二次創作小説(新・総合)
- その日、2人の少女は幻想へと発つ ( No.368 )
- 日時: 2022/03/16 21:09
- 名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: CE4YyNoS)
・・・どうも。おろさんです。
・・・今回は遂に!!遂にィィィィィィ(?)!!今回はとうとう『幻想郷』に突入!!いざ!!いざああああああああああ!!!
マスターハンド「落ち着けオイ;」
《■■■■■ルーム》
イヤフォンの少年「・・・ここまで大分手間がかかったみたいだけど、ついに次に向かうのは『幻想郷』・・・
・・・幻想郷・・・そこは、忘れ去られた者達が住む、俗世界から隔離された最後の楽園・・・
その地には、妖怪や神霊等と、『非科学的』、『非常識』として闇に追いやられた様々な存在が暮らす。
・・・幻想郷が成り立ちおよそ数百年経った時代。首都となった京都のとある大学で、不思議な能力を持つ少女『マエリベリー・ハーン』は、『夢』を介して数百年前の幻想郷に迷い込む。
後、同じ大学の生徒であった少女『宇佐見蓮子』と共に『秘封倶楽部』を結成。やがて世界から弾かれた幻想に触れる。
・・・そんなある日。マエリベリー・ハーンが見る夢に変化があった。
簡潔に説明すると、それはゲームや漫画、アニメ等のキャラクターが、その幻想郷、あるいは幻想郷に住む者達と関わっていく、そんな感じの夢。
・・・やがて2人は、世界に秘められた、様々な世界の事を、幻想を、沢山知ることになる。・・・今でも。」
第4幕『幻想郷編』
『その日、2人の少女は幻想へと発つ』
ある夜
《バトリオシティ》
蓮子「メリー、見つかりそう?」
メリー「うーん・・・」
幻想郷に向かうため、『次元の綻び』を探している蓮子とメリー。
メリー「情報通りだったらここで合ってると思うけれど・・・見つからないわね・・・」
蓮子「それは参ったわね・・・今頃みんなは幻想郷に行くために右往左往してくれてるのに・・・」
メリー「おかしいわね・・・・・・」
蓮子「あれっ、どうしたの?メリー。」
メリー「・・・いや、改めて色々考えてたの。
・・・私たち2人で結成した秘封倶楽部。今までいろんな幻想を体験したけど、ある日突然違う世界に飛ばされて、色んな力が手に入って、そして今はこんなに凄い体験をしてる。」
蓮子「そうね・・・メリーの能力がこんなに他の人に頼られることになるなんて当時じゃ考えられなかったし。」
メリー「そうよね?・・・幻想郷を元に戻せれば、私達も元の世界に帰れるけれど・・・」
蓮子「けれど?」
・・・メリーは、少し苦笑いをしてこう言う。
メリー「・・・元の世界に帰ったら・・・どうしよっか」
蓮子「あー・・・まぁ、段々この世界での生活に慣れちゃってるからね。どちらにせよいつでもこの世界に来て良いんじゃないの?」
メリー「それそそうかも。・・・さ、早く綻びを・・・あっ」
蓮子「ん?どうしたの?もしかして・・・」
メリーは、電波塔の真上にある、次元の綻びを発見した。
メリー「あった・・・あったわ!!」
蓮子「ホント!?だったら急ぎましょう!!」
メリー「ええ!!」
『・・・魔理沙!!逃げて!!あの男、とんでもない魔力を・・・!!』
ニット帽を被った長髪男性『・・・邪魔をするな。霧雨魔理沙・・・お前は俺らの計画のための糧になってもらう。』
黒白服の金髪少女『何言ってんのかわかんねぇよ!!アリスを離せ!!』
ニット帽を被った長髪男性『まだ言うのか?第一、他の奴等をほっといて良いのか?』
黒白服の金髪少女『目の前の奴を助けられないで何言ってるんだ!!』
ニット帽を被った長髪男性『・・・もういい・・・この女もまた我々アウトローの計画のための道具となってもらう。』←謎のキューブを取り出す
黒白服の金髪少女『なっ、何するつもりだ!!やめっーー』
ニット帽を被った長髪男性『残念ながらもう遅い。』
『魔理沙!!あなたが捕まったら霊夢が・・・私に構わないで早く逃げるのよ!!魔理沙ーーー』
アリス「魔理沙っ!!!」
罪木「ひゃうううっ!?」
アリス「ハァ・・・ハァッ・・・夢・・・?ていうかあなたは誰「ああ、ようやく起きたみたいですね。」・・・!?」
・・・希望ヶ峰学園。保健室で眠ったままだったアリス・マーガトロイド。罪木に何かと手当をされていた中起床。
そこに、様子を見に来ていた菜乃が。
菜乃「・・・アリス・マーガトロイドさんでしたかね。初めまして。私は独目菜乃です。こっちはパートナーポケモンのシンボラー。」
シンボラー「・・・よろしくな。」
アリス「よ、よろしく・・・ところで、ここは・・・」
菜乃「希望ヶ峰学園という学園・・・幻想郷で言うのであれば寺子屋的な場所ですかね。
・・・貴方は、アウトローという組織によってハートレスという魔物に変えられ、色々あってここで看病してもらっていたのです。」
アリス「アウトロー・・・そういえば何だか・・・ところで魔理沙は・・・魔理沙は大丈夫なの!?」
シンボラー「・・・何か心当たりがあるようだな・・・」
菜乃「魔理沙・・・『霧雨魔理沙』さんの事ですか・・・生憎彼女の安否はまだ分かりません・・・
・・・とりあえず、動けますか?今の所他にも3人・・・『藤原妹紅』、『永江衣玖』、『封獣ぬえ』・・・彼女たちもアウトローによって魔物にされていた方たちなのですが、彼女たちも食堂に集めているので行きましょうか。」
アリス「全員見覚え聞き覚えのある名前の人達じゃない・・・一体どうなっているの・・・?」
シンボラー「・・・順序立てて説明するさ。この現状は訳が分からないかもしれないだろうが、今はついて来てくれ。」
アリス「・・・」
菜乃「とりあえず、ありがとうございました。罪木さん。」
罪木「い、いえ、私なんか・・・」
《ローア》
・・・天翔ける船ローア。前日メリーが見つけた次元の綻びを解析し、遂に幻想郷へ向かえるようになった。
マリオ「遂に幻想郷・・・霊夢たちが無事だと良いんだけれどなぁ。」
ファルコ「アウトローの奴等はやたらと解析を妨害していたらしいからな。ただで済んでいるとは考えづれぇが・・・」
りんご「どの道、安否確認も兼ねて急ぎましょう!!」
ニット「そうね!」
マホロア「さぁ、出発だヨォ!!!」
・・・そして、ローアは次元の綻びを通って行く。
《ウルトラスペース》
ウルトラスペースを通り、やがて天体が見えてくる。
神社や人里、大きな山、紅い大きな館等、様々な建設物などがある・・・それが『幻想郷』だと言うワケである。
蓮子「遂にここまで来たわけね・・・」
メリー「今まで見たいに、異変が起きた世界を元に戻して、隔離を解く・・・異世界の皆が知っている幻想郷には・・・何が待っているのかしら・・・」
蓮子「何だかワクワクしてきたわね・・・!!!」
・・・その日、2人の少女は幻想へと発つのであった。
続く。感想OK。