二次創作小説(新・総合)
- 魔法の森探索。世界最速のハリネズミと黄色い伝説現る ( No.398 )
- 日時: 2022/04/06 21:11
- 名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: CE4YyNoS)
どうも。おろさんです。
・・・さて、紅魔館で色々とありましたが、今回はその頃の話。魔法の森に向かってまだローアに戻っていない面々のその頃です。
《魔法の森:霧雨魔法店》
・・・『霧雨魔理沙』が営んでいる(・・・よな?)の店であり家である施設。
・・・菜乃達はアリスに案内され、この場所へ。
薬子「へぇ、ここが魔理沙さんの」←ガスマスク着用
シンボラー「・・・意外と大きな家だな。」
菜乃「そりゃあ一応魔法店だからでしょうし。」
アリス「・・・結局、薬子以外は何もせずとも普通に行けるってどういう事よ・・・;」
シンボラー「我は特性で瘴気による作用は効かぬからな。」
アリス「そう・・・;」
菜乃「・・・さて・・・アリスさんから聞いた話などからすれば・・・恐らく魔理沙さんの行方が分からない可能性が高い・・・
最悪の場合は・・・いえ、こう言うのは口に出さない方が良いかもしれませんね・・・とりあえず、まずは周辺を探してみましょう。「チュドォォォォン!!!」・・・!?」
すると、突如物凄い音が鳴った。
菜乃「い、今の音は・・・」
シンボラー「む・・・(気配を察知)何か近づいてくるな。エネミーと思わしき反応が複数・・・それとは別でざっと3体・・・内1体は・・・エネミー共と残りの2体に追われているのか・・・?」
菜乃「成程・・・と言う事は・・・!!」
《香霖堂》
・・・森近霖之助の元を訪ねたウィッチとむらびと。
ウィッチ「ほほう。ここが香霖堂とやらですか。」
むらびと「どうもこんにちは」
霖之助「な、何なんだ君達は!?・・・ぱっと見て、魔女と・・・えーっと・・・どちら様?」
むらびと「むらびとです」
霖之助「・・・いやそういう事じゃなくて「むらびとです」いやだから「むらびとです」あ「むらびとです」・・・わかったよ・・・;(諦)
それで、どうやら君達は幻想郷や外界とは異なる全く別の世界からの住人のようだけれど何のようなんだ。これでもかなり危うい状況なんだ。個人的な方じゃないぞ幻想郷の存続に関わることだ。」
むらびと「冗談抜きで?」
霖之助「冗談抜きでだ。物凄い深刻な事態になっているんだ。」
ウィッチ「その危うい状況を解決するためにワタクシ達が来たのですわよ。」
むらびと「冗談抜きで。」
霖之助「・・・本当かい?」
ウィッチ「失敬な!!」
むらびと「本当に。」
霖之助「・・・ハァ、分かった。信じよう。そもそも異世界の住人が平然と幻想郷に訪れていること自体、何かあるんだろうしね。
・・・時間が惜しい。早いところ互いの情報を共有しよう。」
・・・こうして、互いの情報を共有する。
霖之助「・・・幻想郷だけでなく、他の世界も巻き込んで・・・にわかには信じがたいけれど、幻想郷中に奇妙な魔物が現れるし、霊夢も何だか様子がおかしいし、魔理沙や紫達も行方不明だし・・・」
ウィッチ「其方こそ非常に厄介な事になっているようですね・・・」
むらびと「今頃みんな同じような情報掴んでれば良いんだけれど。」
霖之助「他にも来ているのか?」
ウィッチ「ええ実に多数」
霖之助「多数か・・・そっちから見ても相当深刻な事態という事なんだろうね・・・」
ウィッチ「それで、何かもう少し情報とかありませんか?もしかしたら、操られている仲間や知り合いがいるかもしれませんので・・・」
