二次創作小説(新・総合)
- いざ冥界。探すは境界に住む妖怪 ( No.405 )
- 日時: 2022/04/11 18:48
- 名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: CE4YyNoS)
どうも。おろさんです。
・・・さて、前回チルノと大妖精、ルーミアを無事救出。そんでもって次に向かうのは・・・
《人間の里》
・・・人間の里。人間のほとんどが、どこからか仕入れたのか分からない武器を手に取り、ゲーチスの先導により妖怪たちを潰そうとしていた。
ゲーチス「・・・フム・・・計画は順調に進んでいますね。貴方も中々役立ってくれますね。」
へらへらしている寿司屋の少女「ええはい。色々ありましてお陰様で
・・・ところでゲーチスさん、計画って言ったって何をしようと考えてるんです?」
ゲーチス「申し訳ありませんが、あんまり易々とは教えられないのですよ『クラキ』さん」
へらへらしている寿司屋の少女→クラキ「そうですか・・・まぁ、私はここの人が寿司を食べてくれさえすればいいんですけれど。」
ゲーチス「物分かりが良くて助かります。
・・・さて、奴等が何かと感づいてしまっているようですし、そろそろ計画を実行するべきですかねぇ。」
・・・ゲーチスは、2つのカードを合わせた1枚のカードを取り出す。
ゲーチス「・・・『空間王』と『無限大のエネルギー』を電融で合体させたディスペクター、『無想電融王』・・・どう言った力を示すのか楽しみですねぇ・・・」
「良からぬことを聞いたな・・・」
・・・ゲーチスの発言を、毛先が橙色の白髪で黄目の、猫と合わせられた合成獣の青年(?)がバッチリ聞いていた。あれっ、彼は確か・・・
《ローア》
アミティ「エス!!?久しぶりー!!」
エス「あ、アミティ!!ちょ、ちょっ、そんなべたつかないで」
・・・魔法の森、紅魔館、霧の湖に向かっていた面々がローアに戻って来る。後に駆けつけて来てくれた面々を着て、そういう事で、何かとそれぞれ事情を説明する。
みほ「きょ、脅迫!!?」
ロボット「ああ、その可能性が高い。」
クッパJr.「実際エネミーを従えていたし・・・」
菜乃「おまけに最も関りの深い友人である魔理沙さんも行方不明。何かしらの事に巻き込まれたのは否めませんねぇ・・・」
百鬼姫「山に現れた大型ディスペクターがやたらと華扇殿を狙っていたのも、もしかすればその『ダイア』とやらが脅迫材料を増やそうとした可能性もあるのでは?お主もあの赤白脇巫女と大層親交が深いと聞くし。」
華扇「否定出来ないわね・・・」
クラウド「・・・そして、20体の『王』、か・・・」
ファルコ「ジザルギルって名乗ってたアウトロー幹部のUMAは、何故か現れていたギャラクティックナイトの事を『銀河王』と呼んでたな・・・となりゃあそいつもアウトローの命当てに入っているってワケか・・・・・・」
メタナイト「しかし、まさかギャラクティックナイトが幻想郷に来ていたとは・・・ダークアイ帝国沙汰で復活し、以降姿をくらましていたが・・・」
ピカチュウ「『破壊王』として狙われてたフランはしばらく紅魔館で安静にしてもらってるが・・・何だかはた迷惑な話だな。王だの何だのと・・・」
クッパ「正直複雑な気分だぞ」
ロボット「クッパは先導能力や力等色々才やポテンシャルがあるし、カイオーガは陸を海に沈めることも造作も無いからな。方法次第では確かに世界を壊滅させかねん。・・・『王』とされて狙われるのもおかしくないのかもな・・・」
ソニック「オイオイ・・・想像以上に深刻になってんじゃねーか。そんなとんでもないことやってる奴等に利用されちまったのか・・・」
