二次創作小説(新・総合)

悪意の虚無 ( No.38 )
日時: 2021/10/03 16:56
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: N0SZnmuB)

・・・どうも。。前回の話(ざっと3日前の)のスレッドのタイトルを間違えていたのを言いそびれていたおろさんです。

誤:再開

正:再会




・・・さて、再会や新たな出会い、色々厄介な事態が交える『インクウェル島編』。ここから判明する事実とは・・・?



それでは、本編です・・・










《インクウェル島1:カップヘッド達の家》


・・・ケトルじいさんにも事情を話して、(とりあえず扉を壊した冤罪は晴れ)、今全世界で起きている事態を把握してもらった。


カップヘッド「そんなとんでもないことになってたのか・・・」


ケトルじいさん「ふむ・・・それは随分と困ったことになっているのう・・・」


悠「はい・・・まだ分からないことも多いのですが・・・」


ケトルじいさん「いや、これに関してはまだ無理もない・・・全くの異世界の技術は分からないことが多すぎるからな。


・・・じゃが・・・その『エネミー』とやらを見る限り・・・どうも、『生物を模した存在』とは考えづらいのじゃ・・・」


メリー「それって、どういうことですか?」


ケトルじいさん「まだわからぬ・・・少なくとも、『アウトロー』がかなり悪質な方法でエネミーを生産している気がする・・・といくことくらいしか・・・」


マグマン「悪質・・・なんだか妙にデビルを思い出すなぁ・・・」

ユキナリ「・・・ねぇ、さっきのキャグニーさんからも少しだけ聞いたけど、その『デビル』ってやつも、そんなにタチが悪かったの?」


ケトルじいさん「ああ、そりゃああまりにもあんまりな奴じゃったよ。なんせ経済を牛耳ることが出来るまでに勢力があったからのう。いくら不当な賭けでも、問答無用で借金や対価を支払わされる。
だから、奴が経営するカジノには立ち入るなと何度も忠告されるんじゃ。」


カップヘッド「その件に関しましてはスイマセン・・・;;」


ケトルじいさん「・・・とにかく、今回の事は、そのデビルの行いより厄介なモノだということは間違いない。より一層気を付けなければならん。

・・・さて、カップヘッドとマグマンよ。」


すると、ケトルじいさんは、カップヘッドとマグマンにこう言う。


ケトルじいさん「・・・もし、2人に戦うという意思があるのであれば・・・




・・・汚れ仕事に本格的に備えるぞ。」


カップヘッド&マグマン「えっ」


蓮子「えっと・・・協力してくれるって事?」

カービィ「良いんじゃない?君ら強いみたいだし。」

メリー「でも、流石に巻き込むわけには・・・いや、私達も巻き込まれてるのよね・・・;」


マグマン「で、でも良いのケトルじいさん。大分危険そうではあるけど・・・」

ケトルじいさん「かと言って、お前たちもやられてばかりは嫌じゃろう。力を証明して、借りを返してやるんじゃ。」

カップヘッド「まっ、確かにそうなんだよなぁ。


・・・というワケだから、君らに協力することになるかもね。」


悠「ああ。よろしくな。「ピピピピ・・・(通信機の着信音」何だ・・・?」


・・・すると、通信機から連絡が来る。作者からだ。


おろさん『皆、大丈夫か。』

カービィ「あ、作者。みんな無事だよ。・・・それと、新しい仲間が出来たよ!」

カップヘッド「ん?何だこれ。すっげーな、どうやって出来てるんだ?」


ケトルじいさん「『作者』・・・?・・・ああ、ウルトラワールドの『管理者』・・・あの『月の件』以来あんまり関りがなかったのう。」


メリー「(『月の件』・・・?)」








事情を説明中・・・





おろさん『成程。カップヘッドとマグマンをか・・・それは中々良い収穫だな。』

陽介「ところで、何で急に連絡してきたんだ?」

おろさん『ああ、それに関して何だが・・・





・・・アルルやマリオ達から連絡があった。・・・またかなり厄介な事態が発生した。一旦ローアに戻ってきてくれ。』







少しして・・・(カップヘッド達には一旦待機してもらった。)





