててな・・・自身が経営しているカジノの客を負かせては、その客の魂を奪うという行動も行っていた。・・・オレも奪われかけた。


・・・ある日、2杯のカップの兄弟『カップヘッド』と弟の『マグマン』が、保護者の『ケトルじいさん』の決まりを破って、デビルが経営していたカジノに訪れちまったらしくてな。そこで、あいつらも勝負に負けた。


・・・ただ、どうやらデビルは、代わりに『逃げた債務者の魂(タマシイの契約書)を全部集めてくることで見逃す』という条件を突きつけたらしい。そこで、2杯はオレ含め、命からがら逃げてきた債務者たちをボコボコにした。」


陽介「何か、話からして色々物騒かつ酷い話だな・・・;」


巨大なオレンジ花生物「まぁな。・・・でも、あいつらは最終的にデビルも倒して、契約書も全部処分して、オレらを解放してくれた。・・・元を辿れば、あいつらもオレらも『デビルに借金を負わされた』って言う境遇を辿ってたからな。

・・・そういうわけで、今や自由に生活できるわけさ。やられたことに関しては話は別だけど。」


悠「そんなことが・・・」


巨大なオレンジ花生物「そういうわけだ。あいつら、いろんな場所捜索してたらしいから多分場所には詳しいと思うぜ。」


カービィ「それなら、早速行ってみる?進展そんな無いし。」

ユキナリ「うん・・・俺も、その方が良い気がする。」


蓮子「・・・だったら、話は早いわね。」

メリー「・・・そのようね。その兄弟の元に向かってみましょ。」

悠「そういうわけみたいなので、俺たちはこれで。教えてくれてありがとうございます。えっと・・・」


巨大なオレンジ花生物→キャグニー「あ、ちなみに俺は『キャグニー・カーネーション』だ。それと、例は大丈夫だ。こっちも助かったし。あと敬語も大丈夫だ。


・・・あいつらの家は、こっから左行けば着くぞ。」


カービィ「分かった!それじゃあまたねーコランクリーカーネル!」



キャグニー「またなー・・・ってうおおい!オレは『キャグニー・カーネーション』だ!!ナチュラル且つ盛大に名前間違えんな!!(汗)」


・・・こうして、一同は『カップヘッド』と『マグマン』の2杯が住む家に向かったのだった。











その頃。


《インクウェル島2》
賑やかな遊園地のエリア・・・なのだが、エネミーが発生したせいか、静まり返っている。


そこに、マリオ達が探索をしている。


マリオ「・・・まだ雑魚のエネミーしか見当たらないな・・・住人の避難をさせてた奴等が言うには、『かなり大きなのがいる』って聞いたけど・・・」

むらびと「全然見当たらないなぁ。」

コウ「・・・しかし、何故よりにもよってこんな場所の捜索をしなければならんのだ・・・遊園地など特に興味は無いのだがな・・・」

直斗「それはあまり関係ない話だと思いますが。・・・しかし、島丸ごと遊園地のようになっているここは、少し気になりますね。どういう仕組みで動いてるのか・・・」

完二「(直斗も、機械好きなのは相変わらずだな・・・俺には全然わからねぇ;)・・・まぁ、田舎に住んでる俺や花村先輩たちにとっては、大分新鮮に感じるっスね。」

コウ「呑気な事を・・・・・・む?」

マリオ「・・・さて、そろそろ一旦戻るか・・・「待て。」ん?」


・・・捜索してもあまり進展がないため、一旦戻ろうとする一同。だが、そこでコウが引き留める。


むらびと「・・・どうしたんだい?」

コウ「・・・あれを見ろ。」

・・・コウが指さした方向を見ると、そこに誰かいるのを見つける。

直斗「あれは・・・人間・・・?」

コウ「・・・それにしては明らかに奇妙な気配を感じる。・・・見つからないように様子を窺うぞ。」


・・・そう言って、少し近づき、物陰に隠れて様子を見る一同。


・・・そこには、数体のエネミーと、人間らしき者達が数名。


完二「え、エネミーじゃないっスか!?それと・・・人間・・・?」

直斗「それにしては、エネミーと似たような雰囲気が漂っていますね・・・まるでシャドウのような・・・」

マリオ「・・・ん?待ってよ・・・あれって・・・」





その者たちの前には、角の生えた巨大な亀が立っていた。





コウ「・・・あの感じを見ると、どうやらあいつが、この辺りのエネミー達をまとめているようだな。」

マリオ「あいつ・・・











・・・クッパじゃないか・・・・?」












一旦区切ります。

再会と出会いと厄介な事態と ( No.36 )
日時: 2021/10/01 17:59
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: N0SZnmuB)

