二次創作小説(新・総合)

秋を彩る探索劇 ( No.374 )
日時: 2022/03/20 18:39
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: CE4YyNoS)

前回の続きです。






「イカン・・・イカン!!何故だ!!何故シャドウブロックが効かないのだ!!」



・・・妖怪の山の麓。何やら誰かが焦っている様子。



その者の前には、左目と左手が赤い水色髪の少年・・・ぷよぷよの『シグ』が。何故かシャドウブロックが効いてないらしい。


シグ「ぐー・・・・」←目を開けたまま寝てる


「くうううっ・・・これは完全に予想外じゃなイカ!?しかも何か目を開けたまま眠ってるし!!これでは最悪名折れしてしまうではなイカ!こうなれば・・・「ちょっと待ったァ!!」なっ・・・誰だ!?」


そこに雪子と千枝が。


千枝「・・・って、誰と誰!?」

雪子「片方は・・・イカ?食べれるかな「やめた方が良いと思う・・・;」



「くっ・・・!!まさかBUGか!!このガキに手間取り過ぎた・・・!」



千枝「で、結局誰なのよアンタ!!」



「チッ・・・この『イカカモネ議長』をアンタ呼ばわりとは・・・!!」


そのイカの妖怪は、『イカカモネ議長』だった。どうやらアウトローと結託しているらしい。



イカカモネ議長「こうなったらこのガキはもういい!!行け!!蟲を操る妖蟲よ!!」



・・・すると現れたのは、甲虫の外羽を模したようなマントを羽織っている、ボーイッシュな出で立ちの緑色のショートカットヘアの少女・・・『リグル・ナイトバグ』である。シャドウブロックに操られているようだ。


リグル「・・・・・」


リグルは、ディスタスにされている虫型キャラを操り、襲い掛からせる。


スピアー(ディスタス)達「・・・・」

ガサゴソ(ディスタス)達「・・・・」



千枝「どわあああ早速来た!!」

雪子「全部蹴散らす!!『コノハナサクヤ』っ!!」



リグル「・・・・」



・・・リグルは能力で虫達を操り、『マハラギオン』での炎攻撃を軽やかに避けさせたり、弾幕で相殺させたりする。



雪子「やだっ、凄い避けられた。」

千枝「だったら次は私が・・・「そうはさせん!!」ほわっ!?」


・・・千枝が行動しようとすると、イカカモネ議長が魔弾で妨害。




リグル「・・・・」←弾幕を放ってくる

ディスタス達「攻撃を仕掛けてくる」



結構ヤバい状況。すると・・・




「ガッハッハ!!何やら困ってるようだな!!俺に任せろ!!」



・・・突然、巨体な者が飛び込んできて、木々に燃え移らない程度で強めの炎でディスタス達が一掃された。


イカカモネ議長「なっ!?一体何者だ「そりゃっ!!」「ええいっ!!」ぎゃっふ!!?」


・・・すぐさまイカカモネ議長は背後から強めのキックをもらい、真上からカボチャのような弾幕が頭部に直撃。


イカカモネ議長「ぐっ・・・勘弁しなイカ!!もういい撤退だ!!」←次元の穴に入る



千枝「い、今のって・・・ていうか・・・」



・・・先程飛び込んできたのは、トラのような外見のレスラーっぽいポケモン・・・ヒールポケモン『ガオガエン』だった。



ガオガエン「これくらいの奴等、俺様の敵じゃないぜ!」



雪子「誰!?虎!?それともレスラー!?」

千枝「ていうかポケモンだよねあれって!?」



リグル「・・・!?「秋符『フォーリンブラスト』!!」「豊作『穀物神の約束』っ!!」!!?」


シグ「う」←目が覚める


突然弾幕が飛んできて、リグルに命中。大ダメージ。すぐに撃退されて、抽出されたシャドウブロックも謎の古代文字によって消滅した。



千枝「何かあっさり倒されちゃってる・・・ていうか、今度は誰?」



「あら、今知らないのみたいなこと言いかけちゃったけれど、よく見たら初めて見る人達ね。」

「もしかして、ガオガエンさんと同じ別世界の存在?」


今弾幕攻撃をしたのは、金髪で、黄色い上着とオレンジ色のエプロンを着用している少女と、同じく金髪で、細いシルエットをした赤い上着を着ている少女。

・・・豊穣の神『秋穣子』と、姉である紅葉の神『秋静葉』である。


ガオガエン「・・・ところでそこのお嬢さん達、何でこんな場所にいるんだ。

・・・いや待てよ・・・もしやお前達、BUG関係者か?」


千枝「えっ!?何でその事を・・・」


ガオガエン「この俺『ガオガエン』様も一応BUGのメンバーだからな。こういう地に全く別の世界の者がいるとすれば大抵BUGだと思っているのだ。」


千枝「そ、そうなんだ・・・;まぁ話が早くていいけれど・・・」


静葉「あら、と言う事はガオガエンさんの知り合いの知り合いって所かしら?」

穣子「それだったら、今起きてる自体もどうにかしてくれるかな?」


千枝「それで・・・そちらは?」


ガオガエン「この2人は秋を司っている神様姉妹だ。俺は季節の中で秋が最も好きで、この世界に飛ばされて迷い込んで色々あって出会って、色々話してたら意気投合したのだ。

何しろ、秋は実に美しい紅葉もあるし、栄養満点な野菜もわんさかあるからな!ガッハッハ!」


千枝「意外とベジタリアンなんだ・・・;」

雪子「たしかに秋と言えば、きれいな絶景とか、秋野菜を使った料理とかテレビで見るからね。」


穣子「でしょでしょ!?何だかんだ何かと不憫な扱い受けることもしばしばあったけど、ここまで秋に熱意や好意を向けてくれる人(?)は初めてかも!」

静葉「秋の神続けててよかった・・・(感動」


千枝「・・・何があったんだろう今まで・・・;(そして神様って実感がわかないのは何でだろう・・・;)」


静葉「・・・ところで、貴方達はどうして妖怪の山にいるのかしら?麓とは言え、あんまり天狗とかの領地に入ると面倒な事になるわよ?」


千枝「あ、それなんだけれど・・・「ムシー・・・」ん?」



すると、さっき起きていたシグが、起き上がったばかりのリグルを見ている。


リグル「えっ、あのっ、そんな見つめられると困るんだけれど・・・;」


穣子「あれ、よく見たらこの子リグルって子だったかしら?どうして妖怪の山に・・・」

雪子「さっきイカみたいな人が召喚した」

静葉「イカ?」

千枝「ていうかこの何か左手が赤い男の子、ラフィーナ達が言ってたシグって子だよね?連絡して色々伝えないと・・・」





ところでこの世界の時系列っていつなんだろうね(ry




続く。感想OK。