二次創作小説(新・総合)

クラキの証言。まだまだ漂う不穏な空気 ( No.430 )
日時: 2022/04/29 18:23
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: CE4YyNoS)

どうも。執筆再開ですおろさんです。




・・・まだまだ続く『幻想郷編』。終盤に向かっていますよこれでも(ry




数十分後・・・


《ローア》


・・・こころを奪還し、クラキを連行し、そしてローアに戻った一同。


おろさん『何かとありがとうな。お陰で情報が得られそうだ。』

マホロア「サーテト、君達の目的が何なのかとかそう言うのをバッチリ話してもらおうカイ」

クラキ「ハイ、ワカリマシタ(○p○)」


ロボット「・・・何か、随分と様子が変だが?」


ミミッキュ「悪い。少しお灸をすえ過ぎた;」

メタガラ「・・・まぁこれくらいでよかったとも思うが。ちゃんと反省してくれたし。」

黒須「そーいうわけだし、話ちゃんとしてくれると思うぜ?」

さとり「改めて、話してもらいましょう。」

クラキ「ハイ、ワカリマシタ・・・(半泣き」

ミミッキュ「オイ泣くな泣くな;」


と言う事で、クラキから事情を聞きだす


クラキ「・・・えっと、簡潔に言いますと・・・私は、里の人間達に、ゲーチスを崇拝させるように仕向けられたんです・・・」

おろさん『『仕向けられた』?・・・あのディスペクターを使ってか。』

クラキ「いやまぁ半分合ってるんですけれど・・・」


メタナイト「半分?もう半分は何なんだ。」


クラキ「いや、その・・・



・・・菓子売りだとか言う女の人が、『崇拝パイ』って名前のパイ菓子を私に渡して・・・そのパイ菓子、食べた人の事を周りが崇拝するようになるって言う菓子らしいんです。」


ピカチュウ「そんな都合のいい菓子あんのか?」


クラキ「本当なんですよっ!!たしかにゲーチスさんに食べさせたらほとんどの人間があんな風に・・・」


さとり「・・・どうやら嘘は一切言っていないようですね。」

黒須「そーんな悪質な菓子があんのかよ・・・何か腹立つな・・・」


シェゾ「レムレスとフェーリがポケモンの群れを見つけたんだが、それに関しては何か知ってるか?」


クラキ「群れ・・・?何かゲーチスが『妖怪が博麗神社を占拠している』って言いふらしていたんですけどもしかしてソレ?」


紫『ちょっ、ちょっと待ちなさい!!何そのデマは・・・いや占拠されているようなモノだったわね・・・;』


クラキ「後『博麗の巫女はもう駄目だ。これからは我々が人間の尊厳を取り戻すのだ』って・・・」


真「・・・この新聞記事と言い、そのゲーチスが言いふらしたって言う発言と言い、かなり悪質な行動をとっているわね・・・」


ファルコ「そのゲーチスだとかは何を企んでるんだ?幻想郷の存続にかかわるらしいから、幻想郷にいる妖怪妖魔目当てのアウトローにとっては霊夢を消すような真似はするとは思えねぇし・・・

・・・まぁ、それ以外にも何かしらの理由はあるんだろうが・・・」


おろさん『・・・とりあえず、またあの大木の所に向かってみよう。騙されていることに気づかせないと尚更面倒な事になるぞ。レムレス、フェーリ、頼むぞ。』


フェーリ「指図されるのは癪だけど・・・分かったワ。」

レムレス「うん、早く行かないとね。」

美鶴「なら、ここは岳羽と伊織、明彦も向かわせる。先程、山岸がそのエリアで変わった反応を見つけた。もしかしたら我々の仲間がいる可能性もある。」

コロマル「ワンッ!」

アイギス「『折角だから行く』・・と言っています。」

美鶴「・・・そうだな。」



ミミッキュ「だったら俺達も行こう。カミツルギ達とは面識があるし説得できるかもしれん。」

クラキ「ま、まだ行くの・・・」

メタガラ「自業自得ですよクラキ。」

黒須「終わったら次は地底だろうな。ミミッキュさん経営の店でやり直せ」

ミミッキュ「おおそれは良い」

クラキ「うす・・・;」

さとり「(さりげなく機会をあげているような・・・)」


こころ「良く分からんが大変だな・・・」

こいし「だよねー」






数分後。


《博麗神社付近》


博麗神社の裏側にある大木。



・・・元々は3名の妖精が住み着いていたが、現在何故かポケモン達が住み着いている。



ゆかり「・・・あれがそのポケモン・・・達?」

レムレス「うん。あの紙っぽいポケモン・・・カミツルギって言うのがリーダー格だ。・・・前もちょっとなら話は聞いてくれたけれど、上手く説得出来れば・・・」

明彦「・・・簡単に出来れば良いんだが・・・・ん?」


・・・すると、明彦は、ポケモンの群れの近くに、また別の影が見えるのを見かける。


明彦「あれは・・・?」



・・・ポケモン達は、どこからか集めたのか、沢山の食料をそれぞれ分けて食べている。



順平「・・・集団としては成り立ってんなー・・・」

ゆかり「言ってる場合じゃないけれど・・・それもそうよね・・・」

コロマル「ワン。」







バオップ「それにしても参ったもんですなぁ。ミミッキュさんとメタグロスさんが何処かに行ってから、料理が出来るポケモンがいなくなっちゃったなぁ。」

トロッゴン「やけにゲーチスさんに悪寒を覚えてたようだが・・・何かあったのだろうか。」


カミツルギ「・・・むぅ・・・」

バオップ「どうしたんですかカミツルギさん。もしかして、あの人間の言葉が気になって・・・」

カミツルギ「・・・いや、そんなことは・・・



・・・それより・・・何やら奇妙な気配を感じるが・・・何者だ?」



ゆかり「!!もしかしてバレて・・・」

フェーリ「いや、違うワ・・・」




「・・・意外と気配を察知できるんだな。でもそんなこと関係ない!!」


・・・茂みの中から、松明を持ったピエロのような服装の妖精少女が出てくる。





クラウンピース「サニーたちを返してもらうぞーっ!!ルナティック・ターイムっ!!!」




・・・地獄の妖精である『クラウンピース』だ。








???「・・・崇拝パイを利用した計画とかはパーになっちゃったけれど・・・まぁいいわ。




・・・出番よアンヴァースちゃん♪」


・・・謎の『菓子売り』の少女は、何やら奇妙な力でアンヴァースを生み出す。

しかもかなり巨大な・・・





続く。感想OK。