霖之助「情報・・・と言えるかは分からないけれど・・・ちょっと来てくれ。」
・・・と言う事で霖之助に、香霖堂の奥の部屋に案内される。
そこには、下半身が魚になっている、いわゆる『人魚』の少女と、狼の耳と尻尾が生えた、『人狼』の少女が、相当なダメージを受けて眠っていた。
ウィッチ「こ、このお2人は・・・?」
むらびと「凄い怪我をしてるけど・・・大丈夫なの?」
霖之助「・・・人魚の方が『わかさぎ姫』、人狼の方が『今泉影狼』だ。ある日店の近くで倒れていて、しばらくこのまま眠ったままなんだ。」
ウィッチ「それは・・・何でここまでの事に?」
霖之助「・・・多分、魔法の森に居座った魔物達が原因だと思うけれど・・・」
ウィッチ「・・・ちょっと容態を見させてもらいますわよ。事によれば、ワタクシでも簡単にどうにかできるはずですわ。」
霖之助「あ、ああ、構わないが・・・」
・・・と言う事で、わかさぎ姫と影狼の容態を調べてみる。
ウィッチ「これは・・・軽めの呪詛を浴びているようですわね。ちょっと手を銜えればすぐに起きるはずですわ。」
霖之助「そ、そうか。良かった。・・・あっ」
すると霖之助は、あることを思い出す
霖之助「このタイミングで思い出したんだけど、そう言えば、君達の仲間だと思う者達が、魔法の森をうろついているんだ。」
むらびと「本当!?誰!?」
霖之助「僕もちょっとしか見てないから分からないけれど・・・
・・・物凄いスピードで走る青いハリネズミと、黄色い、丸っぽい生き物・・・だったかな。」
むらびと「・・・えっ、それって・・・」
《霧雨魔法店付近》
赤蛮奇「っ・・・一体全体何なんだよっ・・・!!」
・・・音がした方向に駆けつけると、裏地が青い赤いマントを身に着けている赤髪少女・・・ろくろ首のが、エネミーと謎の2名から逃げ回っている。
薬子「あの子は一体・・・誰?」
菜乃「気にはなりますが、彼女を追いかけているのは・・・」
・・・一同の視界には、二足歩行の青いハリネズミと、手足がはえいぇ手袋やブーツを身に着けた黄色い丸もいた。
菜乃「『ソニック』さんと・・・『パックマン』さん!?」
・・・その2名は、『ソニック』と『パックマン』だった。シャドウブロックに操られているようだった。
一旦区切ります。
- 魔法の森探索。世界最速のハリネズミと黄色い伝説現る ( No.399 )
- 日時: 2022/04/07 19:02
- 名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: CE4YyNoS)
続き。
赤蛮奇「・・・ん?あ、あんた達は・・・誰だ?どこかで見た気がしなくもない奴いるけれど、魔物の仲間じゃ・・・ない・・・のか?」
シンボラー「この見た目だが違う。」
アリス「貴方、確か人里に紛れ込んでいる・・・」
ソニック「・・・・」←スピン攻撃
パックマン「消火栓を投げてくる」
菜乃「っ!!(防ぐ)・・・話は後です。ここは私達に任せてくださいっ!!」
薬子「お薬をくらえーっ!!(?)」←『毒魔法』の薬を投げる
ソニック「・・・・」←蹴飛ばす
薬子「・・・そう簡単にはいかなかった;」
菜乃「次来ますよ!!」
パックマン「・・・」←横必殺の『パワーエサ』で突撃
アリス「迎え撃つわよ!!『上海人形』!!」
上海人形「シャンハーイ」
人形使いであるアリスは、上海人形を上手く使って弾幕攻撃
ソニック&パックマン「・・・・・」
・・・対し2名は、ソニックは持ち前の素早さで、パックマンは同じく横必殺『パワーエサ』で軽やかに避けた。