《ローア》


おろさん「戻ったな・・・」

りせ「みんな、おかえり。」



マリオ「やっと来たか・・・」

アルル「みんなも大丈夫だった?」


蓮子「いやいや、そっちの方が大丈夫なの!?想像以上にボロボロなんだけど・・・」



・・・ローアに戻ってきた一同だったが、マリオとアルル達の班の者達はかなりボロボロだ。


リツ「ぐうう・・・あんな奴等に苦戦するなんて・・・;;」

チエ「リツさん、あんまり動くと傷が・・・」

マホロア「ハイハイ傷薬とソレカラソレカラ・・・」


悠「・・・一体何があったんだ?俺たちが戦ったエネミー以上に強い奴等に当たったか・・・?」

千枝「いや、ちょっと違うんだよね・・・」

陽介「違うって、どういうことなんだ?」


おろさん「・・・それに関しては、俺が説明する。」



・・・作者は、アルル達に何が起こったのを説明する。



おろさん「・・・あいつら、どうやら人型のエネミーと出くわしたらしい。人間の姿をしているが、シャドウに近い・・・

・・・その人型達は、混ぜ合わされた見た目のよりは劣るが、それなりの戦力を持っている上に数がかなり多い。」


直斗「お陰でひどい目にあいましたよ・・・」

完二「あいつら、シャドウみたいに見境なく襲い掛かって来たっスよ・・・まるで、誰かの命令に、何が何でも従ってるような・・・」


ユキナリ「命令に・・・?」


おろさん「ああ・・・でも、その件で少し進展があった。



・・・まず、アルル達が、インクウェル島の『隔離』の原因となった『拠点』を見つけた。」


メリー「拠点を?」

アルル「うん。すごく厳重に、変なエネルギーで通行止めにされてた。」

菜乃「カジノだったと思われる場所でした。」


悠「カジノ・・・キャグニーさんやケトルさん達が言う『デビル』が経営していた場所か・・・?」


おろさん「特殊なエネルギーで封鎖されている、デビルのカジノに入るには、どうやら『鍵』が必要らしい。その『鍵』が何なのかはまだ分からないが・・・



・・・それと、もう一つ。少し厄介な事だ。」


メリー「それは一体・・・?」




おろさん「・・・その人型エネミーと、クリボーのようなエネミー数十体・・・まとめて言えば『アウトロー兵』と共に『クッパ』の姿が確認されている。」


カービィ「えっ!?クッパが・・・!?」


コウ「ああ。俺たちが見つけたのだが、間違いはなさそうだったぞ。アウトロー兵に阻まれて、取り逃がしたが・・・」


・・・大魔王『クッパ』が、アウトローの者達と関わっていると情報を得たようだ。


おろさん「・・・信じづらいが・・・クッパがアウトローに加担したとなれば・・・かなり厄介な事になる。こっちも総力を上げて対処をしなければならない。「待ってくれ!!」・・・」


・・・作者の発言に、マリオは反論する。


マリオ「絶対それは無い!クッパはたしかに悪者ではあるけど、少なくとも部下を見捨てたり、他の悪者が行った騒ぎにあやかって悪さをする奴じゃないよ!毎回戦ってる僕が言うんだから間違いない。」


コウ「・・・目撃した本人が言うことではないだろ。」


マリオ「うっさいわ!!」


おろさん「・・・マリオの言い分は分かるし、まだあんまり情報が無い。



・・・クッパの反応はまだ近くにある。体力の回復、ケガが治り次第、遊園地エリア(インクウェル島2)に向かってくれ。」





マリオ「クッパのやつ・・・何があったんだ・・・?」





おろさん「・・・余計に面倒なことになって来た・・・クッパや八雲紫を始め、知り合いや仲間とどんどん音信不通になって来てるし・・・島の連中にも色々伝えとかなければ・・・」







