二次創作小説(新・総合)
- 博麗神社付近での出来事。解放を主張する怪しき男現る ( No.389 )
- 日時: 2022/03/31 17:39
- 名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: CE4YyNoS)
幻想郷編。今回から中盤辺りです。レムレスが語る、博麗神社の近くでの出来事とは・・・?
約10分後・・・
《ローア》
・・・作者が連絡を入れ、天翔ける船ローアに一旦戻った面々(魔法の森に向かった面々除く)。幻想郷の面々を連れて行った者達も。
阿求「・・・これが、様々な世界を巡ることが出来るという船・・・貴方達は今までこの船で色んな世界を巡っていたのね。」
大地「まぁそうなるよ。・・・そういやあの小鈴って女には何も言わなかったが・・・まぁ幻想郷的にもこっち的にもべらべらと話すわけにはいかねぇんだが。」
フォックス「ゲッコウガ・・・早速聞くが、命蓮寺とかに結解を張ったのやっぱりお前だろ。」
ゲッコウガ「・・・まぁその通りでござる。念のため持っていて正解だったな。」
慧音「妹紅も阿求も無事でよかったが・・・何故だか色々と違和感があるな・・・」
ニット「多分、いつもは集まらないような人たちが出揃っているからじゃないかしら?」
慧音「・・・言われてみれば確かに・・・」
マホロア「何だかんだで増えたネェ。・・・ソレデ、何で君達もいるんだい万事屋一行。」
銀時「俺達は永遠亭だとかに用があったんだよ。」
マホロア「ソウナノカイ?・・・後で連れて行ってもらうよう頼んでるから待ってネ。」
マミゾウ「(現代文明をはるかに超えているのうこの船は・・・)」
おろさん『・・・皆何かと出そろったな。・・・それで、何か情報はあるか?』
美鶴「ああ。どうやらほとんど同じ情報のようだが・・・」←新聞を見せる
うた「・・・鈴奈庵で同じのを偶然見つけたけれど、結構面倒そうよ。」
マリオ「僕たちも神子さんから聞かせてもらったよ。」
おろさん『むぅ・・・博麗霊夢の裏切り行動や、この不安をあおるような新聞、おかしくなった人里の人間に、ゲーチスという男・・・そして謎の寿司屋か・・・こりゃぁ面倒そうだぜ・・・』
明彦「ああ。俺達はその寿司屋とやらを調べようと思っている。」
メタナイト「・・・私は『ゲーチス』という男の事をもう少し調べよう。この新聞にも微妙に写っているようだし何か裏がある。」
おろさん『ああ分かった。・・・それでなんだが、今蓮子とメリー達が今、博麗神社付近を調べていたレムレス達と合流するために、『紅魔館』に向かってもらっている。』
ファルコ「紅魔館って、レミリアやフランたちの所か?」
ゲッコウガ「たしかあの場所にも結界を張ったでござる。」
おろさん『ああ。前もって悠たちが向かっていたんだが・・・とりあえず、色々知っておく必要があるだろうし、一旦待機するついでで話を聞こうぜ。魔法の森に向かってる菜乃達にも連絡入れて・・・』
《紅魔館付近》
・・・『霧の湖』近くにある深紅の洋館。
そこで、前もって待機した面々(ロボット、ユキナリ、悠、直斗、完二)含め合流。(ちなみに妖怪の山の面々は結果的に早苗以外待機)
カービィ「ここが紅魔館かぁ。レミリア達元気にしてるかなぁ。」
陽介「知り合いなのか?」
ピカチュウ「ああ、ちょっとだけだが。・・・でも・・・」
・・・霧の湖を見回してみると、何か結構薄暗い。奥が全く見えないのだ。
みほ「何か明らかに様子がおかしいような・・・チルノやルーミア達の事が心配になるなぁ・・・」
直斗「ええ、夜でもないのにあのような暗さは少々おかしいですね・・・」
ゲムヲ「・・・詳しいことハ館の方々に聞いたほうが良さそうデショウ。」
百鬼姫「そうじゃな。・・・だがその前に、博麗神社で何があったのかを聞かないとな。」
レムレス「うん、そのために合流したようなモノだからね。」
華扇「・・・成り行きでついて来てしまったわね・・・」
早苗「いいじゃないですか?そう言うの」
ミスティア「むうう・・・訳もわからずいつの間にか霧の湖に連れてこられたけれどどういう事?」
リグル「まぁ良く分からないのは私も同じだよ;」
コウ「・・・・・」
ロボット「・・・どうした。何かあったのか?」
コウ「・・・何でもない話だ。」
・・・と言う事でレムレスとフェーリは、博麗神社付近で目撃した事を説明する。
数時間前
《博麗神社裏の大木付近》
・・・博麗神社の裏にある大木。レムレスとフェーリはこの辺りを探索していた。
フェーリ「・・・センパイと一緒に行動・・・付いてる・・・いや、まさに運命だワ・・・♪」
レムレス「・・・フェーリ?・・・ま、まあとにかく・・・「ガヤガヤ・・・」あれ?」
