二次創作小説(新・総合)

いざ輝針城 ( No.385 )
日時: 2022/03/29 17:15
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: CE4YyNoS)

どうも。おろさんです。



・・・今回はいざ輝針城。何か・・・守り切ろう的な話のその1(??)です。




《人間の里:鯨呑亭》


・・・居酒屋『鯨呑亭』で、『伊織順平』と再会した美鶴達。

と言うワケで、何かと事情を説明する。



順平「えええっ!?そこまでの事になってたの!?」

美鶴「残念ながら事実だ。岳羽に関しても、再会できたのはついこの前の話だ。」

ゆかり「私もアイギスも、シャドウブロックとか言うのに操られてたらしいんだよねー・・・」

順平「何か簡単には信じがたい話だなぁ・・・」

明彦「しかし、何でお前はこの居酒屋に?」←酒にプロテインを入れている

美宵「あの、お酒にそう言うの入れられると・・・」

明彦「それに、この女も人間じゃないようだし、何がどうなっている。」

順平「あー・・・理由ってなると、この場所に迷い込んじゃってたら、そこでこの子に助けられて・・・

まぁ、そのお礼でここでバイトしてたって感じだな。時々子供たちに野球教えたりしたけれど。」

アイギス「なるほどなー・・・(辺りを見回す)・・・しかし、お客さんが全然いませんね?」

順平「そこなんだよな・・・」

美鶴「何か知っているのか?一応里の人間の様子を見たが、私達から見ても大分おかしかったな。」

順平「まぁ色々知ってますよ。幻想郷って言うこの場所自体の事も、この里で起きてる事も、詳しいことは美宵ちゃんに教えてもらったんだけれど・・・」

・・・順平は、里で起こっていたことを説明する。まず、(大体内容は他の面々が見たものと同じなので以下略)の新聞を見せる。

明彦「これはなんだ?人の不安をあおるような内容なのはわかるが・・・」

アイギス「ポケモン達がいますが・・・改造されてるわけじゃないようですね。」

順平「ああ・・・どうやらこの新聞がばらまかれたせいで里の人たちの不安が募ってたらしいんだ。ポケモンはわからないけれど・・・


・・・ところがどっこい、そこに『ゲーチス』って名乗る男が現れてから様子がおかしくなったらしい。人間の尊厳だとか、何か意味不明な事言い出してさ・・・

・・・しかも、おかしくなった人達は、何かそのゲーチスって奴に取り繕ってるっぽい女の子が開いた寿司屋でしか食事をとらなくなったとかで、そのせいで他のお店に客が来なくなったって。来るとしても、何故か影響を受けてない子供かおじいさんおばあさんばっかりで・・・」

明彦「客足が遠のいたのか?流石に不自然だな・・・」

順平「そのせいもあって、やがてこの子がお世話になってる店主のおじいさんも寝込んぢまったよ。

放っておけなかったんだけれど、妖怪だとかシャドウっぽいけど何か違う生き物・・・多分ハートレス?とかがいるせいでまともに近づけないのよ。召喚機も無かったからペルソナも使えなかったし・・・」