一旦区切ります。

悪意の虚無 ( No.39 )
日時: 2021/10/03 18:37
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: N0SZnmuB)

続き。






エビテン「フム・・・改善の余地はありますね・・・戦力は大したことは無いですが、上手く使えば、我々の目的達成にも都合がよくなる・・・」

コロモ「そのようですね。・・・ところで、■■■■■様が派遣した彼は・・・」

エビテン「ああ、あいつは・・・どうでしょうかね。どれくらいの実力かは気になりますが・・・スカウトする方が勝手が良いのですが、強引なやり方で引き入れたとなるとどうも・・・」










30分後・・・





《インクウェル島2》


・・・遊園地のエリアで、クッパを探すため蓮子とメリー、そしてすぐに怪我が治ったマリオ、直斗、菜乃、むらびと、作者と同行していたためほぼ無傷だったクマが捜索に向かった。


クマ「それじゃあレッツゴークマ!」

マリオ「遊びじゃないんだぞこれは・・・」


菜乃「・・・ひとまず、周りのエネミーは私達に任せてください。」

シンボラー「人間らしきエネミーは、数が多いだけで、倒せないわけではないからな。」

むらびと「そういうことで、クッパの事は頼んだよ。・・・君もついてこい。(クマを引っ張る」

クマ「でぇっ!?なんでまたクマがー!!!」









3分後・・・


観覧車が近くにある所で・・・



直斗「この辺りで見かけたのですが・・・」

マリオ「うーん・・・あっ!!いたぞ!!」




・・・一同は、人型エネミーと共にいるクッパを発見。・・・なにやら、クッパの目が金色に光っているが・・・




クッパ「・・・やれ。」

アウトロー兵「御意。」


・・・アウトロー兵は、マリオ達の前に立ちはだかる。


マリオ「オイ待て!!邪魔するな!!」

メリー「あれが、人型エネミー・・・」

蓮子「・・・すぐに片づけるわよ!!」



人型エネミーA「・・・・・・!!(『ブフ』を放つ」

人型エネミーB「・・・・・・!!(『でんきショック』を放つ」

タコトルーパー(エネミー)達「・・・・・・!!(インク弾を乱射する」


マリオ「遅い!!」←軽やかに避ける



直斗「早急に片づけます。・・・『スクナヒコナ』!!『メギド』だ!!」

直斗は、現れたアルカナを銃弾で砕き、背中に翅を持つ少年のような見た目をして、ビームサーベルのような権を持っているペルソナ『スクナヒコナ』を召喚。

万能属性の『メギド』で、タコトルーパー(エネミー)を一掃。


マリオ「今度は・・・そらぁっ!!!」


・・・マリオのハンマーで、人型エネミーの顔面を強打。


人型エネミーB「ガッ・・・・・!!」


人型エネミーA「!!・・・(『みずてっぽう』を放とうとする)「隙あり!!!」ギャッ・・・」


・・・隙が出来たタイミングを逃さず、蓮子とメリーが弾幕を放ち、もう一体の人型エネミーを撃退した。。



人型エネミーA・B「・・・・・・・」


・・・エネミーのタコトルーパー達は、カードとなってどこかに消えていった。
人型エネミー達は、そのまま消えゆく禍々しいエネルギーを放って消滅した。





クッパ「チッ・・・・・」



マリオ「・・・後はお前だけだぞクッパ・・・ていうかお前どうしたんだ!?さっきもそうだったけどおかしくないか・・・?」



クッパ「グウウ・・・グ・・・グ・・・グオオオオオオオオオオオ!!!!」

・・・クッパは次第に、先ほどの人型エネミーのように禍々しいエネルギーを放ち始める


直斗「っ・・・話が通じそうにないですね・・・」

蓮子「早く目を覚まさせないと!」




・・・問答無用で襲い掛かって来たクッパは、炎の弾を何発も放つ。


クッパ「グオオオオオオ!!!!」




マリオ「炎には氷だ!!」



・・・マリオは『アイスフラワー』を取り出し、『アイスマリオ』となり、アイスボールでクッパの炎を相殺した。