・・・すると、その大木の近くから何やら賑やかそうな声が聞こえた。
レムレス「・・・行ってみよう、フェーリ。」
フェーリ「は、はい・・・・(そういえば・・・何だか妙な運命・・・というより気配を感じるワ・・・どうなって・・・)」
・・・大木に着くと、そこには沢山の種類のポケモンの群れがいた。
中心部には、ウルトラビーストの『カミツルギ』がいる。何やら側近みたいになってる『トロッゴン』と『バオップ』と話している。
バオップ「それでカミツルギさん、これからどうするつもりっすか?」
トロッゴン「・・・(頷く」
カミツルギ「うむ・・・流石にここに居座るわけにはいかぬな。どうやら近頃怪しげな魔物や人物が現れたなどと噂に聞いている。ここまで充実しているのは滅多にないが、どこかで離れなければならぬかもな・・・
・・・いや、弱気になるのは違うな。こうなればその者達に対抗する術を・・・ムッ!!何奴!!」
・・・2人の気配に気づいたらしく、様子を見ていた2人に向かって斬撃を飛ばす。2人は屈んで避けた。
フェーリ「ひゃあっ!!?」
レムレス「あ、危なっかしいね・・・;」
カミツルギ「人間どもか・・・何用だ。我々は貴様らに屈するつもりはないぞ。」
フェーリ「屈す・・・なんの事カシラ・・・」
レムレス「ほ、本当にどういう事かな?僕たちは最近ここに来たばかりなんだけれど・・・」
カミツルギ「とぼけるな!!・・・さては貴様ら最近現れたという魔物を放っている元凶か!!」
フェーリ「魔物!?」
バオップ「・・・か、カミツルギさん、アイツら本当に知らないんじゃ・・・」
カミツルギ「どうだかな。お前も分かっているはずだろう。人間が大嘘つきの愚か者だという事を。」
バオップ「い、いやそうっすけど・・・」
・・・ポケモン達は、レムレスとフェーリに攻撃態勢をとる。
フェーリ「っ・・・これは面倒ね・・・」
レムレス「何か事情があるようだしあまり争いたくないんだけどなぁ・・・じゃあ、その前に一つ聞いてくれないかな?」
カミツルギ「なぬ?・・・いいだろう。それくらいの猶予はやろう。それで何だ。」
レムレス「・・・君達が住み着いているその大木・・・いつから住み着いたのかな?
・・・元々は『光の三妖精』・・・って言う妖精3人組が住んでいる所らしいけれど、その子たちはどうしたのかな?」
カミツルギ「三妖精・・・?誰だそいつらは。ここを『紹介』してもらった時にはそんな奴らいなかったぞ。」
レムレス「紹介・・・?「おおっと、何をしてらっしゃるのですか。」!」
するとそこに、黒づくめの服装の緑髪の男が現れる。
フェーリ「・・・誰・・・?」
黒づくめの服装の緑髪の男「・・・どうも。私の名は『ゲーチス』。彼らの支援をしている者です。」
レムレス「支援・・・君がこのポケモン達を、この大木に住み着かせたんだね?」
ゲーチス「まぁそういうところです。・・・ですが、彼らをあまり刺激しないでもらえますでしょうか?彼らは愚かな人間達によって追いやられたポケモン達が、そこのウルトラビーストに拾われて成り立った群れ。そのため人間達を憎んでいるのです。」
レムレス「そう・・・ところで、ここにもともと住んでいた住人はどうしたのかな?」
ゲーチス「妖精・・・ああ成程・・・フン、つまらない嘘でかく乱させるのはやめていただきますかね?」
フェーリ「ちょっと!今明らかに何か知ってたわよね!?」
ゲーチス「何の事でしょうか?・・・それより、お仲間の心配は良いのですか?」
レムレス「仲間って・・・「わあああああああああっ!!」えっ!?」
・・・この同時刻に、蓮子、メリー、ピカチュウ、クッパの4名がシャメイガマルに吹き飛ばされていた。
レムレス「何だって!?」
ゲーチス「さぁどうしますかね?」
フェーリ「どうしますかって・・・アナタ、随分と悪質な事を企んでるみたいネ・・・第一人間を憎んでいるなら、あなたこそ・・・」
ゲーチス「私は良いのですよ。」
・・・ゲーチスは、モンスターボールからきょうかいポケモン『キュレム』を繰り出した。
キュレム「キュアアアアアアアッ!!!」
ゲーチス「私はこのキュレムのお陰で、彼らと対等に話し合えているのですよ。
さぁ、さっさと立ち去りなさい!!」
キュレム「キュアアアアアアア!!」←吹雪を放ってくる
レムレス「っ・・・仕方ない、フェーリ、一旦退くよ!!」
フェーリ「はい・・・!!」
・・・やむを得ず、2名はこの場を後にした。
カミツルギ「・・・三妖精・・・か・・・」
・・・カミツルギは考える。誰も住んでいないはずの大木にしては内装や周辺が良い感じになっているため、レムレスの質問を受けて少し疑問を覚え始めていた。
続く。