コウ「何というか・・・世界を元に戻していくたびに、次に向かった世界で行われている行為の陰湿さが増しているな。」
アルル「とにかく、霊夢を助けないと幻想郷の隔離は戻せそうにないね・・・。
・・・で、話が変わるけどそう言えば・・・」
スティーブ「・・・・」←依神姉妹にステーキを沢山あげる
紫苑「美味しい・・・こんな幸せで良いのかなぁ・・・」
女苑「いいのよ!!それでいいんだよ姉さんっ!!」←号泣
慧音「・・・そう言えば、寺子屋の子供たちは大丈夫なのだろうか・・・」
ゲッコウガ「念のためまたまた結界を張っておいた。張ったばかりならすぐ壊れることは無いでござる」
ルーミア「そーなのかー」
チルノ「大地、一体何読んでるんだ?」
大地「んあ?ニセコイだけど。読んでみるか?子供にはまだわかるまいが」
チルノ「何だとー!?」
大妖精「(この人意外と恋愛系の本読むんだ・・・)」
阿求「(推理小説も読んでほしいんだけれどなぁ・・・)」
咲夜「・・・あら、私の顔に何かついてる?」
アルル「何か、また増えたね・・・;」
カーバンクル「ぐぐー」
フォックス「まぁ、道中で結構手を貸してくれる奴等増えたからな。」
ピカチュウ「咲夜も、レミリアの命で来たんだってよ。」
リデル「文さんもにとりさんも後で来ると思います。」
クルーク「どれだけ関りある人出来たんだよ・・・;」
ラフィーナ「・・・それで、ここからどうするつもりですの?」
マホロア「あ、そろそろ連絡が来るはずだヨォ「あー、聞こえるかー?」噂をすれば早速」
・・・そこで、作者から連絡が入る。
おろさん『みんな、何かしらの情報共有は出来たようだな。』
メタナイト「ああ。・・・しかし、まだ根本的な問題は解決できそうにない。そもそも、賢者である八雲紫も行方不明だし・・・」
おろさん『・・・今回は、その八雲紫に関してだ。
・・・単刀直入に言うと、お前らには『冥界』にある『白玉楼』に行ってもらいたい。』
・・・作者のこの発言に、面々の8割は驚く。
マリオ「冥界って、確か死者の国世界みたいな場所だよね?」
おろさん『ああ。でもこっちのは、結界に穴が開いたりして現在行き来が容易になってるんだ。
色々手間かけたおかげで、やっと通信することが出来てな。隔離のせいで冥界への行き来が非常に難しくなってたんだ。それと、どうやらゲッコウガが結界を張ってくれていたおかげでアウトローの侵攻も受けていない。
白玉楼の当主は八雲紫と関りが深い。だから現在どこにいるのかとかもしかしたらわかるんじゃないのか?と思ってな。』
ルーミア「そうなのかー」
シェゾ「連絡をMZDやマスターハンドに任せていたが、冥界と連絡を取らせたのが理由か?」
おろさん『まぁな。・・・冥界以外にも幻想郷と関りがある面子がいるんで、エックスは後戸の国、サタンは地獄の方に向かってもらってる。』
ティ「エックスが何か入念に準備をしていたが、そのためか。」
りんご「えっと、私はパスで大丈夫でしょうか・・・;」
おろさん『あー・・・まぁ無理にとは言わないよ。・・・まあ、他にも探してほしい場所結構あるしさ。
美鶴達は引き続き人里に現れた寿司屋だとかやゲーチスの事を調べてもらってるし、銀時たちはどうやら永遠亭に行くために幻想郷に来たようだし・・・まあ要するに、またそれぞれ行動を頼む。』
大地「白玉楼だったら、俺やうたが向かう。・・・蓮子とメリー、後衣玖も来てくれないか。」
蓮子「えっ、私達?」
メリー「構わないけれど、何でかしら?」
大地「悪いが、確証が無いからあんま下手に言えねぇ。確証があった時にちゃんと説明するから。衣玖に関しては、天人だとかの事もあるらしいし。」
おろさん『どっちにしろ多分また2人の力が必要になると思う。・・・早いところお願いするよ。』