アリス「意外と避けに長けてるみたいね・・・!」
ソニック「・・・・・」←接近してくる
菜乃「読めてますよこれくらいっ!!」←『炎魔法』で攻撃
ソニック「っ!!」
パックマン「・・・・!!」←『フルーツターゲット』でメロンを投げる
シンボラー「甘い!!」←『エアスラッシュ』で防ぐ
・・・攻防を繰り広げていく。互角の差である。
アリス「ああもう!!どれだけ弾幕を軽やかに避けるのよ!!別にスペルカードルールに沿ってるつもりも無いのに!」
菜乃「単純に相手の回避率ですが・・・確かに埒があきませんね。」
ソニック「・・・・・!!」←蹴り上げようとしてくる
薬子「あっ!また来ーー・・・ん?」
ソニック「・・・・「ドガッ!!」!?」
・・・横から何か赤い物体が飛んできて、ソニックにぶつかる。
・・・その物体は・・・赤蛮奇の頭部だった。
赤蛮奇「思わずやってみたけれど・・・横から不意打ちすれば意外といけるわね。」←飛ばした頭部を回収
パックマン「!!!」
菜乃「・・・せいっ!!」
菜乃が刀を振り下ろし、パックマンは攻撃を避ける。
・・・すかさず赤蛮奇は頭部を投げ、2つに分裂させてパックマンに当てる
シンボラー「ほう・・・差し詰めろくろ首または抜け首か。」
菜乃「上手くやれば、2人を倒せるかもしれませんね!
・・・と言う事で、えっと名前は存じ上げませんが・・・手伝ってくれませんかー!?」
赤蛮奇「・・・まぁいいよ。こっちも事情があるからさ!!後私は『赤蛮奇』!!」
ソニック「・・・・!!」
パックマン「・・・!!」
・・・と言う事で、赤蛮奇と協力してソニックとパックマンを正気に戻す。
菜乃「炎魔法『スナイプバーナー』っ!!」
・・・菜乃は、刀に力を込めて魔力弾を放つ。
ソニック「・・・・!「隙ありっ!!」
すぐさま隙を付いて、赤蛮奇が能力を駆使し、頭部を九つに分裂させ取り囲み、弾幕攻撃。
ソニック「っ!!」
パックマン「・・・!!」
薬子「毒魔法『ドラッグボム』!!」
薬子が薬型の魔術爆弾を投げつける。パックマンはすぐ避けるが・・・
アリス「それっ!!」
・・・アリスが上海人形で突き飛ばす。それにより、さっきダメージを受けたソニックにぶつかる
シンボラー「これで最後だ!!」
・・・シンボラーがエアスラッシュを放ち、2名に大ダメージを与えた。
無事に2名は倒され、抽出されたシャドウブロックも謎の古代文字によって消えた。
菜乃「これで無事解決ですね。」
薬子「後は2人をデスバーンに運んでもらわないと。」
デスバーン「任せれぃ」
赤蛮奇「えっ、連れて帰るの!?」
シンボラー「彼らは元々我らの仲間なのだ。・・・さっき奇妙な物体が出て来ただろう?ソレのせいで2人は操られていたんだ。」
赤蛮奇「何か都合が良い気がするけど・・・まあいいや・・・
・・・・ああっ!!それよりだ!!わかさぎ姫と影狼は大丈夫なのか!?」
菜乃「わかさぎ姫と・・・影狼?友達か何かですか?」
赤蛮奇「うん・・・一緒にいた時に、さっきの魔物やこの2人?に追い回されて、はぐれて・・・」
菜乃「成程。それは・・・「プルルルル・・・」おや」
すると通信機から連絡が。相手はウィッチのようだ。
菜乃「あ、ウィッチさんですか。・・・え、あ、はいそうですか。こっちもカクカクしかじか・・・
・・・その友達、どうやら香霖堂にいるようですよ。・・・生憎ここには手掛かりは無さそうですし、行っておきましょう。」
赤蛮奇「ほ、本当にか・・・?」
アリス「にわかには信じがたいと思うけれど、本当の事らしいのよ。」
・・・と言うワケで、一同も香霖堂に向かうのだった
続く。感想OK。