*昨日の冒頭の発言

『ふとそう思った』

訂正:ふと思いついた名言(?)


『純粋たる幻想の少女達に、手は出させねぇ!』

訂正:純粋たる幻想の少女達に、手出しはさせねぇ!






続き。






《インクウェル島1:森にある一軒家》


少しして、キャグニー・カーネーションが言っていた家の近くに着いた一同。



カービィ「・・・ここだね。」

陽介「ここに、そのカップの兄弟がいるって事か?」

悠「そういうことだろうな。・・・行こう。」


・・・いざ、訪ねようとすると・・・


メリー「あら・・・?」

・・・メリーの目に、何か見えたらしい。


蓮子「ん?どうしたの?」


メリー「・・・待って!何かおかしい。」


ユキナリ「えっ?・・・何もないと思うけど・・・・「ガンッ!!」いっ!?」



・・・すると、何かにぶつかった。


ユキナリ「いたた・・・な、何だ・・・?」

悠「これは・・・(手を触れてみる)「バチィッ!!」っ!?」


・・・扉に手を触れてみると、一瞬電撃が流れてきた。

・・・どうやら、見えない壁のような物体が、一軒家を囲んでいるらしく、それでぶつかったり電撃が流れたりしたらしい。

何度も触れたからか、家を囲んでいるバリアが見えてきた。


カービィ「こ、これって・・・家の防衛システム?」

蓮子「それにしては、何だか変ね・・・」

悠「というより、『封鎖』されているのか・・・?「ヴヴヴ・・・」・・・!?」


・・・すると、何かが近づいてくる音・・・唸り声が聞こえる。悠以外は気づいていないようだ。


蓮子「これ、解除する方法はないかしら・・・」

メリー「調べてもらったほうが良さそうね・・・」


???「・・・ヴヴヴヴヴ・・・アアアアアア!!!!」


悠「危ないっ!!!」


・・・一同の背後に、何者かが体験を振りかざしてきた。間一髪、悠が日本刀で攻撃を防ぐ。



陽介「うおっ!?何だ何だ!?」

ユキナリ「エネミー・・・!?」




・・・その何者かは、さかだちポケモン『カポエラー』に、『ギガントエッジ』の上着っぽい鎧と、逆さにした紙コップみたいな頭部とツノ、大きな剣と盾を持つ両腕が、放電で繋ぎ合わされた合体獣ディスペクターだった。