蓮子「まあそうね。だったら早く行こう!」
メリー「そうね!」
銀時「・・・天人と書いて天人か・・・何かややこしくねーか?」
ロボット「そっちが機械と書いてからくりと読んでいるようなものだ。
・・・まぁ、大抵の天人は傲慢じみた性格だと聞く。多分連中も大体は天人と差異は無いだろう。」
神楽「誰が傲慢ネ!!」
新八「いや、決して神楽ちゃんの事を言っているわけじゃ・・・」
神楽「オメーは黙ってろ実写引きずりが!!」
新八「誰が実写引きずりだよ!?ていうか何でその言われ様!?」
一旦区切ります。
- いざ冥界。探すは境界に住む妖怪 ( No.406 )
- 日時: 2022/04/12 18:59
- 名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: CE4YyNoS)
続き。
約20分後・・・
《冥界》
と言うワケで、すんなりと冥界にいざやって来た。
大地「ここが冥界ねぇ・・・」
うた「ポップンワールドだったら、魔界も地獄みたいな場所も平然とあるけれど、まぁ新鮮味があるわね。」
蓮子「・・・それで、これからどうするのかしら。まぁ見当はついてるけれど・・・」
メリー「多分まずは当主に会えばいいにょね。そうなると色々とーー「その必要はありません。」えっ?」
・・・すると、長い階段から誰かが降りてきた。
隣に白いフヨフヨしたような物体『半霊』が浮かび、ボブカットにした白髪(もしくは銀髪)に黒いリボンを付けている、白シャツに青緑のベスト、短めの動きやすいスカートを着ている、2本の剣を持った少女・・・白玉楼の庭師『魂魄妖夢』である。
妖夢「貴方達が、異世界人と未来の外界人ですか。そして竜宮の使いも・・・」
衣玖「ど、どうも・・・」
妖夢「話や事情、経緯等は作者とやらから聞いています。」
大地「・・・作者が事前に伝えてたみたいなこと言ってたなそういや。それなら話が早ぇ。・・・わざわざ来たって言うんなら、白玉楼に案内できるか。」
妖夢「はい、そのために来たようなものですから。」
・・・そういう事で、妖夢に案内される一同。
青みがかった髪の三白眼の男「・・・あの賢者を探すという事か。」
少しして。
《白玉楼》
・・・何の問題も無く白玉楼に到着した一同。一室で、当主『西行寺幽々子』が、食事をとりながら座って待っている。
幽々子「あら~、いらっしゃい。」
蓮子「この人が白玉楼の・・・」
メリー「結構綺麗な人ね・・・」
幽々子「フフッ、意外と言うじゃない。
・・・それで、早速だけど本題に入ろうかしらね。まず、貴方達の口から確認したい事とかがあるから、話してもらえるかしら?」
・・・そういう事で、改めて事情を説明。
幽々子「うーん・・・流石に聞き捨てならない話ばかりね。用務が里で買い物に行くどころか、冥界にも出ることが出いなかったことも色々説明が付くわ。
食料が尽きる前に来てくれてよかったわねー。」
妖夢「ええ、まぁ・・・;」
大地「・・・少し無理な質問をするかもだが、それで、八雲紫が今どこにいるかとかは心当たりがあるか?」
幽々子「生憎だけれど、私も良く分からないわ。所在自体や、冬の時とかは別として、一切姿を現さなかったり連絡も無かったりだと・・・」
大地「まぁ、そうだよな・・・」
幽々子「それにしても紫ったら、何でこんな面白そうな人たちの事を何も言わないのよ!!霊夢や魔理沙や一部の妖怪達は出入りしていたって聞くのに行き来も駄目だって・・・もう、何でああいう時は・・・」
大地「・・・今思うと、行き来の許可の判定も紫の堅苦しさ頑固さも良く分かんねーな・・・;いや一部なんとなくわかるけどよぉ・・・」
