二次創作小説(新・総合)

片腕有角の仙人と改造された土司るカミさま ( No.375 )
日時: 2022/03/21 18:16
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: CE4YyNoS)

どうも。おろさんです。今回も前回の続きです。




・・・妖怪の山のとあるエリア。そこに、赤ぷよ帽を被っている女の子・・・ぷよぷよの『アミティ』が何故か迷い込んでいた。



アミティ「うーん・・・ぷよ勝負をしてたわけでもないのに急によくわかんないところに飛ばされちゃったけど・・・ここホントにどこー!?」


・・・山をうろついている中、そこに・・・


「・・・あら、貴方こんなところで何をやっているのかしら?」

アミティ「わっ、誰!?」


現れたのは、頭にシニヨンキャップと呼ばれる団子みたい何を被り、右腕全体が包帯でぐるぐる巻きになっているのが特徴的な女の人・・・彼女こそ、山の仙人である『茨木華扇』だった。



華扇「見かけない人ね・・・もしかして貴方、外の世界の人間かしら?」

アミティ「そ、外の世界・・・?」

華扇「良く分かっていないみたいね・・・ここは『幻想郷』と言って、貴方達が住んでいる所から隔離された場所なの。」

アミティ「あれ?幻想郷って、何か聞いたことが・・・私はプリンプタウンって所から色々あって何故かこの場所に迷い込みました・・・」

華扇「プリンプ・・・?知らない所ね・・・・・いえ、もしかして貴方、全く別の世界から来たのかしら?幻想郷をなんとなく知っているとなれば・・・」

アミティ「別の世界?・・・そうなるのかなぁ。よくぷよ勝負をしてるとりんご達が住んでる町に飛ばされちゃうことはあるけれど・・・」

華扇「・・・ど、どういう意味かは分からないけど・・・どっちにしても、このままにしておけなーー「ガサガサ・・・」?」


・・・そこに、茂みからみほが現れる。


アミティ「ええっ!?たしか・・・みほさんだよね?」


みほ「えっ?あれっ?アミティ!?幻想郷に飛ばされてたなんて・・・

アミティ「それはそうと、なんでこんなところにいるの?」

みほ「ちょっと訳があって・・・ていうか色々あって3手に別れたら結果的に私一人だししかも天狗っぽい人達に何かと襲われるしぃ!!」


華扇「天狗たちの領地に入り込んでしまったようね・・・;」


みほ「ん?あれ?貴方は・・・」


華扇「茨木華扇。山に住む仙人よ。」


みほ「・・・でっ、ええっ!?私達色々あって貴方に用件があったんですけれど・・・苦労した甲斐があった・・・(半泣き」


華扇「そう・・・;ところで、用件って・・・「み、見つけましたよ!!」あら・・・」


・・・そこに、犬走椛が現れる。何か物凄いヘトヘトだ。


椛「ゼェ・・・ゼェ・・・あの妖怪2人組・・・片方は鬼だと自称していましたが一体全体何だったのか・・・本気で疲れた・・・;


・・・とにかく!!そこの勝手に侵入した人間と・・・えっと・・・(アミティを見る)どなたかも知らない良く分からない人間!!」


アミティ「良く分からないって私の事・・・?」


椛「その通りです・・・とにかく!!貴方はまだしも、道に迷ったらしくとも手にこちらの領地に入った侵入者は排除します!!」


みほ「でえええっ!?」


・・・うっかり領地に入ったらしいみほだが、華扇は椛をなだめようとする。

華扇「待ってくれないかしら?・・・どうやら彼女、私に用があって・・・」


椛「いくら貴方の頼みだとしても、私だけの決断で堪忍するわけには行きませーー「キキーッ!!」ふぉぎゃっ!!?」


唐突に横からデュオン(on百鬼姫)が爆走してきて、椛が軽く飛ばされる(そんでもって木に刺さる)。


百鬼姫「カゲムシ、ここらへんで止めるぞ。」

ゲムヲ「・・・今何かにぶつかりマシタ?」←デュオンから戻る


みほ「あっ、百鬼姫とゲムヲ・・・」


百鬼姫「む、こんな所にいたのか金髪ギター弾き女。」


華扇「・・・彼女たちは・・・仲間?」

みほ「あ、はい一応・・・」

アミティ「2人とも久しぶりー!」


ゲムヲ「アミティさんモいたのデスカ。お久しぶりデス。」

百鬼姫「・・・それで、そっちは?」


華扇「・・・私は茨木華扇。まだまだ修行中の身だけど、仙人です。」


百鬼姫「(この気配・・・もしやわらわと同じ・・・)ほう・・・こやつがあのグラサン音楽神(MZD)や作者が言っていた者か。成り行きで、見境なく攻撃を仕向けてる天狗をおっぱらっていたが、無事に見つかったな。」