クッパ「グウウ・・・グオオ!!!」


クッパは、今度は甲羅にこもり、スピン攻撃を仕掛ける。一同は難なくその攻撃を避ける。


クッパ「チッ・・・」



直斗「『エイハ』!!!」


隙を付いて、直斗は銃弾を放ち、その後闇系(呪怨属性)の攻撃を放つ。


クッパ「・・・・・・」


・・・だが、あんまり効いていないようだ。


直斗「・・・流石に『大魔王』と呼ばれているだけの事はありますか・・・」



クッパ「グオオオオオオ!!!!」


・・・クッパはひたすら攻撃を続ける。



マリオ「っ・・・いつものクッパのやり方じゃないな・・・行動が読めなすぎる・・・!」



クッパ「グオオオオオオ!!!」


蓮子「ああもううるさいわね・・・!!喰らいなさいっ!!!」


・・・対する蓮子とメリーも、弾幕を放って攻撃を相殺する。


クッパ「グヌヌヌヌヌヌ・・・!・・・グ・・・ヌゥ・・・」


マリオ「どうしたんだ・・・?」

直斗「必要以上に攻撃し続けたせいで、体力に限界がきているのでしょう。」

マリオ「それなら、一気に畳みかけるぞ!!!・・・そおりゃぁっ!!!!」


・・・クッパが疲弊して、隙が出来たタイミングを狙い、マリオがハンマーでクッパの顔面を思いっきり殴った。



クッパ「ギャッフォ・・・・グフッ・・・」


・・・そのまま、クッパは倒れた。



マリオ「・・・なんとかすぐに片付いたな・・・


・・・さて、クッパ、少しは頭が冷え・・・ん・・・?」


クッパ「グ・・グウウ・・・ぐうあああ・・・あああ・・・!!!!」


・・・すると、クッパが立ち上がり、悶え苦しみ始める。


メリー「な、何・・・!?「おーい!!」あっ・・・」


すると、周辺のエネミーを片付けていたむらびととクマが戻って来る。


むらびと「ってなんだこれは!?どういう状況!?」

マリオ「さ、さあ、俺にもよくわからない・・・」




クッパ「ぐううう・・・がっ・・・」


・・・すると、クッパの体内から、禍々しいエネルギーを放った四角い物体が出てくる。


クマ「ひょえー!?あれは何クマ!?シャドウよりヤバそうなニオイがプンプンするクマー?!」

蓮子「まさか、あれがクッパを操ってたとか・・・?・・・あれっ・・・」


・・・どこからか、ノートから既に放たれたとされる謎の古代文字が現れ、クッパから取り出された四角い物体を包んで、消滅させた。



マリオ「な、何だったんだ今のは・・・ていうか大丈夫かクッパは・・・」



クッパ「ぐっ・・・・・・む・・・?ここは一体・・・ワガハイは何を・・・?

・・・ん?何でマリオ達がいるんだ?残りは知らない奴等だが・・・」


直斗「どうやら、正気に戻ったようですね。」



クッパ「・・・ああっ!そんなことをしている場合ではないのだ!!ワガハイの部下たちが・・・!」


マリオ「ちょっ・・・待て待て落ち着けクッパ!一体何があったんだ?「ピピピピ・・・(通信機の着信音」おっ・・・」


すると、作者から連絡が。


おろさん『・・・どうやら、クッパはさっきのに操られてたみたいだな・・・アウトロー側に回ったってわけじゃなくてよかった・・・』


クッパ「操られてた・・・?・・・そうだ、たしかワガハイはあの時・・・」


おろさん『・・・とりあえず、何があったのか聞かせてくれ。クッパを奪還できたわけだし、ローアに戻って来てくれ。』
















白髪ポニーテールの女性「はぁ・・・『大魔王』と呼ばれた者がこの程度・・・まぁ、無理やり操ってたのだから無理はないけど・・・



・・・仕方ないわね。アッチーノ島にいる者達を撤退させないと・・・。あまり生産方法がばれると面倒だし・・・」











菜乃「・・・アイツは一体・・・?」←物陰に隠れていた






一旦区切ります。

悪意の虚無 ( No.40 )
日時: 2021/10/04 18:29
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: N0SZnmuB)