美宵「・・・・」

ゆかり「そう・・・言われてみると放っておけない話ね。この事も作者だとかに伝えればいいわね。」

美鶴「その方が良いだろう。・・・それで、話を変えてしまうが伊織、天田やコロマルがどこにいるかは知っているか?」

順平「うーん、天田少年は分かんないですけど・・・「ワンワン」あ」

・・・すると、目が赤色の、柴犬のアルビノの犬が入って来る。『虎狼丸』こと『コロマル』である。

順平「コロマルは無事だったよ。俺より前にここで世話になってたらしいんだ。」

コロマル「ワンッ!」

アイギス「後は天田さんだけですね。」

美鶴「ああ・・・ひとまず、里で起こっていることを何かと伝えて、その寿司屋の事も探った方が良いだろう。」

明彦「寿司屋・・・しかし、何故寿司屋何だ?魚と米ばかりではバランスが悪くないか?」

順平「いやまぁそうかもだけどそこじゃないですよね!?いや幻想郷に海や寿司屋ないらしいから物珍しいのかもしれないけど・・・」








《輝針城》

・・・幻想郷の上空に建っている、空中に浮かぶ逆さの形をした城『輝針城』。

そこに、スティーブとメタナイトが向かっていた。


メタナイト「あそこが輝針城・・・たしか、一寸法師の末裔とやらが住んでいるのだったな。」←翼で飛んでいる

スティーブ「・・・・」←エリトラで滑空

メタナイト「・・・さぁ、早いところ行こうか。カービィ達も今頃何かしらの情報を掴んでいるかもしれないし我々が後れを取るわけにもいかん。」


・・・と言う事で、輝針城に入り込む。


この様子を、空中で誰かが見ていた。・・・天邪鬼の少女『鬼人正邪』だった。



正邪「ん?何だアイツら・・・何で輝針城何かに・・・

・・・もしかしてそういう事か・・・ククッ。折角だから少し『邪魔』してやろう・・・」






・・・こうして、輝針城に入った2名。


メタナイト「事態が事態とはいえ勝手に入って大丈夫だっただろうか・・・人がいる気配も無いのだが・・・」

スティーブ「・・・・!!(気配を察知する」

メタナイト「何か見つけたのか?・・・いや、この気配は・・・」


・・・すると、小判の弾が何発も飛んでくる。2名はすぐ避ける。

そこで現れたのは、その小人族、一寸法師の末裔を自称している小人『少名針妙丸』が、マリオシリーズの『ガマネー』に付けられた感じのディスペクターだった。


小金連結《スクナマネー》「・・・・」



メタナイト「ディスペクターにされてしまっていたか・・・!」

スティーブ「・・・・!!」←構える



スクナマネー「・・・・」←小判弾を放ちまくる



メタナイト「っ!!(避ける)中々厄介そうだが・・・


・・・まだ遅い!!」


・・・メタナイトの一撃で、スクナマネーはダメージを受け軽く吹っ飛ぶ。


スクナマネー「・・・・!!「ガンッ!!」!!!?」


・・・隙を付いてすぐさまスティーブが金床を落として大ダメージ。そのままあっさりと撃退。『ガマネー』と『少名針妙丸』のカードに戻り何処かへと消え、針妙丸の方は元に戻ってそのまま落下。


スティーブ「・・・・」←針妙丸をキャッチ

メタナイト「あっさり倒してしまったが・・・何かが変だな・・・「うーん・・・」

・・・すると、針妙丸はすぐ起き上がる。


針妙丸「ん・・・あれ・・・私は一体何を・・・って・・・誰」

メタナイト「ああ、話すと長くなるのだが・・・」

針妙丸「そ、そうなの?・・・って・・・ええっ!?」

スティーブ「?・・・・・!!」

メタナイト「む?急に驚いてどうした?」

針妙丸「う、後ろ後ろ!!」

メタナイト「後ろ?・・・ってまさか!!「ガキィン!!」っ!!」


何者かが結構なスピードで突撃してきて、扇子らしきもので攻撃。2名は剣で攻撃を防ぐ。


メタナイト「っ・・・一体何者なんだ「ドガッ!!」ヴァッ!?」

・・・突然部屋が老朽化し始め、『不運』にも床(もしくは天井)の一部が落ちてメタナイトに当たる。


メタナイト「っ・・・今のは・・・」


現れたのは、派手な服装をしている橙髪の少女と、反対に何か貧乏そうな服装をしている青髪の少女・・・疫病神の『依神女苑』と、貧乏神である姉の『依神紫苑』だった。

シャドウブロックに操られており、目が金色に光っている。


紫苑「・・・・」

女苑「・・・・」



針妙丸「えええっ、し、紫苑とその妹女苑!?」

メタナイト「あれは・・・噂に聞いた最凶最悪の双子姉妹か・・・!?っ・・・下がっていろ!!下手をすれば「ガンッ!!」がっ!!」


・・・また天井の一部が落ちて、メタナイトの頭にぶつかる。


・・・紫苑の能力の影響で、次第に輝針城が老朽化し始める。


針妙丸「わあああっ!!城がああああああ!!!」

スティーブ「・・・・・!!」

そこで、スティーブが瞬時にブロックで輝針城を補強して行く。


そしたら、何故か老朽化が止まった。


紫苑「・・・・・?」


針妙丸「あ、あれ?止まった・・・」

メタナイト「そうか・・・マインクラフトの世界には老朽化が無いから影響を受けなくなったのか・・・」


スティーブ「・・・・・・!!(ダイヤの剣で攻撃」



女苑「っ!!」←避ける


・・・何故か、紫苑の能力が効いていない。それによって、スティーブはどんどん攻め込んでいる。


針妙丸「・・・ど、どうして紫苑の能力を受けてないの?」

メタナイト「・・・多分『運』の概念が限定的なんだろうアイツは・・・」



紫苑&女苑「・・・・!!」



スティーブ「・・・・・!!」


最期に、金床を落としまくり、依神姉妹に大ダメージ。そのままあっさり撃退した。

・・・シャドウブロックも抽出され、謎の古代文字によって消滅。


メタナイト「さて、とりあえず一件落着か・・・あまり情報は得られなかったが・・・「さぁどうかな?」む?」


するとそこに鬼人正邪が。今まで『邪魔』ではなく、ある意味反対である『様子見』をしていたらしい。


正邪「・・・さっきから随分と『面白い』事をやっていたようだな・・・」

スティーブ「・・・・(『アイツ天邪鬼だよ』とフリップに書いてある」

メタナイト「む?・・・あっ、反対で『面倒』という事か?」

針妙丸「そういう事だと思うよ。正邪は天邪鬼の本分を全うしたいだけだから。」

メタナイト「そうか・・・」

正邪「それより、情報が欲しいんだろ?」←新聞を取り出す

メタナイト「それは・・・新聞か?」

正邪「欲しかったら奪ってみ「バッ」・・・」

スティーブ「・・・」←釣り竿で強奪

正邪「・・・取るの早くね?」

スティーブ「『追いかけっこになると思って』」

正邪「(読まれてたし・・・)」


メタナイト「・・・しかし、この新聞は・・・・なっ・・・!!!?」


・・・その新聞は、他の面々が見たものと内容は同じであるが、メタナイトは記事に写ってある写真に、誰かの去って行く後ろ姿があるのを見つける。


それは、黒づくめの服の緑髪の男だった。


メタナイト「彼は一体・・・?」





女苑「う、うーん・・・あれっ、ここは輝針城?私は一体何を・・・」

紫苑「うう・・・お腹空いた・・・」

スティーブ「・・・・」←ステーキを渡す

紫苑「あっ、何それ美味しそう・・・」

女苑「えっ、誰!?ていうか何そのカクカクしたのってもがっ(ステーキを銜えられる)・・・あっ、意外と美味しい・・・;」




続く。感想お待ちしております