華扇「何盛大に勝手な事をしているの・・・;天狗は仲間意識が強い分、外部にはかなり冷たいのよ?」


百鬼姫「らしいな。・・・まぁ、わらわが『鬼』の血筋であることを知ったらかなり動揺しておったが。」


華扇「鬼!?」


みほ「えっ、急にどうしたんですか華扇さん。・・・ああ、百鬼姫は地獄の小さな国に住んでいるお姫様だって、まり花さん達が言ってたなぁ」


華扇「えっ」


百鬼姫「ちなみに父親は様々な世界を巡っている『海賊』とやらのリーダーじゃ。これ写真」←なんか誇らしい顔で、父親鬼KINGとのツーショット写真を見せる


華扇「は、はぁ・・・」


・・・百鬼姫の自白とかで華扇はかなり動揺する。まぁ原作とかの事を知っているとなんとなくわかる話でもあるのだが・・・


百鬼姫「(かなり動揺しておるのう・・・やはりあんまり知られたくないようじゃな・・・)「ズズズズ・・・」・・・む?」


・・・すると、華扇の後ろの地面辺りから、揺れる音がする。

そして現れたのは、かなり太い2本のつるのムチ。



「・・・カアアアアアッ!!」



百鬼姫「・・・ってオイ後ろ!!」



華扇「えっ?・・・って!?」


・・・急いで攻撃を避ける。・・・そして、土の中から突如現れたのは、亀のような外見をした、オリガミにされた存在が、キョダイマックスしたたねポケモン『フシギバナ』に縫い合わされている感じのディスペクターだった。



土花縫合《フシギバガミ》「グオオオオオオッ!!!」



アミティ「えええっ!?何アレ!?」

みほ「ディスペクター!?いつの間に・・・」



フシギバガミ「カアアアアア!!」←『ダイロック』のような攻撃をする



ゲムヲ「サセマセン!!」←『オクトパス』で攻撃を破壊



百鬼姫「・・・オイ、細かい説明は後でする。ひとまずあやつを倒すのを手伝ってくれるか?」


アミティ「オッケー!!アミティ、いっきまーす!!」


華扇「・・・仕方ないわね・・・思いっきりやるから覚悟しなさい!!」



フシギバガミ「カアアアアアッ!!」




一旦区切ります。感想まだ。

片腕有角の仙人と改造された土司るカミさま ( No.376 )
日時: 2022/03/21 18:45
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: CE4YyNoS)