回斬かいざん電融《カポエラエッジ》「ギイイイイイイ・・・」


カービィ「・・・この前のみたいに混ぜられてる見た目だなぁ・・・違う繋がれ方みたいだけど。」



カポエラエッジ「ギアアアアアア!!!」

・・・カポエラエッジは、再び攻撃の構えをとる。



陽介「やっべぇ!来るぞ!」

カービィ「とことん迎え撃つ!!」←コピー能力『ストーン』に変身





家の中。


????「ね、ねぇ、何か外から声が聞こえるけど?」

??????「何だ何だ?家から出られなくした奴等か?」

????「いや・・・なんかちょっと違うっぽいよ?」

??????「そんなことより、早くここを出なきゃ!自分の家を出なきゃって言うのもヘンだけど・・・

・・・食べ物が底をつきかけてるし、ケトルじいさんも限界が近づいてきてるから急がないと!」







カポエラエッジ「ヴヴヴヴヴァアアアアアア!!!」


カポエラエッジは、大剣をブーメランの如く投げる。

更には、逆立ちをし、コマの如く回転してキック攻撃をしようとする。




陽介「初っ端から2段構え戦法か・・・」

悠「だったら、手分けをして相手の攻撃を止めてみよう。」

カービィ「だったら・・・『石ころアッパーカット』!!」


カービィはコピー能力『ストーン』で、拳だけを石化させ、アッパーでカポエラエッジ本体を攻撃する。だが・・・



カポエラエッジ「効カヌ・・・」


・・・回転しながら、盾で攻撃を防いでいた。


カービィ「うそっ・・・」



悠「・・・!カービィ!後ろだ!!」



カービィ「後ろって・・・うわっ!?」


・・・先ほど投げつけていた大剣が戻ってきた。カービィはギリギリ避けたが、カポエラエッジは大剣を右手で見事にキャッチし、また回転を続ける。大剣を持ったからなのか、バランスが取れ始めている。


カポエラエッジ「カカカカカカカカカカカカカ!!!」


・・・カポエラエッジは、回転したまま突進する。一同は間一髪避けたが、辺りの木がまとめて切り刻まれた。



蓮子「すごい・・・あれであんな見事にバランスをとってるなんて・・・」

メリー「感心してる場合じゃないわよ蓮子!・・・あれをどうすればいいのかしら・・・」


カポエラエッジ「カカ・・・」←逆立ち回転を止めて体勢を整えた。



ユキナリ「さ、流石に長くは続かないんだ・・・」

カービィ「でも結構ガードは固い・・・!」



カポエラエッジ「カカ・・・」

・・・カポエラエッジはまた逆立ちして回転し、こおりタイプの技『トリプルアクセル』でカービィ達を蹴り飛ばそうとする。




悠「また来るか・・・」

蓮子「・・・足を狙えば、ダメージを与えられそうだけど・・・回転しながら攻撃してくるってなると、かなり難しそうね・・・」

メリー「攻撃自体はすぐ読めるけど・・・何度も回転するのをどうにかできれば・・・」


カポエラエッジ「キエエエエエエ!!!」

・・・カポエラエッジは問答無用で突っ込んで来る。氷上を滑るかのように、スピンして、蹴りつけようとしてくる。



カポエラエッジ「カカカカカ!!!「ドガッシャア!!」イギャッ!?」




??????&????「わっ!?」



・・・蓮子たちはすぐに攻撃を避ける。そしたら、カポエラエッジが一軒家にぶつかって、ドアが壊れた。


蓮子「え、えーっと・・・後で謝った方がよさそう・・・;」

カービィ「・・・でも、今のでバリアが壊れたみたい!」


カポエラエッジ「!!シマッ・・・「よくわからないけどやっと出られた!喰らえ!!」イガッ・・・・!!」


・・・一軒家の中から、水色の強めの弾が2発放たれ、カポエラエッジの身体にクリーンヒット。



カポエラエッジ「グッフ・・・「『エナジービーム』だ!!!」ギャッ・・・・!!」

・・・すかさず広範囲のビームがカポエラエッジに直撃し、思いっきりぶっ飛ばした。



ユキナリ「わっ!?」

陽介「・・・隙が出来たからダメージを与えられたみたいだな・・・で、今の攻撃をしたのが・・・」






??????「誰だかは知らないけれど、とりあえず助かった!」

????「借りはすぐに返す!」



・・・家の中から出てきたのは、赤い鼻と曲がったストローが特徴の、赤い短パンを履いてるカップの少年・・・『カップヘッド』と、大きめの青い鼻とまっすぐのストローが特徴的な、青い短パンを履いているカップの少年・・・『マグマン』だった。(ちなみにどっちも白い手袋と黒い長そでシャツを着用している)




メリー「ええ!早速で悪いんだけど・・・」

蓮子「・・・あのビリビリしてる感じのを倒すわよ!!」



カポエラエッジ「ググググ・・・」



??????→カップヘッド「了解!!行くぞマグマン!!」

????→マグマン「オッケー!」








一旦区切ります。

再会と出会いと厄介な事態と ( No.37 )
日時: 2021/10/02 18:05
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: N0SZnmuB)