続き




《ローア》


・・・謎の四角い物体に操られていたクッパを奪還した一同。一旦ローアに戻り、まずはこちらの事情も説明する。


クッパ「そういうことだったのか・・・道理でこの世界に・・・クソッ・・・あの女め・・・ワガハイをコケにしおって・・・」


おろさん「『あの女』・・・気になるところだが、詳しいことは後だ。



・・・それで、お前が操られる前に何があったんだ?軍団が危ないとか言っていたようだが・・・」


クッパ「ああ、そのことなんだが・・・」



・・・事情を説明し始めるクッパの口から、とんでもないことが言い放たれる。








クッパ「・・・あの『アウトロー』という奴等・・・ワガハイの軍団を・・・いや、ワガハイの軍団に限ったことではない・・・デデデの配下やポケモン、オクタリアン等々・・・様々な生物を、特殊な改造技術で改造を施し、エネミーを大量生産しておったのだ・・・!!」



一同「・・・・!?」


おろさん「よりにもよって恐れていたことが・・・!」




・・・今まで戦っていたエネミーは、アウトローが無理やり改造したキャラクターたちだということが発覚したのだ。

クッパ「奴等・・・どういう仕組みかは分からぬが、生物達を『カード』に変化させて、改造したり、無理やりつなぎ合わせたりしてエネミーを作っていたらしい・・・」


悠「だから、エネミーを倒したときにカードになってどこかに消えて行っていたのか・・・」

陽介「じゃ、じゃあ、俺たちが倒してた奴等は・・・」


クッパ「ああ、いや、心配する必要は無い・・・どうやら、倒したエネミーは、自動的に元に戻るらしい。改造される前にな。道中でエネミーを蹴散らしていたら分かったことだ。」


ユキナリ「それは・・・安心していいの?」


おろさん「・・・いや、それは本当の話かもしれない。話を聞いてやっと辻褄があったよ。」


・・・エネミーを倒したら元の姿に戻せるというのだが、話を聞いて確信したらしい作者は、コンピューターから画像を2つ取り出す。


・・・その画像は、新聞の記事のようだった。『多発する行方不明事件』と、『行方不明者が次々に発見された』という内容だった。


蓮子「これって・・・」


おろさん「・・・ここ最近、様々な世界で起こっていた事件の数々だ。・・・ほとんど同じ期間に起き始めていたから、妙だと思ってな・・・」


マリオ「そうだったのかい!?何で言わなかったんだよ・・・;」

コウ「・・・いや、むしろ今言ってくれたことで都合が良かったと思うが。これの前に話しても、分からないままだっただろうからな。」


おろさん「・・・行方不明の事件が起き始めていたのは1週間前から・・・エネミーの生産に利用してたとなれば、何かしら説明がつく・・・」


菜乃「1週間前・・・?しかし、最初にエネミーが現れた時は何か月も前では・・・」


おろさん「ああ、それは俺も疑問に思った。・・・大量に生物をとらえて改造するって言うのであれば、人口密度も割合も合わない・・・



・・・となれば、エネミーの8割以上は『平行世界パラレルワールド』から奪ってきた可能性が高い・・・」


メリー「『平行世界パラレルワールド』・・・」

リツ「何だソレ?」



・・・『平行世界パラレルワールド』というワードに、数名は疑問を抱くが、作者は説明を始める。




おろさん「・・・『平行世界パラレルワールド』って言うのは、『IF』・・・つまり、『もしも』『自分が違う行動をとっていたら』等と、今いる自分たちと異なる行動をした場合で、未来が大きく変わってる世界・・・