うた「・・・とりあえず、これからどうする?無駄足って言うのは全然違うけど、まだあの人(と言うか妖怪だけど(紫の事を言っています))の情報も無いし。」
どうするか悩んでいた時、すると・・・
幽々子「あっ、紫の居場所につながるかどうかは分からないけれど・・・ちょっと悩みみたいなのがあるのよ。」
衣玖「悩み・・・?」
妖夢「・・・この引き出しの中を見てみればわかります。」
・・・一室の襖を開けてみると、そこには闇の瘴気で出来たとされる結界が張られてあった。
大地「結界か?」
妖夢「はい、ある日突然こんなものが。別に何かを入れたわけではありませんが・・・」
大地「だったら割ってみるか。・・・オラッ「バチィッ!」いっ・・・!?」
・・・蹴りで破壊しようとしたら、謎のエネルギーで弾かれてしまった。
大地「オイオイ・・・対策済みってか・・・」
うた「じゃあどうやって・・・あれ?」
・・・その結界に、鍵穴のような穴が見えた。
蓮子「鍵穴・・・?」
メリー「じゃあ、試しに・・・出来るかしら?」
・・・キーブレードを現し、試しにかざしてみると・・・
幽々子「・・・それがキーブレード・・・でも、鍵穴みたいな穴があるって言ったって・・・「ガチャッ・・・」あら」
・・・何と、あっさりその結界が解かれた。
妖夢「あ、あっさりと・・・」
大地「そこら辺案外都合よくできるもんだな。・・・んあ?これって・・・」
・・・解かれた結界から、ワープホールのような物体が。大量の浮かんでいる目玉のような物体が見える。
大地「これ・・・八雲紫がのスキマか?」
蓮子「(なんか見憶えある見た目・・・)」
メリー「・・・」
・・・スキマらしき物体に疑問を持っていたが、するとメリーが無意識にスキマらしき物体に触れる。
蓮子「えっ、メリー!?」
・・・すると、辺りが謎のエネルギーに包まれ、一同は転送される。
うた「っ・・・ちょっと驚いた・・・」
大地「あー・・・んで、ここは・・・」
妖夢「私達も転送されちゃいました・・・」
メリー「あれ、ここは・・・」
蓮子「自分で触った自覚無いの?・・・って、あれ?」
・・・一同は、謎の空間に転送される。・・・目の前には、長い金髪の女性の姿が見える。彼女こそ・・・
幽々子「あら?あれって、もしかして紫じゃないかしら?紫ー!どうしーー」
大地「待て。何か様子が変だぞ。」
・・・その女性は『八雲紫』で間違いなかった。だが様子がかなりおかしい。
紫「・・・・・」
・・・すると紫はスキマを作り出す。2つのスキマから、2体のディスペクターが出現する。
ミートピアの『ゴーレム』にかんおけポケモン『デスカーン』が付けられたようなディスペクター。
棺岩電融《ゴーレムカーン》2体「オオオオオ・・・」
幽々子「あれって・・・さっき言ってたディスペクター!?何で紫が・・・」
大地「いや、ありゃあ・・・ジュペッタ!!『みやぶる』!!」
・・・大地がモンスターボールからジュペッタを繰り出し、『みやぶる』で、『紫に取り付いている存在』を見破った。
・・・いざないポケモン『シャンデラ』に、星のカービィの『ワドルドゥ』が入れこまれたようなディスペクターだった。
灯眼混成《シャンデルドゥ》「シャラララ・・・」
妖夢「ディスペクターがもう一体!?」
大地「アイツが八雲紫に取り付いていたって事だ。この空間と言いあのディスペクターと言い、道理で連絡もつかないわけだ。」
シャンデルドゥ「シャララン・・・」
ゴーレムカーン2体「オオオオオ・・・!!!」
蓮子「今回もやってやろうじゃない!!」
メリー「もう・・・まぁ、張り切って行っちゃおうかしら!」
青みがかった三白眼の男「・・・そろそろ、私も本格的に動くとするか。」
続く。感想OK。