続き。



・・・2杯のカップの兄弟と接触が出来た蓮子達。電融の合体獣ディスペクター『カポエラエッジ』と交戦が、本格的に開始する。


カポエラエッジ「ヴヴヴヴヴァアアアアアアアアアア!!!」


・・・すると、カポエラエッジの周りに、それなりの数のエネミーが出現する。


カップヘッド「!!まただ!あの周りにいるのが急に襲い掛かって来たんだ!」

マグマン「大したことのなさそうな見た目だったけど・・・何故か攻撃が全然効かなかったし、急いで家に避難したら閉じ込められて・・・」


蓮子「それは酷いわね・・・」

メリー「あれは『エネミー』って言うの。普通じゃかなり耐性を付けられてるみたいだけど、今なら攻撃が通るわ!理由は細かくは分からないけれど・・・」


カップヘッド「それは本当!?・・・そういえば、中心にいる巨体なのには攻撃が通ったけどそういうことなんだな!」

マグマン「だったら、あいつらにも今までの借りを返そう!!」




カポエラエッジ「行ケ!!カカレ!!」

エネミー達「カカレ!カカレ!」


ゾンビ(マイクラ)やパタパタ等のような姿の、沢山のエネミーが有無を言わさず襲い掛かる。



陽介「・・・昨日やさっきまでのもそうだったけど、何でエネミーってほとんど『カカレカカレ』としか言わないんだ?何か、混ざった感じの方より捨て駒感があってモヤモヤするんだよな・・・」

悠「ああ・・・陽介もそう思うか・・・」


エネミー達「カカレ!カカレ!カカレカカレ!!」


悠「・・・だが、やるしかない。行くぞ!!」




カポエラエッジ「キィエエエエエエエエエエ!!」



カポエラエッジは、今度は結構なスピードで飛び掛かり、大剣を振りかざす。



カービィ「そう来るなら・・・ロボボ発信!!」

・・・カービィは、ケータイのようなアイテムを取り出し、その通信でどこからかロボボアーマーが飛んできて、飛び掛かってきたカポエラエッジを殴り飛ばした。


カポエラエッジ「アガッフォ・・・」


カービィ「よし!ナイスヒット!!」←すぐにロボボ搭乗


カップヘッド「すごいなそれ!」


悠「今だ!怯んだ今のうちに・・・『イザナギ』!!『十文字斬り』!!」

ペルソナ『イザナギ』を呼び出し、カポエラエッジに十文字を刻む。


カポエラエッジ「グッ・・・グフッ・・・」


・・・カップヘッド達の不意打ちがかなり効いたのか、もう少しでカポエラエッジを倒せそうだった。


エネミー達「!!カカレ!!カカレ!!マモレ!マモレ!」


蓮子「邪魔はさせないわよ!!」

・・・エネミー達が、カポエラエッジへの攻撃を妨害しようとしたが、蓮子とメリーが放つ弾幕ですぐに倒される。


カポエラエッジ「グウウ・・・キエエエエエエエエ「バキュゥン!!!」ガッ・・・」


ユキナリ「よし・・・当たった・・・!」

カポエラエッジは、形振り構わず突っ込もうとしたが。ユキナリが放ったエネルギー弾が足に当たり、転倒。回転も簡単にできなくなる。


カービィ「ナイス!これなら回転できないね!!・・・じゃ、とどめの一発!!!」


・・・ロボボアーマーのパンチを一発喰らわせて、カポエラエッジはそのまま撃退された。



カポエラエッジ「グハッ・・・・!!」

エネミー達「ソンナ・・・」

・・・そのままカポエラエッジも消滅。継ぎ接ぎに合わされていたカードとなり、それが2つのカードに戻り、そのままどこかに消えていった。

・・・周りのエネミー達も消滅し、カードとなってどこかに消えた。



メリー「・・・上手くいったわね・・・」

陽介「お前らもありがとな。唐突な状況だったのに助けてもらって・・・」


マグマン「いやいや、お礼を言うのはこっちの方です。なんだかんだでここから出られましたから・・・」

カップヘッド「だね・・・ってああっ!そうだケトルじいさん!!」


・・・2杯のカップは、家の中の寝室に向かう。ついて行ってみると、そこに、ひげの生えたやかんの老人・・・2杯の保護者である『ケトルじいさん』が苦しそうに眠っていた。