・・・まぁ平たく言えば、例えばゲームとかで男主人公と女主人公で色々違いが出るみたいな感じだな。」

マリオ「平行世界パラレルワールドに関しては、色々あるし、あったしだよ。異世界のボクが、極端にカオス方面にとか・・・;」


蓮子「・・・何か色々あったみたいだけど・・・そういうのは、本来交わるはずはないんじゃないの?」


マホロア「それを可能にするのが、ウルトラワールドみたいな『クロスオーバー世界』なんだヨォ。君らがこうして、ボクらと関りを持ててるようにネ。」

カービィ「他のクロスオーバー世界を繋いで、いろんな人たちとコラボもしたことがあったよ。」


おろさん「・・・で、話を戻すが・・・おそらく、アウトローは平行世界パラレルワールドの連中までも捕らえて、エネミーを生産している。

・・・基本的、平行世界パラレルワールドの情報までは流石に追いつかないから、何の支障もなくエネミーを生産できたということだろう。」


クッパ「オイオイ・・・そこまでとんでもないことになっていたのか!?だったら尚更だ!!オイ!!ワガハイが直々にBUGに協力してやる!光栄に思え!!」


アルル「急にいつもの偉そうなクッパに戻ってる・・・;」


おろさん「まぁ、どちらにせよ頼もしい仲間が増えるのは良いことだ。



・・・さて、一旦ウルトラワールドに戻ろう。クッパ、お前の部下が待ってるからな。」


クッパ「何!?それは本当か・・・ワガハイが不在の時に襲撃されたと言っていたが、無事なのか・・・。」


千枝「でも、この世界の人たちは大丈夫なの?」



おろさん「心配はない。お前らがエネミーを一掃してくれたおかげで、ある程度の安全の確認はできたし、インクウェル島の連中も、エネミーを問題なく撃退することが出来るようになったしな。


それに、次元の綻びを再起動させたことで、そこを伝って、離れた場所でもいつでもインクウェル島に移動することが出来るようになった。

・・・まだ他にも調べる必要があることは多いし、もしかしたら、クッパみたいに、あの謎のキューブに仲間が合や操られてるかもしれない。島の連中には伝えておいたから、どっちにしろ一旦戻るぞ。」









・・・ということで、一旦ウルトラワールドに戻って行った一同であった。











《ウルトラワールド:スマブラ屋敷》


マホロア「・・・着陸したヨォ。」



おろさん「・・・さて、戻ってきたわけだが・・・ってうおおお?」




・・・スマブラ屋敷に戻って来た一同だったが、光景を見てみると、スマブラ屋敷が改装されていた。

庭や倉庫なども整備されており、結構増築されている。何か若干戦隊ヒーローの基地らしくなってる。

(*ちなみにスマブラ屋敷は、建物が並んでる場所よりまあまあ離れた場所にあります。ただしそこまで人目につかない場所にあるわけではないです。)



大地「ああ、戻って来たか。・・・スティーブ達にも頼んで、まあある程度改装してもらった。屋敷の部屋自体にはそんな手を加えてないからな。
これから、大分ハードなことになるだろうからな。もう少し快適に改装させた。」

うた「まぁ、どっちにしても、設備とかの問題でそろそろ改装する必要性はあったらしいけど「余計なことは言わんでよろしい;;」



カービィ「おおー、なんか前より格好よくなってる。」

おろさん「それは助かるな。しかし随分と珍しい改装の仕方をしたな。」」

大地「こういうのは、形からだとか言うからな。



・・・それはそうと、何か進展はあったか?」


おろさん「ああ色々とね。・・・そっちは、何か情報得たりしたか。」

大地「まぁな。少しだけ。・・・詳しくは、まず屋敷に入ってからだ。」





約10分後・・・



事情を説明中。



大地「生物の改造に、対象を操るキューブか・・・そりゃあ面倒だな・・・


・・・つか、なんでわざわざそんなキューブを使ったんだ?アウトローの動きを考えれば、改造するのも手だが・・・」


おろさん「何故かというのに関してはまだ全く分からない・・・だが、どっちにしろ面倒なことをしてくるのは確かだ。


・・・そんで、そっちは独自で調べて何かわかったことはあるか?」


大地「ああ・・・様々な世界中に広がった謎の古代文字だが・・・




・・・あれ、どうやら『紋章』のエネルギーを伝って広がったらしい。」


おろさん「・・・本当か?」






蓮子&メリー「紋章・・・?」←盗み聞きしていた






一旦区切ります。

悪意の虚無 ( No.41 )
日時: 2021/10/05 17:45
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: N0SZnmuB)

