二次創作小説(新・総合)

閉じた恋の瞳 ( No.414 )
日時: 2022/04/18 17:48
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: CE4YyNoS)

どうも。毎度この発言をする必要があるのかわからないおろさんです←



・・・まだまだ続いています『幻想郷編』。地底に向かった蓮子とメリーですが、同行していたデデデとゲッコウガが姿を消す。


久々に登場するキャラや、初登場する面々もまた登場です。






《永遠亭》

・・・通信機を介して、様々な情報を得られた永琳。

永琳「・・・案の定、かなり深刻そうね・・・こっちも何か策を考えないとならないわね。「へぇ、何か思ったより大変そうだねぇ」!」


・・・するとそこに、鈴仙とはまた別の兎の妖怪が現れる。『因幡てゐ』である。

永琳「誰かと思えばてゐじゃない。今までどこに行ってたのかしら。」

てゐ「いやぁ、あのべたべたした物体で縛り付けられて動けなくってねぇ、色々手間かかったの。」

永琳「そういう事・・・」

てゐ「・・・それより、BUGとかは地底に行ったらしいね。さっきその機械で聞こえてたよ。



・・・地底と言えば、やたらと勝手に地底に入ったり出たりしていたのがいたよね。たしか次元の綻びだとかが原因で地霊殿に飛ばされたっていう」

永琳「ああ、何かと噂になっていたあの合成獣キメラだとかって言う元人間の事ね。他にも結構前に髪色が変わったとか結構強力な能力を得たとか・・・


・・・そう言えば、彼も異世界の住人だったわね・・・彼も何か行動しているのかしら・・・」







《地底に繋がる道》


蓮子「変ね・・・急に2人が・・・」

メリー「一体どうなっているのかしら・・・ここはどうする?」

蓮子「うーん・・・ここは探すのを兼ねて進んでみましょ。」


仕方がないので、一旦進んでみる。


「・・・折角だから後を付けてみよっと。」



・・・数分後。



蓮子「・・・2人も見つからないし意外と長いわね・・・;」

メリー「そうね・・・;・・・あら・・・?」


・・・すると、背後から視線を感じる。

メリー「・・・ねぇ蓮子、さっきから結構視線を感じないかしら?」

蓮子「視線・・・・・実のところそうなのよね・・・何か気配を感じるわ。」


・・・とりあえず進む。・・・それをやたらと2人の背後から誰かがついて来ている。


メリー「・・・・(ーー;)」

蓮子「・・・・(ーー;)」



「・・・・」←背後から見つめている



・・・そっと2人は後ろを向く。

そこには、黄色い生地に白い2本線の緑の襟、胸元辺りにひし形の青色ボタン、黒い袖、薄く『ラナンキュラス』という花の柄が描かれている緑色スカートという服装で、薄い黄色いリボンが付いた鴉羽色の帽子を被った、黄色味がかった緑髪セミロングと緑目の少女だった。

左胸には、閉じている感じの丸い球体があり、そこから2本の管っぽいモノが彼女の黒い靴のハートの柄に繋がっている。


帽子を被った緑髪少女「あれれ?私の事が見えるの?」

蓮子「えっ?・・・み、見えるけれど・・・どういう事?」

メリー「というかさっきからついて来てたみたいだけれど・・・」

帽子を被った緑髪少女「え、気づいてたんだ。異世界に住んでる人達でで店長達以外でも私の事がはっきり見える人がいるんだねー。・・・あれ、そういう人たち何だかんだ結構いたような」

何かと目を輝かせているこの少女。

メリー「・・・この子どういう子なのかしら。何か店長とか言ってるけど」

蓮子「・・・根拠はないけど、別に悪い子でも無さそうね。それで・・・」

帽子を被った緑髪少女→こいし「・・・あ!そう言えばまだ名前とか言って無かったね!・・・私『古明地こいし』!!よろしくゥ!!」

蓮子「こいしちゃんね。私は蓮子。宇佐見蓮子よ。」

メリー「私はマエリベリー・ハーン。メリーって呼んでね。」

こいし「蓮子とメリー?よろしくね!!」

・・・古明地こいしと出会った蓮子とメリー。そして早速・・・

蓮子「・・・そういえば、いくつか質問良いかな?


・・・この辺りに、青い細い体のカエルみたいなのと、大柄なアヒル・・・っぽいのを見かけたかな?私達の仲間なんだけど・・・」

こいし「知らないなぁ。私が少し前にここに入って、蓮子とメリーを見た時にはそんなの見かけなかったよ。」

メリー「そう・・・どこに行っちゃったのかしら・・・


・・・あれ、ところで何でこいしちゃんはここに?私達は色々目的があって地底に行こうとしてるんだけど・・・」

こいし「私?・・・私も2人と同じで地底に行こうとしてるんだよ?

