二次創作小説(新・総合)
- 追跡。吸血鬼連れ去る金色の青年 ( No.397 )
- 日時: 2022/04/05 19:05
- 名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: CE4YyNoS)
どうも。おろさんです。
・・・とうとう姿を現した青年こと『ダイア』から、フランドールを取り戻すために、オオガマゲッソーを倒して急いで追いかけろ!!
オオガマゲッソー「オオオオオオオオ!!」
陽介「っ・・・ダメだ!!イカ足が邪魔で通れねぇ!!」
千枝「やっぱあのディスペクターを倒さなきゃダメなんだね!!よっし行っくぞー!!」
オオガマゲッソー「オオオオオオッ!!!」
・・・オオガマゲッソーは、口から魔術の薬品を振り掛けまくる。対し、一同は魔法などの攻撃で相殺。
蓮子「『月の妖鳥』!!」
メリー「『化猫の幻』!!」
オオガマゲッソー「ッ・・・・!!オオオオオオ!!!」
今度は、紫色の炎を振りまく。
レミリア「コラァァァァァ!!!私の妹を攫う上に何や肩を燃やすのよ!!」
パチュリー「・・・少し落ち着きなさいレミィ。多分これは・・・」
・・・やってきたパチュリーが、氷系の魔術で炎を消していく。
オオガマゲッソー「・・・・!!」
悠「畳み掛けるぞ!!・・・『イザナギ』っ!!」
オオガマゲッソー「!!」
・・・隙を付いて悠が『イザナギ』でオオガマゲッソーを切り裂く。大ダメージを与えた。
オオガマゲッソー「ッ・・・!!」
陽介「ナイスだ鳴上!!今のうちに・・・!!」
・・・すぐに一同が一斉に攻撃し、無事にオオガマゲッソーをすぐに撃退した。
『ボスゲッソー』と『壊れた大釜』のカードに戻り、何処かへと消えて行った。
レミリア「片付いたわね!!次はフランを連れ去ろうとしてるあの男ね!!」
クッパ「さっさと急ぐぞ!!」
ピカチュウ「・・・なぁ、ところで咲夜はどうしたんだ?」
レミリア「先に行ってもらったわ。咲夜は時間を操れれるような能力を持っているからさっきのくらいなら大体通り抜けられるし、多分あの男も見つけているかも。」
雪子「いつの間に」
コウ「・・・館中を探し回った方が良いな。」
という事で、館中を探し回る。
少しして。
蓮子「・・・皆、あのダイヤって人とフランって子を見つけ出せたかなぁ。」
メリー「見つけたら連絡があるんじゃないの?」
蓮子「あ、たしかにーー「オイ!しっかりしろ!!」えっ!?」
すると声がしたのでそっちに行ってみると、そこに倒れこんだ咲夜と、それを目撃して駆けつけたと思われるコウがいた。
蓮子「えっ!?えっ!?だ、大丈夫・・・よね?」
メリー「・・・どうやら、体力を大幅に消耗して疲弊しているみたい・・・一体何があったの?」
コウ「お前ら・・・いや、俺が見つけた時にはこのまま倒れていた。・・・ん?」
すると、咲夜が起き上がる。
咲夜「っ・・・わ、私は・・・そ、そうでした、妹様を連れ去ろうとするあの男を・・・」
コウ「見つけたのか?・・・一体何があった。」
咲夜「・・・確かにあの男を見つけたけれど・・・
・・・あの男・・・私の能力が全く効かなかった・・・能力で時を止めても尚平然と動いていたわ・・・っ・・・(よろける」
メリー「・・・む、無茶はしないでください、彼はどの方向に行ったんですか?」
咲夜「・・・あの方向に・・・」
蓮子「わかりました。私達がすぐに・・・「チュドォォォォン!!!」!!?」
すると、咲夜が指さしていた方向から物凄い爆発音が鳴った。
数分前
紅魔館のある部屋にて
フラン「っ・・・(失神中」
ダイア「・・・あの女、時を止められることが出来るなんてな、意外だったな・・・まぁ俺には無駄なんだがな。」