続き。



《ギルドの司令室》





おろさん「・・・(コンピューターで調べる)成程・・・シャドウ因子に対処するために作られた『反逆の紋章』が・・・だーからあんなスムーズに倒せるようになったわけか・・・」

大地「らしい。本来だったら、エネミーも紋章の力で片付けられるはずの敵だが、正体不明の謎の耐性力によって、あの謎の古代文字が放たれるまで全く倒せなかった・・・だが、その分ダメージが入ったり、破壊された時の脆さやデメリットが出てしまうんだろう。
紋章に関しては、多分他の世界もそうなんだと思う。」


おろさん「そうか・・・さて、クッパを操っていたというキューブの事、帰り際に色々調べて分かったことを、話しておいた方がよさそうだな。



・・・そこにいる2人と、クッパたちも呼んでくれ。」



蓮子&メリー「(気づかれてた・・・;)」




5分後。


・・・ということで、クッパたちも呼んだ。


おろさん「・・・さて、(なんか話がグダグダになってた気がするけど)また早速集まってもらったわけだが・・・


・・・他者を操る謎のキューブの存在・・・そして人型のエネミー・・・アウトローの連中は、まだまだ戦力を隠し持っているということが明らかになった・・・それに、クッパを救出できたことは大きな一歩にもなる。」


クッパ「まぁ、例は言っておこう。」


おろさん「・・・それで、そのキューブの痕跡を頼りに少し調べたわけだが・・・



・・・そのキューブ、どうやらエネミーのと同様、『シャドウ因子』を材料に使っているということが判明した。」


マリオ「シャドウ因子を・・・」


おろさん「シャドウ因子は、他者の心の闇や弱みに付け込むからな・・・おそらく人型のエネミー・・・もとい『アウトロー兵』も、そのキューブを使って生産されいる可能性が高い。
多分悪意のある連中が、キューブの力に飲まれて、手遅れの成り果てに化して『アウトロー兵』になったということだろう。ありゃ『虚無』の力だ。」


クッパ「むう・・・ワガハイも一応悪の大魔王だからな・・・いや、それだけではない・・・軍団を好き勝手にされた怒りにも付け込まれてのだろうな。」

むらびと「ところで、クッパが言ってた拠点の一つの『アッチーノ島』はどうだったの?」


おろさん「ニット達や、クッパを探してた7人衆の数名を調査に向かわせたが、跡形もなくすでに撤収してた。クッパを奪還したから色々バレそうになるのを避けるためだろう。」