だって私もここに住んでるし。」

蓮子「えっ、地底・・・こと旧地獄出身なの?」

こいし「うん。『地霊殿』って言うとこに住んでるんだ。そこに私のお姉ちゃんやペットとかがいるよ。」

メリー「姉がいるのね。」

こいし「そうだよ!引き籠ってたり色々あるけどとっても優しいの!」

蓮子「そうなんだ。」

こいし「そうなの。・・・急に変なバリア?のせいで戻れなくなっちゃって。仕方が無いから色んなとこ回ってたら、たまたまここに通じる入り口が通れるようになってて。」

蓮子「(キーブレードで封鎖を解いたからね・・・)」

メリー「・・・目的がほとんど同じなら、この際だし一緒に行く?」

こいし「え、いいの?行く行くー!」


・・・と言う事で、こいしと同行する蓮子とメリーであった。



「こいし・・・無事だったんだな。良かった・・・・んで、あの2人は・・・秘封倶楽部とか言うあの時店に来てた・・・」




数分後。


蓮子「思ったより長いけど、どのくらいで着くのかな?」

こいし「わかんない!」

メリー「ええ・・・;」

蓮子「まぁ仕方がないわね・・・地下だからか通信機繋がらないし、とりあえず辛抱強く進むかぁ・・・って、あれっ?」


・・・すると、何か人影が見えてくる。


メリー「あれって・・・ここに住んでる住人かしら?」

蓮子「でも何か変ね・・・様子を見てみよう。」



・・・物陰に隠れ、様子を見る3名。・・・そこにいたのは・・・




黒い帽子を被った赤ひげ棒人間「・・・結解の解除完了しました。」

黒い帽子を二重に被った棒人間「ああようやくか。わざわざスマンな『ライトハンドマン』。・・・全く、誰がこんな小細工をしていたんだ。」

キングテレサ「これに関しては同意見だな『レジナルド』。こういう結界、いろんな場所に張られていたらしいぜ。それのせいで計画をまともに進められずにBUGが来ちまった。」


何と、アウトローと結託している面々がいたのだ。どうやらゲッコウガが張っていた結界を解いていたようだ。


蓮子「あれってたしかキングテレサ・・・!?何でここに・・・」

こいし「知ってる人?あれ人じゃないけど」

メリー「まぁね・・・あんまり良い奴じゃないけれど」




黒い帽子を被った二重に被った棒人間→レジナルド「・・・まぁ、起こってしまったことは仕方がない。さっさとあのディスペクターを旧都に攻め込ますんだ。」

黒い帽子を被った赤ひげ棒人間→ライトハンドマン「ええ、電波を送りましたのですぐに侵入するかと。」

レジナルド「そうか。・・・さて、我々も旧都に入って、使える奴等を徹底的に捕まえるぞ。・・・あんまりあのディスペクターが取り込んじまうと面倒だしな。」

キングテレサ「だな。つか取り出し方まで考えてないってアイツらもどうなってんだよ勘弁しろよっつーの。」

ライトハンドマン「まぁそうですね。



・・・しかしその前に、盗み聞きをしている不届き者を片付けましょうか。」



蓮子&メリー&こいし「!?」


・・・すると、3人の背後から蜘蛛っぽい妖怪の影が。

その者は、糸であっさり3人を拘束してしまった。


メリー「きゃっ!?」

蓮子「っ、とっくにバレていたのね・・・!!」

こいし「・・・あれ?誰かと思ったらヤマメちゃん?」


・・・その妖怪は、土蜘蛛の少女『黒谷ヤマメ』だった。シャドウブロックに操られている。


ヤマメ「・・・・」



レジナルド「オイオイ、まさか一番の邪魔者がこんな都合よくいたなんてな。」

キングテレサ「こいつらを潰せば好都合だぜ。アイツらの侵攻にも支障が出るし、99コロシアムの時の分を返せるしな。」


メリー「っ・・・結構マズいわね・・・!!」


ライトハンドマン「さて、無駄な抵抗はやめてもらおう。」←銃を向ける


蓮子「げっ、銃器持ちとは・・・」

こいし「はーなーせー!!」


レジナルド「・・・フン、とりあえずコイツを使わせてもらうぞ。」

レジナルドという棒人間は、シャドウブロックを取り出す。

レジナルド「安心しろ。お前のお友達ほどの事はしないさ。」


こいし「・・・お友達・・・?それって・・・」


かなりピンチな状態だった時・・・



「さぁぁぁぁせるかゴラァァァァァァ!!!!!!」


一同「!!!?」


・・・横から何者かが割り込んできて、3人の拘束を解き避難させ、氷らしき物体を放ってレジナルドたちに攻撃(避けられる)。


キングテレサ「チッ・・・オイ!!一体何者だ!!ふざけたことしやがって!!!」



「ああ?ふざけてんのはどっちだよ。随分好き勝手しやがってよぉ・・・」


蓮子「あ、あれ、貴方は・・・」

こいし「あっ、店長!!久しぶりー!!」

メリー「店長!?あの人が!?どういう関係・・・?」


・・・その者は、猫耳と尻尾が生え、喫茶店のエプロンを着ている、毛先が橙色の白髪の青年・・・


黒須「カカカッ・・・さて、この俺も本格登場だぜ。」←バトミントンラケットをペンの如く回す





続く。感想OK。