・・・ダイアは、かなりのエネルギーを放つ『魔導書』を取り出す。
ダイア「・・・俺の魔法は『月魔法』。時を操るようなモンも混じっているんだよなぁこれが。その上俺は肉体『ノーバディ』であり、ちょいと強化されてるんでね、ナイフなんざ軟体動物みたいなものだ。
・・・ん?待て。妖怪の類は月のエネルギーに依存しているわけだし、俺の月魔法活用すればベノディア様呼ばなくともこの女の体も保てるように出来るんじゃないか。・・・時間を無駄にしたな何故思いつかなかったんだ「随分と長い独り言だねぇ。」・・・!?・・・誰だ。」
・・・ダイアの背後には、深紅のパーカーと青黒いジーパンを着た、長く伸ばした橙色(赤色が混じってる)の髪の毛を生やしている、眼鏡を掛けた女の人の姿が。
・・・隣にはガラルサンダーが。
ダイア「・・・誰かと思えば、たしか『ナリト』とか言うヤツか。色々計画の邪魔してくれちゃった女。」
・・・『ナリト』と呼ばれるその少女は、少し笑みを浮かべて口を開く。
ナリト「・・・随分な憶え方をされてるねぇ。まー仕方がない事だろうけれど。
・・・それより、その子(フランドール)、あの人達に返した方が良いんじゃないの?」
ダイア「却下だ。この吸血鬼もこっちの計画に必要なんでね。
・・・そもそも、お前こそいい加減返してくれないか。そこのガラルサンダーと・・・
・・・・『細胞王』をさ。」
ガラルサンダー「・・・・・(構える」
ナリト「・・・やってみなよ外道が。」
ダイア「お前も人の事言えてねーだろうがっ!!!!」←銃器を取り出し突っ込んでいく
・・・こうして現在。咲夜が指さした方向に、蓮子とメリーが向かって見たら・・・
フラン「すー・・・すー・・・」
・・・ダメージを受けて負わされていたはずの怪我が完全に癒え、すっかり眠っている。
ただし、部屋の中は結構荒れていた。
レミリア「い、今何か物凄い音が鳴ったから来たけれど・・・何なのこの状況・・・!?ていうかフランは・・・すっかり怪我が治ってる・・・」←駆けつけた
メリー「こ、これって一体・・・?」
蓮子「・・・ん?」
・・・荒れた部屋を見てみると、やたらと長い(3メートル以上もある)橙色の髪の毛が落ちていた。
蓮子「・・・髪の毛・・・と言うには結構長いけどこれって・・・?」
《???》
その頃。
ベノディア「・・・かなり危なかったわね。よりにもよってナリトが来ているなんて・・・」
ダイア「クソッ・・・凄いヘマをしちまった・・・」
・・・かなりの大ダメージを負わされているダイア。『ナリト』にフランドールを奪還され、更にかなり窮地に追い込まれていたタイミングでベノディアに連れ戻された。
ダイア「ベノディアさん・・・あのナリトって奴何なんですか?人間でもハートレスでもノーバディでもないし・・・」
ベノディア「生憎、私も分からないわ。少なくとも、あれは多分『レクスターズ』の類の可能性はあるけれど・・・完全計算外の存在なのは確か。」
ダイア「っ・・・それで、これからどうするつもりですか。俺は魔法で体を回復することは造作も無いですが・・・」
ベノディア「・・・とりあえず、今は様子見ね。ゲーチスの事もあるし・・・」
ダイア「そうですか・・・
・・・(それにしてもあのBUGって組織・・・能力や力、ポテンシャルはあるがまだ惜しいな・・・
・・・いや・・・もしかしたら俺は奴等の事を侮り過ぎているのか・・・?足止め用に放ったディスペクターもあっさり倒されちまったし・・・)
・・・面白いな・・・もし連中が博麗の巫女を救ったとなるのであれば・・・その時は・・・」
・・・ダイアは、『普通の魔法使い』が描かれたカードを再びちらつかせた。
続く。感想OK。