ウィッチ「そこらへん進展なしですわね・・・」


おろさん「ああ・・・「お父さーん!!」「クッパ様ー!!」おっ・・・」


・・・すると、司令室に、クッパの息子『クッパJr.』と、クッパの側近『カメック』がやって来る。後からモノクマと、小柄な茶髪少年が。


クッパ「おお!ジュニアにカメックではないか!無事でよかったぞ!」

クッパJr.「それはこっちのセリフだよ!行方知れずになってたと聞いて心配だったんだぞ!!」

カメック「我々も謎の襲撃に会い、結果的に希望ヶ峰学園のお世話になってしまいましたが・・・」


モノクマ「うぷぷ。困ったときはお互いさまって言うじゃないか。」

小柄な茶髪少年「・・・とりあえず、どっちも無事でよかったよ。」


メリー「えっと、君は・・・」


小柄な茶髪少年→苗木「あっ、初めましての人は初めまして。ボクは『苗木誠』。一応希望ヶ峰学園の生徒です。」


おろさん「・・・一般の者から、選抜で選ばれる『超高校級の幸運』・・・彼『苗木誠』はその1人だ。」


蓮子「へぇ・・・」


おろさん「・さて、ルドウィッグ達クッパ7人衆は、後々来るが・・・」


クッパ「質問は無用だ。アウトローにひっ捕らえられたせいでかなり戦力は減っているが、軍団の者達にはとことん協力させてもらう。」


おろさん「ああ、それはどうも・・・」


マリオ「・・・それにしても、なんでクッパ場が襲撃されたんだ?カメック達から話を聞いたけど・・・」


おろさん「ああ、それも聞きただしたんだが・・・」


カメック「細かくは分かりません・・・そもそも誰に襲われたのかも検討がつかず・・・」


おろさん「・・・とまぁ、こんな感じだ。何で希望ヶ峰学園に飛ばされたのかも不明だが・・・








・・・さて、そろそろ本題に入らせてもらう。


シャドウ因子を使い、様々な生物を改造して生産する『エネミー』・・・2つの生物を合わせ作り出す、エビテンという男曰く『合体獣ディスペクター』と呼ぶエネミー・・・シャドウ因子を使った謎のキューブを使い、悪意ある者を『アウトロー兵』にしたり、様々な世界の住人を操る・・・

・・・世界の『隔離』、封鎖、襲撃等々・・・アウトローはかなり厄介かつ悪質な手法で、侵攻してきている。


・・・他の仲間は、諸事情で来られない連中を除いて音信不通。今回で『カップヘッド』と『マグマン』も仲間になるわけだが、まだ数に限界がある・・・」


マリオ「まだ数は足りないのか・・・ダークアイ帝国の件が終わってから、一旦BUGを離れた奴等も多いからなぁ。」


悠「『ダークアイ帝国』・・・?」

カービィ「後々話すよ。」


おろさん「ああ・・・今のところ、メンバーは、この場にいるみんなや、今いないリンタロウやニット、『ルイージ』、『ピカチュウ』、『メタナイト』に『ミュウツー』・・・後は、クッパ軍団に希望ヶ峰学園の者達、また協力関係を得てもらったインクウェル島の連中・・・まぁ次期に増えていくだろうな。

・・・だがやはり、このままだとまだ活動場所がかなり限られる・・・そういうことならば、謎のキューブに操られた仲間の救出も必要だ。仲間が増えれば、活動範囲も広くなる。




・・・そして、引き続き、アウトローの侵攻の阻止、占領されたエリアの奪還、隔離されかけているインクウェル島の捜索等、とにかく頼んだ。こっちも、対処を練る。





・・・これからもっと忙しくなるぞ・・・」











《インクウェル島:カップヘッド達の家》


ケトルじいさん「・・・準備はバッチリか?・・・怪我しないように気をつけるんじゃぞ。」

カップヘッド「もちろん!これからとんでもないことになるぞー!」

マグマン「遊びじゃないのは分かってるよね・・・?」


















コロモ「・・・兄者。どうやらBUGとやらのの者達が・・・」

エビテン「分かってますよ。エネミーの事も、『シャドウブロック』の仕組みにも、ちょっとだけですが気づいてしまったようですねぇ。」

コロモ「しかし、何故エネミーが倒されると、元の姿に戻ってしまうのでしょうか・・・」

エビテン「元々、実体のない物体ですからねぇシャドウ因子は。破壊されると同時に、どうしても、エネミーにしていた者が『解放』されてしまうようで・・・あの慣れ果て人間どもは例外ですが・・・





・・・予想外の事を起こされると面倒なんですよねぇ・・・」












『インクウェル島編』

To be continued














~後書き~
どうも。最近久々に、前に聴いたボカロをいくつか聴いたおろさんです(滅茶苦茶どうでもいい)。そういえば今日最後のスマブラファイター来るけど誰だろう。
さて、『インクウェル島編』は一旦ここで終わりです。これからいろいろ始まりますので。(もちろん次期に完結には向かわせます。)
ウルトラワールドでの日常。一体何が起きるのか、お楽しみに。


(このあとちょっとお知らせあります。)