ケトルじいさん「うぐ・・・」


ユキナリ「こ、これって・・・?」

カップヘッド「さっきの奴より大きくて凶暴なやつ・・・多分エネミー。そいつに襲われて、そいつに紫色の液体を飲まされたせいで寝たきりになっちゃって・・・。」

悠「これは・・・少しマズイな・・・とりあえず、試供された回復薬でどうにかできれば・・・」


・・・ウィッチたちが作った回復薬を使って、ケトルじいさんの容態の回復を試みる。


ケトルじいさん「うぐ・・・うっ・・・ぐっ・・・ふぅ・・・」


・・・上手くいったらしく、ケトルじいさんの容態は無事に回復した。

蓮子「良かった。上手くいったわね・・・」

マグマン「やった!」


ケトルじいさん「むぅ・・・(目を覚ます)・・・む?どうしたんじゃ2人とも。そんなやけに安心した顔をして・・・何か知らん奴等がいるような・・・・・・ん!?」

・・・目を覚ましたケトルじいさんは、(さっきの交戦でカポエラエッジが破壊した)玄関のドアを見て驚愕の表情を浮かべる。


カービィ「あっ、そういえば・・・;」

メリー「・・・そうだったわね・・・;」


ケトルじいさん「な・・・な・・・何をしおったんじゃあああああ!!!?!???」














その頃。

《インクウェル島3》


都会のエリアで、アルルとカーバンクル達(というか偶然にもほとんど女性陣)は、現れるエネミーを倒しつつ、島を探索していた。・・・が、あんまり進展はない。


アルル「えーっと・・・特にこれといった情報が無いなぁ・・・」

千枝「住民の大半は、もう避難しちゃってるみたいだしね・・・」

雪子「他のみんなは、何か情報を得られたかしら。」


リツ「・・・(成り行きでついてきちまったけど・・・想像以上にしんどい・・・完全に舐めちまってたな・・・)」

菜乃「・・・おや、リツさんは次第に消極的になりかけてます?」

リツ「なっ・・・そ、そんなわけ・・・」

シンボラー「誤魔化す必要はない。お前の表情を見る限り、完全に侮ってた奴のソレだ。」

リツ「う、うるせー!お前らには関係のな・・・・・あれ?」


・・・するとリツは、何かを見つける。


雪子「あれ、どうしたのリツちゃん?」

リツ「ど、どうしたって・・・てかちゃん付けすんなよ!お前私より年下だろ!?私は20代だ大学生だ立派な大人だ!!」

シンボラー「それはどっちでもいいだろう。・・・で、何か見つけたのか?早く行ってほしいが。」

リツ「ぐうう・・・

・・・あ、あれだよ!何かどす黒い壁みたいなのがある!!」


・・・リツが指さした方向を見るとそこには、

『WELCOME CASINO ENTRANCE』

と書かれた看板(大分古ぼけている)がある、地下につながるような入口があった。だが、何かかなり黒い壁のようなモノのせいで通れない。



アルル「あそこは・・・何?」

カーバンクル「ぐー?」

シンボラー「どうやら、この先にカジノがあるようだな。・・・あの朽ち果てた看板を見る限り、もう既に潰れているようだが。」

菜乃「封鎖されているようですが・・・これはこの世界の力ではない・・・まさかアウトローが・・・・・おや・・・?」


・・・謎の力で封鎖されている場所に近づいた時、謎の人影が数体、アルル達の背後に。



謎の人型「・・・・・・」

・・・その人型達は、体からエネミーののような黒い瘴気を放っており、目が金色に光っている。



千枝「ちょっ・・・何アイツら・・・人間・・・?」

雪子「というより・・・シャドウ・・・?」



謎の人影達「・・・・・・・(攻撃の構えをとる」




アルル「・・・やるしかないみたいだね・・・!」













コロモ「・・・■■■さんが言っていた、あの慣れ果て共も動き始めましたか・・・上手く量産できれば実に都合がよくなる・・・


・・・さて、実力がどのくらいなのか、見てみますか。」











続く。