続き。




フシギバガミ「カアアアアアッ!!」←『はなふぶき』を放ってくる



百鬼姫「燃やせっ!!」←闇の炎で防ぐ



フシギバガミ「カアアアアアッ!!」←砂のブレスを放つ



華扇「包符『義腕プロテウス』!!」


右腕(包帯)で砂を包み込み、それをフシギバガミにぶつける。


フシギバガミ「ッ・・・!!」


アミティ「いっくよー!『サイクロワール』!!」←風の魔法で攻撃

みほ「雷魔法『エレキバースト』!!5連だよっ!!」



フシギバガミ「グググ・・・カアアアアアッ!!」


攻撃を食らっていたフシギバガミ。すると今度は、地ならしを起こす。


そしたら、周りの地面が揺れ始めたり、壁のようになったりして、巧みに操作される。



華扇「地面を操っている・・・!?「カアアアアアッ!!!」!!?」


今度は、華扇に集中攻撃を向ける。華扇は何とか攻撃を避けるものの、攻撃の隙をフシギバガミは与えない。



みほ「・・・あれ?何かあのディスペクター、様子が変じゃない?私達の事は見向きもしないで・・・」

百鬼姫「これは・・・まさか、狙いはあの仙人なのか・・・!?」

アミティ「だったら助けないとーー」



フシギバガミ「カアアアアアッ!!!」


即座に土のドームを作り、4名を中に閉じ込める。



ゲムヲ「閉じ込められましタ!!?!」

百鬼姫「っ・・・ダメじゃ固すぎる!!内部からじゃ出られないぞ!!」

アミティ「えええっ!?」




フシギバガミ「カアアアアアッ!!」


・・・フシギバガミは、『つるのムチ』で華扇を拘束する。


華扇「くっ・・・!?」


・・・結構ピンチ。すると・・・



「・・・・どおおおおりゃああああああああっ!!!」



フシギバガミ「グエッ!!?」


・・・背後から思いっきり攻撃されて、弱点の尻尾を思いっきり攻撃される。


華扇「!?」

その反動でツタが外れる。・・・尚、攻撃したのは・・・


千枝「よぉし!!どうだ参ったか!!」

カービィ「バッチリだね!!」


・・・駆けつけた千枝とカービィだった。千枝はキックで、カービィはロボボアーマーのパンチで攻撃したらしい。




みほ「あれっ?何かすごい声が聞こえたような・・・「どおおおおおりゃあああっ!!!」!?」


・・・土の壁を、外部からガオガエンが破壊する。


ガオガエン「ガッハッハ!!何故かドームがあったから破壊したがやっぱり誰かを閉じ込めていたのか!」

ゲムヲ「ガオガエンさん!!!?」


リデル「あっ!!アミティさん!大丈夫ですか!?」

シグ「無事そう。」


アミティ「えっ!?シグにリデル!?」



・・・そして、山の至るエリアにいた面々が大集合した。


文「何やらものすごい音が鳴ったので、途中でにとりやいろんな方々と合流して来てみましたが・・・椛は何があったんですか?」

にとり「さぁ・・・;」


椛「あう・・・」←失神中



陽介「お前ら大丈夫か!?色々あって結構数増えてるけど何とか間に合ったぜ・・・!!」

雪子「それで、あの右腕が包帯の人が仙人って人?」


華扇「・・・貴方達は・・・数名を除いて異世界の者達のようだけど・・・」



フシギバガミ「カアアアアアッ!!」



静葉「あの巨大な亀?は何なのかしら。」

穣子「さては今まで地形変動が起きていたのはアイツの仕業!?だったらよくも今までやってくれたわね!!お陰で作物がまともに育たないじゃん!!許さないわよー!!」

静葉「そうね・・・徹底的に散らしてあげましょう」



クマ「何かこのオネーさん達、図に乗ってないクマか・・・?」

ピカチュウ「さぁな・・・」

フユニャン「まぁ、心強いのは変わりないだろう」



フシギバガミ「グッ・・・「災禍『呪いの雛人形』」「秘法『九字刺し』っ!」!?」


・・・背後から雛と早苗が弾幕で攻撃。



雛「あなたが山で起こっていた災厄の原因ね!!とっととえんがちょなさいっ!!」

早苗「ディスペクターの話は聞きました!!かの有名なキャラクター達を無理やり混ぜて怪物にするなんて許せませんっ!!」



フシギバガミ「グググ・・・カアアアアアッ!!!」



・・・フシギバガミが頭と両手両足を引っ込ませて、大地震を起こそうとする。




フシギバガミ「カアアアアア「隙だらけだぞ?」ア?」


・・・真上から、ギガクッパが落ちてくる。上空から蓮子とメリーがスタンバイしていたようだ。



・・・それによってフシギバガミは潰れ、そのまますぐに一同が攻撃を浴びせて撃退。『土ガミ』と『フシギバナ』のカードに戻って何処かに消えた。


蓮子「何とか勝ったわね!」

メリー「何から何まで苦労するわ・・・」



華扇「・・・色々言うところはありますが、とりあえず助かったわ・・・ん?(蓮子とメリーを見る)・・・この2人は・・・」


早苗「宇佐見蓮子さんとマエリベリー・ハーンさんって言って、どうやら外の世界から異世界に迷いこんでしまったらしいです。」


華扇「外の世界から全く別の世界に!?一体何故・・・ていうか宇佐見って・・・」


クマ「・・・そういえば、クマ達は山の仙人のオネーさんに話が用があって来たんだクマ。色んな世界で起きていることを伝えてほしいって作者に頼まれたんだクマ。」

ピカチュウ「そうだった!!あと霊夢の事や、この新聞の事がどういう事かも聞かねぇと・・・」

みほ「ええっ!?霊夢さんに何かあったの!?」



華扇「・・・!?」


・・・華扇はまた驚くが、少し経って冷静になって話し出す。


華扇「・・・分かったわよ・・・まずは互いの情報共有をしないと・・・」










ニット帽を被った長髪男性「・・・チッ!!大地を操るカミを使ったっていうのに全然使えねーじゃないか・・・しかもよりにもよって新しく『脅迫材料』にしようとした茨華仙を捕え損ねるなんて・・・・!!」











椛「うぐっ・・・(起きる)私は・・・あっ!!そういえば侵入者を・・・って何か増えてる・・・ん?」

白狼天狗「あの、先輩・・・」←椛の前に駆けつけ話しかける

椛「・・・えっ?大天狗様が『山に入り込んだ者達を追うのは中止しろ』と?一体なぜ・・・『彼らがここに来てから、山で起こっていた騒ぎや問題がかなり減ったから一旦様子見しろ』?・・・そう、ですか・・・」









続く。感想OK。